JPH04341464A - 糸条の巻取方法 - Google Patents

糸条の巻取方法

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JPH04341464A
JPH04341464A JP11345091A JP11345091A JPH04341464A JP H04341464 A JPH04341464 A JP H04341464A JP 11345091 A JP11345091 A JP 11345091A JP 11345091 A JP11345091 A JP 11345091A JP H04341464 A JPH04341464 A JP H04341464A
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JP
Japan
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touch roller
package
speed
winding
yarn
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Application number
JP11345091A
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English (en)
Inventor
Michio Ono
大野 通夫
Takahiro Kawabata
川畑 隆洋
Hiroyuki Terasaka
広行 寺坂
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸条の巻取方法の改良
に関し、詳しくは端面膨らみの小さい巻姿の良好なパッ
ケージが形成できる糸条の巻取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ボビンホルダとタッチローラとに誘導モ
ータを個々に接続し、ボビンホルダに装着されたボビン
上にタッチローラを介してパッケージを形成する巻取方
法としては、例えば、特開昭62−240267号公報
(以下、前者の巻取方法という)、特開昭62−249
863号公報(以下、後者の巻取方法という)に開示さ
れた巻取方法が知られている。
【0003】前者の巻取方法は、図7に示すように、糸
条Yの巻取中に形成されるパッケージ1とタッチローラ
2間の回転伝達力の反力a、接圧力b、これらの合成力
cの両力a、bのうち、反力aを無くしたことにより端
面膨らみのない良好な巻姿のパッケージを得るようにし
たものである。具体的には、ボビンホルダ3の単独回転
時の消費電力量と、タッチローラ2をパッケージ1に接
触させてボビンホルダ3を回転させた時の消費電力量と
がほぼ同等になるようにタッチローラの回転周波数を初
期調整することにより、換言すればタッチローラ周速を
ボビンホルダ周速と実質的に同一にすることにより、パ
ッケージとタッチローラ間に接圧力bが働らく巻取時に
おいても、速度差に基づく抵抗が両者の接触面で作用し
ないため、反力aがなくなることを利用したものである
【0004】一方、後者の巻取方法は、上記図7および
図8に示したタッチローラ2の駆動用誘導モータの回転
数N−出力トルクT曲線を用いて説明すれば、タッチロ
ーラ2の回転数Nを、非接触時の状態でタッチローラだ
けを回転させた時に得られる回転数n1と、圧接時にタ
ッチローラ2に加わるボビンバースト許容負荷分tを考
慮した時に得られる上限の回転数n2との間、すなわち
図8に示した回転数N−出力トルクT曲線のBG間で制
御するものである。
【0005】このように従来の巻取方法は、タッチロー
ラ2からパッケージ3に供給する回転伝達力を調整する
ことにより、換言すればパッケージ周速をタッチローラ
周速より速く調整することにより、ボビンバーストの回
避、更にはパッケージへの悪影響をできるだけ避け、端
面膨らみのない良好な巻姿のパッケージを得んとしたも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
巻取方法は、パッケージ周速がタッチローラ周速と同等
であり、一方、後者の巻取方法は、パッケージ周速がタ
ッチローラ周速よりも速いため、たとえゴデーローラか
ら一定で送られた糸条を、例えば張力検出器を用いてゴ
デーローラと巻取機間の張力を一定に、あるいはゴデー
ローラとタッチローラ間の糸速が一定となるように両ロ
ーラの回転数を制御しても、ボビンにパッケージとして
巻き取られつつある走行糸条は、タッチローラとパッケ
ージ間でニップされた瞬間からパッケージ表層面でスト
レッチ状態となり、パッケージに巻取られるつつあると
きの糸条張力がゴデーローラと巻取機間の糸条張力に較
べて高くなる欠点がある。このような現象は、パッケー
ジ周速がタッチローラ周速よりも速くなる後者の巻取方
法において特に顕著に発生する。
【0007】このため、巻取中あるいは満巻後に得られ
るパッケージは、その内部応力や内部歪が大きくなって
、パッケージの両端面がその軸方向に膨らむ、いわゆる
端面膨みの欠点が発生し、巻取中においては糸落ちの発
生、ユーザへの出荷時においては梱包、運搬時のパッケ
ージ崩れ、ユーザにおける高次工程での解舒不良などの
種々のトラブルを引起す原因となっている。また、ゴデ
ーローラの空気随伴力による糸離れが難しくなる毎分4
000mを超す高速製糸プロセスや、需要が拡大傾向に
ある細物糸用プロセスでは、これらの欠点に対処するた
めに巻取張力を上げざるを得ず、その結果さらに上記欠
点を助長する結果となっていた。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、上記問題点を解消し、パッケージに巻
取られる寸前の糸条張力を制御することにより、高速巻
取り時においても端面膨らみの小さい良好な巻姿のパッ
ケージが得られる糸条の巻取方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明に係る糸条の巻取方法は、以下の点を要旨と
する。
【0010】ゴデーローラから送り出された糸条をトラ
バース機構により綾振り運動させ、タッチローラを介し
て巻取機のボビンホルダに装着されたボビン上にパッケ
ージを形成する糸条の巻取方法において、(イ)前記ボ
ビンホルダと、前記タッチローラとを、それぞれモータ
で個別に駆動し、(ロ)前記パッケージの周速がほぼ一
定となるように、パッケージを形成するボビンホルダ駆
動用モータの回転速度を制御すると共に、(ハ)前記タ
ッチローラが前記パッケージと接触した状態で、かつ、
該タッチローラ周速が前記パッケージの周速よりも相対
的に速くなるように、前記タッチローラ駆動用モータお
よび前記ボビンホルダ駆動用モータの少なくとも一方の
モータの回転速度を制御することを要旨とする(以下、
第1の発明という)。
【0011】また、ゴデーローラから送り出された糸条
をトラバース機構により綾振り運動させ、タッチローラ
を介して巻取機のボビンホルダに装着されたボビン上に
パッケージを形成する糸条の巻取方法において、(イ)
前記ボビンホルダと、前記タッチローラとを、それぞれ
誘導モータで個別に駆動し、(ロ)前記ボビンホルダの
糸条巻取速度がほぼ一定となるように、該ボビンホルダ
駆動用誘導モータの駆動周波数を制御すると共に、(ハ
)前記タッチローラが前記パッケージと接触した状態で
、かつ、該タッチローラ周速が前記パッケージ周速より
も一定速度速くなるように、前記タッチローラ駆動用誘
導モータまたは/および前記ボビンホルダ駆動用誘導モ
ータの駆動周波数を制御することを要旨とする(以下、
第2の発明という)。この場合、一定速度とは、下記式
で定められる範囲のタッチローラ回転数N(rpm)に
対応する周速度である。
【0012】                   n1>N>n2
  ただし、n1:タッチローラをパッケージに圧接し
た時の                タッチローラ
の回転数                     
   (rpm)          n2:パッケー
ジの糸条巻取速度に対応する回転数    (rpm)
【0013】
【作用】第1の発明に係る糸条の巻取方法は、ボビンホ
ルダとタッチローラとがそれぞれ別個のモータで駆動さ
れ、パッケージの周速がほぼ一定となるようにボビンホ
ルダ駆動用モータの回転速度が漸減制御される。
【0014】また、タッチローラは、パッケージと接触
した状態で、かつ、タッチローラ周速がパッケージの周
速よりも相対的に速くなるように、タッチローラ駆動用
モータおよびボビンホルダ駆動用モータの少なくとも一
方のモータの回転速度が制御される。
【0015】また、第2の発明に係る糸条の巻取方法は
、タッチローラの回転数Nが、単独でパッケージに圧接
した時の回転数n1に対してn1>Nとなるようにする
ため、図3のタッチローラ駆動用モータの回転数N−出
力トルクT曲線においてその同期速度noがn0´に調
整される。すなわち、タッチローラ駆動用誘導モータの
特性曲線がAからBに移行する。これにより、(n1−
N)の回転数差分をなくする成分がパッケージ側からタ
ッチローラ側に減速サイドに作用し、パッケージの糸条
巻取速度に対応する回転数Nn2とタッチローラ回転数
Nとの関係は、n2<Nとなる。したがって、これら三
者の回転数n1、n、n2の関係は、n1>N>n2と
なり、タッチローラ周速は、その周速が糸条巻取速度よ
りも一定速度速くなるように制御される。
【0016】よって、上記第1、第2の発明に係る糸条
の巻取方法においては、ゴデーローラから巻取機のタッ
チローラに進入した糸条は、タッチローラ外周面に接触
した瞬間からタッチローラを離れてパッケージ内層面に
積層されるまでの間、タッチローラ外周面によりパッケ
ージ表層面において従来技術の巻取方法とは全く逆のリ
ラックス状態にさせられつつ巻かれる。このようにして
得られたパッケージは、内部応力や内部歪が小さく、か
つ端面膨みのない優れた巻姿のものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る糸条の巻取方法を、本発
明の一実施例を示す図面を参照しながら具体的に説明す
る。
【0018】実施例1〜8、比較例1〜3まず、本発明
の巻取方法が実施される巻取機の構成について説明する
【0019】図1は、ゴデーローラと巻取機の概略正面
図、図2は、図1の装置のX−X矢視断面図である。
【0020】図において、10は、上方の図示しない口
金から溶融紡糸された複数の糸条Yを引き取って延伸し
た後、ほぼ巻取速度と同速の糸速で送り出すゴデーロー
ラである。
【0021】11は、この送り出された糸条Yを綾振り
支点ガイド12、タッチローラ13を経てボビンホルダ
14に装着されたボビン15a〜15dにパッケージ1
6a〜16dとして巻き取るターレット式の巻取機であ
る。
【0022】巻取機11は、巻取軸17A、17Bから
なる2本の巻取軸を有しており、巻取軸17Aは、駆動
軸18、ボビンホルダ14、ボビン15a〜15d、誘
導モータM1から成り、ターレットディスク19に回転
自在に支軸されている。待機側の巻取軸となっている巻
取軸17Bについても同様の構成である。
【0023】そして、それぞれの巻取軸17A、17B
の誘導モータM1、M2には、インバータ INV 1
  、 INV 2  が電気的に接続され、両インバ
ータにはコントローラ20が接続され、コントローラか
らの指令により巻取軸17A、17Bの回転数が所定の
糸条巻取速度となるようにインバータの周波数が出力制
御される。また、ターレットディスク19がフレーム2
1に回動自在に支持されているので、コントローラから
の満管信号により巻取中の巻取軸17Aを待機中の巻取
軸17Bと交換すべく半回転することができる。
【0024】一方、巻取軸17Aの上方には、糸条のト
ラバース機構22が設けられており、このトラバース機
構22と、タッチローラ13とは、共に昇降ブラケット
23と一体に取り付けられている。この昇降ブラケット
23は、フレーム21内の図示しない流体シリンダによ
って図の上下方向に昇降することができると共に、糸条
Yの巻取中はタッチローラ13がパッケージ16a〜1
6dに対して、常に適切な接触圧力が保たれるようにな
っている。また、タッチローラ13の左端には、昇降フ
レーム23に支持された誘導モータM3が直結され、誘
導モータM3にはインバータ INV 3  と、この
インバータの駆動周波数を設定する設定器24と、この
設定器に指令を与えるコントローラ20とが電気的に接
続されている。したがって、インバータ INV 3 
 は、タッチローラ13の周速を、予め設定器24に入
力されている駆動周波数に対応する一定速度となるよう
にタッチローラ駆動用誘導モータM3の駆動周波数を制
御する。なお、タッチローラ13の駆動方法は、誘導モ
ータM3からギヤ、ベルト等間接的な駆動要素を介して
もよいが、ギヤ、ベルトの摩擦、ベルトの張り調整等に
よって生じた負荷抵抗が経時的に変化するので、タッチ
ローラ13と誘導モータM3とはカップリング等で直結
する方が好ましく、タッチローラ軸の延長上で直結した
方がより好ましい。
【0025】25は、タッチローラ13の回転数を間接
的に検出する回転ピックアップで、タッチローラ13の
左端部に等間隔で配置された図示しない穴の通過数をカ
ウントすることにより、その回転数をコントローラ20
に出力するものである。したがって、コントローラ20
は、パッケージ16の巻太りに応じて増加する回転ピッ
クアップ25からのパルス信号を一定の糸条巻取速度に
なるようにインバータINV 1、 INV 2を介し
て誘導モータM1、M2の駆動周波数を制御する。
【0026】上記のように構成された巻取機に対して、
本発明の巻取方法は、次のようにして実施される。
【0027】(1)  まず、紡出速度、糸品種、糸条
数、糸条に付与した油剤、タッチローラ13の面圧等の
巻取条件を考慮して、コントローラ20に所定の糸条巻
取速度、すなわちビンホルダ駆動用誘導モータM1、M
2の駆動周波数を入力し、運転開始の押釦を押す。
【0028】(2)  次に、タッチローラ13が所定
の糸条巻取速度(図3の対応回転数n2)よりも一定速
度速く回転するように、設定器24にタッチローラ駆動
用誘導モータM3の駆動周波数(後述する図3の特性曲
線Aで運転できるように同期速度n0を指定すること)
を入力し、次いでタッチローラ13をボビン15a〜1
5dと非接触の状態で昇速する。
【0029】以下の説明は、図3に示したタッチローラ
駆動用誘導モータ13の回転数−負荷トルク特性曲線図
を用いて説明する。
【0030】図3において、曲線Aは、タッチローラ駆
動用誘導モータ13が同期回転数としてnoを採った場
合の回転数−負荷トルク特性曲線図で、曲線A上の点P
におけるnp、Tpは、それぞれタッチローラ13がボ
ビン15a〜15dに接触しない状態で単独回転する場
合の回転数と、これに対応する風損や軸受の回転抵抗等
の機械的損失で決まる負荷トルクを示している。なお、
n2は、糸条巻取速度、すなわちボビン15a〜15d
またはパッケージ16a〜16dの周速に対応するタッ
チローラ13の回転数である。
【0031】(3)  次に、タッチローラ13をボビ
ン15a〜15dから離した状態で、巻取軸17Aまた
は巻取軸17Bを起動し、ゴデーローラ10より送り出
されてきた複数の糸条Yをサクションガン(図示せず)
により、全てのボビン15a〜15dに糸掛けする。
【0032】(4)  次に、昇降ブラケット23を下
降させてタッチローラ13を巻取軸17Aのボビン15
a〜15dに接触させ、予め定めた適切な面圧を付与し
た後、ボビンへの巻取を開始する。
【0033】この状態を曲線A上で示すとQ点である。 すなわち、タッチローラ13は、接触による負荷増加で
若干その回転数が下ってN1となるが、負荷トルクT1
は、上記負荷トルクTpにタッチローラ13とパッケー
ジとの接触抵抗と軸受損等の負荷トルクの増加分△Tが
加算された値T1となる。
【0034】(5)  一方、ボビンホルダ用誘導モー
タM1、M2は、コントローラ20からパッケージ16
の巻太りに応じて増加する回転ピックアップ25からの
パルス信号を一定の糸条巻取速度になるようにインバー
タ INV 1、 INV 2を介してその駆動周波数
が漸減制御される。
【0035】(6)  次に、コントローラ20は、タ
ッチローラ13の周速が巻取中は常に予め設定器24に
入力された駆動周波数に対応する一定速度になるように
、インバータ INV 3  を介してその駆動周波数
を制御する。
【0036】この一定速度とは、下記式を満足するタッ
チローラ回転数Nに対応する周速度であることが好まし
い。
【0037】                   n1>N>n2
  ただし、n1:タッチローラをパッケージに圧接し
た時の数                タッチロー
ラの回転数                    
    (rpm)          n2:パッケ
ージの糸条巻取速度に対応する回転数    (rpm
)  この式の範囲を図3で示すと図中の斜線を施した
領域が該当する。すなわち、タッチローラ回転数Nは、
タッチローラ13がボビン15またはパッケージ16に
接触時した時の回転数よりは低目であって、かつ、糸条
巻取速度に対応する回転数n2よりは高目の回転数であ
る。この時の回転数Nに対応する負荷トルクがTN で
ある。このような好ましいタッチローラ回転数Nは、タ
ッチローラ駆動用誘導モータM3の同期回転数no´を
、予め判明している特性曲線Aから求めた上記斜線領域
内に入るように、インバータ INV 3  の駆動周
波数を制御することにより容易に得られる。すなわち、
新しく求めた特性曲線B上のタッチローラ回転数Nが斜
線領域内に入るように同期回転数no´を設定するので
ある。その具体的方法は、イ.  本実施例のように、
タッチローラ周速が糸条巻取速度よりも速くなるように
タッチローラ駆動用誘導モータM3の駆動周波数を制御
する方法、ロ.  パッケージ周速がタッチローラ周速
よりも上記一定速度だけ遅くなるように、ボビンホルダ
駆動用誘導モータM1、M2の駆動周波数を制御する方
法、ハ.  上記■、■方法を併用する方法が挙げられ
、いずれの方法を採用してもよい。
【0038】この場合、タッチローラ回転数Nに対し、
誘導モータの駆動周波数n0´を如何なる値に設定する
かは、糸種、その繊度、油剤の種類、ゴデーローラ10
の速度等の製糸プロセス条件や、タッチローラ13とパ
ッケージ16間の接触圧力、ゴデーローラ10と巻取機
11間の糸条張力、更にはパッケージに巻き取る寸前の
糸条張力をどの程度低くする必要があるか等を考慮する
ことにより得られる。これら、タッチローラ回転数N、
タッチローラをパッケージに圧接した時のタッチローラ
の回転数n1、パッケージの糸条巻取速度に対応する回
転数n2にそれぞれ対応する周速を、タッチローラ周速
VN 、タッチローラ周速VR 、パッケージ周速VS
 として模式的に示したのが図4である。
【0039】図において、タッチローラ周速VN に対
し、タッチローラ用誘導モータM3で駆動されるタッチ
ローラ周速VR は、上述したようにタッチローラの回
転数Nが n1>N>n2 なる関係、すなわちVR >VN >VS となるよう
に設定されているため、タッチローラ周速VR を基本
に考えると、タッチローラ13は、タッチローラ周速V
Nとパッケージ周速VS との速度差△V1(△V1 
=VR −VN )だけパッケージ16が負荷抵抗とし
て働らくように作用しているのである。
【0040】一方、パッケージ周速VS を基本に考え
ると、パッケージ16は、パッケージ周速VS に対し
て、速度差△V2 (△V2 =VN −VS )だけ
タッチローラ13がオーバフィードとして働らく関係を
維持しつつ、糸条を巻取っているのである。この速度差
△V1 は、タッチローラ周速とパッケージ周速との周
速差VR −VS にほぼ比例するが、その適正な値は
接触部分の接触圧力や油剤、糸品種、糸条数、タッチロ
ーラ表面材質処理方法などのプロセス条件、巻取張力な
どの巻取条件等によって左右される表面状態の滑り具合
によって適宜変わる。しかし、負荷トルクの誤差を考慮
すると、求めるタッチローラ周速VN に対して、0.
2%以上、好ましく0.5%以上、高目にタッチローラ
周速VR を設定するのが好ましい。また、上述した例
では、速度差△V1 は、一定値に制御したが、例えば
△V1 を巻始めから巻終りまで連続的に、あるいはス
テップ状に漸増制御することにより、パッケージ16か
らタッチローラ13に作用する負荷抵抗も減少させ、そ
の結果パッケージに巻取られる張力をパッケージ径の増
加に伴い低くなる所謂漸減張力による巻取方法としても
よい。かくして、本発明により創造されたタッチローラ
13とパッケージ16間のリラックス領域は、図4で説
明したタッチローラ13の速度差分△V1 により、そ
のリラックス率を自由に設定することができる。
【0041】(7)  再び元に戻って、以後パッケー
ジ16a〜16dが満管になるまで上述した制御の巻取
が継続される。パッケージが満巻になると、コントロー
ラ20からの満管信号によりターレットディスク19が
半回転して巻取中の巻取軸17Aが待機中の巻取軸17
Bに切り替り、同様に新たなパッケージが形成される。 以上に説明した本実施例の巻取方法の効果について、従
来技術と対比しながら説明する。
【0042】A.  本発明の巻取方法は、糸条Yがパ
ッケージに巻取られる寸前すなわち糸条がタッチローラ
外周面に接触した瞬間からパッケージ表層面に移行する
までの間に、タッチローラ13とパッケージ16との周
速差が糸条に対してリラックスを付与するので、ゴデー
ローラ10とタッチローラ13間の糸条張力よりも低い
張力で糸条を巻き取ることが可能になる。
【0043】このため得られるパッケージは、従来のよ
うな高い巻取張力に起因する内部応力、内部歪等もほと
んどなく、端面膨らみの非常に小さな良好な巻姿のもの
となる。
【0044】B.  パッケージに巻き取られる寸前の
糸条張力を従来技術の場合よりも低くすることができる
ということは、換言すればゴデーローラ下の張力を従来
技術の場合に比べて高くすることができるということで
ある。
【0045】この効果は、毎分4000m、更には60
00mを超えるような高速の製糸プロセスではゴデーロ
ーラ直下の空気随伴力が非常に大きくなり、糸揺れ、更
にはゴデーローラへの糸条の逆巻付けなど安定した操業
を維持することが難しいという問題を逆にゴデーローラ
下の張力を従来よりも高くすることにより、一気に改善
できるのである。
【0046】以上、本実施例の巻取方法について詳述し
たが、タッチローラ13の回転数制御は、次のようにし
て求めることもできる。
【0047】例えば、図5に示すように、タッチローラ
13を回転させる誘導モータM3と、このモータを駆動
するインバータ INV 3  との間に電力計38を
介設し、巻取速度と一致するようにタッチローラ13と
ボビン15あるいはパッケージ16を各々非接触の状態
で回転させる。次に、これらを接触状態にすると、接触
による負荷増加で若干タッチローラ回転数が低下し、誘
導モータM3への供給電力は僅かに増加する。次に、誘
導モータM3の駆動周波数を負荷トルクとの特性から実
質的な接触による電力の負荷増加分だけを考慮した値、
すなわち図3の斜線領域内で運転できるように誘導モー
タM3を駆動するインバータ INV 3  への駆動
周波数を再設定する。なお、電力の代りに電流、電圧等
を検出して制御しても同様のことが可能なことは言うま
でもない。
【0048】また、本実施例では、タッチローラの回転
数を検出し、この回転数を一定に制御する方法を説明し
たが、何もこれに限定されるものではなく、ゴデーロー
ラと巻取機間に張力検出器を設け、その間の張力を一定
に維持するようにパッケージ周速を制御する、いわゆる
公知の張力制御方式の巻取方法の場合においても同様に
適用できることは言うまでもない。また、本実施例では
糸掛け後、直ちにタッチローラ13とボビン16とを接
触させたが、何もこれに限るものではなく、糸掛け後も
タッチローラ13とボビン15とは僅かなスキマを残し
つつ巻取っても良い。
【0049】次に、図1および図2に示した巻取機11
を用いて本発明の巻取方法を実施した結果を以下に示す
【0050】図示しない口金からPET糸を紡出し、図
示しないホットローラを介して3倍に延伸することによ
って単糸デニールが30デニール、糸条数が6フィラメ
ントのものを得た。これをゴデーローラ10での糸条供
給速度を4000m/分に設定して、外径110mm、
全長150mmのボビン15a〜15dを4本装着した
巻取軸17Aに、接触圧力7kgを付加して巻き幅が1
10mm、満巻径が300mmのパッケージ16a〜1
6dを形成した。なお、ボビンホルダ用誘導モータM1
、M2の出力は、2KWであり、タッチローラ駆動用誘
導モータM3の出力は、200Wでその時のすべり率は
4%であることが事前に分っているものを用いた。なお
、ゴデーローラ10と巻取機11間の糸条張力は、図示
しない張力計を用いてその張力をほぼ3g、4g、5g
の3種類にその都度設定し、このような張力に維持しつ
つ糸条を巻取った。
【0051】以上の紡糸および巻取条件にて、上記糸条
張力毎にタッチローラ周速をその都度変更し、上記糸条
巻取速度に対するタッチローラ周速のup率、タッチロ
ーラ駆動用誘導モータM3の負荷抵抗分のモータ出力、
得られたパッケージの端面膨らみ量、および巻姿の良否
をまとめたのが表1である。なお、表中における糸条巻
取速度に対するタッチローラ周速のup率と誘導モータ
M3の負荷抵抗は、事前に得られているモータの特性曲
線から求め、巻姿の良否は、目視にて端面膨らみを加味
したパッケージの全体的な印象から総合判断した。なお
また、タッチローラ周速とパッケージ周速とが同速のケ
ースを比較例1〜3として記載した。
【0052】
【表1】
【0053】この表1からも明らかなように、比較例1
〜3に比べて実施例1〜8は、端面膨らみが比較的少な
いパッケージが得られ、特に巻姿についてはいずれも非
常に良好なパッケージが得られた。
【0054】また、比較例1に示すように糸条張力が3
gの定張力巻きでは、ゴデーローラ下の糸条揺れが激し
く、ゴデーローラへの糸条巻付きが多発して糸切れが生
じ、安定した巻取ができなかった。
【0055】これに対し、本発明の巻取り方法では、ゴ
デーローラ下の糸条張力が実施例1〜8に示すように4
g、5gと比較例1〜3より高いにも拘らず、いずれも
端面膨らみの小さな品位の優れたパッケージが得られた
。しかも巻取中は、ゴデーローラ下の糸条揺れもほとん
どなく、糸切れのない安定した操業が可能であった。 なお、本実施例1〜8は、いずれもPET糸を用いた例
であるが、ナイロン糸でも同様の作用効果が得られるこ
とが分った。
【0056】図6は、巻取機が複数の巻取機11A、1
1B、11C、……、11Nで構成される場合(図では
3台の例を示す)、すなわち多糸条ラインの巻取機であ
る場合の本発明の実施態様例の模式図である。
【0057】本実施態様例では、各巻取機11A〜11
Cのタッチローラ用誘導モータM3A〜M3Cに個々に
インバータ INV・A 〜INV ・C が接続され
、各インバータの出力は1台のコントローラ20で制御
される。また、図示は省略したが各ボビンホルダ用誘導
モータにも個々にインバータが接続されている。但し、
製糸プロセスの条件、巻取条件などによっては個別にイ
ンバータを配設する必要はなく、共通のインバータでも
良い。また、それぞれのタッチローラ13A〜13Cの
回転数は、回転ピックアップ25A〜25Cにより検出
され、その信号がコントローラ20に送られる。したが
って、コントローラ20は、ボビン15A〜15Cに巻
き取られる糸条巻取速度を制御すると共に、回転ピック
アップから検出したタッチローラ回転数の信号に基づき
、タッチローラ用誘導モータM3A〜M3Cと、インバ
ータ INV・A 〜INV ・C とにより、巻取中
は常に実施例1〜8で説明した一定の関係式を満足しな
がら各タッチローラ用誘導モータの駆動周波数を個別に
制御している。
【0058】本実施態様例では、ボビンホルダ用誘導モ
ータ、タッチローラ用誘導モータが複数存在するため、
図3で説明した負荷トルクと回転数の関係が各誘導モー
タ毎に異なる。また、タッチローラ13A〜13C自身
の軸損や、パッケージと接触した時の負荷増加分等の機
械的特性を各モータ間で全く同一に揃えることは、非常
に難しい。このため、ボビンホルダ用誘導モータ、タッ
チローラ用誘導モータM3A〜M3Cには、個々に適し
た周波数設定値が存在するが、予めそれぞれの適正値を
コントローラ20に入力しておくことにより個別に調整
できる。
【0059】本発明は、以上詳述したように、タッチロ
ーラの周速Vを、そのタッチローラに接触するパッケー
ジの周速、すなわち糸条の巻取速度Wよりも相対的に早
くするもの(V>W)であり、そのタッチローラの周速
Vは、巻取速度Wに対し、相対的に0.1%以上早くす
るのが好ましく、0.4%以上早くするのがより好まし
い。
【0060】また、タッチローラの周速Vを巻取速度W
に対して相対的に早くする場合、その周速の最大値Vm
axは、タッチローラとパッケージ間の糸条の伸縮率を
Kとしたとき、下式で与えられる。
【0061】Vmax=W(1+K) K=αT+β 但し、αは、糸条のヤング率、Tは、タッチローラとパ
ッケージ間の糸条の張力値、βは、糸条の伸縮率を示す
【0062】すなわち、Vmaxは、タッチローラとパ
ッケージ間で糸弛みが生じない値である。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、以下に述べる優れた効
果を奏することができる。
【0064】(1)  パッケージに巻取られる寸前の
糸条張力を従来技術に較べて低くすることができるので
、パッケージ内部の応力と歪が小さくなり、端面膨らみ
の非常に小さな巻姿の良好なパッケージが得られる。そ
のため、巻取り時においては、糸落ちの発生による糸切
れもなく安定した操業が可能となり、パッケージの生産
性が向上する。
【0065】(2)  パッケージの端面膨らみが小さ
いため、隣接するパッケージ間の距離を小さく、換言す
れば巻幅を広くすることが可能になる。これにより巻量
のupが達成でき、生産性の向上に大きく寄与できる。 また、パッケージの梱包、輸送に関してもパッケージ端
面が小さいため、梱包材とパッケージとの接触がなくな
り、パッケージ崩れを誘発しない状態で確実にユーザに
送り届けることが可能になる。よって、ユーザでの高次
加工工程においても、パッケージの高速解舒が可能にな
る。
【0066】(3)  ゴデーローラ下の張力を従来技
術に較べて高くすることができるので、毎分4000m
を超す高速プロセスにおいて、ゴデーローラの空気随伴
力による糸条揺れが小さくなる。特に100デニール以
下の衣料用途の細物糸では、本技術によってはじめて糸
切れのほとんど発生しない安定したプロセスを提供する
ことが可能になる。その結果、糸切れ処置に要する人員
の削減、屑糸の減少など生産性が飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る糸条の巻取方法に用いられるゴデ
ーローラと巻取機の概略正面図である。
【図2】図1の装置のX−X矢視断面図である。
【図3】本発明に係る巻取方法に用いられるタッチロー
ラ駆動用誘導モータの負荷抵抗−回転数の特性曲線図で
ある。
【図4】本発明に係る巻取方法のタッチローラとパッケ
ージ間の周速度の模式図である。
【図5】図1の装置の要部の別の実施態様を示した模式
図である。
【図6】本発明に係る巻取方法の別の実施態様を示した
模式図である。
【図7】従来の巻取方法に係るタッチローラとパッケー
ジ間の周速度の模式図である。
【図8】従来の巻取方法に係るタッチローラ駆動用誘導
モータの負荷抵抗−回転数の特性曲線図である。
【符号の説明】
10:ゴデーローラ 11:巻取機 13:タッチローラ 14:ボビンホルダ 15a〜15d:ボビン 16a〜16d:パッケージ 22:トラバース機構 M1、M2:ボビンホルダ駆動用誘導モータM3:タッ
チローラ駆動用誘導モータ N:タッチローラ回転数 n1:タッチローラをパッケージに圧接した時のタッチ
ローラの回転数 n2:パッケージの糸条巻取速度に対応する回転数Y:
糸条

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴデーローラから送り出された糸条をトラ
    バース機構により綾振り運動させ、タッチローラを介し
    て巻取機のボビンホルダに装着されたボビン上にパッケ
    ージを形成する糸条の巻取方法において、(イ)前記ボ
    ビンホルダと、前記タッチローラとを、それぞれモータ
    で個別に駆動し、(ロ)前記パッケージの周速がほぼ一
    定となるように、パッケージを形成するボビンホルダ駆
    動用モータの回転速度を制御すると共に、(ハ)前記タ
    ッチローラが前記パッケージと接触した状態で、かつ、
    該タッチローラ周速が前記パッケージの周速よりも相対
    的に速くなるように、前記タッチローラ駆動用モータお
    よび前記ボビンホルダ駆動用モータの少なくとも一方の
    モータの回転速度を制御することを特徴とする糸条の巻
    取方法。
  2. 【請求項2】ゴデーローラから送り出された糸条をトラ
    バース機構により綾振り運動させ、タッチローラを介し
    て巻取機のボビンホルダに装着されたボビン上にパッケ
    ージを形成する糸条の巻取方法において、(イ)前記ボ
    ビンホルダと、前記タッチローラとを、それぞれ誘導モ
    ータで個別に駆動し、(ロ)前記ボビンホルダの糸条巻
    取速度がほぼ一定となるように、該ボビンホルダ駆動用
    誘導モータの駆動周波数を制御すると共に、(ハ)前記
    タッチローラが前記パッケージと接触した状態で、かつ
    、該タッチローラ周速が前記パッケージ周速よりも一定
    速度速くなるように、前記タッチローラ駆動用誘導モー
    タまたは/および前記ボビンホルダ駆動用誘導モータの
    駆動周波数を制御することを特徴とする糸条の巻取方法
  3. 【請求項3】請求項2の糸条の巻取方法において、一定
    速度は、下記式で定められる範囲のタッチローラ回転数
    N(rpm)に対応する周速度であることを特徴とする
    糸条の巻取方法。                   n1>N>n2
      ただし、n1:タッチローラをパッケージに圧接し
    た時の                タッチローラ
    の回転数                     
       (rpm)          n2:パッケー
    ジの糸条巻取速度に対応する回転数    (rpm)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100310963B1 (ko) * 1993-08-14 2001-12-28 이.파우. 뢰르허 사를크로스와인드보빈으로감는방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100310963B1 (ko) * 1993-08-14 2001-12-28 이.파우. 뢰르허 사를크로스와인드보빈으로감는방법

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