JPH07158529A - 消音装置 - Google Patents
消音装置Info
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- JPH07158529A JPH07158529A JP5340170A JP34017093A JPH07158529A JP H07158529 A JPH07158529 A JP H07158529A JP 5340170 A JP5340170 A JP 5340170A JP 34017093 A JP34017093 A JP 34017093A JP H07158529 A JPH07158529 A JP H07158529A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/20—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements
-
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- B29C2049/2008—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements inside the article
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- B29C2049/2047—Tubular inserts, e.g. tubes
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- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の消音周波数帯が得られ、騒音の周波数
範囲が広い場合にも十分な低減効果を得ることができる
だけでなく、コンパクトに形成でき、工数及び部品点数
が少なく、コストも安くできる消音装置を提供する。 【構成】 消音装置1は、エアクリーナホース2とブロ
ー成形体3とからなる。エアクリーナホース2の管壁の
軸方向中間部位には、三つの貫通筒4が周方向に100
〜150度離れた位置に突設され、貫通筒4相互間の管
壁には島状又は突条の突部6が形成されている。ブロー
成形体3は、エアクリーナホース2をインサート部品と
してその外周にブロー成形されてなるものである。ブロ
ー成形体3の三箇所は、エアクリーナホース2から離れ
て膨出し、各貫通筒4毎にその貫通筒をエアクリーナホ
ース2への連通管として取り囲む三つの共鳴消音室7を
構成している。
範囲が広い場合にも十分な低減効果を得ることができる
だけでなく、コンパクトに形成でき、工数及び部品点数
が少なく、コストも安くできる消音装置を提供する。 【構成】 消音装置1は、エアクリーナホース2とブロ
ー成形体3とからなる。エアクリーナホース2の管壁の
軸方向中間部位には、三つの貫通筒4が周方向に100
〜150度離れた位置に突設され、貫通筒4相互間の管
壁には島状又は突条の突部6が形成されている。ブロー
成形体3は、エアクリーナホース2をインサート部品と
してその外周にブロー成形されてなるものである。ブロ
ー成形体3の三箇所は、エアクリーナホース2から離れ
て膨出し、各貫通筒4毎にその貫通筒をエアクリーナホ
ース2への連通管として取り囲む三つの共鳴消音室7を
構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流気管に発生し又は伝
播する騒音を消すための消音装置に関するものである。
播する騒音を消すための消音装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
自動車用内燃機関の吸気管に設けられる消音装置51
は、図5に示すように、吸気管52の外部に共鳴消音室
53(レゾネータ)を離間して設けて、吸気管52と共
鳴消音室53とを連通管54で連通させたり、吸気管5
2の外部にサイドブランチ55を突設したりして構成さ
れていた。
自動車用内燃機関の吸気管に設けられる消音装置51
は、図5に示すように、吸気管52の外部に共鳴消音室
53(レゾネータ)を離間して設けて、吸気管52と共
鳴消音室53とを連通管54で連通させたり、吸気管5
2の外部にサイドブランチ55を突設したりして構成さ
れていた。
【0003】ところが、上記の消音装置51は、共鳴消
音室53やサイドブランチ55が吸気管52から離間し
たり飛び出したりしていて嵩張るため、エンジンルーム
内において消音装置51の配設スペースを確保するのが
難しいという問題があった。また、各部品は別体に成形
された後、締付リング56等により組み付けられていた
ため、工数及び部品点数が多く、コストも高くなってい
た。
音室53やサイドブランチ55が吸気管52から離間し
たり飛び出したりしていて嵩張るため、エンジンルーム
内において消音装置51の配設スペースを確保するのが
難しいという問題があった。また、各部品は別体に成形
された後、締付リング56等により組み付けられていた
ため、工数及び部品点数が多く、コストも高くなってい
た。
【0004】そこで、図6に示すように、管壁に一つの
貫通孔63が設けられた吸気管62と、この吸気管62
をインサート部品としてその外周にブロー成形されてな
り、前記貫通孔63を連通孔として吸気管62に連通す
る共鳴消音室65を備えたブロー成形体64とを備えた
消音装置61が開発されている(特開平1−25355
9号公報を参照)。この消音装置61は、吸気管62と
ブロー成形体64とが隣接しているため、コンパクトに
形成できる。また、ブロー成形体64はブロー成形と同
時に吸気管62に接合されるため、工数及び部品点数が
少なく、コストも安くできる。
貫通孔63が設けられた吸気管62と、この吸気管62
をインサート部品としてその外周にブロー成形されてな
り、前記貫通孔63を連通孔として吸気管62に連通す
る共鳴消音室65を備えたブロー成形体64とを備えた
消音装置61が開発されている(特開平1−25355
9号公報を参照)。この消音装置61は、吸気管62と
ブロー成形体64とが隣接しているため、コンパクトに
形成できる。また、ブロー成形体64はブロー成形と同
時に吸気管62に接合されるため、工数及び部品点数が
少なく、コストも安くできる。
【0005】しかし、上記の消音装置61の共鳴作用に
よる消音周波数帯は、共鳴消音室65の体積と貫通孔6
3の面積及び長さとにより唯一つ(倍音は除く。)に決
定されるため、騒音の周波数範囲が広い場合には、十分
な低減効果が得られないことがあった。
よる消音周波数帯は、共鳴消音室65の体積と貫通孔6
3の面積及び長さとにより唯一つ(倍音は除く。)に決
定されるため、騒音の周波数範囲が広い場合には、十分
な低減効果が得られないことがあった。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決し、複数
の消音周波数帯が得られ、騒音の周波数範囲が広い場合
にも十分な低減効果を得ることができるだけでなく、コ
ンパクトに形成でき、工数及び部品点数が少なく、コス
トも安くできる新規な消音装置を提供することにある。
の消音周波数帯が得られ、騒音の周波数範囲が広い場合
にも十分な低減効果を得ることができるだけでなく、コ
ンパクトに形成でき、工数及び部品点数が少なく、コス
トも安くできる新規な消音装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の消音装置は、管壁に少なくとも二つの貫通
筒が突設された流気管と、前記流気管をインサート部品
として該流気管の外周にブロー成形されてなり、各貫通
筒毎にその貫通筒を前記流気管への連通管として取り囲
む少なくとも二つの共鳴消音室を備えたブロー成形体と
からなる構成とした。
に、本発明の消音装置は、管壁に少なくとも二つの貫通
筒が突設された流気管と、前記流気管をインサート部品
として該流気管の外周にブロー成形されてなり、各貫通
筒毎にその貫通筒を前記流気管への連通管として取り囲
む少なくとも二つの共鳴消音室を備えたブロー成形体と
からなる構成とした。
【0008】ここで、「流気管」は気体が流れる管であ
れば特定のものに限定されず、例えば内燃機関の吸気管
又は排気管を挙げることができる。「貫通筒」の長さ、
断面形状、突設位置等は適宜決定でき、流気管の管壁に
開けた単なる貫通孔も含み、貫通筒毎に異なってもよ
い。また、「共鳴消音室」の容積、形状、寸法等も適宜
決定でき、共鳴消音室毎に異なっていてもよい。
れば特定のものに限定されず、例えば内燃機関の吸気管
又は排気管を挙げることができる。「貫通筒」の長さ、
断面形状、突設位置等は適宜決定でき、流気管の管壁に
開けた単なる貫通孔も含み、貫通筒毎に異なってもよ
い。また、「共鳴消音室」の容積、形状、寸法等も適宜
決定でき、共鳴消音室毎に異なっていてもよい。
【0009】
【作用】本発明の消音装置では、流気管に連通する少な
くとも二つの共鳴消音室が、それぞれ共鳴消音作用を奏
する。従って、複数の消音周波数帯が得られ、騒音の周
波数範囲が広い場合にも十分な低減効果を得ることがで
きる。また、各共鳴消音室が連通管(貫通筒)を取り囲
むように設けられ、ブロー成形体は流気管から離間する
ことなく流気管に隣接するため、消音装置をコンパクト
に形成できる。また、一回のブロー成形によって少なく
とも二つの共鳴消音室を備えたブロー成形体を成形でき
るとともに、そのブロー成形体はブロー成形と同時に流
気管に接合されるため、工数及び部品点数が少なく、コ
ストも安くできる。
くとも二つの共鳴消音室が、それぞれ共鳴消音作用を奏
する。従って、複数の消音周波数帯が得られ、騒音の周
波数範囲が広い場合にも十分な低減効果を得ることがで
きる。また、各共鳴消音室が連通管(貫通筒)を取り囲
むように設けられ、ブロー成形体は流気管から離間する
ことなく流気管に隣接するため、消音装置をコンパクト
に形成できる。また、一回のブロー成形によって少なく
とも二つの共鳴消音室を備えたブロー成形体を成形でき
るとともに、そのブロー成形体はブロー成形と同時に流
気管に接合されるため、工数及び部品点数が少なく、コ
ストも安くできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を自動車用内燃機関の吸気管に
設ける消音装置に具体化した第一実施例について、図1
及び図2を参照して説明する。本実施例の消音装置1
は、エアクリーナホース2とブロー成形体3とからな
り、各部材は次のように構成されている。
設ける消音装置に具体化した第一実施例について、図1
及び図2を参照して説明する。本実施例の消音装置1
は、エアクリーナホース2とブロー成形体3とからな
り、各部材は次のように構成されている。
【0011】内燃機関のエアクリーナと燃料気化装置
(いずれも図示略)との間を結ぶ吸気管としてのエアク
リーナホース2は、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ
エチレン等の合成樹脂を使用して円筒形にブロー成形又
は射出成形されてなるものである。エアクリーナホース
2の管壁の軸方向中間部位には、三つの貫通筒4が周方
向に100〜150度離れた位置に突設されている。各
貫通筒4は、エアクリーナホース2をブロー成形又は射
出成形する際に一体化された合成樹脂製のインサート部
品であり、各貫通筒4の基端に形成されたアンカーフラ
ンジ5をエアクリーナホース2の樹脂材料が包んでい
る。なお、ブロー成形の場合、成形時にエアクリーナホ
ース2の管壁は各貫通筒4の端面を閉鎖するので、成形
後にその閉鎖部位を孔あけする必要がある。また、エア
クリーナホース2の貫通筒4相互間の部位には、島状又
は突条の突部6が形成されている。
(いずれも図示略)との間を結ぶ吸気管としてのエアク
リーナホース2は、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ
エチレン等の合成樹脂を使用して円筒形にブロー成形又
は射出成形されてなるものである。エアクリーナホース
2の管壁の軸方向中間部位には、三つの貫通筒4が周方
向に100〜150度離れた位置に突設されている。各
貫通筒4は、エアクリーナホース2をブロー成形又は射
出成形する際に一体化された合成樹脂製のインサート部
品であり、各貫通筒4の基端に形成されたアンカーフラ
ンジ5をエアクリーナホース2の樹脂材料が包んでい
る。なお、ブロー成形の場合、成形時にエアクリーナホ
ース2の管壁は各貫通筒4の端面を閉鎖するので、成形
後にその閉鎖部位を孔あけする必要がある。また、エア
クリーナホース2の貫通筒4相互間の部位には、島状又
は突条の突部6が形成されている。
【0012】ブロー成形体3は、エアクリーナホース2
をインサート部品としてその外周に前記のような合成樹
脂を使用してブロー成形されてなるものである。ブロー
成形体3の三箇所は、エアクリーナホース2から離れて
膨出し、各貫通筒4毎にその貫通筒をエアクリーナホー
ス2への連通管として取り囲む三つの共鳴消音室7を構
成している。ブロー成形体3の共鳴消音室7相互間の部
位はエアクリーナホース2の外周面に密着し、前記突部
6に密着した部位は膨れて盛上り部8となっている。こ
の突部6と盛上り部8との係合により、エアクリーナホ
ース2とブロー成形体3との相対的な回転及び長手方向
のずれが防止されている。図2に示すように、ブロー成
形体3の両端部は各々エアクリーナホース2の両端部ま
で延び、該両端部の外周面に密着する延設部10となっ
ている。各延設部10の外周には図示しないホースを外
嵌するときのシール性を向上させるための環状突部11
が設けられている。
をインサート部品としてその外周に前記のような合成樹
脂を使用してブロー成形されてなるものである。ブロー
成形体3の三箇所は、エアクリーナホース2から離れて
膨出し、各貫通筒4毎にその貫通筒をエアクリーナホー
ス2への連通管として取り囲む三つの共鳴消音室7を構
成している。ブロー成形体3の共鳴消音室7相互間の部
位はエアクリーナホース2の外周面に密着し、前記突部
6に密着した部位は膨れて盛上り部8となっている。こ
の突部6と盛上り部8との係合により、エアクリーナホ
ース2とブロー成形体3との相対的な回転及び長手方向
のずれが防止されている。図2に示すように、ブロー成
形体3の両端部は各々エアクリーナホース2の両端部ま
で延び、該両端部の外周面に密着する延設部10となっ
ている。各延設部10の外周には図示しないホースを外
嵌するときのシール性を向上させるための環状突部11
が設けられている。
【0013】本実施例の消音装置1を製造するには、ま
ず、ブロー成形又は射出成形により貫通筒4付きのエア
クリーナホース2を成形する。次に、特開平1−253
559号公報に開示されているように、図示しないブロ
ー成形用金型に前記エアクリーナホース2をセットし、
そのエアクリーナホース2の周囲にパリソンを供給し
て、金型を締め、パリソン内にエアを吹き込み、ブロー
成形体3をブロー成形すればよい。この一回のブロー成
形によって三つの共鳴消音室7を備えたブロー成形体3
を成形できるとともに、そのブロー成形体3はブロー成
形と同時にエアクリーナホース2に接合されるため、工
数及び部品点数が少なく、コストも安くできる。
ず、ブロー成形又は射出成形により貫通筒4付きのエア
クリーナホース2を成形する。次に、特開平1−253
559号公報に開示されているように、図示しないブロ
ー成形用金型に前記エアクリーナホース2をセットし、
そのエアクリーナホース2の周囲にパリソンを供給し
て、金型を締め、パリソン内にエアを吹き込み、ブロー
成形体3をブロー成形すればよい。この一回のブロー成
形によって三つの共鳴消音室7を備えたブロー成形体3
を成形できるとともに、そのブロー成形体3はブロー成
形と同時にエアクリーナホース2に接合されるため、工
数及び部品点数が少なく、コストも安くできる。
【0014】以上のように構成された本実施例の消音装
置1において、共鳴消音室7の共鳴周波数すなわち消音
周波数帯f0 は、次の数式で示される。
置1において、共鳴消音室7の共鳴周波数すなわち消音
周波数帯f0 は、次の数式で示される。
【0015】
【数1】f0 =(C/2π)・√(S/(V・Lp )) ここで、C =331.5+0.61t :音速(m/
秒) S =πD2 /4 :連通管の断面積(内法) D :連通管の内径 V :共鳴消音室の容積 Lp =L1 +0.8D L1 :連通管の長さ t :温度(℃)
秒) S =πD2 /4 :連通管の断面積(内法) D :連通管の内径 V :共鳴消音室の容積 Lp =L1 +0.8D L1 :連通管の長さ t :温度(℃)
【0016】本実施例では、三つの共鳴消音室7がそれ
ぞれ共鳴消音作用を奏するため、各共鳴消音室7及び貫
通筒4において上記数式の各パラメータを加減すること
によって、三つの消音周波数帯が得られ、騒音の周波数
範囲が広い場合にも十分な低減効果を得ることができ
る。また、各共鳴消音室7は連通管(貫通筒4)を取り
囲むように設けられ、ブロー成形体3がエアクリーナホ
ース2に隣接するため、この消音装置1をコンパクトに
形成できる。
ぞれ共鳴消音作用を奏するため、各共鳴消音室7及び貫
通筒4において上記数式の各パラメータを加減すること
によって、三つの消音周波数帯が得られ、騒音の周波数
範囲が広い場合にも十分な低減効果を得ることができ
る。また、各共鳴消音室7は連通管(貫通筒4)を取り
囲むように設けられ、ブロー成形体3がエアクリーナホ
ース2に隣接するため、この消音装置1をコンパクトに
形成できる。
【0017】次に、図3に示す第二実施例の消音装置2
1は、エアクリーナホース2の管壁に二つの貫通筒4が
周方向のみならず長手方向にも離れて突設され、ブロー
成形体3の二つの共鳴消音室7も同様に離れて設けられ
た点において、第一実施例と相違している。つまり、共
鳴消音室7を設ける位置は、消音装置21をエンジンル
ーム内に実装する際に共鳴消音室7が周囲の部品に当ら
ないような位置とすればよい。なお、第一実施例と共通
の部材等については、図3に共通の符号を付して説明を
省略する。
1は、エアクリーナホース2の管壁に二つの貫通筒4が
周方向のみならず長手方向にも離れて突設され、ブロー
成形体3の二つの共鳴消音室7も同様に離れて設けられ
た点において、第一実施例と相違している。つまり、共
鳴消音室7を設ける位置は、消音装置21をエンジンル
ーム内に実装する際に共鳴消音室7が周囲の部品に当ら
ないような位置とすればよい。なお、第一実施例と共通
の部材等については、図3に共通の符号を付して説明を
省略する。
【0018】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れず、例えば次のように、発明の趣旨から逸脱しない範
囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)図4に示すように、ブロー成形によってエアクリ
ーナホース2の管壁に貫通筒4を一体成形し、同図に二
点鎖線で示すように、成形時に閉鎖した貫通筒4の端面
を孔あけ加工すること。 (2)自動車用内燃機関以外の各種流体利用機器におけ
る吸気系又は排気系の消音装置に具体化すること。
れず、例えば次のように、発明の趣旨から逸脱しない範
囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)図4に示すように、ブロー成形によってエアクリ
ーナホース2の管壁に貫通筒4を一体成形し、同図に二
点鎖線で示すように、成形時に閉鎖した貫通筒4の端面
を孔あけ加工すること。 (2)自動車用内燃機関以外の各種流体利用機器におけ
る吸気系又は排気系の消音装置に具体化すること。
【0019】
【発明の効果】本発明の消音装置は、上記の通り構成さ
れているので、複数の消音周波数帯が得られ、騒音の周
波数範囲が広い場合にも十分な低減効果を得ることがで
きるだけでなく、コンパクトに形成でき、工数及び部品
点数が少なく、コストも安くできるという優れた効果を
奏する。
れているので、複数の消音周波数帯が得られ、騒音の周
波数範囲が広い場合にも十分な低減効果を得ることがで
きるだけでなく、コンパクトに形成でき、工数及び部品
点数が少なく、コストも安くできるという優れた効果を
奏する。
【図1】第一実施例の消音装置の断面図である。
【図2】同消音装置の一部破断正面図である。
【図3】第二実施例の消音装置の正面図である。
【図4】実施例の変更例の断面図である。
【図5】従来例の消音装置の正面図である。
【図6】別の従来例の断面図である。
1 消音装置 2 流気管としてのエアクリーナホース 3 ブロー成形体 4 貫通筒 7 共鳴消音室 21 消音装置
Claims (1)
- 【請求項1】 管壁に少なくとも二つの貫通筒が突設さ
れた流気管と、前記流気管をインサート部品として該流
気管の外周にブロー成形されてなり、各貫通筒毎に該貫
通筒を前記流気管への連通管として取り囲む少なくとも
二つの共鳴消音室を備えたブロー成形体とからなる消音
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5340170A JPH07158529A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5340170A JPH07158529A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 消音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07158529A true JPH07158529A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18334408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5340170A Pending JPH07158529A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07158529A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-12-06 JP JP5340170A patent/JPH07158529A/ja active Pending
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