JP3428125B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3428125B2
JP3428125B2 JP04814094A JP4814094A JP3428125B2 JP 3428125 B2 JP3428125 B2 JP 3428125B2 JP 04814094 A JP04814094 A JP 04814094A JP 4814094 A JP4814094 A JP 4814094A JP 3428125 B2 JP3428125 B2 JP 3428125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撮影レンズの前方に
自画像等の被写体を写し出す凸面ハーフミラー(ハーフ
ミラー状の凸面鏡)を配置し、この凸面ハーフミラーを
ファインダーとして使用できるようにしたビデオカメラ
や銀塩フィルムを用いるスチルカメラ等のカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオカメラの撮影レンズの前
方に自分自身の姿を写し出す凸面ハーフミラーを配設し
たテレビ電話装置が、実開平2−130181号公報に
開示されている。この概略構成を、図9によって簡単に
説明すると、100はテレビ電話装置の外筐である。こ
の外筐100内に設けられたビデオカメラ101の撮影
レンズ102の前方の該外筐100の前面上側の開口部
100aには凸面ハーフミラー(ハーフミラー状の凸面
鏡)103を取付けてある。そして、この凸面ハーフミ
ラー103の外側曲面がビデオカメラ101で写す範囲
とほぼ同じ範囲の自画像を反射させて目視できるように
形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のテレビ電話
装置では、凸面ハーフミラー103をビデオカメラ10
1の撮影レンズ102の前方の外筐100の開口部10
1aに配設し、ビデオカメラ101で撮影している部分
を凸面ハーフミラー103に写る反射像により知って自
画像を撮影するものであるが、この構造では、図10に
示すように、上記凸面ハーフミラー103の表面(外側
曲面)に天井の蛍光灯等の照明光がいわゆるゴースト状
の輝く形104となって現れ(特にテレビ画面の暗い部
分に相当する部分に現れ)、ビデオカメラ101に記録
されてしまう欠点があった。これは、図9に点線で示す
ように、凸面ハーフミラー103から入射した光Hが撮
影レンズ102で一部反射され、この反射されたかなり
の部分の内部反射光H′が凸面ハーフミラー103の裏
面(内側曲面)で反射されて撮影レンズ102に再入射
されるために起こる現象であり、テレビ画面に映し出さ
れた映像を大変見にくくしている。
【0004】そこで、この発明は、凸面ハーフミラーの
内部反射を除去して照明等の光がゴースト状に写り込む
ことを防ぐことがができるカメラを提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】カメラ本体の撮影レンズ
の前方に凸面ハーフミラーを配設し、この凸面ハーフミ
ラーの外側曲面が上記カメラ本体で写す範囲とほぼ同じ
範囲の被写体を反射させて目視できるようにしたカメラ
において、上記凸面ハーフミラーの内側曲面側に該凸面
ハーフミラーの内側曲面に対する内部反射光を除去する
無反射フィルターを設けてある。
【0006】
【作用】カメラ本体の撮像レンズ側を手前にして自分自
身の前方にカメラ本体を持って自己撮影する際に、凸面
ハーフミラーに自画像等の被写体が写し出され、自己撮
影等が簡単に行われる。この凸面ハーフミラーの内側曲
面側に該凸面ハーフミラーの内側曲面に対する内部反射
光を除去する無反射フィルターを設けたので、上記凸面
ハーフミラーに対する内部反射光は除去され、いわゆる
ゴースト状に輝く形のものが被写体の一部として撮影さ
れることはない。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0008】図4において、1はカメラとしてのビデオ
カメラを示す。このビデオカメラ1は、略直方体形のカ
メラ本体2の右側面のグリップ部側が図示しないテープ
カセットの磁気テープに被写体を録画するVTRデッキ
部2aになっていると共に、左側面上側に録画中の被写
体の状態を確認する電子式のビューファインダー3を備
えている。さらに、カメラ本体2の前面上側にはマイク
ロフォン4を突設してあると共に、その左下側には撮影
レンズ5や図示しない撮像素子(CCD)等を有する円
筒状のレンズ鏡胴6を内蔵してある。
【0009】また、カメラ本体2の上面後側にはズーム
釦7を設けてあると共に、カメラ本体2の背面には撮影
釦としての撮影スタート/ストップ釦8や図示しないバ
ッテリーを備えている。この撮影スタート/ストップ釦
8は、スイッチ40がオンのときは最初の押圧操作によ
り撮影レンズ5等からなるズームレンズをワイド端(広
角いっぱいの状態)側に一旦移動させたのちに録画を開
始させると共に、再度の押圧操作によりその録画を停止
させるようになっている。
【0010】図1に示すように、カメラ本体2の前面側
(レンズ鏡胴6の前端に対向する位置)に形成されたね
じ孔部2bに、自画像等の被写体を写し出すフィルター
10を着脱自在に螺合してある。このカメラ本体2のね
じ孔部2bには撮影レンズ5に入る光量を調整する図示
しない略円板状の光量調整フィルターや広角用或は望遠
用のコンバージョンレンズが嵌め込まれるようになって
いるが、図1,2に示すように、上記フィルター10は
上記光量調整フィルター等と同様の形をしているが、外
形が根元までより大きな形をしている。即ち、フィルタ
ー10は、合成樹脂等からなる円筒状の鏡筒11と、こ
の鏡筒11内の前側に回転自在に嵌合,支持された凸面
ハーフミラー(ハーフミラー状の凸面鏡)12と、上記
鏡筒11内の凸面ハーフミラー12の後側において該凸
面ハーフミラー12と共に回転自在に嵌合,支持された
無反射フィルター13とで構成されている。このフィル
ター10をカメラ本体2に嵌め込むと鏡筒11がスイッ
チ40の突起部40aを押し、該フィルター10を付け
たときのみスイッチ40がオンになるようになってい
る。
【0011】図1,2に示すように、鏡筒11の外周面
の後側には、カメラ本体2のねじ孔部2bに螺合するね
じ部11bを形成してある。図1,2に示すように、凸
面ハーフミラー12は外側に湾曲した光透過率70%の
ものであり、ビデオカメラ1の撮影レンズ5と略等しい
画角が得られるような曲率に形成してある。この凸面ハ
ーフミラー12の表面(外側曲面)12aには角形の画
枠12cを印刷してある。この画枠12cは、ビデオカ
メラ1で撮る範囲とほぼ同じ範囲の自画像等の被写体を
反射させて目視できる大きさに形成してある。即ち、凸
面ハーフミラー12の画枠12cの大きさは、ビデオカ
メラ1の広角いっぱいの状態(ワイド端)で撮影される
映像の大きさ(再生時にTVモニター等で表示される画
面)と略同じかやや小さく形成してある。また、凸面ハ
ーフミラー12の画枠12cの位置はフィルター10を
カメラ本体2のねじ孔部2bに螺着した後で、凸面ハー
フミラー12を鏡筒11に対して回転させることにより
正しい位置に合わすことができるようになっている。さ
らに、図1に示すように、フィルター10をカメラ本体
2のねじ孔部2bに螺合した時に、ファインダーとして
使用される凸面ハーフミラー12の光軸の軸芯と撮影レ
ンズ5の光軸の軸芯とが完全に一致するように形成して
ある。これにより、パララックスが発生しないようにな
っている。
【0012】図1,3に示すように、無反射フィルター
13は、前,後のマルチコーティングガラス13a,1
3b間に1/4波長フィルム13cと直線偏光フィルム
13dとを挾んで一体となった円板形をしている。この
1/4波長フィルム13cは直線偏光フィルム13dに
対して45°光軸がずれた複屈折板である。これら1/
4波長フィルム13cと直線偏光フィルム13dで円偏
光板を構成しており、この円偏光板により凸面ハーフミ
ラー12より入射されて撮影レンズ5により反射された
内部反射光H′が凸面ハーフミラー12の裏面(内側曲
面)12bにより再反射されて撮影レンズ5を通してビ
デオカメラ1に記録されるのを防ぐようになっている。
尚、マルチコーティングガラス13a,13bは真空蒸
着加工によって多層膜コーティングしたガラスである。
また、図3中、網掛け部分は凸面ハーフミラー12のコ
ート面を示す。この凸面ハーフミラー12は、凸面鏡状
のガラス体の内側曲面(凹球面)にハーフミラー部分を
蒸着により形成したものでもよい。
【0013】以上実施例のビデオカメラ1によれば、図
4に示すように、例えば自分自身の姿を撮影したい場合
に、ビデオカメラ1を左手に持ち替えてフィルター10
側を手前にして撮影する。このとき、ビデオカメラ1の
カメラ本体2に取付けられたフィルター10の凸面ハー
フミラー12の表面12aに自画像が被写体となって写
し出されるので、当該凸面ハーフミラー12をファイン
ダーとして利用することができ、その画枠12cにより
自画像の画面上での位置即ち撮影状態を確認することが
できる。そして、左手の人指し指等で撮影スタート/ス
トップ釦8を押すことにより自画像を撮影することがで
きる。この撮影スタート/ストップ釦8を押すと、一旦
自動的にビデオカメラ1のズームが広角いっぱいになっ
たのちに録画を開始する。そのため、ズームが望遠にな
っているのに気付かずに録画して、顔の一部しか写らな
かったということはなく、だれでも間違いなく簡単に自
画像を撮ることができる。さらに、凸面ハーフミラー1
2の光軸の軸芯と撮影レンズ5の光軸の軸芯とが完全に
一致するようになっているので、パララックスが発生す
ることはない。これにより、自己撮影したものを再生し
たときに、目線のズレがなく、異和感のない良好な自己
撮影が可能となる。
【0014】また、フィルター10に入射した太陽光や
照明等の光Hは、フィルター10に無反射フィルター1
3が設けられていない場合には撮影レンズ5で反射され
た光の30%が凸面ハーフミラー12の裏面12bによ
って再反射されて撮影レンズ5に再び入って来るが、図
1,3に示す本実施例のように、フィルター10に無反
射フィルター13が設けられている場合には、フィルタ
ー10を入射した光Hは凸面ハーフミラー12を通った
あと直線偏光フィルム13dで直線偏光がかけられ、こ
の光Hが撮影レンズ5で一部直線偏光フィルム13d側
へ反射される。この撮影レンズ5で反射された内部反射
光H′は直線偏光フィルム13dでは同じ偏光方向なの
で該直線偏光フィルム13dを素通りする。次に、1/
4波長フィルム13cを内部反射光H′が通ることによ
って垂直成分と水平成分の位相差が90°となって円偏
波に変わる。これが凸面ハーフミラー12の裏面12b
で再反射されると進行方向に対して逆回りの円偏波に変
わる。さらに1/4波長フィルム13cを通過すると入
射したときの直線偏波と直交する直交偏波に戻される。
するとこの内部反射光H′は直線偏光フィルム13dと
直線偏光方向が直交するので通り抜けができなくなり除
去される。このように、フィルター10の凸面ハーフミ
ラー12の裏面12b側に該凸面ハーフミラー12の裏
面12bに対する内部反射光H′を除去する無反射フィ
ルター13を設けたので、凸面ハーフミラー12の裏面
12bによる内部反射光H′が無反射フィルター13の
円偏光板により確実に除去されて再び撮影レンズ5に入
射されることがない。これにより、上記内部反射光H′
によるいわゆるゴースト状に輝く形のものが被写体の一
部としてビデオカメラ1により撮影されることない。
【0015】図5,6は、他の実施例のフィルター20
を示す。このフィルター20は、コンバージョンレンズ
としてのワイドコンバージョンレンズ30の外周面の前
側に回転自在に支持してある。このワイドコンバージョ
ンレンズ30は、合成樹脂等からなる円筒状の鏡筒31
と、この鏡筒31に嵌合された3群の広角レンズ32と
で構成され、鏡筒31の後側のねじ部31bを介してビ
デオカメラ1のカメラ本体2のねじ孔部2bに着脱自在
に螺着されるようになっている。
【0016】このワイドコンバージョンレンズ30の鏡
筒31の外周面の前側に上記フィルター20の鏡筒21
を回転自在に支持してある。このフィルター20は、合
成樹脂等からなる円筒状の鏡筒21と、この鏡筒21内
の前側に嵌合された反射率30%の凸面ハーフミラー
(ハーフミラー状の凸面鏡)22と、上記鏡筒21内の
凸面ハーフミラー22の後側に嵌合された無反射フィル
ター23とで構成されている。鏡筒21の内周面の後部
に環状に突出した鍔部21aがワイドコンバージョンレ
ンズ30の鏡筒31の外周面の前側に形成された環状の
溝部31aに遊嵌されて回転自在に支持されている。そ
して、フィルター20はその鏡筒21の外周面に突出し
たつまみ24を介してワイドコンバージョンレンズ30
の鏡筒31に対して手動により回転するようになってい
る。
【0017】図5,7に示すように、無反射フィルター
23は、前,後のマルチコーティングガラス23a,2
3b間に直線偏光フィルム23cと1/4波長フィルム
23dとを挾んで一体となった円板形をしている。これ
ら直線偏光フィルム23cと1/4波長フィルム23d
とで円偏光板を構成しており、この円偏光板により凸面
ハーフミラー22の表面22a側より入射されてワイド
コンバージョンレンズ30の広角レンズ32と撮影レン
ズ5により反射された内部反射光H′が直線偏光フィル
ム23cにおいて通り抜けできなくなって凸面ハーフミ
ラー22の裏面22b側への入射光が除去され、上記内
部反射光Hが凸面ハーフミラー22の裏面22b側には
到達しない。これにより、上記内部反射光Hによるいわ
ゆるゴースト状に輝く形のものが被写体の一部としてビ
デオカメラ1に撮影されることない。尚、図7中、網掛
け部分は凸面ハーフミラー22のコート面を示す。この
凸面ハーフミラー22は、凸面鏡状のガラス体の外側曲
面(凸球面)にハーフミラー部分を蒸着により形成した
ものでもよい。
【0018】図8に示すように、ビデオカメラ1のカメ
ラ本体2のねじ孔部2bに螺着したワイドコンバージョ
ンレンズ30にはフィルター20が取付けられているの
で、ビデオカメラ1を持った時、ズームをワイド側にす
れば自分自身も風景も入る丁度良い画角になっている。
このフィルター20の光量は、原理的にはハーフミラー
透過率70%×直線偏光板50%=35%以下となる
が、屋外や明るい室内では十分撮影可能である。暗い所
では外せばよい。
【0019】また、フィルター20をワイドコンバージ
ョンレンズ30に対して回転可能にしたので、フィルタ
ー20をいわゆる偏光フィルターとして使用することが
できる。これにより、ショーウィンドー等のガラス面の
反射光を除去したり、風景を撮影するとき、空の青、樹
葉、山肌、建物等の色彩を鮮やかに描写する色彩コント
ラスト効果を得ることができる。
【0020】尚、前記各実施例によれば、カメラとして
ビデオカメラについて説明したが、カメラはビデオカメ
ラに限られるものではなく、銀塩フィルムを用いるスチ
ルカメラに適用できることは勿論である。また、凸面ハ
ーフミラーと無反射フィルターとは別の部品で構成した
が、凸面ハーフミラーの裏面に円偏光板を一体形成する
ことにより構成してもよい。さらに、ワイドコンバージ
ョンレンズの広角レンズ群の最も外側のレンズの内面で
ある凹球面にハーフミラー部分を蒸着により構成し、こ
のハーフミラーにさらに円偏光板を一体に形成するよう
にしてもよい。さらにまた、無反射フィルターの1/4
波長フィルムと直線偏光フィルムとから成る円偏光板の
代わりに、中性灰色(ND)フィルターを用いてもよ
い。この場合、内部反射光を完全に除去することはでき
ないが、より目立たなくすることはできる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、カメ
ラ本体の撮影レンズの前方に凸面ハーフミラーを配設
し、この凸面ハーフミラーの外側曲面が上記カメラ本体
で写す範囲とほぼ同じ範囲の被写体を反射させて目視で
きるようにしたカメラにおいて、上記凸面ハーフミラー
の内側曲面側に該凸面ハーフミラーの内側曲面に対する
内部反射光を除去する無反射フィルターを設けたことに
より、カメラ本体の撮影レンズ側を手前にして自分自身
の前方にカメラ本体を持って凸面ハーフミラーの外側曲
面に自分自身の姿を被写体として写し出す際に、凸面ハ
ーフミラーをファインダーとして用いることができると
共に、撮影レンズで反射された内部反射光が凸面ハーフ
ミラーの内側曲面で再反射されて撮影レンズに入射する
のを防ぐことができる。これにより、上記凸面ハーフミ
ラーに対する内部反射光によるいわゆるゴースト状に輝
く形のものが被写体の一部として撮影されることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のビデオカメラに使用される
凸面ハーフミラーの断面図。
【図2】上記凸面ハーフミラーの斜視図。
【図3】上記凸面ハーフミラーの光学的な原理説明図。
【図4】上記凸面ハーフミラーを用いたビデオカメラの
使用状態を示す斜視図。
【図5】上記ビデオカメラに使用される他の実施例の凸
面ハーフミラーの断面図。
【図6】上記他の実施例の凸面ハーフミラーの斜視図。
【図7】上記他の実施例の凸面ハーフミラーの光学的な
原理説明図。
【図8】上記他の実施例の凸面ハーフミラーを用いたビ
デオカメラの使用状態を示す斜視図。
【図9】従来例のテレビ電話装置の概略構成図。
【図10】上記従来例のテレビ電話装置に用いられる凸
面ハーフミラーに写し出された被写体の説明図。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ 2…カメラ本体 5…撮影レンズ 11,21…鏡筒 12,22…凸面ハーフミラー 12a,22a…表面(外側曲面) 12b,22b…裏面(内側曲面) 13,23…無反射フィルター 13c,23d…1/4波長フィルム 13d,23c…直線偏光フィルム 30…コンバージョンレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/00 H04N 5/225

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体の撮影レンズの前方に凸面ハ
    ーフミラーを配設し、この凸面ハーフミラーの外側曲面
    が上記カメラ本体で写す範囲とほぼ同じ範囲の被写体を
    反射させて目視できるようにしたカメラにおいて、上記
    凸面ハーフミラーの内側曲面側に該凸面ハーフミラーの
    内側曲面に対する内部反射光を除去する無反射フィルタ
    ーを設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラにおいて、上記無
    反射フィルターを円偏光板により構成したことを特徴と
    するカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカメラにおいて、上記円
    偏光板を1/4波長フィルムと直線偏光フィルムとで構
    成したことを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカメラにおいて、上記凸
    面ハーフミラーの内側曲面側から順に1/4波長フィル
    ムと直線偏光フィルムとをそれぞれ配置して上記円偏光
    板を構成したことを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のカメラにおいて、上記凸
    面ハーフミラーの内側曲面側から順に直線偏光フィルム
    と1/4波長フィルムとをそれぞれ配置して上記円偏光
    板を構成したことを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のカメラにおいて、少なく
    とも直線偏光フィルターを回転自在に構成したことを特
    徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のカメラにおいて、上記凸
    面ハーフミラーと上記無反射フィルターとを鏡筒内にそ
    れぞれ嵌め込むことにより構成したことを特徴とするカ
    メラ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のカメラにおいて、上記カ
    メラ本体の撮影レンズに対向する位置にコンバージョン
    レンズを着脱自在に取付け、このコンバージョンレンズ
    の前側に上記鏡筒を回転自在に支持したことを特徴とす
    るカメラ。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のカメラにおいて、上記カ
    メラ本体の撮影レンズに対向する位置に上記鏡筒を着脱
    自在に取付けたことを特徴とするカメラ。
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