JPH07121372B2 - イオン化ユニット - Google Patents

イオン化ユニット

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JPH07121372B2
JPH07121372B2 JP2017333A JP1733390A JPH07121372B2 JP H07121372 B2 JPH07121372 B2 JP H07121372B2 JP 2017333 A JP2017333 A JP 2017333A JP 1733390 A JP1733390 A JP 1733390A JP H07121372 B2 JPH07121372 B2 JP H07121372B2
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JP
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ionization
linear
ionization electrode
spring
electrode
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武志 吉本
泰三 木村
均 名越
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気中の塵埃を帯電させてイオン化し集塵する
空気清浄機等のイオン化ユニットに関するものである。
従来の技術 近年、居住空間の快適性を得るため居住空間中の塵埃を
除去する空気清浄機の利用が高まってきている。
従来の空気清浄機のイオン化ユニットの構成について、
第2図および第3図を参照しながら説明する。
図に示すように、絶縁性の一対のイオン化枠1の間に平
行してイオン化電極板2を設け、このイオン化極板2の
間に設けられる線状イオン化電極3の一端を前記イオン
化枠1の一方に接続し、他方のイオン化枠1には外方に
筒体4を設けたスプリング5を接続し、スプリング5に
前記筒体4が線状イオン化電極3の方に移動しないよう
に筒体4の径より大なるハトメ6を介し前記線状イオン
化電極3の他端に接続し、線状イオン化電極3をスプリ
ング5を介して一対のイオン化枠1間に張架していた。
そして高圧電源8の一端を前記線状イオン化電極3に接
続し、他端をアースして前記イオン化極板2に接続して
イオン化ユニットを構成していた。
なお、9はイオン化極板2に付着した塵埃を示してい
る。
上記構成において、高圧電源8により線状イオン化電極
3とイオン化極板2の間に高電圧が印加されるとコロナ
放電が発生し、イオン化極板2の間を通過する空気中の
塵埃が帯電しイオン化されて集塵が行われる。そして、
イオン化極板2に塵埃9が付着することにより電界の強
さが変化し、電界強度が高まり線状イオン化電極3が吸
引力により振動が起こり、うなり音が発生するようにな
るが、前記外方に筒体4を設けたスプリング5により線
状イオン化電極3の振動を緩和して騒音を防止するよう
にしていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来のイオン化ユニットでは線状イオン化電
極3とスプリング5を接続するのにハトメ6を使用して
いるので、その接続に手間がかかり作業性が悪いという
問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、線状イオン化電極
とスプリングの接続時の作業性を向上したイオン化ユニ
ットを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、一対のイオン化枠
間に平行して設けられるイオン化極板と、この線状イオ
ン化電極がイオン化枠間に張架されるように線状イオン
化電極の一端に一端が接続されるとともに他端がイオン
化枠に接続されかつ外方を筒体で覆ったスプリングと、
前記線状イオン化電極と前記イオン化極板との間に電圧
を印加する電源とを備え、前記線状イオン化電極に接続
されるスプリングの一端を前記筒体の径より大なる湾曲
状部としたものである。
作用 本発明は上記した構成により、スプリングの線状イオン
化電極と接続する湾曲部を振動防止用筒体の径より大と
することにより、線状イオン化電極をハトメ等を介する
ことなく直接スプリングに接続することができるもので
ある。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図を参照しながら
説明する。
なお、本発明は従来における線状イオン化電極とスプリ
ングの接続部に関するものであるので、その部分につい
てのみ詳細に説明し、他の部分については説明を省略す
る。
図に示すように、スプリング10の一端にスプリング10の
外方に設けられている筒体4の径より大なる湾曲状部11
を形成し、この湾曲状部11に、一端がイオン化枠(図示
せず)に接続された線状イオン化電極3の他端を直接接
続して、前記スプリング10の他端を他方のイオン化枠1
に接続して線状イオン化電極3をイオン化枠1間に張架
する。
上記構成においては、線状イオン化電極3は外方に筒体
4を設けたスプリング10を介し張架されているので、イ
オン化極板に塵埃が付着し、電界の強さが変化して、電
界強度が高まり、線状イオン化電極3が吸引力により振
動を起こす状態になっても、線状イオン化電極3の振動
が緩和される。また、線状イオン化電極3を接続するス
プリング10の接続部分には、スプリング10の外方に設け
られる筒対4の径より大なる湾曲状部11を形成している
ので、筒対4が線状イオン化電極3側に移動するのが防
止されるものである。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、線状イオン化電極と
スプリングが、スプリングに設けられた湾曲状部により
直接接続できるので、従来のようにハトメを介して接続
されるものに比較して、接続作業時間が短縮し、作業性
が向上するイオン化ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のイオン化ユニットの線状イ
オン化電極の接続状態を示す斜視図、第2図は従来のイ
オン化ユニットの構造図、第3図は同線状イオン化電極
の接続状態を示す斜視図である。 1……イオン化枠、2……イオン化極板、3……線状イ
オン化電極、4……筒体、5……スプリング、6……ハ
トメ、8……高圧電源、9……塵埃、10……スプリン
グ、11……湾曲状部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−57253(JP,A) 特開 昭61−462(JP,A) 特開 昭60−153954(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のイオン化枠間に平行して設けられる
    イオン化極板と、このイオン化極板間に設けられる線状
    イオン化電極と、この線状イオン化電極がイオン化枠間
    に張架されるように線状イオン化電極の一端に一端が接
    続されるとともに他端がイオン化枠に接続されかつ外方
    を筒体で覆ったスプリングと、前記線状イオン化電極と
    前記イオン化極板との間に電圧を印加する電源とを備
    え、前記線状イオン化電極に接続されるスプリングの一
    端を前記筒体の径より大なる湾曲状部としたイオン化ユ
    ニット。
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