JPH07125503A - ホイール - Google Patents

ホイール

Info

Publication number
JPH07125503A
JPH07125503A JP29244193A JP29244193A JPH07125503A JP H07125503 A JPH07125503 A JP H07125503A JP 29244193 A JP29244193 A JP 29244193A JP 29244193 A JP29244193 A JP 29244193A JP H07125503 A JPH07125503 A JP H07125503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
spokes
auxiliary means
rim
boss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29244193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Ishiguro
忠雄 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AIM CORP
EIMU KK
Original Assignee
AIM CORP
EIMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AIM CORP, EIMU KK filed Critical AIM CORP
Priority to JP29244193A priority Critical patent/JPH07125503A/ja
Publication of JPH07125503A publication Critical patent/JPH07125503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転抵抗が小さく、しかもホイールがなす
面に対して角度をもって作用する横風を、駆動力の補助
としても利用できるホイールを提供する。 【構成】 リング状のリム2と、車軸が設けられるボス
4と、リム2とボス4とを結合している複数本のスポー
ク3、3、…とからなる合成樹脂製のホイール1におい
て、スポーク3、3、…の、回転方向にみて後ろ側に位
置する部分に、2面11、11を有する断面形状が略三
角形を呈する補助手段20を、その底辺に相当する側が
スポーク3、3、…側に位置するようにして設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばゴムタイヤが取
り付けられるリムと、車軸が設けられるボスと、このリ
ムとボスとを結合している複数本のスポークとから構成
されたホイールに関するもので、限定するものではない
が、グラスフアイバー等を素材とした合成樹脂から形成
されているホイールとして好適なホイールに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ホイールあるいは車輪は、文献名を挙げ
るまでもなく従来周知で、ゴムタイヤが装着されるリ
ム、車軸が取り付けられるボス、リムとボスとを結合し
ているスポークとから概略構成されている。このような
ホイールは、一般に金属から構成されているが、グラス
フアイバー等を素材とした合成樹脂から一体的に成形さ
れているホイールも知られている。そしてこのようなホ
イールは、1輪車、自転車、ハンドカーすなわち手押車
等の車輪としても利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなホイールが
自転車、リヤカー等の車輪として適用されているとき
は、主として人力により駆動されるので、駆動力を低減
するための手段も望まれるが、従来のホイールにはこの
ような駆動力軽減手段は、格別に設けられていない。例
えば自転車で走行しているとき、追い風が吹けば車体あ
るいは人体にこの追い風が当たるので、風が駆動力の補
助として利用され、小さな駆動力で走行することができ
るが、ホイールに対して横方向から吹く横風は、全く利
用されていないのが現状である。
【0004】また、合成樹脂製のホイールは、比較的軽
量であるので、自転車の車輪に適用すると、自転車自体
が軽るくなる利点が得られる。また着色も比較的容易で
あるので、色々な色のホイールが得られ、意匠効果の高
い自転車のホイールを得ることもできる。しかしなが
ら、走行するときの空気抵抗が大きくなる欠点がある。
さらに詳しく説明すると、合成樹脂製のスポークは、金
属製のスポークに比較して断面積が極めて広いので、走
行するときスポークの回転方向にみて後ろ側に渦が生じ
るが、この渦がホイールの回転抵抗になる。したがっ
て、自転車自体は軽量であるにも拘らず、比較的大きな
力でペダルを踏まなければならないようになる。この渦
による回転抵抗は、速度の自乗に比例するので、ホイー
ルが自転車に適用された場合には問題が大きい。したが
って、本発明は、ホイールがなす面に対して角度をもっ
て作用する横風を、駆動力の補助として利用できるホイ
ールを提供することを目的とし、さらには回転抵抗の小
さいホイールを提供することも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、必要に応じてタイヤが取り付けられるリ
ムと、車軸が設けられるボスと、前記リムとボスとを結
合している複数本のスポークとから構成されているホイ
ールであって、前記スポークには、ホイールが回転する
とき、その回転方向にみて後ろ側に位置する部分に、少
なくとも2面を有する断面形状が略三角形を呈する補助
手段が、その底辺に相当する側が前記スポーク側に位置
するようにして設けられている。請求項2記載の発明
は、請求項1記載のスポークが、グラスフアイバー等を
素材とした合成樹脂から形成され、請求項3記載の発明
は、請求項1または2記載の補助手段が、ホイールがな
す面に対して角度をもって作用する横風により、その面
が傾くように構成される。
【0006】
【作用】ホイールを例えば自転車の車輪として利用す
る。この時、必要に応じてリムにゴムタイヤを取り付け
る。従来周知のようにしてペダルを踏んで走行する。こ
のときスポークの回転方向にみて後ろ側に位置する部分
に少なくとも2面を有する断面形状が略三角形を呈する
補助手段が設けられるので、ホイールがなす面に横風が
作用すると、補助手段の面にこの横風が当たり走行方向
の分力が得られ、この分力によりホイールは回転方向の
力を受ける。また、補助手段が設けられるので、スポー
クの後ろ側に渦は生じない。請求項2記載の発明は、請
求項1記載の発明と同様に作用するが、スポークがグラ
スフアイバー等を素材とした合成樹脂から形成され断面
積は広いが、スポークの回転方向にみて後ろ側に位置す
る部分に少なくとも2面を有する断面形状が略三角形を
呈する補助手段が設けられるので、スポークの後ろ側に
渦は生じない。請求項3記載の発明は、ホイールがなす
面に横風が作用すると、補助手段はその面が傾き、走行
方向の分力が得られると共に、横風がスポークの間を通
り抜け易くなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1に示
されているように、本実施例に係わるホイール1は、リ
ング状のリム2と、複数本の棒状のスポーク3、3、…
と、車軸が取り付けられるボス4とから構成されてい
る。そしてこれらは、例えばグラスフイバーで強化され
て合成樹脂から一体的に成形されている。スポーク3、
3、…は、ボス4からリムの方へ向かって順次縮径され
ているが、その断面は、図1(ロ)に示されているよう
に、回転方向Aに対して幅広になっている。すなわちス
ポーク3、3、…は、ホイール1の回転方向に直角な両
側部6、6を有するように形成されている。そしてリム
2には周知のゴムタイヤTが装着されている。
【0008】スポーク3、3、…の回転方向にみて後ろ
側に位置する部分に取り付けられる補助手段10は、図
1(ロ)に示されているように、断面にして見ると傾斜
した2面11、11から構成されている。2面11、1
1の先端部すなわち図において上方部分12は、互いに
接合あるいは一体化されている。そして後端部は内側に
鈎形に曲げられ係止部13、13が形成されている。な
お、本実施例では補助手段10は、可撓性を有すると共
に弾性も有する素材例えばゴム等の樹脂から形成されて
いる。
【0009】次に上記実施例の作用について説明する。
補助手段10の2面11、11を押し開きその係止部1
3、13をスポーク3、3、…の両側部6、6に装着す
る。このとき、補助手段10、10、…は、ホイール1
の回転方向の後ろ側で、且つリム2寄り取り付ける。補
助手段10は、弾性を有するのでその復原力でスポーク
3、3、…に取り付けられる。補助手段10、10、…
をスポーク3、3、…に取り付けた状態は、図1の
(イ)に示されている。上記のように補助手段10、1
0、…が取り付けられたホイール1を例えば自転車の車
輪として組み立てる。従来周知のようにしてペダルを踏
んで走行する。走行するとき、スポーク3、3、…の断
面は広いので、回転方向にみて後ろ側に渦が発生しよう
とするが、後ろ側には断面が略三角形の補助手段10、
10、…が取り付けられているので、渦は生じない。す
なわち風は2面11、11に沿って流れる。したがっ
て、渦による抵抗がなく、小さなペダルを踏む力で走行
することができる。特に本実施例によると、補助手段1
0、10、…は周速の大きいリム2寄りに設けられてい
るので、渦による回転抵抗あるいは走行抵抗を抑制する
上で効果が大きい。
【0010】また、走行しているとき、ホイール1がな
す面Mに対して横風が作用すると、この横風によりホイ
ール1を前方に転がす力が得られる。すなわち図1の
(ロ)に示されているように、補助手段10の面11に
横風が作用し、そのベクトルを矢印Yで表すと、このベ
クトルYは、ベクトルB、Cに分解することができる。
面11とスポーク3とがなす角をθとすると、ベクトル
Cは、C=Ysinθ となる。ベクトルCのホイール
1がなす面Mと平行な分力すなわちホイール1を回転さ
せようとする分力Sは、 S=Ccosθ=Ysinθ・cosθ=Y/2・sin2θ
(1) となる。 式(1)から明らかなように、θを45度にすると、si
n2θは最大になり、1個の補助手段10によりY/2
のホイール1を転がす力、あるいは自転車を前進させる
力として得られる。本実施例によると、補助手段10、
10、…は、可撓性の素材から形成されているので、横
風が作用すると、図1の(ロ)において鎖線で示されて
いるように、補助手段10、10、…の面11は傾く。
傾くと、θは45度近くになり、横風の大きな分力を回
転補助力として得ることができるようになる。また傾く
ので、横風を逃がし易くもなる。なお、横風がホイール
1がなす面Mに角度をもって作用すると、回転補助力が
得られることは明らかである。
【0011】本実施例は、色々変形できる。例えば、前
述の実施例では補助手段10、10、…は、補助手段1
0の2面11、11の復原力により係止部13、13が
スポーク3、3、…の両側部6、6を挟持するような形
で装着されているが、接着剤、ビス等により取り付ける
こともできる。また補助手段10、10、…は、横風が
作用しても変形しない材料から形成することもできる。
この時は補助手段10、10、…をスポーク3、3、…
と一体的に成形することもできる。さらには、補助手段
10、10、…に色々な異なった色に着色することもで
きる。着色すると、異なった色の複数個の補助手段1
0、10、…を用意しておき、その日の気分に合った色
の補助手段10、10、…を選択してスポーク3、3、
…に装着することができる。この時、ホイール1が回転
するとき、模様が現れるように着色することも可能であ
る。
【0012】次に、図1の(ハ)により本発明の第2実
施例を説明する。なお、前述した第1実施例と同様な部
材には同じ参照符号あるいは同じ参照符号にダッシ
ュ「’」を付けて重複説明はしない。本実施例による
と、補助手段10’は、比較的硬い合成樹脂から形成さ
れている。そして補助手段10’の下辺の略中央部にお
いてスポーク3の凸部にヒンジ8結合されている。した
がって、回転あるいは走行するときは、補助手段1
0’、10’、…は、実線で示されている位置を採り、
前述したように渦による抵抗がなくなる。このとき、横
風が作用すると、補助手段10’、10’、…は、ヒン
ジ8を中心として傾き、面11’の下端部15がスポー
ク3の面7に当接する。このときの傾斜角度が45度で
最大の回転を助ける力が得られる。また横風は傾斜した
補助手段10’、10’、…の面11’、11’から逃
げていく。
【0013】実施例として図には示されていないが、ス
ポークも金属から形成され、その径が数mmのホイール
にも同様に適用される。このようにスポークの径が小さ
いときは、渦による抵抗は小さいが、ホイール1がなす
面Mに角度をもって横風が作用すると、回転補助力が得
られる。スポークの径が小さいと、取付けブラケット等
を使用して取り付けることができる。また、回転方向に
見て2本のスポークに跨って取り付けると、比較的簡単
に取り付けることができる。
【発明の効果】以上のように本発明によると、スポーク
には、ホイールが回転するとき、その回転方向にみて後
ろ側に位置する部分に、少なくとも2面を有する断面形
状が略三角形を呈する補助手段が、その底辺に相当する
側が前記スポーク側に位置するようにして設けられてい
るので、ホイールがなす面に対して角度のある横風が作
用すると、横風の分力を回転補助力として得ることがで
きる、という本発明特有の効果が得られる。また、グラ
スフアイバー等を素材とした合成樹脂から形成されてい
るスポークによると、ホイールが回転するときスポーク
の後ろ側において渦が発生しようとするが、補助手段に
より渦の発生が抑制されるので、渦による回転抵抗が小
さくなる。また、他の発明によると、補助手段がホイー
ルがなす面に対して角度をもって作用する横風によりそ
の面が傾くので、上記の効果が得られると共に、横風が
傾斜した補助手段から逃げ易くなる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、実施例を模式的に示す図で、その
(イ)は全体を示す平面図、その(ロ)は図1の(イ)
において矢印ローロの方向にみた断面図、その(ハ)は
本発明の、他の実施例を示す図で(ロ)に相当する断面
図である。
【符号の説明】
1 ホイール 2
リム 3 スポーク 4
ボス 10 補助手段 11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要に応じてタイヤが取り付けられるリ
    ムと、車軸が設けられるボスと、前記リムとボスとを結
    合している複数本のスポークとから構成されているホイ
    ールであって、 前記スポークには、ホイールが回転するとき、その回転
    方向にみて後ろ側に位置する部分に、少なくとも2面を
    有する断面形状が略三角形を呈する補助手段が、その底
    辺に相当する側が前記スポーク側に位置するようにして
    設けられていることを特徴とするホイール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスポークが、グラスフア
    イバー等を素材とした合成樹脂から形成されているホイ
    ール。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の補助手段は、ホ
    イールがなす面に対して角度をもって作用する横風によ
    り、その面が傾くことを特徴とするホイール。
JP29244193A 1993-10-29 1993-10-29 ホイール Pending JPH07125503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29244193A JPH07125503A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29244193A JPH07125503A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ホイール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07125503A true JPH07125503A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17781840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29244193A Pending JPH07125503A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07125503A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011116195A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Honda Access Corp 車両用ホイール
JP2014227168A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 冠廷 陳 車両ホイールの構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011116195A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Honda Access Corp 車両用ホイール
JP2014227168A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 冠廷 陳 車両ホイールの構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5061013A (en) Bicycle rim and wheel
US20050029031A1 (en) Vehicle
EP3405383B1 (en) Fender for a wheeled vehicle
EP3814210B1 (en) Electric vehicle with a weather protection
JPH04201792A (ja) 自動二輪車
EP0754570B1 (en) Cast wheel
US4546992A (en) Sportcycle
JPH07125503A (ja) ホイール
US9162523B2 (en) Aerodynamic cover cap for use in two-wheeled vehicles
US7628417B2 (en) Bicycle wheel spinner assembly
US20070163850A1 (en) Aerodynamic Bicycle Disc Wheel Assembly
JPH05286460A (ja) 操舵式クローラ車
US7950682B2 (en) Front-wheel driven, rear-wheel steered vehicle
JPH10119791A (ja) 露出したスポークを有するエアバッグ付きステアリングホイール
JPH09272481A (ja) 3輪自転車
JP2021146828A (ja) 自転車用前ハブおよびこれを備えた自転車
KR19980073649A (ko) 레저용 자전거
JP2010202022A (ja) 2分割前輪自転車
JP2010158993A (ja) 自動車用ホイールセット
JPH03153484A (ja) 自動二輪車
JPS60259583A (ja) 紡錘形タイヤを有する2輪車
JP2872126B2 (ja) 自転車の車輪用反射装置
JPS61155009A (ja) 自動車の車体構造
KR930007754A (ko) 2륜 운송기구의 디스플레이 디스크
JPS6345301U (ja)