JPH07120122A - 空気調和機の冷媒漏れ防止装置 - Google Patents

空気調和機の冷媒漏れ防止装置

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JPH07120122A
JPH07120122A JP5272000A JP27200093A JPH07120122A JP H07120122 A JPH07120122 A JP H07120122A JP 5272000 A JP5272000 A JP 5272000A JP 27200093 A JP27200093 A JP 27200093A JP H07120122 A JPH07120122 A JP H07120122A
Authority
JP
Japan
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refrigerant
air conditioner
refrigerant leakage
valve
solenoid valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP5272000A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Ui
尚之 宇井
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP5272000A priority Critical patent/JPH07120122A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の配管または接続部からの冷媒漏
れを防止することのできる空気調和機の冷媒漏れ防止装
置を提供することを目的とする。 【構成】 電動膨張弁108と三方弁106の間に設け
た電磁弁1と、四方弁104と三方弁107の間に設け
た電磁弁2にて冷媒を圧縮機103に収納でき、前記三
方弁107と電磁弁2の間に設けた冷媒流れ方向検知手
段3により配管110、111の内部の冷媒の流れを検
知し、電磁弁1、2を閉めることにより冷媒漏れを最小
にできるようにした構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の冷媒漏れ防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機の室内機と室外機を接
続する配管および接続部から冷媒が漏れることが問題に
なっており冷媒漏れを検出し冷媒漏れを防止することが
求められている。
【0003】従来、この種の空気調和機の冷媒漏れ防止
装置は図3に示すような構成が一般的であった。以下、
その構成について図3を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、室外機101の内部にイ
ンバータ102により駆動される圧縮機103と、冷媒
の流路を切り換える四方弁104と、室外熱交換器10
5と、三方弁106、107と、冷媒の絞り機構となる
電動膨張弁108を設けている。そして、室内機109
は配管110、111により三方弁106、107を介
して室外機101と接続されている。前記圧縮機103
は室内機109からの運転指令を信号線112によりイ
ンバータ102に伝え、圧縮機103はインバータ10
2の制御により駆動され、圧縮機103から吐出した冷
媒は前記圧縮機103より導出した吐出管113を通
り、オイルセパレータ114を介して前記四方弁104
を通り、冷房時は前記室外熱交換器105により、また
暖房時は前記室内機109で凝縮され、前記電動膨張弁
108により減圧され、冷房時は前記室内機109で、
また暖房時は前記室外熱交換器105で蒸発作用として
熱交換されて、圧縮機に吸込管115を介して戻るとい
う冷凍サイクルを形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機の冷媒漏れ防止装置では、室内機109と室外機
101の配管110、111による接続では冷媒が一度
漏れ出すと空気調和機の冷房および暖房能力の低下、ま
たは、圧縮機103に異常が生ずるまでは検知できず、
三方弁106、107を手動により閉めるまでは冷媒が
漏れ続けたり、圧縮機103に過負荷が加わり圧縮機1
03が故障する可能性があるという問題があった。
【0006】また、特開平2−150679号公報に
は、マルチ型空気調和機の据え付け時に起き得る冷媒ガ
スの漏洩を未然に防止する提案がなされていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、施工
時または使用時に空気調和機の室内機と室外機を接続す
る配管から、または接続部から冷媒が漏れたらそれを検
知し、速やかに冷媒を室外機の圧縮機に収納し冷媒漏れ
を防止することのできる空気調和機の冷媒漏れ防止装置
を提供することを第1の目的とする。
【0008】第2の目的は、冷媒を圧縮機に収納する際
に室内機が負圧になり、冷媒漏れ部分から空気が混入し
ないようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の冷
媒漏れ防止装置は上記第1の目的を達成するために、第
1の手段は、室外機の内部にインバータ制御される圧縮
機と四方弁、室外熱交換器、三方弁を設け、室内機の室
内熱交換器を介して形成される冷凍サイクルと、この冷
凍サイクル中の前記室内機と前記室外機を接続する配管
および接続部からの冷媒漏れを検知する冷媒流れ方向検
知手段と、前記冷凍サイクルの冷媒の流れを停止する電
磁弁とを備え、前記電磁弁を前記冷媒流れ方向検知手段
の検知信号により作動せしめる構成とする。
【0010】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は電磁弁と連動する圧力検知手段を前記電磁弁と
三方弁の間に設けた構成とする。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、室
内機と室外機を接続する配管から発生した冷媒漏れを室
外機の内部の冷媒流れ方向検出手段により検知し、室外
機の内部の電磁弁を閉めることによりそれ以上の冷媒漏
れを防止することとなる。
【0012】また、第2の手段の構成により、冷媒を圧
縮機に収納する際に室内機の冷凍サイクル部分が負圧に
なり、冷媒漏れ部分から逆に空気が混入する可能性を完
全に防止することとなる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について、図1
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分には
同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0014】図に示すように、冷媒漏れの防止機構とな
る電磁弁1および2と、配管110、111の内部の冷
媒の流れを検知する冷媒流れ方向検知手段3を設ける。
【0015】上記構成により、冷媒が流れていないと
き、すなわち空気調和機の施工時および圧縮機103が
停止時に電磁弁1および2を閉め、冷媒流れ方向検知手
段3により配管110、111の内部の冷媒の流れを検
知し、配管110、111の内部の冷媒に流れがあると
きは冷媒漏れがあると判断し、電磁弁2を開け、電磁弁
1を閉めたまま冷房運転をし、冷媒を圧縮機103に収
納しその後に電磁弁2を閉め、圧縮機103の運転を停
止する。そして、使用者に冷媒漏れのあることを異常と
して知らせることができる。
【0016】このように本発明の第1実施例の空気調和
機の冷媒漏れ防止装置によれば、配管から冷媒漏れが発
生したときに電磁弁を閉めることによりそれ以上の冷媒
漏れを防ぐことができ、圧縮機を保護し、冷房および暖
房能力が低下する前に、冷媒漏れを検知でき修理するこ
とができる。
【0017】(実施例2)つぎに本発明の第2実施例に
ついて図2を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
【0018】図に示すように、電磁弁1と三方弁106
の間に圧力検知手段4を設ける。上記構成により冷媒漏
れが発生し、電磁弁1を閉めた状態で冷媒を圧縮機10
3に収納する際に、室内機109側の冷凍サイクル部分
の圧力を圧力検知手段4により検知し、3.0〜5.0
×105 Paになったら、電磁弁2を閉める。
【0019】このように本発明の第2実施例によれば、
圧縮機に冷媒を収納する際に、圧縮機に空気が混入する
のを完全に防止することができる。
【0020】なお、実施例では、冷凍サイクル部分の圧
力が3.0〜5.0×105 Paのときに電磁弁2を閉
めるようにしたが、これは一般的なポンプダウン時の圧
力を示したものであり、この数値に限定されるものでは
なく、要は低い正圧の状態で負圧になる前に電磁弁を閉
鎖できれば、作用効果に差異を生じない。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、空気調和機の室外機を冷媒流れ方向検出手
段により配管からの冷媒漏れを検知し、電磁弁により冷
媒漏れを防止するようにしたので、配管の内部からの冷
媒漏れを即時に発見でき、冷房および暖房能力が低下す
る前に修理でき、圧縮機を保護できる空気調和機の冷媒
漏れ防止装置を提供できる。
【0022】また、電磁弁と三方弁の間に圧力検知手段
を設けたので冷媒漏れ部分からの空気の混入を防止する
ことができる空気調和機の冷媒漏れ防止装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気調和機の冷媒漏れ防
止装置の構成を示す冷凍サイクル図
【図2】同第2実施例の構成を示す冷凍サイクル図
【図3】従来の空気調和機の冷媒漏れ防止装置の構成を
示す冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 電磁弁 2 電磁弁 3 冷媒流れ方向検知手段 4 圧力検知手段 101 室外機 102 インバータ 103 圧縮機 104 四方弁 105 室外熱交換器 106 三方弁 107 三方弁 109 室内機 110 配管 111 配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機の内部にインバータ制御される圧
    縮機と四方弁、室外熱交換器、三方弁を設け、室内機の
    室内熱交換器を介して形成される冷凍サイクルと、この
    冷凍サイクル中の前記室内機と前記室外機を接続する配
    管および接続部からの冷媒漏れを検知する冷媒流れ方向
    検知手段と、前記冷凍サイクルの冷媒の流れを停止する
    電磁弁とを備え、前記電磁弁を前記冷媒流れ方向検知手
    段の検知信号により作動せしめる構成とした空気調和機
    の冷媒漏れ防止装置。
  2. 【請求項2】 電磁弁と連動する圧力検知手段を前記電
    磁弁と三方弁の間に設けた請求項1記載の空気調和機の
    冷媒漏れ防止装置。
JP5272000A 1993-10-29 1993-10-29 空気調和機の冷媒漏れ防止装置 Pending JPH07120122A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018066491A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 ダイキン工業株式会社 冷凍装置

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