JP2021146828A - 自転車用前ハブおよびこれを備えた自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造であって、自転車走行時における空気抵抗を低減させることができる自転車用前ハブおよびこれを備えた自転車を提供する。【解決手段】ハブ軸1と、ハブ軸1上に回転可能に設けられたハブ本体2と、を備えた自転車用前ハブ10であり、自転車用前ハブ10とフロントフォーク3とを連結した際、ハブ本体2とフロントフォーク3との間にあたる部位に、自転車走行時における空気抵抗を低減させる空気抵抗低減構造1cを有する。空気抵抗低減構造の断面形状は、翼断面形状であることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、自転車用前ハブおよびこれを備えた自転車に関し、詳しくは、簡易な構造であって、自転車走行時における空気抵抗を低減させることができる自転車用前ハブおよびこれを備えた自転車に関する。
一般に、自転車の車輪は、その中心に、自転車のフレーム(フロントフォーク)に対して回転自在に装着させるためのハブを有している。このハブは、ハブ軸と、ハブ軸上に回転可能に取り付けられたハブ本体と、を有しており、ハブ本体の軸方向両側部から突出したハブ軸と、左右のフロントフォークの先端部とが、取り外し可能に連結される構造となっている。このような自転車用ハブの改良に関する技術として、特許文献1が挙げられる。
特許文献1で提案されている自転車用ハブは、ハブ本体カバーと端部カバーとを有しており、本体カバーと端部カバーとが一体となって円滑な表面を形成している。これにより、空気抵抗や乱流による騒音の問題を解消し、また、水分や汚れ等による汚染を防止して、ハブの使用寿命を延ばすことができ、さらに、本体カバーや端部カバーの材質、外見および質感を異なるものに変更可能とすることで、製品の価値や実用性を向上させている。
登録実用新案公報3150201号公報
従来、自転車用前ハブとフロントフォークとの固定にはネジが使用されており、また、ハブ本体の軸方向両側部から突出するハブ軸の形状は、断面形状円形の棒状である。そのため、ハブ本体から突出したハブ軸は、自転車走行時における空気抵抗を受けることになる。特許文献1で提案されている自転車用ハブは、自転車走行時に生じる横方向の気流による乱流現象を問題にしており、自転車走行時における正面からの空気抵抗については何ら検討されていない。また、特許文献1で提案されている自転車用ハブは、ハブ以外に本体カバーと端部カバーとを必須とするため、構造が複雑になってしまうという問題も有しており、さらなる改善が望まれているのが現状である。
そこで、本発明の目的は、簡易な構造であって、自転車走行時における空気抵抗を低減させることができる自転車用前ハブおよびこれを備えた自転車を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解消するために鋭意検討した結果、自転車用前ハブを下記構造とすることで、上記課題を解消できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の自転車用前ハブは、ハブ軸と、該ハブ軸上に回転可能に設けられたハブ本体と、を備えた自転車用前ハブにおいて、
前記自転車用前ハブとフロントフォークとを連結した際、前記ハブ本体と前記フロントフォークとの間にあたる部位に、自転車走行時における空気抵抗を低減させる空気抵抗低減構造を有することを特徴とするものである。
本発明の自転車用前ハブにおいては、前記空気抵抗低減構造の断面形状が、翼断面形状であることが好ましい。また、本発明の自転車用前ハブにおいては、前記空気抵抗低減構造が、自転車進行方向後方が先細り形状であることが好ましい。さらに、本発明の自転車用前ハブにおいては、前記空気抵抗低減構造が、前記フロントフォークの先端の切り欠きにより係止可能な構造であることが好ましい。
本発明の自転車は、本発明の自転車用前ハブを備えてなることを特徴とするものである。
本発明によれば、簡易な構造であって、自転車走行時における空気抵抗を低減させることができる自転車用前ハブおよびこれを備えた自転車を提供することができる。本発明の自転車は、自転車走行時におけるハブの空気抵抗が小さいため、高速走行が求められるスポーツタイプの自転車に好適である。
本発明の一好適な実施の形態に係る自転車用前ハブの概略正面図である。 本発明の一好適な実施の形態に係る自転車用前ハブの概略斜視図である。 本発明の一好適な実施の形態に係る自転車用前ハブとフロントフォーク先端部の概略断面図である。 本発明の一好適な実施の形態に係る自転車用前ハブとフロントフォークの取り付け状態を示す概略説明図である。 本発明の一好適な実施の形態に係る自転車の概略側面図である。
以下、本発明の自転車用前ハブについて、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一好適な実施の形態に係る自転車用前ハブの概略正面図であり、図2は、本発明の一好適な実施の形態に係る自転車用前ハブの概略斜視図であり、図3は、本発明の一好適な実施の形態に係る自転車用前ハブとフロントフォーク先端部の概略断面図である。本発明の自転車用ハブ10は、ハブ軸1と、このハブ軸1上に回転可能に設けられたハブ本体2と、を有する。図示する自転車用前ハブ10は、ハブ本体2の軸方向両側部からハブ軸1が突出しており、ハブ軸1の両端にはボルト1aが螺着されている。そして、図示例においては、ハブ軸1の両端に螺着されたボルト1aの軸部の外周にフロントフォーク3が連結される構造となっている。
なお、図示する自転車用前ハブ10は、ハブ本体2の軸方向両側部に径方向外側に向かって環状に突出する一対のハブフランジ4が設けられている。このハブフランジ4には、ディスクホイールが接着により取り付けられていてもよく、リムを支持するスポークを挿通可能なスポーク孔を設けてスポーク構造としてもよい。また、ハブ本体2の軸方向両側部内側には、ベアリング5が配置されており、これにより、ハブ本体2がハブ軸1上で円滑に回転可能な構造となっている。なお、図示例においては、ハブ軸1は中空となっており、内部に空間1bを有している。
上述のとおり、ハブ本体2の軸方向両側から突出したハブ軸1は、自転車走行時に空気抵抗を受ける。そこで、本発明の自転車用ハブ10は、フロントフォーク3と連結した際、ハブ本体2とフロントフォーク3との間にあたる部位に、自転車走行時における空気抵抗を低減させる空気抵抗低減構造1c(空気抵抗低減構造1ca、1cb)を有する。このような構成とすることで、自転車走行時におけるハブ軸1の空気抵抗を低減することができる。本発明の自転車用ハブ10においては、空気抵抗低減構造1cは、自転車走行時におけるハブ軸1の空気抵抗を低減させることができる形状であれば、特に制限はない。
本発明の自転車用前ハブ10においては、図示するように、空気抵抗低減構造1cは、その断面形状が、翼断面形状であることが好ましい。ここで、翼形状とは、楕円形や、紡錘形、一方の面はほぼ平面であり、他方の面が流線形をした形状等の総称である。特に、空気抵抗低減構造1cは、自転車進行方向後方が先細り形状であることが好ましい。すなわち、自転車進行方向前方が曲面で構成され、自転車進行方向前方から最厚部を経て自転車進行方向後方に向かうにつれて先細りとなる形状が好ましい。このような構成とすることにより、自転車走行時、空気が、空気抵抗低減構造1cの上方および下方に沿って円滑に流れる。これにより、空気抵抗を低く抑えることができ、また、外観についても、良好なものとなる。さらに、このような形状とすることで、自転車走行時、空気抵抗低減構造1cの後方における気流の乱れを防止することができる。
本発明の自転車用前ハブ10においては、空気抵抗低減構造1cが、フロントフォーク3の先端の切り欠き3aにより係止される構造であることが好ましい。本発明の自転車用前ハブ10を備えた前輪を自転車に装着したとき、空気抵抗低減構造1cの向きが適正でなければ、かえって空気抵抗が増大してしまうおそれがある。そのため、前輪の着脱を繰り返しても、空気抵抗低減構造1cの向きが一定となるような機構を有していることが好ましい。そこで、本発明の自転車用前ハブ10においては、空気抵抗低減構造1cをフロントフォーク3の先端の切り欠き3aで係止可能な構造としている。
空気抵抗低減構造1cが、フロントフォーク3の先端の切り欠き3aにより係止可能な構造については特に制限はない。図4は、本発明の一好適な実施の形態に係る自転車用前ハブとフロントフォークの取り付け状態を示す概略説明図である。図示例においては、空気抵抗低減構造1cの軸方向外側に、フロントフォーク3の先端の切り欠き3aと係合する係合部1dが設けられている。この係合部1dは、図示例においては、空気抵抗低減構造1cの軸方向外側に向かって突出する凸部1dであって、この凸部1dをフロントフォーク3先端の切り欠き3aで係止させることで、空気抵抗低減構造1cの向きを一定にすることができる。なお、係合部1dを凸部1dとするときは、凸部1dの幅をフロントフォーク3先端の切り欠き3aの幅と略同一とするればよい。
本発明の自転車用前ハブ10においては、この係合部1dは、空気抵抗低減構造1cと一体として成形してもよく、また、係合部1dを有する別部材として成形し、その後、空気抗低低減構造1cと溶接等で一体としてもよい。また、図3に示す例では、空気抵抗低減構造1caは、ハブ軸1の一方の突出部に直接成形されているが、空気抵抗低減構造1cbは、空気抵抗低減構造1cbを有する別部材として形成し、ハブ軸1をハブ本体2に挿通した後、空気抵抗構造1cbを有する別部材をハブ軸1に装着してハブ軸1と一体となる構造であるが、これに限られるものではない。
本発明の自転車用前ハブ10は、フロントフォーク3と連結した際、ハブ本体2とフロントフォーク3との間にあたる部位に、自転車走行時における空気抵抗を低減させる空気抵抗低減構造を有することのみが重要であり、これ以外に特に制限はない。例えば、この空気抵抗低減構造1cの材質等についても特に制限はなく、既知の材質、既知の製造方法により製造することができるが、強度や軽量性を考慮すると、材質としてはアルミが好ましい。また、本発明の自転車用前ハブ10においては、空気抵抗低減構造1cは、軽量性を考慮すると、中空構造とすることが好ましい。さらに、図示する本発明の自転車用前ハブ10においては、左右一対の空気抵抗低減構造1cを備えているが、この場合、各々が自転車走行時における空気抵抗を低減できるものであれば、必ずしもこれらは対称の形状である必要はない。例えば、図3に示す例においては、ハブ本体2をハブ軸1に固定するナット6等が存在するため、空気抵抗低減構造1cbは空気抵抗低減構造1caよりも厚肉となっている。
次に、本発明の自転車について説明する。
図5は、本発明の一好適な実施の形態に係る自転車の概略側面図である。本発明の自転車100は、本発明の自転車用前ハブ10を備えてなるものである。図示する自転車100は、本体フレーム101と、本体フレーム101に設けられた前輪102、後輪103、サドル104、ハンドル105およびクランク軸106と、クランク軸106に対して左右両側に設けられたクランク107およびクランク107に設けられたペダル108とを備えている。本発明の自転車100は、前輪102が本発明の自転車用前ハブ10を介してフロントフォーク109に取り付けられている。これにより、自転車走行時における空気抵抗を低減させることができる。
本発明の自転車100は、適用できる車種について特に制限はなく、ロードバイク、マウンテンバイク、シティバイク、カーゴバイク、リカンベント等の種々の種類の自転車、および電動自転車(E−bike)に適用することができるが、特に、本発明の自転車用前ハブ10は、自転車走行時における空気抵抗を改善することができるため、ロードバイクのようなスポーツタイプの自転車が好適である。
1 ハブ軸
1a ボルト
1b 空間
1c 空気抵抗低減構造
1d 係合部(凸部)
2 ハブ本体
3 フロントフォーク
3a 切り欠き
4 ハブフランジ
5 ベアリング
6 ナット
10 自転車用前ハブ
100 自転車
101 フレーム
102 前輪
103 後輪
104 サドル
105 ハンドル
106 クランク軸
107 クランク
108 ペダル
109 フロントフォーク

Claims (5)

  1. ハブ軸と、該ハブ軸上に回転可能に設けられたハブ本体と、を備えた自転車用前ハブにおいて、
    前記自転車用前ハブとフロントフォークとを連結した際、前記ハブ本体と前記フロントフォークとの間にあたる部位に、自転車走行時における空気抵抗を低減させる空気抵抗低減構造を有することを特徴とする自転車用前ハブ。
  2. 前記空気抵抗低減構造の断面形状が、翼断面形状である請求項1記載の自転車用前ハブ。
  3. 前記空気抵抗低減構造が、自転車進行方向後方が先細り形状である請求項1または2記載に自転車用前ハブ。
  4. 前記空気抵抗低減構造が、前記フロントフォークの先端の切り欠きにより係止可能な構造である請求項1〜3のうちいずれか一項記載の自転車用前ハブ。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項記載の自転車用前ハブを備えてなることを特徴とする自転車。
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