JPH07124604A - 塗装鮮映性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造 方法 - Google Patents

塗装鮮映性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造 方法

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JPH07124604A
JPH07124604A JP30230593A JP30230593A JPH07124604A JP H07124604 A JPH07124604 A JP H07124604A JP 30230593 A JP30230593 A JP 30230593A JP 30230593 A JP30230593 A JP 30230593A JP H07124604 A JPH07124604 A JP H07124604A
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steel sheet
skin pass
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pass rolling
hot
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JP30230593A
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Masatoshi Iwai
井 正 敏 岩
Masaaki Urai
井 正 章 浦
Hiroaki Nakano
野 博 昭 中
Terubumi Arimura
村 光 史 有
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、表面粗度(R
a)が0.01〜0.5μmのロールを使用して、0.3
〜1.0%の伸び率により第1スキンパス圧延を行い、
合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面うねり(Wca)を
0.5μm以下とし、次いで、表面粗度(Ra)が1.0
〜1.5μmのロールを使用して、0.3〜1.0%の伸
び率により第2スキンパス圧延を行い、合金化溶融亜鉛
めっき鋼板の表面粗度(Ra)を0.6〜1.0μmおよ
び合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面うねり(Wca)を
0.5μm以下とする塗装鮮映性に優れた合金化溶融亜
鉛めっき鋼板の製造方法てぼある。 【効果】製造された合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、優れ
た鮮映性を有しており、かつ、材質特性も良好であり、
さらに、プレス潤滑性にも優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装鮮映性に優れた合金
化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来より、合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、
優れた塗装後の耐蝕性および塗装性を有しており、特
に、自動車用の防錆鋼板として内板をはじめとして外板
にも使用されようになっている。
【0003】そして、自動車外板としては、塗装性、耐
蝕性、スポット溶接性、プレス成形性が優れているばか
りではなく、最近になって、高級化指向が高くなってお
り、塗装仕上がり面が周囲の環境、例えば、周囲の景色
等を鮮明に映す塗装鮮映性の良好なことが重要視される
ようになつている。
【0004】このような塗装鮮映性を向上させるために
は、めっき表面のうねり(Wca)は可能な限り小さく
することが必要であり、そのため、めっきを行った後
に、スキンパス圧延が行われている。
【0005】めっき鋼板表面のうねり(Wca)を低下
させるためには、スキンパス圧下率を高くする技術が提
案されているが、このスキンパス圧下率を高くすること
により、めっき鋼板材料の材質が著しく劣化し、プレス
成形時に割れが発生する。
【0006】従って、より小さいスキンパス圧下率でめ
っき鋼板表面のうねり(Wca)を低くするためには、
スキンパス圧延ロールの粗度(Ra)を小さくする必要
があり、そして、うねり(Wca)が低下すると共にめ
っき表面粗度(Ra)も相当小さくなる。
【0007】このように、めっき表面粗度(Ra)が小
さくなると、プレス成形時にめっき表面にプレス潤滑油
を保持することができなくなり、鋼板とプレス金型との
潤滑性が低下し、めっき鋼板材料が割れたり、型かじり
が起こったり、さらに、表面焼き付きを起こすのであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に説明し
た合金化溶融亜鉛めっき鋼板における種々の問題点を解
決するために、本発明者が鋭意研究を行い、検討を重ね
た結果、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス性およびこ
の鋼板の材質特性を劣化させることなく、塗装鮮映性を
向上させることができ、かつ、低いスキンパス圧下率に
より、めっき鋼板表面うねり(Wca)を小さくするこ
とができ、かつ、鋼板の表面粗度(Ra)を一定範囲内
に保持することができる塗装鮮映性に優れた合金化溶融
亜鉛めっき鋼板の製造方法を開発したのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る塗装鮮映性
に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法の特徴と
するところは、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、表面粗度
(Ra)が0.01〜0.5μmのロールを使用して、
0.3〜1.0%の伸び率により第1スキンパス圧延を行
い、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面うねり(Wca)
を0.5μm以下とし、次いで、表面粗度(Ra)が1.
0〜1.5μmのロールを使用して、0.3〜1.0%の
伸び率により第2スキンパス圧延を行い、合金化溶融亜
鉛めっき鋼板の表面粗度(Ra)を0.6〜1.0μmお
よび合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面うねり(Wca)
を0.5μm以下とすることにある。
【0010】本発明に係る塗装鮮映性に優れた合金化溶
融亜鉛めっき鋼板の製造方法について、以下詳細に説明
する。
【0011】本発明に係る塗装鮮映性に優れた合金化溶
融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、合金化溶融亜鉛
めっき鋼板におけるプレス性、材質特性を劣化させるこ
となく、塗装鮮映性を向上させるには、以下説明するこ
と製造条件により行うことが有効であることを知見し
た。
【0012】即ち、合金化溶融亜鉛めっき鋼板をより低
いスキンパス圧下率により圧延を行うことにより、めっ
き鋼板表面のうねり(Wca)を小さくし、かつ、めっ
き鋼板表面には一定範囲の表面粗度(Ra)を保持する
ことができる製造条件として、鋼板に合金化溶融亜鉛め
っきを行った後、スキンパス圧延を行う場合に、スキン
パス圧延ロール表面の粗度を変化させて、2回のスキン
パス圧延を行うことである。
【0013】即ち、第1回目のスキンパス圧延において
は、ロール粗度の極めて細かいスキンパス圧延ロールを
使用して、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面うねり(W
ca)および表面粗度(Ra)を低くする。
【0014】しかし、第1回目のスキンパス圧延のまま
では、鋼板表面粗度(Ra)が低くなり過ぎてプレス性
に問題が生じるため、ロール表面粗度のやや大きいスキ
ンパス圧延ロールを使用して第2回目のスキンパス圧延
を行って、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面粗度(R
a)を上昇させて、めっき鋼板表面うねり(Wca)お
よびめっき鋼板表面粗度(Ra)を所定のものとする。
【0015】このように2回のスキンパス圧延を行うこ
とにより、合金化溶融圧延めっき鋼板の表面うねり(W
ca)および表面粗度(Ra)を容易に制御することが
できるようになり、より低いスキンパス圧下率によっ
て、合金化溶融亜鉛めっき鋼板に高鮮映性を安定して付
与できる事が可能となる。
【0016】先ず、第1回目のスキンパス圧延は、合金
化溶融亜鉛めっき鋼板のうねり(Wca)を大きく低下
させるために行うのであり、第1回目のスキンパス圧延
においては、めっき鋼板のうねり(Wca)を0.5μ
m以下にする。
【0017】そして、第2回目のスキンパス圧延におい
てもめっき鋼板表面のうねり(Wca)は低下するけれ
ども、第1回目のスキンパス圧延ほどには低下しないの
で、第1回目のスキンパス圧延において、鋼板表面のう
ねり(Wca)は0.5μm以下とするのである。
【0018】この鋼板表面のうねり(Wca)が0.5
μmを越えると、塗装鮮映性の向上は期待できない。そ
のためには、スキンパス圧延ロール自体のうねり(Wc
a)、つまり、スキンパス圧延ロールの表面粗度(R
a)が低くなくてならない。従って、スキンパス圧延ロ
ールの表面粗度(Ra)は0.01〜0.5μmとする。
【0019】このスキンパス圧延ロールの表面粗度が
0.01μm未満では、ロール表面の粗度を調整するこ
とが困難であり、また、0.5μmを越えるとめっき鋼
板の表面うねり(Wca)が低下し難くなり、さらに、
より大きなスキンパス圧下を必要とし、めっき鋼板の材
質特性の観点からも問題がある。よって、スキンパス圧
延ロールの表面粗度は0.01〜0.1μmとする。
【0020】スキンパス圧延の圧下率は、めっき鋼板の
伸び率で0.3〜1.0%とすることが良好な結果が得ら
れ、伸び率が0.3%未満ではめっき鋼板の表面うねり
(Wca)の低下が不充分であり、また、1.0%を越
えるとめっき鋼板の材質特性が劣化する。
【0021】この第1回目のスキンパス圧延ロールは、
所謂、ブライトロールが好ましいロールであるが、上記
に説明したロール粗度の範囲であれば、ショットダルロ
ール、放電ダルロール、レーザーダルロールを使用する
ことも可能である。
【0022】次に、第2回目のスキンパス圧延は、第1
回目のスキンパス圧延により低下しためっき鋼板表面粗
度(Ra)を上昇させるために行う。この場合、めっき
鋼板の表面粗度(Ra)は0.6〜1.0μmとなるよう
に行うのである。めっき鋼板の表面粗度が0.6μm未
満ではプレス時の耐型かじり性および耐疵つき性が悪
く、また、1.0μmを越えると塗装鮮映性の向上がな
く、低面圧域における摺動抵抗が大きくプレス潤滑性が
悪くなる。
【0023】そして、第2回目のスキンパス圧延ロール
の表面粗度(Ra)は、1.0〜1.5μmとする。この
圧延ロールの表面粗度(Ra)が1.0μm未満ではス
キンパス圧延を行っても、めっき鋼板の表面粗度(R
a)の上昇がなく、めっき鋼板の表面粗度(Ra)は
0.6μm未満のままであり、また、圧延ロールの表面
粗度(Ra)が1.5μmを越えるとめっき鋼板の表面
うねり(Wca)が上昇して、第2回目のスキンパス圧
延を行うことにより、塗装鮮映性が劣化するようにな
る。
【0024】また、第2回目のスキンパス圧延の圧下率
は、伸び率で0.3〜1.0μmとする。この場合、伸び
率0.3μm未満ではめっき鋼板の表面粗度(Ra)の
上昇が不充分であり、この伸び率が1.0μmを越える
とめっき鋼板の材質特性が劣化させる。
【0025】この第2回目のスキンパス圧延ロールは、
上記に説明したロール粗度の範囲内であれば特に限定的
ではなく、例えば、ショットダルロール、放電ダルロー
ル、レーザーダルロール等が使用できる。
【0026】なお、第1回目のスキンパス圧延および第
2回目のスキンパス圧延は、CGLのインラインで連続
的に行ってもよく、或いは、オフラインで行っても何等
問題はない。
【0027】また、めっきを行う前の原板の粗度は特に
限定的ではないが、塗装鮮映性の観点からは低い方が有
利であり、原板表面粗度は1.0μm以下とすることが
望ましい。
【0028】
【実 施 例】本発明に係る塗装鮮映性に優れた合金化
溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法の実施例を説明する。
【0029】
【請求項2】Ti含有極低炭素鋼板に冷間圧延を行い、
表面粗度(Ra)が0.8μmの冷間圧延鋼板を作製し
た。次いで、連続溶融亜鉛めっきラインにおいて、亜鉛
めっきおよび合金化処理を行った後、表1に示す条件に
より2回のスキンパス圧延を行った。なお、めっき付着
量は片面当たり60g/m2、めっき層中のFe濃度は
11%であった。
【0030】・塗装鮮映性評価 次に説明する自動車塗装を行った後、鮮映度測定装置
(NSIC計)により、 鮮映性を評価した。 燐酸塩処理;SD−5000(日本ペイント製) 電着塗装 ;PT−U−80(日本ペイント製) 膜厚20μm 中塗り ;TP−37(関西ペイント製) 膜厚35μm 上塗り ;ネオ−6000(関西ペイント製) 膜厚35μm ○;NSIC値70以上 ×;NSIC値60未満
【0031】・プレス潤滑性 試料を50×300mmに切断し、防錆油を塗布し、図
1に示すような工具を使用して、試料を連続して10枚
引き抜き、10枚目の試料について、摺動面の型かじり
の有無を調査した。
【0032】引き抜き条件 引き抜き速度;300mm/min、 加圧力 :鋼板が15%のびるように調整してある なお、金型の手入れは、連続10枚の最初のみ、#10
00エメリーペーパーにより研磨した。 ○;型かじりなし ×;型かじりあり
【0033】材質特性 引張試験により調査した。 ○;延性低下なし ×;延性低下あり
【0034】表1にその結果を示す。この表1から、本
発明に係る塗装鮮映性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼
板の製造方法により製造された合金化溶融亜鉛めっき鋼
板は、鮮映性、材質特性およびプレス潤滑性の何れにお
いても優れていることがわかる。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る塗装
鮮映性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法は
上記の構成であるから、得られた合金化溶融亜鉛めっき
鋼板は、優れた鮮映性を有しており、かつ、材質特性も
良好であり、さらに、プレス潤滑性にも優れている効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス潤滑性を試験するための工具の概略図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23C 2/40 (72)発明者 有 村 光 史 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、表面粗度
    (Ra)が0.01〜0.5μmのロールを使用して、
    0.3〜1.0%の伸び率により第1スキンパス圧延を行
    い、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面うねり(Wca)
    を0.5μm以下とし、次いで、表面粗度(Ra)が1.
    0〜1.5μmのロールを使用して、0.3〜1.0%の
    伸び率により第2スキンパス圧延を行い、合金化溶融亜
    鉛めっき鋼板の表面粗度(Ra)を0.6〜1.0μmお
    よび合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面うねり(Wca)
    を0.5μm以下とすることを特徴とする塗装鮮映性に
    優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
JP30230593A 1993-11-08 1993-11-08 塗装鮮映性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造 方法 Withdrawn JPH07124604A (ja)

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