JPH0712776U - 熱交換型換気装置 - Google Patents

熱交換型換気装置

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JPH0712776U
JPH0712776U JP3568393U JP3568393U JPH0712776U JP H0712776 U JPH0712776 U JP H0712776U JP 3568393 U JP3568393 U JP 3568393U JP 3568393 U JP3568393 U JP 3568393U JP H0712776 U JPH0712776 U JP H0712776U
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
crosspieces
passage
crosspiece
orthogonal
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Pending
Application number
JP3568393U
Other languages
English (en)
Inventor
康 北村
功 井関
Original Assignee
チヨダコンテナー株式会社
大同紙工業株式会社
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Publication date
Application filed by チヨダコンテナー株式会社, 大同紙工業株式会社 filed Critical チヨダコンテナー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通路内を流れる空気抵抗を小さくし得、通気量
の増加を図ることを目的とする。 【構成】上面に複数本の桟材12が適当間隔をおいて互い
に平行に固着されるとともに下面に前記上面の複数本の
桟材12に対して直交する方向に両側辺に沿って桟材13が
固着されてなるシート11を、上に位置するシート11の上
面の桟材12の向く方向と下に位置するシート11の上面の
桟材12の向く方向が互いに直交するように上下に多数枚
積層接着させ、上下に積層されるシート11とシート11と
の間に通路14を形成し、この通路14は上下において交互
に直交する方向に向かせて構成してなり、上下のシート
11、11間に形成される各通路14の断面積を充分に大きく
でき、各通路14内を流れる空気の抵抗を低減させ得、通
気量の増加を図るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は熱交換型換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の熱交換型換気装置としては例えば図4に示すように構成されたものが知 られている。以下、図面に基づいて説明すると、この熱交換型換気装置は波板と ライナーを交互に積層してなるもので、ライナー1を介して互いに隣り合う波板 2と波板3の波の方向は互いに直交するように構成されている。このように多数 枚のライナー1と多数枚の波板2,3を交互に積層してなる平面形状が矩形の熱 交換型換気装置は例えば建物の室内と室外を仕切る壁に取り付けられるのである が、そのとき前記換気装置を平面から見て1本の対角線を境に2等分した状態で 一方の半分が室外に突出し、他方の半分が室内に突出するように取り付けられる 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記換気装置を用いて、室内の換気を行なうとき、前記波板2の通路2aと波 板3の通路3aとは互いに直交しており、矢印X方向に向く通路2aは室内の空 気の排出通路となり、矢印Y方向に向く通路3aは室外の空気の流入通路となる 。この矢印X,Y方向に向く通路2aと3aはライナー1を介して隣接しており 、通路2aを通る室内空気の熱は通路3aを通る室外空気の熱にライナー1を介 して伝達され、所謂熱交換され、室内温度の変化を抑えるようになっている。
【0004】 しかしながら、上記従来の換気装置では1枚の波板と上下のライナーとによっ て形成される通路1本1本の断面積が小さく、通路内を流れる空気の抵抗が大と なり、通気量が少ないという問題があった。
【0005】 本考案はこのような課題を解決するもので、通路内を流れる空気抵抗を小さく し得、通気量の増加を図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案は、上面に複数本の桟材が適当間隔をおいて 互いに平行に固着されるとともに下面に前記上面の複数本の桟材に対して直交す る方向に両側辺に沿って桟材が固着されてなるシートを、上に位置するシートの 上面の桟材の向く方向と下に位置するシートの上面の桟材の向く方向が互いに直 交するように上下に多数枚積層接着させ、上下に積層されるシートとシートとの 間に空気通路を形成し、この空気通路は上下において交互に直交する方向に向か せて構成してなるものである。
【0007】
【作用】
この構成により、上下のシート間に形成される各通路の断面積を充分に大きく することができ、従って各通路内を流れる空気の抵抗を低減させ得、通気量の増 加を図ることができる。また、シートの下面にシートの上面の複数本の桟材に対 して直交する方向にシートの両側辺に沿って桟材を固着しており、これによりシ ートが上面の平行な桟材間で撓むのを防止し、多数枚のシートを上下方向に積層 するときシートが撓まずに張った状態で積層でき、上に位置するシートの下面を 下に位置するシートの上面の桟材に隙間なく接着できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図面に基づいて説明する。 図1〜図3において、11は上下方向に積層状態で配設される平面形状がほぼ正 方形のシートで、吸湿材を含んだクラフト紙などの紙からなり、この各シート11 の上面には4本の断面角形の桟材12が適当間隔をおいて互いに平行に固着されて いる。具体的には4本の桟材12の内、2本の桟材12はシート11の一組の対向側辺 に沿ってシート11の両側部上に位置し、残りの2本の桟材12はシート11の両側部 上の桟材12,12間に等間隔をおいて位置している。また、前記シート11の下面に は前記4本の桟材12に対して直交する方向にシート11の他の組の対向側辺に沿っ て2本の桟材13が固着されている。詳しくは、前記桟材13は下側に位置するシー ト11の上面の両側の桟材12の内側に位置するようにシート11の他の組の対向側辺 から桟材12の幅分をあけて固着されている。なお桟材12および桟材13は合成樹脂 あるいは木材などで作られている。
【0009】 以上のように桟材12および桟材13が取り付けられたシート11を上下方向に積層 接着させた状態を図2および図3に示し、上に位置するシート11の上面の桟材12 の向く方向と下に位置するシート11の上面の桟材12の向く方向が互いに直交する ように多数枚のシート11が上下方向に積層され、上下に積層されたシート11,11 間において3本の通路14が形成されている。そして、上下方向において矢印X方 向に向く通路14と、矢印Y方向に向く通路14を交互に多数段備えたブロック状の 換気装置を構成するのである。
【0010】 そこで、このブロック状の換気装置を建物の室内と室外を仕切る壁に取り付け るのであるが、そのとき換気装置を平面から見て1本の対角線を境に2等分した 状態で一方の半分が室外に突出し、他方の半分が室内に突出するように取り付け る。
【0011】 そして、上記換気装置を用いて、室内の換気を行なうとき、前記矢印X方向に 向く通路14は室内の空気の排出通路となり、矢印Y方向に向く通路14は室外の空 気の流入通路となる。これら各通路14の横幅は充分にとれ、その各断面積は前記 従来例で述べたような波状の通路の断面積に比べて大幅に大きくなり、各通路14 内を流れる空気の抵抗を低減させ得、充分な通気量を確保することができる。
【0012】 ところで、上記実施例において、前記シート11の下面にシート11の上面の4本 の桟材12に対して直交する方向にシート11の他の組の対向側辺に沿って2本の桟 材13を固着しており、これによりシート11が上面の平行な桟材12と12との間で撓 むのを防止し、多数枚のシート11を上下方向に積層するときシート11が撓まずに 張った状態で積層でき、上に位置するシート11の下面を下に位置するシート11の 上面の桟材12に隙間なく接着できる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、上下のシート間に形成される各通路の断面積を 充分に大きくすることができ、従って各通路内を流れる空気の抵抗を低減させ得 、通気量の増加を図ることができる。また、シートの下面にシートの上面の複数 本の桟材に対して直交する方向にシートの両側辺に沿って桟材を固着しており、 これによりシートが上面の平行な桟材間で撓むのを防止し、多数枚のシートを上 下方向に積層するときシートが撓まずに張った状態で積層でき、上に位置するシ ートの下面を下に位置するシートの上面の桟材に隙間なく接着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるシートと桟材の分解
斜視図である。
【図2】同ブロック状換気装置の斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】従来例における換気装置の斜視図である。
【符号の説明】
11 シート 12 桟材 13 桟材 14 通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に複数本の桟材が適当間隔をおいて
    互いに平行に固着されるとともに下面に前記上面の複数
    本の桟材に対して直交する方向に両側辺に沿って桟材が
    固着されてなるシートを、上に位置するシートの上面の
    桟材の向く方向と下に位置するシートの上面の桟材の向
    く方向が互いに直交するように上下に多数枚積層接着さ
    せ、上下に積層されるシートとシートとの間に空気通路
    を形成し、この空気通路は上下において交互に直交する
    方向に向かせて構成してなることを特徴とする熱交換型
    換気装置。
JP3568393U 1993-06-30 1993-06-30 熱交換型換気装置 Pending JPH0712776U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3568393U JPH0712776U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 熱交換型換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3568393U JPH0712776U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 熱交換型換気装置

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Publication Number Publication Date
JPH0712776U true JPH0712776U (ja) 1995-03-03

Family

ID=12448696

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JP3568393U Pending JPH0712776U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 熱交換型換気装置

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