JPH07127701A - 揺動伝動機構の揺動角調節装置 - Google Patents
揺動伝動機構の揺動角調節装置Info
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- JPH07127701A JPH07127701A JP29402593A JP29402593A JPH07127701A JP H07127701 A JPH07127701 A JP H07127701A JP 29402593 A JP29402593 A JP 29402593A JP 29402593 A JP29402593 A JP 29402593A JP H07127701 A JPH07127701 A JP H07127701A
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- Japan
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- adjusting
- shaft
- oscillation
- clutch
- swing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 揺動伝動機構の揺動角の調節操作を簡単に行
うと共に、耐久性を有した高性能な揺動角調節装置を提
供する。 【構成】 揺動伝動機構の揺動角調節装置を、回動軸3
5に半径を異ならせて放射方向回りに所定間隔を有して
複数の調節ピン66を設けた調節板63と、該調節板6
3の他側でスライドピン64が所定長の調節杆65によ
り、回動軸35の軸芯Oと遠近可能に調節されるスライ
ド部61を有する揺動片60とを取り付け、該揺動片6
0とクランク軸34に固着されたクランクアーム34a
とをクランクロッド36を介して連結し前記回動軸35
を揺動伝動させると共に、上記スライドピン64に枢支
される調節杆65と前記複数の調節ピン66とを択一的
に連結することにより、回動軸35の揺動角を調節可能
に伝動するようにした。
うと共に、耐久性を有した高性能な揺動角調節装置を提
供する。 【構成】 揺動伝動機構の揺動角調節装置を、回動軸3
5に半径を異ならせて放射方向回りに所定間隔を有して
複数の調節ピン66を設けた調節板63と、該調節板6
3の他側でスライドピン64が所定長の調節杆65によ
り、回動軸35の軸芯Oと遠近可能に調節されるスライ
ド部61を有する揺動片60とを取り付け、該揺動片6
0とクランク軸34に固着されたクランクアーム34a
とをクランクロッド36を介して連結し前記回動軸35
を揺動伝動させると共に、上記スライドピン64に枢支
される調節杆65と前記複数の調節ピン66とを択一的
に連結することにより、回動軸35の揺動角を調節可能
に伝動するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は揺動伝動される回動軸の
揺動角を調節可能とした揺動伝動機構の揺動角調節装置
に関する。
揺動角を調節可能とした揺動伝動機構の揺動角調節装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばペースト状の流動肥料や薬
液等の液体を散布する管理作業機においては、該液体を
吐出量が調節可能な偏心回転軸を有する往復動式ポンプ
を用いており、該ポンプの偏心回転軸を往復揺動駆動す
るクランク伝動部を設けている。そしてこのクランク伝
動部の回動軸にはその半径方向に調節可能なネジ杆を設
け、該ネジ杆にクランク軸のクランクロッドと連結する
連結ピンを枢着し、ネジ杆を回動することにより連結ピ
ンを半径方向に遠近調節させて、上記回動軸の揺動角を
調節してポンプの吐出量調整を行っている。
液等の液体を散布する管理作業機においては、該液体を
吐出量が調節可能な偏心回転軸を有する往復動式ポンプ
を用いており、該ポンプの偏心回転軸を往復揺動駆動す
るクランク伝動部を設けている。そしてこのクランク伝
動部の回動軸にはその半径方向に調節可能なネジ杆を設
け、該ネジ杆にクランク軸のクランクロッドと連結する
連結ピンを枢着し、ネジ杆を回動することにより連結ピ
ンを半径方向に遠近調節させて、上記回動軸の揺動角を
調節してポンプの吐出量調整を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の揺動角調節
機構では、回動軸の揺動角を最大から最小の全ストロー
クへ調節しようとするとき、ネジ杆を何回も回さなけれ
ばならず調節操作が面倒で長時間を要すると共に、狭小
な伝動機構部において煩雑で危険を伴う操作となる。ま
た上記ネジ杆による調節機構は回動軸の一側方に偏寄し
た長大な構成で取り付けられるため、大きな揺動スペー
スを占めると共に、揺動慣性力が大きくなって円滑な揺
動運動が困難となったり振動を伴う問題がある。さらに
この機構ではネジ杆とこれに螺合するクランクロッド用
連結ピンとの間で、往復揺動時の衝撃等によりガタ付き
が生じ易く耐久性に欠ける問題がある。そこで本発明
は、上記従来の問題点を解消しネジ杆を用いることな
く、調節操作が簡単で且つ十分な耐久性を有する高性能
な揺動伝動機構の揺動角調節装置を提供するものであ
る。
機構では、回動軸の揺動角を最大から最小の全ストロー
クへ調節しようとするとき、ネジ杆を何回も回さなけれ
ばならず調節操作が面倒で長時間を要すると共に、狭小
な伝動機構部において煩雑で危険を伴う操作となる。ま
た上記ネジ杆による調節機構は回動軸の一側方に偏寄し
た長大な構成で取り付けられるため、大きな揺動スペー
スを占めると共に、揺動慣性力が大きくなって円滑な揺
動運動が困難となったり振動を伴う問題がある。さらに
この機構ではネジ杆とこれに螺合するクランクロッド用
連結ピンとの間で、往復揺動時の衝撃等によりガタ付き
が生じ易く耐久性に欠ける問題がある。そこで本発明
は、上記従来の問題点を解消しネジ杆を用いることな
く、調節操作が簡単で且つ十分な耐久性を有する高性能
な揺動伝動機構の揺動角調節装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の揺動伝動機構のクラツチ装置は、回動軸35に
半径を異ならせて放射方向回りに所定間隔を有して複数
の調節ピン66を設けた調節板63と、該調節板63の
他側でスライドピン64が所定長の調節杆65により、
回動軸35の軸芯Oと遠近可能に調節されるスライド部
61を有する揺動片60とを取り付け、該揺動片60と
クランク軸34に固着されたクランクアーム34aとを
クランクロッド36を介して連結し前記回動軸35を揺
動伝動させると共に、上記スライドピン64に枢支され
る調節杆65と前記複数の調節ピン66とを択一的に連
結することにより、回動軸35の揺動角を調節可能に伝
動している。
本発明の揺動伝動機構のクラツチ装置は、回動軸35に
半径を異ならせて放射方向回りに所定間隔を有して複数
の調節ピン66を設けた調節板63と、該調節板63の
他側でスライドピン64が所定長の調節杆65により、
回動軸35の軸芯Oと遠近可能に調節されるスライド部
61を有する揺動片60とを取り付け、該揺動片60と
クランク軸34に固着されたクランクアーム34aとを
クランクロッド36を介して連結し前記回動軸35を揺
動伝動させると共に、上記スライドピン64に枢支され
る調節杆65と前記複数の調節ピン66とを択一的に連
結することにより、回動軸35の揺動角を調節可能に伝
動している。
【0005】
【作用】上記した構成により、クランク軸34の揺動動
力はクランクロッド36によりスライドピン64を介し
揺動片60に伝えて回動軸35を揺動運動させる。この
ときスライドピン64は調節杆65によって複数の調節
ピン66と択一的に組み替えて連結され、回動軸35の
軸芯Oとの距離を調節されるので回動軸35の揺動角を
簡単に変更調節することができる。また複数の調節ピン
66を備えた調節板63と上記スライド部を有する揺動
片60とは回動軸35の両側に形成したため、揺動角の
調節機構がコンパクトになり機体への組付け及び設置を
容易にすると共に揺動運動に伴う振動の発生を抑制す
る。
力はクランクロッド36によりスライドピン64を介し
揺動片60に伝えて回動軸35を揺動運動させる。この
ときスライドピン64は調節杆65によって複数の調節
ピン66と択一的に組み替えて連結され、回動軸35の
軸芯Oとの距離を調節されるので回動軸35の揺動角を
簡単に変更調節することができる。また複数の調節ピン
66を備えた調節板63と上記スライド部を有する揺動
片60とは回動軸35の両側に形成したため、揺動角の
調節機構がコンパクトになり機体への組付け及び設置を
容易にすると共に揺動運動に伴う振動の発生を抑制す
る。
【0006】
【実施例】本発明の構成を図面に基づいて説明する。1
は後部に搭載したエンジンEの上方で後方へ延出したル
ープ状の走行ハンドルHを有する自走式の走行機体であ
り、後輪(駆動輪)2を軸支するミッションケース3,
に後方へ延出したエンジン取付フレーム4と前方に延出
したメインフレーム5をそれぞれ一体的に連結し、該メ
インフレーム5に土中施肥部Fの施肥フレーム(上側フ
レーム)5a及びポンプ取付ベース(下側フレーム)5
bを一体に連結構成している。
は後部に搭載したエンジンEの上方で後方へ延出したル
ープ状の走行ハンドルHを有する自走式の走行機体であ
り、後輪(駆動輪)2を軸支するミッションケース3,
に後方へ延出したエンジン取付フレーム4と前方に延出
したメインフレーム5をそれぞれ一体的に連結し、該メ
インフレーム5に土中施肥部Fの施肥フレーム(上側フ
レーム)5a及びポンプ取付ベース(下側フレーム)5
bを一体に連結構成している。
【0007】そして、施肥フレーム5aの前方で左右両
側方にはブラケット6,6a等により、左右一対のチェ
ンケース7,7aを前後の上下2段で固定すると共に、
施肥フレーム5aの前端に前輪ステー9を一体的に垂設
し、調整ハンドル9aを介して左右一対の前輪8を上下
調節自在に支持している。また、防除部Sの取付フレー
ム(防除フレーム)10は支持腕10aと下部取付片1
0bとを突設し、該支持腕10aを前記施肥フレーム5
aの中途に支軸10cで支持すると共に、下部取付片1
0bを施肥フレーム5aと一体枠とした前記前輪ステー
9から突設する固定片9aに、固定具9bで着脱可能に
締着することにより実線の防除作業姿勢に固定してい
る。この防除フレーム10は上記固定具9bを解除する
ことにより、支軸10cを支点として矢印方向に傾倒さ
せ図1の点線に示す格納姿勢に切換可能に構成してい
る。10dは上記防除フレーム10をその傾倒時におい
て機体上に沿わせて固定するフック状の固定具である。
側方にはブラケット6,6a等により、左右一対のチェ
ンケース7,7aを前後の上下2段で固定すると共に、
施肥フレーム5aの前端に前輪ステー9を一体的に垂設
し、調整ハンドル9aを介して左右一対の前輪8を上下
調節自在に支持している。また、防除部Sの取付フレー
ム(防除フレーム)10は支持腕10aと下部取付片1
0bとを突設し、該支持腕10aを前記施肥フレーム5
aの中途に支軸10cで支持すると共に、下部取付片1
0bを施肥フレーム5aと一体枠とした前記前輪ステー
9から突設する固定片9aに、固定具9bで着脱可能に
締着することにより実線の防除作業姿勢に固定してい
る。この防除フレーム10は上記固定具9bを解除する
ことにより、支軸10cを支点として矢印方向に傾倒さ
せ図1の点線に示す格納姿勢に切換可能に構成してい
る。10dは上記防除フレーム10をその傾倒時におい
て機体上に沿わせて固定するフック状の固定具である。
【0008】上記防除フレーム10は正面略長方形の枠
体で、その長手方向(上下方向)にはビーム15の取付
用穴10eが所定間隔ごとに複数段に設けられている。
そして、上記ビーム15の両翼には枢軸15’を介して
上方へ折畳み回動固定自在な取付腕(取付部材)15
a,15bが設けられ、この取付腕15a,15bには
複数の噴霧ノズル16を有するフレキシブル噴管17
が、図12に示すように湾曲及び伸長変形自在に装着さ
れている。上述防除フレーム10はビーム15と押さえ
板18により前後から挟持されると共に両者間に高さ調
整ノブ19が螺挿され、このノブ19の締緩操作により
ビーム15を適宜高さ位置の取付用穴10eにセットし
て、ビーム15の取付高さ調整及び固定が容易に行える
ようにしている。
体で、その長手方向(上下方向)にはビーム15の取付
用穴10eが所定間隔ごとに複数段に設けられている。
そして、上記ビーム15の両翼には枢軸15’を介して
上方へ折畳み回動固定自在な取付腕(取付部材)15
a,15bが設けられ、この取付腕15a,15bには
複数の噴霧ノズル16を有するフレキシブル噴管17
が、図12に示すように湾曲及び伸長変形自在に装着さ
れている。上述防除フレーム10はビーム15と押さえ
板18により前後から挟持されると共に両者間に高さ調
整ノブ19が螺挿され、このノブ19の締緩操作により
ビーム15を適宜高さ位置の取付用穴10eにセットし
て、ビーム15の取付高さ調整及び固定が容易に行える
ようにしている。
【0009】11はハンドルH部に設けられ手元操作に
より前記取付腕15a,15bを格納操作する操作レバ
ーであり、ワイヤー12を介して上記取付腕15a,1
5bを枢軸15’を支点として上方へ個別に、或いは同
時に折り畳み可能に回動するようにしている。また13
は取付腕15a,15bのそれぞれの操作姿勢を安定維
持させる支点越えスプリングであり、13aは取付腕1
5a,15bの張出し作業姿勢を受け止める前述ビーム
15の両端下部に固着したストッパーである。尚15f
は取付腕15a,15bに適数設けた取付片であり、ビ
ニールカバー等を取着して防除時に噴霧物の上方への舞
上がりを抑制するようにしている。
より前記取付腕15a,15bを格納操作する操作レバ
ーであり、ワイヤー12を介して上記取付腕15a,1
5bを枢軸15’を支点として上方へ個別に、或いは同
時に折り畳み可能に回動するようにしている。また13
は取付腕15a,15bのそれぞれの操作姿勢を安定維
持させる支点越えスプリングであり、13aは取付腕1
5a,15bの張出し作業姿勢を受け止める前述ビーム
15の両端下部に固着したストッパーである。尚15f
は取付腕15a,15bに適数設けた取付片であり、ビ
ニールカバー等を取着して防除時に噴霧物の上方への舞
上がりを抑制するようにしている。
【0010】そして、走行機体1の上方(実施例では後
輪2と前輪8間の上方位置)には、ペースト状肥料等の
流動肥料、又は薬液(殺虫剤,殺菌剤,除草剤など)等
の液体を択一的に収容するタンク20を搭載し、該タン
ク20は左右に対設されその内部に液体を攪拌する攪拌
装置21を備えている。また上記タンク20の前方で前
輪8の上方位置には補助タンク22,22が搭載されて
おり、この補助タンク22に洗浄水を収納しておくこと
により、施肥作業又は防除作業の終了時に、補助タンク
22内の洗浄水を後述のポンプ27を利用して噴出さ
せ、前述タンク20内及び流路内の洗浄を簡単に行うよ
うにしている。
輪2と前輪8間の上方位置)には、ペースト状肥料等の
流動肥料、又は薬液(殺虫剤,殺菌剤,除草剤など)等
の液体を択一的に収容するタンク20を搭載し、該タン
ク20は左右に対設されその内部に液体を攪拌する攪拌
装置21を備えている。また上記タンク20の前方で前
輪8の上方位置には補助タンク22,22が搭載されて
おり、この補助タンク22に洗浄水を収納しておくこと
により、施肥作業又は防除作業の終了時に、補助タンク
22内の洗浄水を後述のポンプ27を利用して噴出さ
せ、前述タンク20内及び流路内の洗浄を簡単に行うよ
うにしている。
【0011】ところで前記土中施肥部Fは、上下のクラ
ンク軸24,24aで支持された左右一対の棒状施肥ノ
ズル23,23aを左右180度位相を変えて変形円運
動させ、機体の走行に伴い上記施肥ノズル23,23a
が前方から後方へ移動するとき、下端の吐出口側を土中
へ突き刺して施肥(点注施肥)するように構成されてい
る。すなわち、前記チェンケース7,7aには図1,図
3に示すように、チェン伝動で同期回転する上下2本の
クランク軸24,24aをそれぞれ支持し、この各クラ
ンク軸24,24aと左右の施肥ノズル23,23aを
それぞれクランクアーム25,25aにより上下方向に
変形円運動するように連結すると共に、下部のクランク
アーム25aに設けたクランクピン25bを施肥ノズル
23,23a側に設けたブラケットに対し長孔で遊嵌さ
せている。
ンク軸24,24aで支持された左右一対の棒状施肥ノ
ズル23,23aを左右180度位相を変えて変形円運
動させ、機体の走行に伴い上記施肥ノズル23,23a
が前方から後方へ移動するとき、下端の吐出口側を土中
へ突き刺して施肥(点注施肥)するように構成されてい
る。すなわち、前記チェンケース7,7aには図1,図
3に示すように、チェン伝動で同期回転する上下2本の
クランク軸24,24aをそれぞれ支持し、この各クラ
ンク軸24,24aと左右の施肥ノズル23,23aを
それぞれクランクアーム25,25aにより上下方向に
変形円運動するように連結すると共に、下部のクランク
アーム25aに設けたクランクピン25bを施肥ノズル
23,23a側に設けたブラケットに対し長孔で遊嵌さ
せている。
【0012】図1,図4に示す27は前記タンク20の
下方に位置してポンプ取付ベース5b上に固定したポン
プであり、伝動機構Mを介し前記エンジンEから伝動さ
れ、ポンプ27の吸引口27a側は切換バルブ28及び
管体29a,29b,29cを介し前記タンク20と補
助タンク22に切換自在に、また、吐出口27b側は後
述のアキュムレータ30,30aにそれぞれ管体を介し
て連通されている。上記ポンプ27は一実施例として左
右2本のプランジャー型のピストンが往復動して吸引吐
出作用を行う2連式のピストンポンプを採用している。
下方に位置してポンプ取付ベース5b上に固定したポン
プであり、伝動機構Mを介し前記エンジンEから伝動さ
れ、ポンプ27の吸引口27a側は切換バルブ28及び
管体29a,29b,29cを介し前記タンク20と補
助タンク22に切換自在に、また、吐出口27b側は後
述のアキュムレータ30,30aにそれぞれ管体を介し
て連通されている。上記ポンプ27は一実施例として左
右2本のプランジャー型のピストンが往復動して吸引吐
出作用を行う2連式のピストンポンプを採用している。
【0013】即ち、ポンプ27の駆動軸(ポンプ軸)2
7’は、例えばエンジンのクランク軸と同様な偏心カム
部を有して、このポンプ軸27’の回転によりポンプ2
7に内蔵した左右のピストンKが、所定のストロークで
それぞれ逆向きに往復運動するように構成している。こ
れにより操向ハンドル部に設けたそれぞれのレバー操作
でバルブ55,55aを開放すると共に、バルブ57,
57aを閉止して行う施肥作業の場合は、吸入口27a
から管体29a,29cを介してポンプ27内に吸引さ
れたタンク20内の肥料を、吐出口27bから左右一対
のアキュムレータ30,30aに管体30’,30’a
を介してそれぞれ送給蓄圧し、各アキュムレータ30,
30aから間欠バルブ31,31aを経由して施肥ノズ
ル23,23a側に圧送して土中に間欠的に点注施肥す
るようにしている。
7’は、例えばエンジンのクランク軸と同様な偏心カム
部を有して、このポンプ軸27’の回転によりポンプ2
7に内蔵した左右のピストンKが、所定のストロークで
それぞれ逆向きに往復運動するように構成している。こ
れにより操向ハンドル部に設けたそれぞれのレバー操作
でバルブ55,55aを開放すると共に、バルブ57,
57aを閉止して行う施肥作業の場合は、吸入口27a
から管体29a,29cを介してポンプ27内に吸引さ
れたタンク20内の肥料を、吐出口27bから左右一対
のアキュムレータ30,30aに管体30’,30’a
を介してそれぞれ送給蓄圧し、各アキュムレータ30,
30aから間欠バルブ31,31aを経由して施肥ノズ
ル23,23a側に圧送して土中に間欠的に点注施肥す
るようにしている。
【0014】そして、上記バルブ55,55aを閉止
し、バルブ57,57aを開放して行う防除作業におい
ては、上述と同様にして吸入口27aからポンプ27内
に吸引されたタンク20内の消毒用液体は吐出口27b
からアキュムレータ30,30aにそれぞれ送給された
後、管体32,32aを介して噴管17側に圧送され噴
霧ノズル16から圃場の作物Tに連続的に噴霧される。
尚、この施肥と防除に対応するポンプ駆動状態の切換
は、図4,図6に示す爪クラッチ33の切換操作により
行われる。
し、バルブ57,57aを開放して行う防除作業におい
ては、上述と同様にして吸入口27aからポンプ27内
に吸引されたタンク20内の消毒用液体は吐出口27b
からアキュムレータ30,30aにそれぞれ送給された
後、管体32,32aを介して噴管17側に圧送され噴
霧ノズル16から圃場の作物Tに連続的に噴霧される。
尚、この施肥と防除に対応するポンプ駆動状態の切換
は、図4,図6に示す爪クラッチ33の切換操作により
行われる。
【0015】すなわち防除作業の場合には、多数の噴霧
ノズル16から液体を連続的に噴霧する必要があるた
め、ポンプ27の吐出量を多くして吐出圧力を高める目
的でポンプ軸27’を常時回転させる回転伝動部35a
により、ポンプ27の作動ストロークを最大の状態と
し、一方施肥作業の場合には、ノズル数が少なく(2
本)所定間隔ごとに土中に施肥する点注施肥と相挨っ
て、上記防除作業の場合と比較して肥料の吐出量を少な
くする必要があるので、点注施肥の伝動機構中には全ス
トローク以下の往復動範囲で揺動させるクランク伝動部
35bによって駆動し、これらの切換はクラッチ33を
有する切換機構35cで行うようにしている。また、上
記クランク伝動部35bにはポンプ27の吐出量を点注
施肥の施肥量に合わせて調量させる後述の調量機構Dを
付設している。尚、符号Rは洗浄ノズル53を有する可
撓性の透明管53aからなる戻し回路であり、56,5
6aはストレーナ、58はブリーザー口である。
ノズル16から液体を連続的に噴霧する必要があるた
め、ポンプ27の吐出量を多くして吐出圧力を高める目
的でポンプ軸27’を常時回転させる回転伝動部35a
により、ポンプ27の作動ストロークを最大の状態と
し、一方施肥作業の場合には、ノズル数が少なく(2
本)所定間隔ごとに土中に施肥する点注施肥と相挨っ
て、上記防除作業の場合と比較して肥料の吐出量を少な
くする必要があるので、点注施肥の伝動機構中には全ス
トローク以下の往復動範囲で揺動させるクランク伝動部
35bによって駆動し、これらの切換はクラッチ33を
有する切換機構35cで行うようにしている。また、上
記クランク伝動部35bにはポンプ27の吐出量を点注
施肥の施肥量に合わせて調量させる後述の調量機構Dを
付設している。尚、符号Rは洗浄ノズル53を有する可
撓性の透明管53aからなる戻し回路であり、56,5
6aはストレーナ、58はブリーザー口である。
【0016】次に図4,図6に示す伝動機構Mの実施例
について説明すると、エンジンEからの動力は前進用ベ
ルトテンションクラッチ40又は後進用ベルトテンショ
ンクラッチ41により、トランスミッション3aの前進
用軸42又は後進用軸43にそれぞれベルト伝動され、
後輪2は上記両クラッチ40又は41の切換操作により
前進又は後進する。このとき上記後進用軸43はPTO
軸をも兼ねているため、動力は後進用軸(PTO軸)4
3から第1軸44に伝動され、施肥作業の場合における
施肥伝動系は、さらに点注用クラッチ45を介して第2
軸46へ、次いで、ピンクラッチ47により第3軸48
へと順次伝わり、チェン49により第4軸34及び間欠
バルブ31,31aのバルブ軸31’を回転駆動させ
る。
について説明すると、エンジンEからの動力は前進用ベ
ルトテンションクラッチ40又は後進用ベルトテンショ
ンクラッチ41により、トランスミッション3aの前進
用軸42又は後進用軸43にそれぞれベルト伝動され、
後輪2は上記両クラッチ40又は41の切換操作により
前進又は後進する。このとき上記後進用軸43はPTO
軸をも兼ねているため、動力は後進用軸(PTO軸)4
3から第1軸44に伝動され、施肥作業の場合における
施肥伝動系は、さらに点注用クラッチ45を介して第2
軸46へ、次いで、ピンクラッチ47により第3軸48
へと順次伝わり、チェン49により第4軸34及び間欠
バルブ31,31aのバルブ軸31’を回転駆動させ
る。
【0017】上記第4軸34の回転によりクランクロッ
ド36が往復動し、クラッチ33を経て第5軸35が回
動するため、ポンプ駆動チェン50が往復動作しポンプ
27を作動させるようにしている。なお、第2軸46と
第3軸48間には点注ピッチ(例えば20cmと30c
m)の切換装置Qが設けられており、ピンクラッチ47
の切換操作で点注施肥ピッチを複数段に切換えることが
できる。
ド36が往復動し、クラッチ33を経て第5軸35が回
動するため、ポンプ駆動チェン50が往復動作しポンプ
27を作動させるようにしている。なお、第2軸46と
第3軸48間には点注ピッチ(例えば20cmと30c
m)の切換装置Qが設けられており、ピンクラッチ47
の切換操作で点注施肥ピッチを複数段に切換えることが
できる。
【0018】一方、防除作業の場合における防除伝動系
は、点注用クラッチ45を切ると共に、選択クラッチ4
4aを防除側に切換えると、エンジンEから第1軸44
に入力された動力は、ベルト51又は51aを介して変
速プーリ52を回転させ、クラッチ33により第5軸3
5に伝達されてこの第5軸35を回し、さらにポンプ駆
動チェン50を連続回転駆動することによりポンプ27
を作動させるようにしている。図4において、aは第1
軸44への入力後の防除時使用エリア(防除伝動系)、
bは同じく施肥時使用エリア(施肥伝動系)を示し、そ
の切換は前述のように切換機構35cのクラッチ33の
操作で行う。
は、点注用クラッチ45を切ると共に、選択クラッチ4
4aを防除側に切換えると、エンジンEから第1軸44
に入力された動力は、ベルト51又は51aを介して変
速プーリ52を回転させ、クラッチ33により第5軸3
5に伝達されてこの第5軸35を回し、さらにポンプ駆
動チェン50を連続回転駆動することによりポンプ27
を作動させるようにしている。図4において、aは第1
軸44への入力後の防除時使用エリア(防除伝動系)、
bは同じく施肥時使用エリア(施肥伝動系)を示し、そ
の切換は前述のように切換機構35cのクラッチ33の
操作で行う。
【0019】実施例における前記調量機構Dは、第4軸
(クランク軸)34と第5軸(回動軸)35にそれぞれ
固定された駆動側のクランクアーム34aと、従動側の
前記クランク伝動部35b間をクランクロッド36で連
結し、ポンプ軸27’を回転運動させずに所定角度揺動
(往復揺動)させ、ポンプ作動ストロークを調節してピ
ストンKを小刻みに往復作動させることによりポンプ2
7の吐出量を調量させている。以下その構成を図7、図
8について説明すると、60は前記第5軸35の外側端
に遊動自在に枢支されて縦長の調節溝61が形成された
揺動片であり、該揺動片60には内側に向けて係合突子
62を突設した扇状の調節板63を第5軸(回動軸)3
5の他側に一体的に形成している。
(クランク軸)34と第5軸(回動軸)35にそれぞれ
固定された駆動側のクランクアーム34aと、従動側の
前記クランク伝動部35b間をクランクロッド36で連
結し、ポンプ軸27’を回転運動させずに所定角度揺動
(往復揺動)させ、ポンプ作動ストロークを調節してピ
ストンKを小刻みに往復作動させることによりポンプ2
7の吐出量を調量させている。以下その構成を図7、図
8について説明すると、60は前記第5軸35の外側端
に遊動自在に枢支されて縦長の調節溝61が形成された
揺動片であり、該揺動片60には内側に向けて係合突子
62を突設した扇状の調節板63を第5軸(回動軸)3
5の他側に一体的に形成している。
【0020】スライドスピン64は上記調節溝61に沿
ってスライド可能に嵌合支持される嵌合部64aが形成
され、該ピンの内側ピン部は前述のクランクロッド36
端とボールジョイントを介し融通連結されると共に、外
側ピン部は調節杆65の環部65aに着脱可能に嵌挿さ
れる。また該調節杆65の他端に設けた環部65bは前
記調節板63の外周部に所定間隔を有して植設した複数
の調節ピン66に着脱可能に嵌挿している。67は上記
調節杆65の抜け止め用の固定孔でありクリップピン等
の止め具が挿脱自在に挿入される。
ってスライド可能に嵌合支持される嵌合部64aが形成
され、該ピンの内側ピン部は前述のクランクロッド36
端とボールジョイントを介し融通連結されると共に、外
側ピン部は調節杆65の環部65aに着脱可能に嵌挿さ
れる。また該調節杆65の他端に設けた環部65bは前
記調節板63の外周部に所定間隔を有して植設した複数
の調節ピン66に着脱可能に嵌挿している。67は上記
調節杆65の抜け止め用の固定孔でありクリップピン等
の止め具が挿脱自在に挿入される。
【0021】図8に示すように前記調節溝61は、第5
軸35の中心線35Pと調節溝61の中心線61Pとが
上下方向に交差するように揺動片60に長孔状に穿設さ
れ、該中心線61P上で前記スライドピン64を移動さ
せて、該ピンの中心Pと前記第5軸35の中心O間の半
径R1,R2・・R5を順次大きくすると共に、各半径
R1,R2・・R5位置におけるスライドピン64の中
心Pがクランクロッド36の往復動で揺動される各揺動
角θ1,θ2・・θ5の中央点となるように形成されて
いる。また上記スライドピン64が順次大きな半径R
1,R2・・R5となるための位置決めは、前記機体外
側方に向けて突設したスライドピン64の外側と、調節
板63の表面に突設した適数本の調節ピン661,66
2・・665とに、調節杆65を着脱可能に択一的に嵌
挿して連結することによって行われる。
軸35の中心線35Pと調節溝61の中心線61Pとが
上下方向に交差するように揺動片60に長孔状に穿設さ
れ、該中心線61P上で前記スライドピン64を移動さ
せて、該ピンの中心Pと前記第5軸35の中心O間の半
径R1,R2・・R5を順次大きくすると共に、各半径
R1,R2・・R5位置におけるスライドピン64の中
心Pがクランクロッド36の往復動で揺動される各揺動
角θ1,θ2・・θ5の中央点となるように形成されて
いる。また上記スライドピン64が順次大きな半径R
1,R2・・R5となるための位置決めは、前記機体外
側方に向けて突設したスライドピン64の外側と、調節
板63の表面に突設した適数本の調節ピン661,66
2・・665とに、調節杆65を着脱可能に択一的に嵌
挿して連結することによって行われる。
【0022】即ち、既述係合突子62の揺動角が最大揺
動角θ1となる第5軸35の中心Oを通る軸線の延長上
に、前記調節杆65で連結される第1の調節ピン661
を植設し、順次これより大きな半径R2・・R5とな
り、順次揺動角を小とする第5軸35の放射方向回りで
所定間隔を有した調節位置に調節ピン662・・665
を植設し、上記調節ピン661,662・・665を択
一的に選択して調節杆65でスライドピン64と連結す
ることにより、第5軸(回動軸)35の揺動角を設定し
てポンプ軸27’を同様に往復揺動させ、施肥作業時に
おける液体の吐出量を的確に調節し良好な施肥作業を遂
行可能としている。尚、調節杆65によって係合突子6
2の揺動角が最大揺動角θ1となる調節ピン661と組
み替え連結した場合には、揺動片60はクランクロッド
36を介して回動軸35を大きな揺動角で往復揺動さ
せ、ポンプ27の吐出量を最大となるように調節でき
る。また以下の調節ピン662,663・・と組み換え
ることにより回動軸35の揺動角を小さくしてポンプ2
7の吐出量を順次少なくなるように調節可能とし、調量
機構Dの構成及び操作を簡単容易に行うことができるよ
うにしている。
動角θ1となる第5軸35の中心Oを通る軸線の延長上
に、前記調節杆65で連結される第1の調節ピン661
を植設し、順次これより大きな半径R2・・R5とな
り、順次揺動角を小とする第5軸35の放射方向回りで
所定間隔を有した調節位置に調節ピン662・・665
を植設し、上記調節ピン661,662・・665を択
一的に選択して調節杆65でスライドピン64と連結す
ることにより、第5軸(回動軸)35の揺動角を設定し
てポンプ軸27’を同様に往復揺動させ、施肥作業時に
おける液体の吐出量を的確に調節し良好な施肥作業を遂
行可能としている。尚、調節杆65によって係合突子6
2の揺動角が最大揺動角θ1となる調節ピン661と組
み替え連結した場合には、揺動片60はクランクロッド
36を介して回動軸35を大きな揺動角で往復揺動さ
せ、ポンプ27の吐出量を最大となるように調節でき
る。また以下の調節ピン662,663・・と組み換え
ることにより回動軸35の揺動角を小さくしてポンプ2
7の吐出量を順次少なくなるように調節可能とし、調量
機構Dの構成及び操作を簡単容易に行うことができるよ
うにしている。
【0023】従って本実施例によれば上記の構成によ
り、調節杆65をスライドピン64と調節ピン66とに
択一的に組み替え連結することにより、スライドピン6
4をスライド部(調節溝)61に対し摺動させ回動軸
(回動軸)35を所望の揺動角に設定して揺動運動させ
ることができるので、その操作が簡単であり揺動伝動機
構の揺動角調節操作を能率よく行うことができる。また
調節ピン66は回動軸35に対しスライド部61と対向
させて上下又は左右の他側に構成すると共に、回動軸3
5の放射方向回りに所望の間隔を有して複数段に形成で
きるので、揺動角調整機構をコンパクトに構成できて揺
動運動に伴う振動を抑制することができる。また調節板
63に調節ピン66が間隔を有して多数設置でき、調節
段数を少スペースの中に多く設けることができるメリッ
トがある。それ故、狭小なスペースに種々な伝動機構が
構成される施肥防除機等におけるクランク伝動部の揺動
角調節装置として最適化する特徴がある。尚この装置は
上記施肥防除機に限ることなく一般産業機械の揺動伝動
機構の揺動角調節装置として利用することができるもの
である。尚、実施例では調節杆65を調節板63に突設
した調節ピン66に嵌挿するようにしたが、これに限る
ことなく例えば、調節板63の調節ピン66部分に調節
孔を穿設し、調節杆65にはこれに係合するピンを設け
るようにしてもよい。また、調節杆65のスライドピン
64は揺動片60の調節溝61にスライドするように係
合したが、揺動片60にスライド可能に外嵌するスライ
ド片を設け、これに調節杆65を枢着するようにしても
よい。
り、調節杆65をスライドピン64と調節ピン66とに
択一的に組み替え連結することにより、スライドピン6
4をスライド部(調節溝)61に対し摺動させ回動軸
(回動軸)35を所望の揺動角に設定して揺動運動させ
ることができるので、その操作が簡単であり揺動伝動機
構の揺動角調節操作を能率よく行うことができる。また
調節ピン66は回動軸35に対しスライド部61と対向
させて上下又は左右の他側に構成すると共に、回動軸3
5の放射方向回りに所望の間隔を有して複数段に形成で
きるので、揺動角調整機構をコンパクトに構成できて揺
動運動に伴う振動を抑制することができる。また調節板
63に調節ピン66が間隔を有して多数設置でき、調節
段数を少スペースの中に多く設けることができるメリッ
トがある。それ故、狭小なスペースに種々な伝動機構が
構成される施肥防除機等におけるクランク伝動部の揺動
角調節装置として最適化する特徴がある。尚この装置は
上記施肥防除機に限ることなく一般産業機械の揺動伝動
機構の揺動角調節装置として利用することができるもの
である。尚、実施例では調節杆65を調節板63に突設
した調節ピン66に嵌挿するようにしたが、これに限る
ことなく例えば、調節板63の調節ピン66部分に調節
孔を穿設し、調節杆65にはこれに係合するピンを設け
るようにしてもよい。また、調節杆65のスライドピン
64は揺動片60の調節溝61にスライドするように係
合したが、揺動片60にスライド可能に外嵌するスライ
ド片を設け、これに調節杆65を枢着するようにしても
よい。
【0024】次に揺動伝動機構について説明する。上記
揺動片60の揺動運動は上述係合突子62を後述するク
ラツチ33の噛合板33aに形成した係合孔70に挿入
噛合させることにより、クラツチ33に伝え第5軸35
を揺動させチェン50を介してポンプ軸27’を駆動す
る。このときクラツチ33の噛合時に係合突子62と係
合孔70間で位置ずれがある場合には、単にクラツチ3
3を矢印噛合方向に移動させても噛合しないことがある
ので、クラツチ33に形成した噛合板33aの対向面に
は以下の形状となしたクラツチ装置を構成している。
揺動片60の揺動運動は上述係合突子62を後述するク
ラツチ33の噛合板33aに形成した係合孔70に挿入
噛合させることにより、クラツチ33に伝え第5軸35
を揺動させチェン50を介してポンプ軸27’を駆動す
る。このときクラツチ33の噛合時に係合突子62と係
合孔70間で位置ずれがある場合には、単にクラツチ3
3を矢印噛合方向に移動させても噛合しないことがある
ので、クラツチ33に形成した噛合板33aの対向面に
は以下の形状となしたクラツチ装置を構成している。
【0025】即ち、図9に示すように上記クラツチ33
の一側に形成された円盤状の噛合板33aには、係合突
子62を嵌入係止する係合孔(クラツチ孔)70を穿設
するとと共に、上記係合孔70と第5軸35の中心Oを
結ぶ中心線70aと直交する方向に順次離間させて、所
定幅の誘導面71a,72a,73aを有する誘導段部
71,72,73が順次高くなるように階段状に突出形
成し、同図Cに示すように、係合突子62が既述の如く
揺動調節されて、180度以下の調節角度(揺動角)α
に揺動運動を繰り返すとき、上記誘導面と誘導段部とに
より下記の如く具合よく噛合するようにしている。
の一側に形成された円盤状の噛合板33aには、係合突
子62を嵌入係止する係合孔(クラツチ孔)70を穿設
するとと共に、上記係合孔70と第5軸35の中心Oを
結ぶ中心線70aと直交する方向に順次離間させて、所
定幅の誘導面71a,72a,73aを有する誘導段部
71,72,73が順次高くなるように階段状に突出形
成し、同図Cに示すように、係合突子62が既述の如く
揺動調節されて、180度以下の調節角度(揺動角)α
に揺動運動を繰り返すとき、上記誘導面と誘導段部とに
より下記の如く具合よく噛合するようにしている。
【0026】図10(A)は係合突子62の揺動角α内
に係合孔70が位置する場合を示し、この場合にはクラ
ツチ33の噛合方向への付勢力により、係合突子62の
端面は揺動しながら誘導面71aに接当摺接され、上記
係合孔70と一致した位置において該係合孔70内に的
確且つ容易に嵌合して噛合され、係合突子62の揺動運
動をクラツチ33に伝えて第5軸(回動軸)35を揺動
駆動させ、ポンプ27のポンプ軸(クランク軸)27’
を図11Cに示す前記調量機構Dにより設定された揺動
角αに揺動運動させて、ピストンKの往復動を調節しそ
の吐出量を調量する。
に係合孔70が位置する場合を示し、この場合にはクラ
ツチ33の噛合方向への付勢力により、係合突子62の
端面は揺動しながら誘導面71aに接当摺接され、上記
係合孔70と一致した位置において該係合孔70内に的
確且つ容易に嵌合して噛合され、係合突子62の揺動運
動をクラツチ33に伝えて第5軸(回動軸)35を揺動
駆動させ、ポンプ27のポンプ軸(クランク軸)27’
を図11Cに示す前記調量機構Dにより設定された揺動
角αに揺動運動させて、ピストンKの往復動を調節しそ
の吐出量を調量する。
【0027】尚、上記クラツチ33の噛合方向への付勢
は図6に示す該クラツチ33のシフター溝に係合するシ
フターアーム33bの操作により行うものであり、クラ
ツチ33の中立位置から他方向への付勢操作を行うこと
により、クラツチ33の他側に形成した回転伝動部用の
係合孔70’を回転伝動部プーリー44aに設けた係合
突子44bに噛合させて第5軸35を連続回転伝動をす
ることができる。また実施例における前記シフターアー
ム33bは適宜なスプリング(不図示)により各噛合方
向にレバー操作によって自動付勢するようにしている
が、手動によって噛合付勢するようにしてもよい。
は図6に示す該クラツチ33のシフター溝に係合するシ
フターアーム33bの操作により行うものであり、クラ
ツチ33の中立位置から他方向への付勢操作を行うこと
により、クラツチ33の他側に形成した回転伝動部用の
係合孔70’を回転伝動部プーリー44aに設けた係合
突子44bに噛合させて第5軸35を連続回転伝動をす
ることができる。また実施例における前記シフターアー
ム33bは適宜なスプリング(不図示)により各噛合方
向にレバー操作によって自動付勢するようにしている
が、手動によって噛合付勢するようにしてもよい。
【0028】図10(B)〜(D)はそれぞれ前記係合
孔70が係合突子62の揺動角α外にある状態を示し、
同図(B)はクラツチ33の噛合付勢によりその誘導面
71a部分が係合突子62に接当する場合であり、この
ときは係合突子62はその揺動移動時に端面を誘導面7
1aに摺接案内されて具合よく誘導段部71に接当し、
誘導段部71に係合した状態でクラツチ33を矢印方向
に回動させ、係合孔70を点線で示す前述した同図
(A)の係合孔70位置と同一位置に移動させることに
よりその復動時に係合孔70は係合突子62に的確に嵌
合噛合されて、同図(A)と同様に第5軸35を所定の
揺動角αに揺動伝動をすることができる。
孔70が係合突子62の揺動角α外にある状態を示し、
同図(B)はクラツチ33の噛合付勢によりその誘導面
71a部分が係合突子62に接当する場合であり、この
ときは係合突子62はその揺動移動時に端面を誘導面7
1aに摺接案内されて具合よく誘導段部71に接当し、
誘導段部71に係合した状態でクラツチ33を矢印方向
に回動させ、係合孔70を点線で示す前述した同図
(A)の係合孔70位置と同一位置に移動させることに
よりその復動時に係合孔70は係合突子62に的確に嵌
合噛合されて、同図(A)と同様に第5軸35を所定の
揺動角αに揺動伝動をすることができる。
【0029】図10(C)は前記と同様な噛合付勢によ
り、誘導面72a部分が係合突子62に接当した場合で
あり、このときは係合突子62はその揺動移動時に端面
を誘導面72aに具合よく摺接案内されて誘導段部72
に接当し、誘導段部72を係合した状態で押動させクラ
ツチ33を矢印方向に回動させる。従って誘導段部72
は揺動角αだけ回動され、係合突子62はその復動時に
誘導段部72から外れるので、誘導面71aに位置する
前記同図(B)と同状態となり、係合孔70は上述同図
(B)の係合孔70位置と同一位置に移動されて、この
状態から更に係合突子62が往復揺動することにより、
係合孔70は同図A状態に移動されて両者は具合よく噛
合するものである。
り、誘導面72a部分が係合突子62に接当した場合で
あり、このときは係合突子62はその揺動移動時に端面
を誘導面72aに具合よく摺接案内されて誘導段部72
に接当し、誘導段部72を係合した状態で押動させクラ
ツチ33を矢印方向に回動させる。従って誘導段部72
は揺動角αだけ回動され、係合突子62はその復動時に
誘導段部72から外れるので、誘導面71aに位置する
前記同図(B)と同状態となり、係合孔70は上述同図
(B)の係合孔70位置と同一位置に移動されて、この
状態から更に係合突子62が往復揺動することにより、
係合孔70は同図A状態に移動されて両者は具合よく噛
合するものである。
【0030】図10(D)は誘導面73a部分が係合突
子62に接当する場合であり、このときは係合突子62
はその揺動移動時に端面を誘導面73aに具合よく摺接
案内されて誘導段部73に接当し、誘導段部73に係合
した状態でクラツチ33を矢印方向に押動回動させる。
従って誘導段部73を揺動角αだけ回動させ、係合突子
62はその復動時に誘導段部73から外れて誘導面72
aに位置する前記同図(C)と同状態となり、係合孔7
0は上述同図Cの係合孔70位置と同一位置に移動され
て、この状態から更に係合突子62が往復揺動すること
により上記と同じ作用を繰り返し同図(A)状態に移動
されて両者は具合よく噛合する。以上の如く実施例に示
すクランク伝動部(揺動伝動部)における切換機構(ク
ラッチ装置)35cによれば、停止状態にあるクラツチ
33に対し所定の揺動角αで揺動される係合突子62と
の接合伝動を速やかに且つ的確に行うことができる特徴
がある。
子62に接当する場合であり、このときは係合突子62
はその揺動移動時に端面を誘導面73aに具合よく摺接
案内されて誘導段部73に接当し、誘導段部73に係合
した状態でクラツチ33を矢印方向に押動回動させる。
従って誘導段部73を揺動角αだけ回動させ、係合突子
62はその復動時に誘導段部73から外れて誘導面72
aに位置する前記同図(C)と同状態となり、係合孔7
0は上述同図Cの係合孔70位置と同一位置に移動され
て、この状態から更に係合突子62が往復揺動すること
により上記と同じ作用を繰り返し同図(A)状態に移動
されて両者は具合よく噛合する。以上の如く実施例に示
すクランク伝動部(揺動伝動部)における切換機構(ク
ラッチ装置)35cによれば、停止状態にあるクラツチ
33に対し所定の揺動角αで揺動される係合突子62と
の接合伝動を速やかに且つ的確に行うことができる特徴
がある。
【0031】さて、施肥作業を行う場合は、上述のよう
にバルブ57,57aを開放し、バルブ55,55aを
閉止する。そして、タンク20に流動状肥料を収容した
後、エンジンEを始動させ伝動機構Mの前進用ベルトテ
ンションクラッチ40を入れ(後進用ベルトテンション
クラッチ41はOFF)機体1を前進させ、かつ点注用
クラッチ45を入れる。これによりタンク20内の肥料
はポンプ27によりアキュムレーター30,30aへ送
給されて蓄圧されながら、点注ノズル23,23aの下
降時に開くように同期して間欠開閉するように、バルブ
軸31’で回動される間欠バルブ31,31aを経由し
て地中施肥部Fに圧送され施肥ノズル23,23aから
地中に点注施肥される。
にバルブ57,57aを開放し、バルブ55,55aを
閉止する。そして、タンク20に流動状肥料を収容した
後、エンジンEを始動させ伝動機構Mの前進用ベルトテ
ンションクラッチ40を入れ(後進用ベルトテンション
クラッチ41はOFF)機体1を前進させ、かつ点注用
クラッチ45を入れる。これによりタンク20内の肥料
はポンプ27によりアキュムレーター30,30aへ送
給されて蓄圧されながら、点注ノズル23,23aの下
降時に開くように同期して間欠開閉するように、バルブ
軸31’で回動される間欠バルブ31,31aを経由し
て地中施肥部Fに圧送され施肥ノズル23,23aから
地中に点注施肥される。
【0032】また、防除作業を行う場合は、バルブ5
7,57aを閉止しバルブ55,55aを開放すると共
に点注用クラッチ45を切りにしておき、タンク20内
に所望の液体を収容した後、後進用ベルトテンションク
ラッッチ41を入れて機体1を後進させると、タンク2
0内の液体はポンプ27によりアキュムレ─タ30,3
0a、管体32、32aを経由して防除部Sに圧送され
管体17の噴霧ノズル16から作物Tに連続的に噴霧さ
れる。
7,57aを閉止しバルブ55,55aを開放すると共
に点注用クラッチ45を切りにしておき、タンク20内
に所望の液体を収容した後、後進用ベルトテンションク
ラッッチ41を入れて機体1を後進させると、タンク2
0内の液体はポンプ27によりアキュムレ─タ30,3
0a、管体32、32aを経由して防除部Sに圧送され
管体17の噴霧ノズル16から作物Tに連続的に噴霧さ
れる。
【0033】ところで、施肥又は防除作業が終了した後
は、タンク20,20内の残量分をドレン53から袋な
どの容器に抜き取って後、切換バルブ28を洗浄側に切
換操作(タンク20側を閉、補助タンク22側を開に)
すると共に、切換バルブ55,55aを戻し回路R側に
切換えると、ポンプ27により補助タンク22内の洗浄
水がアキュムレータ30,30aに送給蓄圧された後、
戻し回路Rの送給ホース21pを経由し噴射ノズル53
からタンク20内へ向け噴出され、タンク20並びに一
連の流路を簡単に洗浄することができる。
は、タンク20,20内の残量分をドレン53から袋な
どの容器に抜き取って後、切換バルブ28を洗浄側に切
換操作(タンク20側を閉、補助タンク22側を開に)
すると共に、切換バルブ55,55aを戻し回路R側に
切換えると、ポンプ27により補助タンク22内の洗浄
水がアキュムレータ30,30aに送給蓄圧された後、
戻し回路Rの送給ホース21pを経由し噴射ノズル53
からタンク20内へ向け噴出され、タンク20並びに一
連の流路を簡単に洗浄することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したか
ら、調節杆を任意の調節ピンに択一的に組み替え連結す
るだけで、スライドピンをスライド部に対し簡単に移動
でき、回動軸を所望の揺動角に的確に設定して揺動運動
させるので、揺動伝動機構の揺動角調節操作を能率よく
容易に行うことができる。また、調節ピンは回動軸の半
径方向に対しスライド部と対向させて両側に構成すると
共に、回動軸の放射方向回りに所望の複数段に形成でき
るので、揺動角調整機構を小型化することができて揺動
運動に伴う振動を抑制し耐久性を向上することができ
る。それ故、狭小なスペースに種々な伝動機構が設置さ
れる施肥防除機等のクランク伝動部の揺動角調節装置と
して最適化することができた。
ら、調節杆を任意の調節ピンに択一的に組み替え連結す
るだけで、スライドピンをスライド部に対し簡単に移動
でき、回動軸を所望の揺動角に的確に設定して揺動運動
させるので、揺動伝動機構の揺動角調節操作を能率よく
容易に行うことができる。また、調節ピンは回動軸の半
径方向に対しスライド部と対向させて両側に構成すると
共に、回動軸の放射方向回りに所望の複数段に形成でき
るので、揺動角調整機構を小型化することができて揺動
運動に伴う振動を抑制し耐久性を向上することができ
る。それ故、狭小なスペースに種々な伝動機構が設置さ
れる施肥防除機等のクランク伝動部の揺動角調節装置と
して最適化することができた。
【図1】本発明施例を備えた施肥防除機の側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の正面図。
【図4】伝動機構を示す系統図。
【図5】施肥防除の回路図。
【図6】伝動機構の要部を示す平面図。
【図7】(A)はクランク伝動部の正面図。(B)は同
図の側面図。
図の側面図。
【図8】図7(A)の作用を示す正面図。
【図9】(A)はクラツチ及び係合突子の構成を示す平
面図。(B)はクラツチの側面図。(C)は係合突子の
作用を示す側面図。
面図。(B)はクラツチの側面図。(C)は係合突子の
作用を示す側面図。
【図10】(A)〜(D)はクラツチと係合突子との噛
合状態を示す作用図。
合状態を示す作用図。
【図11】(A)はポンプの平面図。(B)は同図の側
面図。(C)はポンプ及びピストンの状態を示す要部の
断面図。
面図。(C)はポンプ及びピストンの状態を示す要部の
断面図。
【図12】防除作業を示す正面概要図。
1 機体(走行機体) 20 タンク 27 ポンプ 34 クランク軸 34a クランクアーム 35 第5軸(回動軸) 35a 回転伝動部 35b クランク伝動部 35c 切換機構 36 クランクロッド 60 揺動片 61 調節溝(スライド部) 63 調節板 64 スライドピン 65 調節杆 66(661,662,663,664,665) 調
節ピン D 調量機構
節ピン D 調量機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬庭 芳樹 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 回動軸に複数の調節ピンを半径を異なら
せ放射方向回りに所定間隔を有して設けた調節板と、該
調節板の他側でスライドピンが所定長の調節杆により回
動軸の軸芯と遠近可能に調節されるスライド部を有した
揺動片とを取り付け、該揺動片とクランク軸に固着され
たクランクアームとをクランクロッドを介して連結し、
該クランクアームと連動し前記回動軸を揺動伝動させる
と共に、上記スライドピンに枢支される調節杆と前記複
数の調節ピンとを択一的に連結することにより、回動軸
の揺動角を調節可能に伝動することを特徴とした揺動伝
動機構の揺動角調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29402593A JPH07127701A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 揺動伝動機構の揺動角調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29402593A JPH07127701A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 揺動伝動機構の揺動角調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07127701A true JPH07127701A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17802291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29402593A Pending JPH07127701A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 揺動伝動機構の揺動角調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07127701A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007104985A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 施肥機における肥料の繰出し量調節機構 |
CN104067750A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-01 | 泰州樱田农机制造有限公司 | 撒肥机传动装置 |
CN105660576A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-06-15 | 孙树飞 | 喷雾装置 |
CN110904458A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-03-24 | 苏州丰川电子科技有限公司 | 金属表面处理装置 |
CN115350300A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-11-18 | 西南交通大学 | 一种消毒机器人 |
-
1993
- 1993-10-30 JP JP29402593A patent/JPH07127701A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007104985A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 施肥機における肥料の繰出し量調節機構 |
CN104067750A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-01 | 泰州樱田农机制造有限公司 | 撒肥机传动装置 |
CN105660576A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-06-15 | 孙树飞 | 喷雾装置 |
CN110904458A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-03-24 | 苏州丰川电子科技有限公司 | 金属表面处理装置 |
CN110904458B (zh) * | 2019-12-31 | 2024-03-29 | 苏州丰川电子科技有限公司 | 金属表面处理装置 |
CN115350300A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-11-18 | 西南交通大学 | 一种消毒机器人 |
CN115350300B (zh) * | 2022-08-04 | 2023-07-07 | 西南交通大学 | 一种消毒机器人 |
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