JPH07123327A - チューナ回路 - Google Patents

チューナ回路

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JPH07123327A
JPH07123327A JP26711893A JP26711893A JPH07123327A JP H07123327 A JPH07123327 A JP H07123327A JP 26711893 A JP26711893 A JP 26711893A JP 26711893 A JP26711893 A JP 26711893A JP H07123327 A JPH07123327 A JP H07123327A
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signal
video
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frequency
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JP26711893A
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Tamotsu Takahira
保 高平
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フロントエンド12からは、映像および音声
のIF信号が出力され、このうち所定の帯域の周波数の
みがSAWフィルタ20によって抽出され、IF処理用
IC26に入力される。ただし、IC26において映像
検波信号から映像信号が検波されないときはスイッチ2
2がオンされ、音声IF信号がトラップ回路24によっ
てトラップされる。このため、IC26内のVCO回路
の発振周波数が音声IFの影響を受けることがなく、V
CO回路の引き込み範囲が狭くなることはない。IC2
6によって映像信号が検波されると、スイッチ22がオ
フされるので、トラップ回路24は動作せず、音声IF
信号がIC26に入力される。 【効果】 VCO回路の引き込み範囲が狭くなることが
ないので、チューナ回路の操作性を向上させることがで
きる。また、映像が検波されるとトラップ回路はオフさ
れるので、音声信号を元の状態に戻すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チューナ回路に関
し、特にたとえば、フロントエンドで周波数変換された
映像中間周波数(IF)信号および音声中間周波数(I
F)信号のうち映像IF信号をPLL同期検波する、チ
ューナ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図10を参照して、従来のチューナ回路
1では、フロントエンド2から出力された映像および音
声のIF信号をプリアンプ3で増幅し、SAW(Surface
Acoustic Wave) フィルタ4で所定の帯域だけ抽出した
後、IF処理用IC5に入力する。そして、IC5で映
像IF信号をPLL同期検波していた。なお、IC5
は、AFT(Automatic Fine Tuning) 制御のためのタン
ク回路を排除してAFT制御機能をVCO回路で代用さ
せるタイプのICであり、VCO回路の引き込み範囲は
1MHz程度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のチューナ回路1では、通常のチャネル切り換え時に
局部発振周波数が周囲の温度変化などによってドリフト
し、これによって図11に示すように映像および音声の
IF(たとえばそれぞれ38.9MHzおよび33.4
MHz)が高い方へドリフトすると、音声IFの影響に
よってIC5に含まれるVCO回路の発振周波数(フリ
ー発振周波数:38.9MHz)が音声IF側へシフト
する。このようにIFのドリフト量およびVCO回路の
発振周波数のシフト量が大きくなり、映像IFがVCO
回路の引き込み範囲から外れてしまうと、AFTの機能
も停止してしまい、正常な受信映像が出力されなくなる
という問題が生じる。このときのVCOの引き込み範囲
は、VCOが音声IF側にシフトしているため、38.
9MHzに対し60kHz程度に減少してしまう。な
お、局部発振周波数のドリフト量をこの減少したVCO
回路の引き込み範囲内に収めるのは、技術的に相当困難
である。
【0004】また、チャネルサーチモードにおいて、図
12に示すようにダウンサーチするとき、各チャネルの
音声IFおよび映像IFは、図13に示すように周波数
の高い方からVCO回路のフリー発振周波数を通り越し
て低い方へ移動する。したがって、この場合にも図11
に示すようにVCOの発振周波数が音声IF寄りにシフ
トする。このため、映像IFがVCO回路の発振周波数
の間近までこないと映像検波できず、さらにマイコン6
の処理に時間がかかるため、マイコン6が映像検波され
たと判断したときは、映像IFがVCO回路の引き込み
範囲から外れてしまう恐れがある。これを防止するため
にサーチスピードを遅くする必要があった。
【0005】さらに、周波数シンセサイザ方式のチュー
ナ回路においても、オフセットサーチ(正規のチャネル
周波数にない放送局を探す動作)を行うとき、音声IF
の影響により狭くなったVCO回路の引き込み範囲より
細かいステップ(たとえば600kHz)で局部発振周
波数をシフトしていかなければならず、サーチスピード
が遅くなるという問題があった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、ロ
ーカルのドリフトによる電圧制御発振器の誤動作の防止
およびチューニングの操作性を向上させることができ
る、チューナ回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、フロントエ
ンドで周波数変換された映像中間周波数信号および音声
中間周波数信号のうち映像中間周波数信号の周波数に電
圧制御発振器の周波数をロックして映像中間周波数信号
を検波するチューナ回路において、映像中間周波数信号
から同期信号が検出されないとき音声中間周波数信号の
レベルを小さくするレベル減衰手段を備えることを特徴
とする、チューナ回路である。
【0008】
【作用】映像が検波されない期間はたとえばトラップ回
路を含む音声IF信号レベル減衰手段が動作し、音声I
F信号のレベルが減衰される。このため、VCOの発振
周波数は音声IFの方へは引っ張られず、VCOの引き
込み範囲が狭くなることはない。映像が検波されると、
レベル減衰手段は不動作となるので音声信号は元の状態
に戻る。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、音声IF信号に引か
れてVCOの引き込み範囲が狭くなることはないので、
電圧制御発振器の誤動作を防止できるとともにチューナ
回路の操作性を向上させることができる。この発明の上
述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参
照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかと
なろう。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例のチューナ回路
10は、電圧シンセサイザ方式のフロントエンド12を
含み、これにアンテナ14から受信高周波信号が入力さ
れる。これによって、フロントエンド12から映像IF
信号および音声IF信号が出力され、プリアンプ16を
介してSAWフィルタ20に入力される。
【0011】ただし、スイッチ22がオンされている場
合には、音声IF信号がトラップ回路24によってトラ
ップされる。SAWフィルタ20では、所定の帯域の周
波数のみが抽出され、IF処理用のIC26に入力され
る。そして、ここで所定の処理が施されて、映像検波信
号およびAFT信号が出力される。このうち、映像検波
信号は同期信号検出回路28に入力され、ここで同期信
号が検出される。そして、この回路28から検出信号が
スイッチ22および選局マイコン30に入力される。な
お、スイッチ22ではこの検出信号により、同期信号が
“有”のときはオフされ、“無”のときはオンされる。
【0012】一方、AFT信号は直接選局マイコン30
に入力されるとともに、スイッチ32を介してフロント
エンド12に入力される。選局マイコン30では、同期
信号の検出信号およびAFT信号に基づいて所定のチュ
ーニング電圧およびスイッチ32の制御信号を出力す
る。なお、フロントエンド12には、分圧抵抗R1およ
びR2(それぞれ数MΩ)によって分圧された所定バイ
アス電圧(たとえば4.5V)がかけられる。
【0013】図2を参照して、フロントエンド12の構
成について説明する。アンテナ14によって受信された
高周波信号は、入力同調回路34に入力され、チューニ
ング電圧によって所定のチャネルの周波数(たとえば4
チャネル,6チャネルおよび8チャネル)のみが抽出さ
れる。抽出された周波数は、アンプ36で増幅された
後、混合器38で局部発振器40から出力された局部発
振周波数と混合され、これによって混合器38から映像
IF信号および音声IF信号が出力される。局部発振器
40の発振周波数は、チューニング電圧およびAFT出
力によって容量が制御される可変容量ダイオード42お
よび44によって調整される。
【0014】次に、IC26の構成について説明する。
SAWフィルタ20で抽出されたIF信号は、プリアン
プ46を経て位相検波回路48および映像検波回路50
に入力される。位相検波回路48には、VCO回路52
から移相器54aを介して発振周波数が入力され、位相
検波回路48から位相差信号がVCO回路52にフィー
ドバックされるが、これは周知のPLL回路であるた
め、詳しい説明は省略する。なお、位相検波回路48に
はPLLラグフィルタ56が設けられる。位相差信号は
また、アンプ58を介してAFT信号として出力され
る。VCO回路52から出力された発振周波数はまた、
移相器54bを経て映像検波回路50に入力され、映像
検波回路50から映像検波信号が出力される。
【0015】図4からわかるように、トラップ回路24
は、直列接続されたコイルLおよびコンデンサCを含
み、図5に示すように34.0MHzを中心とした減衰
特性を持っている。なお、この減衰特性は、シャープな
特性よりはむしろ映像IF信号レベルを低下させない範
囲のブロードな特性の方が望ましい。続いて、通常のチ
ャネル切り換え時における動作について説明する。周囲
温度の変化などによってチャネル切り換え時に局部発振
周波数が高い方へドリフトすると、フロントエンド12
からは、周波数が高い方向へ遷移した映像IF信号およ
び音声IF信号が出力される。このとき同期信号が検出
されていないと、音声IF信号がトラップ回路24によ
って減衰させられ、IC26には図6に示すように映像
IF信号およびレベルが低下した音声IF信号が入力さ
れる。したがって、VCO回路52の発振周波数は音声
IFの影響をほとんど受けず、VCO回路52の引き込
み範囲が狭くなることはない。そして、VCO回路52
の発振周波数が映像IFにロックされると、映像検波回
路50から映像成分を含む検波信号が出力され、これに
よってスイッチ22がオフされる。一方、アンプ58か
らは図7からわかるように映像IF信号の周波数値に対
応する電圧値のAFT信号が出力され、選局マイコン3
0およびフロントエンド12に入力される。なお、チャ
ネル切り換え時は、選局マイコン30はAFT信号に基
づいて何の処理もせず、またスイッチ32をオンする。
フロントエンド12では、AFT信号によって可変容量
ダイオード44が調整され、これによって局部発振周波
数が調整される。したがって、フロントエンド12から
出力される映像IF信号の周波数値は38.9MHzと
なる。
【0016】続いて、プリセットモードなどにおいてチ
ャネルをダウンサーチした場合の動作について説明す
る。この場合、局部発振周波数は図8に示すように周波
数が高い方向から低い方向へ移動するため、IC26に
おいては、図9に示すようにVCO回路の発振周波数に
対して音声IFが先に近づいていき、次に映像IFが近
づいていく。このため、VCO回路52はまず音声IF
にロックされる。その後、音声IFがVCO回路52の
引き込み範囲から外れると、VCO回路52の発振周波
数は、音声IFの影響を多少受けつつもフリー発振周波
数の方へ戻る。その後、映像IFがVCO回路52の引
き込み範囲に入ると、VCO回路52がロックされ、こ
れによってスイッチ22がオフされる。また、図7から
わかるように、AFT信号の電圧値はロックされると同
時に最低電圧となり、この信号が選局マイコン30に入
力される。そして、マイコン30はこのAFT信号に基
づいて、チューニング電圧を制御し、これによりフロン
トエンド12の可変容量ダイオード42の容量値が制御
され、局部発振周波数が調整される。なお、このときは
マイコン30からの制御信号によってスイッチ32がオ
フされている。このとき可変容量ダイオード44には所
定のバイアス電圧が印加されるが、これは可変容量ダイ
オード44の容量を一定とするためである。なお、通常
のチャネル切り換え時においてもこのバイアス電圧が印
加されるが、IC26の出力インピーダンスが数kΩで
あるのに対し、分圧抵抗R1およびR2は数MΩである
ため、バイアス電圧の影響はほとんど無視できる。
【0017】この実施例によれば、トラップ回路24に
よって音声IF信号のレベルを下げるため、VCO回路
52の発振周波数が音声IFの影響をほとんど受けず、
映像IFに対するVCO回路52の引き込み範囲が狭く
なることがない。したがって、通常のチャネル切り換え
時においては、従来のように少量のローカルドリフトで
VCO回路52がロック不能となることがなく、サーチ
時においては、サーチスピードを速くすることができ
る。なお、映像が検波されるとトラップ回路24は動作
しなくなるので、音声信号を元の状態に戻すことができ
る。
【0018】さらに、周波数シンセサイザ方式のチュー
ナ回路においてオフセットサーチする場合、周波数ステ
ップの幅を広くすることができ、その分選局スピードを
速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の一部を示すブロック図である。
【図3】図1実施例の他の一部を示すブロック図であ
る。
【図4】図1実施例のその他の一部を示す回路図であ
る。
【図5】図4に示す回路の特性を示すグラフである。
【図6】図1実施例の動作の一部を示すスペクトル図で
ある。
【図7】図1実施例の動作の一部を示す波形図である。
【図8】図1実施例の動作の一部を示すスペクトル図で
ある。
【図9】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【図10】従来技術を示すブロック図である。
【図11】従来技術の動作の一部を示す図解図である。
【図12】従来技術の動作の一部を示す図解図である。
【図13】従来技術の動作の一部を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …チューナ回路 12 …フロントエンド 20 …SAWフィルタ 22,32 …スイッチ 24 …トラップ回路 26 …IF処理用IC 28 …同期信号検出回路 30 …選局マイコン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チューナ回路に関
、フロントエンドで周波数変換された映像中間周波数
(IF)信号をPLL同期検波する、チューナ回路に関
する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図10を参照して、従来のチューナ回路
1では、フロントエンド2から出力された映像および音
声のIF信号をプリアンプ3で増幅し、SAW(Surface
Acoustic Wave) フィルタ4で所定の帯域だけ抽出した
後、IF処理用IC5に入力する。そして、IC5で映
像IF信号をPLL同期検波していた。なお、IC5
は、AFT(Automatic Fine Tuning) 制御のためのタン
ク回路を排除してAFT制御機能をVCO回路で代用さ
せるタイプのICであり、VCO回路の引き込み範囲は
一般的に1MHz程度である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のチューナ回路1では、ボルテージシンセサイザ方式
であるため、チャネル切り換え時には、短時間AFT回
路をオフさせるが、もしこのとき局部発振周波数が周囲
の温度変化などによって図11に示すように映像および
音声のIF(たとえばそれぞれ38.9MHzおよび3
3.4MHz)が高い方へドリフトすると、音声IFの
影響によってIC5に含まれるVCO回路の発振周波数
(フリー発振周波数:38.9MHz)音声IF側へ
シフトする。このようにIF周波数のドリフト量および
それに伴うVCO回路の発振周波数のシフト量が大きく
って、映像IFがVCO回路の引き込み範囲から外れ
てしまうと、AFTの機能も停止してしまい、正常な受
信映像が出力されなくなるという問題が生じる。このと
きのVCOの引き込み範囲は、VCOが音声IF側にシ
フトしているため、38.9MHzに対し周波数の高い
方から見ると600kHz程度に減少してしまう。な
お、局部発振周波数のドリフト量をこの減少したVCO
回路の引き込み範囲内に収めるのは、技術的に相当困難
である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、チャネルサーチモードにおいて、図
12に示すようにダウンサーチするとき、各チャネルの
音声IFおよび映像IFは、図13に示すように周波数
の高い方からVCO回路のフリー発振周波数を通り越し
て低い方へ移動する。したがって、この場合にも図11
に示すようにVCOの発振周波数が音声IF寄りにシフ
トする。このため、映像IFがVCO回路の発振周波数
の間近までこないと映像検波できず、さらにマイコン6
の処理に時間がかかるため、マイコン6が同期信号
“有”と判断したときは、映像IFがVCO回路の引き
込み範囲から外れてしまう恐れがある。これを防止する
ためにサーチスピードを遅くする必要があった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、フロントエ
ンドで周波数変換された映像中間周波数信号に電圧制御
発振器の周波数をロックして映像中間周波数信号を検波
するチューナ回路において、映像検波信号から同期信号
が検出されないとき音声中間周波数信号のレベルを小さ
くするレベル減衰手段を備えることを特徴とする、チュ
ーナ回路である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図2を参照して、フロントエンド12の構
成について説明する。アンテナ14によって受信された
高周波信号は、入力同調回路34に入力され、チューニ
ング電圧によって目的のチャネルの周波数(たとえば6
チャネル)付近が抽出される。抽出された周波数は、ア
ンプ36で増幅された後、混合器38で局部発振器40
から出力された局部発振周波数と混合され、これによっ
て混合器38から映像IF信号および音声IF信号が出
力される。局部発振器40の発振周波数は、チューニン
グ電圧およびAFT出力によって容量が制御される可変
容量ダイオード42および44によって調整される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図4からわかるように、トラップ回路24
は、直列接続されたコイルLおよびコンデンサCを含
み、図5に示すように34.0MHzを中心とした減衰
特性を持っている。なお、この減衰特性は、シャープな
特性よりはむしろ映像IF信号レベルを低下させない範
囲のブロードな特性の方が望ましい。続いて、通常のチ
ャネル切り換え時における動作について説明する。周囲
温度の変化などによってチャネル切り換え時に局部発振
周波数がもし高い方へドリフトすると、フロントエンド
12からは、周波数が高い方向へ遷移した映像IF信号
および音声IF信号が出力される。このとき同期信号が
検出されていないと、音声IF信号がトラップ回路24
によって減衰させられ、IC26には図6に示すように
映像IF信号およびレベルが抑圧された音声IF信号が
入力される。したがって、VCO回路52の発振周波数
は音声IFの影響をほとんど受けず、VCO回路52の
引き込み範囲が狭くなることはない。そして、VCO回
路52の発振周波数が映像IFにロックされると、映像
検波回路50から映像成分を含む検波信号が出力され、
これによってスイッチ22がオフされる。一方、アンプ
58からは図7からわかるように映像IF信号の周波数
値に対応する電圧値のAFT信号が出力され、選局マイ
コン30およびフロントエンド12に入力される。な
お、チャネル切り換え時は、選局マイコン30はAFT
信号に基づいて何の処理もせず、またスイッチ32をオ
ンする。フロントエンド12では、AFT信号によって
可変容量ダイオード44が調整され、これによって局部
発振周波数が調整される。したがって、フロントエンド
12から出力される映像IF信号の周波数値は38.9
MHzとなる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントエンドで周波数変換された映像中
    間周波数信号および音声中間周波数信号のうち前記映像
    中間周波数信号の周波数に電圧制御発振器の周波数をロ
    ックして前記映像中間周波数信号を検波するチューナ回
    路において、 前記映像中間周波数信号から同期信号が検出されないと
    き前記音声中間周波数信号のレベルを小さくするレベル
    減衰手段を備えることを特徴とする、チューナ回路。
  2. 【請求項2】前記レベル減衰手段はトラップ回路を含
    む、請求項1記載のチューナ回路。
JP26711893A 1993-10-26 1993-10-26 チューナ回路 Withdrawn JPH07123327A (ja)

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JP26711893A JPH07123327A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 チューナ回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445902B1 (ko) * 2002-08-27 2004-08-25 엘지이노텍 주식회사 디지털 튜너의 학습에 의한 위성채널 기억방법
US7116183B2 (en) 2004-02-05 2006-10-03 Qualcomm Incorporated Temperature compensated voltage controlled oscillator
EP2100981A2 (en) 2008-03-07 2009-09-16 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Copper alloy sheet and QFN package

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445902B1 (ko) * 2002-08-27 2004-08-25 엘지이노텍 주식회사 디지털 튜너의 학습에 의한 위성채널 기억방법
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