JPH07121788B2 - 糸条のスピンドル駆動巻取機 - Google Patents

糸条のスピンドル駆動巻取機

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JPH07121788B2
JPH07121788B2 JP5128076A JP12807693A JPH07121788B2 JP H07121788 B2 JPH07121788 B2 JP H07121788B2 JP 5128076 A JP5128076 A JP 5128076A JP 12807693 A JP12807693 A JP 12807693A JP H07121788 B2 JPH07121788 B2 JP H07121788B2
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yarn
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bobbin
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JP5128076A
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JPH06166465A (ja
Inventor
隆美 杉岡
Original Assignee
帝人製機株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
    • B65H2511/10Size; Dimensions
    • B65H2511/14Diameter, e.g. of roll or package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/40Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
    • B65H2553/41Photoelectric detectors

Landscapes

  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸条のスピンドル駆動
巻取機に関し、より詳しくはコンタクトローラや張力セ
ンサを糸条に接触できない糸条または糸条に過大な引張
り力を与えることができない糸条(弱糸)を巻取る際
に、糸条センサを非接触状態で糸条の速度制御因子を取
出すようにした糸条のスピンドル駆動巻取機に関する。
【0002】本発明の糸条のスピンドル駆動巻取機によ
り巻取る糸は特に限定されないが、本発明によれば、特
に焼成前のピッチ系カ―ボン繊維のような弱糸や、中空
糸のような押圧されると中空穴が潰れ、形状の損傷をき
らう糸を損傷することなく巻取ったり、細デニ―ルの糸
を高速で損傷することなく巻取ったりすることができ
る。また、本発明は低速から高速の範囲で使用すること
ができる。
【0003】
【従来の技術】ボビンを装着したボビンホルダを電動機
で駆動して、該ボビンに巻取られるパッケ―ジの周速又
は張力を所定の値になるように制御する糸条のスピンド
ル駆動巻取機は公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来公知の糸条のスピ
ンドル駆動巻取機においては以下に述べるような問題が
あった。
【0005】パッケ―ジにコンタクトロ―ラを接触さ
せ、該コンタクトロ―ラの回転数を検出して、該ロ―ラ
の回転数が所定の回転数になるように制御するコンタク
トロ―ラによる周速制御型スピンドル駆動巻取機では、
糸パッケ―ジがコンタクトロ―ラを高速で駆動するの
で、弱糸や細デニ―ルの糸では摩擦力により、パッケ―
ジの耳部に位置した糸に糸質斑が起き、製編織後に染色
すると染斑が発生する。中空糸の巻取りにおいては、コ
ンタクトロ―ラとの接触により中空穴が押し潰されると
いう問題がある。また、弱糸や細デニ―ルの糸は、中空
糸でなくとも、巻取り速度が高速化するにつれ、コンタ
クトロ―ラの摩擦力により、染斑や糸断面変形の問題が
ある。
【0006】巻取中の糸に張力検出器を接触させ、糸条
の張力を検出して巻取張力が所定の値になるように制御
する張力制御型スピンドル駆動巻取機では、例えば40
00m/分以上という高速で糸を巻取る場合に、張力検
出器により糸がしごかれ、その結果、糸に毛羽、単糸切
れ、伸度斑が発生する。特に細デニ―ルの糸を巻取る場
合には、毛羽、単糸切れ、伸度斑の発生が顕著である。
更に、予めプログラミングされたパタ―ンに従いボビン
ホルダの回転数を制御する場合には、実際の巻取り状態
がフィ―ドバックされず、プログラミングした値によっ
てのみ回転を制御するため、周速を巻初めから巻終りま
で精度良く制御することが困難である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、巻取
ボビンを装着したボビンホルダに連結された電動機の回
転速度を制御してボビンに巻取られるパッケージの周速
が所定値になるようにした糸条のスピンドル駆動巻取機
において、投光器から受光器に至る光径路の少なくとも
一部が前記ボビンホルダ上のパッケージに交差するよう
に投光器および受光器が設置されており、該投光器−受
光器間の光軸とボビンホルダとの間の該ボビンホルダの
半径方向の相対間隔を可変に設置するとともに、前記パ
ッケージの巻太りにしたがって前記投光器−受光器間の
光軸が前記パッケージの外径に対して所定の位置関係を
維持するように前記ボビンホルダに連結された電動機の
回転速度を制御するようにしたことを特徴とする糸条の
スピンドル駆動巻取機により上記の目的を達成する。
【0008】
【作用】本発明では、コンタクトロ―ラや張力検出器の
ような糸に接触する部材を用いず、しかも光によって糸
条パッケ―ジや糸に非接触な状態で糸条パッケ―ジの巻
径を検出してパッケ―ジの周速が所定の値になるように
制御する。従って、巻取りにつれて変化する糸条パッケ
ージの巻径に応じて巻取速度を最適状態とすることがで
きる。また、巻取り糸条に非接触状態で糸条パッケージ
の巻径を検出できるため、巻取り糸を損傷することなく
巻取ることができる。特に焼成前のピッチ系カ―ボン繊
維のような弱糸、中空糸の低速巻取り、細デニ―ル糸の
高速巻取り等において、数百m/分〜10000m/分
の範囲において、糸品質を損うことなく巻取ることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例のブロック図である。
【0010】本発明では、投光器から受光器に至る光径
路の少なくとも一部がボビンホルダ上のパッケ―ジに交
差するように投光器および受光器が設置されており、特
に本実施例では投受光器を一体的にパッケ―ジの径方向
に移動し、投光器−受光器間の光軸とボビンホルダとの
相対間隔を可変として前記パッケージの巻太りにしたが
って前記投光器−受光器間の光軸が前記パッケージの外
径に対して所定の位置関係となるようにボビンホルダに
連結された電動機の回転速度を制御している。
【0011】同期モ―タ23に連結され、該同期モ―タ
13に駆動されるボビンホルダ2に、ボビン2′が装着
され、ボビン2′上にパッケ―ジ3が巻取られる。
【0012】投光器1と受光器4をL字形をしたホルダ
16に一体的に取付けている。本実施例では、精度を上
げるため、投光器1からの光線にレ―ザ光線を使用して
いる。本発明では光を使用しているため投光器、受光器
が汚れた場合には検出不良を起こすことがある。このよ
うな検出不良を防止するために、投光器および受光器に
エヤ―カ―テンを施すことが好ましい。
【0013】L字型ホルダ16に形成した雌ねじを送り
ねじ17に螺合し、該送りねじ17をステッピングモ―
タ18に連結している。ステッピングモ―タ18は制御
装置19により回転制御され、送りねじ17を回転す
る。ガイドバ―20、20′はホルダ16を平行移動可
能にガイドする。
【0014】ステッピングモ―タ18の制御装置19は
マイクロコンピュ―タ21に連結している。マイクロコ
ンピュ―タ21には、速度設定器7および受光器4から
入力されるとともに、同期モ―タ13駆動用インバ―タ
12に出力される。
【0015】ホルダ16に取付けられた投光器1と受光
器4は、パッケ―ジ3を挾んだ状態でステッピングモ―
タ18の回転により、送りねじ17によってX方向に移
動される。
【0016】投光器1の光軸がパッケ―ジ3で遮断され
ると、マイクロコンピュ―タ21からの指令により制御
装置19によりステッピングモ―タ18が回転され、ホ
ルダ16を所定のステップ量△n(本実施例では4ステ
ップと設定しており、0.05mmに相当する)だけX方
向へ移動させる。移動ステップ数△nが、予め設定した
基準位置(本実施例では、ボビンホルダ2の中心)から
のステップ数n0 に、巻太りによって移動されるステッ
プ数として加算され(n=n0 +△n)、このようにし
て得られたステップ数nからパッケ―ジ巻径Dを算出す
る。(なお、本実施例では巻径300mmで30000ス
テップになるように送りねじ17のピッチが設定されて
いる。また、基準位置を外側にとる場合には、加算では
なく、減算することになる。) 次に、このようにして算出した巻径Dと速度設定器7で
設定された巻取速度Vとから、マイクロコンピュ―タ2
1により同期モ―タ23を駆動するインバ―タ12の出
力周波数が算出される。
【0017】パッケ―ジ3が回転中に振れ廻りして制御
不良となることを防止するため、前述の投光器1と受光
器4は、光軸をA、Bの2軸(本実施例では光軸間隔を
0.1mmとしている)とし、一方の光軸Aは光軸がパッ
ケ―ジ3により遮断されたときにステッピングモ―タ1
8を所定のステップ量△nだけX方向(巻太り方向)へ
移動するように構成し、他方の光軸Bは、常時パッケ―
ジ3により遮断されるようにしている。パッケ―ジ3の
振れ廻りにより、光軸Aが遮断と受光を繰り返した場合
にも、光軸Bが受光すると光軸Aの指令を無視して、ホ
ルダ16がX方向へ行き過ぎてしまうことを防止するよ
うにしている。
【0018】また、光軸Bが所定の時間(本実施例で
は、0.3sec )以上に亙り受光した場合は、反X方向
へ所定量(本実施例では1/2△n)戻るようにしてい
る。
【0019】本実施例では、ボビンホルダ2を同期モ―
タ23で駆動したが、誘導モ―タを使用し、ボビンホル
ダ2の回転を検出してマイクロコンピュ―タで演算した
値と比較制御するようにしてもよい。
【0020】本実施例では、ステッピングモ―タにより
光軸をX方向に移動するようにしたが、サ―ボモ―タを
使用して、パッケ―ジ外径が2つの光軸の間になるよう
に位置制御をし、サ―ボモ―タまたはホルダ16に連結
したエンコ―ダにより巻径を算出するようにしてもよ
い。
【0021】本実施例では、2つの光軸を使用したが、
イメ―ジセンサの所定のビット内にパッケ―ジ外径の影
があることを確認し前述と同様の制御をしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明では、糸条パッケージの巻径と巻
取速度とを検出し、糸条パッケージの周速が所定の値に
なるように基準値と比較してフィードバック制御するの
で、きめの細かい精度の高い制御が行え、巻取りにつれ
て変化する糸条パッケージの巻径に応じて巻取速度を最
適状態とすることができる。
【0023】しかも本発明では、コンタクトロ―ラや張
力検出器のような糸に接触する部材を用いず、しかも光
によってパッケ―ジや糸に非接触な状態でパッケ―ジの
巻径を検出してパッケ―ジの周速が所定の値になるよう
に制御する。従って、巻取糸条に非接触状態で検出でき
るため、巻取り糸を損傷することなく巻取ることができ
る。
【0024】特に本発明によれば焼成前のピッチ系カ―
ボン繊維のような弱糸、中空糸の低速巻取り、細デニ―
ル糸の高速巻取り等、数百m/分〜10000m/分の
範囲において、糸品質を損うことなく巻取ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 投光器 2 ボビンホルダ 2′ ボビン 3 パッケ―ジ 4 受光器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンを装着したボビンホルダに連結
    された電動機の回転速度を制御してボビンに巻取られる
    パッケージの周速が所定値になるようにした糸条のスピ
    ンドル駆動巻取機において、投光器から受光器に至る光
    径路の少なくとも一部が前記ボビンホルダ上のパッケー
    ジに交差するように投光器および受光器が設置されてお
    り、該投光器−受光器間の光軸とボビンホルダとの間の
    該ボビンホルダの半径方向の相対間隔を可変に設置する
    とともに、前記パッケージの巻太りにしたがって前記投
    光器−受光器間の光軸が前記パッケージの外径に対して
    所定の位置関係を維持するように前記ボビンホルダに連
    結された電動機の回転速度を制御するようにしたことを
    特徴とする糸条のスピンドル駆動機。
  2. 【請求項2】 前記電動機がインバータにより制御さ
    れ、前記基準値によりインバータの周波数を制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の糸条のスピンドル駆動
    巻取機。
JP5128076A 1993-04-30 1993-04-30 糸条のスピンドル駆動巻取機 Expired - Lifetime JPH07121788B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53115463A (en) * 1977-03-18 1978-10-07 Kobe Steel Ltd Winding form modifying method for wire rod winder and its device
DE3024094A1 (de) * 1980-06-27 1982-01-21 Rosendahl Industrie-Handels AG, Schönenwerd Wickelmaschine zum aufwickeln von strangfoermigem wickelgut auf eine spule
JPS5729928A (en) * 1980-07-31 1982-02-18 Kayaba Ind Co Ltd Endurance tester

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