JPH07127966A - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の制御装置

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Publication number
JPH07127966A
JPH07127966A JP27662593A JP27662593A JPH07127966A JP H07127966 A JPH07127966 A JP H07127966A JP 27662593 A JP27662593 A JP 27662593A JP 27662593 A JP27662593 A JP 27662593A JP H07127966 A JPH07127966 A JP H07127966A
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JP
Japan
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heater
defrosting
time
temperature sensor
defrost
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Application number
JP27662593A
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English (en)
Inventor
Hideo Hayashi
秀雄 林
Katsumi Endo
勝己 遠藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Priority to JP27662593A priority Critical patent/JPH07127966A/ja
Publication of JPH07127966A publication Critical patent/JPH07127966A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、除霜開始の圧縮機停止後、外気温
度により決められた遅延時間を経過後、除霜ヒータを通
電することにより、冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度
の上昇を促進する冷蔵庫の制御装置を提供することを目
的とする。 【構成】 圧縮機11の運転時間を積算し、ある値にな
ると除霜開始の信号を出力する運転積算装置15と、外
気温度センサ8からの出力によりヒータ通電開始時間を
決定するヒータ積算時間決定装置21と、除霜ヒータ8
の通電開始時間を積算するとヒータ通電開始の信号を出
力するヒータ積算装置16と、除霜温度センサ9と、運
転積算装置15が所定の時間に達した後にヒータ積算装
置16が所定の時間に達し、除霜ヒータ8を通電する動
作を行う除霜制御装置14で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は除霜をするための制御装
置を備えた冷蔵庫の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷却器が立て置きされている冷蔵
庫の除霜方式として、冷却器下部に設置された除霜ヒー
タで霜を除霜している。 従来の技術としては、例え
ば、実開昭60−65582号公報に示されたものがあ
る。
【0003】以下図面を参照しながら、従来技術の動作
の一例について 図13、図14、図15を用いて説明
する。
【0004】図13は従来の冷蔵庫本体の構成図であ
る。図14は従来の冷蔵庫の制御装置の制御ブロック図
である。
【0005】図15は従来の冷蔵庫の制御装置のタイミ
ングチャート図である。図13において、1は、冷蔵庫
キャビネットで、冷凍室2、冷蔵室3、野菜室4で構成
されている。冷凍室2の庫内を冷却する冷却器5は、冷
却器5の冷媒の入口であるキャピラリ6と、出口で液冷
媒をためるアキュームレータ7で構成されている。8は
除霜ヒータで冷却器5に着霜した霜を除霜する働きをす
る。9は除霜温度センサで−3℃で”H”、+10℃
で”L”を出力し、除霜終了を検知する。10は冷凍室
温度センサで−17℃で”H”、−23℃で”L”を出
力する。11は、冷凍室2の冷却器5に冷媒を循環さ
せ、冷却するための圧縮機である。
【0006】図14において、12は温度制御装置で、
冷凍室温度センサ10の動作を入力する信号aと、AN
Dゲート13に出力する信号bが接続されている。
【0007】14は除霜制御装置で圧縮機11の運転時
間を積算し、所定時間(通常8時間)達すると信号eを
出力する運転積算装置15と、除霜を開始するためのA
NDゲート13に出力する信号cと、除霜ヒータ8を動
作させる出力の信号gと、除霜温度センサ9の動作を入
力する信号hが接続されている。またANDゲート13
の出力である信号dは圧縮機11と運転積算装置15に
接続されている。
【0008】以下図15の冷蔵庫の冷蔵庫の制御装置の
タイミングチャートを用いて詳細な動作の説明を行う。
信号aは冷凍室温度センサ10から温度制御装置12へ
の入力信号の状態、信号bは温度制御装置12からAN
Dゲート13への出力信号の状態を表している。また信
号cは除霜制御装置14からANDゲート13への出力
信号の状態、信号dはANDゲート13から圧縮機11
と運転積算装置15への出力信号の状態、信号eは運転
積算装置15から除霜制御装置12への出力信号の状
態、信号gは除霜制御装置14から除霜ヒータ8への出
力信号の状態、信号hは除霜温度センサ9から除霜制御
装置8への入力信号の状態を表している。期間A、Bに
おいては、通常の冷却状態で冷凍室温度センサの信号a
が−17℃以上であるため、温度制御装置12からの信
号bはONとなり、通常冷却中であるため、除霜制御装
置14からの信号cもON、ANDゲート13の出力の
信号dもONとなり、圧縮機11、運転積算装置15が
動作している。期間Bにおいては冷凍室温度センサの信
号aが−23℃以下であるため、温度制御装置12から
の信号bはOFFとなり、冷却停止中であるため、除霜
制御装置14からの信号cもOFF、ANDゲート13
の出力の信号dもOFFとなり、圧縮機11、運転積算
装置15は停止している。つまり通常冷却運転において
は、期間A、Bを繰り返すこととなる。
【0009】次に除霜運転動作時について説明する。期
間Cにおいては、冷凍室温度センサ10からの信号aは
−17℃以上で温度制御装置からANDゲート13への
出力の信号bはONであるが、運転積算装置15が、圧
縮機11の運転時間が所定時間α(通常8時間)に達し
ているため除霜制御装置への信号eを積算UPの信号に
反転しているため、除霜制御装置14は通常冷却運転状
態から除霜運転に移るためにANDゲート13への信号
cをOFF、ANDゲート13の出力の信号dもOFFと
し、圧縮機11を停止させ、除霜ヒータ8をOFFから
ONに反転し、除霜ヒータを通電を行い、除霜運転を開
始する。
【0010】期間Eは除霜運転中であり、圧縮機11を
停止させ、除霜ヒータ8による加熱と、圧縮機11の停
止時に冷却器5内部に残留している冷媒による熱伝導効
果により、通常冷却運転で冷却器5に着霜した霜を除霜
している。
【0011】期間Fでは除霜終了であり、冷却器5上部
に設置されている除霜温度センサ9が、+10℃以上に
温度が上昇すると信号hがON状態に反転し、除霜が終
了する。終了と同時に運転積算装置15の積算は初期状
態(カウント値”0”)に戻る。その後除霜制御装置1
4の出力の信号cがONとなり、期間A、Bの通常冷却
運転の動作に戻る。
【0012】また除霜温度センサ9は、冷却器5が−3
℃以下に下がるとOFF状態に反転する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た冷蔵庫の制御装置において、冷却器が立て置きされて
いる冷蔵庫の除霜方式として、冷却器下部に設置された
除霜ヒータで霜を除霜しているため、冷却器上部、及び
キャピラリ、アキュームレータの配管等に霜が残りやす
いという欠点があった。従って何等かの手段により冷却
器上部の霜を残さなくする必要がある。
【0014】本発明は、上記課題において除霜開始の圧
縮機停止後、外気温度により決められた遅延時間を経過
後、除霜ヒータを通電する事により冷媒を媒体とし、冷
却器上部の温度の上昇を促進させ、効率よく除霜を行う
冷蔵庫の制御装置を提供する事を目的とする。
【0015】また、本発明は、上記課題において除霜開
始の圧縮機停止後、前サイクル中の温度降下時間によ
り、決められた遅延時間を経過後、除霜ヒータを通電す
る事により冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上昇を
促進させ、効率よく除霜を行う冷蔵庫の制御装置を提供
する事を目的とする。
【0016】また、本発明は、上記課題において除霜開
始の圧縮機停止後、冷凍室温度センサにより決めれた遅
延時間を経過後、除霜ヒータを通電する事により冷媒を
媒体とし、冷却器上部の温度の上昇を促進し、効率よく
除霜する冷蔵庫の制御装置を提供する事を目的とする。
【0017】また、本発明は、上記課題において除霜開
始の圧縮機停止後、除霜温度センサにより決められた遅
延時間を経過後、除霜ヒータを通電する事により冷媒を
媒体とし、冷却器上部の温度を促進し、効率よく除霜を
行う冷蔵庫の制御装置を提供する事を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫の制御装置は、冷凍室の庫内温度を検
知する冷凍室温度センサと、前記冷凍室温度センサによ
り、圧縮機の運転を行う温度制御装置と、前記圧縮機の
運転時間を積算し、ある値になると除霜開始の信号を出
力する運転積算装置と、冷却器の着霜した霜を除霜する
除霜ヒータと、外気温度センサと、前記外気温度センサ
からの出力信号によりヒータ通電開始時間を決定するヒ
ータ積算時間決定装置と、前記ヒータ積算時間決定装置
により決められたヒータ通電開始時間から前記除霜ヒー
タの通電開始時間を積算するとヒータ通電開始の信号を
出力するヒータ積算装置と、除霜の終了を検知する除霜
温度センサより、前記運転積算装置が所定の時間に達し
た後に前記ヒータ積算装置が所定の時間に達し、前記除
霜ヒータを通電する動作を行う除霜制御装置を備えたこ
とを特徴とする冷蔵庫の制御装置とから構成される。
【0019】また、本発明の冷蔵庫の制御装置は、冷凍
室の庫内温度を検知する冷凍室温度センサと、前記冷凍
室温度センサにより、圧縮機の運転を行う温度制御装置
と、前記圧縮機の運転時間を積算し、ある値になると除
霜開始の信号を出力する運転積算装置と、冷却器の着霜
した霜を除霜する除霜ヒータと、前記冷凍室温度センサ
からの出力から一定温度間の温度降下時間を算出する温
度降下時間算出手段と、前記温度降下時間算出装置から
の出力信号によりヒータ通電開始時間を決定するヒータ
積算時間決定装置と、前記ヒータ積算時間決定装置によ
り決められたヒータ通電開始時間から前記除霜ヒータの
通電開始時間を積算するとヒータ通電開始の信号を出力
するヒータ積算装置と、除霜の終了を検知する除霜温度
センサより、前記運転積算装置が所定の時間に達した後
に前記ヒータ積算装置が所定の時間に達し、前記除霜ヒ
ータを通電する動作を行う除霜制御装置を備えたことを
特徴とする冷蔵庫の制御装置とから構成される。
【0020】また、本発明の冷蔵庫の制御装置は、冷凍
室の庫内温度を検知する冷凍室温度センサと、前記冷凍
室温度センサにより、圧縮機の運転を行う温度制御装置
と、前記圧縮機の運転時間を積算し、ある値になると除
霜開始の信号を出力する運転積算装置と、冷却器の着霜
した霜を除霜する除霜ヒータと、前記冷凍室温度センサ
からの出力信号によりヒータ通電開始時間を決定するヒ
ータ積算時間決定装置と、前記ヒータ積算時間決定装置
により決められたヒータ通電開始時間から前記除霜ヒー
タの通電開始時間を積算するとヒータ通電開始の信号を
出力するヒータ積算装置と、除霜の終了を検知する除霜
温度センサより、前記運転積算装置が所定の時間に達し
た後に前記ヒータ積算装置が所定の時間に達し、前記除
霜ヒータを通電する動作を行う除霜制御装置を備えたこ
とを特徴とする冷蔵庫の制御装置とから構成される。
【0021】また、本発明の冷蔵庫の制御装置は、冷凍
室の庫内温度を検知する冷凍室温度センサと、前記冷凍
室温度センサにより、圧縮機の運転を行う温度制御装置
と、前記圧縮機の運転時間を積算し、ある値になると除
霜開始の信号を出力する運転積算装置と、冷却器の着霜
した霜を除霜する除霜ヒータと、除霜の終了を検知する
除霜温度センサと、前記除霜温度センサからの出力信号
によりヒータ通電開始時間を決定するヒータ積算時間決
定装置と、前記ヒータ積算時間決定装置により決められ
たヒータ通電開始時間から前記除霜ヒータの通電開始時
間を積算するとヒータ通電開始の信号を出力するヒータ
積算装置と、前記除霜温度センサより、前記運転積算装
置が所定の時間に達した後に前記ヒータ積算装置が所定
の時間に達し、前記除霜ヒータを通電する動作を行う除
霜制御装置を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御装置
とから構成される。
【0022】
【作用】本発明は上記した構成によって、例えば、高外
気温度時には、冷却器内の圧力が高くなっているため、
除霜開始の圧縮機停止時には冷却器内の冷媒量が少なく
なっている。そのため、外気温度により決められた、遅
延時間を経過後、冷媒の戻りを待ち、除霜ヒータに通電
する事により、冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上
昇を促進させ、効率よく除霜を行うことができる。
【0023】また、本発明は上記した構成によって、除
霜開始の圧縮機停止後、前サイクル中の温度降下時間に
より庫内負荷量を判断する。例えば温度降下時間が短か
い場合は、庫内負荷量が少ないと判断し、そのため数分
間の庫内温度上昇が大きいため遅延時間を短くし、決め
られた遅延時間を経過後、除霜ヒータを通電する事によ
り冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度を促進させ、効率
よく、しかも庫内の温度上昇を抑制し、除霜を行うこと
ができる。
【0024】また、本発明は、上記課題において除霜開
始の圧縮機停止後、冷凍室温度センサから冷凍室の庫内
温度を検知し、庫内温度が高ければ、遅延時間を短く
し、除霜時間を短くし、庫内温度が低ければ遅延時間を
長くするなどし、決めれた遅延時間を経過後、除霜ヒー
タを通電する事により冷媒を媒体とし、冷却器上部の温
度の上昇を促進し、効率よく、しかも庫内の温度上昇を
抑制し、除霜する冷蔵庫の制御装置を提供する事を目的
とする。
【0025】また、本発明は、上記課題において除霜開
始の圧縮機停止後、除霜温度センサにより冷却器の温度
を検知し、冷却器の圧力を判定する。例えば、除霜温度
センサの温度が高く、冷却器内の圧力が高い場合は、除
霜開始の圧縮機停止時には冷却器内の冷媒の量が少なく
なっている。そのため除霜温度センサからの出力によ
り、決められた遅延時間を経過後、除霜ヒータを通電す
る事により冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上昇を
促進し、効率よく除霜を行う冷蔵庫の制御装置を提供す
る事を目的とする。
【0026】
【実施例】以下本発明の第1の実施例の冷蔵庫の制御装
置について、図面を参照しながら説明する。従来例と同
一の構成ものは同一符号を付して説明を省略する。
【0027】図1、図2、(表1)は本発明の第1の実
施例を示す。図1は本発明の第1の実施例における冷蔵
庫の制御装置の制御ブロック図である。図2は本発明の
第1の実施例における冷蔵庫の制御装置のタイミングチ
ャート図である。(表1)は本発明第1の実施例におけ
る冷蔵庫の制御装置のヒータ積算時間決定装置のテーブ
ルデータ表である。
【0028】図1において、12は温度制御装置で、冷
凍室温度センサ10の動作を入力する信号aと、AND
ゲート13に出力する信号bが接続されている。
【0029】14は除霜制御装置で圧縮機11の運転時
間を積算し、所定時間(通常8時間)に達すると信号e
を出力する運転積算装置15と、運転積算装置15の出
力の信号eと外気温度センサ20からの出力によりヒー
タ積算時間決定装置21にて決定されたヒータの遅延時
間βを入力とし、ヒータの遅延時間βを積算し、β時間
後に除霜制御装置14に対し、信号fを出力するヒータ
積算装置16と、除霜を開始するためANDゲート13
に出力する信号cと、除霜ヒータ8を動作させる出力の
信号gと、除霜温度センサ9の動作を入力する信号hが接
続されている。またANDゲート13の出力である信号
dは圧縮機11と運転積算装置15に接続されている。
【0030】以下図2の冷蔵庫の冷蔵庫の制御装置のタ
イミングチャートを用いて詳細な動作の説明を行う。信
号aは冷凍室温度センサ10から温度制御装置12への
入力信号の状態、信号bは温度制御装置12からAND
ゲート13への出力信号の状態を表している。また信号
cは除霜制御装置14からANDゲート13への出力信
号の状態、信号dはANDゲート13から圧縮機11と
運転積算装置15への出力信号の状態、信号eは運転積
算装置15から除霜制御装置12への出力信号の状態、
信号fはヒータ積算装置16から除霜制御装置14への
出力信号の状態を表している。
【0031】また信号gは除霜制御装置14から除霜ヒ
ータ8への出力信号の状態、信号hは除霜温度センサ9
から除霜制御装置8への入力信号の状態を表している。
【0032】期間A、Bにおいては、通常の冷却状態で
冷凍室温度センサの信号aが−17℃以上であるため、
温度制御装置12からの信号bはONとなり、通常冷却
中であるため、除霜制御装置14からの信号cもON、
ANDゲート13の出力の信号dもONとなり、圧縮機
11、運転積算装置15が動作している。
【0033】期間Bにおいては冷凍室温度センサの信号
aが−23℃以下であるため、温度制御装置12からの
信号bはOFFとなり、冷却停止中であるため、除霜制
御装置14からの信号cもOFF、ANDゲート13の
出力の信号dもOFFとなり、圧縮機11、運転積算装
置15は停止している。つまり通常冷却運転において
は、期間A、Bを繰り返すこととなる。
【0034】次に除霜運転動作時について説明する。期
間Cにおいては、冷凍室温度センサ10からの信号aは
−17℃以上で温度制御装置からANDゲート13への
出力の信号bはONであるが、運転積算装置15は圧縮
機11の運転時間が所定時間α(通常8時間)に達し、
除霜制御装置への信号eを積算UPの信号に反転してい
るため、除霜制御装置14は通常冷却運転状態から除霜
運転に移るためにANDゲート13への信号cをOFF
する。ANDゲート13の出力の信号dもはOFFと
し、圧縮機11を停止させる。
【0035】期間Dでは、圧縮機11の運転時間が所定
時間α(通常8時間)に達し、除霜制御装置への信号e
を積算UPの信号に反転した時からヒータ積算装置16
が、外気温度センサ20からの出力によりヒータ積算時
間決定装置21にて決定されたヒータの遅延時間βを積
算し、β時間後に除霜制御装置14に対し、信号fを出
力するヒータ積算装置16とβ時間を積算し、積算後に
信号fをOFFからONに反転し、除霜ヒータ8をOF
FからONの除霜ヒータを通電を行う、つまり圧縮機1
1停止からβ時間遅延させた後、除霜運転を開始する。
【0036】期間Eは除霜運転中であり、圧縮機11を
停止させ、除霜ヒータ8による加熱と、圧縮機11の停
止、及びβ時間の除霜ヒータ8の遅延により、β時間で
高低圧力を十分平衡され冷却器5内部に残留している冷
媒が通常除霜動作より多くなった状態で除霜ヒータ8へ
の通電が行われ、通常冷却運転で冷却器5に着霜した霜
を除霜している。
【0037】期間Fでは除霜終了であり、冷却器5上部
に設置されている除霜温度センサ9が、+10℃以上に
温度が上昇すると信号hがON状態に反転し、除霜が終
了する。終了と同時に運転積算装置15、及びヒータ積
算装置16の積算は初期状態(カウント値”0”)に戻
る。
【0038】その後除霜制御装置14の出力の信号cが
ONとなり、期間A、Bの通常冷却運転の動作に戻る。
【0039】また除霜温度センサ9は、冷却器5が−3
℃以下に下がるとOFF状態に反転する。
【0040】また、(表1)をもちいて、ヒータ積算時
間決定装置21の遅延時間βの算出方法を説明する。
【0041】
【表1】
【0042】ヒータ積算時間決定装置21は、外気温度
センサ20からの外気温度データを入力とし、高外気温
度(30℃以上)時には、冷却器の内の圧力が高くなっ
ているため、除霜開始の圧縮機停止時には冷却器内の冷
媒の量が少なくなっていると判断し、冷却器内への冷媒
の戻りを待つため、長めの遅延時間(β=5min)を
ヒータ積算装置16に出力する。
【0043】又、低外気温度(5℃以下)時には、冷却
器の内の圧力が低くなっているため、除霜開始の圧縮機
停止時には冷却器内の冷媒の量もかなりあり、冷却器内
への冷媒の戻りをあまり待つ必要が無いため、短めの遅
延時間(β=1min)をヒータ積算装置16に出力す
る。
【0044】以上のように本実施例によれば、除霜開始
の圧縮機11停止β時間後に除霜ヒータ8を通電するこ
とにより、高低圧力が十分平衡にされ、冷却器5内部に
残留している冷媒が通常除霜動作より多くなった状態
で、冷媒を媒体として冷却器上部の温度を上昇を促進
し、キャピラリ6、アキュームレータ7等の冷却器5の
上部に配置された、配管等の除霜効果を向上させる冷蔵
庫の制御装置が実現できる。
【0045】以下本発明の第2の実施例の冷蔵庫の制御
装置について、図面を参照しながら説明する。従来例と
本発明の第1の実施例と同一の構成ものは同一符号を付
して説明を省略する。
【0046】図3、図4、(表2)は本発明の第2の実
施例を示す。図3は本発明の第2の実施例における冷蔵
庫の制御装置の制御ブロック図である。図4は本発明の
第2の実施例における冷蔵庫の制御装置のタイミングチ
ャート図である。(表2)は本発明の第2の実施例にお
ける冷蔵庫の制御装置のヒータ積算時間決定装置のテー
ブルデータ表である。
【0047】図2において、14は除霜制御装置で圧縮
機11の運転時間を積算し、所定時間(通常8時間)に
達すると信号eを出力する運転積算装置15と、運転積
算装置15の出力の信号eと冷凍室温度センサ10の出
力から一定温度間(x〜y℃)の温度降下時間γmin
を算出する温度降下時間算出装置22と、その出力から
ヒータ積算時間決定装置21にて決定された庫内負荷量
を判定し、ヒータの遅延時間βを入力とし、β時間後に
除霜制御装置14に対し、信号fを出力するヒータ積算
装置16と、除霜を開始するためANDゲート13に出
力する信号cと、除霜ヒータ8を動作させる出力の信号g
と、除霜温度センサ9の動作を入力する信号hが接続さ
れている。
【0048】またANDゲート13の出力である信号d
は圧縮機11と運転積算装置15に接続されている。
【0049】以下図4の冷蔵庫の冷蔵庫の制御装置のタ
イミングチャートを用いて詳細な動作の説明を行う。信
号aは冷凍室温度センサ10から温度制御装置12への
入力信号の状態、信号bは温度制御装置12からAND
ゲート13への出力信号の状態を表している。また信号
cは除霜制御装置14からANDゲート13への出力信
号の状態、信号dはANDゲート13から圧縮機11と
運転積算装置15への出力信号の状態、信号eは運転積
算装置15から除霜制御装置12への出力信号の状態、
信号fはヒータ積算装置16から除霜制御装置14への
出力信号の状態を表している。
【0050】また信号gは除霜制御装置14から除霜ヒ
ータ8への出力信号の状態、信号hは除霜温度センサ9
から除霜制御装置8への入力信号の状態を表している。
【0051】期間Dでは、圧縮機11の運転時間が所定
時間α(通常8時間)に達し、除霜制御装置への信号e
を積算UPの信号に反転した時からヒータ積算装置16
が、冷凍室温度センサ10からの出力により温度降下時
間算出装置22と庫内負荷量検出装置23で出力される
庫内負荷量からヒータ積算時間決定装置21にて決定さ
れたヒータの遅延時間βを積算し、β時間後に除霜制御
装置14に対し、信号fを出力するヒータ積算装置16
とβ時間を積算し、積算後に信号fをOFFからONに
反転し、除霜ヒータ8をOFFからONの除霜ヒータを
通電を行う、つまり圧縮機11停止からβ時間遅延させ
た後、除霜運転を開始する。
【0052】また、(表2)をもちいて、ヒータ積算時
間決定装置21の遅延時間βの算出方法を説明する。
【0053】
【表2】
【0054】ヒータ積算時間決定装置21は、冷凍室温
度センサ10の出力から温度降下時間算出装置22によ
り一定温度間(x〜y℃)の温度降下時間γminを算
出し、その出力からヒータ積算時間決定装置21にてヒ
ータの遅延時間βを決定する。
【0055】温度降下時間が長いとき(γ=60min
以上)には、庫内負荷量が多い場合であり、遅延時間を
長くとっても庫内の温度上昇は低いため、冷却器内の冷
媒の戻りを最大になるように、長めの遅延時間(β=5
min)をヒータ積算装置16に出力する。
【0056】又、温度降下時間が短いとき(γ=20m
in以下)には、庫内負荷量が少ない場合であり、この
状態では数分間での庫内温度上昇が大きく、遅延時間を
短くする必要があるため、短めの遅延時間(β=1mi
n)をヒータ積算装置16に出力する。
【0057】以上のように本実施例によれば、除霜開始
の圧縮機11停止β時間後に除霜ヒータ8を通電するこ
とにより、高低圧力が十分平衡にされ、冷却器5内部に
残留している冷媒が通常除霜動作より多くなった状態
で、冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上昇を促進さ
せ、キャピラリ6、アキュームレータ7等の冷却器5の
上部に配置された、配管等の除霜効果を向上させる冷蔵
庫の制御装置が実現できる。
【0058】以下本発明の第3の実施例の冷蔵庫の制御
装置について、図面を参照しながら説明する。従来例と
本発明の第1の実施例と第2の実施例と同一の構成もの
は同一符号を付して説明を省略する。
【0059】図5、図6、(表3)は本発明の第3の実
施例を示す。図5は本発明の第3の実施例における冷蔵
庫の制御装置の制御ブロック図である。図6は本発明の
第3の実施例における冷蔵庫の制御装置のタイミングチ
ャート図である。(表3)は本発明の第3の実施例にお
ける冷蔵庫の制御装置のヒータ積算時間決定装置のテー
ブルデータ図である。
【0060】図5において、14は除霜制御装置で圧縮
機11の運転時間を積算し、所定時間(通常8時間)に
達すると信号eを出力する運転積算装置15と、運転積
算装置15の出力の信号eと冷凍室温度センサ10の出
力からヒータ積算時間決定装置21にて決定されたヒー
タの遅延時間βを入力とし、β時間後に除霜制御装置1
4に対し、信号fを出力するヒータ積算装置16と、除
霜を開始するためANDゲート13に出力する信号c
と、除霜ヒータ8を動作させる出力の信号gと、除霜温
度センサ9の動作を入力する信号hが接続されている。
【0061】以下図6の冷蔵庫の冷蔵庫の制御装置のタ
イミングチャートを用いて詳細な動作の説明を行う。
【0062】期間Dでは、圧縮機11の運転時間が所定
時間α(通常8時間)に達し、除霜制御装置への信号e
を積算UPの信号に反転した時からヒータ積算装置16
が、冷凍室温度センサ10からの出力によりヒータ積算
時間決定装置21にて決定されたヒータの遅延時間βを
積算し、β時間後に除霜制御装置14に対し、信号fを
出力するヒータ積算装置16とβ時間を積算し、積算後
に信号fをOFFからONに反転し、除霜ヒータ8をO
FFからONの除霜ヒータを通電を行う、つまり圧縮機
11停止からβ時間遅延させた後、除霜運転を開始す
る。
【0063】また、(表3)をもちいて、ヒータ積算時
間決定装置21の遅延時間βの算出方法を説明する。
【0064】
【表3】
【0065】ヒータ積算時間決定装置21は、冷凍室温
度センサ10の出力から、ヒータの遅延時間βを決定す
る。
【0066】除霜開始の圧縮機停止後、冷凍室温度セン
サ10の温度が高いとき(−17℃以上)には、除霜時
間を短くする必要から、遅延時間を短くする必要があ
る。そこで、短めの遅延時間(β=1min)をヒータ
積算装置16に出力する。
【0067】また除霜開始の圧縮機停止後、冷凍室温度
センサ10の温度が低いとき(−23℃以下)には、遅
延時間を長くとっても庫内の温度上昇は低いため、冷却
器内の冷媒の戻りを最大になるように、長めの遅延時間
(β=5min)をヒータ積算装置16に出力する。
【0068】以上のように本実施例によれば、除霜開始
の圧縮機11停止β時間後に除霜ヒータ8を通電するこ
とにより、高低圧力が十分平衡にされ、冷却器5内部に
残留している冷媒が通常除霜動作より多くなった状態
で、冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上昇を促進
し、キャピラリ6、アキュームレータ7等の冷却器5の
上部に配置された、配管等の除霜効果を向上させる冷蔵
庫の制御装置が実現できる。
【0069】以下本発明の第4の実施例の冷蔵庫の制御
装置について、図面を参照しながら説明する。従来例と
本発明の第1の実施例と第2の実施例と第3の実施例と
同一の構成ものは同一符号を付して説明を省略する。
【0070】図7、図8、(表4)は本発明の第4の実
施例を示す。図7は本発明の第4の実施例における冷蔵
庫の制御装置の制御ブロック図である。図8は本発明の
第4の実施例における冷蔵庫の制御装置のタイミングチ
ャート図である。(表4は本発明の第4の実施例におけ
る冷蔵庫の制御装置のヒータ積算時間決定装置のテーブ
ルデータ表である。
【0071】図7において、14は除霜制御装置で圧縮
機11の運転時間を積算し、所定時間(通常8時間)に
達すると信号eを出力する運転積算装置15と、運転積
算装置15の出力の信号eと除霜温度センサ9の出力か
ら冷却器内の圧力を判定し、ヒータ積算時間決定装置2
1にて決定されたヒータの遅延時間βを入力とし、β時
間後に除霜制御装置14に対し、信号fを出力するヒー
タ積算装置16と、除霜を開始するためANDゲート1
3に出力する信号cと、除霜ヒータ8を動作させる出力
の信号gと、除霜温度センサ9の動作を入力する信号hが
接続されている。
【0072】以下図8の冷蔵庫の冷蔵庫の制御装置のタ
イミングチャートを用いて詳細な動作の説明を行う。
【0073】期間Dでは、圧縮機11の運転時間が所定
時間α(通常8時間)に達し、除霜制御装置への信号e
を積算UPの信号に反転した時からヒータ積算装置16
が、除霜温度センサ9からの出力から冷却器内の圧力を
判定し、ヒータ積算時間決定装置21にて決定されたヒ
ータの遅延時間βを積算し、β時間後に除霜制御装置1
4に対し、信号fを出力するヒータ積算装置16とβ時
間を積算し、積算後に信号fをOFFからONに反転
し、除霜ヒータ8をOFFからONの除霜ヒータを通電
を行う、つまり圧縮機11停止からβ時間遅延させた
後、除霜運転を開始する。
【0074】また、(表4)をもちいて、ヒータ積算時
間決定装置21の遅延時間βの算出方法を説明する。
【0075】
【表4】
【0076】ヒータ積算時間決定装置21は、除霜温度
センサ9の出力により冷却器の温度を検知し、冷却器内
の圧力を判断し、ヒータの遅延時間βを決定する。
【0077】除霜開始の圧縮機停止後、除霜温度センサ
9の温度が高いとき(−27℃以上)には、冷却器内の
圧力が高いと判断する。そのため、冷却器内の冷媒の量
が少なくなっているため、冷却器内の冷媒の戻りを待つ
ため、遅延時間を長くする必要がある。そこで、長めの
遅延時間(β=5min)をヒータ積算装置16に出力
する。
【0078】また除霜開始の圧縮機停止後、除霜温度セ
ンサ9の温度が低いとき(−27℃以下)には、冷却器
内の圧力が低いと判断する。そのため、冷却器内の冷媒
の量が多くあるため、短めの遅延時間(β=1min)
をヒータ積算装置16に出力する。
【0079】以上のように本実施例によれば、除霜開始
の圧縮機11停止β時間後に除霜ヒータ8を通電するこ
とにより、高低圧力が十分平衡にされ、冷却器5内部に
残留している冷媒が通常除霜動作より多くなった状態
で、冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上昇を促進
し、キャピラリ6、アキュームレータ7等の冷却器5の
上部に配置された、配管等の除霜効果を向上させる冷蔵
庫の制御装置が実現できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、冷凍室の
庫内温度を検知する冷凍室温度センサと、前記冷凍室温
度センサにより、圧縮機の運転を行う温度制御装置と、
前記圧縮機の運転時間を積算すると除霜開始の信号を出
力する運転積算装置と、冷却器の着霜した霜を除霜する
除霜ヒータと、外気温度センサと、前記外気温度センサ
からの出力信号によりヒータ通電開始時間を決定するヒ
ータ積算時間決定装置と、前記ヒータ積算時間決定装置
により決められたヒータ通電開始時間から前記除霜ヒー
タの通電開始時間を積算するとヒータ通電開始の信号を
出力するヒータ積算装置と、除霜の終了を検知する除霜
温度センサより、前記運転積算装置が所定の時間に達し
た後に前記ヒータ積算装置が所定の時間に達し、前記除
霜ヒータを通電する動作を行う除霜制御装置を備えた事
で、除霜開始の圧縮機11停止β時間後に除霜ヒータ8
を通電することにより、高低圧力を十分平衡にされ、冷
却器5内部に残留している冷媒が通常除霜動作より多く
なった状態で、冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上
昇を促進し、キャピラリ6、アキュームレータ7等の上
部に配置された、配管等の除霜効果を向上させる等、そ
の実用的効果は大なるものがある、またセンサ等の追加
部品もないため安価に構成ができ、容易に実現可能であ
る。
【0081】また本発明は、冷凍室の庫内温度を検知す
る冷凍室温度センサと、前記冷凍室温度センサにより、
圧縮機の運転を行う温度制御装置と、前記圧縮機の運転
時間を積算すると除霜開始の信号を出力する運転積算装
置と、冷却器の着霜した霜を除霜する除霜ヒータと、前
記冷凍室温度センサからの出力から一定温度間の温度降
下時間を算出する温度降下時間算出手段と、前記温度降
下時間算出装置からの出力信号により庫内の負荷量を検
出する庫内負荷量検出装置と、前記庫内負荷量検出装置
からの出力信号によりヒータ通電開始時間を決定するヒ
ータ積算時間決定装置と、前記ヒータ積算時間決定装置
により決められたヒータ通電開始時間から前記除霜ヒー
タの通電開始時間を積算するとヒータ通電開始の信号を
出力するヒータ積算装置と、除霜の終了を検知する除霜
温度センサより、前記運転積算装置が所定の時間に達し
た後に前記ヒータ積算装置が所定の時間に達し、前記除
霜ヒータを通電する動作を行う除霜制御装置を備えた
で、除霜開始の圧縮機11停止β時間後に除霜ヒータ8
を通電することにより、高低圧力を十分平衡にされ、冷
却器5内部に残留している冷媒が通常除霜動作より多く
なった状態で、冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上
昇を促進し、キャピラリ6、アキュームレータ7等の上
部に配置された、配管等の除霜効果を向上させる。ま
た、除霜時の庫内温度への影響も少なくできる。
【0082】その実用的効果は大なるものがある、また
センサ等の追加部品もないため安価に構成ができ、容易
に実現可能である。
【0083】また本発明は、冷凍室の庫内温度を検知す
る冷凍室温度センサと、前記冷凍室温度センサにより、
圧縮機の運転を行う温度制御装置と、前記圧縮機の運転
時間を積算すると除霜開始の信号を出力する運転積算装
置と、冷却器の着霜した霜を除霜する除霜ヒータと、前
記冷凍室温度センサからの出力信号によりヒータ通電開
始時間を決定するヒータ積算時間決定装置と、前記ヒー
タ積算時間決定装置により決められたヒータ通電開始時
間から前記除霜ヒータの通電開始時間を積算するとヒー
タ通電開始の信号を出力するヒータ積算装置と、除霜の
終了を検知する除霜温度センサより、前記運転積算装置
が所定の時間に達した後に前記ヒータ積算装置が所定の
時間に達し、前記除霜ヒータを通電する動作を行う除霜
制御装置を備えたで、除霜開始の圧縮機11停止β時間
後に除霜ヒータ8を通電することにより、高低圧力を十
分平衡にされ、冷却器5内部に残留している冷媒が通常
除霜動作より多くなった状態で、冷媒を媒体とし、冷却
器上部の温度の上昇を促進し、キャピラリ6、アキュー
ムレータ7等の上部に配置された、配管等の除霜効果を
向上させる。
【0084】その実用的効果は大なるものがある、また
センサ等の追加部品もないため安価に構成ができ、容易
に実現可能である。
【0085】また、本発明は、冷凍室の庫内温度を検知
する冷凍室温度センサと、前記冷凍室温度センサによ
り、圧縮機の運転を行う温度制御装置と、前記圧縮機の
運転時間を積算すると除霜開始の信号を出力する運転積
算装置と、冷却器の着霜した霜を除霜する除霜ヒータ
と、除霜の終了を検知する除霜温度センサと、前記除霜
温度センサからの出力信号によりヒータ通電開始時間を
決定するヒータ積算時間決定装置と、前記ヒータ積算時
間決定装置により決められたヒータ通電開始時間から前
記除霜ヒータの通電開始時間を積算するとヒータ通電開
始の信号を出力するヒータ積算装置と、前記除霜温度セ
ンサより、前記運転積算装置が所定の時間に達した後に
前記ヒータ積算装置が所定の時間に達し、前記除霜ヒー
タを通電する動作を行う除霜制御装置を備えたで、除霜
開始の圧縮機11停止β時間後に除霜ヒータ8を通電す
ることにより、高低圧力を十分平衡にされ、冷却器5内
部に残留している冷媒が通常除霜動作より多くなった状
態で、冷媒を媒体とし、冷却器上部の温度の上昇を促進
し、キャピラリ6、アキュームレータ7等の上部に配置
された、配管等の除霜効果を向上させる。
【0086】その実用的効果は大なるものがある、また
センサ等の追加部品もないため安価に構成ができ、容易
に実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の制御装
置の制御ブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の制御装
置のタイミングチャート
【図3】本発明の第2の実施例における冷蔵庫の制御装
置の制御ブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における冷蔵庫の制御装
置のタイミングチャート
【図5】本発明の第3の実施例における冷蔵庫の制御装
置の制御ブロック図
【図6】本発明の第3の実施例における冷蔵庫の制御装
置のタイミングチャート
【図7】本発明の第4の実施例における冷蔵庫の制御装
置の制御ブロック図
【図8】本発明の第4の実施例における冷蔵庫の制御装
置のタイミングチャート
【図9】従来例における冷蔵庫本体の構成図
【図10】従来例における冷蔵庫の制御装置の制御ブロ
ック図
【図11】従来例における冷蔵庫の制御装置のタイミン
グチャート
【符号の説明】
8 除霜ヒータ 9 除霜温度センサ 10 冷凍室温度センサ 11 圧縮機 12 温度制御装置 13 ANDゲート 14 除霜制御装置 15 運転積算装置 16 ヒータ積算装置 20 外気温度センサ 21 ヒータ積算時間決定装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍室の庫内温度を検知する冷凍室温度セ
    ンサと、前記冷凍室温度センサにより、圧縮機の運転を
    行う温度制御装置と、前記圧縮機の運転時間を積算し、
    ある値になると除霜開始の信号を出力する運転積算装置
    と、冷却器の着霜した霜を除霜する除霜ヒータと、外気
    温度センサと、前記外気温度センサからの出力信号によ
    りヒータ通電開始時間を決定するヒータ積算時間決定装
    置と、前記ヒータ積算時間決定装置により決められたヒ
    ータ通電開始時間から前記除霜ヒータの通電開始時間を
    積算するとヒータ通電開始の信号を出力するヒータ積算
    装置と、除霜の終了を検知する除霜温度センサより、前
    記運転積算装置が所定の時間に達した後に前記ヒータ積
    算装置が所定の時間に達し、前記除霜ヒータを通電する
    動作を行う除霜制御装置を備えたことを特徴とする冷蔵
    庫の制御装置。
  2. 【請求項2】冷凍室の庫内温度を検知する冷凍室温度セ
    ンサと、前記冷凍室温度センサにより、圧縮機の運転を
    行う温度制御装置と、前記圧縮機の運転時間を積算し、
    ある値になると除霜開始の信号を出力する運転積算装置
    と、冷却器の着霜した霜を除霜する除霜ヒータと、前記
    冷凍室温度センサからの出力から一定温度間の温度降下
    時間を算出する温度降下時間算出手段と、前記温度降下
    時間算出装置からの出力信号によりヒータ通電開始時間
    を決定するヒータ積算時間決定装置と、前記ヒータ積算
    時間決定装置により決められたヒータ通電開始時間から
    前記除霜ヒータの通電開始時間を積算するとヒータ通電
    開始の信号を出力するヒータ積算装置と、除霜の終了を
    検知する除霜温度センサより、前記運転積算装置が所定
    の時間に達した後に前記ヒータ積算装置が所定の時間に
    達し、前記除霜ヒータを通電する動作を行う除霜制御装
    置を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御装置。
  3. 【請求項3】冷凍室の庫内温度を検知する冷凍室温度セ
    ンサと、前記冷凍室温度センサにより、圧縮機の運転を
    行う温度制御装置と、前記圧縮機の運転時間を積算し、
    ある値になると除霜開始の信号を出力する運転積算装置
    と、冷却器の着霜した霜を除霜する除霜ヒータと、前記
    冷凍室温度センサからの出力信号によりヒータ通電開始
    時間を決定するヒータ積算時間決定装置と、前記ヒータ
    積算時間決定装置により決められたヒータ通電開始時間
    から前記除霜ヒータの通電開始時間を積算するとヒータ
    通電開始の信号を出力するヒータ積算装置と、除霜の終
    了を検知する除霜温度センサより、前記運転積算装置が
    所定の時間に達した後に前記ヒータ積算装置が所定の時
    間に達し、前記除霜ヒータを通電する動作を行う除霜制
    御装置を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御装置。
  4. 【請求項4】冷凍室の庫内温度を検知する冷凍室温度セ
    ンサと、前記冷凍室温度センサにより、圧縮機の運転を
    行う温度制御装置と、前記圧縮機の運転時間を積算し、
    ある値になると除霜開始の信号を出力する運転積算装置
    と、冷却器の着霜した霜を除霜する除霜ヒータと、除霜
    の終了を検知する除霜温度センサと、前記除霜温度セン
    サからの出力信号によりヒータ通電開始時間を決定する
    ヒータ積算時間決定装置と、前記ヒータ積算時間決定装
    置により決められたヒータ通電開始時間から前記除霜ヒ
    ータの通電開始時間を積算するとヒータ通電開始の信号
    を出力するヒータ積算装置と、前記除霜温度センサよ
    り、前記運転積算装置が所定の時間に達した後に前記ヒ
    ータ積算装置が所定の時間に達し、前記除霜ヒータを通
    電する動作を行う除霜制御装置を備えたことを特徴とす
    る冷蔵庫の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035335A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
CN106766436A (zh) * 2016-12-28 2017-05-31 山东艾欧罗思新能源科技有限公司 空气能热水器的除霜装置及其除霜方法

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