JPH07122023A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

Info

Publication number
JPH07122023A
JPH07122023A JP26381693A JP26381693A JPH07122023A JP H07122023 A JPH07122023 A JP H07122023A JP 26381693 A JP26381693 A JP 26381693A JP 26381693 A JP26381693 A JP 26381693A JP H07122023 A JPH07122023 A JP H07122023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
magnetic tape
elastic belt
magnetic
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26381693A
Other languages
English (en)
Inventor
Tosaku Nishiyama
東作 西山
Masaru Watanabe
渡辺  勝
Tsumoru Ohata
積 大畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26381693A priority Critical patent/JPH07122023A/ja
Publication of JPH07122023A publication Critical patent/JPH07122023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストダウンを図りかつエラーレートの悪化
を防止するテープカートリッジを提供する。 【構成】 カートリッジ本体1内に磁気テープ5を巻回
した供給リール4および磁気テープ5を巻取る巻取りリ
ール4を軸支している。カートリッジ本体1内の前面両
側に一対のガイドローラ6を設けている。各リール4お
よび一対のガイドローラ6に、磁気テープ5の外周面を
押圧する閉ループ状の弾性体からなる弾性ベルト9を巻
回している。弾性ベルト9を走行することにより、磁気
テープ5を走行するようにしている。 【効果】 構造が簡単であり、また磁気テープ5を走行
速度が安定させることによりエラーレートの悪化を防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CPUのデータ,音
楽または映像等の情報を記録・再生可能なテープを収納
するテープカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CPUのデータ等を高密度記録再
生する磁気テープカートリッジとして、例えば特公昭5
2−14976号公報が知られている。この種のテープ
カートリッジは、第3図に示すように、下ハーフである
アルミ板等の金属のベース板32に、この上面を覆って
上ハーフである薄形箱状の上カバー33をネジ止め等す
ることにより、カートリッジ本体31を形成したもので
あった。上カバー33は、平板状の上面部33a,垂直
状の前面部33b,後面部33cおよび側面部33dと
を一体成形した透光性の合成樹脂である。ベース板32
は、中央部に一対のテープリール34を軸支し、中央部
の前面側に弾性ベルト駆動ローラ37を軸支し、両端部
の後面側に一対の弾性ベルト案内ローラ38を軸支して
いる。
【0003】一対のテープリール34は磁気テープ35
を巻回している。磁気テープ35は、ベース板32の上
面に取付けた一対のテープガイド36によりガイドさ
れ、前面部33bの内面に沿って掛け渡されている。弾
性ベルト駆動ローラ37と一対の弾性ベルト案内ローラ
38との間には、各テープリール34に巻回した磁気テ
ープ35のテープ巻装部35aの外周の一部に沿って圧
接した状態で、弾性を有するループ状の弾性ベルト39
を強いテンションで略T形に巻き掛けている。
【0004】カートリッジ本体31は、ベース板32お
よび上カバー33に前面側の一端部に切欠部10を形成
しており、切欠部10の口部を開閉する開閉扉11をベ
ース板32と上カバー33との間に回動自在に取付けて
いる。テープカートリッジ本体31を記録再生装置(図
示せず)に装着すると、開閉扉11が矢印a方向に開蓋
され、記録再生装置の磁気ヘッド12が切欠部10内に
挿入されて磁気テープ35に接触する。同時に、記録再
生装置側の駆動ローラ13が上カバー33に設けた開口
部14内に挿入する。
【0005】駆動ローラ13は、弾性ベルト駆動ローラ
37の弾性ベルト巻付面37aの上部に一体成形した大
径ローラ部37bの外周部に圧着して駆動回転するの
で、弾性ベルト駆動ローラ37が矢印b方向に従動回転
し、弾性ベルト39が矢印c方向に走行することにな
る。さらに、弾性ベルト39により両テープ巻装部35
aを介して両テープリール34が矢印d方向に回転駆動
され、磁気テープ35が矢印e方向に25〜120(in/
sec)の比較的速い速度で走行される。この状態で、磁気
ヘッド12により磁気テープ35の記録再生が行なわれ
る。
【0006】なお、この種のテープカートリッジは弾性
ベルト39で駆動されることによってデータ等の高速記
録や高速サーチ等が可能となるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のテープカートリッジは、弾性ベルト39が一対の弾性
ベルト専用の案内ローラ38および単一の弾性ベルト駆
動ローラ37にT字形に掛かっている構成となっている
ため、弾性ベルト39をT字型に掛ける工程が困難で作
業に手間取った。さらに、複数の弾性ベルト専用のテー
プガイドである弾性ベルト駆動ローラ37および一対の
弾性ベルト案内ローラ38が必要であるため、コスト高
になるという問題があった。
【0008】また、以下のような理由でエラーレートが
悪化した。すなわち、第1の理由として、記録再生装置
の駆動ローラ13で弾性ベルト駆動ローラ37の大径ロ
ーラ部37bを従動回転する際に、駆動ローラ13と弾
性ベルト駆動ローラ37の大径部37bとの間に滑りが
生じ、特に高速領域で走行速度が不安定であった。この
ため、磁気ヘッド12および磁気テープ35を接触して
磁気テープ35上にデータを記録再生する際に、磁気テ
ープ35および磁気ヘッド12の接触状態が不安定にな
ったり、あるいは磁気ヘッド12上を走行する磁気テー
プ35の速度が変化したりして、信号の記録再生に不都
合を生じた。
【0009】第2の理由として、磁気ヘッド12および
磁気テープ35が圧接する強さは磁気テープ35の張力
の大きさによって決まるので、前述のように磁気テープ
35の走行速度が不安定になると、微妙なテープ張力の
変化または記録再生装置の内外部からの振動により磁気
テープ35と磁気ヘッド12との接触状態が変化するた
め、信号の記録再生が正常に行われなかった。
【0010】第3の理由として、長時間使用すると弾性
ベルト39と磁気テープ35との摩擦により生成した異
物が磁気テープ35に付着し、この異物の付着した箇所
で記録再生の際にエラーが起こった。また、磁気ヘッド
12および駆動ローラ13を、カートリッジ本体31内
にカートリッジ本体31の前面側から挿入する構造であ
るため、記録再生装置をテープカートリッジ本体31よ
りも寸法形状を大きくしなければならず、コンパクト化
の妨げとなった。
【0011】また、磁気テープ35の記録内容の目次と
なるインデックスファイルを巻頭部に設けているため、
磁気テープ35が再生途中である場合にインデックスフ
ァイルを確認するには、巻頭部まで一旦戻らなければテ
ープの記録内容を読むことができなかった。このため、
特にランダムアクセス的な使い方をした場合、アクセス
タイムが非常に長くなるという問題があった。
【0012】この発明の目的は、コストダウンを図りか
つエラーレートの悪化を防止する小型でアクセススピー
ドの速いテープカートリッジを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のテープカ
ートリッジは、箱状のカートリッジ本体内に磁気テープ
を巻回した供給リールおよび磁気テープを巻取る巻取り
リールを軸支している。カートリッジ本体内の前面両側
に磁気テープを架張する一対のテープガイドを設けてい
る。磁気テープの外周面を押圧する閉ループ状の弾性ベ
ルトを、磁気テープを介して一対のリールおよび一対の
テープガイドに巻回している。弾性ベルトを走行するこ
とにより、前記磁気テープを走行するようにしている。
【0014】請求項2記載のテープカートリッジは、弾
性ベルトをキャプスタンおよび回転自在なピンチローラ
の間に挟持している。キャプスタンを駆動回転すること
により、弾性ベルトを走行するようにしている。請求項
3記載のテープカートリッジは、磁気テープを、内周面
に磁性層を設けた構成としたものである。
【0015】請求項4記載のテープカートリッジは、磁
気テープの内周面に摺接する清掃部材を設けたものであ
る。請求項5記載のテープカートリッジは、カートリッ
ジ本体の底面に、ヘッド挿入用孔とキャプスタンおよび
ピンチローラの挿入用孔を設けている。カートリッジ本
体の他面を平板状に形成している。
【0016】請求項6記載のテープカートリッジは、弾
性ベルトの外周面に、接触する回転自在なローラまたは
固定ガイドを設けたものである。請求項7記載のテープ
カートリッジは、回転自在なローラまたは固定ガイドを
清掃部材と対応して配置したものである。請求項1記載
のテープカートリッジは、弾性ベルトの内周面の摩擦係
数が外周面の摩擦係数より高くしたものである。
【0017】請求項9記載のテープカートリッジは、弾
性ベルトの外周面に磁性層を設けたものである。請求項
10記載のテープカートリッジは、弾性ベルトの外周面
にバーコードを設けたものである。請求項11記載のテ
ープカートリッジは、ヘッド挿入用孔およびキャプスタ
ンならびにピンチローラの挿入用孔を閉塞するシャッタ
を設けたものである。
【0018】
【作用】この発明のテープカートリッジによれば、部品
点数が少なく構成が簡単であり、組み立て工程が非常に
簡単でコストダウンを図ることができる。また、記録再
生装置の駆動ローラによってテープカートリッジに設け
たベルト駆動ローラの大径ローラ部を回転させずに、記
録再生装置のキャプスタンとピンチローラの間に直接弾
性ベルトを挟持し走行させるので、高速走行させた場合
においても走行速度が安定し、記録再生装置の磁気ヘッ
ドとテープとの接触状態を安定することができる。この
ため、テープ上にデータを記録したりテープ上のデータ
を読み取る際に、テープとヘッドの接触が不安定になっ
たり、あるいはヘッド上を走るテープの速度が変化した
りして、信号の記録再生に不具合を生じエラーレートが
悪化することがない。
【0019】また、ヘッドとテープの接触圧は、磁気テ
ープの張力,弾性ベルトの張力およびローラまたはガイ
ドによりヘッドに確実に押圧されるるため、走行速度の
不安定性による微妙なテープ張力の変動および振動等に
よる影響を受け難くい。また、弾性ベルトとテープの摩
擦により発生した異物がテープ上に付着しても、異物は
清掃部材により除去されることになる。また、清掃部材
とテープとの接触は、テープの張力および弾性ベルトの
張力に加えてローラあるいはガイドにより確実に圧接で
きるため、テープ上の異物等を確実に除去することがで
きる。
【0020】また、弾性ベルトのテープとの接触面側の
摩擦係数を高くしてあるため、テープと弾性ベルトのス
リップを起こさない。しかも、弾性ベルトのローラある
いはガイドに接する面側の摩擦係数を低くしてあるた
め、走行を安定して低トルクで行なうことができる。ま
た、テープカートリッジの底面部からヘッド,記録再生
装置のキャプスタンおよびピンチローラを挿入できる構
造であるため、記録再生装置はテープカートリッジより
小さくすることができる。しかも、カートリッジ本体の
上面部,前面部,後面部および両側面部全ての面にラベ
ルエリアを設けることが可能である。
【0021】また、テープ上の記録内容の目次となるイ
ンデックスファイルを弾性ベルトに設けているため、テ
ープの再生途中であってもインデックスを見るために巻
頭部まで戻さずに、テープ上の記録内容を確認すること
ができる。このため、ランダムアクセス的な使い方をし
た場合にアクセスタイムを短縮することができる。
【0022】
【実施例】この発明の一実施例のテープカートリッジ
は、図1に示すように、カートリッジ本体15に磁気テ
ープ5の巻回したリール4を軸支している。磁気テープ
5は、カートリッジ本体15に設けた一対のテープガイ
ド6によりガイドされており、磁性面を内側にしてリー
ル4に巻かれている。テープを走行するための弾性ベル
ト9が磁気テープ5をカートリッジ本体15の内側方向
に押圧するように一対の両リール4に巻かれた磁気テー
プ5および一対のテープガイド6に架張されている。
【0023】カートリッジ本体15は、前面部に設けた
ヘッド挿入孔19から記録再生装置に設けた磁気ヘッド
12およびインデックス用磁気ヘッド12aを挿入する
ことができる。磁気ヘッド12と磁気テープ5の接触
は、磁気テープ5を磁気ヘッドと弾性ベルト9の間に挟
持する構成となっているので良好である。また、ガイド
部材22で弾性ベルト9を支持するため、磁気ヘッドと
磁気テープ5の接触状態を安定することができる。ガイ
ド部材22は、磁気テープ5と直接接触しないので、磁
気テープ5がガイド部材22との摩擦で削れることがな
い。
【0024】カートリッジ本体15の前面側の内部に
は、一対の不織布または植毛等からなる清掃部材20を
磁気テープ5に接触するように設けている。清掃部材2
0は、磁気テープ5を弾性ベルト9との間に挟持してい
るので、テープ上の異物等を除去することができ、エラ
ーレートを良好に保つことができる。ガイド部材21
は、弾性ベルト9を支持しており清掃部材20と磁気テ
ープ5との接触状態を安定することができる。
【0025】ガイド部材21および磁気テープ5は、非
接触状態で配置されているので、磁気テープ5が摩擦等
により削れたりダメージを受けたりすることがない。弾
性ベルト9は、磁気テープ5との反対側の面にデータの
記録内容,位置またはインデックス情報等をインデック
ス用磁気ヘッド12aで記録する磁性層を形成してい
る。なお、インデックス用磁気ヘッド12aに代えてバ
ーコードリーダー用センサー等を用いて弾性ベルト9の
磁気テープ5と接触しない側の面にバーコード等を記録
しても、同様の効果を得ることができる。弾性ベルト9
は、磁気テープ5の走行安定性を向上しエラーレート特
性を向上するために、磁気テープ5との接触面の摩擦係
数が接触しない面の摩擦係数よりも高くしている。すな
わち、弾性ベルト9の磁気テープ5との接触面は摩擦係
数を高くすることにより滑りを抑え、磁気テープ5と接
触しない側の面は摩擦係数を低くすることによりガイド
部材21およびガイド部材22の接触摺動が容易になる
からである。
【0026】カートリッジ本体15の後方部には、記録
再生装置に設けたキャプスタン16およびピンチローラ
17を挿入するキャプスタン挿入孔18を形成してい
る。キャプスタン16およびピンチローラ17は弾性ベ
ルト9を挟持する。キャプスタン16を矢印f方向に回
転駆動すると、弾性ベルト9が矢印g方向に走行し、磁
気テープ5を巻回した一対のリール4は矢印h方向に回
転する。さらに、一対のテープガイド6に架張した磁気
テープ5が矢印g方向に走行し、この状態で記録再生が
行われる。
【0027】カートリッジ本体15の底面には、図2に
示すように、キャプスタン挿入孔18およびヘッド挿入
孔19を設けている。キャプスタン挿入孔18およびヘ
ッド挿入孔19にはシャッター23を設けている。シャ
ッタ23を開放した状態で、キャプスタン挿入孔18か
らは弾性ベルト9が露出し、ヘッド挿入孔19からは弾
性ベルト9および磁気テープ5が露出する。シャッタ2
3を矢印i方向へ移動してシャッタ23を閉塞状態にす
ると、キャプスタン挿入孔18およびヘッド挿入孔19
を内部に収納する構成となっており、効果的に防塵する
ことが可能である。
【0028】このため異物等の進入を防止でき、さらに
磁気テープ5に異物が付着することによるエラーレート
の悪化を防止することができる。また、シャッター23
は、カートリッジ本体15の外方へ飛び出すことなくカ
ートリッジ本体15に設けた凹部24内をスライドする
ので、カートリッジ本体15の外径寸法を比較的コンパ
クト化することができる。
【0029】このように、キャプスタン挿入孔18およ
びヘッド挿入孔19をテープカートリッジの底面側に設
けているので上面部,前面部,後面部および両側面部を
すべてラベルエリア等に使用することができ、大きな面
積のラベルエリアを確保することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明のテープカートリッジによれ
ば、部品点数が少なく、組み立て工程が非常に簡単でコ
ストを下げることができる。また、記録再生装置のキャ
プスタンとピンチローラの間に直接弾性ベルトを挟持し
走行させるので、走行速度が安定となり、高速でテープ
を走行させた場合でも記録再生装置の磁気ヘッドとテー
プを安定に接触させることができる。このため、テープ
上にデータを記録したりテープ上のデータを読み取る際
にテープとヘッドの接触が不安定になったり、ヘッド上
を走るテープの速度が変化したりして、信号の記録再生
に不都合を生じエラーレートが悪化するということを防
止し、エラーレートの増加を抑制することができる。
【0031】また、ヘッドとテープの圧接はテープ、弾
性ベルトの張力に加え、ローラあるいはガイドによりヘ
ッドに押圧されるため、走行速度の不安定性による微妙
なテープ張力の変動または振動による影響を受け難く、
さらにテープとローラあるいはガイドに直接接触しダメ
ージを受けることがないので、エラーレートの増加を抑
制することができる。また、テープカートリッジを長時
間使用し弾性ベルトとテープの摩擦等により生じた異物
がテープ上に付着しても、異物は清掃部材により除去さ
れるので、エラーレートの増加を抑制することができ
る。また清掃部材とテープとの接触はテープおよび弾性
ベルトの張力に加えてローラあるいはガイドにより押圧
しているので、テープ上の異物を確実に除去される。
【0032】また、弾性ベルトのテープとの接触面側の
摩擦係数が比較的高くしてあるため、テープと弾性ベル
トのスリップを起こさない。しかも、弾性ベルトのロー
ラあるいはガイドに接する面側の摩擦係数を低くしてあ
るため、走行を安定して低トルクで行なうことができ
る。また、テープカートリッジの底面部からヘッドと記
録再生装置のキャプスタンおよびピンチローラが挿入す
る構造であるため、記録再生装置はテープカートリッジ
よりも小さくすることが可能となり、コンパクト化を図
ることができる。
【0033】また、テープ上の記録内容の目次となるイ
ンデックスファイルを弾性ベルトの外周面に設けている
ため、テープの再生途中であってもインデックスを見る
ために巻頭部まで戻らずに、テープ上の記録内容を確認
することができる。このため、特にランダムアクセスの
際に、アクセスタイムを短縮することができる。
【0034】また、キャプスタン挿入孔とヘッドおよび
キャプスタンの挿入孔をテープカートリッジの底面側に
設けているので、カートリッジ本体の上面部,前面部,
後面部および両側面部はすべてラベルエリアに使用する
ことができ、大きな面積のラベルエリアを確保すること
ができる。また、カートリッジ本体のキャプスタン挿通
孔と磁気ヘッドおよびキャプスタンの挿入孔をシャッタ
により閉塞できるので、未使用時に異物等が外部より進
入することを防止でき、エラーレートを長期に渡って安
定して低く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のテープカートリッジの水
平断面図。
【図2】この発明の一実施例のテープカートリッジの底
面を示す平面図。
【図3】従来のテープカートリッジの水平断面図。
【符号の説明】
1 カートリッジ本体 4 リール 5 磁気テープ 6 テープガイド 9 弾性ベルト

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状のカートリッジ本体内に磁気テープ
    を巻回した供給リールおよび前記磁気テープを巻取る巻
    取りリールを軸支し、前記カートリッジ本体内の前面両
    側に前記磁気テープを架張する一対のテープガイドを設
    け、前記磁気テープの外周面を押圧する閉ループ状の弾
    性ベルトを、前記磁気テープを介して前記一対のリール
    および前記一対のテープガイドに巻回し、前記磁気テー
    プの外周面を押圧し、この弾性ベルトを走行することに
    より前記磁気テープを走行するようにしたテープカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 弾性ベルトをキャプスタンおよび回転自
    在なピンチローラの間に挟持し、前記キャプスタンを駆
    動回転することにより前記弾性ベルトを走行するように
    した請求項1記載のテープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 磁気テープを、内周面に磁性層を設け磁
    気テープとヘッドの接触をベルトの弾性を用いて行う構
    成とした請求項1記載のテープカートリッジ。
  4. 【請求項4】 磁気テープの内周面に摺接する清掃部材
    を設け磁気テープと清掃部材の接触をベルトの弾性を用
    いて行う構成とした請求項1記載のテープカートリッ
    ジ。
  5. 【請求項5】 カートリッジ本体の底面に、ヘッド挿入
    用孔とキャプスタンおよびピンチローラの挿入用孔を設
    け、前記カートリッジ本体の他面を平板状に形成した請
    求項1記載のテープカートリッジ。
  6. 【請求項6】 弾性ベルトの外周面に接触する回転自在
    なローラまたは固定ガイドを設けた請求項1記載のテー
    プカートリッジ。
  7. 【請求項7】 回転自在なローラまたは固定ガイドを清
    掃部材と対応して配置した請求項1記載のテープカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 弾性ベルトの内周面の摩擦係数が外周面
    の摩擦係数より高い請求項1記載のテープカートリッ
    ジ。
  9. 【請求項9】 弾性ベルトの外周面に磁性層を設けた請
    求項1記載のテープカートリッジ。
  10. 【請求項10】 弾性ベルトの外周面にバーコードを設
    けた請求項1記載のテープカートリッジ。
  11. 【請求項11】 ヘッド挿入用孔およびキャプスタンな
    らびにピンチローラの挿入用孔を閉塞するシャッタを設
    けた請求項5記載のテープカートリッジ。
JP26381693A 1993-10-21 1993-10-21 テープカートリッジ Pending JPH07122023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26381693A JPH07122023A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 テープカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26381693A JPH07122023A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 テープカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07122023A true JPH07122023A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17394642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26381693A Pending JPH07122023A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 テープカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07122023A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3248256B2 (ja) ペガサス型のデータカートリッジ
US3958273A (en) Cassette-type head demagnetizer
US3777073A (en) Tape cassette adapter having drive means without a flywheel
US5372321A (en) Tape transport apparatus having pulley and pulley drive motor provided to the same base and move together
US5847906A (en) Recording/reproducing apparatus, magnetic head and tape cartridge
JPH07122023A (ja) テープカートリッジ
US5695143A (en) Belt-driven tape cartridge having an idler roller near each corner
JP3319463B2 (ja) ペガサス型のデータカートリッジ
KR0136473Y1 (ko) 테이프 레코더의 텐션조절장치
JP2677680B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH05234310A (ja) テープカセット
JPH08315462A (ja) 磁気ヘッド装置、テープカートリッジ及び記録再生装置
KR100545387B1 (ko) 자기기록재생기의 주행 시스템
JPH0411270Y2 (ja)
JPH07282568A (ja) 磁気記録媒体の特性測定方法
JPS62184653A (ja) テ−プレコ−ダ−
JPH09288881A (ja) テープカートリッジ
JPH0668108U (ja) テープカセット
JPH0950685A (ja) テープカートリッジ
JPH07105600A (ja) 磁気記録再生装置及びテープカートリッジ
JPH0212683A (ja) 磁気録音再生装置
JPH08306156A (ja) テープカートリッジ
JPH09128935A (ja) テープカートリッジ
JPH10222949A (ja) 記録テープカートリッジ及びテープドライブ装置
JPH0528700A (ja) 標準型データカートリツジ