JPH07124516A - 缶胴溶接部の補修塗装装置 - Google Patents

缶胴溶接部の補修塗装装置

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Publication number
JPH07124516A
JPH07124516A JP27646993A JP27646993A JPH07124516A JP H07124516 A JPH07124516 A JP H07124516A JP 27646993 A JP27646993 A JP 27646993A JP 27646993 A JP27646993 A JP 27646993A JP H07124516 A JPH07124516 A JP H07124516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
powder coating
cylinder
welded
repairing
Prior art date
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Pending
Application number
JP27646993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kousuke Kagawa
幸助 鹿川
Fujio Kobayashi
富士夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carlisle Fluid Technologies Ransburg Japan KK
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Ransburg Industrial Finishing KK
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd, Ransburg Industrial Finishing KK filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP27646993A priority Critical patent/JPH07124516A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】粉体塗料による缶胴補修を正確に行うことので
きる塗装装置を提供する。 【構成】長方形の金属板の一端を他端と重ね合わせて溶
接するとともに四隅を形成した断面略四角形状の角缶缶
胴の溶接部に添って粉体塗料を補修塗装する装置であっ
て、溶接部を形成する二つの壁面内側のそれぞれに沿っ
て所定間隔で設置した一連のガイドロール群と、二つの
ガイドロール群を一体に結合する支持体と、該支持体に
固定された粉体塗装ヘッドからなることを特徴とする缶
胴溶接部の補修塗装装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、18リットル缶等の角
缶の溶接部の補修塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、18リットル缶等の角缶は、長方
形の缶用金属板の一端を他端と接合し缶胴を形成すると
ともに四隅を形成し、天と地を巻締めて一体化されてい
る。缶胴の接合部は金属板を重ね合わせて溶接され、通
常は隅の一つが接合部に添って形成される。溶接された
接合部は金属板の厚さ分の段差が形成され、金属板の断
面が露出するので、缶内容物の作用による腐食を防止す
るため、溶接部の内面に添って補修塗料が施される。補
修塗料としては、塩化ビニル樹脂のゾル塗料や粉体塗料
が使用されている。このうち、塩化ビニル樹脂のゾル塗
料は環境に対する問題があり、より衛生的な粉体塗料の
検討がなされている。
【0003】粉体塗料による補修塗装は、搬送ベルトに
より缶胴本体を走行させ、缶内部に位置するように配置
した粉体塗装ヘッドから溶接部に添って缶の内側から粉
体塗料を付着させ、次いで缶の外面から補修部を局所的
に加熱して粉体塗料を焼き付ける塗装ラインが使用され
ていた。しかしながら、この方法では缶胴の走行が安定
せず、溶接部に添って正確に塗装することが困難であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、粉体塗料による缶胴補修を正確に行うことのできる
塗装装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、長方
形の金属板の一端を他端と重ね合わせて溶接するととも
に四隅を形成した断面略四角形状の角缶缶胴の溶接部に
添って粉体塗料を補修塗装する装置であって、溶接部を
形成する二つの壁面内側のそれぞれに沿って所定間隔で
設置した一連のガイドロール群と、二つのガイドロール
群を一体に結合する支持体と、該支持体に固定された粉
体塗装ヘッドからなることを特徴とする缶胴溶接部の補
修塗装装置である。
【0006】本発明を図面に基づいて説明する。角缶1
0は、通称18リットル缶と称されているものであり、
ティンフリースチールのような缶用金属板を長方形に切
断し、この金属板の一端を他端と重ね合わせて断面四角
形状を形成し、電気溶接等により一体化された溶接部1
1が一つの隅に添って形成されているものである。補修
塗装ラインでは角缶10は、溶接部11の隅が下となる
ように間隔Kで搬送ベルト30により連続的に供給され
る。
【0007】本発明の補修塗装装置の一連のガイドロー
ル群20は、角缶10の溶接された隅を構成する一つの
内面12に接触し、もう一つの一連のガイドロール群2
1は他の内面13に接触するような位置関係で支持体2
3に取り付けられている。ガイドロール群21は4つの
ガイドロール21a〜21dから構成されており、他の
ガイドレール群22も同じ構成となっている。ガイドロ
ール間隔Lは、搬送されてくる角缶10に対して塗装ヘ
ッド24を固定し補修部の位置決めを安定させるためる
ため、L=(A+2K)/3(ただし、角缶10の長さ
をAとする)とするが、実際にはガイドロールの径を考
慮してそれより若千大きめにするのがよい。ガイドロー
ルの材質は、硬質プラスチック、硬質ゴム等が使用され
る。
【0008】塗装ヘッド24は支持体23に固定され、
粉体塗料供給容器(図示せず)からの粉体塗料が供給さ
れるノズル25と、ノズル25内の粉体塗料に電荷を与
えるためのカスケード26と、溶接部11に粉体塗料と
逆荷電を付与するための塗装ブラシ27が設けられてい
る。ノズル25は角缶10の溶接部11に近接するよう
に位置されている。補修塗装は金属板の重なり部の段差
の少なくとも被覆する条件、すなわち、18リットル缶
では巾、10〜20mmであり、塗膜厚50〜120μm
である。粉体塗料としては、ポリエステル系樹脂、アク
リル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ
オレフィン系樹脂等を平均粒径1〜50μmの粉体とし
たものである。粉体塗料の融点は100℃以上であれば
よい。
【0009】
【発明の効果】本発明の缶胴溶接部の補修塗装装置は、
補修塗装を行うべき溶接部に塗装ヘッドと一体となった
ガイドロールが取り付けられているため、缶の移動速度
を上げても、角缶に対するノズルの位置のブレがなく溶
接部に添って正確に補修を施すことができるという効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗装装置の側面図
【図2】本発明の塗装装置の正面図
【符号の説明】
10 角缶 21,22 ガイドロール 23 支持体 24 塗装ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の金属板の一端を他端と重ね合わ
    せて溶接するとともに四隅を形成した断面略四角形状の
    角缶缶胴の溶接部に添って粉体塗料を補修塗装する装置
    であって、溶接部を形成する二つの壁面内側のそれぞれ
    に沿って所定間隔で設置した一連のガイドロール群と、
    二つのガイドロール群を一体に結合する支持体と、該支
    持体に固定された粉体塗装ヘッドからなることを特徴と
    する缶胴溶接部の補修塗装装置。
JP27646993A 1993-11-05 1993-11-05 缶胴溶接部の補修塗装装置 Pending JPH07124516A (ja)

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JP27646993A JPH07124516A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 缶胴溶接部の補修塗装装置

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JPH07124516A true JPH07124516A (ja) 1995-05-16

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