JPH07125068A - 樹脂被覆バネ部材 - Google Patents
樹脂被覆バネ部材Info
- Publication number
- JPH07125068A JPH07125068A JP5287603A JP28760393A JPH07125068A JP H07125068 A JPH07125068 A JP H07125068A JP 5287603 A JP5287603 A JP 5287603A JP 28760393 A JP28760393 A JP 28760393A JP H07125068 A JPH07125068 A JP H07125068A
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- JP
- Japan
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- resin
- spring
- coated
- coil spring
- tube
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
- Wire Processing (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐薬品性を有する部分に適用することのできる
樹脂被覆バネ部材を提供する。 【構成】スプリング全体をＰＦＡ樹脂製の被覆チューブ
で被覆し、その外側をＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブで
被覆した後、ＰＦＡ樹脂製の被覆チューブを熱溶着し、
ＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブを熱収縮して一体成形す
ることで、繰返し荷重によるストレスでクラックが生じ
ても、そのクラック部分のみが腐食されるだけで済み、
スプリング全体が腐食されるのを確実に防止できる。且
つ、ＰＦＡ樹脂は耐熱温度が高く、耐ストレスクラック
性に優れているため、高温条件下でも使用することがで
き、その適用温度範囲が広くなる。
樹脂被覆バネ部材を提供する。 【構成】スプリング全体をＰＦＡ樹脂製の被覆チューブ
で被覆し、その外側をＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブで
被覆した後、ＰＦＡ樹脂製の被覆チューブを熱溶着し、
ＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブを熱収縮して一体成形す
ることで、繰返し荷重によるストレスでクラックが生じ
ても、そのクラック部分のみが腐食されるだけで済み、
スプリング全体が腐食されるのを確実に防止できる。且
つ、ＰＦＡ樹脂は耐熱温度が高く、耐ストレスクラック
性に優れているため、高温条件下でも使用することがで
き、その適用温度範囲が広くなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、カプラー、
ポンプ、バルブ等の耐薬品性を有する部分に用いられる
樹脂被覆バネ部材に関する。
ポンプ、バルブ等の耐薬品性を有する部分に用いられる
樹脂被覆バネ部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上述例のような部分に用いられる
バネ部材としては、例えば、図６に示すように、ＳＵＳ
製の線材１２ａを巻回してなるコイルスプリング１２の
外面にＦＥＰ樹脂製（テトラフルオロエチレン・ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体）の被覆チューブ１３を被
覆し、その外側にＰＴＦＥ樹脂製（ポリテトラフルオロ
エチレン）の被覆チューブ１４を被覆した後、適宜温度
で加熱処理して被覆チューブ１３を熱溶着し、被覆チュ
ーブ１４を熱収縮した第１従来例の樹脂被覆スプリング
１１がある。
バネ部材としては、例えば、図６に示すように、ＳＵＳ
製の線材１２ａを巻回してなるコイルスプリング１２の
外面にＦＥＰ樹脂製（テトラフルオロエチレン・ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体）の被覆チューブ１３を被
覆し、その外側にＰＴＦＥ樹脂製（ポリテトラフルオロ
エチレン）の被覆チューブ１４を被覆した後、適宜温度
で加熱処理して被覆チューブ１３を熱溶着し、被覆チュ
ーブ１４を熱収縮した第１従来例の樹脂被覆スプリング
１１がある。
【０００３】また、図７に示すように、ＳＵＳ製の線材
１６ａを巻回してなるコイルスプリング１６の外面にＰ
ＴＦＥ樹脂製の被覆チューブ１７を被覆した後、適宜温
度で加熱処理して被覆チューブ１７を熱溶着及び熱収縮
した第２従来例の樹脂被覆スプリング１５がある。
１６ａを巻回してなるコイルスプリング１６の外面にＰ
ＴＦＥ樹脂製の被覆チューブ１７を被覆した後、適宜温
度で加熱処理して被覆チューブ１７を熱溶着及び熱収縮
した第２従来例の樹脂被覆スプリング１５がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第１従来例の
樹脂被覆スプリング１１は、ＦＥＰ樹脂で形成した被覆
チューブ１３の耐熱温度が融点２６０℃と低温であるた
め、高温条件下での用途には適さない。且つ、表１に示
すように、ＦＥＰ樹脂は耐ストレスクラック性が悪いた
め、圧縮及び復元の繰返しによるストレスにより、使用
後、比較的早い段階で被覆チューブ１３の一部にクラッ
クが起きることがある。
樹脂被覆スプリング１１は、ＦＥＰ樹脂で形成した被覆
チューブ１３の耐熱温度が融点２６０℃と低温であるた
め、高温条件下での用途には適さない。且つ、表１に示
すように、ＦＥＰ樹脂は耐ストレスクラック性が悪いた
め、圧縮及び復元の繰返しによるストレスにより、使用
後、比較的早い段階で被覆チューブ１３の一部にクラッ
クが起きることがある。
【０００５】第２従来例の樹脂被覆スプリング１５は、
ＰＴＦＥ樹脂で形成した被覆チューブ１７の耐熱温度が
融点３２０℃〜３３５℃と高温であり、ＰＴＦＥ樹脂本
来の有する離型性の良さ故、溶着が困難であり、被覆チ
ューブ１７の溶着部分が剥離しやすい。且つ、コイルス
プリング１６に対してＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブ１
７を溶着することが難しく、コイルスプリング１６と被
覆チューブ１７との接合面間に隙間ができることがあ
る。圧縮及び復元の繰返しによるストレスで被覆チュー
ブ１７にクラックができたとき、そのクラックから侵入
する薬液やガス等によりコイルスプリング１６全体が腐
食されてしまうという問題点を有している。
ＰＴＦＥ樹脂で形成した被覆チューブ１７の耐熱温度が
融点３２０℃〜３３５℃と高温であり、ＰＴＦＥ樹脂本
来の有する離型性の良さ故、溶着が困難であり、被覆チ
ューブ１７の溶着部分が剥離しやすい。且つ、コイルス
プリング１６に対してＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブ１
７を溶着することが難しく、コイルスプリング１６と被
覆チューブ１７との接合面間に隙間ができることがあ
る。圧縮及び復元の繰返しによるストレスで被覆チュー
ブ１７にクラックができたとき、そのクラックから侵入
する薬液やガス等によりコイルスプリング１６全体が腐
食されてしまうという問題点を有している。
【０００６】この発明は上記問題に鑑み、樹脂被覆バネ
部材を構成するバネ本体をＰＦＡ樹脂とＰＴＦＥ樹脂と
で２重に被覆することにより、一部に生じるクラック部
分からバネ全体が腐食されるのを確実に防止できると共
に、高温条件下でも使用することができ、その適用温度
範囲の広い樹脂被覆バネ部材の提供を目的とする。
部材を構成するバネ本体をＰＦＡ樹脂とＰＴＦＥ樹脂と
で２重に被覆することにより、一部に生じるクラック部
分からバネ全体が腐食されるのを確実に防止できると共
に、高温条件下でも使用することができ、その適用温度
範囲の広い樹脂被覆バネ部材の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明の樹脂被覆バネ
部材は、金属材により形成されたバネ本体の外面全体を
ＰＦＡ樹脂で被覆し、該バネ本体に被覆されたＰＦＡ樹
脂の外面全体を熱収縮性の良いＰＴＦＥ樹脂で被覆した
後、該バネ本体を適宜温度により加熱処理して一体成形
したことを特徴とする。
部材は、金属材により形成されたバネ本体の外面全体を
ＰＦＡ樹脂で被覆し、該バネ本体に被覆されたＰＦＡ樹
脂の外面全体を熱収縮性の良いＰＴＦＥ樹脂で被覆した
後、該バネ本体を適宜温度により加熱処理して一体成形
したことを特徴とする。
【０００８】
【作用】この発明の樹脂被覆バネ部材は、金属材により
形成されたバネ本体をＰＦＡ樹脂で被覆し、その外側を
ＰＴＦＥ樹脂で被覆した後、適宜温度によりバネ本体を
加熱処理することで、バネ本体に対してＰＦＡ樹脂が溶
着固定され、その外側に被覆したＰＴＦＥ樹脂が熱収縮
して一体成形される。
形成されたバネ本体をＰＦＡ樹脂で被覆し、その外側を
ＰＴＦＥ樹脂で被覆した後、適宜温度によりバネ本体を
加熱処理することで、バネ本体に対してＰＦＡ樹脂が溶
着固定され、その外側に被覆したＰＴＦＥ樹脂が熱収縮
して一体成形される。
【０００９】
【発明の効果】この発明によれば、樹脂被覆バネ部材を
構成するバネ本体の外面全体をＰＦＡ樹脂とＰＴＦＥ樹
脂とで２重に被覆しているので、金属製のバネ本体に対
してＰＦＡ樹脂が強固に溶着固定され、圧縮及び復元の
繰返しによるストレスでＰＦＡ樹脂及びＰＴＦＥ樹脂に
クラックが生じても、そのクラック部分のみが腐食され
るだけで済み、バネ全体が腐食されるのを確実に防止で
きる。
構成するバネ本体の外面全体をＰＦＡ樹脂とＰＴＦＥ樹
脂とで２重に被覆しているので、金属製のバネ本体に対
してＰＦＡ樹脂が強固に溶着固定され、圧縮及び復元の
繰返しによるストレスでＰＦＡ樹脂及びＰＴＦＥ樹脂に
クラックが生じても、そのクラック部分のみが腐食され
るだけで済み、バネ全体が腐食されるのを確実に防止で
きる。
【００１０】しかも、ＰＦＡ樹脂はＦＥＰ樹脂よりも耐
熱温度が高く、耐ストレスクラック性に優れているた
め、高温条件下でも使用することができ、その適用温度
範囲が広くなる。且つ、繰返し荷重が付加されるような
条件下に於いて、破断に対する安全性が大幅に向上する
と共に、ＰＦＡ樹脂に比べてＰＴＦＥ樹脂の方が耐薬品
性に優れており、バネ全体をＰＦＡ樹脂だけで被覆する
よりも耐薬品性が向上する。
熱温度が高く、耐ストレスクラック性に優れているた
め、高温条件下でも使用することができ、その適用温度
範囲が広くなる。且つ、繰返し荷重が付加されるような
条件下に於いて、破断に対する安全性が大幅に向上する
と共に、ＰＦＡ樹脂に比べてＰＴＦＥ樹脂の方が耐薬品
性に優れており、バネ全体をＰＦＡ樹脂だけで被覆する
よりも耐薬品性が向上する。
【００１１】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はバネ部材の一例としてＳＵＳ製のコイル
スプリングをＰＦＡ樹脂とＰＴＦＥ樹脂とで２重に被覆
した樹脂被覆スプリングを示し、図１及び図４に於い
て、本発明品の樹脂被覆スプリング１は、例えば、ＳＵ
Ｓ製の線材２ａを巻回してなるコイルスプリング２の外
面全体にＰＦＡ樹脂製（テトラフルオロエチレン・パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体）の被覆チュ
ーブ３を熱溶着し、同被覆チューブ３の外面全体に被覆
したＰＴＦＥ樹脂製（ポリテトラフルオロエチレン）の
被覆チューブ４を熱収縮して一体成形する。
述する。図面はバネ部材の一例としてＳＵＳ製のコイル
スプリングをＰＦＡ樹脂とＰＴＦＥ樹脂とで２重に被覆
した樹脂被覆スプリングを示し、図１及び図４に於い
て、本発明品の樹脂被覆スプリング１は、例えば、ＳＵ
Ｓ製の線材２ａを巻回してなるコイルスプリング２の外
面全体にＰＦＡ樹脂製（テトラフルオロエチレン・パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体）の被覆チュ
ーブ３を熱溶着し、同被覆チューブ３の外面全体に被覆
したＰＴＦＥ樹脂製（ポリテトラフルオロエチレン）の
被覆チューブ４を熱収縮して一体成形する。
【００１２】上述の樹脂被覆スプリング１を製造する場
合、図２、図３に示すように、ＳＵＳ製の線材２ａを巻
回してなるコイルスプリング２の外面全体に、線材２ａ
の外径寸法よりも若干大きい孔径に形成したＰＦＡ樹脂
製の被覆チューブ３を一端側から被覆し、同コイルスプ
リング２に被覆された被覆チューブ３の外面全体に、被
覆チューブ３の外径寸法よりも若干大きい孔径に形成し
た熱収縮性の良いＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブ４を一
端側から被覆する。
合、図２、図３に示すように、ＳＵＳ製の線材２ａを巻
回してなるコイルスプリング２の外面全体に、線材２ａ
の外径寸法よりも若干大きい孔径に形成したＰＦＡ樹脂
製の被覆チューブ３を一端側から被覆し、同コイルスプ
リング２に被覆された被覆チューブ３の外面全体に、被
覆チューブ３の外径寸法よりも若干大きい孔径に形成し
た熱収縮性の良いＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブ４を一
端側から被覆する。
【００１３】次に、図４、図５に示すように、コイルス
プリング２全体をＰＦＡ樹脂製の被覆チューブ３とＰＴ
ＦＥ樹脂製の被覆チューブ４とで被覆した状態のまま加
熱具や加熱炉等の適宜加熱手段（図示省略）により適宜
温度で加熱処理して、コイルスプリング２の外面全体に
対して内側に被覆した被覆チューブ３を熱溶着し、その
外側に被覆した被覆チューブ４を熱収縮させると共に、
各被覆チューブ３，４の開口側端部を熱溶着して完全密
閉することで、コイルスプリング２の外面全体をＰＦＡ
樹脂製の被覆チューブ３とＰＴＦＥ樹脂製の被覆チュー
ブ４とで被覆した状態に一体成形することができる。
プリング２全体をＰＦＡ樹脂製の被覆チューブ３とＰＴ
ＦＥ樹脂製の被覆チューブ４とで被覆した状態のまま加
熱具や加熱炉等の適宜加熱手段（図示省略）により適宜
温度で加熱処理して、コイルスプリング２の外面全体に
対して内側に被覆した被覆チューブ３を熱溶着し、その
外側に被覆した被覆チューブ４を熱収縮させると共に、
各被覆チューブ３，４の開口側端部を熱溶着して完全密
閉することで、コイルスプリング２の外面全体をＰＦＡ
樹脂製の被覆チューブ３とＰＴＦＥ樹脂製の被覆チュー
ブ４とで被覆した状態に一体成形することができる。
【００１４】上述のように形成した樹脂被覆スプリング
１の比較例として、例えば、表１に示すように、従来品
の樹脂被覆スプリング１１に用いられるＦＥＰ樹脂（商
品名＝テフロンＦＥＰ１００−Ｊ及びテフロンＦＥＰ１
４０−Ｊ）と、本発明品の樹脂被覆スプリング１に用い
られるＰＦＡ樹脂（商品名＝テフロンＰＦＡ３５０−
Ｊ）とのフレックスライフをＭＩＴ型試験器（耐折強さ
試験方法）により同一条件で試験した結果を下記の表１
に示す。
１の比較例として、例えば、表１に示すように、従来品
の樹脂被覆スプリング１１に用いられるＦＥＰ樹脂（商
品名＝テフロンＦＥＰ１００−Ｊ及びテフロンＦＥＰ１
４０−Ｊ）と、本発明品の樹脂被覆スプリング１に用い
られるＰＦＡ樹脂（商品名＝テフロンＰＦＡ３５０−
Ｊ）とのフレックスライフをＭＩＴ型試験器（耐折強さ
試験方法）により同一条件で試験した結果を下記の表１
に示す。
【００１５】
【表１】
【００１６】上記の表１から明らかなように、従来品の
樹脂被覆スプリング１１に用いられるＦＥＰ樹脂より
も、本発明品の樹脂被覆スプリング１に用いられるＰＦ
Ａ樹脂の方がフレックスライフ値が高く、そのフレック
スライフ値の高いＰＦＡ樹脂の方が曲げを伴う用途に適
している。且つ、フレッスクライフ値は耐ストレスクラ
ック性を示す目安となるので、ＦＥＰ樹脂よりもＰＦＡ
樹脂の方が耐ストレスクラック性に優れてることが明ら
かである。
樹脂被覆スプリング１１に用いられるＦＥＰ樹脂より
も、本発明品の樹脂被覆スプリング１に用いられるＰＦ
Ａ樹脂の方がフレックスライフ値が高く、そのフレック
スライフ値の高いＰＦＡ樹脂の方が曲げを伴う用途に適
している。且つ、フレッスクライフ値は耐ストレスクラ
ック性を示す目安となるので、ＦＥＰ樹脂よりもＰＦＡ
樹脂の方が耐ストレスクラック性に優れてることが明ら
かである。
【００１７】つまり、樹脂被覆スプリング１を構成する
コイルスプリング２の外面全体をＰＦＡ樹脂製の被覆チ
ューブ３とＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブ４とで２重に
被覆しているので、コイルスプリング２に対してＰＦＡ
樹脂製の被覆チューブ３が強固に溶着固定され、圧縮及
び復元の繰返しによるストレスで被覆チューブ３，４に
クラックが生じても、そのクラック部分のみが腐食され
るだけで済み、コイルスプリング２全体が腐食されるの
を確実に防止できる。
コイルスプリング２の外面全体をＰＦＡ樹脂製の被覆チ
ューブ３とＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブ４とで２重に
被覆しているので、コイルスプリング２に対してＰＦＡ
樹脂製の被覆チューブ３が強固に溶着固定され、圧縮及
び復元の繰返しによるストレスで被覆チューブ３，４に
クラックが生じても、そのクラック部分のみが腐食され
るだけで済み、コイルスプリング２全体が腐食されるの
を確実に防止できる。
【００１８】しかも、従来品の樹脂被覆スプリング１１
に用いられるＦＥＰ樹脂の耐熱温度（融点２６０℃）よ
りも、本発明品の樹脂被覆スプリング１に用いられるＰ
ＦＡ樹脂の耐熱温度（融点３１０℃）の方が高く、耐ス
トレスクラック性に優れているため、高温条件下でも使
用することができ、その適用温度範囲が広くなる。且
つ、繰返し荷重が付加されるような条件下に於いて、破
断に対する安全性が大幅に向上すると共に、ＰＦＡ樹脂
製に比べてＰＴＦＥ樹脂の方が耐薬品性に優れており、
コイルスプリング２の外面全体をＰＦＡ樹脂製の被覆チ
ューブ３だけで被覆するよりも耐薬品性が向上する。
に用いられるＦＥＰ樹脂の耐熱温度（融点２６０℃）よ
りも、本発明品の樹脂被覆スプリング１に用いられるＰ
ＦＡ樹脂の耐熱温度（融点３１０℃）の方が高く、耐ス
トレスクラック性に優れているため、高温条件下でも使
用することができ、その適用温度範囲が広くなる。且
つ、繰返し荷重が付加されるような条件下に於いて、破
断に対する安全性が大幅に向上すると共に、ＰＦＡ樹脂
製に比べてＰＴＦＥ樹脂の方が耐薬品性に優れており、
コイルスプリング２の外面全体をＰＦＡ樹脂製の被覆チ
ューブ３だけで被覆するよりも耐薬品性が向上する。
【００１９】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の樹脂被覆バネ部材は、実施例の樹
脂被覆スプリング１に対応し、以下同様に、バネ本体
は、コイルスプリング２に対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
において、この発明の樹脂被覆バネ部材は、実施例の樹
脂被覆スプリング１に対応し、以下同様に、バネ本体
は、コイルスプリング２に対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【００２０】上述の実施例では、樹脂被覆スプリング１
を構成するコイルスプリング２の外面全体をＰＦＡ樹脂
製の被覆チューブとＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブとで
２重に被覆しているが、例えば、渦巻きバネ、板バネ、
皿バネ等のバネ部材を各被覆チューブ３，４で２重に被
覆するもよく、実施例のコイルスプリング２のみに限定
されるものではない。
を構成するコイルスプリング２の外面全体をＰＦＡ樹脂
製の被覆チューブとＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブとで
２重に被覆しているが、例えば、渦巻きバネ、板バネ、
皿バネ等のバネ部材を各被覆チューブ３，４で２重に被
覆するもよく、実施例のコイルスプリング２のみに限定
されるものではない。
【図１】ＰＦＡ樹脂及びＰＴＦＥ樹脂で被覆した樹脂被
覆スプリングを示す斜視図。
覆スプリングを示す斜視図。
【図２】ＰＦＡ樹脂製の被覆チューブで被覆した状態を
示すコイルスプリングの長さ方向断面図。
示すコイルスプリングの長さ方向断面図。
【図３】ＰＴＦＥ樹脂製の被覆チューブで被覆した状態
を示すコイルスプリングの長さ方向断面図。
を示すコイルスプリングの長さ方向断面図。
【図４】ＰＦＡ樹脂製及びＰＴＦＥ樹脂製の被覆チュー
ブを熱溶着した状態を示すコイルスプリングの長さ方向
断面図。
ブを熱溶着した状態を示すコイルスプリングの長さ方向
断面図。
【図５】ＰＦＡ樹脂製及びＰＴＦＥ樹脂製の被覆チュー
ブを熱溶着した状態を示すコイルスプリングの径方向断
面図。
ブを熱溶着した状態を示すコイルスプリングの径方向断
面図。
【図６】第１従来例の樹脂被覆スプリングを示す長さ方
向断面図。
向断面図。
【図７】第２従来例の樹脂被覆スプリングを示す長さ方
向断面図。
向断面図。
１…樹脂被覆スプリング ２…コイルスプリング ２ａ…線材 ３…被覆チューブ ４…被覆チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ３２Ｂ 15/08 １０２ Ｂ 7148−4Ｆ Ｂ２９Ｋ 27:12 105:02 Ｂ２９Ｌ 9:00 31:00
Claims (1)
- 【請求項１】金属材により形成されたバネ本体の外面全
体をＰＦＡ樹脂で被覆し、該バネ本体に被覆されたＰＦ
Ａ樹脂の外面全体を熱収縮性の良いＰＴＦＥ樹脂で被覆
した後、該バネ本体を適宜温度により加熱処理して一体
成形したことを特徴とする樹脂被覆バネ部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287603A JP2860239B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 樹脂被覆バネ部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287603A JP2860239B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 樹脂被覆バネ部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125068A true JPH07125068A (ja) | 1995-05-16 |
| JP2860239B2 JP2860239B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17719417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287603A Expired - Fee Related JP2860239B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 樹脂被覆バネ部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2860239B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030006799A (ko) * | 2001-07-16 | 2003-01-23 | 기아자동차주식회사 | 밸런스 스프링이 구비된 자동차 도어윈도우 레귤레이터 |
| JP2007247823A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Rinnai Corp | パイロット式水電磁弁 |
| CN102434612A (zh) * | 2011-09-27 | 2012-05-02 | 常州瑞择微电子科技有限公司 | Pfa弹簧及其制作方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63102920A (ja) * | 1986-10-21 | 1988-05-07 | Gunze Ltd | ふっ素樹脂被覆法 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP5287603A patent/JP2860239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63102920A (ja) * | 1986-10-21 | 1988-05-07 | Gunze Ltd | ふっ素樹脂被覆法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030006799A (ko) * | 2001-07-16 | 2003-01-23 | 기아자동차주식회사 | 밸런스 스프링이 구비된 자동차 도어윈도우 레귤레이터 |
| JP2007247823A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Rinnai Corp | パイロット式水電磁弁 |
| CN102434612A (zh) * | 2011-09-27 | 2012-05-02 | 常州瑞择微电子科技有限公司 | Pfa弹簧及其制作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2860239B2 (ja) | 1999-02-24 |
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