JPH07128246A - 共焦点光学系を用いた結晶欠陥検出方法 - Google Patents

共焦点光学系を用いた結晶欠陥検出方法

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JPH07128246A
JPH07128246A JP27146993A JP27146993A JPH07128246A JP H07128246 A JPH07128246 A JP H07128246A JP 27146993 A JP27146993 A JP 27146993A JP 27146993 A JP27146993 A JP 27146993A JP H07128246 A JPH07128246 A JP H07128246A
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智哉 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共焦点光学系を用いた結晶欠陥検出方法に関
し、1次元方向に走査するだけで結晶全面の結晶欠陥を
簡単に検出することができるとともに、ノイズ光を低減
して解像度を上げることを目的とする。 【構成】 赤外線レーザービームBを結晶の側面から水
平に入射し、このレーザービームの通過経路に沿って存
在する結晶欠陥d1 〜d3 からの散乱光を結晶の上方に
配置した対物レンズ4で集光して結像レンズ7に送ると
ともに、対物レンズと結像レンズの間であって対物レン
ズの焦点位置に位置して、赤外線の波長と同程度の溝幅
Wからなるスリット6を備えた検出用アパーチャ5をそ
のスリットの長手方向がレーザービームと平行になるよ
うに配置し、該スリットを通ってセンサ上に結像される
各結晶欠陥の回折像のそれぞれについて所定次数の回折
光までその光強度を積算し、得られた光強度から各結晶
欠陥を検出するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共焦点光学系を用いた
結晶欠陥の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの半導体結晶は赤外線に対して透明
である。この性質を利用した結晶欠陥の検出方法が種々
提案されているが、共焦点光学系を用いた結晶欠陥の検
出方法もその1つである。図5に、この従来の共焦点光
学系を用いた結晶欠陥の検出方法の検出原理を示す。図
中、51はテーブル52上に載置された半導体結晶のウ
ェハであって、レーザー光源53から赤外線レーザー光
をコリメータレンズ54、ハーフミラー55、対物レン
ズ56を介してウェハ51に照射する。そして、この照
射された赤外線レーザー光は対物レンズ56によって欠
陥を調べるべき所望の深さ位置にその焦点が結ばれるよ
うにそのピントが調整される。
【0003】いま、赤外線レーザー光の焦点位置に結晶
欠陥57が存在する場合、赤外線レーザー光はこの結晶
欠陥57で反射されるので、その反射光を対物レンズ5
6で集光し、ハーフミラー55を介して結像レンズ58
に送り、図6に示すように、結像レンズ58の焦点位置
に設けた赤外線TVカメラ59のセンサ上に結像し、こ
の結像から結晶欠陥57を検出するものである。
【0004】なお、結像レンズ58と赤外線TVカメラ
59の間には、図7に示すようなビンホール60を穿た
れた検出用アバーチャ61が配置されており、このピン
ホール60によって図5中に点線で示すようなウェハ表
面あるいは裏面などからの反射光を阻止し、解像度が低
下することを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の検出方法による場合、赤外線TVカメラ59のセン
サ上に得られる像は、図6に示すような点画像となる。
したがって、図8に示すような結晶全面の結晶欠陥を検
出するには、ウェハ51または観測光学系のいずれかを
X,Y方向に向けて順次所定のピッチ(例えば、センサ
の画素単位)で2次元走査し、この2次元走査における
各点の結像の光強度をそれぞれフレームメモリなどの記
憶手段に記憶していくしかなく、ウェハ全面の結晶欠陥
を検出するにはかなりの時間がかかるという問題があっ
た。
【0006】また、上記した従来の検出方法の場合、解
像度を上げるために、検出用アパーチャとしてピンホー
ル60を使用しているが、従来の検出方法ではノイズ光
を100%遮断することは原理的に不可能であり、ノイ
ズ光の一部は必ずピンホール60を通ってセンサ59に
達するため、ある程度以上に解像度を上げることは困難
であった。
【0007】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、1次元
方向に走査するだけで結晶全面の結晶欠陥を簡単に検出
することができるとともに、センサに入るノイズ光を低
減して解像度を上げることのできる共焦点光学系を用い
た結晶欠陥の検出方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明方法は、赤外線レーザービームを結晶の側面
から水平に入射し、この水平に入射された赤外線レーザ
ービームの通過経路に沿って存在する結晶欠陥からの散
乱光を結晶の上方に配置した対物レンズで集光して結像
レンズに送るとともに、前記対物レンズと結像レンズの
間であって対物レンズの焦点位置に位置して、赤外線レ
ーザ光の波長と同程度の溝幅からなるスリットを備えた
検出用アパーチャをそのスリットの長手方向が前記赤外
線レーザービームと平行になるように配置し、該スリッ
トを通ってセンサ上に結像される各結晶欠陥の回折像の
それぞれについて所定次数の回折光までその光強度を積
算し、該得られた光強度から赤外線レーザービームの通
過経路に沿って存在する各結晶欠陥を検出するようにし
たものである。
【0009】
【作用】図1を参照して本発明方法の原理を説明する。
図1において、1は検出対象たる半導体結晶などのウェ
ハ、2は移動ステージ、3は赤外線レーザー光源、4は
対物レンズ、5はスリット6を備えた検出用アパーチ
ャ、7は対物レンズ、8はCCDセンサあるいはフォト
ダイオードアレイなどのセンサを備えた赤外線TVカメ
ラである。
【0010】本発明が、従来の検出方法(図5)と大き
く異なるところは、赤外線レーザービームBをウェハ1
に水平方向から入射するようにした点、従来のピンホー
ルをからなる検出用アパーチャに代えて、使用する赤外
線レーザー光の波長λと同程度の溝幅Wからなるスリッ
ト6を備えた検出用アパーチャ5を用いた点である。
【0011】すなわち、図1において、赤外線レーザー
光源3から放射された赤外線レーザービームBは、Y方
向(図1の例の場合)に向けてウェハ1に水平に入射さ
れる。この水平に入射された赤外線レーザービームB
は、ウェハ1中をY方向に向かって直進し、ウェハ1の
反対側から出ていくが、このとき、この赤外線レーザー
ビームBの通過経路上に例えば3個の結晶欠陥d1 ,d
2 ,d3 があると、赤外線レーザービームBの一部はそ
れぞれの結晶欠陥で四方に散乱される。
【0012】そこで、本発明では、ウェハ1の上面側に
位置して集光用の対物レンズ4を設けておき、この対物
レンズ4によって各結晶欠陥d1 ,d2 ,d3 からの散
乱光を集光し、集光した散乱光を検出用アパーチャ5の
スリット6を通して結像レンズ7に送り、結像レンズ7
によってセンサ8上に結像させるものである。
【0013】検出用アパーチャ5のスリット6は赤外線
レーザービームBと平行になるように配置されいるの
で、赤外線レーザービームBの通過方向たるY方向に対
しては回折を生じないが、赤外線レーザービームBの通
過方向と直交するX方向には回折を生じる。したがっ
て、赤外線レーザービームBの通過経路に沿って存在す
る各結晶欠陥からの散乱光は、スリット6を通る際にそ
れぞれ赤外線レーザービームBの通過方向と直交するX
方向に回折され、図2に示すような回折像となって赤外
線TVカメラ8のセンサ上に結像される。
【0014】図2中の各回折像は、図1中の各結晶欠陥
1 ,d2 ,d3 からの散乱光による回折像である。そ
こで、この回折像d1 ,d2 ,d3 のそれぞれについ
て、図3に示すように、予め定めたn次回折光までその
光強度を積算すれば、得られた光強度の強さから各結晶
欠陥d1 ,d2 ,d3 を検出することができる。
【0015】この図2から分かるように、本発明の場
合、赤外線レーザービームBの通過経路に沿って存在す
るすべての結晶欠陥を1回の走査で検出することができ
る。したがって、本発明の場合、ウェハ全面の結晶欠陥
を検出するには、ウェハ1または観測光学系のいずれか
をX方向に向けて所定のピッチ(例えば、センサの画素
単位)で移動していけばよい。このようにして、本発明
の場合、X方向に1次元走査するだけで、図8のごとき
ウェハ全面についての結晶欠陥像を簡単に得ることがで
きる。
【0016】また、本発明の場合、赤外線レーザービー
ムBの上下方向(Z方向)の照射位置、すなわちウェハ
表面からの深さ位置を変え、それぞれの深さ位置におけ
るウェハ全面の結晶欠陥を検出することにより、3次元
の立体的な結晶欠陥像を簡単に得ることができる。
【0017】また、本発明の場合、赤外線レーザービー
ムBはウェハ1の水平方向から入射されるので、赤外線
レーザービームがウェハ表面や裏面で反射あるいは散乱
されることがなくなる。このため、従来の検出方法のよ
うにウェハ表面や裏面からの反射光がノイズ光となって
観測光学系に入り込むことがなくなり、検出用アパーチ
ャ5のスリット6によるノイズ光の遮蔽効果と相まっ
て、解像度を高めることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4は、本発明方法を適用して構成した結晶欠陥
検出装置の1実施例のブロック図である。図において、
1は検出対象たる半導体結晶のウェハ、2はウェハ1を
載置して位置決めするための移動ステージ、3は赤外線
レーザー光源、4は対物レンズ、5は検出用アパーチ
ャ、6は検出用アパーチャ5に穿たれたスリット、7は
対物レンズ、8は赤外線TVカメラ、9は赤外線TVカ
メラ8の撮像素子たるCCDセンサ、10は赤外線レー
ザー光源3から放射されるレーザー光を所定のビーム径
まで絞るためのレーザー光絞りレンズである。なお、図
1と同一または同等部分には同一の符号を付して示し
た。
【0019】11は移動ステージ2をZ方向(上下方
向)に移動するためのZ軸移動モータ、12は移動ステ
ージ2をX方向(図2参照)に移動するためのX軸移動
モータ、13は移動ステージ2をY方向(図2参照)に
移動するためのY軸移動モータである。ウェハ1を載せ
た移動ステージ2は、これら3つのモータによってX,
Y,Zの三軸方向に自在に移動できるようになされてい
る。
【0020】14は結像レンズ7のピントをCCDセン
サ8上に合わせるための鏡筒長微調用モータ、16は対
物レンズ4のピントを赤外線レーザービームBの深さ位
置に調整するための焦点合わせ用モータであって、これ
らのモータを制御することにより対物レンズ4と結像レ
ンズ4のピントを希望の位置に合わせることができるよ
うになされている。
【0021】17は赤外線TVカメラ8のCCDセンサ
9から読み出された画像信号をディジタルデータに変換
するためのA/Dコンバータ、18は結晶欠陥の検出処
理を行なうコンピュータ、19はコンピュータ18に種
々の操作指令を入力するためのキーボード、20は得ら
れた1画面分の結晶欠陥の画像データを格納するための
フレームメモリ、21はフレームメモリ20に格納され
ている結晶欠陥の画像データに基づいて結晶欠陥画像を
表示するモニタ装置、22はコンピュータ18の制御の
下に各モータを駆動制御するモータコントローラであ
る。
【0022】次に、前記実施例の動作について説明す
る。まず、結晶欠陥の検出対象となるウェハ1を移動ス
テージ2上に載置する。そして、キーボード19からコ
ンピュータ18に結晶欠陥の検出深さ位置と検出開始位
置を入力すると、モータコントローラ22はコンピュー
タ18の制御の下にモータ11,12,13を回転駆動
して移動ステージ2をX,Y,Zの三軸方向に移動し、
移動ステージ2上に載置されたウェハ1が指定の座標位
置となるように制御する。
【0023】次いで、赤外線レーザー光源3の電源を入
れ、赤外線レーザー光を放射すると、この放射された赤
外線レーザー光はレーザー光絞りレンズ20によって絞
られ、所定ビーム径の赤外線レーザービームBとなって
ウェハ1に水平に入射する。この状態で、焦点合わせ用
モータ16を駆動し、対物レンズ4のピントが赤外線レ
ーザービームBの深さ位置に一致するように調整した
後、鏡筒長微調用モータ14を駆動し、鏡筒15を上下
に微調して結像レンズ7のピントがCCDセンサ9上に
合うように調整する。これによって、対物レンズ4の結
像位置は検出用アパーチャ5のスリット6位置に一致す
るとともに、結像レンズ7のピントはCCDセンサ8位
置に一致した状態となる。
【0024】上記ピント合わせを完了した後、キーボー
ド19から検出動作の開始指令を与えると、コンピュー
タ18は次のようにしてウェハ1の結晶欠陥の検出動作
を開始する。
【0025】すなわち、ウェハ1に入射された赤外線レ
ーザービームBは、ウェハ1中を直進して反対側から出
ていくが、赤外線レーザービームBの通過経路上に結晶
欠陥があると、赤外線レーザービームBの一部がこれら
の結晶欠陥で散乱される。この散乱光は、対物レンズ4
によって集光され、検出用アパーチャ5のスリット6位
置で焦点を結んだ後、結像レンズ7によってCCDセン
サ8上に結像される。
【0026】検出用アパーチャ5のスリット6の溝幅W
(図2参照)は赤外線レーザー光の波長λと同程度とさ
れているため、対物レンズ4で集光された散乱光は、こ
のスリット6を通り抜ける際に溝幅W方向に回折を生じ
る。したがって、結晶欠陥がある場合には、CCDセン
サ9上には図2に例示したような回折像が結像される。
【0027】このCCDセンサ9上に結像された回折像
は、図示を略したCCDセンサ読出回路によって画素単
位でそのデータが順次読み出され、A/Dコンバータ1
7でディジタルデータに変換された後、コンピュータ1
8に入力される。コンピュータ18は、図3に例示した
ように、このCCDセンサ9から送られてくる各回折像
1 ,d2 ,d3 のそれぞれについて、予め定めたn次
までの回折光までその光強度を積算し、得られた積算値
をそれぞれの結晶欠陥からの散乱光の光強度としてフレ
ームメモリ20の対応するアドレス位置に書き込む。
【0028】次いで、X軸移動モータ12を駆動し、移
動ステージ2を所定のピッチ、例えばCCDセンサ9の
画素単位でX軸方向に順次移動し、それぞれのX位置に
おいて前記したと同様の結晶欠陥の検出動作を行ない、
それぞれのX位置における赤外線レーザービームBの通
過経路に沿って存在する各結晶欠陥を検出していく。こ
のようにして、ウェハ1のX方向の全幅に亘って走査を
完了すると、フレームメモリ20には、当該深さ位置に
おけるウェハ1全面についての結晶欠陥の画像データが
得られる。
【0029】したがって、この画像データをモニタ装置
21に表示すれば、図8に例示するようなウェハ1全面
についての結晶欠陥像が得られる。また、この画像デー
タを外部のデータ処理システムなどへ送って所望のデー
タ処理を行なうことにより、例えば結晶欠陥の濃度分布
など、種々の欠陥分析を行なうことができる。
【0030】さらに、Z軸移動モータ11を駆動し、移
動ステージ2を上下方向にも移動させて照射する赤外線
レーザービームBの深さ位置を変え、各深さ毎にウェハ
全面の結晶欠陥像を検出し、これを立体的に組み合わせ
てモニタ装置21に表示すれば、3次元の立体的な結晶
欠陥像を得ることができる。
【0031】なお、前記実施例は移動ステージ2の移動
やレンズのピント合わせを各モータ11〜14,16に
よって自動的に行なうようにした場合について例示した
が、モータに代えて手動で設定するようにしてもよいこ
とは勿論である。また、半導体結晶を例に採ったが、赤
外線に対して透明な結晶であれば、半導体結晶に限らず
他の結晶でも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法による
ときは、赤外線レーザービームを水平方向から結晶に照
射するとともに、スリットからなる検出用アパーチャを
用いて回折像を得るようにしたので、赤外線レーザービ
ームの通過経路に沿って存在する結晶欠陥を1回の走査
で検出することができる。このため、赤外線レーザービ
ームを1次元方向へ走査するだけで、所定の深さ位置に
おける結晶全面の結晶欠陥を簡単に検出することができ
る。
【0033】また、赤外線レーザービームを水平方向か
ら結晶に入射しているので、赤外線レーザービームが結
晶表面や裏面で反射あるいは散乱されることがなくな
る。このため、従来の検出方法のように結晶表面や裏面
からの反射光がノイズとなって観測光学系に入り込むこ
とがなくなり、検出用アパーチャのスリットによるノイ
ズ光の遮蔽効果と相まって解像度を高めることができ、
結晶欠陥の検出精度を向上することができる。
【0034】また、照射する赤外線レーザービームの結
晶表面からの深さ位置を変えながら、結晶全面の結晶欠
陥を検出していくことにより、3次元の立体的な結晶欠
陥像を簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の原理説明図である。
【図2】本発明方法によってセンサ上に結像された結晶
欠陥の回折像の一例を示す図である。
【図3】結晶欠陥による回折光の積算処理の説明図であ
る。
【図4】本発明方法を適用して構成した結晶欠陥検出装
置の1実施例のブロック図である。
【図5】従来方法の原理説明図である。
【図6】従来方法によってセンサ上に結像された結晶欠
陥像を示す図である。
【図7】従来方法における検出用アパーチャの平面図で
ある。
【図8】従来方法によるウェハ全面の結晶欠陥像を示す
図である。
【符号の説明】 1 ウェハ 2 移動ステージ 3 赤外線レーザー光源 4 対物レンズ 5 検出用アパーチャ 6 スリット 7 結像レンズ 8 赤外線TVカメラ 9 センサ B 赤外線レーザービーム W スリットの溝幅 d1 〜d3 結晶欠陥

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線レーザービームを結晶の側面から
    水平に入射し、この水平に入射された赤外線レーザービ
    ームの通過経路に沿って存在する結晶欠陥からの散乱光
    を結晶の上方に配置した対物レンズで集光して結像レン
    ズに送るとともに、 前記対物レンズと結像レンズの間であって対物レンズの
    焦点位置に位置して、赤外線レーザ光の波長と同程度の
    溝幅からなるスリットを備えた検出用アパーチャをその
    スリットの長手方向が前記赤外線レーザービームと平行
    になるように配置し、 該スリットを通ってセンサ上に結像される各結晶欠陥の
    回折像のそれぞれについて所定次数の回折光までその光
    強度を積算し、該得られた光強度から赤外線レーザービ
    ームの通過経路に沿って存在する各結晶欠陥を検出する
    ようにしたことを特徴とする共焦点光学系を用いた結晶
    欠陥検出方法。
JP27146993A 1993-10-29 1993-10-29 共焦点光学系を用いた結晶欠陥検出方法 Expired - Lifetime JP3290784B2 (ja)

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