JPH07127538A - 消音ホースの製造方法 - Google Patents

消音ホースの製造方法

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Publication number
JPH07127538A
JPH07127538A JP29456393A JP29456393A JPH07127538A JP H07127538 A JPH07127538 A JP H07127538A JP 29456393 A JP29456393 A JP 29456393A JP 29456393 A JP29456393 A JP 29456393A JP H07127538 A JPH07127538 A JP H07127538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorbing material
sound
sound absorbing
hose
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29456393A
Other languages
English (en)
Inventor
Joji Kasugai
条治 春日井
Itsuro Maeda
逸郎 前田
Hidetoshi Ishihara
秀俊 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP29456393A priority Critical patent/JPH07127538A/ja
Publication of JPH07127538A publication Critical patent/JPH07127538A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2225/00Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
    • F05C2225/08Thermoplastics

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟質発泡体からなる筒状の吸音材が内装され
た消音ホースにおいて、ホース全体を定形の湾曲形状で
容易に製造する。 【構成】 吸音材2の内周に螺旋状部材4を挿入する。
吸音材2の内側に曲りマンドレル7を挿入して、吸音材
2を所定の湾曲形状に保持する。曲りマンドレル7は吸
音材2の形状を保持するコア部7aと多数の弾性ピン7
bとを備える。吸音材2及び曲りマンドレル7をブロー
型にセットし、吸音材2の外周に合成樹脂製の遮音筒を
ブロー成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟質発泡体からなる筒
状の吸音材が内装された消音ホースの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の消音ホースは、例えば、図5に
示すような内燃機関10の吸気系に組み付けて使用され
ている。騒音を効果的に低減するために、通常、消音ホ
ース51は軟質発泡体からなる筒状の吸音材52を薄肉
合成樹脂製の遮音筒53で被覆して構成されている。弾
性体である吸音材52を湾曲形状に賦形することは困難
であるから、従来は、直管状に押出成形した遮音筒53
の内側に吸音材52を挿入して、消音ホース51をスト
レートの形状で製造していた。そして、この消音ホース
51を現場で曲げて、エアクリーナ11とインテークエ
アコネクタ12との間に組み付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ストレート
の消音ホース51を無理に曲げて組み付けると、設置場
所によっては消音ホース51が座屈するおそれがあるば
かりでなく、湾曲形状が不定形であるため、消音ホース
51が周辺機器と接触しやすくなるという問題点があっ
た。
【0004】そこで、本発明の課題は、消音ホースを定
形の湾曲形状で容易に製造できる方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の消音ホースの製造方法は、軟質発泡体か
らなる筒状の吸音材の内側に曲りマンドレルを挿入し、
曲りマンドレルで吸音材を所定の湾曲形状に保持した状
態で、吸音材の外周に合成樹脂製の遮音筒をブロー成形
することを特徴とする。
【0006】ここで、前記「吸音材」としては、例え
ば、ゴム又は合成樹脂の筒状発泡体を単独で用いたも
の、筒状発泡体の内周側に変形防止用の螺旋状部材やネ
ットを設けたもの等を使用できる。前記「遮音筒」とし
ては、両端に接続部を一体に備えるもの、遮音性及び伸
縮性を向上するために蛇腹状にブロー成形したもの等を
例示できる。
【0007】
【作用】本発明の製造方法によれば、吸音材が曲りマン
ドレルで所定の湾曲形状に保持され、これをインサート
にして遮音筒が吸音材と相似する形状でブロー成形され
て、ホース全体が定形の湾曲形状で容易に製造される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を内燃機関の吸気系で用いられ
る消音ホースに具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2に示すように、本実施例の消音ホ
ース1は、合成樹脂又はゴムの軟質発泡体からなる筒状
の吸音材2と、この吸音材2の外周にブロー成形された
薄肉の合成樹脂材料よりなる遮音筒3とから、全体が湾
曲した形状で構成されている。このように、吸音材2の
外周を遮音筒3が覆っているので、ホース内部の騒音の
透過成分は吸音材2を経た後も遮音筒3で遮断されてホ
ース外部に漏れ出しにくい。吸音材2の内周にはコイル
スプリング状の螺旋状部材4が挿入され、負圧による吸
音材2の内側への変形を防止している。また、吸音材2
の両端内周には螺旋状部材4を位置決めするための合成
樹脂製の係止筒5が一部を吸音材2より突出させた状態
で挿着されている。
【0009】遮音筒3の両端には、消音ホース1を吸気
系における他の部品に接続するための接続部3aが吸音
材2とほぼ同じ内径で一体形成されている。接続部3a
の基端部内周面には係止筒5の突出部が遮音筒3のブロ
ー成形時の熱で溶着され、係止筒5と遮音筒3との間に
吸音材2の端末部分が把持されている。また、接続部3
aの先端部内周には、他部品との気密を保持するゴム製
のシール部材6が嵌入されている。
【0010】次に、上記のように構成された消音ホース
1の製造方法について説明する。図3に示すように、ま
ず、吸音材2の内周に螺旋状部材4を挿入する。次い
で、吸音材2の内側に曲りマンドレル7を挿入するとと
もに、吸音材2の両端内周に係止筒5を挿着する。曲り
マンドレル7は、消音ホース1の製品形状に相似する湾
曲形状に形成されていて、その両端には係止筒5を介し
て吸音材2の端末部内周を支持する大径のコア部7aが
設けられるとともに、各コア部7aの間には吸音材2の
形状を保持する多数の弾性ピン7bが突設されている。
そして、この曲りマンドレル7を吸音材2に挿入するこ
とによって、吸音材2が所定の湾曲形状に保持される。
【0011】この状態で、図4に示すように、吸音材2
にパリソン8を被せ、吸音材2及び曲りマンドレル7を
ブロー型9にセットする。そして、吸音材2をインサー
トにして、曲りマンドレル7からエアを吹き、吸音材2
を通過したエアの圧力でパリソン8をブロー型9の成形
面に圧接させて、吸音材2の外周にそれと相似する形状
で遮音筒3をブロー成形する。続いて、成形品をブロー
型9から取り出し、成形品から曲りマンドレル7を抜き
取る。この場合、曲りマンドレル7の大部分の領域で弾
性ピン7bが吸音材2に点接触しているため、弾性ピン
7bを変形させて曲りマンドレル7を成形品からスムー
ズに抜き取ることができる。その後、成形品の両端末を
トリミング加工し、バリを除去し、接続部3aにシール
部材6を嵌入する。最後に、製品を検査し、図1に示す
ような定形の湾曲形状を備えた消音ホース1が完成す
る。
【0012】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、次に例示するように、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して具
体化することも可能である。 (1)吸音材の内周に合成樹脂ネット等の網状体を張り
付け、この網状体を介して螺旋状部材が吸音材の内周面
を支持するように構成すること。こうすれば、負圧によ
る吸音材の変形をより効果的に防止することができる。 (2)吸音材と対応する部分の遮音筒を蛇腹状にブロー
成形すること。こうすれば、消音ホースの遮音性及び伸
縮性がより向上する。 (3)螺旋状部材4を省略し、吸音材を筒状発泡体のみ
で構成し、その外周に遮音筒をブロー成形すること。 (4)本発明を内燃機関以外の各種の流体利用機器にお
ける吸気系又は排気系の消音ホースに適用すること。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
曲りマンドレルで吸音材を所定の湾曲形状に保持し、そ
の外周に遮音筒をブロー成形するので、ホース全体を定
形の湾曲形状で容易に製造できるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す消音ホースの正面図で
ある。
【図2】同消音ホースの内部構造を示す図1のA−A線
断面図である。
【図3】同消音ホースの製造方法において吸音材の形状
保持工程を説明する概略図である。
【図4】同消音ホースの製造方法においてブロー成形工
程を説明する概略図である。
【図5】従来の消音ホースを組付状態で示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 消音ホース 2 吸音材 3 遮音筒 7 曲りマンドレ
ル 8 パリソン 9 ブロー型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質発泡体からなる筒状の吸音材の内側
    に曲りマンドレルを挿入し、前記曲りマンドレルで前記
    吸音材を所定の湾曲形状に保持した状態で、前記吸音材
    の外周に合成樹脂製の遮音筒をブロー成形することを特
    徴とする消音ホースの製造方法。
JP29456393A 1993-10-29 1993-10-29 消音ホースの製造方法 Pending JPH07127538A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29456393A JPH07127538A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 消音ホースの製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100494406B1 (ko) * 2001-12-24 2005-06-13 현대자동차주식회사 융모가 형성된 인터쿨러 연결 파이프
JP2011021592A (ja) * 2009-06-17 2011-02-03 Aitec:Kk 通気管及びその製造方法
CN112160853A (zh) * 2020-08-05 2021-01-01 江苏博纳汽车零部件有限公司 一种缸内直喷发动机进气管及其制备方法

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JP2011021592A (ja) * 2009-06-17 2011-02-03 Aitec:Kk 通気管及びその製造方法
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