JPH034362Y2 - - Google Patents

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JPH034362Y2
JPH034362Y2 JP1985101426U JP10142685U JPH034362Y2 JP H034362 Y2 JPH034362 Y2 JP H034362Y2 JP 1985101426 U JP1985101426 U JP 1985101426U JP 10142685 U JP10142685 U JP 10142685U JP H034362 Y2 JPH034362 Y2 JP H034362Y2
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JP
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port side
exhaust port
dust collecting
collecting electrode
electrode plates
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はコロナ放電によつて誘起されるイオン
風を利用して、清浄処理空気を得ることができる
イオン風式空気清浄器に関するものである。
〔考案の背景〕
従来のこの種のイオン風式空気清浄器としては
第3図及び第4図に示すようなものがある。この
イオン風式空気清浄器は、複数枚の集塵極板1を
隔設すると共にこの集塵極板1相互間の吸気口側
端部にイオン化線(放電線)2を配線し、また各
集塵極板1の相互間の排気口側には対向電極板3
を配置し、高圧直流電源4を投入して、集塵極板
1とイオン化線2との間に7〜15KVの高電圧を
印加することによつて、イオン化線2と集塵極板
1との間に生じるコロナ放電によりイオン風が誘
起されて集塵極板1方向に移動する気流が発生す
ると共に、そのイオン風中に含まれる塵埃が帯電
されている集塵極板1の内側面に付着されて集塵
されるものである。
しかしながら、このような従来のイオン風式空
気清浄器にあつては、コロナ放電によつて流れる
イオン化電流値は、イオン化線2と集塵極板1間
の電位差で決定されることから、イオン化風速増
加のためには放電電圧を上昇させることになる。
ところが、放電電圧を上昇させると放電電流が流
れすぎとなり、その結果、人体に有害なオゾン濃
度が上がるといつた問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、イオン化線2を、側面略コ字状
に形成した金属板の上下両端間に張設保持せしめ
ることにより、オゾン濃度を低減せしめることが
でき、人体に無害なイオン風式空気清浄器を提供
することを目的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図及び第2図に示す実施例
に基いて詳細に説明するが、本実施例における構
造と、従来例で示した構造との同一部分は従来例
で引用した符号を付してその同一構造部の説明は
省略する。
本実施例においてはイオン化線2の支持構造が
従来と異るものであつて、このイオン化線2は、
側面が略コ字状に形成された金属製のイオン化線
支持板5により支持せしめることである。即ちこ
のイオン化線支持板5は第2図に示すように、イ
オン化線支持板5の両端部において、その排気口
側端縁5aより排気口側に突出するイオン化線支
持部5bを形成し、この両支持部5b間に上記支
持板5の端縁5aと平行するイオン化線2を張設
支持せしめたものである。またこのイオン化線2
と支持板5の端縁5aとの間隔rは可及的接近し
ていることが望ましい。本考案者による実験結果
によると、放電電圧を9KVとし、間隔rを10mm、
5mm、2mmと変化させたときの放電電流値は、
290μA、265μA、212μAとなり、このコロナ放電
により発生するオゾン濃度は0.33ppm、
0.22ppm、0.08ppmであつた。
従つて、この実験から明らかなように、イオン
化線2を金属製支持板5により架設支持せしめる
と共に、その支持板5の端縁5aとイオン化線2
との間隔rを狭ばめることにより、コロナ放電に
より発生するオゾン濃度を低減せしめることがで
き、人体に対する悪影響も半減できる効果があ
る。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、処理空気の流れ方向に
沿つて略平行に配設された2枚の集塵極板間の吸
気口側に導電性材料からなり、両端部から排気口
側に突出するイオン化線支持部が形成されてなる
イオン化線支持板を、該支持板の排気口側端縁が
前記2枚の集塵極板の吸気口側端部を結ぶ線より
も排気口側に該2枚の集塵極板に対して略平行に
配設すると共に、前記支持板の排気口側端縁の辺
縁近傍に沿つてイオン化線を、前記イオン化線支
持部間に張設し、さらに前記2枚の集塵極板の間
の前記イオン化線よりも排気口側に対向電極板を
該2枚の集塵極板に対して略平行に配設してなる
ことを特徴とするイオン風式空気清浄器である。
〔考案の効果〕
従つてこのイオン風式空気清浄器によれば、支
持板5の排気口側端縁5aの辺縁近傍にイオン化
線2を張設することにより、コロナ放電により発
生するオゾン濃度を低減し、人体に対する悪影響
を少なくすることができる。またかくしてこのオ
ゾン濃度を低減できることで放電電圧を高くして
イオン風速を上げることもできる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなるイオン風式空気清浄器
の実施例を示した構成説明図、第2図はそのイオ
ン化線と支持板との態様を示した側面図、第3図
は従来例の構成説明図、第4図はその斜視図であ
る。 1……集塵極板、2……イオン化線、3……対
向電極板、4……高電圧電源、5……イオン化線
支持板、5a……端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 処理空気の流れ方向に沿つて略平行に配設され
    た2枚の集塵極板1,1間の吸気口側に導電性材
    料からなり、両端部から排気口側に突出するイオ
    ン化線支持部5bが形成されてなるイオン化線支
    持板5を、該支持板の排気口側端縁5aが前記2
    枚の集塵極板1,1の吸気口側端部1a,1aを
    結ぶ線よりも排気口側に該2枚の集塵極板に対し
    て略平行に配設すると共に、前記支持板5の排気
    口側端縁5aの辺縁近傍に沿つてイオン化線2
    を、前記イオン化線支持部5b間に張設し、さら
    に前記2枚の集塵極板1,1の間の前記イオン化
    線2よりも排気口側に対向電極板3を該2枚の集
    塵極板に対して略平行に配設してなることを特徴
    とするイオン風式空気清浄器。
JP1985101426U 1985-07-03 1985-07-03 Expired JPH034362Y2 (ja)

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JP1985101426U JPH034362Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JP1985101426U JPH034362Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS6210048U JPS6210048U (ja) 1987-01-21
JPH034362Y2 true JPH034362Y2 (ja) 1991-02-05

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ID=30972147

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JP1985101426U Expired JPH034362Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49142868U (ja) * 1973-04-04 1974-12-10

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Publication number Publication date
JPS6210048U (ja) 1987-01-21

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