JPH071247A - ワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置

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JPH071247A
JPH071247A JP14943493A JP14943493A JPH071247A JP H071247 A JPH071247 A JP H071247A JP 14943493 A JP14943493 A JP 14943493A JP 14943493 A JP14943493 A JP 14943493A JP H071247 A JPH071247 A JP H071247A
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JP
Japan
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wire
bobbin
electric discharge
winding
winding shaft
Prior art date
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Application number
JP14943493A
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English (en)
Inventor
Tadao Oizumi
忠夫 大泉
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Makino Milling Machine Co Ltd
Original Assignee
Makino Milling Machine Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤ放電加工機の使用済みワイヤをボビン
に高密度に巻取り回収し、ボビンと共に廃棄できるよう
にしたワイヤ回収装置を得ること。 【構成】 ワイヤ電極の走行方向に見て放電加工部の下
流域に、ワイヤ供給用としては使用済みの空ボビン22
を装着するワイヤ巻取り軸20を設け、同巻取り軸20
に装着したボビン22に使用済みワイヤRが、接近した
とき、自動的に捕捉し、同ボビン22に係合させ、ボビ
ン巻取り部22bに回転に従って分配手段で均等分配し
ながら巻き取り回収し、ボビンの巻取り部22bに満杯
になったとき、ボビン22と一緒に使用済みワイヤRを
巻取り軸20から取外し、廃棄するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ放電加工機のワ
イヤ回収装置に関し、特に、ボビンを用い、放電加工部
を経過した使用済みワイヤをボビンの巻取り部に均等分
配で満杯になるまで巻取り、ボビンと一緒に投棄し得る
ようにしたワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工機は、電極用のワイヤと
被加工ワーク(以下、単にワークと言う)との間で放電
現象を利用して該ワークに所望形状の切断加工を遂行す
るワークの加工装置であり、同ワイヤ放電加工機の機体
上のワイヤ供給部に架設したワイヤ供給ボビンから繰り
出し、供給される電極用のワイヤをガイドローラやワイ
ヤに張力を付与するテンションローラ等を経由する所定
のワイヤ走行路を介して上下のワイヤヘッド間に設定さ
れた放電加工部に達し、同放電加工部で被加工ワークに
放電加工を行った後に、走行方向に見て放電加工部の下
流側で使用済みワイヤを回収する構成を有していること
は周知である。
【0003】また、近時は、放電加工部に新鮮な電極用
のワイヤを供給する初期起動時や放電加工部でワイヤ切
断が発生した場合には、適宜の検出手段でワイヤ先端を
検出し、切断したワイヤの場合には端部を一旦放電加工
部から引き戻し、切断端の曲り等のくせを切断除去して
修正し、その後に再び新鮮なワイヤ端を上下ヘッドおよ
び放電加工部を通過する走行路へ自動供給して、自動的
に放電加工を開始する自動装填式のワイヤ放電加工機も
提供されている。
【0004】このようなワイヤ放電加工機において、従
来の使用済みワイヤの回収手段としては、(1)放電加
工部の下流域に設けたワイヤ牽引ローラで使用済みワイ
ヤを牽引し、同牽引ローラの更に下流側に配置した回収
箱へ使用済みワイヤを、そのまま流し込む構成とした回
収手段、(2)例えば、特開平3−49831号公報に
開示されるように、上記のワイヤ牽引ローラの後段部位
にカッタ手段を設け、使用済みワイヤを任意長に切断、
コンパクト化してから回収箱内に回収する構成とした回
収手段、(3)特開平3−79231号公報に開示のよ
うに、放電加工部の下流域でローラにより屈曲させて螺
旋状に回収箱内に回収して回収効率を向上させる構成と
した回収手段、(4)特開平4−63631号公報に開
示のように、鼓形等の特殊形状を有したワイヤ回収ボビ
ンを予め用意し、この回収ボビンに巻き取る構成とした
回収手段等が提案、提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述した
従来のワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置は、例えば、
上述の(1)〜(3)のように結局、回収箱内に回収す
る構成では、回収箱に導かれた使用済みワイヤの性状が
どうしてもふっくらとし、緻密、圧縮状態に無いことか
ら、回収箱内への回収密度は低く、従って、短時間で回
収箱内に使用済みワイヤが満杯に成ってしまう不利をま
ぬがれ得ないことや、産業廃棄物として放棄する場合に
も体積が大きく、処理機械に絡み付き易い不利のために
回収専業者がそのままでは引き取らない不都合がある。
また、切断カッタを用いて任意長に切断するにしても、
金属ワイヤを連続切断するため、カッタ刃の寿命が短
く、比較的頻繁に切断カッタを交換しなければならない
煩瑣がある。他方、上述の(4)にように特殊な回収用
ボビンを用いる回収手段では、専用の回収ボビンを予め
用意しなければならない不利があり、しかも、巻取り、
回収時に途中で切断したときには、新たに巻き増しする
ことができない不利がある。
【0006】依って、本発明の目的は、上述した従来の
ワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置が有する不利や不都
合を解消することが可能なワイヤ回収装置を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、ワイヤ放電加工機のワ
イヤ回収装置において、使用済みワイヤの処理に要する
コストを可及的に安価に処理すべく、ワイヤ供給が終了
した空ボビンを利用し、しかも産業廃棄物として取扱い
可能な形態に使用済みワイヤを処理できるワイヤ回収装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した発明
目的を達成するワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置を構
成するために、ワイヤ電極の走行方向に見て放電加工部
の下流域に、望ましくは既にワイヤ供給用として使用の
終了した空ボビンを装着するワイヤ巻取り軸を設け、こ
の巻取り軸に同ボビンを装着し、使用済みワイヤが、該
ボビンに接近したときに、ワイヤ先端を自動的に捕捉
し、かつボビンに係合させ、同ボビンの巻取り部に回転
に従って巻き取るようにし、更に、ボビン巻取り部の全
域に略均等分配でワイヤが巻き取られるように、ワイヤ
を分配巻取りさせる分配手段を設け、ボビンの巻取り部
に満杯になるまでワイヤを巻取り、満杯となったとき、
ボビンと一緒に使用済みワイヤをワイヤ巻取り軸から取
外し、廃棄する構成としたものである。
【0008】すなわち、本発明によれば、ワイヤ放電加
工機の使用済みワイヤをボビンに巻きとって回収する装
置において、ワイヤ走行方向に見て放電加工部の下流位
置に配設され、前記ボビンの装着時に該ボビンを回転駆
動可能なワイヤ巻取り軸と、前記ワイヤ巻取り軸上で前
進、後退可能に設けられ、前記ボビンの一方のフランジ
に圧接、離反する円形の板であって、前記前進位置で前
記放電加工部を通過後の使用済みワイヤの先端部を捕捉
して前記ボビンに該先端部を自動的に初期係合せしめ得
る回収ワイヤ捕捉手段と、前記ワイヤ巻取り軸の回転に
応動して前記ボビンの巻取り部沿いに往復動可能に設け
られ、該巻取り部に前記使用済みワイヤを略均等分配で
巻取り回収せしめる回収ワイヤ分配手段と、前記放電加
工部から前記ワイヤ巻取り軸に至る使用済みワイヤの走
行路に設けられ、該使用済みワイヤの張力検出を介して
該ワイヤの回収巻取りが適正に進行しているか否かを検
出するワイヤ張力検出手段と、前記ワイヤ巻取り軸に臨
んで設けられ、前記ボビンのワイヤ巻取り回収量が所定
値に達したか否かを検出する回収量検出手段と、を具備
して構成されたワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置が提
供されるのである。
【0009】
【作用】上述の構成によれば、ワイヤ放電加工機の放電
加工部を通過した使用済みワイヤは、ワイヤ巻取り軸に
装着されたボビンの近傍に達したとき、回収ワイヤ捕捉
手段によって捕捉されてボビンに係合され、この結果、
ワイヤはボビンの巻取り部に回転に応じて巻き取られ、
しかも回収ワイヤ分配手段の分配作用で上記巻取り部の
全域に均等分配で巻き取られ、ボビンに巻き取られたワ
イヤ量、つまり、ワイヤ回収量が満杯になると、回収量
検出手段が検出し、その検出信号でワイヤ巻取り軸の回
転が停止するので、使用済みワイヤが略均等分配により
高密度で、かつ満杯に巻き取られたボビンをワイヤ巻取
り軸から取外し、廃棄処理をすることができるのであ
る。以下、本発明を実施例に従って、更に詳細に説明す
る。
【0010】
【実施例】図1は、本発明によるワイヤ放電加工機のワ
イヤ回収装置の1実施例における全体の構成を示すブロ
ックダイヤグラム、図2は、同ワイヤ回収装置のワイヤ
捕捉手段、ワイヤ巻取り軸、回収ワイヤ分配手段等を取
出し明示した部分正面図、図3は、図2の3−3線から
見た側面図、図4は、使用済みワイヤをボビンに巻き取
る過程の張力を検出する機構の実施例を示す図2の4−
4線による拡大断面図、図5と図6は、図2に図示され
たワイヤ回収装置の作用を説明するフローチャートであ
る。
【0011】図1を参照すると、本発明に係るワイヤ放
電加工機のワイヤ回収装置は、ワイヤ放電加工機の放電
加工部に対してワイヤ電極の走行方向に見た下流域に設
けられ、放電加工部を経過したワイヤ電極は、使用済み
ワイヤRとして所定の走行路を経過後に、一対の牽引ロ
ーラ11、13を経てワイヤ回収装置10のワイヤガイ
ド15に入る。このワイヤガイド15は、ワイヤ誘導管
17を備え、このワイヤ誘導管17内に使用済みワイヤ
Rは誘導される。このとき、必要に応じて、空気流また
は水流を導入管18を介してワイヤ誘導管17内に噴射
することにより、ワイヤガイド15の入口部からワイヤ
誘導管17へワイヤRを強制的に導入するように構成す
る。
【0012】ワイヤガイド15のワイヤ誘導管17を通
過した使用済みワイヤRは、同ワイヤ誘導管17の出口
17aを出て、その出口17aに近接した位置に横設さ
れた回転可能な巻取り軸20の直近位置にワイヤ端を臨
ませる。このとき、巻取り軸20には、予めワイヤ供給
用として使用を終了した空のボビン22が図示の右端側
から巻取り軸20上に装着され、固定ナット23を巻取
り軸20の右端に螺合させることによって固定されてい
る。上記空ボビン22は、両端にフランジ22a、22
aを有し、その両フランジ22a間を筒状の巻取り部2
2bにしたワイヤ電極ボビンとしてワイヤ電極と共に市
販されている部品である。
【0013】ここで、使用済みワイヤRは、上記のワイ
ヤガイド15のワイヤ誘導管17の出口17aを出ると
き、そのワイヤ端は、図示の空ボビン22の左側のフラ
ンジ22aの外側位置に来るように、予めワイヤ誘導管
17と共に誘導される構成が設けられ、この点に就いて
は、後述する。空ボビン22の左側フランジ22aの外
側位置でワイヤ誘導管17の出口17aを出たワイヤ端
は、このとき、同左側フランジ22aの左方に設けられ
て巻取り軸20上を該左側フランジ22aに対して前進
当接又は後退離反が可能に設けられ、フランジ22aと
略同形状をしたワイヤ捕捉板24に依って同ワイヤ捕捉
板24が前進当接して該左側フランジ22aとの間に挟
持、捕捉される。次いでワイヤ誘導管17が右方向へ移
動すると、先端を挟持、捕捉されたワイヤRが、ワイヤ
誘導管17と共に空ボビン22の巻取り部22bの位置
へ移動するから、から空ボビン22が巻取り軸20と一
体に回転することにより、ワイヤRが空ボビン22の巻
取り部22b上に巻き取られるのである。空ボビン22
の巻取り部22bには、巻取り軸20と並設して設けら
れた押え板26が設けられ、この押え板26は、軸27
に支持され、この支持軸27の端部に設けられたバネ箱
28内に格納された発条ばね(図示に現れない)のばね
付勢力で常時、支持軸27を介して巻取り軸20または
空ボビン22の巻取り部22bに向けて付勢されている
ことから、該巻取り部22bに巻き取られる使用済みワ
イヤRを押さえてワイヤのほぐれを抑止している。従っ
て、ワイヤRはボビン22の巻取り部22aに、高密度
に巻き取られるようになっている。
【0014】ここで、更に、同押え板26は空ボビン2
2の巻取り部22bにワイヤRが巻き取られるに従っ
て、徐々に巻取り軸20の軸心からラジアル方向に浮上
する。そして、このワイヤRの巻取り量が所定の満杯状
態に達すると、押え板26の浮上動作に伴う支持軸27
の回転がバネ箱28内に設けられたマイクロスイッチ等
の周知のスイッチ手段から成るワイヤ回収量検出器S2
を作動させて満杯検出信号を送出するように構成されて
いる。つまり、押え板26並びに支持軸27、ワイヤ回
収量検出器S2により、ワイヤRの巻取り量の検出手段
が形成されているのである。この検出信号は、ワイヤ放
電加工機の制御装置CLに送出されるようになってい
る。
【0015】更に図1を参照すると、ワイヤRの巻取り
軸20の巻取り回転は、駆動モータM1によって回転駆
動され、この駆動モータM1は、モータ制御回路MC1
により駆動制御される構成を有し、同モータ制御回路M
C1は制御装置CLに接続されている。
【0016】また、ワイヤ捕捉板24の巻取り軸20上
における前進、後退動作は、同捕捉板24の後端(図1
の左端)に形成された凹溝に係合する駆動軸29が、そ
の後端に形成されたラック歯車30、同ラック歯車30
に噛合したピニオン32の歯車機構を介して駆動モータ
M2により駆動されることにより生起される構成を有し
ており、ピニオン32は駆動モータM2の出力軸に取着
され、同駆動モータM2は、モータ制御回路MC2によ
り駆動制御される構成を有し、同制御回路MC2は前述
の制御回路MC1と同様に制御装置CLに接続されてい
る。そして、同ワイヤ捕捉板24の前進位置と後退位置
とは、駆動軸29に設けられたドグ33cが、所定の対
応位置に設けたマイクロスイッチ33a又は33bに係
合することにより検出されるように形成され、これらの
マイクロスイッチ33a、33bの検出信号は、制御装
置CLに送出されている。故に、これらのマイクロスイ
ッチ33a、33bの検出信号に応じて、ワイヤ捕捉板
24の前、後進を制御することが可能になっている。
【0017】他方、上述したワイヤ誘導管17には、そ
の中間部位に結合された往復棒35の一端が係止され、
この往復棒35の他端は、駆動軸36に結合され、この
駆動軸36の端部にはラック歯車37が設けられてい
る。このラック歯車37にはピニオン38が噛合し、こ
のピニオン38は、駆動モータM3の出力軸に取着され
ている。従って、駆動モータM3の回転駆動(CW又は
CCW方向)に応じて上記ピニオン、ラック歯車38、
37による歯車機構を介して駆動棒35が図の左右方向
に往復直進し、これに従って往復棒35が往復動作を行
って、ワイヤ誘導管17を矢印で示すように図1の左右
方向に所定の振幅により往復動作を行う構成が設けられ
ている。つまり、ワイヤ誘導管17が往復棒35と共に
往復動作を行う。駆動モータM3は、モータ制御回路M
C3により制御駆動されるように接続されており、同モ
ータ制御回路MC3は、制御装置CLに接続されてい
る。
【0018】この結果、ワイヤ誘導管17の出口17a
が空ボビン22の巻取り部22b並びに必要に応じて左
方フランジ22aの左方まで移動し、ワイヤ端を捕捉可
能にし、かつ、ワイヤRの巻取り時にボビン22の巻取
り部22bの全域に渡って均等にワイヤRを分配しなが
ら巻取りが行われるように、ワイヤ分配作用を行ってい
るのである。なお、ワイヤ誘導管17の左右分配動作に
おける前進位置と後退位置、又、フランジ22aの左方
に来るワイヤ端捕捉位置は、駆動軸36に取着したドグ
39dが、夫々所定の対応位置に設けられたマイクロス
イッチから成る検出スイッチ39a、39b、39cと
係合したときに検出され、同検出信号が制御装置CLに
送出されている。従って、ワイヤ誘導管17の移動位置
を、これらの検出スイッチ39a、39b、39cの検
出信号に従って制御することが可能な構成となってい
る。
【0019】なお、ワイヤ誘導管17の上方のワイヤガ
イド15内には、使用済みワイヤRが巻取り軸20上の
ボビン22の巻取り部22bに適正に巻取りが行われて
いるときに、そのワイヤRの張力を検出し、同張力が変
化したとき、変化量に比例した電気信号を送出する後述
の張力検出器S1が設けられており、S1の信号に応じ
てモータM1を加速または減速制御し、適正な張力で巻
き取られる構成となっている。この張力検出器S1の検
出信号は制御装置CLに送出され、モータ制御回路MC
1に指令される。
【0020】ここで、図2、図3を参照すると、上述し
たワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置における要部が図
示されている。これら図2、図3から明らかなように、
放電加工部を通過した使用済みのワイヤRは、1対の牽
引ローラ11、13により挟持され、同牽引ローラ1
1、13の回転に従って牽引され、ワイヤガイド15の
入口部に設けられた前段のガイド15aを経由してワイ
ヤガイド15内に導入される構成を有し、故に、使用済
みワイヤRの先端が初期導入される場合にも、確実にワ
イヤガイド15内に導入される構成を有している。
【0021】なお、図3には、既述した押え板26が、
ボビン22の巻取り部22bに係合して、巻き取られる
ワイヤRを押えて同ワイヤRのほぐれを防止する作用を
遂行している。また、巻き取られるワイヤRの巻取り量
が増加するに従って押え板26が巻取り軸20の軸心か
らラジアル方向に変位し、その変位量の増加に従って支
持軸27の回転量が増加してバネ箱28に隣接して設け
られたワイヤRの回収量検出器S2が作動される様子が
示されている。
【0022】また、ワイヤ誘導管17は、その最上端1
7bがワイヤガイド15と共にピボット軸42の中心軸
線の回りに分配動作時の枢動が可能に構成され、往復棒
35が往復動作の駆動機構(既述の駆動モータM3を有
する)によって往復動作するとき、ワイヤガイド15、
ワイヤ誘導管17が一体となってピボット軸42を中心
に揺動するようになっている。
【0023】図4は、ワイヤガイド15の内部構造を詳
細に示す断面図であり、同図から明らかなように、上述
した牽引ローラ11、13により導入された使用済みワ
イヤRは、前段のガイド15aを経て、このワイヤガイ
ド15の内部に形成されたワイヤ通路50を通過してワ
イヤ誘導管17へ向かう。このワイヤガイド15のワイ
ヤ通路50の入口部には、角度センサ52、舌状のレバ
ー53、圧縮バネ54が設けられ、圧縮バネ54は常
時、レバー53を通路壁から離反方向へ付勢しており、
使用済みワイヤRの正常な巻取り作用が遂行されている
間は、レバー53がワイヤRの緊張状態によって通路壁
側へ圧接され、ワイヤRが弛緩状態になると、レバー5
3は角度センサ52の回りに圧縮バネ54のバネ力の付
勢により旋回し、角度センサ52の回転軸が旋回する。
この結果、角度センサ52は所定の角度変位信号を送出
して、ワイヤRが弛緩したことを報知する出力信号を送
出するのである。つまり、これら角度センサ52、舌状
のレバー53、圧縮バネ54によって張力検出器S1
(図1参照)が形成されているのである。
【0024】つまり、角度センサ52、レバー53、圧
縮バネ54によって、使用済みワイヤRの張力が検出さ
れ、この張力検出信号に従って巻取り軸20における使
用済みワイヤRの巻取りボビンの回転速度を制御し、常
時、ワイヤ切断等が起きない適正な張力状態で巻取り、
回収を行う構成にしている。
【0025】なお、ワイヤガイド15は既述のように、
ピボット軸42が軸受43で支持されることにより、同
ピボット軸42の回りにワイヤ誘導管17と共に揺動可
能に形成されている。又、空気流ないし圧力水流の導入
管18がワイヤガイド15の上部に挿通されており、こ
の導入管18から圧力空気流または高速流体流を導入し
て、特に、線径の小さいワイヤRの場合等には、同空気
流または水流に乗せてワイヤRを通路50内部を走行さ
せ、同ワイヤRを、ワイヤ誘導管17へ向けて走行、促
進するようにしている。
【0026】上述により、本発明に係るワイヤ放電加工
機のワイヤ回収装置10の構成を説明したが、更に、ワ
イヤ放電加工機の制御装置CLの制御作用に基づいて自
動的に遂行される使用済みワイヤRの作用を、図5に示
すフローチャートに従って説明する。
【0027】先ず、ワイヤ放電加工機の放電加工部でワ
ークの放電加工が遂行されるには、放電加工導入部の加
工開始下孔にワイヤ電極が自動的に装填され、走行する
ワイヤ電極でワークに対する放電加工が開始される。そ
して、ワイヤ放電加工の開始に伴い使用済みワイヤRが
発生するので、同ワイヤRの回収が必要になる。すなわ
ち、放電加工部を経過したワイヤ電極は使用済みワイヤ
Rとして同放電加工部から下流方向へ走行して来る。
【0028】加工開始用の下孔にワイヤ電極を装填する
工程では、往復棒35から形成され、ワイヤ誘導管17
を往復動させるワイヤ分配手段は、検出スイッチ39c
とドグ39dが係合する位置、つまり、ワイヤ誘導管1
7の出口17aが空ボビン22の左端フランジ22aの
左方側にまで移動せしめられている。同時に、ワイヤ捕
捉板24は、空ボビン22の左側フランジ22aから離
反した位置へ後退せしめられ、検出スイッチ33bとド
グ33cの係合による信号が制御装置CLに送出されて
いる(ステップ1)。
【0029】自動巻取り失敗回数Nを0にリセットし、
ワイヤ電極の送りが開始されると(ステップ2)、回収
装置側でもワイヤRの回収作用の進行が準備される。先
ず、ワークの加工開始用下孔を通過した使用済みワイヤ
Rは、その先端が牽引ローラ11、13で挟持、牽引さ
れることにより、ワイヤガイド15a内に自動的に送入
され、同ワイヤRの巻取り、回収が開始されるから、牽
引ローラ11、13の位置まで使用済みワイヤRが到達
したか否かの判断が制御装置CLに依って遂行される
(ステップ3)。このワイヤRの牽引ローラ11、13
までの到達は、放電加工部の上方域に周知の構成として
張力設定用に設けられる張力検出器等でワイヤ張力が所
定値以上になったことによって検出する。
【0030】このときワイヤ送りは牽引ローラ11、1
3までワイヤRが達するまで続けられる。(ステップ
3)。
【0031】牽引ローラ11、13に達すると、ワイヤ
Rが回収装置のワイヤガイド15へ所定長送られたか否
かの判断が遂行される。この所定長は、牽引ローラ1
1、13の地点からワイヤ誘導管17を介して巻取り軸
20上のボビン22の直近位置までの距離長さであり、
その所定長さの検出は、例えば、牽引ローラ11、13
にワイヤ端が到達した検出時点からの回転量を同牽引ロ
ーラ11又は13の回転軸上に装着したエンコーダ等で
検出することによって遂行される。
【0032】ワイヤRが所定長さ分だけ送出されたこ
と、つまり、ワイヤRの先端がワイヤ誘導管17の出口
17aを介してボビン22の直近位置へ達したことが検
出されると(ステップ4のYES)、ワイヤ捕捉板24
が駆動され前進する。このワイヤ捕捉板24の前進は、
検出スイッチ33aにより検出される。そして、ワイヤ
端がワイヤ捕捉板24で挟持、捕捉されると、ワイヤ誘
導管17は、往復棒35の作動により、出口17aを巻
取り軸20上の空ボビン22の巻取り部22bにおける
左端位置へ誘導する。この誘導は、検出スイッチ39b
により、検出される(ステップ5)。次に巻取り軸20
の回転駆動が開始され、ボビン22も一体となって回転
する(ステップ6)。
【0033】ワイヤRのボビン22への巻取りが開始さ
れると、ワイヤガイド15における張力検出器S1によ
る張力検出が遂行され、適正な張力状態が検出された場
合には(ステップ7のYES)、使用済みワイヤRの巻
取り、回収が正常に開始されたものと判断されると(ス
テップ7)、往復棒35の往復動作を起動してワイヤ誘
導管17を揺動させ、ワイヤRをボビン22の巻取り部
22bに対して均等に分配させながら巻取りを続行する
(ステップ8)。その後、ワイヤ放電加工が進捗され
る。このワイヤ放電加工過程は、サブルーチン(ステッ
プ9)で図示してある。
【0034】放電加工部における放電加工が終了すると
(ステップ10のYES)、加工が停止され、ワイヤ送
りも停止し、ワイヤが自動切断装置で切断され、巻取り
軸20を回転させて放電加工部の下流に残存するワイヤ
Rを巻取り、回収する。回収後にボビン22の回転を停
止する(ステップ11)。上記ステップ10で放電加工
が終了していない時は(ステップ10のNO)、放電加
工が更に進捗されるので、使用済みワイヤRを巻取り、
回収しなければならない。
【0035】このワイヤ巻取り、回収過程では、放電加
工部に設けられた断線検出器(図示されていないが、周
知の検出手段である)により、ワイヤ電極の断線が発生
したことが検出された場合には(ステップ12のYE
S)、放電加工を停止すると共に、ワイヤ供給部からの
ワイヤ送りも停止され、更に、放電加工部の下流に残存
している使用済みのワイヤRを巻取り回収すべく、巻取
り軸20と一緒にボビン22が回転駆動され、残存ワイ
ヤRの巻取り後に巻取り軸20、ボビン22の回転が停
止される(ステップ13)。その後は、再び、ワイヤ電
極の自動供給から始まるステップ1の工程に戻る。
【0036】他方、上記のステップ12で断線検出がな
い場合には、正常に放電加工が遂行され、次々と使用済
みワイヤRが発生しているので、そのワイヤRを巻取
り、回収しなければならない。従って、巻取り軸20上
のボビン22における巻取り部22bには分配手段によ
り均等分配しながら、ワイヤRの巻取り、回収が継続的
に遂行される。その過程で、ボビン22に係合した押え
板26、支持軸27が変位して回収量検出器S2がボビ
ン22の巻取り部におけるワイヤRの巻取り量が満杯に
なったことを検出すると(ステップ14のYES)、同
検出器S2の検出信号に応じてワイヤ放電加工を一旦、
停止し、ワイヤ放電加工機の放電加工部に対するワイヤ
供給機構の供給動作も停止し、巻取り軸20を停止させ
てボビン22の回転を停止させる(ステップ15)。
【0037】こうしてボビン22を巻取り軸20から取
り外すべく、作業者が手操作でワイヤRを切断し、満杯
のボビン22を交換して別の空ボビン22を巻取り軸2
0上に装着する(ステップ16)。こうして、再度、ス
テップ6へ戻り放電加工が継続される。なお、上記のス
テップ14でボビン22上のワイヤRの巻取り量が満杯
検出されるまでは(ステップ14のNO)、放電加工を
続行しながら、使用済みワイヤRの巻取り、回収を続行
させれば良いのである。つまり、ワイヤRの回収は継続
し、ステップ9のワイヤ放電加工のサブルーチンが継続
される。
【0038】他方、ステップ7において、ワイヤガイド
15の張力検出器S1において、張力レベルが所定値に
達しないときは、使用済みワイヤRが巻取り軸20のボ
ビン22上に巻取り、回収されていないことを意味する
から(ステップ7のNO)、ワイヤ送りを停止し(ステ
ップ18)、自動巻取りを失敗した回数が所定回数(例
えば、図示のようにN=3回)以下であれば(ステップ
19)自動巻取りの確認過程を繰り返す(ステップ20
→5)。こうして所定回数にわたる自動巻取り確認過程
の間には、ワイヤ捕捉板24をボビン22の左側フラン
ジ22aから離反させる後進動作を起動してスイッチ手
段33bの検出位置へ後退たせ、かつ往復棒35からな
るワイヤ分配手段によりワイヤ誘導管17をスイッチ手
段39cの位置まで変位させて、ワイヤRの捕捉を促進
させる(ステップ20)。このとき、自動巻取り確認過
程を繰り返しても張力検出が確認できない場合には、ワ
イヤRが巻取り軸20のボビン22に捕捉できなかった
ものとしてアラームを発し(ステップ21)、ワイヤ放
電加工機を停止させる等の処置を講じて使用済みワイヤ
Rの巻取り回収操作の回復を図る。
【0039】以上の実施例の説明から明らかなように、
本発明に係るワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置10
は、ワイヤ供給用としては既に用済みと成った空ボビン
を利用し、そのボビン上に使用済みワイヤRを巻取り、
回収してボビン共々廃棄可能にしたもので、満杯となっ
たボビン22を巻取り軸20から取り外す工程以外は自
動的に遂行されるのである。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置は、ワイ
ヤ電極の走行方向に見て放電加工部の下流域に、既にワ
イヤ供給用として使用の終了した空ボビンを装着するワ
イヤ巻取り軸を設け、この巻取り軸に空ボビンを装着
し、使用済みワイヤが、この空ボビンに接近したとき、
ワイヤ先端を自動的に捕捉し、かつ同ボビンに係合さ
せ、該ボビンの巻取り部に回転に従って巻き取り回収す
るようにし、更に、ボビン巻取り部の全域に均等分配で
使用済みワイヤが巻き取られるように、ワイヤを分配す
る分配手段を備え、空ボビンの巻取り部に満杯になるま
でワイヤをほぐれが発生しないように巻取り、満杯とな
ったとき、ボビンと一緒に使用済みワイヤをワイヤ巻取
り軸から取外し、廃棄する構成としたものであるから、
ボビンに廃棄すべきワイヤを高密度で巻き取って回収す
ることが可能であり、この結果、ボビンの装着、取外し
作業は有人的に遂行されるにしても、巻取り、回収は長
時間に渡り、自動遂行されるから、使用済みの不用なワ
イヤを適切に回収しながら、ワイヤ放電加工機を無人運
転することが可能となる。
【0041】また、ワイヤの回収は、不用と成ったワイ
ヤ供給用ボビンを利用して遂行されるので、特殊な回収
ボビンを用意する必要がなく、故に、経済効果が著しく
向上する効果を得ることができる。しかも、回収装置の
構成が比較的コンパクトに形成でき、使用済みワイヤの
ための回収箱を設置する空間が不用のため、省スペース
効果も著しく、かつ、コスト低減効果も著しい。更に、
ボビンに巻取り、回収されたワイヤは、そのままボビン
共々産業用廃棄物として処理可能な状態に成されている
ので、そのまま投棄できる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤ放電加工機のワイヤ回収装
置の1実施例における全体の構成を示すブロックダイヤ
グラムである。
【図2】同ワイヤ回収装置のワイヤ捕捉手段、ワイヤ巻
取り軸、回収ワイヤ分配手段等を取出し明示した部分正
面図である。
【図3】図2の3−3線から見た側面図である。
【図4】使用済みワイヤをボビンに巻き取る過程の張力
を検出する機構の実施例を示す図2の4−4線による拡
大断面図である。
【図5】図2に図示されたワイヤ回収装置の作用を説明
するフローチャートの前半部である。
【図6】図2に図示されたワイヤ回収装置の作用を説明
するフローチャートの後半部である。
【符号の説明】
10…ワイヤ回収装置 11、13…牽引ローラ 15…ワイヤガイド 15a…ワイヤガイド 17…ワイヤ誘導管 20…巻取り軸 22…ボビン 22a…フランジ 22b…巻取り部 24…ワイヤ捕捉板 26…押え板 35…往復棒 S1…張力検出器 S2…回収量検出器 CL…ワイヤ放電加工機の制御装置 R…使用済みワイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ放電加工機の使用済みワイヤをボ
    ビンに巻き取って回収する装置において、 ワイヤ走行方向に見て放電加工部の下流位置に配設さ
    れ、前記ボビンの装着時に該ボビンを回転駆動可能なワ
    イヤ巻取り軸と、 前記ワイヤ巻取り軸上で前進、後退可能に設けられ、前
    記ボビンの一方のフランジに圧接、離反する円形の板で
    あって、前記前進位置で前記放電加工部を通過後の使用
    済みワイヤの先端部を捕捉して前記ボビンに該先端部を
    自動的に初期係合せしめ得る回収ワイヤ捕捉手段と、 前記ワイヤ巻取り軸の回転に応動して前記ボビンの巻取
    り部沿いに往復動可能に設けられ、該巻取り部に前記使
    用済みワイヤを略均等分配で巻取り回収せしめる回収ワ
    イヤ分配手段と、 前記放電加工部から前記ワイヤ巻取り軸に至る使用済み
    ワイヤの走行路に設けられ、該使用済みワイヤの張力検
    出を介して該ワイヤの回収巻取りが適正に進行している
    か否かを検出するワイヤ張力検出手段と、 前記ワイヤ巻取り軸に臨んで設けられ、前記ボビンのワ
    イヤ巻取り回収量が所定値に達したか否かを検出する回
    収量検出手段と、を具備して構成されたことを特徴とす
    るワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤ巻取り軸に装着するボビン
    は、ワイヤ供給後の使用済み空ボビンを用いる請求項1
    に記載のワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置。
JP14943493A 1993-06-21 1993-06-21 ワイヤ放電加工機のワイヤ回収装置 Pending JPH071247A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19517370A1 (de) * 1995-05-11 1996-11-14 Vollmer Werke Maschf Vorrichtung zum funkenerosiven Bearbeiten von Werkstücken mit einem Elektrodendraht

Cited By (4)

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WO1996035545A1 (de) * 1995-05-11 1996-11-14 Vollmer Werke Maschinenfabrik Gmbh Drahtzuführvorrichtung an einer maschine zum funkenerosiven bearbeiten von werkstücken
DE19517370C2 (de) * 1995-05-11 1997-07-10 Vollmer Werke Maschf Drahtzuführvorrichtung an einer Maschine zum funkenerosiven Bearbeiten von Werkstücken
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