JPH07119894B2 - 内視鏡用撮像装置 - Google Patents

内視鏡用撮像装置

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JPH07119894B2
JPH07119894B2 JP60027688A JP2768885A JPH07119894B2 JP H07119894 B2 JPH07119894 B2 JP H07119894B2 JP 60027688 A JP60027688 A JP 60027688A JP 2768885 A JP2768885 A JP 2768885A JP H07119894 B2 JPH07119894 B2 JP H07119894B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ファイバースコープにも硬性鏡にも使用可能
な内視鏡用撮像装置に関するものである。
従来技術 従来、内視鏡による画像をテレビモニターを通して観察
する場合、同一のテレビカメラをファイバースコープ及
び硬性鏡に対して使用するためには、第2図に示す如く
各々ファイバースコープ用及び硬性鏡用のアダプタを介
してテレビカメラを内視鏡の接眼部に取付けている。即
ち、第2図(A)において、1は硬性鏡、2は硬性鏡1
の接眼部に取付けられた硬性鏡用アダプタで、撮影レン
ズ3が組込まれている。4はアダプタ2の後方に装着さ
れたテレビカメラで、撮像素子5と該撮像素子5の前方
に配設された水晶フィルタ6とを備えている。7はカメ
ラコントロールユニットで、前記撮像素子5からの信号
に基づきテレビモニター8の画面に硬性鏡1による観察
像を表示する。この場合、モアレ縞の発生はテレビカメ
ラ4内の水晶フィルタ6により除去されている。また第
2図(B)において、9はファイバースコープ、10はフ
ァイバースコープ9の接眼部に取付けられたファイバー
スコープ用アダプタで、撮影レンズ11及び例えば特公昭
36−20417号に示されているような位相フィルタ12が組
込まれている。このアダプタ10の後方には第2図(A)
と同じテレビカメラ4が装着されている。この場合、モ
アレ縞の発生はアダプタ10内の位相フィルタ12により除
去されるようになっている。しかしながら、位相フィル
タの低周波への効果が強すぎるためにモアレ縞の除去と
同時に解像力の低下を生じてしまうという欠点があっ
た。
目 的 本発明は、以上の点に鑑み、解像力を低下せしめること
なくモアレ縞の発生を防止し得るようにしたファイバー
スコープ及び硬生鏡に使用可能な内視鏡用撮像装置を提
供することを目的としている。
概 要 本発明による内視鏡用撮像装置は、内視鏡の接眼部に取
付可能で且つ撮影レンズが組込まれているアダプタと、
該アダプタの後方に装着可能で且つ撮像素子を内蔵して
いるテレビカメラとから構成されていて、内視鏡による
画像をアダプタの撮影レンズを介してテレビカメラ内の
撮像素子により撮像するようにした内視鏡用撮像装置に
おいて、各々が複屈折性物質から成る第1のフィルタと
第2のフィルタを含むフィルタ手段を内蔵している。第
1のフィルタは前記アダプタに、また第2のフィルタは
前記テレビカメラにそれぞれ内蔵されており、前記フィ
ルタ手段は、前記テレビカメラを前記アダプタに装着し
たとき、前記撮像素子に対して水平方向となる方向に光
線を分離させる水平分離複屈折板を少なくとも1つ含ん
でいて、該水平分離複屈折板の内の少なくとも1つは前
記第1のフィルタに含まれている。水平分離複屈折板と
しては種々の形式のものを含み得るが、前記第1のフィ
ルタに含まれる水平分離複屈折板、或いは前記第1のフ
ィルタに含まれる水平分離複屈折板と前記第2のフィル
タに含まれる水平分離複屈折板とを合成して1つの水平
分離複屈折板としたもの、の水平分離量Hが以下の条件
を満足するように選定されている。
2P/3<H<4P/3 但し、Pは前記撮像素子の画素の水平方向の幅である。
本発明による内視鏡用撮像装置は、また、上記水平分離
複屈折板の代わりに垂直分離複屈折板を含むフィルタ手
段を、上記の場合と全く同様な構成で内蔵することがで
きる。この場合、垂直分離量Vは以下の条件を満足する
ように選定される。
2Q/3<V<4Q/3 但し、Qは撮像素子の画素の垂直方向の幅である。
実施例 以下図面に示した実施例に基づき本発明を説明すれば、
第1図において、20はファイバースコープ9の接眼部に
取付けられたアダプタで、撮影レンズ21と三枚の水晶板
から成る水晶フィルタ22が組込まれている。23はアダプ
タ20の後方に装着されたテレビカメラで、撮像素子24と
該撮像素子24の前方に配設された一枚の水晶フィルタ25
とを備えている。ここで水晶フィルタ22は第3図に示さ
れているように入射側から順に三枚の水晶板22a,22b,22
cから構成されており、各水晶板22a,22b,22c及び水晶フ
ィルタ25の複屈折による光線の分離(異常光の常光に対
する分離)の方向及び分離量は第4図(A),(B),
(C),(D)に矢印で示す方向及びP1,P2,P3,P4で示
す量であり、ここで各水晶板22a,22b,22c及び水晶フィ
ルタ25を通った後の光線の分離は光軸に垂直な断面で見
て各々第5図(A),(B),(C),(D)で示すよ
うになる。尚、第5図で光線を示す黒丸に付された棒は
光線の偏光方向を示す。従ってP1,P2,P3,P4を各々以下
の式 P2<P1,P2<P3+P4 ……(2) P3+P4=P ……(3) Pは撮像素子24の横方向の一画素の幅である(第4図
(E)参照)。
を満足するように選定すれば、水晶フィルタ22及び25の
全体のMTFはほゞ第6図のようになるので、撮像素子24
の画素とファイバースコープ9のイメージガイドとによ
り発生するモアレ縞が除去される。ここでは、P3+P4
特許請求の範囲(1)に述べた水平分離量Hに相当する
から、アダプタ20に含まれる水晶板22c即ちアダプタ20
に内蔵されたフィルタ22に含まれる水平分離複屈折板
と、テレビカメラ23に含まれる水晶フィルタ25即ち水平
分離複屈折板との合成したものが、所望の分離量を与え
ている。尚、第4図(E)においてハッチングは色モザ
イクフィルタの色違いの部分を示すもので、水平方向の
色モザイクの周期は2Pということになる。実用上は、式
(1),(3)は以下の式(4),(5)のように条件
をゆるめても差し支えない。
式(3),(5)はモザイクフィルタにより生ずるモア
レ縞を除去するための条件式であり、式(1),(4)
は撮像素子の画素の一ピッチにより生ずるモアレ縞を除
去するための条件式である。色モザイクフィルタがない
場合には式(1)から(5)においてPを でおきかえてもよく、おきかえないときは式(3),
(5)は水平方向の画素の二ピッチ周期で生ずるモアレ
縞を除去するための条件式となる。
尚、第4図に示されているように、水晶板22c及び水晶
フィルタ25はその複屈折の方向が同じであり、その分離
量の和が式(3)または(5)を満たすようにしている
ので、硬性鏡においてもファイバースコープにおいても
解像力がそれほど低下することはなく必要に応じてモア
レ縞が除去され得る。
また、式(1),(3)の代りに以下の式、即ち P1=P ……(6) を用いてもよく、式(4),(5)の代りに以下の式、
即ち を用いてもよい。これは、第5図のP1とP3+P4の大きさ
の関係を逆にすることを意味している。従って、これら
の式に従う場合には、分離量P1が特許請求の範囲(1)
で述べた水平分離量Hに相当することになり、アダプタ
20に含まれる水晶板22a即ちアダプタ20に内蔵されたフ
ィルタ22に含まれる水平分離複屈折板が単独で所望の水
平分離を与えることになる。尚、さらにP4の値は硬性鏡
との組合せで決り、実験的には となる。
水晶板22cと水晶フィルタ25とはその複屈折の方向が互
いに反対向きであっても式(3)または(5)を満たし
ていれば同様な効果が得られる。また水晶の表面に対す
る結晶軸の方向が45゜であるときに複屈折量は最大にな
り、水晶の厚さ1mmに対して分離量は約5.8μになる。
さらに、P3=0であってもよく、この場合水晶フィルタ
22は第7図(A)に示されているように水晶板22a及び2
2bのみから構成されている、或いは水晶フィルタ22のう
ち水晶板22bをテレビカメラ23内の水晶フィルタ25の手
前に配設してもよい(第7図(B)参照)。さらに第7
図(B)の水晶板22aを二つに分割して22a1,22a2とし水
晶板22a2をテレビカメラ23内に備えるようにしても同様
の効果が得られ(第7図(C)参照)、この場合、水晶
板22a1による複屈折量をP1A,水晶板22a2による複屈折量
をP1Bとすれば P1A+P1B=P1 を満足するように各複屈折量P1A及びP1Bが選定され、且
つその複屈折の方向は同方向であり、さらに式(1)か
ら(10)が満たされるようになっている。
次に水晶板22cと水晶フィルタ25の複屈折方向を同方向
にまたは逆方向にそろえるためには、アダプタ20とテレ
ビカメラ23との装着部をバヨネットマウントにすればよ
いが、テレビカメラ23がスクリューマウント等の方向性
のない装着部を備えている場合には、水晶フィルタ25を
備えたテレビカメラ23を水晶板22cを有するアダプタ20
に装着した後に外部から水晶板22cを含む水晶フィルタ2
2を光軸の周りに回動させればよく、このための具体的
な装置を以下に説明する。
第8図において、30は中央に撮影レンズ21及び水晶フィ
ルタ22を支持するアダプタ本体で、そのスクリューマウ
ント部31はアダプタ本体に対してリング32により回動可
能に挾持されている。33はスクリューマウント部31の外
周部に固定的に取付けられていて且つ内周面に内歯33a
が全周に亘って形成されているリング部材で、その内歯
33aに外部から半径方向に移動可能な操作部材34に取付
けられた係止爪34aが係合することにより回動が阻止さ
れ得る(第8図(B),(C)参照)。尚、操作部材34
は第8図(C)に示されているようにアダプタ本体30に
対してネジ止めされたワッシャ35によりガイドされ且つ
板バネ36により図面において上方に即ち係止爪34aがリ
ング部材33の内歯に係合する方向に弾圧されている。こ
の構成によれば、スクリューマウントによりアダプタ30
にテレビカメラ23を装着した後、操作部材34を指で押し
下げてアダプタ本体30を会同させ適宜の位置で操作部材
34から指を離せば、水晶フィルタ22の水晶板22cの複屈
折の方向がテレビカメラ23内の水晶フィルタ25の複屈折
の方向と同方向または逆方向に設定され得る。
第9図は他の方式を示しており、40は中央に撮影レンズ
41を支持しており且つ単体ではシネ撮影またはスチール
撮影等にも使用し得るアダプタとして構成された第一の
本体部分40aと、該第一の本体部分40aに適宜な方法によ
り装着され且つテレビカメラ23のためのスクリューマウ
ントを備えた第二の本体部分40bとから成るアダプタ本
体で、該第二の本体部分40bの内側には水晶フィルタ22
を支持する鏡筒部42が光軸方向には移動しないが光軸の
周りに回動し得るようにリング43により挾持されてい
る。44は該鏡筒部42の外周面とアダプタ本体の第二の本
体部分40bの内周面との間に組込まれた弾性体で、鏡筒
部42の第二の本体部分40bに対する回動を軽い力で阻止
している。45は鏡筒部42の第二の本体部分40aに向いた
端面に備えられた切込溝で、例えばコイン等Xが係合し
得るように形成されている。この構成によれば、スクリ
ューマウントによりアダプタの第二の本体部分40bにテ
レビカメラ23を装着した後、コイン等を鏡筒部42の切込
溝45に嵌合させて該鏡筒部42を第二の本体部分40bに対
して弾性体44の回動阻止力に抗して回動せしめれば、水
晶フィルタ22の水晶板22cの複屈折の方向がテレビカメ
ラ23内の水晶フィルタ25の複屈折の方向と同方向または
逆方向に設定され得、その位置で弾性体44により軽く係
止される。
第10図は第3図とは異なる水晶フィルタの構成を示して
おり、第3図の水晶板22aの代りに水晶板51が備えられ
ている。この水晶板51は第11図(A)に矢印で示す方向
及び分離量P5の複屈折を生ずるように形成されており、
該分離量P5を第11図(B)に示すように撮像素子24の縦
方向の一画素の大きさQに対して P5=Q ……(11) を満足するように選定すればモアレ縞が除去され得る。
実用上は 2/3Q<P5<4/3Q ……(12) を満たせばよく、またQを でおきかえてもよい。ここで水晶板51,22b,22c及び水晶
フィルタ25を通った後の光線の分離は光軸に垂直な断面
で見て第12図で示すようになる。尚、第11図(B)にお
いてハッチングは色モザイクフィルタの色違いの部分を
示すもので、縦方向の色モザイクの周期は2Qということ
になり、従って式(11),(12)は色モザイクフィルタ
の垂直方向の周期のモアレ縞を除去するための条件式で
ある。
第13図は第3図または第10図の水晶板22bの代りに四分
の一波長板52が備えられている水晶フィルタの構成を示
しており、第一の水晶板が第3図の如く水晶板22aであ
る場合にはその光線の分離は第14図(A)のようにな
り、また第一の水晶板が第10図の如く水晶板51である場
合にはその光線の分離は第14図(B)のようになる。
第15図は第13図の水晶板22a,22cの代りに水晶板61,62を
備えた三枚構成の水晶フィルタ63と、水晶フィルタ25の
代りに四枚構成の水晶フィルタ64を備えた構成例であ
り、ここで水晶フィルタ64は順に四分の一波長板または
第3図の水晶板22bの如く45゜の方向に複屈折を生ずる
水晶板65,水晶板66,67及び68から成る。水晶板67は四分
の一波長板であり、各水晶板61,62,66,68は第16図
(A),(B),(C),(D)に矢印で示す方向及び
分離量P6.P7,P8,P9の複屈折を生ずるように形成されて
いる。各分離量P5,P6,P7,P8を各々 を満足するように選定すれば、モアレ縞が除去され得
る。実用上は を満たせばよく、水晶フィルタ63を通過した後の光線の
分離は第17図(A)の如くなり、また水晶フィルタ64を
通過した後の光線の分離は第17図(B)の如くなる。
尚、ここでは、P6が特許請求の範囲(1)における水平
分離に相当し、又、P7が特許請求の範囲(3)の垂直分
離に相当する。第15図の構成例において、撮像素子24の
前に色モザイクフィルタが配設されていてもよく、水平
方向の色モザイクの周期をPC,垂直方向の色モザイクの
周期をQCとすれば、各水晶板の分離量P6,P7,P8,P9を満足するように選定すれば、撮像素子の画像及び色モ
ザイクフィルタにより生ずるモアレ縞が除去される。実
用上は を満たせばよい。尚、第15図の構成例を撮像管に対して
適用する場合には第18図に示すように撮像管70の垂直方
向の走査線71の間隔をQ,二色のストライプフィルタ72,7
3の水平方向周期を各々P,PCとして式(13),(14),
(15),(16)の条件式を満たすようにすればよく、ま
た他の構成例においても色モザイクフィルタの水平方向
の周期をストライプフィルタの周期におきかえ且つ垂直
方向の画素のピッチを走査線の間隔におきかえれば撮像
管に対しても適用可能である。
以上すべての構成例において水晶の代りに複屈折性物質
例えば方解石を用いても同様の効果が得られることはい
うまでもなく、また第3図,第10図,第13図または第15
図の構成例において第2図(B)の位相フィルタ12を光
路中に挿入してもよい。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、内視鏡の接眼部に取
付可能で且つ撮影レンズが組込まれているアダプタと、
該アダプタの後方に装着可能で且つ撮像素子を内蔵して
いるテレビカメラとから構成されていて、内視鏡による
画像をアダプタの撮影レンズを介してテレビカメラ内の
撮像素子により撮像するようにした内視鏡用撮像装置に
おいて、該アダプタ及びテレビカメラに各々複屈折性物
質から成る第一及び第二のフィルタを内蔵し、該第一及
び第二のフィルタを、該テレビカメラを該アダブタに装
着したときに該二つのフィルタによる複屈折の分離方向
がテレビカメラ内の撮像素子に対して水平及び/または
垂直な成分を含むようにし、且つ、その水平または垂直
な方向に分離するフィルタの光線分離量と該撮像素子の
画素の該方向の幅が所定の条件を満たすように、撮像光
路中に配設したから、位相フィルタの場合のように解像
力の低下を生ぜしめずにモアレ縞の発生を防止し得、而
も各種内視鏡即ちファイバースコープ及び硬性鏡に対し
て使用可能であり、また、本発明は、撮像素子側でモア
レ縞の発生を防止せしめるようにしたので、ファイバス
コープを交換する毎にフィルタを取り替える必要がな
く、使用上便利であり、コストも低減できるので極めて
効果的な内視鏡用撮像装置が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による内視鏡用撮像装置の一実施例を示
す概略図、第2図は従来の内視鏡用撮像装置の一例を示
す図、第3図は第1図の実施例における水晶フィルタの
構成を示す図、第4図は第3図の各水晶板及び水晶フィ
ルタの複屈折の状態と撮像素子の撮像面を示す図、第5
図は第3図の水晶フィルタによる光線の分離を示す図、
第6図は第3図の水晶フィルタによるMTFを示すグラ
フ、第7図は第3図の水晶フィルタの変形例を示す図、
第8図はアダプタ内の水晶板の方向をテレビカメラ内の
水晶フィルタの方向に対して回動調整するための具体機
構を示す図で(A)は断面図,(B),(C)は(A)
のB−B線,C−C線断面図であり、第9図は第8図とは
異なる機構を示す(A)断面図及び(B)正面図、第10
図,第13図,第15図及び第18図は水晶フィルタの異なる
構成例を示す図、第11図及び第16図は各構成例におけ水
晶板の複屈折の状態を示す図、第12図,第14図及び第17
図は各構成例による光線の分離を示す図、第18図は撮像
管の走査線及びストライプフィルタを示す図である。 20,30,40……アダプタ、21,41……撮影レンズ、22,25,6
3,64……水晶フィルタ、22a,22b,22c,51,61,62,66,68…
…水晶板、23……テレビカメラ、24……撮像素子、31…
…スクリューマウント部、32……リング、33……リング
部材、34……操作部材、35……ワッシャ、36……板バ
ネ、42……鏡筒部、43……リング、44……弾性体、45…
…切込溝、52,67……四分の一波長板、70……撮像管。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の接眼部に取付け可能で且つ撮影レ
    ンズが組込まれているアダプタと、該アダプタの後方に
    装着可能で且つ撮像素子を内蔵しているテレビカメラと
    から構成されていて、内視鏡による画像をアダプタの撮
    影レンズを介してテレビカメラ内の撮像素子により撮像
    するようにした内視鏡用撮像装置において、 該内視鏡用撮像装置はフィルタ手段を内蔵していて、該
    フィルタ手段は第1のフィルタと第2のフィルタを含
    み、 前記第1のフィルタと第2のフィルタは各々複屈折性物
    質から成っていて、前記第1のフィルタは前記アダプタ
    に、また前記第2のフィルタは前記テレビカメラにそれ
    ぞれ内蔵されており、 前記フィルタ手段は、前記アダプタに前記テレビカメラ
    が装着されたとき、前記撮像素子に対して水平方向とな
    る方向に光線を分離させる少なくとも1つの水平分離複
    屈折板を含んでいて、該水平分離複屈折板の内の少なく
    とも1つは前記第1のフィルタに含まれており、 前記水平分離複屈折板が、前記第1のフィルタにのみ含
    まれている場合も、前記第1及び第2の各フイルタに含
    まれている場合も、前記水平分離複屈折板の単独または
    合成の水平分離量Hが下記条件を満足するように選定さ
    れていることを特徴とする内視鏡用撮像装置。 2P/3<H<4P/3 但し、Pは前記撮像素子の1画素の水平方向の幅であ
    る。
  2. 【請求項2】前記アダプタが、撮影レンズを含む第1の
    部分と、フィルタを含む第2の部分とから成り、前記第
    1の部分と前記第2の部分とが相対回転可能なように構
    成されている、特許請求の範囲(1)に記載の内視鏡用
    撮像装置。
  3. 【請求項3】内視鏡の接眼部に取付け可能で且つ撮影レ
    ンズが組込まれているアダプタと、該アダプタの後方に
    装着可能で且つ撮像素子を内蔵しているテレビカメラと
    から構成されていて、内視鏡による画像をアダプタの撮
    影レンズを介してテレビカメラ内の撮像素子により撮像
    するようにした内視鏡用撮像装置において、 該内視鏡用撮像装置はフィルタ手段を内蔵していて、該
    フィルタ手段は第1のフィルタと第2のフィルタを含
    み、 前記第1のフィルタと第2のフィルタは各々複屈折性物
    質から成っていて、前記第1のフィルタは前記アダプタ
    に、また前記第2のフィルタは前記テレビカメラにそれ
    ぞれ内蔵されており、 前記フィルタ手段は、前記アダプタに前記テレビカメラ
    が装着されたとき、前記撮像素子に対して垂直方向とな
    る方向に光線を分離させる少なくとも1つの垂直分離複
    屈折板を含んでいて、該垂直分離複屈折板の内の少なく
    とも1つは前記第1のフィルタに含まれており、 前記垂直分離複屈折板が、前記第1のフィルタにのみ含
    まれている場合も、前記第1及び第2の各フイルタに含
    まれている場合も、前記垂直分離複屈折板の単独または
    合成の垂直分離量Vが下記条件を満足するように選定さ
    れていることを特徴とする内視鏡用撮像装置。 2Q/3<V<4Q/3 但し、Qは前記撮像素子の1画素の垂直方向の幅であ
    る。
  4. 【請求項4】前記アダプタが、撮影レンズを含む第1の
    部分と、フィルタを含む第2の部分とから成り、前記第
    1の部分と前記第2の部分とが相対回転可能なように構
    成されている、特許請求の範囲(3)に記載の内視鏡用
    撮像装置。
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