JPH07120482A - 原子間力と電気容量とを同時に検出するための原子間力顕微鏡用プローブおよびその製造方法 - Google Patents

原子間力と電気容量とを同時に検出するための原子間力顕微鏡用プローブおよびその製造方法

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JPH07120482A
JPH07120482A JP5266500A JP26650093A JPH07120482A JP H07120482 A JPH07120482 A JP H07120482A JP 5266500 A JP5266500 A JP 5266500A JP 26650093 A JP26650093 A JP 26650093A JP H07120482 A JPH07120482 A JP H07120482A
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Yoshihiko Suzuki
美彦 鈴木
Takuma Yamamoto
▲琢▼磨 山本
Nobuyuki Nakagiri
伸行 中桐
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成でありながら、精度よく試料の電荷
分布を検出することのできるプローブを提供する。 【構成】針部1bと、針部1bが受けた原子間力によっ
て撓みを生じる可撓性のプレート部1aと、支持体1c
とを有するプローブにおいて、プレート部1aおよび支
持体1cの上には、針部1bの導電材料に電荷を供給し
電位を検出するために、導電膜1dが配置されている。
導電膜1dは、支持体1c上の一部のみに配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料の表面の凹凸像の
観察、情報記録等に用いる走査型原子間力顕微鏡のプロ
ーブに関し、特に、試料表面の凹凸像の観察と同時に、
試料表面の電荷の分布を検出することのできるプローブ
に関する。
【0002】
【従来の技術】試料表面の電荷の分布を計測する技術
は、ビデオディスクプレーヤーにおける映像情報や音声
情報を検出するため、また、表面に二次元的に電荷を分
布させた撮像素子の信号を検出するために重要な要素で
ある。
【0003】近年、試料表面の電荷の分布を検出するた
めに、走査型トンネル電流顕微鏡を用いることが提案さ
れている。この方法は、試料と探針との間のトンネル電
流を用いて試料と探針との距離を一定に保ちながら走査
し、この状態で試料と探針との間の電気容量を検出する
ことにより、試料表面の電荷の分布を検出するものであ
る。
【0004】しかしながら、トンネル電流顕微鏡は、試
料と探針との間にトンネル電流を流す必要があるため、
この方法を用いることができるのは、試料表面が導電性
である場合に限られる。そこで、試料と探針との間の距
離を一定に保つために原子間力顕微鏡を用いて、電荷の
分布を検出する方法が、例えば、J.Appl.Phy
s.70(5),1 September 1991
2725頁に記載されている。
【0005】この文献には、原子間力を検出して試料と
針部との距離を一定に保ちながら、プローブに電荷を供
給し電位を検出することにより、プローブと試料との間
の電気容量を検出し、試料表面の電荷分布を検出する方
法が開示されている。原子間力は、試料表面が導電性で
あるかどうかにかかわらず検出することができる。原子
間力顕微鏡のプローブは、針部と可撓性プレートと支持
体とから構成され、針部が受けた原子間力をプレートの
撓みとして検出する構成であるが、通常プローブは絶縁
材料によって構成されている。そのため、上記文献で
は、プローブ全体を導電膜で被覆し、支持体上の導電膜
を外部の電荷供給回路に接続して、支持体および可撓性
プレート上の導電膜を介して、針部の導電膜に電荷を供
給し、電位を検出することにより電気容量を検出してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の原子間力顕微鏡を用いて試料の電荷分布を検出する
方法においては、検出した電気容量が大きな浮遊容量を
含んでいた。そのため、この検出結果から試料の微少な
電荷分布の変化を検出するには、検出結果から浮遊容量
を分離しなければならなかった。したがって、浮遊容量
をうまく分離できない場合には、電荷分布の検出精度が
低下したり、また、浮遊容量を精度よく分離するため
に、高価な信号処理装置を用いる必要があった。
【0007】本発明は、簡単な構成でありながら、精度
よく試料の電荷分布を検出することのできる原子間力顕
微鏡用プローブおよびプローブの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者らは、上記従来の
技術において、検出結果に含まれる浮遊容量が、プロー
ブの支持体を被覆する導電膜の電荷に基づくものである
ことを見出した。
【0009】そこで本発明では、針部と、可撓性のプレ
ート部と、支持体とを有するプローブにおいて、針部に
電荷を供給するための支持体の上の導電膜を、支持体上
の一部のみに配置する構成とした。
【0010】また、本発明では、上記構成のプローブを
製造するために、基板上に、プレート部を構成するため
の絶縁膜を形成し、この絶縁膜の上に、NiおよびCr
を含む膜を形成し、NiおよびCrを含む膜の上に高導
電率の金属膜を形成し、絶縁膜、NiおよびCrを含む
膜、および、金属膜を支持している基板の一部をエッチ
ングにより取り除いて、残った基板から前記3膜を突出
させ、突出した絶縁膜を前記プレート部に、残った基板
を前記支持体とするプローブの製造方法を提供する。
【0011】
【作用】本発明の原子間力顕微鏡用プローブによって、
試料表面の凹凸と試料の電荷の分布を同時に検出すると
きのプローブ各部の作用について説明する。プローブの
針部は、先端が試料から原子間力を受け、プレート部
は、この原子間力を撓みに変換する。したがって、外部
の検出手段によってこの撓みを検出し、撓みが一定とな
るようにプローブの支持体を試料に対して相対的に駆動
することにより、プローブの針部を、常に試料の表面か
ら一定の距離に位置させることができ、支持体の駆動量
から試料表面の凹凸が検出される。
【0012】つぎに、プローブの針部を試料の表面から
一定の距離に保った状態で、支持体上の導電膜およびプ
レート部上の導電膜を介して、針部に電荷を供給し、電
位を検出する。針部のうち、少なくとも先端部は導電体
で形成されている。この時、本発明では、支持体上の導
電膜は、支持体上の一部にのみ配置されているので、支
持体上の導電膜を浮遊する電荷量は、従来のように支持
体全体に導電膜を配置している場合より減少し、検出結
果に含まれる浮遊容量を減少させることができる。
【0013】原子間力顕微鏡用プローブは、原子間力と
いう非常に小さな力を撓みに変換して検出するため、プ
レート部および針部は、nmからμmオーダーのサイズ
にすることが好ましい。これに対し支持体は、取扱を容
易にするためにmmオーダーのサイズにすることが好ま
しい。したがって、支持体全体に導電膜を形成すると、
その浮遊容量は、針部の容量の数千倍以上になる。この
ため、本発明のように支持体上の導電膜の面積を小さく
することは、浮遊容量を小さくする上で非常に有効であ
る。
【0014】また、本発明によるプローブの製造方法で
は、金属膜の下地膜として、NiおよびCrを含む膜を
用い、この下地膜と金属膜とで導電膜を形成している。
このように、下地膜としてNiおよびCrを含む膜を用
いることにより、支持体やプレート部として通常用いら
れるSiNxやSiOxと導電膜との密着性が高まると
ともに、導電膜の耐久性が高まり強アルカリを用いたエ
ッチングに耐えられるようになる。この理由は明らかで
はないが、NiおよびCrを含む膜が、SiNxやSi
OxのNやOと結合しやすい性質を持つため、直接導電
膜を形成する場合より付着力が高まるためであると考え
られる。この導電膜の下地膜側にNiおよびCrを含む
膜を用いない場合には、上述の本発明のプローブのよう
に、支持体上の金属膜の面積を小さくすることはできな
い。というのは、本発明のプローブのように、支持体上
の金属膜の面積を小さくしようとすると、金属膜をエッ
チングにより加工する必要がある。しかし、例えば、プ
ローブを完成させた後に金属膜を形成し、これをエッチ
ングしようとすると、プローブにレジストを塗布しなけ
ればならず、この時、プレート部およぶ針部がレジスト
の重みに耐えられず破壊されてしまう。また、例えば、
プローブの製造途中で、支持体となる基板上に金属膜を
つけてこれをエッチングする工程をとると、金属膜をエ
ッチングした後にプレート部を支持する基板をエッチン
グで溶解させてプレート部を形成する必要があるが、通
常基板を溶解するために用いられる強アルカリエッチン
グ液に金属膜が耐えられず、金属膜がはがれてしまうと
いう問題が生じる。しかしながら、本発明では、Niお
よびCrを含む膜を下地膜として用いることにより、金
属膜の耐久性を高め、基板を溶解する強アルカリエッチ
ング液に耐えられるようにしているため、プレート部を
破壊することなく、支持体上の金属膜を加工することが
可能になる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
【0016】まず、本発明による原子間力と電気容量と
を同時に検出するための原子間力顕微鏡用プローブを図
1(a)、図1(b)を用いて説明する。
【0017】図1(a)に示すように本実施例のプロー
ブは、支持体1cと、支持体1cに一端を支持された可
撓性プレート1aと、可撓性プレート1aの他端から可
撓性プレート1aと同一平面上に突出した針部1bとを
備えている。図1(b)からわかるように、支持体1c
の下面上には、電極1eが配置されている。また、支持
体1cおよび可撓性プレート1aの下面上には、電極1
eと針部1bとを結ぶ直線状の金属細線1dが配置され
ている。電極1eには、リード線104が取り付けられ
ている。
【0018】支持体1cは、シリコン基板102とSi
Nx膜101、103からなる。可撓性プレート1a
は、SiNx膜からなり、支持体のSiNx膜103と
一体に形成されている。また、針部1b、金属細線1d
および電極1eは、NiCr膜およびAu膜の2層膜に
より形成されている。
【0019】次に図1のプローブの製造方法を図3を用
いて説明する。
【0020】まず、厚さ200μmのシリコン基板31
の両面に低圧化学気相成長法(LPCVD)により、厚
さ500nmのSiNx膜32a、32bを成膜する
(図3(a))。次に、ドライエッチング法により、S
iNx膜32bを支持体1cのSiNx膜101の形状
に、SiNx膜32aを可撓性プレート1aおよび支持
体1cのSiNx膜103の形状にパターニングした
(図3(b))。
【0021】この後、SiNx膜103および可撓性プ
レート1aの上に、厚さ2nmのNiCr膜、厚さ98
nmのAu膜を順に真空蒸着法により形成し、リフトオ
フ法により、電極1e、金属細線1dおよび針部1bの
形状に一体に形成した(図3(c))。ここで、NiC
r膜を用いているのは、Au膜とSiNx膜103、お
よび、Au膜と可撓性プレート1aの付着特性を向上さ
せ、強アルカリエッチング液によっても膜はがれを起こ
さないようにするためである。これにより、Au膜が、
SiNx膜103および可撓性プレート1aに強固に付
着するので、次の図3(d)を用いて説明する基板31
の溶解プロセスによっても金属細線1dや電極1eが膜
はがれをおこすことがなくなる。また、Au膜は、体積
抵抗率が小さく、耐薬品性が高いため、エッチング後も
良好な電気伝導性を示す。NiCr膜を下地膜とするこ
とで、Au膜とSiNx膜103、および、Au膜と可
撓性プレート1aの付着特性を向上し、しかも、強アル
カリエッチング液によっても膜はがれを起こさなくなる
理由については、現段階では明らかになっていないが、
理由の一つとしては、NiCr膜がNと非常に結合しや
すい性質を持っているため、Au膜をSiNx膜に直接
付着させる場合よりも、付着力が高まるということが考
えられる。
【0022】次にこの試料を80度のKOH水溶液に浸
し、基板31のうちSiNx膜101に被覆されていな
い部分を溶出させ、支持体の基板102の形状に加工し
た(図3(d))。図3(d)の工程により、基板31
のうち、可撓性プレート1aを支持していた部分は、完
全に溶出するため、可撓性プレート1aは、一端を基板
102により片持ち支持された形状になり、可撓性を示
す。
【0023】このようにして図3(e)に示すようなプ
ローブを得た。このプローブは支持体1cの大きさが幅
2mm長さ4mmで、可撓性プレート1aが幅50μ
m、長さが300μmである。また、針部1bの長さは
約10μm幅1μm、金属細線1dの幅は1μmであ
る。
【0024】次に、上述のプローブを用いて構成され
る、試料凹凸および電荷分布を検出する装置について、
図2を用いて説明する。
【0025】図2のように、この装置は、支持枠15に
は、プローブ1を駆動させる駆動機構3と、プローブ1
の可撓性プレート1bの撓みを検出するための撓み検出
装置2と、試料14を搭載してこれを駆動する粗動装置
11およびピエゾアクチュエータ12とを備えている。
【0026】駆動機構3は、プローブホルダ4を介して
プローブ1をXYZ方向に粗動させる。また、撓み検出
装置2は、プローブ1の可撓性プレート1bに光を照射
し反射光を検出することにより撓みを検出する。ピエゾ
アクチュエータ12の上には、導電性試料ホルダ13が
搭載されている。
【0027】駆動機構3には、プローブ駆動用電源6が
接続されている。また、粗動装置11は、粗動機構用電
源9が接続され、ピエゾアクチュエータ12は、ピエゾ
アクチュエータ用電源8が接続されている。プローブ駆
動用電源6、粗動機構用電源9、ピエゾアクチュエータ
用電源8は、コンピュータ7に接続され、コンピュータ
7により制御されている。
【0028】導電性試料ホルダ13と、プローブ1の電
極1eに取り付けられたリード線104とは、電気容量
検出装置5に接続されている。電気容量検出装置5は、
プローブ1の針部1bと試料14との間の電気容量を検
出することにより、試料14の電荷分布を検出する。電
気容量検出装置5は、コンピュータ7により制御されて
いる。コンピュータ7が検出した電荷分布は、表示装置
10に表示される。
【0029】また、コンピュータ7は、撓み検出装置2
の検出結果を取込み、撓みが一定になるようにピエゾア
クチュエータ12を駆動させて、試料を上下に動かす。
コンピュータ7は、この駆動結果から試料の表面の凹凸
を求め、表示装置10に表示する。
【0030】次に図2の装置を用いて、試料14の表面
の凹凸と、電荷分布を検出する動作について説明する。
【0031】まず、試料14を、導電性試料ホルダー1
3上に固定した。つぎに、プローブ1を、プローブホル
ダー4に取り付け、プローブ駆動機構3とプローブ駆動
電源6により試料14の観察開始点まで接近させた。ま
た、試料14を、ピエゾアクチュエータ12、粗動装置
11により、XYZ方向に精密に移動させ、プローブ1
の可撓性プレートを10nm程度たわませる位置に移動
させた。このときプローブ1の可撓性プレート1aの撓
みは、撓み検出装置2により検出される。
【0032】また、電気容量検出装置5は、プローブ1
と試料14とに電荷を供給し、電位を検出することによ
り、プローブ1と試料14との間の電気容量を検出す
る。プローブ1の電極1eに供給された電荷は、金属細
線1dを介して、針部1bに供給される。プローブ1と
試料14との間の電気容量は、電気容量検出装置5によ
って検出され、検出された電気容量は、それぞれコンピ
ュータ7に取り込まれ、浮遊容量を分離して、プローブ
1の針部1bと試料14間の容量のみが取り出される。
測定位置座標x,yに対する電気容量の大きさと測定位
置の試料のz方向の高さが記録され、表示装置10に表
示する。ピエゾアクチュエータ12は、初期に設定した
プローブ1の撓みを一定に保つように試料14をz方向
に上下駆動しながら、xy方向に走査する、この駆動量
から、試料14の凹凸形状を得ることができる。
【0033】このように図2の構成の装置を構成するこ
とにより、従来より高解像度の電荷分布の計測が可能と
なった。また、電荷分布の計測と同時に試料の凹凸形状
の計測も同時に可能となることが確認された。
【0034】上述のように、本実施例のプローブ1を用
いて、試料14の電荷分布とを検出した場合、検出され
る電気容量に含まれる浮遊容量が非常に小さい。したが
って、電気容量検出装置5およびコンピュータ7は、簡
単な構成によって容易に浮遊容量を分離することができ
る。
【0035】これは、本実施例のプローブ1bが以下の
ような構成をとっていることによる。本実施例では、図
3のように、針部1bに電荷を供給するためにプローブ
1の支持体1cおよび可撓性プレート1a上に配置され
る導電膜を、細線形状の金属細線1dとパット形状の電
極1eにすることにより、導電膜の面積を減らしてい
る。これにより、支持体1cおよび可撓性プレート1a
上の導電膜を浮遊する電荷量は、従来のように支持体お
よび可撓性プレートの全面に導電膜を配置している場合
より減少し、検出結果に含まれる浮遊容量を減少させる
ことができる。
【0036】本実施例のプローブ1は、原子間力という
非常に小さな力を撓みに変換して検出するため、可撓性
プレート1aは、幅50μm×長さ300μm、針部1
bは、幅1μm×長さ10μmであるが、支持体1c
は、取扱を容易にするために幅2mm×長さ4mmと非
常に大きい。したがって、従来のように支持体1cの全
体に導電膜を形成すると、その浮遊容量は、針部1bの
約105倍以上になる。しかしながら、本実施例では、
支持体1c上の導電膜の幅を1μmの金属細線1dにし
ているため、浮遊容量は、針部1bの約102倍程度に
抑えられる。したがって、本実施例のように支持体1c
上の導電膜を細線1dにして、面積を小さくすること
は、浮遊容量を小さくする上で非常に有効である。
【0037】また、図3のプローブでは、可撓性プレー
ト1a上の導電膜も細線状の金属細線1dとしたが、可
撓性プレート1aの面積が、支持体1cと比較して非常
に小さいことを考慮すると、図4のように、支持体1c
上の導電膜のみを細線状の金属細線111として、可撓
性プレート1a上の導電膜は、導電膜112のように全
面に設ける構成としても、従来と比較して格段に浮遊容
量を減少させることができる。
【0038】図3のプローブでは、針部1bを金属細線
1dと一体に形成し、針部1bが可撓性プレート1aと
同一面内に突出する構成にしたが、これに限らず、図5
(g)に示すように針部121が可撓性プレート1aの
法線方向に突出する構成にすることもできる。図5
(g)のプローブの製造方法について、図5(a)から
図5(f)を用いて説明する。図5(a)〜(c)は、
図3(a)〜(c)の工程と同様であるので説明を省略
する。但し、図5(c)においては、図3(c)の針部
1bは形成しない。
【0039】次に図5(d)のように、基板31の全面
にレジスト膜122を形成し、リソグラフィーにより金
属細線1dの端部上のレジスト膜122に円筒状のホー
ルを設ける。このレジスト膜122の上に、真空蒸着法
により基板31を回転させながら斜めにAuの蒸発粒子
を照射して、ホール内に円錐状にAuを堆積させる。レ
ジスト膜122の上にもAu膜123が堆積される。
【0040】基板31全体をアセトンに浸漬して、レジ
スト膜122およびAu膜123を除去した後に、基板
31をKOHなどの異方性エッチング液に浸漬して、基
板31の不用な部分を溶出させ、支持体の基板102の
形状に加工した。
【0041】このようにして形成した図5(g)のプロ
ーブは、金属細線1dの端部の上に針部121が形成さ
れているので、電極1eから供給された電荷は、金属細
線1dを通って針部121に供給される。図5(g)の
プローブを図1(b)のプローブと同様して図2の装置
に使用することにより、浮遊容量を減少させることがで
き、試料の電荷分布を精度よく検出することができる。
【0042】また、上述の実施例で説明したように、A
u膜の下地膜として、NiCr膜を用いることにより、
SiNx膜103および可撓性プレート1aとの付着特
性および強アルカリ耐性を向上させることができるの
で、従来のように金属膜を支持体1cの全面に形成する
場合にも、下地膜としてNiCr膜を形成することによ
り、金属膜の耐久性を向上させることができる。また、
SiNx膜103や可撓性プレート1aをSiOxで形
成した場合であっても、NiCr膜を用いることによ
り、Au膜との付着特性を向上させることができる。
【0043】また、本実施例では、電極1eや金属細線
1dをAu膜で形成したが、これに限らずPt膜で形成
した場合にも、下地膜としてNiCr膜を用いることに
より、Pt膜とSiNx膜103、Pt膜と可撓性プレ
ート1aの付着特性および強アルカリ耐性を向上させる
ことができる。また、電極1eや金属細線1dをPt膜
で形成し、SiNx膜103および可撓性プレート1a
をSiOxで形成した場合にも、同様の効果が得られ
る。
【0044】さらに、本実施例では、下地膜として、N
iCr膜を用いているが、NiCr合金の膜に限らず、
薄いNi膜とCr膜とを重ねた多層膜の構成やNiCr
合金に他の元素を添加した材料の膜を用いることもでき
る。
【0045】さらに、本実施例では、ピエゾアクチュエ
ータ12により、試料14をXYZ方向に微小に駆動こ
とにより、プローブ1と試料14との距離を一定に保ち
ながらXY方向に走査する構成を用いたが、これに限ら
ず、プローブ1をXYZ方向に微小に駆動する構成にす
ることももちろん可能である。
【0046】また、図2では、図1のプローブを用いて
試料とプローブとの間の電気容量を検出することによ
り、試料の電荷分布を検出したが、図1のプローブを用
いて他の装置を構成することもできる。
【0047】例えば、PIN型フォトダイオードを基板
面内に多数個作り込んだ撮像素子を作製し、この撮像素
子の光入射面の裏側に、図1のプローブを配置し、この
プローブを図2のような装置で駆動して、撮像素子の個
々のPIN型フォトダイオードの電荷を検出するような
構成にすることにより、撮像装置を作製することができ
る。
【0048】また、例えば、光を受けると分極が生じる
材料で構成された基板の両面の相対する位置に、多数の
微小な凹部を設け、この凹部に金属を充填することによ
り、基板面内にMIM(メタル インシュレータ メタ
ル)型の微小なコンデンサを多数個作り込んだ撮像素子
を作製することができる。この撮像素子と本実施例のプ
ローブを用いることにより、撮像装置を構成することが
できる。撮像装置の構成としては、この撮像素子の一方
の基板面を光入射面とし、光入射面の裏面側に、図1の
プローブを配置し、このプローブに流れる電流を検出す
ることにより、コンデンサの容量が検出できる。この撮
像素子は、受光によりインシュレータに分極が生じ、こ
の結果コンデンサの容量が小さくなるため、コンデンサ
の容量を検出することにより撮像される。この場合、検
出するのは、プローブと試料との間の電気容量ではな
く、MIM型のコンデンサの容量であるので、プローブ
と光入射面の裏面側の導体とが電気的に導通するよう
に、原子間力を用いてプローブを導通する距離に位置さ
せ、プローブに流れる電流を検出する。
【0049】従来の技術では、PIN型フォトダイオー
ドや、MIM型のコンデンサを撮像素子として用いた撮
像装置では、個々のフォトダイオードにリード線を接続
し、このリード線から電荷や電気容量を検出する必要が
あった。しかしながら、図1のプローブを用いることに
より個々のフォトダイオードやコンデンサにリード線を
接続する必要がなくなり、簡単な構成で、微小サイズの
フォトダイオードやコンデンサの電荷を検出することが
できるため、一定面積あたりの画素数の多い撮像素子を
提供することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、検出さ
れる電気容量に含まれる浮遊容量が小さいため、簡単な
構成でありながら高精度に試料の電荷分布が検出でき
る。また、同時に試料の凹凸形状の計測も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプローブの構成を示す斜視
図(a)と下面図(b)。
【図2】図1のプローブを搭載し、試料の電荷分布およ
び凹凸を検出するための装置の構成を示すブロック図。
【図3】図1のプローブを製造するための工程を示す説
明図。
【図4】本発明の別の実施例のプローブの構成を示す斜
視図。
【図5】本発明のさらに別の実施例のプローブの構成お
よび製造工程を示す説明図。
【符号の説明】
1…プローブ、1a…可撓性プレート、1b…針部、1
c…支持体、1d…金属細線、1e…電極、2…撓み検
出装置、3…プローブ駆動機構、4…プローブホルダ
ー、5…電気容量検出装置、6…プローブ駆動用電源、
7…コンピュータ、8…ピエゾアクチュエータ用電源、
9…粗動機構用電源、10…表示装置、11…粗動装
置、12…ピエゾアクチュエータ、13…導電性試料ホ
ルダー、14…試料、15…支持枠、31…シリコン基
板、32a、32b…SiNx膜。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料からの原子間力を受けるための針部
    と、前記針部を支持し、前記針部が受けた原子間力によ
    って撓みを生じる可撓性のプレート部と、前記プレート
    部を支持する支持体とを有するプローブにおいて、 前記針部は、少なくとも先端部が導電材料で構成され、 前記プレート部および前記支持体は、絶縁材料で構成さ
    れ、 前記プレート部および前記支持体の上には、導電膜が配
    置され、前記プレート部上の導電膜と前記支持体上の導
    電膜は、前記針部の導電材料に電荷を供給し電位を検出
    するために、電気的に導通し、 前記支持体の上の導電膜は、前記支持体上の一部のみに
    配置されていることを特徴とするプローブ。
  2. 【請求項2】試料からの原子間力を受けるための針部
    と、前記針部を支持し、前記針部が受けた原子間力によ
    って撓みを生じる可撓性のプレート部と、前記プレート
    部を支持する支持体とを有するプローブにおいて、 前記針部は、少なくとも先端部が導電材料で構成され、 前記プレート部および前記支持体は、絶縁材料で構成さ
    れ、 前記プレート部および前記支持体の上には、導電膜が配
    置され、前記プレート部上の導電膜と前記支持体上の導
    電膜は、前記針部の導電材料に電荷を供給し電位を検出
    するために、電気的に導通し、 前記導電膜と前記プレート部との間、および、前記導電
    膜と前記支持体との間には、NiおよびCrを含む膜が
    配置されていることを特徴とするプローブ。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記支持体の上の導電
    膜は、前記支持体上の一部にのみ配置されていることを
    特徴とするプローブ。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記プレート部上の導
    電膜は、前記プレート部の一部にのみ配置されているこ
    とを特徴とするプローブ。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記支持体の上の導電
    膜は、線状に配置されていることを特徴とするプロー
    ブ。
  6. 【請求項6】試料からの原子間力を受けるプローブと、
    前記プローブの受けた原子間力を検出する検出手段と、
    前記原子間力が一定の大きさになるように試料と原子間
    力の距離を調節する駆動手段とを有する原子間力顕微鏡
    において、 前記プローブと前記試料との間の電気容量、または、前
    記プローブと接触している試料の電気容量を検出するた
    めの電気容量検出手段を有し、 前記プローブは、試料からの原子間力を受けるための針
    部と、前記針部を支持し、前記針部が受けた原子間力に
    よって撓みを生じる可撓性のプレート部と、前記プレー
    ト部を支持する支持体とを有し、 前記針部は、少なくとも先端部が導電材料で構成され、 前記プレート部および前記支持体は、絶縁材料で構成さ
    れ、 前記プレート部および前記支持体の上には、導電膜が配
    置され、前記プレート部上の導電膜と前記支持体上の導
    電膜は、前記針部の導電材料に電荷を供給し電位を検出
    するために、電気的に導通し、 前記支持体の上の導電膜は、前記支持体上の一部のみに
    配置されていることを特徴とする原子間力顕微鏡。
  7. 【請求項7】基板上に、絶縁膜を形成し、 前記絶縁膜の上に、NiおよびCrを含む膜を形成し、 前記NiおよびCrを含む膜の上に金属膜を形成し、 前記基板から、前記絶縁膜、NiおよびCrを含む膜、
    および、金属膜が突出するように、前記基板の一部をエ
    ッチングにより取り除くことを特徴とするプローブの製
    造方法。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記基板の一部をエッ
    チングにより取り除く前に、前記金属膜をエッチングに
    より加工することを特徴とするプローブの製造方法。
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