JPH0712222B2 - Yc分離回路 - Google Patents

Yc分離回路

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JPH0712222B2
JPH0712222B2 JP3363788A JP3363788A JPH0712222B2 JP H0712222 B2 JPH0712222 B2 JP H0712222B2 JP 3363788 A JP3363788 A JP 3363788A JP 3363788 A JP3363788 A JP 3363788A JP H0712222 B2 JPH0712222 B2 JP H0712222B2
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泰俊 松尾
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばVTR等において、コンポジット映像信
号からYc(輝度)信号とCc(搬送色)信号とを分離して
取出すYC分離回路に関する。
従来の技術 該3図は従来のYC分離回路の一例のブロック図を示す。
同図において、端子1に入来したコンポジット映像信号
(例えばカラーバー信号)は、帯域フィルタ2及び後述
のフィルタ回路3を経てCc信号とされて端子4より取出
される一方、Δt遅延回路5、1H遅延回路6を経て加算
器7に供給されてここでCc信号と加算され、Yc信号とし
て端子8より取出される。このYC分離回路は映像信号の
垂直相関を利用したものである。従来、垂直相関を利用
したくし形フィルタは2ライン(現在のライン情報と1H
過去ライン情報)で行なっていたが、このものは、3ラ
イン(現在のライン情報と1H過去のライン情報と1H未来
のライン情報)で予測する。
ここで、フィルタ回路3において、入力信号をC(未
来)、1H遅延回路9の出力をB(現在)、1H遅延回路10
の出力をA(過去)とすると、信号A,B,Cにて上記3ラ
インの情報が得られる。第3図中、11,12,13は高電位検
出回路(以下、MAXという)で、第4図(A)に示す構
成とされており、2入力のうちのいずれか高い方の電位
を出力する。14,15,16は低電位出力回路(以下、MINと
いう)で第4図(B)に示す構成)とされており、2入
力のうちのいずれか低い方の電位を出力する。
いま、例えばNTSC方式の映像信号を画面垂直方向にみ
て、そのうちの3ラインを選んで分類すると、大体第5
図(A)〜(C)に示す3つのパターンになる。同図
(A)はフラットパターン、同図(B)はステップパタ
ーン、同図(C)はパルスパターンである。ここで、n
は任意のラスタの1点(現在)、(n−1)は任意のラ
スタの1ライン上の点(過去)、(n+1)は任意のラ
スタの1ライン下の点(未来)である。例えばCc信号に
ついて考えると、サブキャリアの周波数fscは、fsc=
(455/2)fH(fHは水平走査周波数)であるから、垂直
相関がある場合はライン毎に交番するパターン即ちパル
スパターン(第5図(C))であるということがいえ
る。このパルスパターンが従来の2ライン形では得られ
なかったパターンである。
第6図は第3図中のフィルタ回路3の基本動作を説明す
るための図を示す。例えば、MAX11にて信号A,Bのうちの
大の方の電位を出力し、MAX12にて信号A,Bのうちの大の
方の電位を出力し、MIN14にてMAX11の出力とMAX12の出
力とのうちの小の方の電位X(+)を出力し、X(+)=MIN(M
AX(C,B),MAX(B,A))と記される。同様にして、MIN1
5にて信号A,Bのうちの小の方の電位を出力し、MIN16に
て信号B,Cのうちの小の方の電位を出力し、MAX13にてMI
N15の出力とMIN16の出力とのうちの大の方の電位X(-)
出力し、X(-)=MAX(MIN(C,B),MIN(B,A))と記され
る。信号X(+),X(-)は加算器17にて加算され、1/2回路18
にてレベル1/2にされてCc=1/2(X(+)+X(-))とされ
る。なお、この回路では、Cc信号を先に得る構成である
ため、現在のラインの信号を反転した信号を用いて演算
する。
この場合、フィルタ回路3の伝達関数は、1/2(B+MID
(A,B,C))と記される。ここに、MID(A,B,C)は信号
A,B,Cの3入力に対して2番目に高いデータを出力する
関数である。従って、第6図に示す4つのパターンに対
して図示のようなCc信号が得られる。
発明が解決しようとする課題 第3図に示す従来回路は、例えば第7図(A)に示すマ
ルチバーストの様な白黒の繰返しによる縦縞の画柄を表
示する場合、同図(B)に示すように画像の上端及び下
端にクロスカラー及びYc信号のボケを生じる問題点があ
った。つまり、第7図(A)に示すようにBから下に縦
縞が存在する場合、上端の3ラインの情報は第8図
(A)に示すようにA=0,B=C=1となり、Cc信号を
作るためにBを反転するもので、第8図(B)に示すよ
うにA=0,B=−1,C=1となる。従って、伝達関数1/2
(B+MID(A,B,C))から(−B+A)/2=1/2がCc信
号として取出され、本来色が付いてはならない部分に色
が付いてしまう(クロスカラー)問題点があった。一
方、Yc信号はYc=1−(1/2)=1/2のように振幅が1/2
となり、ボケてしまう問題点があった。
そこで、本出願人は上記問題点を解決すべく、先に昭和
62年10月22日付で特許願(1)(発明の名称「YC分離回
路」)を提案した。このものは、過去のラインの情報と
未来ラインの情報との平均の信号を得、該平均信号と不
要信号成分の少ない色信号とに対して、同符号の場合は
いずれか小さいレベルの信号を、異信号の場合はレベル
に関係なく零を夫々得、上記不要信号成分の少ない色信
号から該いずれか小さいレベルの信号又は該零の信号を
減算して不要信号成分の更に少ない色信号を得る演算回
路を新たに設けたものである。
本発明は、上記先に提案したものと異なる方法で、画面
上端、下端にクロスカラーやYc信号のボケのない高品質
の画面を得るものである。
課題を解決するための手段 第1図において、1H遅延回路9,10、MAX20,21、MIN22,2
3、加算器24は過去ラインの情報及び未来ラインの情報
で、同符号の時は絶対値の大きい方、異符号の時は代数
和を夫々出力する第1の演算回路、MAX25,28、MIN26,2
7、加算器29は第1の演算回路の出力及び現在のライン
の情報で、同符号の時は絶対値の小さい方、異符号の時
は基準電位を夫々出力する第2の演算回路、減算回路30
は現在のラインの情報から第2の演算回路の出力を減算
して色信号を得る第3の演算回路の各実施例である。
作用 上記第1の演算回路において、過去ラインの情報及び未
来ラインの情報で、同符号の時は絶対値の大きい方、異
符号の時は代数和を夫々出力(信号FG)し、第2の演算
回路において、第1の演算回路の出力及び現在ラインの
情報で、同符号の時は絶対値の小さい方、異符号の時は
基準電位を夫々出力(信号YH)し、第3の演算回路にお
いて、現在ラインの情報から第2の演算回路の出力を減
算して色信号Ccを得る。
特に、パルスパターンでV1=V3=1,V2=0の場合、信号
Ccを零にでき、クロスカラーを生じることはなく、又、
V1=V3=0,V2=1の場合、信号Ccを1にでき、ボケを生
じることはない。更に、フラットパターンでV1=0,V2
1,V3=1の場合、及び、ステップパターンでV1=V2=1,
V3=0の場合、信号Ccを零にでき、画像上端、下端にク
ロスカラーやYc信号のボケを生じることはない。
実施例 第1図は本発明回路の一実施例のブロック図を示し、同
図中、第3図と同一部分には同一番号,同一符号を付し
てその説明を省略する。
第1図において、信号V1とV3とはMAX20にてその電位の
高い方を取出され、MAX21にて零と比較されてその電位
の高い方を取出される。一方、信号V1とV3とはMIN22に
てその電位の低い方を取出され、MIN23にて零と比較さ
れてその電位の低い方を取出される。MIN23の出力信号
とMAX21の出力信号とは加算器24にて加算されて信号FG
とされる。
即ち、信号FGは、過去ラインの情報及び未来ラインの情
報で、同符号の時は絶対値の大きい方、異符号の時は代
数和を夫々出力する第1の演算回路にて得られる。
又、信号V2と信号FGとはMAX25にてその電位の高い方を
取出され、MIN26にて零と比較されてその電位の低い方
を取出される。一方信号V2と信号FGとはMIN27にてその
電位の低い方を取出され、MAX28にて零と比較されてそ
の電位の高い方を取出される。MAX28の出力信号とMIN26
の出力信号とは加算器29にて加算されて信号YHとされ
る。
即ち、信号YHは、第1の演算回路の出力及び現在ライン
の情報で、同符号の時は絶対値の小さい方、異符号の時
は基準電位を夫々出力する第2の演算回路にて得られ
る。
信号V2は減算器30にて信号YHを減算され、Cc信号として
出力端子4より取出される。一方、1H遅延回路6の出力
は減算器31にてCc信号を減算され、Yc信号として出力端
子8より取出される。
ここで、第1図に示す回路において、第5図に示す各パ
ターンから信号V1,V2,V3夫々について「0」「1」「−
1」の組合せで考えられるパターンと、信号FG,YH,Cc,Y
cとの関係を第2図に示す。
例えば、第2図の※欄に示す如く、パルスパターンで
V1=1,V2=0,V3=1のとき(過去、現在、未来の各ライ
ン情報が1,0,1の順で変化しているのは、C信号が現在
存在していないとみるのが一般的であり、信号Ccは零を
出力するのが望ましい)、第図に示す従来回路では信号
Ccは1/2になってクロスカラーを生じてしまうが、本発
明回路では零となってクロスカラーを生じることはな
い。又、第2図の※欄に示す如く、パルスパターンで
V1=V3=0,V2=1のとき(過去,現在,未来の各ライン
情報が0,1,0の順で変化しているのは、C信号が現在存
在しているとみるのが一般的であり、信号Ccは1を出力
するのが望ましい)、第3図に示す従来回路では信号Cc
は1/2になってボケを生じてしまうが、本発明では1と
なってボケを生じることはない。
又、第2図の※欄に示す如く、ステップパターンでV1
=0,V2=V3=1のとき、及び、※欄に示す如く、ステ
ップパターンでV1=V2=1,V3=0のとき(いずれもマル
チバーストの様な信号で、信号Ccは零を出力するのが望
ましい)、従来回路では信号Ccは1/2になってクロスカ
ラーを生じるが、本発明回路では零となってクロスカラ
ーを生じることはない。一方、信号Ycについても従来回
路の1/2に対して1とし得るのでボケを生じることはな
い。
なお、※〜※欄以外の欄の場合は、従来回路と相違
はない。
なお、PAL方式の場合は1H遅延回路の代りに2H遅延回路
を用いる。
発明の効果 本発明によれば、特に、白黒の繰返しによる縦縞状のマ
ルチバーストを表示する場合(ステップパターン)、従
来回路のように画像上端、下端にクロスカラーやYc信号
のボケを生じることはなく、又、パルスパターンを表示
する場合、Cc信号にクロスカラーやボケ等を生じること
はなく、高品質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路の第1実施例のブロック図、第2図
は本発明回路及び従来回路で得られる信号を比較する
図、第3図は従来回路のブロック図、第4図はMAX回
路、MIN回路の回路図、第5図は3ライン方式で得られ
るパターンを示す図、第6図は従来回路のフィルタ回路
で得られるCc信号を説明する図、第7図はマルチバース
トの画像を示す図、第8図は従来回路で得られるマルチ
バーストのパターンである。 1……コンポジット映像信号入力端子、2……帯域フィ
ルタ、4……色信号出力端子、6,9,10……1H遅延回路、
8……輝度信号出力端子、20,21,25,28……高電位検出
回路(MAX)、22,23,26,27……低電位検出回路(MI
N)、24,29……加算器、30,31……減算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンポジット映像信号から帯域フィルタに
    よって取り出された色信号を更に、過去のライン、現在
    のライン、未来のラインの3ラインの情報を用いて演算
    することにより不要信号成分の少ない色信号を取り出す
    フィルタ回路に設けられたYC分離回路において、 上記過去のラインの情報及び上記未来のラインの情報
    で、同符号の時は絶対値の大きい方、異符号の時はその
    代数和を夫々出力する第1の演算回路と、 該第1の演算回路の出力及び上記現在のラインの情報
    で、同符号の時は絶対値の小さい方、異符号の時は基準
    電位を夫々出力する第2の演算回路と、 上記現在のラインの情報から該第2の演算回路の出力を
    演算して色信号を得る第3の演算回路とよりなることを
    特徴とするYC分離回路。
JP3363788A 1988-02-15 1988-02-16 Yc分離回路 Expired - Lifetime JPH0712222B2 (ja)

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JP3363788A JPH0712222B2 (ja) 1988-02-16 1988-02-16 Yc分離回路
EP89301386A EP0329382B1 (en) 1988-02-15 1989-02-15 Luminance signal/color signal separation circuit
DE68926575T DE68926575T2 (de) 1988-02-15 1989-02-15 Leuchtdichten-/Farbsignal Trennschaltung
US07/310,559 US5001553A (en) 1988-02-15 1989-02-15 Luminance signal/color signal separation circuit
DE89301386T DE68908911T2 (de) 1988-02-15 1989-02-15 Schaltung zur Trennung des Helligkeitssignals von einem Farbsignal.
EP92113327A EP0525818B1 (en) 1988-02-15 1989-02-15 Luminance signal/colour signal separation circuit

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