JP3487031B2 - 消音ホースの製造方法 - Google Patents

消音ホースの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に発生し又は
伝播する騒音を消すための消音ホースに関し、詳しく
は、消音用連通孔を有するホースの外周に消音用拡張室
をブロー成形により形成してなる消音ホースに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の消音ホースは、内燃機関の吸気
系のエアクリーナホースに実施することが多い。図13
及び図14は従来の消音ホース50及びその製造方法を
示し、次のような工程順で製造している。 合成樹脂製のエアクリーナホース51をブロー成
形、射出成形、押出成形等により形成し、エアクリーナ
ホース51の一部に消音用連通孔52を機械加工等によ
り形成する。 開いたブロー分割型(図示略)の間にスライド機構
(図示略)によってエアクリーナホース51をセットす
る。 クロスヘッド57からエアクリーナホース51の外
周に溶融樹脂よりなる筒状のパリソン53を押し出す。 ブロー分割型を閉じることにより、パリソン53の
両端近傍部54を縮径させてエアクリーナホース51の
外周面の両端縁にまで被着させる。 消音用連通孔52を通してパリソン53内に空気を
吹き込むことにより、パリソン53を拡張させて消音用
拡張室55を成形する。 ブロー分割型を開き、エアクリーナホース51の両
端からはみ出たパリソン53の両端バリ部56を切除す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうして製造したエア
クリーナホース51の両端部には、通常、別体の延長ホ
ース58を接続するため、該両端部の寸法・形状精度は
高くなければならない。しかし、上記のようにパリソン
53の両端近傍部54をエアクリーナホース51の外周
面の両端縁にまで被着させると、同部54の外周面によ
って寸法・形状精度が決まってしまうが、通常、同部5
4の寸法・形状精度は低いという問題があった。そこ
で、従来は同部54の外周面を後仕上げして寸法・形状
精度を高めており、コストがかかっていた。また、パリ
ソン53の両端バリ部56を切除するとき、その切除跡
は前記両端部の寸法・形状精度に影響するため、精度良
く切除する必要があり、切除作業に手間がかかってい
た。さらに、エアクリーナホース51の両端部に延長ホ
ース58を接続するのに、ワイヤークランプ、バンドク
ランプ等のクランプ59を使用していたため、部品コス
トがかかっていた。
【0004】そこで、本発明の第一の目的は、消音用連
通孔を有するホースの外周に消音用拡張室をブロー成形
により形成する際に、パリソンの両端バリ部がホースの
両端縁にまで被着しないようにして、ホースの両端部の
寸法・形状精度を高めることができるとともに、パリソ
ンの両端バリ部の切除作業を省略化又は簡略化でき、も
って低コスト化を図ることができる消音ホースの製造方
法を提供することにある。本発明の第二の目的は、クラ
ンプを使用することなく、前記ブロー成形時にホースの
両端部に延長ホースを接続でき、もって低コスト化を図
ることができる消音ホースの製造方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本願の請求項1
の発明に係る消音ホースの製造方法は、消音用連通孔を
有するホースの両端部の外周にプラグ管を外挿し、開い
たブロー分割型の間にホース及びプラグ管をセットする
工程と、ホース及びプラグ管の外周に溶融樹脂よりなる
筒状のパリソンを押し出す工程と、ブロー分割型を閉じ
ることにより、ブロー分割型の食切部でパリソンの離れ
た二箇所を縮径させてホースの外周面に周状に緊縛させ
るとともに、パリソンの両端バリ部をプラグ管の外周面
に乗り上げさせる工程と、消音用連通孔を通してパリソ
ン内に空気を吹き込むことにより、パリソンの二箇所間
を拡張させて消音用拡張室を成形する工程とを含む。
【0006】また、請求項2の発明に係る消音ホースの
製造方法は、消音用連通孔を有するホースの両端部の外
周に延長ホースの接続端部を外挿し、接続端部の一部は
露出させるようにして延長ホースの外周にプラグ管を外
挿し、開いたブロー分割型の間にホース、延長ホース及
びプラグ管をセットする工程と、ホース、延長ホース及
びプラグ管の外周に溶融樹脂よりなる筒状のパリソンを
押し出す工程と、ブロー分割型を閉じることにより、ブ
ロー分割型の食切部でパリソンの離れた二箇所を縮径さ
せてホースの外周面に周状に緊縛させ、パリソンの二箇
所の隣部を縮径させて延長ホースの接続端部の外周面に
周状に緊縛させるとともに、パリソンの両端バリ部をプ
ラグ管の外周面に乗り上げさせる工程と、消音用連通孔
を通してパリソン内に空気を吹き込むことにより、パリ
ソンの二箇所間を拡張させて消音用拡張室を成形する工
程とを含む。
【0007】請求項1の発明に係る消音ホースの製造方
法によれば、型閉じ工程で、パリソンの両端バリ部をプ
ラグ管の外周面に乗り上げさせるので、両端バリ部はホ
ースの外周面の両端縁にまでは被着しない。このため、
ホースの外周面の両端部の寸法・形状精度が低下せず、
勿論、該両端部を後仕上げする必要も無い。また、両端
バリ部を任意の適当な位置から切除でき、その切除跡は
ホースの両端部の寸法・形状精度に影響しないため、切
除に精度は要求されず、切除作業に手間がかからない。
さらに、両端バリ部の切除作業を省略できる場合もあ
る。
【0008】上記作用に加え、請求項2の発明に係る消
音ホースの製造方法によれば、型閉じ工程で、パリソン
の二箇所の隣部を縮径させて延長ホースの接続端部の外
周面に周状に緊縛させることにより、ホース及び消音用
拡張室と延長ホースとを接続するので、クランプを使用
する必要が無い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を内燃機関の吸気系
のエアクリーナホースに実施した形態例について、図面
を参照して説明する。
【0010】まず、図1〜図6は第一実施形態に係る消
音ホース1の製造方法を示している。本方法で製造する
消音ホース1は、製造後にその両端部に延長ホースを接
続するタイプであり、次の工程順に製造した。
【0011】[ホース形成工程] 図1に示すように、
合成樹脂製のエアクリーナホース2をブロー成形により
形成し、エアクリーナホース2の中央部に4つの消音用
連通孔3を機械加工により形成した。なお、エアクリー
ナホース2は射出成形、押出成形等によっても形成でき
る。
【0012】[型セット工程] 図1及び図2に示すよ
うに、エアクリーナホース2の両端部にプラグ部材4を
挿入した。プラグ部材4は、エアクリーナホース2の両
端部の外周に外挿されるプラグ管部5と、エアクリーナ
ホース2の両端部の内周に挿入される支えピン部6と、
両部5,6を接続する基部7と、基部7から突出した軸
部8とからなり、高剛性の金属材料により形成されたも
のである。支えピン部6がエアクリーナホース2の内周
に挿入されることによって、センター出しができる。軸
部8をスライド機構(図示略)で掴み、エアクリーナホ
ース2及びプラグ部材4を、開いたブロー分割型10,
10の間にその下方からスライドさせて配した。ブロー
分割型10,10はそれぞれ凹状成形面11と食切部1
2とを備え、横方向に開閉可能に支持されたものであ
る。
【0013】[パリソン押出工程] 図2に示すよう
に、エアクリーナホース2及びプラグ管部5の外周に、
上方の押出機のクロスヘッド13から溶融樹脂よりなる
筒状のパリソン14を押し出した。
【0014】[型閉じ工程] 図3に示すように、ブロ
ー分割型10,10を閉じることにより、ブロー分割型
10,10の食切部12,12でパリソン14の離れた
二箇所15,15を縮径させてエアクリーナホース2の
外周面に周状に緊縛させるとともに、パリソン14の両
端バリ部16,16をプラグ管部5の外周面に乗り上げ
させた。
【0015】[空気吹き込み工程] 図4に示すよう
に、下側のプラグ部材4に形成された空気流通路9と消
音用連通孔3とを通してパリソン14内に空気を吹き込
むことにより、パリソン14の二箇所15,15間を拡
張させて凹状成形面11に押し当て、消音用拡張室17
を成形した。
【0016】[バリ切除工程] パリソン14が冷却硬
化した後、ブロー分割型10,10を開いてエアクリー
ナホース2等を脱型し、図5に示すように、パリソン1
4の両端バリ部16,16を任意の位置から切除した。
本実施形態では、同図の矢印位置で切断することによ
り、両端バリ部16,16のうち形状がうねりやすい縁
部16a,16aのみを切除し、両端バリ部16,16
の残部は製品の一部として残した。以上により、図5及
び図6に示す通りの消音ホース1が完成した。その後、
図5に示すように、エアクリーナホース2の両端部の外
周に延長ホース18の端部を外挿し、ワイヤークランプ
19で締め付けて接続した。
【0017】以上のように構成された第一実施形態によ
れば、型閉じ工程で、パリソン14の両端バリ部16,
16をプラグ管部5の外周面に乗り上げさせるので、両
端バリ部16,16はエアクリーナホース2の外周面の
両端縁にまでは被着しない。このため、エアクリーナホ
ース2の外周面の両端部の寸法・形状精度が低下せず、
勿論、該両端部を後仕上げする必要も無い。そして、該
両端部に延長ホース18を精度良く接続できる。また、
両端バリ部16,16を任意の適当な位置から切除で
き、その切除跡はエアクリーナホース2の両端部の寸法
・形状精度に影響しないため、切除に精度は要求され
ず、切除作業に手間がかからない。
【0018】次に、図7〜図12は第二実施形態に係る
消音ホース20の製造方法を示している。本方法で製造
する消音ホース20は、クランプを使用することなく、
ブロー成形時に延長ホース21を接続するタイプであ
り、次の工程順に製造した。
【0019】[ホース形成工程] 第一実施形態の同工
程と同じく、図7に示すようなエアクリーナホース2を
形成し、さらに2本の延長ホース21を形成した。延長
ホース21の外周面には多数の周突条22を小間隔をお
いて形成した。
【0020】[型セット工程] 図7及び図8に示すよ
うに、エアクリーナホース2の両端部の外周に延長ホー
ス21の接続端部23を外挿し、延長ホース21の両端
部に第一実施形態と同様のプラグ部材4を挿入した。こ
のとき、接続端部23の一部は露出させるようにして、
延長ホース21の外周にプラグ管部5を外挿した。軸部
8をスライド機構(図示略)で掴み、エアクリーナホー
ス2、延長ホース21及びプラグ部材4を、開いたブロ
ー分割型10,10の間にその下方からスライドさせて
配した。
【0021】[パリソン押出工程] 図8に示すよう
に、エアクリーナホース2、延長ホース21及びプラグ
管部5の外周に、上方の押出機のクロスヘッド13から
溶融樹脂よりなる筒状のパリソン14を押し出した。
【0022】[型閉じ工程] 図9に示すように、ブロ
ー分割型10,10を閉じることにより、ブロー分割型
10,10の食切部12,12でパリソン14の離れた
二箇所15,15を縮径させてエアクリーナホース2の
外周面に周状に緊縛させ、パリソン14の二箇所15,
15の隣部24,24を縮径させて延長ホース21の接
続端部23の外周面に周状に緊縛させるとともに、パリ
ソン14の両端バリ部16,16をプラグ管部5の外周
面に乗り上げさせた。
【0023】[空気吹き込み工程] 第一実施形態の同
工程と同じく、図10に示すように、パリソン14内に
空気を吹き込むことにより、消音用拡張室17を成形し
た。
【0024】[バリ切除工程] 第一実施形態の同工程
と同じく、パリソン14が冷却硬化した後、ブロー分割
型10,10を開いてエアクリーナホース2等を脱型
し、図11に示すように、両端バリ部16,16の縁部
16a,16aを切除した。以上により、図11及び図
12に示す通りの消音ホース20が完成した。
【0025】以上のように構成された第二実施形態によ
っても、第一実施形態と同様の効果が得られる。さら
に、型閉じ工程で、パリソン14の二箇所15,15の
隣部24,24を縮径させて延長ホース21の接続端部
23の外周面に周状に緊縛させることにより、エアクリ
ーナホース2及び消音用拡張室17と延長ホース21と
を接続するので、クランプを使用する必要が無い。特に
本実施形態では、接続端部23の外周面に周突条22
(その他の突条又は突起よりなる凸部でもよい。)を設
け、該周突条22に、緊縛されるパリソン14の隣部2
4を係止させたので、接続強度が高い。
【0026】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)前記実施形態において、両端バリ部を切除するの
は主に見栄えのためであるから、両端バリ部の見栄えが
問題にならず邪魔にもならないのであれば、切除作業を
省略してもよい。 (2)エアクリーナホース以外の、騒音が問題になる各
種用途のホースに具体化すること。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り、本願の請求項1の発
明に係る消音ホースの製造方法によれば、消音用連通孔
を有するホースの外周に消音用拡張室をブロー成形によ
り形成する際に、パリソンの両端バリ部がホースの両端
縁にまで被着しないようにして、ホースの両端部の寸法
・形状精度を高めることができるとともに、パリソンの
両端バリ部の切除作業を省略化又は簡略化でき、もって
低コスト化を図ることができる。
【0028】上記効果に加え、請求項2の発明に係る消
音ホースの製造方法によれば、クランプを使用すること
なく、前記ブロー成形時にホースの両端部に延長ホース
を接続でき、もって低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態におけるエアクリーナホ
ースとプラグ部材とを示す分解斜視図である。
【図2】同実施形態における型セット工程を示す断面図
である。
【図3】同実施形態における型閉じ工程を示す断面図で
ある。
【図4】同実施形態における空気吹き込み工程を示す断
面図である。
【図5】同実施形態におけるバリ切除工程を示す断面図
である。
【図6】同実施形態により製造された消音ホースを示す
斜視図である。
【図7】本発明の第二実施形態におけるエアクリーナホ
ースと延長ホースとプラグ部材とを示す分解斜視図であ
る。
【図8】同実施形態における型セット工程を示す断面図
である。
【図9】同実施形態における型閉じ工程を示す断面図で
ある。
【図10】同実施形態における空気吹き込み工程を示す
断面図である。
【図11】同実施形態におけるバリ切除工程を示す断面
図である。
【図12】同実施形態により製造された消音ホースを示
す斜視図である。
【図13】従来の消音ホースの製造方法を示す断面図で
ある。
【図14】従来の同方法により製造された消音ホースを
示す断面図である。
【符号の説明】
1 消音ホース 2 エアクリーナホース 3 消音用連通孔 4 プラグ部材 5 プラグ管部 10 ブロー分割型 11 凹状成形面 12 食切部 14 パリソン 15 二箇所 16 両端バリ部 17 消音用拡張室 20 消音ホース 21 延長ホース 23 接続端部 24 隣部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 勝 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−135229(JP,A) 特開 昭60−95120(JP,A) 特開 昭61−83020(JP,A) 特開 昭61−37414(JP,A) 特開 平7−158529(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消音用連通孔を有するホースの両端部の
    外周にプラグ管を外挿し、開いたブロー分割型の間に前
    記ホース及びプラグ管をセットする工程と、 前記ホース及びプラグ管の外周に溶融樹脂よりなる筒状
    のパリソンを押し出す工程と、 前記ブロー分割型を閉じることにより、ブロー分割型の
    食切部で前記パリソンの離れた二箇所を縮径させて前記
    ホースの外周面に周状に緊縛させるとともに、前記パリ
    ソンの両端バリ部を前記プラグ管の外周面に乗り上げさ
    せる工程と、 前記消音用連通孔を通して前記パリソン内に空気を吹き
    込むことにより、前記パリソンの二箇所間を拡張させて
    消音用拡張室を成形する工程とを含む消音ホースの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 消音用連通孔を有するホースの両端部の
    外周に延長ホースの接続端部を外挿し、前記接続端部の
    一部は露出させるようにして前記延長ホースの外周にプ
    ラグ管を外挿し、開いたブロー分割型の間に前記ホー
    ス、延長ホース及びプラグ管をセットする工程と、 前記ホース、延長ホース及びプラグ管の外周に溶融樹脂
    よりなる筒状のパリソンを押し出す工程と、 前記ブロー分割型を閉じることにより、ブロー分割型の
    食切部で前記パリソンの離れた二箇所を縮径させて前記
    ホースの外周面に周状に緊縛させ、前記パリソンの前記
    二箇所の隣部を縮径させて前記延長ホースの接続端部の
    外周面に周状に緊縛させるとともに、前記パリソンの両
    端バリ部を前記プラグ管の外周面に乗り上げさせる工程
    と、 前記消音用連通孔を通して前記パリソン内に空気を吹き
    込むことにより、前記パリソンの二箇所間を拡張させて
    消音用拡張室を成形する工程とを含む消音ホースの製造
    方法。
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JPH0929822A (ja) 1997-02-04

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