JPH07120045A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH07120045A
JPH07120045A JP5262784A JP26278493A JPH07120045A JP H07120045 A JPH07120045 A JP H07120045A JP 5262784 A JP5262784 A JP 5262784A JP 26278493 A JP26278493 A JP 26278493A JP H07120045 A JPH07120045 A JP H07120045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
compressor
voltage
microcomputer
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP5262784A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kawaguchi
雅幸 川口
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧の低下を検出し、電源電圧が設定値
以下の時は圧縮機の運転を3分間停止させることによ
り、圧縮機その他の機器の損傷を防止する。 【構成】 商用電源1に接続した直流電圧生成回路2の
電源トランス3の出力電圧を電圧検出回路11で検出し、
検出値をマイクロコンピュータ10のアナログ入力ポート
INに入力する。マイクロコンピュータ10は電圧検出回
路11の検出値を記憶部に記憶させてある設定値と比較
し、検出値が設定値以下の時は圧縮機7の運転を3分間
停止させる。なお、8は圧縮機7の電源回路を開閉する
リレー、9はトランジスタ12を有するリレー駆動回路
部、6はマイクロコンピュータ10に電圧を供給する電源
回路部である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の制御装置に
係わり、特に電源電圧の低下から圧縮機を保護するため
の手段に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機には冷凍サイクルを構成する
圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、絞り手段、室内側熱
交換器の他に、室外送風機、室内送風機等が設けられて
おり、室外側熱交換器、絞り手段、室内側熱交換器を除
く機器は制御部のマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンという)により運転制御されるようになっているが、
この制御部の電源は商用電源電圧を所定の直流電圧に変
換する電源回路から得るようになっている。このような
空気調和機では運転中に商用電源が停電してもその停電
時間が周波数にして数ヘルツ〜数十ヘルツ程度以下の短
時間であれば、上記制御部の電源は電源回路の平滑用コ
ンデンサの充電電圧によってバックアップされる。した
がって、制御部は圧縮機等を制御する制御機能を一定時
間だけ維持することができるわけで、その間は圧縮機運
転信号の出力が可能である。一方、圧縮機の電源回路に
はそのようなバックアップ機能がないため、圧縮機は制
御部が制御機能を無くすに要する時間よりも短い瞬時停
電で停止してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような空気調和機の場合、瞬時停電により圧縮機が停止
しても、制御部は平滑コンデンサの充電電圧によってバ
ックアップされているため、ある一定時間は制御機能を
維持しており、もし、この制御機能が停止しない内に圧
縮機に再び電力が供給されると、冷凍サイクル内の圧力
バランスが不均衡な状態のままになっているので、同圧
縮機はロック現象を引き起こし、機械的損傷を生じた
り、ロックによる過電流で異常加熱され、寿命に悪影響
を及ぼしたり、時には屋内の電流ブレーカを遮断する恐
れもある。したがって、本発明においては、このような
問題発生を防止することのできる空気調和機の制御装置
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、商用電源に接続され
た電源トランスの出力電圧を直流電圧に変換して平滑
し、圧縮機の電源回路を開閉するリレーの駆動回路部
と、同駆動回路部を制御するマイクロコンピュータの電
源回路部とに供給するようにしてなるものにおいて、前
記電源トランスの二次側と前記マイクロコンピュータの
所定の入力ポート間に電源電圧の検出回路を設け、検出
値が商用電源の瞬時停電等により設定値以下に低下した
場合は前記圧縮機の運転を所定時間停止するよう前記リ
レーの駆動回路部を制御するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、電源電圧の検出回路によ
り検出された電圧が設定値以下になった場合には圧縮機
を停止させると共に、再起動のタイミングを所定時間遅
らせることができるので、この間に冷凍サイクル内の圧
力バランスをとることができ、圧縮機をロックさせるこ
となく再起動させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図2に基づい
て説明する。図1は空気調和機の制御装置の回路図で、
1は商用電源、2は電源トランス3と、全波整流器4
と、平滑コンデンサ5とから成る直流電圧生成回路、6
は直流電圧生成回路2の出力電圧を更に減圧してマイコ
ンに供給する電源回路部、7は冷凍サイクルの冷媒を圧
縮吐出する圧縮機、8は圧縮機7の電源回路を開閉する
リレー、9はリレー8の駆動回路部、10は圧縮機7およ
び図示されてない送風機等を制御するマイコン、11は電
源電圧を検出するための電圧検出回路である。なお、マ
イコン10は言うまでもないが、記憶部、比較部、タイマ
部、制御回路部等で構成され、また、電圧検出回路11は
電源トランス3の出力電圧を整流するダイオードD1,
D2と、コンデンサC1,C2と、抵抗R1,R2等で
構成されている。
【0007】ところで、商用電源1の電圧波形は一定周
期(例えば、50Hzでは1周期20ms)で振幅を繰
り返しているので、図示の電圧検出回路11の場合、コン
デンサC1の容量が少なすぎると電圧波形の半周期毎に
現れるゼロクロス点およびその前後における電源電圧の
検出値がマイコン10の記憶部に記憶させた設定値以下に
なってしまい、この電圧降下が商用電源1の瞬時停電に
よるものであるかどうか区別できなくなる。また、コン
デンサC1の容量が大きすぎると検出値が平滑されてし
まうため商用電源が瞬時停電しても、その時の電圧降下
を検出できなくなってしまう。さらにまた、圧縮機6は
その構造(型式)にもよるが10ms以下の瞬時停電では
ロックすることなく運転が継続され、それ以上の瞬時停
電ではロックする可能性が非常に高くなる。そこで、本
実施例においては、例えば10ms以下の瞬時停電では電
圧検出回路11の検出値が設定値以下にならないように、
かつまた、10ms以上の瞬時停電では電圧検出回路11の
検出値が設定値以下になるようにコンデンサC1の容量
等が決められている。このように構成された電圧検出回
路11の検出値はマイコン10のアナログ入力ポートINに
入力されるが、マイコン10はその検出値を記憶部が記憶
している設定値、例えば80Vと比較し、検出値が設定値
よりも低いときは圧縮機7の運転を3分間停止する制御
を行うようになっている。以下、マイコンの動作を図2
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0008】先ず、ステップST1ではアナログ入力ポ
ートINから電源電圧の検出値を取り込む。ステップS
T2では検出値と記憶部の設定値とを比較し、検出値す
なわち電源電圧が設定値以下に低下しているかどうかを
判定し、電源電圧の低下を認めるとステップST3で圧
縮機7が運転中であるかどうかを判定し、運転中でなけ
ればステップST1に戻すが、運転中であればステップ
ST4で圧縮機7の運転を停止させ、ステップST5で
3分タイマを始動させ、ステップST1に戻す。ステッ
プST2の判定で電源電圧が記憶部の設定値以上になっ
ていることが認められるとステップST6で圧縮機7が
運転中であるかどうかを判定し、運転中であればステッ
プST1に戻すが、運転停止中であればステップST7
に進め、ステップST4での圧縮機停止から3分が経過
したかどうかを判定し、経過してなければステップST
1に戻すが、経過したことを認めるとステップST8で
圧縮機7の運転再開を許可する。このような制御を行え
ば、圧縮機7が停止した後の冷凍サイクルの圧力バラン
スを十分にとることができるので起動時のロックを防止
できる。なお、図2では圧縮機の運転停止時間を3分間
とし、3分が経過すると圧縮機7の運転再開を許可する
ようになっているが、ステップST7からステップST
8に進む過程でステップST2と同様の判定を行うよう
にしておけば、電源電圧が何らかの原因によって3分経
過後も設定値以下になっているような場合に圧縮機7を
起動させないで済む。
【0009】
【発明の効果】以上、説明したような制御装置を備えた
空気調和機であるならば、電源電圧が瞬時停電などによ
って低下すると圧縮機の運転を停止させ、電源電圧が正
常値に戻っても圧縮機の再起動のタイミングを所定時間
遅らせることができるので運転再開時の圧縮機がロック
するようなことはなく、圧縮機に過電流が発生する恐れ
もないので品質的に優れた空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の制御装置
の回路図である。
【図2】本発明の制御例を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 商用電源 2 直流電圧生成回路 3 電源トランス 4 全波整流器 5 平滑コンデンサ 6 マイコン用電源回路部 7 圧縮機 8 リレー 9 リレー駆動回路部 10 マイクロコンピュータ(マイコン) 11 電圧検出回路 12 トランジスタ D1 ダイオード D2 ダイオード C1 コンデンサ C2 コンデンサ R1 抵抗 R2 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源に接続された電源トランスの出
    力電圧を直流電圧に変換して平滑し、圧縮機の電源回路
    を開閉するリレーの駆動回路部と、同駆動回路部を制御
    するマイクロコンピュータの電源回路部とに供給するよ
    うにしてなるものにおいて、前記電源トランスの二次側
    と前記マイクロコンピュータの所定の入力ポート間に電
    源電圧の検出回路を設け、検出値が商用電源の瞬時停電
    等により設定値以下に低下した場合は前記圧縮機の運転
    を所定時間停止するよう前記リレーの駆動回路部を制御
    するようにしてなることを特徴とする空気調和機の制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電源電圧の検出回路が前記電源トラ
    ンスの出力電圧を整流する複数のダイオードと、整流後
    の電圧が電源周波数のゼロクロスおよびゼロクロスの前
    後に前記設定値以下にならないように選ばれたコンデン
    サと抵抗とから成る請求項1記載の空気調和機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮機の運転を所定時間停止させた
    後も前記検出値が設定値以下の場合は検出値が設定値以
    上になるまで圧縮機を起動させないようにしてなる請求
    項1記載の空気調和機の制御装置。
JP5262784A 1993-10-20 1993-10-20 空気調和機の制御装置 Pending JPH07120045A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141089A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Sanyo Electric Co Ltd 制御装置、冷凍装置
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JPWO2017094151A1 (ja) * 2015-12-02 2018-03-08 三菱電機株式会社 空気調和機の保護回路および保護方法

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