JPH07122634A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH07122634A
JPH07122634A JP26271593A JP26271593A JPH07122634A JP H07122634 A JPH07122634 A JP H07122634A JP 26271593 A JP26271593 A JP 26271593A JP 26271593 A JP26271593 A JP 26271593A JP H07122634 A JPH07122634 A JP H07122634A
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JP
Japan
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interlayer insulating
insulating film
contact hole
etching
metal wiring
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JP26271593A
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English (en)
Inventor
Shoji Shudo
祥司 周藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】段差被覆性および平坦性に優れ、コンタクト抵
抗の小さなコンタクトホールを形成することが可能な層
間絶縁膜を備えた半導体装置を提供する。 【構成】各層間絶縁膜15〜16から成る3層構造の層
間絶縁膜により、フィールド酸化膜12によって生じる
各メタル配線層14a,14b間の段差が解消される。
均一な膜厚の各層間絶縁膜15,17はTEOSを用い
るプラズマCVD法で形成される。層間絶縁膜16はト
リフルオロメチルエトキシシランを用いるプラズマCV
D法によって形成され段差被覆性および平坦性に優れ
る。層間絶縁膜16のエッチング速度は各層間絶縁膜1
5,17のそれよりも速いため、深さに関係なく各コン
タクトホール18a,18bのエッチング時間はほぼ同
じになる。従って、ホール18aの底部の配線層14a
がエッチングガスのプラズマ中に晒される時間が短くな
って反応生成物の発生量が低減され、コンタクト抵抗が
小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、詳し
くは、段差被覆性および平坦性に優れ、コンタクト抵抗
の小さなコンタクトホールを形成することが可能な層間
絶縁膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置における集積度の向上
は目覚ましく、デバイスの高密度化が進んでいる。それ
に伴い、微細加工技術および多層配線技術は、その重要
性をさらに増している。
【0003】デバイスを高密度化するには、平面的な最
小加工寸法を小さくしてチップ面積を縮小するだけでな
く、3次元的な構造にする必要がある。しかしながら、
チップ面積が大幅に縮小されているのに比べ、デバイス
を構成する膜の厚みはそれほど縮小されていない。従っ
て、チップ面積の縮小化に伴い、デバイス内やデバイス
間には高段差が生じるようになる。
【0004】このような高段差は、その上部に形成され
たメタル配線層の細りを引き起こさせ、配線不良の原因
となる。つまり、メタル配線層をパターニングするため
のリソグラフィ工程において、レジストの線幅が段差底
部で所望の値になるように露光条件を定めると、段差上
部では、メタル配線層からの反射による過剰な露光が起
こってレジストの線幅が細ってしまう。また、段差端部
では、メタル配線層からの反射により、レジストの断面
形状が矩形ではなくなってしまう。そのような不具合が
生じたレジストパターンをマスクとしてメタル配線層を
エッチングすると、特に、配線材料として反射率の高い
アルミ系の合金を用いた場合、メタル配線層の細りはよ
り顕著になる。
【0005】また、高段差が生じると、段差端部におけ
るメタル配線層の実行膜厚が厚くなる。そのため、メタ
ル配線層のエッチング工程において、段差端部が完全に
エッチングされると、段差端部以外の部分については過
剰なエッチング(オーバーエッチング)が施されること
になる。一般に、レジストとメタル配線層のエッチング
レート比(選択比)は3程度であることから、オーバー
エッチングが施されるとメタル配線層の細りは甚だしく
なる。
【0006】このような高段差によるメタル配線層の細
りの問題を解決するためには、段差を解消してレジスト
の膜厚を均一にすればよい。そこで、SOG(Spin On
Glass )や常圧オゾンTEOS(Tetraethyloxysilane
またはTetraethylorthosilicate ;Si(OC2 5
4 )などの段差被覆性および平坦性に優れた層間絶縁膜
を用いた平坦化方法が種々提案されている。層間絶縁膜
を用いた平坦化を行うと、その上部に形成されたメタル
配線層も平坦化されて細りは生じなくなり、配線の信頼
性は飛躍的に向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、層間絶縁膜
を用いた平坦化を行うと、配線間コンタクトの深さが異
なったものになる。
【0008】例えば、図8に示すように、単結晶シリコ
ン基板51上にフィールド酸化膜52を介してシリコン
酸化膜53が形成され、そのシリコン酸化膜53上にメ
タル配線層54a,54bが形成されている場合につい
て考えてみる。シリコン酸化膜53およびメタル配線層
54a,54bの上には、フィールド酸化膜52によっ
て生じる各メタル配線層54a,54b間の段差を解消
するため、段差被覆性および平坦性に優れた層間絶縁膜
55が形成されている。
【0009】この場合、フィールド酸化膜52上に位置
するメタル配線層54aに対応するコンタクトホール5
6aの深さは、メタル配線層54bに対応するコンタク
トホール56bよりも浅くなる。そのため、層間絶縁膜
55をドライエッチングして各コンタクトホール56
a,56bを形成する際には、コンタクトホール56a
の方がコンタクトホール56bよりも速く完成される。
【0010】つまり、コンタクトホール56aが完成す
るとメタル配線層54aは露出されるが、その時点にお
いて、コンタクトホール56bはまだ完成されていな
い。従って、コンタクトホール56aが完成してからコ
ンタクトホール56bが完成するまでの間、メタル配線
層54aはエッチングガスのプラズマ中に晒されてオー
バーエッチングが施される。
【0011】すると、メタル配線層54aとエッチング
ガスとが反応して反応生成物が生じ、その反応生成物は
コンタクトホール56aの側壁に付着する。そのため、
当該反応生成物を除去する工程を設けなければならず、
工程が複雑化する上にスループットが低下することにな
る。また、当該反応生成物が完全に除去されずに残留し
ていると、コンタクトホール56aにおけるコンタクト
抵抗が大きくなり、コンタクトホール56aの信頼性は
低下してしまう。
【0012】例えば、配線材料としてアルミ系の合金を
用い、炭素およびフッ素を含むエッチングガス(F−H
系〔CHF3 、CF4 +H2 など〕、F/C<4〔C2
6、C3 8 、C4 8 など〕)を使用した場合に
は、AlF系の反応生成物が生じる。AlF系の反応生
成物の除去は非常に困難であるため、コンタクトホール
56aの側壁にはどうしても当該反応生成物が残留する
ことになり、コンタクト抵抗の増大は避けられない。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、請求項1に記載の発明の目的は、エ
ッチング速度が速く段差被覆性および平坦性に優れた層
間絶縁膜を備えた半導体装置を提供することにある。ま
た、請求項2に記載の発明の目的は、コンタクト抵抗の
小さなコンタクトホールを形成することが可能な層間絶
縁膜を備えた半導体装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、CF基を含有する有機シリコン化合物から生成され
る層間絶縁膜を備えたことをその要旨とする。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の層間絶縁膜の基板側に、その層間絶縁膜よりエッチン
グ速度が遅い均一な膜厚の第2の層間絶縁膜を設けたこ
とをその要旨とする。
【0016】
【作用】CF基を含有する有機シリコン化合物から生成
される層間絶縁膜は段差被覆性および平坦性に優れてい
る。また、その層間絶縁膜のドライエッチング時には、
層間絶縁膜中のCF基がプラズマ中に放出されて解離
し、CFX イオンまたはFイオンが生成される。そのC
X イオンまたはFイオンはSiO2 のエッチング種と
して働き、その層間絶縁膜自身のエッチングを促進させ
るため、エッチング速度が速くなる。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、第2の層
間絶縁膜の膜厚が均一なため、段差の大きな部分では、
段差被覆性および平坦性に優れた請求項1に記載の層間
絶縁膜(以下、第1の層間絶縁膜という)の膜厚が厚く
なる。そのため、第1および第2の層間絶縁膜にコンタ
クトホールを形成した場合、段差の大きな部分では深い
コンタクトホールが形成され、段差の小さな部分では浅
いコンタクトホールが形成されるが、その各コンタクト
ホールの深さの差は第1の層間絶縁膜の膜厚の差による
ものである。
【0018】また、第1の層間絶縁膜のエッチング速度
は、第2の層間絶縁膜のそれよりも速くなっている。従
って、深いコンタクトホールの完成までに要するエッチ
ング時間と、浅いコンタクトホールの完成までに要する
エッチング時間との差が少なくなる。その結果、浅いコ
ンタクトホールの底部にメタル配線層がある場合、その
メタル配線層がエッチングガスのプラズマ中に晒される
時間が短くなる。すると、メタル配線層とエッチングガ
スとの反応生成物の発生量が少なくなり、浅いコンタク
トホールの側壁への当該反応生成物の付着は抑制され
る。そのため、当該反応生成物を除去する工程を設ける
必要がなくなり、半導体装置の製造工程が簡略化される
上にスループットを向上させることができる。また、浅
いコンタクトホールの側壁は清浄に保たれるため、コン
タクト抵抗が小さくなり、コンタクトホールの信頼性を
向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例の製造工
程を図1〜図7に従って説明する。
【0020】工程1(図1参照);単結晶シリコン基板
11上にフィールド酸化膜12を介してシリコン酸化膜
13を形成し、そのシリコン酸化膜13上にメタル配線
層14a,14bを形成する。
【0021】工程2(図2参照);シリコン酸化膜13
およびメタル配線層14a,14bの上に、TEOSを
用いるプラズマCVD法により、均一な膜厚(約200
nm)の層間絶縁膜15を堆積する。層間絶縁膜15の堆
積条件(例)は、圧力;9Torr,TEOS/O2 流量;
450/500sccm,基板温度;370°C,RFパワ
ー;2.5W/cm2 であり、堆積速度;約850nm/mi
n である。
【0022】工程3(図3参照);層間絶縁膜15の上
に、モノトリフルオロメチルトリエトキシシラン(Mono
trifluoromethyltriethyloxysilane;Si(OC
2 53CF3 )を用いるプラズマCVD法により層
間絶縁膜16を堆積する。モノトリフルオロメチルトリ
エトキシシランは、TEOS(Si(OC2 54
のエトキシ基(OC2 5)の1つがCF3 基に置換さ
れた化学構造を有している。層間絶縁膜16の堆積条件
(例)は、圧力;9Torr,トリフルオロメチルトリエト
キシシラン/O2 流量;450/450sccm,基板温
度;400°C,RFパワー;2.5W/cm2 であり、
堆積速度;約800nm/min である。
【0023】層間絶縁膜16は段差被覆性および平坦性
に優れているため、各メタル配線層14a,14b間の
段差は層間絶縁膜15によって完全に被覆され、段差被
覆後の層間絶縁膜16の表面は平坦になる。つまり、段
差の大きな部分の層間絶縁膜16の膜厚は厚くなり、段
差の小さな部分の層間絶縁膜16の膜厚は薄くなる。
【0024】工程4(図4参照);通常のRIE法によ
り層間絶縁膜16をエッチバックする。そして、フィー
ルド酸化膜12上に位置するメタル配線層14a上の層
間絶縁膜15だけが露出されるようにする。RIE条件
(例)は、圧力;200mTorr ,CHF3 /CF4 /A
r流量;30/30/200sccm,RFパワー;1.5
W/cm2 である。
【0025】工程5(図5参照);層間絶縁膜15およ
び層間絶縁膜16の上に、TEOSを用いるプラズマC
VD法により、均一な膜厚(約200nm)の層間絶縁膜
17を堆積する。層間絶縁膜17の堆積条件および堆積
速度は、層間絶縁膜15と同じである。
【0026】工程6(図6参照);層間絶縁膜17の上
に、通常のフォトリソグラフィ工程によりレジストパタ
ーン18を形成する。 工程7(図7参照);通常のRIE法により、レジスト
パターン18をエッチングマスクとして層間絶縁膜1
7,16,15をエッチングし、コンタクトホール18
a,18bを形成する。RIE条件(例)は、圧力;2
00mTorr ,CHF3 /CF4 /Ar流量;30/30
/200sccm,RFパワー;3.9W/cm 2 である。
【0027】層間絶縁膜16を設けたことにより、メタ
ル配線層14aに対応するコンタクトホール18aの深
さは、メタル配線層14bに対応するコンタクトホール
18bよりも浅くなっている。また、工程4のエッチバ
ックにより、コンタクトホール18aの側壁は層間絶縁
膜17,15だけから構成されている(層間絶縁膜16
は存在しない)。一方、コンタクトホール18aの側壁
は層間絶縁膜17,16,15から構成されている。つ
まり、コンタクトホール18bはコンタクトホール18
aよりも深くなっているが、その深さの差は層間絶縁膜
16によるものである。
【0028】層間絶縁膜16のエッチング時には、層間
絶縁膜16中のCF3 基がプラズマ中に放出されて解離
し、CF3 イオンまたはFイオンが生成される。そのC
3イオンまたはFイオンはSiO2 のエッチング種と
して働き、層間絶縁膜16のエッチングを促進させる。
一方、層間絶縁膜17,15のエッチング時には、その
ようなエッチングを促進させるような働きは起こらな
い。そのため、層間絶縁膜16のエッチング速度は層間
絶縁膜17,15のそれよりも速くなる。
【0029】従って、各コンタクトホール18a,18
bの完成までに要するエッチング時間は、ホールの深さ
に関係なくほとんど同じになる。つまり、コンタクトホ
ール18aが完成してからコンタクトホール18bが完
成するまでの時間(すなわち、メタル配線層14aがプ
ラズマ中に晒されてオーバーエッチングが施される時
間)はごく短いものになる。
【0030】その結果、メタル配線層14aとエッチン
グガスとの反応生成物の発生量は低減され、コンタクト
ホール18aの側壁への当該反応生成物の付着は抑制さ
れる。そのため、当該反応生成物を除去する工程を設け
る必要がなくなり、半導体装置の製造工程が簡略化され
る上にスループットを向上させることができる。また、
コンタクトホール18aの側壁は清浄に保たれるため、
コンタクト抵抗が小さくなり、コンタクトホール18a
の信頼性を向上させることができる。
【0031】例えば、配線材料としてアルミ系の合金を
用いた場合、メタル配線層14aがプラズマ中に晒され
てオーバーエッチングが施されると、除去が非常に困難
なAlF系の反応生成物が生じ、コンタクトホール18
aの信頼性が著しく損なわれる。しかし、本実施例によ
れば、AlF系の反応生成物の発生が抑制されるため、
コンタクトホール18aの信頼性が損なわれることはな
くなる。
【0032】このように、本実施例においては、各層間
絶縁膜15〜16から成る3層構造の層間絶縁膜を設け
ることにより、フィールド酸化膜12によって生じる各
メタル配線層14a,14b間の段差を解消している。
均一な膜厚の各層間絶縁膜15,17は、TEOSを用
いるプラズマCVD法によって形成されている。一方、
層間絶縁膜16は、モノトリフルオロメチルトリエトキ
シシランを用いるプラズマCVD法によって形成され、
段差被覆性および平坦性に優れている。また、層間絶縁
膜16のエッチング速度は、各層間絶縁膜15,17の
それよりも速くなっている。
【0033】従って、本実施例によれば、深いコンタク
トホール18bの完成までに要するエッチング時間と、
浅いコンタクトホール18aの完成までに要するエッチ
ング時間との差が少なくなる。その結果、浅いコンタク
トホール18aの底部のメタル配線層14aがエッチン
グガスのプラズマ中に晒される時間が短くなり、メタル
配線層14aとエッチングガスとの反応生成物の発生量
が少なくなる。そのため、コンタクトホール18aのコ
ンタクト抵抗が当該反応生成物によって増大することは
なくなる。
【0034】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、以下のように実施してもよい。 1)上記工程2および工程5において、TEOSを用い
るプラズマCVD法によって層間絶縁膜15,17を形
成するのではなく、他の適宜な材料および製造方法によ
って層間絶縁膜15,17を形成する。また、各層間絶
縁膜15,17をそれぞれ異なる材質および製造方法に
よって形成する。例えば、TEOSを用いた減圧CVD
法、常圧CVD法、常圧オゾンCVD法などを利用す
る。また、TEOS以外のガスソースを用いる各種CV
D法を利用する。さらに、シリコン酸化膜ではなく、各
種シリケートガラスやシリコン窒化膜などの適宜な絶縁
膜を用いる。但し、層間絶縁膜15,17のエッチング
速度は、層間絶縁膜16のそれよりも遅くなるようにす
る。
【0035】2)上記工程3において、モノトリフルオ
ロメチルトリエトキシシランの代わりに、TEOSのエ
トキシ基の2つ又は3つがCF3 基に置換されたガスソ
ース(Si(OC2 54-X (CF3 x ;x≦3)
を用いる。
【0036】また、TEOSのエトキシ基の1〜3つが
2 5 基に置換されたガスソース(Si(OC
2 54-X (C2 5 x ;x≦3)を用いる。ま
た、例えば、以下の化1〜化5に示すような、CF基を
含有する適宜な有機シリコン化合物のガスソースを用い
る。
【0037】
【化1】
【0038】3,3,3-Trifluoropropyltrimethoxysilane
【0039】
【化2】
【0040】Trifluoroacetoxytrimethylsilane
【0041】
【化3】
【0042】Dimethoxymethyl-3,3,3,-trifluoropropyl
silane
【0043】
【化4】
【0044】3-Trifluoroacetoxypropyltrimethoxysila
ne
【0045】
【化5】
【0046】3-(3,3,3-Trifluoropropyl)-1,1,1,3,5,5,
5-heptamethyltrisiloxane 3)上記工程3において、層間絶縁膜16を堆積させる
のに、プラズマCVD法ではなく減圧CVD法または常
圧CVD法を利用する。減圧CVD法を用いた場合の堆
積条件(例)は、常圧オゾンTEOS,基板温度;40
0°C,N2 バブリング.3SLM,デポレート;14
0mmである。
【0047】4)上記工程4において、メタル配線層1
4a上の層間絶縁膜16を完全に除去して層間絶縁膜1
5を露出させるのではなく、層間絶縁膜16を所定の膜
厚だけ残すようにする。この場合、メタル配線層14a
上の層間絶縁膜16の膜厚を極端に厚くしなければ、上
記の作用および効果に変わりはない。
【0048】5)上記工程4を省略する。つまり、層間
絶縁膜16をエッチバックすることなく、層間絶縁膜1
6を堆積させたら、その後すぐに層間絶縁膜17を堆積
させる。
【0049】6)上記工程5を省略する。つまり、層間
絶縁膜17を省略する。 7)上記1)〜6)を適宜に組み合わせて実施する。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、エッチング速度が速く段差被覆性および平
坦性に優れた層間絶縁膜を備えた半導体装置を提供する
ことができるという優れた効果がある。また、請求項2
に記載の発明によれば、コンタクト抵抗の小さなコンタ
クトホールを形成することが可能な層間絶縁膜を備えた
半導体装置を提供することができるという優れた効果が
ある。る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例の製造工程を説明
するための断面図である。
【図2】一実施例の製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図3】一実施例の製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図4】一実施例の製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図5】一実施例の製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図6】一実施例の製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図7】一実施例の製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図8】従来例を説明するための断面図である。
【符号の説明】
15,16 層間絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/31 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CF基を含有する有機シリコン化合物か
    ら生成される層間絶縁膜(16)を備えたことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の層間絶縁膜(16)の
    基板側に、その層間絶縁膜(16)よりエッチング速度
    が遅い均一な膜厚の第2の層間絶縁膜(15)を設けた
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の層間絶縁膜(16)を
    生成するための有機シリコン化合物として、トリフルオ
    ロメチルエトキシシランを用いることを特徴とする半導
    体装置。
JP26271593A 1993-10-20 1993-10-20 半導体装置 Pending JPH07122634A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6593230B1 (en) 1998-01-14 2003-07-15 Ricoh Company, Ltd. Method of manufacturing semiconductor device
JP2007027343A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法

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