JPH0712902Y2 - 自動計量シリンジポンプ - Google Patents

自動計量シリンジポンプ

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JPH0712902Y2
JPH0712902Y2 JP1988114895U JP11489588U JPH0712902Y2 JP H0712902 Y2 JPH0712902 Y2 JP H0712902Y2 JP 1988114895 U JP1988114895 U JP 1988114895U JP 11489588 U JP11489588 U JP 11489588U JP H0712902 Y2 JPH0712902 Y2 JP H0712902Y2
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JP
Japan
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plunger
syringe
reference position
external reference
pulse
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Application number
JP1988114895U
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English (en)
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JPH0237324U (ja
Inventor
英之 三木
洋造 森田
宏文 三浦
心吾 角
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、化学分析装置等において、流体の自動計量を
行うシリンジポンプに関する。
【従来の技術】
シリンジポンプを用いた計量を自動化する手段として、
従来、エアシリンダを用いる方法とパルスモータを用い
る方法とが知られている。エアシリンダによる方法では
計量単位を細かく制御できないので、パルスモータを用
いる方法の方が精密な計量には適している。いずれの方
法にせよ、シリンジポンプの吸引量を制御するには、計
量の基準となるプランジャ位置を決める必要がある。 従来、この計量基準位置の決定は、人手による細かい調
整に至ってなされるものであった。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の方法によれば、計量基準位置決めの巧
拙が計量精度に影響を与えてしまい、また、シリンジ交
換の毎に時間のかかる再調製が必要であった。さらに、
試料を換える場合には、シリンジ内を洗浄しなければな
らないが、このとき、シリンジ内の容積が小さい程、洗
浄が容易で望ましいことは言うまでもない。即ち、計量
基準位置を、シリンジの奥にできるだけ近付けることが
必要となる。 本考案は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、プランジャの計量基準位置決め
を、簡単な構成により、自動的に実行できるようなシリ
ンジポンプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の提供する自動計
量シリンジポンプでは、シリンジ内に摺動可能に挿入さ
れたプランジャと、このプランジャを駆動するためのパ
ルスモータと、所定のパルスを供給することによりこの
パルスモータを駆動制御するパルスモータ制御手段と、
前記プランジャが外部基準位置にあることを検出する外
部基準点検出手段とを備え、前記パルスモータ制御手段
は、前記外部基準点検出手段によって検出された外部基
準位置から前記プランジャを前記シリンジ内に挿入する
方向に与えた所定のパルス数と、前記プランジャがこの
外部基準位置に戻るのに要するパルス数を検知し、両パ
ルス数が等しい場合は、さらに前記プランジャを挿入す
るためのパルス数を少量だ増して、かかるプランジャの
往復動作を繰り返し、両パルス数が異なる値となったと
きに、前回プランジャが挿入された位置を計量基準位置
とすることを特徴とする。
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明
する。 本考案が提供する自動計量シリンジポンプでは、第1図
において、まず、プランジャがパルスモータにより駆動
され、外部基準位置に移動する。プランジャが外部基準
位置に到達すると、光センサあるいはマイクロスイッチ
等の外部基準点検出部により検知され、パルスモータ制
御部により、プランジャが停止する。 さらに、パルスモータ制御部は、一定量N(Nは自然
数)だけパルスを送出し、プランジャをシリンジの奥へ
送り、その後、プランジャを外部基準位置まで戻し、こ
のとき要するパルス数をカウントする。このプランジャ
往復動作の際、往路及び復路に要したパルス数が同じで
ある場合は、プランジャがシリンジの奥に達していない
ので、次に送出するパルス数Nを前回の送出パルス数N
にn(nは自然数)を加えた値とし、再度同様の動作を
行う。一方、プランジャがシリンジの奥にぶつかってい
れば、パルスモータは脱調を起こしているので、復路に
要したパルス数は、送出したパルス数Nよりも小さな値
となる。従って、この場合、前回の送出パルス数N−n
で外部基準位置からプランジャを送り出したときの位置
を計量基準位置とする。これにより、プランジャによる
吸引量0のときのシリンジ内の試料液量を少ない値に抑
えることができる。 なお、自然数nの値は、前記一連の計量基準位置を決定
するのに要する時間とこの計量基準位置で、プランジャ
による吸引量0のときのシリンジ内の試料液量等を考慮
して決定されるべきものである。すなわち、n=1とす
れば、計量基準位置を決定するのに要する時間は長くな
るが、プランジャによる吸引量0のときのシリンジ内の
試料液量が最小となる。一方、nの値を増すにつれて、
計量基準位置を決定するのに要する時間は短くなるが、
プランジャによる吸引量0のときのシリンジ内の試料液
量が増大する。 計量基準位置が決まれば、そこから必要量パルスを送出
することにより、液体の計量(吸引および吐出)を行
う。
【考案の効果】
本考案にかかる自動計量シリンジポンプは、以上の様な
構成としたので、以下に記載される様な効果を奏する。 本考案による自動計量シリンジポンプでは、従来の様に
計量基準位置決めに人手を介さないため、常に計量精度
を保つことができる。さらには、プランジャをパルス単
位で動かした場合、プランジャがシリンジの奥に最も近
くなる位置を計量基準位置としているので、プランジャ
による吸引量0のときのシリンジ内の試料液量を小さい
値におさえることができ、従って、シリンジ内の洗浄を
効率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による自動計量シリンジポンプの構成
をあらわした図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 角 心吾 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所三条工場内 (56)参考文献 特開 昭56−47714(JP,A) 実開 昭61−97725(JP,U) 実開 昭63−33426(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンジ内に摺動可能に挿入されたプラン
    ジャと、このプランジャを駆動するためのパルスモータ
    と、所定のパルスを供給することによりこのパルスモー
    タを駆動制御するパルスモータ制御手段と、前記プラン
    ジャが外部基準位置にあることを検出する外部基準点検
    出手段とを備えた自動計量シリンジポンプにおいて、 前記パルスモータ制御手段は、前記外部基準点検出手段
    によって検出された外部基準位置から前記プランジャを
    前記シリンジ内に挿入する方向に与えた所定のパルス数
    と、前記プランジャがこの外部基準位置に戻るのに要す
    るパルス数とを検知し、両パルス数が等しい場合は、さ
    らに前記プランジャを挿入するためのパルス数を少量だ
    け増して、かかるプランジャの往復動作を繰り返し、両
    パルス数が異なる値となったときに、前回プランジャが
    挿入された位置を計量基準位置とすることを特徴とする
    自動計量シリンジポンプ。
JP1988114895U 1988-08-31 1988-08-31 自動計量シリンジポンプ Expired - Lifetime JPH0712902Y2 (ja)

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JPH0237324U JPH0237324U (ja) 1990-03-12
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CN110988374B (zh) * 2018-10-03 2024-05-28 株式会社岛津制作所 试样注入装置以及试样注入装置的调整方法

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