JPH07128357A - 加速度センサ - Google Patents
加速度センサInfo
- Publication number
- JPH07128357A JPH07128357A JP27942093A JP27942093A JPH07128357A JP H07128357 A JPH07128357 A JP H07128357A JP 27942093 A JP27942093 A JP 27942093A JP 27942093 A JP27942093 A JP 27942093A JP H07128357 A JPH07128357 A JP H07128357A
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- Japan
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- circuit board
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Abstract
する。 【構成】加速度検出素子2を搭載した回路基板3と、回
路基板3から回路基板3の厚み方向同一となる向きに突
出する接続端子4と、接続端子4の突出側において回路
基板3に隙間Aを空けて対向配置されて接続端子4に固
着されるべース板5とを備えた加速度センサ。
Description
ックシステムに組み込んで使用される加速度センサに関
する。
て、図3に示すものがある。この加速度センサ50は加
速度検出素子51とこの加速度検出素子51が検出した
加速度信号を処理する信号処理回路(図示省略)を搭載
した回路基板52と、信号処理回路から引き出されると
ともに、回路基板52の対向端部それぞれから裏面側に
向けて突出する複数の接続端子53(図では一対だけ図
示している)と、回路基板52の裏面に面着された金属
ベース板54と、金属ベース板54に取り付けられて加
速度センサ50全体を覆うハーメチックケース55とを
備えている。接続端子53は金属ベース板54を貫通し
て配設されており、接続端子53と金属ベース板54と
の間は図示はしないが絶縁処理が施されている。なお、
図中符号56は金属ベース板54の裏面に設けられた絶
縁突起である。
サ50では、接続端子53を取り付け基板60の取り付
け孔(図示省略)に挿通させておいて、接続端子53と
取り付け基板60の配線パターン(図示省略)とを半田
付け等で接続固定するようになっている。そのため、取
り付け基板60において不要振動(特にベンディング)
等が生じて反りが発生すると、その機械的歪みが金属ベ
ース板54を介して回路基板52に伝わって、回路基板
52を反らせてしまうことがあった。このような回路基
板52の反りは加速度検出素子51に影響を及ぼして、
この加速度センサ50を組み込む車載用エアバックシス
テム等の誤動作の原因となる不要出力(加速度を検出す
る方向以外に出力感度を発生させる、いわゆる他軸感度
等)を発生させるので非常に都合の悪いものであった。
ハーメチックケース55を用いない場合、金属ベース板
54を省略することがあるが、このような場合では、取
り付け基板60と回路基板52との間で機械的歪みを吸
収する部材が一つ減少するために、益々不要出力を発生
させやすかった。
による加速度センサの不要出力を防止することを目的と
している。
るために、本発明においては、加速度検出素子を搭載し
た回路基板と、該回路基板から回路基板の厚み方向同一
となる向きに突出する接続端子と、接続端子の突出側に
おいて回路基板に隙間を空けて対向配置されて接続端子
に固着されるべース板とを備えて加速度センサを構成し
た。
子を介して取り付けた取り付け基板において、不要振動
(特にベンディング)等が生じて反りが発生すると、そ
の機械的歪みはベース板に伝わってベース板を反らせ
る。
は、ベース板と回路基板との間に隙間が形成されている
ので直接回路基板には伝わることなく、接続端子を介し
て回路基板に伝わることになるが、このとき、機械的歪
みは接続端子が弾性変形(湾曲)することによって吸収
されるので、ほとんど回路基板まで到達しない。
細に説明する。図1は本発明の一実施例の断面図、図2
はその外観斜視図である。
よびこの加速度検出素子2が検出した加速度信号を処理
する信号処理回路(図示省略)を搭載した回路基板3
と、信号処理回路から引き出されるとともに、回路基板
3の対向端部それぞれに並列配置(図では対向端部それ
ぞれに5本づつ)されて裏面側に向けて突出する複数の
接続端子4と、回路基板3の裏面側に配設された金属ベ
ース板5とを備えている。金属ベース板5は、回路基板
3に対して隙間Aを空けて対向配置されており、その裏
面には、絶縁突起6が設けられている。接続端子4は金
属ベース板5を貫通してその裏面側まで突出しており、
接続端子4と金属ベース板5との間には図示はしないが
絶縁処理が施されている。そして、金属ベース板5には
ハーメチックケース7が取り付けられており、加速度セ
ンサ1全体はこのハーメチックケース7によって覆われ
ている。
に実装される。すなわち、絶縁突起6が取り付け基板1
0表面に当接するまで接続端子4の先端を取り付け基板
10の取り付け孔(図示省略)に挿通させ、この状態で
取り付け基板10の配線パターン(図示省略)に接続端
子4を半田付けすることによって、加速度センサ1を取
り付け基板10に接続固定する。
いて、取り付け基板10に不要振動(特にベンディン
グ)等が生じて反りが発生すると、その機械的歪みは金
属ベース板5に伝わって、金属ベース板5を反らせてし
まう。しかしながら、金属ベース板5と回路基板3との
間には隙間Aが形成されており、金属ベース板5の反り
による機械的歪みは直接回路基板3には伝わらず、接続
端子4を介して回路基板3に伝わることになるが、この
ような機械的歪みは接続端子4が弾性変形して湾曲する
ことによって吸収されるので回路基板3まで到達しな
い。そのため、回路基板3に反りが発生することはな
く、したがって、回路基板3の反りによって加速度検出
素子2から不要出力(他軸感度等)が生じることはな
い。
端子4は回路基板3の対向端部それぞれに並列配置され
ているために、端子対向方向Bに沿っては湾曲しやすく
なっているものの、端子対向方向と直交する方向、すな
わち端子並列方向Cに沿っては湾曲しにくくなってい
る。そのため、金属ベース板5に端子配列方向Bに沿っ
た反りが発生した場合には、ほとんど湾曲することがな
く、金属ベース板5の機械的歪みを回路基板3に伝え
て、回路基板3に反りを生じさせることが考えられる。
速度検出素子2の加速度検出方向Gを接続端子4の端子
配列方向Cと直交する方向にしておけばよい。そうすれ
ば、端子配列方向Cに沿った金属ベース板5の反りによ
って回路基板3に反りが生じたとしても、その機械的歪
みは加速度検出素子2によってピックアップされること
はなく、したがって、加速度センサ1から不要出力(他
軸感度等)が生じることもほとんど起きない。
ち上げ支持すると、その裏面側には従来なかった素子収
納空間が形成されることになる。そこで、この収納空間
に信号処理回路を構成する回路素子Dを配設すれば、全
体が若干高背化するものの、回路基板3の面積を小さく
することができる。
まにしておいたが、この隙間Aに弾性樹脂等を注入し
て、隙間Aを埋めてもよい。
基板3の対向端部に形成されるものでなくともよいこと
は言うまでもない。
ンサを接続端子を介して取り付けた取り付け基板におい
て、不要振動(特にベンディング)等が生じてべース板
を反らせたとしても、そのときの機械的歪みは、接続端
子を介して回路基板に伝わることになるが、このような
機械的歪みは接続端子が弾性変形(湾曲)することによ
ってほとんど吸収されるので、回路基板に反りが発生し
なくなった。
因とする不要出力(他軸感度等)が発生せず、したがっ
て、この加速度センサを組み込んで車載用エアバックシ
ステムを構成したとしても不要振動による誤動作をほと
んど起こさなくなった。
れる隙間に回路基板に搭載される回路素子等を搭載すれ
ば、その分、若干高背化するものの、回路基板の面積を
小さくすることができるという効果もある。
示す断面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】加速度検出素子(2)を搭載した回路基板
(3)と、該回路基板(3)から回路基板(3)の厚み
方向同一となる向きに突出する接続端子(4)と、接続
端子(4)の突出側において回路基板(3)に隙間
(A)を空けて対向配置されて接続端子(4)に固着さ
れるべース板(5)とを備えたことを特徴とする加速度
センサ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05279420A JP3139246B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 加速度センサ |
EP94117543A EP0653641B1 (en) | 1993-11-09 | 1994-11-07 | Acceleration sensor |
SG1996000942A SG66216A1 (en) | 1993-11-09 | 1994-11-07 | Acceleration sensor |
DE69405962T DE69405962T2 (de) | 1993-11-09 | 1994-11-07 | Beschleunigungsmessaufnehmer |
US08/925,896 US6094984A (en) | 1993-11-09 | 1997-09-08 | Acceleration sensor with a circuit board separated from a base plate by a space |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05279420A JP3139246B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 加速度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07128357A true JPH07128357A (ja) | 1995-05-19 |
JP3139246B2 JP3139246B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=17610839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05279420A Expired - Lifetime JP3139246B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 加速度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3139246B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006105598A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Honda Motor Co Ltd | 加速度・角速度センサユニット |
WO2021229932A1 (ja) * | 2020-05-12 | 2021-11-18 | 株式会社村田製作所 | 加速度検出装置 |
WO2023079896A1 (ja) * | 2021-11-04 | 2023-05-11 | 株式会社村田製作所 | 加速度検出装置 |
CN117590025B (zh) * | 2024-01-19 | 2024-03-19 | 中国工程物理研究院电子工程研究所 | 一种压阻式加速度传感器 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP05279420A patent/JP3139246B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006105598A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Honda Motor Co Ltd | 加速度・角速度センサユニット |
WO2021229932A1 (ja) * | 2020-05-12 | 2021-11-18 | 株式会社村田製作所 | 加速度検出装置 |
US11874294B2 (en) | 2020-05-12 | 2024-01-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Acceleration detection device |
WO2023079896A1 (ja) * | 2021-11-04 | 2023-05-11 | 株式会社村田製作所 | 加速度検出装置 |
CN117590025B (zh) * | 2024-01-19 | 2024-03-19 | 中国工程物理研究院电子工程研究所 | 一种压阻式加速度传感器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3139246B2 (ja) | 2001-02-26 |
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