JPH07128627A - 液晶表示素子の製造装置 - Google Patents
液晶表示素子の製造装置Info
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- JPH07128627A JPH07128627A JP29756093A JP29756093A JPH07128627A JP H07128627 A JPH07128627 A JP H07128627A JP 29756093 A JP29756093 A JP 29756093A JP 29756093 A JP29756093 A JP 29756093A JP H07128627 A JPH07128627 A JP H07128627A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造される液晶表示素子に気泡等が生せず、
液晶表示素子を高い歩留まり率で製造できる製造装置を
提供することである。 【構成】 製造装置は、処理槽1と、処理槽1内の圧力
を減圧する真空ポンプ4を備える。処理槽1内の減圧さ
れた環境下で、一方の基板33と液晶と重合材料の混合
溶液32が塗布された他方の基板31を張り合わせる。
その後、処理槽1内で混合溶液に紫外線を照射し、液晶
と高分子樹脂の相分離を行う。
液晶表示素子を高い歩留まり率で製造できる製造装置を
提供することである。 【構成】 製造装置は、処理槽1と、処理槽1内の圧力
を減圧する真空ポンプ4を備える。処理槽1内の減圧さ
れた環境下で、一方の基板33と液晶と重合材料の混合
溶液32が塗布された他方の基板31を張り合わせる。
その後、処理槽1内で混合溶液に紫外線を照射し、液晶
と高分子樹脂の相分離を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示素子の製造
装置に関し、特に、製造される液晶表示素子に気泡等が
発生しない液晶表示素子の製造装置に関する。
装置に関し、特に、製造される液晶表示素子に気泡等が
発生しない液晶表示素子の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高分子分散型液晶表示装置におい
ては、重合されることにより高分子樹脂となる重合材料
と液晶との混合溶液を一方の基板に塗布し、重合材料を
重合して高分子樹脂と液晶との複合膜からなる高分子分
散液晶層を形成した後、他方の基板と貼り合わせてい
た。
ては、重合されることにより高分子樹脂となる重合材料
と液晶との混合溶液を一方の基板に塗布し、重合材料を
重合して高分子樹脂と液晶との複合膜からなる高分子分
散液晶層を形成した後、他方の基板と貼り合わせてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造方法では、
高分子分散液晶層の表面は凹凸状であり、他方の基板と
の平坦性が一致しない。このため、これらの間に空隙が
生じてしまい、電圧を印加した場合、空隙による気泡の
ある部位と気泡のない部位とに生ずる電界が互いに異な
ってしまい、高分子分散型液晶表示装置の表示特性を低
下させ、歩留まりの低下をもたらしていた。
高分子分散液晶層の表面は凹凸状であり、他方の基板と
の平坦性が一致しない。このため、これらの間に空隙が
生じてしまい、電圧を印加した場合、空隙による気泡の
ある部位と気泡のない部位とに生ずる電界が互いに異な
ってしまい、高分子分散型液晶表示装置の表示特性を低
下させ、歩留まりの低下をもたらしていた。
【0004】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、気泡等が生ずることのない液晶表示素子の製造装置
を提供することを目的とする。また、この発明は、製造
される液晶表示素子の歩留まりの高い製造装置を提供す
ることを目的とする。
で、気泡等が生ずることのない液晶表示素子の製造装置
を提供することを目的とする。また、この発明は、製造
される液晶表示素子の歩留まりの高い製造装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる液晶表示素子の製造装置は、処理
槽と、処理槽内部を減圧する減圧手段と、処理槽に配置
され、減圧環境下で、液晶表示素子の一対の基板を貼り
合わせる張り合わせ手段と、を備えることを特徴とす
る。前記液晶表示素子は、例えば、高分子分散型液晶表
示素子であり、前記処理槽は重合材料を重合させて高分
子分散液晶層を形成する手段を備えてもよい。また、前
記基板は可撓性でも良い。
め、この発明にかかる液晶表示素子の製造装置は、処理
槽と、処理槽内部を減圧する減圧手段と、処理槽に配置
され、減圧環境下で、液晶表示素子の一対の基板を貼り
合わせる張り合わせ手段と、を備えることを特徴とす
る。前記液晶表示素子は、例えば、高分子分散型液晶表
示素子であり、前記処理槽は重合材料を重合させて高分
子分散液晶層を形成する手段を備えてもよい。また、前
記基板は可撓性でも良い。
【0006】
【作用】上述した構成によれば、処理槽内が減圧されて
いるので、一対の基板を接合する際等に、基板と液晶、
或いは、基板と高分子分散液晶層の間に空気が入って気
泡が生ずる等の問題が低減する。
いるので、一対の基板を接合する際等に、基板と液晶、
或いは、基板と高分子分散液晶層の間に空気が入って気
泡が生ずる等の問題が低減する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。 (第1実施例)図1はこの発明の第1実施例の高分子分
散型液晶表示素子の製造装置の断面図である。図示する
ように、この製造装置は、処理槽1と、処理槽1に接続
された空気取入れ弁2、逆流防止弁3、真空ポンプ4、
搬入装置5、搬出装置6、モニタ7、制御部8を備え
る。処理槽1は、水平及び回転移動可能なステージ1
1、基板保持部12、加圧プレート13、紫外線ランプ
14、カメラ15を備える。
明する。 (第1実施例)図1はこの発明の第1実施例の高分子分
散型液晶表示素子の製造装置の断面図である。図示する
ように、この製造装置は、処理槽1と、処理槽1に接続
された空気取入れ弁2、逆流防止弁3、真空ポンプ4、
搬入装置5、搬出装置6、モニタ7、制御部8を備え
る。処理槽1は、水平及び回転移動可能なステージ1
1、基板保持部12、加圧プレート13、紫外線ランプ
14、カメラ15を備える。
【0008】処理槽1は内部を減圧することができる耐
圧構造を有する。空気取入れ弁2は、処理槽1内を大気
圧に復帰する際に開かれ、減圧する際に閉じられる弁で
ある。空気取入れ弁2には、フィルタが配置されてい
る。真空ポンプ4は逆流防止弁3を介して処理槽1内を
減圧する。搬入装置5は遮光かつ気密構造及び耐圧構造
を有し、制御部8の制御下に、重合されることにより高
分子樹脂となる重合材料と液晶とからなる高分子分散液
晶層形成用の混合溶液32が塗布された基板31を処理
槽1内に搬入し、ステージ11上に載置する。
圧構造を有する。空気取入れ弁2は、処理槽1内を大気
圧に復帰する際に開かれ、減圧する際に閉じられる弁で
ある。空気取入れ弁2には、フィルタが配置されてい
る。真空ポンプ4は逆流防止弁3を介して処理槽1内を
減圧する。搬入装置5は遮光かつ気密構造及び耐圧構造
を有し、制御部8の制御下に、重合されることにより高
分子樹脂となる重合材料と液晶とからなる高分子分散液
晶層形成用の混合溶液32が塗布された基板31を処理
槽1内に搬入し、ステージ11上に載置する。
【0009】ステージ11は、内部に駆動部を備え、制
御部8からの指示に従って載置物を水平移動及び回転移
動する。基板保持部12は、ステージ11に載置された
基板31と接合される基板33を保持する共に位置合わ
せを行い、制御部8の制御に従ってこれを下降させて混
合溶液32を介して基板31上に配置させる。基板33
は、ガラス等の紫外線透過性の物質から構成される。加
圧プレート13は、紫外線透過性のもので、基板33上
に昇降自在に配置される。加圧プレート13は、制御部
8の制御に従って、基板31上に基板保持部12に保持
された基板33を混合溶液32を介して接合する際、下
降して基板33上に圧力を加える。
御部8からの指示に従って載置物を水平移動及び回転移
動する。基板保持部12は、ステージ11に載置された
基板31と接合される基板33を保持する共に位置合わ
せを行い、制御部8の制御に従ってこれを下降させて混
合溶液32を介して基板31上に配置させる。基板33
は、ガラス等の紫外線透過性の物質から構成される。加
圧プレート13は、紫外線透過性のもので、基板33上
に昇降自在に配置される。加圧プレート13は、制御部
8の制御に従って、基板31上に基板保持部12に保持
された基板33を混合溶液32を介して接合する際、下
降して基板33上に圧力を加える。
【0010】カメラ15は両基板31、33の画像を取
得し、モニタ7はカメラ15により取得された画像を表
示する。紫外線ランプ14は、制御部8の制御に従って
オンオフし、混合溶液32に紫外線を照射し、高分子複
合膜からなる液晶層を形成する。搬出装置6は気密構造
及び耐圧構造を有し、制御部8の制御に従って、製造さ
れた高分子分散型液晶表示素子を処理槽1から搬出す
る。制御部8は制御盤を備え、この製造装置全体の動作
を制御する。
得し、モニタ7はカメラ15により取得された画像を表
示する。紫外線ランプ14は、制御部8の制御に従って
オンオフし、混合溶液32に紫外線を照射し、高分子複
合膜からなる液晶層を形成する。搬出装置6は気密構造
及び耐圧構造を有し、制御部8の制御に従って、製造さ
れた高分子分散型液晶表示素子を処理槽1から搬出す
る。制御部8は制御盤を備え、この製造装置全体の動作
を制御する。
【0011】次に図1に示す製造装置の動作を説明す
る。まず、搬入装置5により、高分子分散液晶層形成用
の混合溶液32が塗布された基板31がステージ11上
に載置される。混合溶液32は粘性が高く、10〜20
μm程度の厚さであり、搬入の際大きく形を崩すことは
ない。次に、空気取入れ弁2が閉じられ、真空ポンプ4
が稼働し、処理槽1内の圧力を低減する。
る。まず、搬入装置5により、高分子分散液晶層形成用
の混合溶液32が塗布された基板31がステージ11上
に載置される。混合溶液32は粘性が高く、10〜20
μm程度の厚さであり、搬入の際大きく形を崩すことは
ない。次に、空気取入れ弁2が閉じられ、真空ポンプ4
が稼働し、処理槽1内の圧力を低減する。
【0012】処理槽1内の気圧が一定値に達すると、或
いは、減圧動作と同期して、制御部8の制御に従って基
板保持部12が、基板33を保持し、基板31に近接さ
せる。オペレータは、モニタ7に表示された両基板3
1、33の位置が一致するように、制御盤を操作して、
もしくは制御部8の自動制御によりステージ11をX−
Y移動及び回転移動し、両基板の位置を合わせる。
いは、減圧動作と同期して、制御部8の制御に従って基
板保持部12が、基板33を保持し、基板31に近接さ
せる。オペレータは、モニタ7に表示された両基板3
1、33の位置が一致するように、制御盤を操作して、
もしくは制御部8の自動制御によりステージ11をX−
Y移動及び回転移動し、両基板の位置を合わせる。
【0013】両基板31、33の位置が一致したら、基
板保持部12は基板33を下降して混合溶液32を介し
て基板31に貼り合わせ、さらに、制御部8の制御によ
り、加圧プレート13が下降して基板33を押圧する。
この際、基板31、33の間隔はスペーサ及びシール材
により保持される。このとき、処理槽1が減圧されてい
るので、常圧下で両基板31、33を貼り合わせる場合
に比して、混合溶液32と基板33間に気泡が生じ(残
り)にくい。
板保持部12は基板33を下降して混合溶液32を介し
て基板31に貼り合わせ、さらに、制御部8の制御によ
り、加圧プレート13が下降して基板33を押圧する。
この際、基板31、33の間隔はスペーサ及びシール材
により保持される。このとき、処理槽1が減圧されてい
るので、常圧下で両基板31、33を貼り合わせる場合
に比して、混合溶液32と基板33間に気泡が生じ(残
り)にくい。
【0014】この状態で、制御部8は紫外線ランプ14
をオンし、加圧プレート13、基板33を介して混合溶
液32に紫外線を照射し、混合溶液32内の重合材料を
重合する。これにより、両基板31、33を接合すると
共に光重合相分離により液晶と高分子の複合膜からなる
高分子分散液晶層を形成する。
をオンし、加圧プレート13、基板33を介して混合溶
液32に紫外線を照射し、混合溶液32内の重合材料を
重合する。これにより、両基板31、33を接合すると
共に光重合相分離により液晶と高分子の複合膜からなる
高分子分散液晶層を形成する。
【0015】高分子分散液晶層の形成が終了すると、紫
外線ランプ14がオフし、搬出装置6が形成された液晶
表示素子を処理槽1の外に搬出する。以上で、基板3
1、33の貼り合わせと高分子分散液晶層を形成する処
理の1サイクルが終了する。
外線ランプ14がオフし、搬出装置6が形成された液晶
表示素子を処理槽1の外に搬出する。以上で、基板3
1、33の貼り合わせと高分子分散液晶層を形成する処
理の1サイクルが終了する。
【0016】このような構成及び動作によれば、処理槽
1内が減圧されているので、基板31と33を接合する
際、混合溶液32と基板33に気泡が生じにくい。な
お、加圧プレート13を用いたが基板保持部12がこれ
を兼ねても良い。
1内が減圧されているので、基板31と33を接合する
際、混合溶液32と基板33に気泡が生じにくい。な
お、加圧プレート13を用いたが基板保持部12がこれ
を兼ねても良い。
【0017】(第2実施例)以下、この発明の第2実施
例を図2を参照して説明する。この実施例は、可撓性の
フィルム基板を他の基板に接合するための構成を示す。
なお、図2において図1と同一部分には同一符号を付
す。
例を図2を参照して説明する。この実施例は、可撓性の
フィルム基板を他の基板に接合するための構成を示す。
なお、図2において図1と同一部分には同一符号を付
す。
【0018】処理槽1は、フィルム基板43のリール5
1と、リール51に巻かれた紫外線透過性のフィルム基
板43を搬送する送り出しギア52、貼合わせローラ5
3、カッタ54を備える。
1と、リール51に巻かれた紫外線透過性のフィルム基
板43を搬送する送り出しギア52、貼合わせローラ5
3、カッタ54を備える。
【0019】図2に示す製造装置では、送り出しギア5
2の回転により送出されるフィルム基板43の位置をカ
メラ15で捉え、モニタ7に表示する。オペレータは制
御盤を操作し、もしくは制御部8の自動制御によりステ
ージ11を駆動して両基板の位置関係を調整する。基板
41と43の位置が一致すると、貼り合わせローラ53
を回転させ、フィルム基板43を液晶と重合材料との混
合溶液42に端部から密着させながら貼り合わせる。こ
の後、加圧プレート13が下降し、フィルム基板43を
押圧する。押圧しながら紫外線ランプ14が紫外線を照
射し、光重合相分離により高分子分散液晶層を形成と共
に両基板41、43を接合する。次に、カッタ54によ
りフィルム基板43を所定の位置で切断する。
2の回転により送出されるフィルム基板43の位置をカ
メラ15で捉え、モニタ7に表示する。オペレータは制
御盤を操作し、もしくは制御部8の自動制御によりステ
ージ11を駆動して両基板の位置関係を調整する。基板
41と43の位置が一致すると、貼り合わせローラ53
を回転させ、フィルム基板43を液晶と重合材料との混
合溶液42に端部から密着させながら貼り合わせる。こ
の後、加圧プレート13が下降し、フィルム基板43を
押圧する。押圧しながら紫外線ランプ14が紫外線を照
射し、光重合相分離により高分子分散液晶層を形成と共
に両基板41、43を接合する。次に、カッタ54によ
りフィルム基板43を所定の位置で切断する。
【0020】その後、搬出装置6は形成された液晶表示
素子を処理槽1の外に搬出する。以上で、基板41、4
3の貼り合わせと高分子分散液晶層を形成する処理の1
サイクルが終了する。このような構成及び動作によれ
ば、処理槽1が減圧されているので、基板41と43を
接合する際、混合溶液42と基板43との間に気泡が生
じにくい。なお、基板41はフィルム基板でも、通常の
ガラス等から成る剛性の基板でもよい。
素子を処理槽1の外に搬出する。以上で、基板41、4
3の貼り合わせと高分子分散液晶層を形成する処理の1
サイクルが終了する。このような構成及び動作によれ
ば、処理槽1が減圧されているので、基板41と43を
接合する際、混合溶液42と基板43との間に気泡が生
じにくい。なお、基板41はフィルム基板でも、通常の
ガラス等から成る剛性の基板でもよい。
【0021】第1、第2実施例では、液晶と重合材料と
の混合溶液を塗布した一方の基板と他方の基板を接合し
たが、形成済みの高分子分散液晶層を備える一方の基板
に他方の基板を接合するようにしてもよい。この場合、
処理槽1の外で一方の基板31又は41に液晶と重合材
料の混合溶液を塗布し、重合材料を重合して液晶と高分
子樹脂の相分離を行い、高分子分散液晶層32又は42
を形成する。搬入装置5は、これをステージ11に載置
する。その後、基板33又は43を基板31又は41に
貼り合わせると共に加圧プレート13で加圧する。この
場合には、紫外線ランプ14を処理槽1内に配置する必
要はなく、また、加圧プレート13及び基板33又は4
3は紫外線透過性のものである必要はない。
の混合溶液を塗布した一方の基板と他方の基板を接合し
たが、形成済みの高分子分散液晶層を備える一方の基板
に他方の基板を接合するようにしてもよい。この場合、
処理槽1の外で一方の基板31又は41に液晶と重合材
料の混合溶液を塗布し、重合材料を重合して液晶と高分
子樹脂の相分離を行い、高分子分散液晶層32又は42
を形成する。搬入装置5は、これをステージ11に載置
する。その後、基板33又は43を基板31又は41に
貼り合わせると共に加圧プレート13で加圧する。この
場合には、紫外線ランプ14を処理槽1内に配置する必
要はなく、また、加圧プレート13及び基板33又は4
3は紫外線透過性のものである必要はない。
【0022】なお、上記実施例では、高分子分散型液晶
表示素子を製造する場合を例に本発明を説明したが、こ
の発明はこれに限定されない。処理槽1内でTN液晶表
示装置,STN液晶表示装置、強誘電液晶表示装置等の
基板の貼り合わせ、偏光板の基板への貼り付け等を行う
ようにすれば、これらの間に気泡が発生することがな
く、歩留まりが向上する。
表示素子を製造する場合を例に本発明を説明したが、こ
の発明はこれに限定されない。処理槽1内でTN液晶表
示装置,STN液晶表示装置、強誘電液晶表示装置等の
基板の貼り合わせ、偏光板の基板への貼り付け等を行う
ようにすれば、これらの間に気泡が発生することがな
く、歩留まりが向上する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、減圧環境下で基板を接合するので、液晶層又は高分
子分散液晶層と基板との間に気泡等が生じにくくなり、
製造される液晶表示素子の歩留まりが向上する。
ば、減圧環境下で基板を接合するので、液晶層又は高分
子分散液晶層と基板との間に気泡等が生じにくくなり、
製造される液晶表示素子の歩留まりが向上する。
【図1】この発明の第1実施例にかかる高分子分散型液
晶表示素子の製造装置の構造を示す図である。
晶表示素子の製造装置の構造を示す図である。
【図2】この発明の第2実施例にかかる高分子分散型液
晶表示素子の製造装置の構造を示す図である。
晶表示素子の製造装置の構造を示す図である。
1・・・処理槽、2・・・空気取入れ弁、3・・・逆流防止弁、
4・・・真空ポンプ、5・・・搬入装置、6・・・搬出装置、7・
・・モニタ、8・・・制御部、11・・・ステージ、12・・・基
板保持部、13・・・加圧プレート、14・・・紫外線ラン
プ、15・・・カメラ、31・・・基板、32・・・液晶と重合
材料の混合溶液、33・・・基板、41・・・基板、42・・・
液晶と重合材料の混合溶液、43・・・フィルム基板、5
1・・・リール、52・・・送り出しギア、53・・・貼合わせ
ローラ、54・・・カッタ
4・・・真空ポンプ、5・・・搬入装置、6・・・搬出装置、7・
・・モニタ、8・・・制御部、11・・・ステージ、12・・・基
板保持部、13・・・加圧プレート、14・・・紫外線ラン
プ、15・・・カメラ、31・・・基板、32・・・液晶と重合
材料の混合溶液、33・・・基板、41・・・基板、42・・・
液晶と重合材料の混合溶液、43・・・フィルム基板、5
1・・・リール、52・・・送り出しギア、53・・・貼合わせ
ローラ、54・・・カッタ
Claims (4)
- 【請求項1】処理槽と、 前記処理槽に接続され、処理槽内部を減圧する減圧手段
と、 前記処理槽内に配置され、減圧環境下で、液晶表示素子
の一対の基板を貼り合わせる張り合わせ手段と、を備え
ることを特徴とする液晶表示素子の製造装置。 - 【請求項2】前記液晶表示素子は、高分子分散型液晶表
示素子であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示
素子の製造装置。 - 【請求項3】前記処理槽は、重合材料を重合させて前記
高分子分散型液晶表示素子を構成する高分子分散液晶層
を形成する手段を備えることを特徴とする請求項2記載
の液晶表示素子の製造装置。 - 【請求項4】前記基板の少なくとも一方は可撓性基板で
あることを特徴とする請求項1、2又は3記載の液晶表
示素子の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29756093A JPH07128627A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 液晶表示素子の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29756093A JPH07128627A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 液晶表示素子の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07128627A true JPH07128627A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17848134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29756093A Pending JPH07128627A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 液晶表示素子の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07128627A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990003567A (ko) * | 1997-06-25 | 1999-01-15 | 김영환 | 액정 패널의 조립 장치 및 이를 이용한 액정 패널의 조립방법 |
KR19990068245A (ko) * | 1998-01-13 | 1999-08-25 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 액정 디스플레이 장치 제조 방법 |
JP2001264757A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 反射型照明装置及びその製造方法 |
KR100756249B1 (ko) * | 2001-05-22 | 2007-09-06 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정의 탈포 장치 |
KR100764954B1 (ko) * | 2004-03-11 | 2007-10-09 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 액정표시장치의 제조방법 |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP29756093A patent/JPH07128627A/ja active Pending
Cited By (5)
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KR19990003567A (ko) * | 1997-06-25 | 1999-01-15 | 김영환 | 액정 패널의 조립 장치 및 이를 이용한 액정 패널의 조립방법 |
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