JPH0712676U - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH0712676U
JPH0712676U JP4639793U JP4639793U JPH0712676U JP H0712676 U JPH0712676 U JP H0712676U JP 4639793 U JP4639793 U JP 4639793U JP 4639793 U JP4639793 U JP 4639793U JP H0712676 U JPH0712676 U JP H0712676U
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JP
Japan
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hole portion
base body
housing
stay
diameter hole
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Application number
JP4639793U
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English (en)
Inventor
文彦 杉浦
Original Assignee
株式会社京浜精機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数と組付け工数の削減を図ることによ
って製造コストを低減するとともに弁体による弁座の閉
塞性の向上を図る。 【構成】 ハウハウジング20より側方に平板状のステ
ー20Bを設け、ステー20Bには、下面20Cより下
方に向けて貫通孔20Dを備えた環状筒部20Fを突起
して設ける。ベース本体8には、小径孔部11Aと大径
孔部11Bとを連続して設けた取付け孔部11を穿設
し、小径孔部11Aをベース本体8の上面に開口する。
ステー20Bの環状筒部20Fをベース本体8の取付け
孔部11内に挿入し、環状筒部20Fの下端を取付け孔
部11の大径孔部11Bに向けて拡大カシメし、ハウジ
ング1とベース本体8とを固着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコイルボビンに巻回わされたコイルに通電することによって、ハウジ ング、磁性片、可動コア、固定コア、に磁気回路を形成し、これによって生起す る磁力によって可動コアを固定コア側に吸引し、可動コアの移動による弁体の移 動によって弁座を開閉制御する電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁弁は図2に示される。 図2について説明する。 1は磁性材料よりなり上方の底部1Aより下方に向かって開口する有底筒状のハ ウジングであり、ハウジング1の外側より側方に向けて平板状のステー1Bが一 体的に形成され、さらにステーには第1取付け孔部1Cが穿設される。 2は上下に鍔部を有するコイルボビンであり、両鍔部間のコイルボビン2の外周 にはコイル3が巻回わされるもので、このコイルボビン2はハウジング1の底部 1Aと、ハウジング1の開口に配置される環状の磁極片5との間に配置される。 磁極片5はハウジング1の開口に例えば圧入される。ハウジング1の底部1Aに は固定コア4が固定的に配置され、この固定コア4はコイルボビン2の上方に配 置される。 又、6はコイルボビン2の下方に配置されるとともにスプリングSを介して固定 コア4の下端面に対向して移動自在に配置される可動コアであり、可動コア6の 下方には弁体7が一体的に配置される。 8はベース本体であって、流路9に設けた弁座10は前記弁体7にて開閉制御さ れ、さらにベース本体8の上下方向には小径孔部11Aと大径孔部11Bとより なる取付け孔部11が貫通して穿設される。 すなわち、小径孔部11Aはベース本体8の上面8Aに開口し、大径孔部11B はベース本体8の下面8Bに開口する。 12は両部材をカシメ固着する為のハトメであり、環状をなすとともに、その上 部に鍔部12Aを有し、上下方向に貫通孔12Bが穿設され、さらにこのハトメ 12の外径は第1取付け孔部1C、小径孔部11Aの直径よりわずかに小径をな す。
【0003】 そして、ハウジング1のステー1Bとベース本体8とは以下のように組みつけ られる。 ステー1Bを含むハウジング1の開口(実際には磁極片5によって閉塞されてい る)はベース本体8の上面8A上に配置され、このとき弁体7は弁座10に対向 して配置され、第1取付け孔1Cは、取付け孔部11の小径孔部11Aに対向し て配置される。 次いで、ステー1Bの第1取付け孔部1Cよりハトメ12をベース本体8の取付 け孔部11内へ向けて挿入し、このときハトメ12の鍔部12Aはステー1Bの 上面1C上にありハトメ12の下端12Cは大径孔部11Bに達する。 そしてかかる状態にあるハトメ12の下端12Cを大径孔部11Bに向けて拡大 カシメする。 以上によると、ステー1Bはベース本体8に固定的に取着できるものでもって電 磁弁が組立て形成される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来の電磁弁によると次の不具合を有する。 1)ステー1とベース本体8を固定する為に固定用部品としてハトメ12を用 意し、このハトメ12をステー1、ベース本体8に挿入する必要がある。 これによると、部品点数が増加するとともに組つけ工数が増加し、電磁弁の製造 コストを上昇して好ましいものでない。 特に電磁弁を自動組立行なう際に於てハトメ12は自動化を複雑なものとして好 ましいものでない。 2)ステー1とベース本体8の固定に際し、弁体7と弁座10との同芯は精度 よく出されなければならないもので特に弁体7にテーパー針弁を用いた時にこの 精度保持が要求される。 そして、この組付け精度は、第1取付け孔1C、小径孔部11Aの孔精度及びハ トメ12の外径によって決められるもので、それら孔径の精度が正確に管理され なければならない。 3)ステー1に穿設される第1取付け孔部1Cとベース本体8に穿設される取 付け孔部11の同芯を出すのが困難である。 これはステー1Bとベース本体8のそれぞれの孔開口部が平面上にあることによ る。
【0005】 本考案になる電磁弁は、かかる不具合に鑑み成されたもので部品点数及び組付 け工数が削減でき、しかも弁体と弁座の同芯を正確に保持することのできる電磁 弁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
本考案になる電磁弁は前記目的達成の為に、磁性材料よりなり下方が開口した 有底筒状のハウジングと、ハウジング内に配置され、その外周にコイルが巻回わ されたコイルボビンと、 コイルボビンの内方の上部にあってハウジングの底部より下方に向かって突出す る固定コアと、 固定コアにスプリングを介して移動自在に対向配置されるとともに下方に弁体を 備えた可動コアと、 ハウジングの下方の開口に対接して配置されるとともに弁体によって流路が開閉 制御される弁座を備えたベース本体と、 を有する電磁弁において、 ハウジングより側方に向けて平板状のステーを一体的に設けるとともにステーの 下端面より下方に向けて貫通孔を備えた環状筒部を設け、 一方、ベース本体には、その上下方向に小径孔部と大径孔部とを連続的に設け、 小径孔部がベース本体の上面に開口する取付け孔部を穿設し、 ステーの環状筒部をベース本体の上面より取付け孔部内に挿入配置するとともに 環状筒部の下端を大径孔部に向けて拡大カシメしたものである。
【0007】
【作用】
ステーとベース本体とは、ベースの環状筒部をベース本体の取付け孔部内に挿 入し、環状筒部の下端を大径孔部に向けて拡大カシメすることによって固着され る。 これによると、部品点数、組付け工数、を削減できるとともに弁体と弁座との同 芯を正確に保持し得る。
【0008】
【実施例】
本考案になる電磁弁の一実施例を図1によって説明する。 尚、図2と同一構造部分については同一符号を使用し、説明を省略する。 20は磁性材料よりなり上方の底部20Aより下方に向かって開口する有底筒状 のハウジングであり、ハウジング20の外側より側方に向けて平板状のステー2 0Bが一体的に形成され、さらにステー20Bの下面20Cより貫通孔20Dを 備えた環状筒部20Fが下方に向かって突出する。この環状筒部20Dの外径は 取付け孔部11の小径孔部11Aよりわずかに小径をなす。
【0009】 そしてハウジング20とベース本体8との組付けは次のように行なわれる。ス テー20Bを含むハウジング20の開口(実際には磁極片5により閉塞される) はベース本体8の上面8A上に配置され、このとき弁体7は弁座10に対向して 配置され、環状筒部20Fはベース本体8の取付け孔部11内に挿入配置される 。 すなわち環状筒部20Fの下端20Eは取付け孔部11の小径孔部11Aを通り 大径孔部11Bに達する。(小径孔部11Aと大径孔部11Bを接続する傾斜部 は大径孔部11Bとみる) 次に、環状筒部20Fの下端20Eを外側方に向けて拡大カシメするものであり 、これによると、環状筒部20Fの下端20Eは大径孔部11Bの内周迄拡大し 、もってステー20Bとベース本体8とが固着されて電磁弁が形成される。
【0010】 かかる電磁弁によると、ハウジング20を含むステー20Bとベース本体8と を固着するのにハトメの如き他の部材を全く必要としないので部品点数を削減で きる。 又、他の部材が不要となったことは、この部材を組付ける為の組付け工数が不要 となり組付け工数を削減でき、更にこれは電磁弁の組付けを自動化するに際して 極めて効果的である。又、その位置決めにあっても突状をなす環状筒部20Fを 小径孔部11A内に挿入すればよいので位置決め合わせが極めて容易である。 以上の如く、部品点数及び組付け工数が削減できたことは電磁弁の製造コストの 低減に大なる効果を奏するものである。
【0011】 又、ハウジング20とベース本体8との組付け精度は、環状筒部20Fの外径 と、取付け孔部11の小径孔部11Aの内径との精度によって決定され、それら の径の管理が成されればよいので従来の電磁弁に比較して組付け精度の向上を望 むことができるもので、これによって弁体7と弁座10との同芯を正確に出すこ とが可能となり特に弁座10の閉塞性を向上できたものである。 又、電磁弁を他の機器に装着する際、ステー20Bの環状筒部20Fの貫通孔2 0D、取付け孔部11を介してボルト締めすることができるもので機器への装着 が容易となったものである。
【0012】
【考案の効果】
以上の如く、本考案になる電磁弁によると、部品点数及び組付け工数の削減が 可能となったことによって電磁弁の製造コストを低減できるとともに弁体による 弁座の閉塞性を向上できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる電磁弁の一実施例を示す縦断面
図。
【図2】従来の電磁弁を示す縦断面図。
【符号の説明】
8 ベース本体 8A ベース本体の上面 11 取付け孔部 11A 小径孔部 11B 大径孔部 20 ハウジング 20B ステー 20C ステーの下面 20D 貫通孔 20E 環状筒部の下端 20F 環状筒部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料よりなり下方が開口した有底筒
    状のハウジングと、ハウジング内に配置され、その外周
    にコイルが巻回わされたコイルボビンと、 コイルボビンの内方の上部にあってハウジングの底部よ
    り下方に向かって突出する固定コアと、 固定コアにスプリングを介して移動自在に対向配置され
    るとともに下方に弁体を備えた可動コアと、 ハウジングの下方の開口に対接して配置されるとともに
    弁体によって流路が開閉制御される弁座を備えたベース
    本体と、 を有する電磁弁において、 ハウジング20より側方に向けて平板状のステー20B
    を一体的に設けるとともにステー20Bの下面20Cよ
    り下方に向けて貫通孔20Dを備えた環状筒部20Fを
    設け、 一方、ベース本体8には、その上下方向に小径孔部11
    Aと大径孔部11Bとを連続的に設け、小径孔部11A
    がベース本体8の上面8Aに開口する取付け孔部11を
    穿設し、 ステー20Bの環状筒部20Fをベース本体8の上面8
    Aより取付け孔部11内に挿入配置するとともに環状筒
    部20Fの下端20Eを大径孔部11Bに向けて拡大カ
    シメしてなる電磁弁。
JP4639793U 1993-08-03 1993-08-03 電磁弁 Pending JPH0712676U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017137990A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 矢崎総業株式会社 電磁弁の接続構造及び液圧制御装置
US10337533B2 (en) 2016-02-02 2019-07-02 Yazaki Corporation Connecting structure of electromagnetic valve and hydraulic pressure control device

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JPS5976443A (ja) * 1982-10-26 1984-05-01 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JPS6450793A (en) * 1987-08-19 1989-02-27 Mitsubishi Electric Corp Inverter

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