JPH02270774A - 糸条物巻取装置 - Google Patents

糸条物巻取装置

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JPH02270774A
JPH02270774A JP9364889A JP9364889A JPH02270774A JP H02270774 A JPH02270774 A JP H02270774A JP 9364889 A JP9364889 A JP 9364889A JP 9364889 A JP9364889 A JP 9364889A JP H02270774 A JPH02270774 A JP H02270774A
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tension
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yarns
winding
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Katsumi Hasegawa
勝美 長谷川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガラス繊維、アラミド繊維、金属繊維などヤ
ング率の高い、低伸度糸を同時に複数糸条を1本のスピ
ンドル軸に巻取る分野の巻取装置の改良に関する。
[従来の技術] 複数糸条を1つのスピンドルに同時に巻取る技術は特開
昭54−93143号公報で見られるようによく知られ
ている。具体的に図を用いて説明する。
第5図は従来から使用されている複数糸条の巻取装置の
基本的構成を示す側面図であり、第6図は第5図の正面
図でおる。第5図、第6図において、高ヤング率、低伸
度糸Ya、Ybは所定のプロセス(図示せず)を経て、
最終形態の糸条物となり巻取装置へ送り込まれる。ガイ
ドローラ11を経て張力検出装置5を経て巻取装置のト
ラバース装置4へ走行する。トラバース装置4で綾振り
された糸条は、ローラベール3を経てスピンドル1上に
パッケージ2a12bとして形成される。
所定の巻取張力値よりも高い場合には、張力検出装置5
の張力検出出力部7の信号により、張九制御器8を経て
スピンドル1の駆動モータ6の回転数を遅くし、巻取張
力値を所定値に制御する。この時2本の糸条Ya、Yb
は1個の張力検出装置5に係合している為、夫々のプロ
セスからの糸送り出し張力が何らかの理由により異なる
場合には夫々の糸が所定の巻取張力にされていることに
はならない。
糸条ya、ybの夫々の張力が異なる場合、その平均値
で巻取張力値が代表され作用することになる。したがっ
て両者の偏差が大きくなると、どちらかの又は両者のパ
ッケージ形態がうまく形成されなくなる。
しかし、上記したような装置を用いて、高ヤング率で低
い伸度の複数本の糸条を同時に1本のスピンドルに巻取
る場合には、複数糸条間の■ 糸形成プロセス、糸走行
途中で発生する糸条張力のバラツキ ■ 巻取機トラバース装置間のトラバース巾のバラツキ ■ パッケージ形成時にパッケージを押圧する押圧力の
バラツキ などにより、該スピンドル上で形成される複数パッケー
ジ間で形態上の差が生じ、多くの場合張力を実際に検出
して制御する規準糸に対し、他のパッケージで糸層が崩
れ正常パッケージ形態が得られないなどの事態が生ずる
ことがある。
又はそこで得られた該パッケージの出荷迄の取扱い時及
び輸送時、その後の製品使用時の工程上などで、糸層が
崩れたり、糸切れしたりするなどの不都合が生じ易い。
したがって、現在ではこうした高ヤング率、低伸度の糸
を巻取る場合、各糸条毎に独立した巻取装置をコストが
高くなることを耐えて用いるか、或は又、設備コストの
低減の目的から操業収率の低いことを承知で従来技術に
よる複数糸条巻取装置を用いるか、のいずれかであり、
[設備コストを安く、且つ得られたパッケージの収率が
高く」という望ましい状態から遊離している。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はこうした上記の従来技術を解消する為のもので
あり、高ヤング率、低伸度の糸と言えども複数糸条を1
本のスピンドル上に同時に巻き、夫々が通常工程中に何
等支障の生ずることのないパッケージを巻取ることの可
能な糸条物巻取装置を提供せんとするものである。
L課題を解決するための手段] すなわち、本発明は複数糸条を一つのスピンドル軸上に
巻取る巻取装置において、該糸条夫々に糸条張力検知部
を有し、そのうちの少なくとも1つがスピンドル軸の回
転数を制御する為に使用され、他の糸条張力検知部は該
検知部を通過する糸条のパッケージ構成用トラバース装
置のトラバース巾を夫々制御することを特徴とする糸条
物巻取装置である。
以下本発明を図を用いて説明する。
第1図は本発明の糸条物巻取装置の一例を示す正面図で
ある。
第’1図において1はスピンドル、2a、2bはパッケ
ージ、3はローラベール、4a、4bはトラバース装置
、5a、5bは張力検出装置、6は駆動モータ、7a、
7bは張力検出出力部、8は張力制御器、9は1〜ラバ
ース巾制御器、10はトラバース巾制御駆動装置、Ya
、Ybは糸条で必る。
Ya、Yb2本の糸条は夫々張力検出装置5a、5bを
経て、トラバース装置4a、4bへ送り込まれる。この
時張力検出装置5a、5bは夫々独立したものであり、
張力検出出力部7aからの信号により張力制御器8を経
てスピンドル1の駆動モータ6の回転数を制御する。
一方、張力検出装置5bの張力検出出力部7bからの信
号により、トラバース巾制御器9を経てトラバース巾制
御駆動装置10(モータ、シリンダなどで特に指定しな
い)を制御し、トラバース装置4bのトラバース巾を広
くしたり、狭くしたりしてパッケージ2bの巻巾を変更
する。
前記トラバース装置4bは、例えば特開昭48−642
40M公報に示されるような方式が好ましく適用される
。具体的に図を用いて説明する。第2〜4図は本発明に
おけるトラバース装置の1例を示す図である。第4〜6
図において、トラバースガイドアーム41はし字型の形
状であり、その中央支点部42はトラバース力ム43に
係合した係合部44に回動自在に支持されている。トラ
バースガイドアーム41の一末端部にトラバースカム4
3の軸芯に対して揺動可能な揺動レール45と係合した
係合部44を有し、且つ伯の一端部に糸を案内するトラ
バースガイド部46を有する。トラバース巾制御駆動装
置10の作動により、揺動レール45のトラバースカム
43の軸方向に対する角度が変わり、そのためトラバー
スガイドアーム41の傾きも変わり、トラバース巾を変
更することができる。
送り出されてくる2本の糸条Ya、Ybにおいて、Ya
側の糸張力制御値を標準として、その値でスピンドル1
の回転数を制御する。
他方Yb糸条の張力値が標準値よりも低い場合には、張
力検出装置5−bの張力検出出力部7bからの出力値に
より、トラバース巾制御器90作用によりトラバース巾
制御駆動装置10が作動し、第2図に示されるトラバー
スカム43の軸方向と揺動レール45とのなす角度αが
小さくなり、トラバース巾が狭くなる。この為パッケー
ジ2bの直径が速く大きくなり、巻取張力値が高くなり
標準張力値に近付く。糸条Ybの張力値が標準値よりも
高い場合にはこの逆の操作を行なう。この時糸条Ybの
張力値のa準値との偏差量により、既に良く知られてい
る制御理論を適用してトラバース巾の変化量の値及び感
度を適当量に設定しておけばybの巻取張力値は頻繁に
標準値に対して上下にハンチングせず充分に良好に制御
可能である。
この結果、例え2本の糸条間の張力が何らかの理由、例
えばデニール(糸条太さ)が異なる、途中のガイドなど
での張力損失の差などで異なっていたとしても巻取装置
に入ってからは全く許容範囲内で巻取張力は両者間で揃
えられ、2つのパッケージ間での形成状態は両者共良好
となり、形崩れ、操作取扱い上での不良などの発生が非
常に少なくなる。
本発明は、既に述べた実施例の如く2本の糸条の場合に
限定されるものではなく、2本以上の場合でも同様に適
用可能である。
[発明の効果] 本発明の実施により、複数で送り出されてくる糸条を全
て良好なパッケージで巻取ることが可能となる。
したがって ■ 製品収率が従来に比して格段に向上する。
■ 製品コストが低減する。
■ 糸条形成過程でのバラツキが巻取工程で吸収される
ので、糸条形成過程での従来問題視されていた難しさ、
例えばデニールの偏差許容値が従来の数倍以上になって
問題が解消される などの非常に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の糸条物巻取装置の一例を示す正面図で
あり、第2〜4図は本発明におけるトラバース装置の1
例を示す図である。第5図は従来から使用されている複
数糸条の巻取装置の基本的構成を示す側面図であり、第
6図は第5図の正面図である。 1ニスピンドル、 2.2a、2b:パッケージ、 3:ローラベール、 4.4a、4b:トラバース装置、 5.5a、5b:張力検出装置、 6:駆動モータ、 7.7a、7b:張力検出出力部、 8:張力制御器、9:トラバース巾制御器、10:トラ
バース巾制御駆動装置、 11ニガイドローラ、 41:トラバースガイドアーム、 42:中央支点部、43ニドラバースカム、44:係合
部、45:揺動レール、 46:トラバースガイド部、 Y、Ya、Yb:糸条 特許出願人  東 し 株 式 会 社第1図 第5図 第2図 第6図    第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数糸条を一つのスピンドル軸上に巻取る巻取装置にお
    いて、該糸条夫々に糸条張力検知部を有し、そのうちの
    少なくとも1つがスピンドル軸の回転数を制御する為に
    使用され、他の糸条張力検知部は該検知部を通過する糸
    条のパッケージ構成用トラバース装置のトラバース巾を
    夫々制御することを特徴とする糸条物巻取装置。
JP9364889A 1989-04-12 1989-04-12 糸条物巻取装置 Expired - Lifetime JP2643433B2 (ja)

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JP9364889A JP2643433B2 (ja) 1989-04-12 1989-04-12 糸条物巻取装置

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JP9364889A JP2643433B2 (ja) 1989-04-12 1989-04-12 糸条物巻取装置

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JPH02270774A true JPH02270774A (ja) 1990-11-05
JP2643433B2 JP2643433B2 (ja) 1997-08-20

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ID=14088193

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002234669A (ja) * 2001-01-23 2002-08-23 Dietze & Schell Maschinenfabrik Gmbh ロービングパッケージの実際直径を無接触で検出するダイレクトロービングワインダにおける装置、およびこのような装置を備えるロービングワインダ、ならびにロービングワインダを制御する方法、および紡糸装置を制御する方法
EP3363756A1 (en) * 2017-02-16 2018-08-22 TMT Machinery, Inc. Yarn winder

Cited By (4)

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JP2018131301A (ja) * 2017-02-16 2018-08-23 Tmtマシナリー株式会社 糸巻取機
CN108439061A (zh) * 2017-02-16 2018-08-24 日本Tmt机械株式会社 纱线卷取机

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Publication number Publication date
JP2643433B2 (ja) 1997-08-20

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