JPH07128082A - 船舶の対岸壁位置測定装置 - Google Patents

船舶の対岸壁位置測定装置

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JPH07128082A
JPH07128082A JP27509893A JP27509893A JPH07128082A JP H07128082 A JPH07128082 A JP H07128082A JP 27509893 A JP27509893 A JP 27509893A JP 27509893 A JP27509893 A JP 27509893A JP H07128082 A JPH07128082 A JP H07128082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ship
quay
respect
antenna
vessel
Prior art date
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Pending
Application number
JP27509893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Koyama
謙一 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaijo Corp filed Critical Kaijo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 岸壁に特殊な装置を配設することなく、どの
ような方向に船舶が移動してもこれを検出できる、船舶
の対岸壁位置測定装置を提供する。 【構成】 GPSインタフェース121,122は、複数
のGPS航法装置用のアンテナ111,112が受信する
GPS用の送信電波SSから各アンテナが存在する絶対
位置を算出する。位置データ記憶部132は、船舶に対
する各アンテナの相対的位置および測定対象となってい
る岸壁の絶対位置を記憶している。演算部131は、位
置データ記憶部が記憶している船舶に対する各アンテナ
の相対的位置および測定対象となっている岸壁の絶対位
置を読み出すとともに、インタフェースが算出する各ア
ンテナの絶対位置を受け取り、岸壁に対する船舶の位置
を算出し、表示部133に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、岸壁に対する船の位置
等を測定する船舶の対岸壁位置測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オイルタンカーやバルクキャリヤ
等の大型船舶が、バース若しくは岸壁に接岸する際に、
船舶の速度、進行方向を含む接岸する岸壁との位置関係
の検出は、船舶のログやレーダを用い、航海士やパイロ
ットの経験に頼っており、正確さや緻密さに欠けてい
た。
【0003】これらの問題点を解決するために作成され
たものとして、図3(a),(b)に示すような接岸速
度計がある。この接岸計は、岸壁に取り付けた2個以上
の送受波器41,42により、船舶30に向かって超音
波を発射し、その往復時間により船舶30と岸壁40と
の間の距離および速度を算出するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の接岸速度計は、その設備およびメインテナンスには多
大な費用がかかるし、接岸速度計が設備されている所で
しかこの方法は適用できない。また、送受波器の指向角
から外れると測定不可能となったり、船舶が岸壁に近付
く方向または遠のく方向の速度しか検出できないという
欠点がある。
【0005】本発明は上記欠点に鑑み、岸壁に特殊な装
置を配設することなく、どのような方向に船舶が移動し
てもこれを検出できる対岸壁位置測定装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の船舶の対岸壁位
置測定装置は、船舶に搭載された複数のGPS航法装置
用のアンテナと、複数のGPS航法装置用のアンテナが
受信するGPS用の送信電波から各アンテナが存在する
絶対位置を算出するインタフェースと、船舶に対する各
アンテナの相対的位置および測定対象となっている岸壁
の絶対位置を記憶している位置データ記憶部と、位置デ
ータ記憶部が記憶している船舶に対する各アンテナの相
対的位置および測定対象となっている岸壁の絶対位置を
読み出すとともに、インタフェースが算出する各アンテ
ナの絶対位置を受け取り、岸壁に対する船舶の位置を算
出する演算部とを有する。
【0007】また、前記演算部は、岸壁に対する船舶の
位置を連続的に算出し、岸壁に対する船舶の移動速度を
算出し、算出した移動速度を用いて一定時間後の船舶の
予測位置を算出するとともに、算出した岸壁に対する船
舶の位置および岸壁に対する船舶の移動速度並びに一定
時間後の船舶の予測位置を表示部に表示するのが好まし
い。
【0008】
【作用】インタフェースは、複数のGPS(Global Pos
itioning System)航法装置用のアンテナが受信するG
PS用の送信電波から各アンテナが存在する絶対位置を
算出し、位置データ記憶部は、船舶に対する各アンテナ
の相対的位置および測定対象となっている岸壁の絶対位
置を記憶している。演算部は、位置データ記憶部が記憶
している船舶に対する各アンテナの相対的位置および測
定対象となっている岸壁の絶対位置を読み出すととも
に、インタフェースが算出する各アンテナの絶対位置を
受け取り、岸壁に対する船舶の位置を算出する。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の船舶の対岸壁位置測定装置
の一実施例を示す図、図2は図1の実施例を詳細に示す
ブロック図である。船舶10には、2台のGPS航法装
置用のアンテナ111,112、2台のGPSインタフェ
ース121,122およびデータ処理装置が搭載されてい
る。
【0010】アンテナ111,112は、宇宙空間に配置
された衛星から送られるGPS用の送信電波SSをそれ
ぞれ受信する。以下に述べられる測定位置精度を高める
ために2台のアンテナ111,112は、船舶10内でで
きるだけ距離をおいて配置されるのが望ましい。GPS
インタフェース121,122は、アンテナ111,112
が受信した送信電波SSからそれぞれアンテナ111
112の位置を算出しデータ処理装置13に渡す。
【0011】データ処理装置は、演算部131、船体・
岸壁の位置データ記憶部132、表示部133から構成さ
れている。位置データ記憶部132は、測定対象となっ
ている岸壁20の絶対位置および船舶10(特には船舶
の外板)に対するアンテナ11 1,112の相対位置を記
憶している。演算部131は、位置データ記憶部132
ら測定対象となっている岸壁20の絶対位置および船舶
10に対するアンテナ111,112の相対位置を読み出
すとともに、GPSインタフェース121,122から渡
されたアンテナ111,112の絶対位置を用いて、岸壁
20に対する船舶10、特には船舶10の外板の位置
(姿勢も含む)を正確に算出し、表示部13 3に画像表
示する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、岸壁の絶
対位置を予め位置データ記憶部に記憶し、人工衛星から
送られてくるGSP用の送信電波を利用して船舶の絶対
位置を算出することにより、岸壁に特殊な装置を配設す
ることなく、どのような方向に船舶が移動してもこれを
検出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の船舶の対岸壁位置測定装置の一実施例
を示す図である。
【図2】図1の実施例を詳細に示すブロック図である。
【図3】(a),(b)は、従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 船舶 111,112 アンテナ 121,122 GPSインタフェース 13 データ処理装置 131 演算部 132 位置データ記憶部 133 表示部 20 岸壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶に搭載された複数のGPS航法装置
    用のアンテナと、 複数のGPS航法装置用のアンテナが受信するGPS用
    の送信電波から各アンテナが存在する絶対位置を算出す
    るインタフェースと、 船舶に対する各アンテナの相対的位置および測定対象と
    なっている岸壁の絶対位置を記憶している位置データ記
    憶部と、 位置データ記憶部が記憶している船舶に対する各アンテ
    ナの相対的位置および測定対象となっている岸壁の絶対
    位置を読み出すとともに、インタフェースが算出する各
    アンテナの絶対位置を受け取り、岸壁に対する船舶の位
    置を算出する演算部とを有する、船舶の対岸壁位置測定
    装置。
  2. 【請求項2】 前記演算部は、岸壁に対する船舶の位置
    を連続的に算出し、岸壁に対する船舶の移動速度を算出
    する請求項1記載の船舶の対岸壁位置測定装置。
  3. 【請求項3】 前記演算部は、算出した岸壁に対する船
    舶の位置および岸壁に対する船舶の移動速度から一定時
    間後の船舶の予測位置を算出する請求項2記載の船舶の
    対岸壁位置測定装置。
  4. 【請求項4】 前記演算部は、算出した岸壁に対する船
    舶の位置および岸壁に対する船舶の移動速度並びに一定
    時間後の船舶の予測位置を表示部に表示する請求項3記
    載の船舶の対岸壁位置測定装置。
JP27509893A 1993-11-04 1993-11-04 船舶の対岸壁位置測定装置 Pending JPH07128082A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10332416A (ja) * 1997-06-02 1998-12-18 Kansai Electric Power Co Inc:The 自動移動体、自動運航船およびダム堆砂自動測量船
JP2004012311A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Mitsubishi Electric Corp 移動体の情報端末
KR100524181B1 (ko) * 2002-11-15 2005-10-27 한국항공우주연구원 3개의 고주파 수신단을 가지는 지피에스 수신기
JP2006194806A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Japan Radio Co Ltd 船舶用表示装置

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