JPH07120111B2 - 画像良否推定法 - Google Patents

画像良否推定法

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JPH07120111B2
JPH07120111B2 JP62259959A JP25995987A JPH07120111B2 JP H07120111 B2 JPH07120111 B2 JP H07120111B2 JP 62259959 A JP62259959 A JP 62259959A JP 25995987 A JP25995987 A JP 25995987A JP H07120111 B2 JPH07120111 B2 JP H07120111B2
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JP
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toner
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continuous waveform
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興 石原
二朗 岩代
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子写真複写機に組み込まれる現像ローラ
が良好な複写画像を形成しうるか否かを推定する画像良
否推定法に関するものである。
〔従来の技術〕 一般に電子写真複写機は、二成分系現像法と一成分系現
像法の2種類の方法があるが、最近では非磁性トナーを
使用した一成分系現像法が主流になつてきている。この
ような一成分系現像法を応用した電子写真複写機は、第
6図に示すようにしてその現像を行う。すなわち、光導
電体表面層付きの感光ドラム1の外周面を一様に帯電さ
せ、ついで、摩擦ローラ2と現像ローラ3との間にトナ
ー供給装置4からトナーを供給し、上記ローラ2,3の摩
擦力によつてトナーを現像ローラ3の外周面に帯電状態
で付着させ、これを層形成ブレード5で一様にならし、
感光ドラム1の静電潜像に対して電気的吸引力で飛翔さ
せ、静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成し、
これを複写紙6に転写した後、定着するということによ
り行われている。
このような電子写真複写機に組み込まれる現像ローラ3
は、通常、第7図(縦断面図《a》,そのA矢視図
《b》)に示すような構造をしている。第7図におい
て、3aは金属製軸芯体、3bはその外周面に形成された導
電層であり、この導電層3b上にトナーが帯電状態で付着
する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような現像ローラ3は、電子写真複写機に組み込
まれる前に、その複写画像形成能力が試験される。すな
わち、上記現像ローラ3の軸方向または周方向に一定の
長さで電気抵抗が測定され、その電気抵抗値が所定の範
囲内に収まつているか否かを調べ現像ローラ3の上記能
力を試験するようになつている。ところが、上記のよう
に現像ローラ3の電気抵抗が所定の範囲内に収まつてい
ても、それを実際に電子写真複写機に組み込んだ場合、
得られる複写画像にむら等が生じている。すなわち、従
来の方法では、現像ローラ3に対する上記試験の結果
と、複写画像の良否が一致せず、現像ローラ3の試験結
果は一つの目安としてしか扱われていないのが実情であ
る。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、現
像ローラの特性試験の結果から複写画像の良否を正確に
推定することのできる方法の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明の画像良否推定法
は、測定対象である電子写真複写機に組み込まれる前の
現像ローラを軸中心に定速回転させながらその外周面に
トナーを帯電状態で付着させ、そのトナー付着部の表面
電位を現像ローラの軸方向または周方向の一定領域内で
求めて表面電位の連続波形として表わし、この連続波形
を、予め求められている良複写画像の表面電位連続波形
と対比して推定対象現像ローラによる複写画像の良否を
推定するという構成をとる。
〔作用〕
本発明者らは、先の、現像ローラの試験結果と複写画像
の良否とが一致しない原因について研究を重ねる過程
で、従来のような静的な状態で電気抵抗値を測定しても
複写画像の良否の推定には不充分であり、これを実際に
使用する態様で現像ローラを駆動させ、その表面電位を
測定すると、その表面電位の連続波形と複写画像とが正
確に一致することを見出しこの発明に到達した。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例〕
第1図はこの発明に用いる試験装置の構成を示してい
る。図において、3は測定対象の現像ローラであり、中
心軸を中心に矢印方向に定速回転するよう着脱自在に支
持されている。5はこの現像ローラ3の外周面に圧接す
る層形成ブレードであり、10は現像ローラ3の外周面に
層形成ブレード5の作用によつて帯電状態で付着するト
ナーである。11は表面電位センサー、12は表面電位計、
13は表面電位の連続波形を表わすオシロスコープ、14は
その記録用レコーダ、15は電流計である。また、16は現
像バイアス用電源、17はその切り換えスイツチである。
上記表面電位センサー11は、現像ローラ3の軸方向に移
動でき、その移動範囲内の表面電位を測定できるように
なつている。
すなわち、測定対象の現像ローラ3をこの装置にかけ
て、軸中心に定速回転させ、層形成ブレード5でトナー
10をその外周面に帯電状態で付着させる。この現像ロー
ラ3の表面電位(帯電状態のトナーが付着している部
分)を、表面電位センサー11で求め、表面電位計12,オ
シロスコープ13を介して記録用レコーダ14にその表面電
位の連続波形を表わさせる。このようにして、現像ロー
ラを定速回転させながら、表面電位センサー11を現像ロ
ーラ3の軸方向に移動させ、その軸方向の一定区間(30
mm)について表面電位を測定した結果を、その同じ区間
について静的に(組み込み前の状態において表面の電気
抵抗を求めたもの)および複写画像(その現像ローラを
実際に電子写真複写機に組み込んで複写を行つたもの)
の結果と対比して第2図ないし第4図に示した。これら
の図において、VSはこの発明によつて得られた表面電位
であり、SLVは従来の静的な電気抵抗を示し、CDは複写
画像の濃度を示している。そして第2図,第3図および
第4図は、それぞれ現像ローラ3を軸方向に適宜に区切
つて、その区切られた一区間ごとの測定結果を表してい
る。また、上記現像ローラの周方向についての測定結果
(表面電位センサー11を一定位置に固定し、ローラ3を
回転させて得られた結果)を第5図に表わしている。第
5図においても、VSは本発明による測定結果を示し、SL
Vは従来の静的な電気抵抗を示し、CDはそれを組み込ん
だ電子写真複写機の複写画像の濃度を示している。
第2図ないし第5図の結果から、静的な電気抵抗(SL
V)の連続波形と複写画像(CD)の濃度とは対応してい
ないが、本発明の表面電位の連続波形(VS)と複写画像
の濃度(CD)とは正確に対応していることがわかる。す
なわち、複写画像は、静的な電気抵抗の連続波形とは相
関がなく、本発明のように、現像ローラ3を軸中心に定
速回転させながら、例えば表面電位センサー11を周方向
に沿つて一定区間移動させて得られる表面電位の連続波
形と正確に相関することがわかる。この場合、第2図お
よび第3図の表面電位の連続波形(VS)の全体的な傾向
は、周方向の表面電位(第5図参照)の連続波形(VS)
のそれとよく似ている。これは、軸方向の表面電位が円
周方向の表面電位のばらつきの影響を受けていることを
意味し、このような軸方向の表面電位のばらつきの影響
を受けながら作成された第2図ないし第3図の表面電位
の連続波形(VS)が、正確に複写画像の良否に対応する
ことがわかる。すなわち、従来の静的な電気抵抗値で
は、このような複写画像の良否の推定は不可能である。
なお、第2図ないし第5図における静的な電気抵抗SLV
は、非接触抵抗測定装置で測定したものであり、また複
写画像CDの濃度は上記現像ローラを電子写真複写機に組
み込み、上記表面電位測定部に対応する複写画像の部分
の濃度を濃度計により測定したものである。
また上記の説明では現像ローラ3にバイアス電圧を印加
せず零電位にして試験を行つているが、現像時と同様な
バイアス電圧を、切り換えスイツチ17の切り換えにより
印加しながら表面電位を測定しても、上記と同様な結果
を得ることができる。また、層形成ブレード5を導体で
形成し、層形成ブレード5と現像ローラ3との間に電流
計を設定すれば、摩擦帯電によつて加えられた帯電量の
測定を行うことができる。この帯電量(帯電による現像
ローラ3から層形成ブレード5への流れ電流)は、層形
成ブレード5の摩擦電荷や摩擦圧力、さらに現像ローラ
3の回転数、トナーの搬送量、トナー粒子数に比例する
と考えられる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の画像良否推定法は、測定対象
である電子写真複写機に組み込まれる前の、現像ローラ
を軸中心に定速回転させながらその外周面にトナーを帯
電状態で付着させ、そのトナー付着部の表面電位を現像
ローラの軸方向または周方向の一定領域内で求めて表面
電位の連続波形として表わし、この連続波形を、予め求
められている良複写画像の表面電位連続波形と対比して
推定対象現像ローラによる複写画像の良否を推定するた
め、現像ローラの表面電位の連続波形を基準にし、その
現像ローラによつて形成される複写画像の良否を正確に
推定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に用いる試験装置の構成図、第2図,
第3図,第4図および第5図は表面電位連続波形曲線
図、第6図は従来の電子写真複写機の構成図、第7図
(a)はそれに用いられている現像ローラの縦断面図、
第7図(b)はそのA矢視図である。 3……現像ローラ、5……層形成ブレード、10……トナ
ー、11……表面電位センサー、12……表面電位計、13…
…オシロスコープ、14……記録用レコーダ、15……電流
計、16……現像バイアス用電源、17……切り換えスイツ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象である電子写真複写機に組み込ま
    れる前の現像ローラを軸中心に定速回転させながらその
    外周面にトナーを帯電状態で付着させ、そのトナー付着
    部の表面電位を現像ローラの軸方向または周方向の一定
    領域内で求めて表面電位の連続波形として表わし、この
    連続波形を、予め求められている良複写画像の表面電位
    連続波形と対比して推定対象現像ローラによる複写画像
    の良否を推定することを特徴とする画像良否推定法。
JP62259959A 1987-10-15 1987-10-15 画像良否推定法 Expired - Lifetime JPH07120111B2 (ja)

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JPH01102488A JPH01102488A (ja) 1989-04-20
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