JPH07119498A - 排気系のバルブ装置 - Google Patents

排気系のバルブ装置

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Publication number
JPH07119498A
JPH07119498A JP27086993A JP27086993A JPH07119498A JP H07119498 A JPH07119498 A JP H07119498A JP 27086993 A JP27086993 A JP 27086993A JP 27086993 A JP27086993 A JP 27086993A JP H07119498 A JPH07119498 A JP H07119498A
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JP
Japan
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bush
exhaust pipe
rotating shaft
peripheral surface
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP27086993A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shimamura
弘 島村
Katsumi Amada
克己 天田
Toru Awaya
亨 粟屋
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動車の排気系に装着されたバル
ブ装置の改良に関し、先端側軸受,基端側軸受における
片当たりを防ぎ、先端側軸受,基端側軸受での偏荷重,
偏摩耗を防ぐとともに、ブッシュとブッシュ支持部の嵌
合による作業を簡単にし、シール性を確保することこと
を目的とする。 【構成】 先端側の軸受4または基端側側軸受5の少
なくとも一方に、回動軸位置調整手段19を設け、回動
軸位置調整手段19は、回動軸2の外周面2Bに隙間嵌
め状態で外嵌された第1,第2のブッシュ12,13
と、これらのブッシュ12,13を隙間嵌め状態で支持
するブッシュ支持部14と、これらブッシュ12,13
間に設けられたラビリンス16と、第1のブッシュ12
を覆うカバー15と、カバー15と第1のブッシュ12
の外端面12Bの間に装着された弾性部材15Aで構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の排気系に装着
されたバルブ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の排気系には、排気ガスの流れや
排気音の制御をするために、例えば実開平4−8735
号公報に示す制御バルブが取り付けられている。
【0003】図7において、符号101は排気管で、こ
の排気管101には回動軸102が挿通されている。こ
の回動軸102の排気管101内に位置する部分に円形
形状の弁体103が固着され、弁体103の回動により
排気管101の排気ガスの流れを制御するようになって
いる。
【0004】排気管101にそれぞれ先端側軸受10
4,基端側軸受105が固着され、先端側軸受104は
回動軸102の先端部106を支持し、基端側軸受10
5は回動軸102の基端部107を支持している。
【0005】先端側軸受104は、回動軸102の先端
部106に遊嵌された先端側ブッシュ104Aと、排気
管101に固着された先端側ブッシュ支持部104Bと
から構成されている。先端側ブッシュ104Aと先端側
ブッシュ支持部104Bは、締り嵌めで一体化されてい
る。
【0006】基端側軸受105は、回動軸102の基端
部107に遊嵌された基端側ブッシュ105Aと、排気
管101に固着された基端側ブッシュ支持部105Bと
から構成されている。基端側ブッシュ105Aと基端側
ブッシュ支持部105Bは、締り嵌めで一体化されてい
る。
【0007】回動軸102の先端部106には、スプリ
ング保持部108が配設され、スプリング保持部108
には、リターンスプリング109が巻装されている。排
気管101の閉状態の時には、このリターンスプリング
109の付勢力により弁体103は、排気ガスの流れ方
向に対して斜めの状態で、排気管101の内周壁101
Aに当接している。ワイヤ110によりリターンスプリ
ング109の付勢力に抗して回動軸102を回動させる
ことにより、排気管101は閉状態から開状態に制御さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の排気
系のバルブ装置にあっては、組付け上の誤差で例えば、
図8に示すように回動軸102が傾斜したり、また、リ
ターンスプリング109の一端を引っ張ることにより、
該リターンスプリング109を縮めて解放力を蓄えてお
くというリターンスプリング方式で、回動軸102の回
動を制御していることから、リターンスプリング109
が正確に同心状に縮むことが困難であり、どうしても、
リターンスプリング109が偏心して縮み、回動軸10
2に偏心荷重が作用することになる。
【0009】これらの要因により、回動軸102の先端
側軸受104において、先端側ブッシュ104Aの内周
面と回動軸102との間で片当たりXが生じ、また、回
動軸102の基端側軸受105において、基端側ブッシ
ュ105Aの内周面と回動軸102との間で片当たりY
が生じる。
【0010】そのため、先端側軸受104,基端側軸受
105で偏荷重が生じ、弁体103の回動による排気管
101の開閉時に、回動軸102と先端側ブッシュ10
4A,基端側ブッシュ105Aとの間で無理な力が加わ
り、この間で異音が発生したり、先端側ブッシュ104
A,基端側ブッシュ105Aの内周面に偏摩耗が発生し
たりするという問題がある。
【0011】また、先端側ブッシュ104A,基端側ブ
ッシュ105Aの固定と一応の排気シールのため、先端
側ブッシュ104A,基端側ブッシュ105Aは、先端
側ブッシュ支持部104B,基端側ブッシュ支持部10
5Bに対する取付に、加圧による締り嵌めの嵌合として
いたために、加圧治具を必要とし、作業工程が煩雑にな
る。
【0012】上記の如き構造の制御バルブは、消音器の
下流側に配置されたテールパイプ等のそれほどシール性
が要求されない部分に用いられており、それだけシール
性が不充分のため、シール性が要求される部位には使用
することができないことになる。
【0013】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、先端側軸受,基端側軸受
における片当たりを防ぎ、先端側軸受,基端側軸受での
偏荷重,及びそれに伴う偏摩耗を防いで排気管の開閉時
の異音の発生を防止するとともに、先端側軸受,基端側
軸受における各ブッシュとブッシュ支持部の嵌合による
作業を簡単にし、さらに、シール性を確保することがで
きる排気系のバルブ装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
排気管と、この排気管に挿通され、先端側で回動操作力
を受ける回動軸と、この回動軸の排気管内に位置する部
分に固着され、排気管の排気ガスの流れを制御する弁体
と、前記回動軸の先端部を支持して排気管に固着される
先端側軸受と、前記回動軸の基端部を支持して排気管に
固着される基端側軸受とを有する排気系のバルブ装置に
おいて、前記先端側の軸受または基端側側軸受の少なく
とも一方に、回動軸位置調整手段を設け、回動軸位置調
整手段は、回動軸の外周面に隙間嵌め状態で外嵌された
第1のブッシュと、回動軸の外周面に隙間嵌め状態で外
嵌され、第1のブッシュから回動軸の中央部分寄りに位
置する第2のブッシュと、これらのブッシュを隙間嵌め
状態で支持するとともに排気管側に固着され、第2のブ
ッシュを受ける環状フランジを有するブッシュ支持部
と、これらブッシュの対向する内端面間に設けられたラ
ビリンスと、ブッシュ支持部に固定して取り付けられ、
第1のブッシュを覆うカバーと、カバーの内側面と第1
のブッシュの外端面の間に装着された弾性部材で構成さ
れ、ラビリンスは、外周面がブッシュ支持部の内周壁に
内嵌し、内周面と回動軸の外周面との間に第1の隙間が
形成されている少なくとも1枚の外リングと、外周面と
ブッシュ支持部の内周壁との間に第2の隙間が形成さ
れ、内周面が回動軸の外周面に外嵌されている少なくと
も1枚の内リングとを有し、内リングと外リングの接触
する面が密着していることを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、排気管と、この排
気管に挿通され、先端側で回動操作力を受ける回動軸
と、この回動軸の排気管内に位置する部分に固着され、
排気管の排気ガスの流れを制御する弁体と、前記回動軸
の先端部を支持して排気管に固着される先端側軸受と、
前記回動軸の基端部を支持して排気管に固着される基端
側軸受とを有する排気系のバルブ装置において、前記先
端側の軸受または基端側側軸受の少なくとも一方に、回
動軸位置調整手段を設け、回動軸位置調整手段は、回動
軸の外周面に隙間嵌め状態で外嵌された剛体ブッシュ
と、回動軸の外周面に隙間嵌め状態で外嵌され、剛体ブ
ッシュから回動軸の中央部分寄りに位置する耐熱性弾性
ブッシュと、剛体ブッシュ及び耐熱性弾性ブッシュを隙
間嵌め状態で支持するとともに排気管側に固着され、耐
熱性弾性ブッシュを受ける環状フランジを有するブッシ
ュ支持部と、剛体ブッシュ及び耐熱性弾性ブッシュの対
向する内端面間に設けられたラビリンスと、ブッシュ支
持部に固定して取り付けられ、剛体ブッシュを覆って該
剛体ブッシュの外端面を押圧するカバーまたは規制部材
とで構成され、ラビリンスは、外周面がブッシュ支持部
の内周壁に内嵌し、内周面と回動軸の外周面との間に第
1の隙間が形成されている少なくとも1枚の外リング
と、外周面とブッシュ支持部の内周壁との間に第2の隙
間が形成され、内周面が回動軸の外周面に外嵌されてい
る少なくとも1枚の内リングとを有し、内リングと外リ
ングの接触する面が密着していることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1及び2記
載の排気系のバルブ装置において、回動軸の断面を円形
形状に構成し、回動軸の一側を切り落として形成された
平坦部に、弁体に形成された平坦な取付部を、締付手段
を介して取り付けてなることを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明においては、回動軸の支持
点が少なくとも3箇所となっているので、組付け誤差が
生じ難く、回動軸が傾いて組み付けられることが可及的
に防止されるとともに、回動軸とブッシュとの片当たり
が回避されている。
【0018】その際、ブッシュ支持部内に第1,第2の
ブッシュは隙間嵌めで嵌合されているので、第1,第2
のブッシュの取り付けを容易にし、しかも、前記隙間嵌
めの嵌合によるシール性の低下は、ラビリンスを用いる
ことにより防止され、排気管内の排気ガスの漏れを防止
している。
【0019】また、弾性部材の押圧力により、ラビリン
スの外リングと内リングの接触する面が密着しているの
で、この両内外リング間のシール性は充分確保される。
請求項2記載の発明においては、請求項1記載の発明と
同様の作用を生じる。
【0020】請求項3記載の発明においては、回動軸の
断面を円形形状に構成し、回動軸の一側を切り落として
形成された平坦部に、弁体に形成された平坦な取付部
を、締付手段を介して取り付けているので、弁体の取付
けが容易になる。
【0021】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係る排
気系のバルブ装置を示す。
【0022】図において、符号1は排気管で、この排気
管1には回動軸2が挿通されている。回動軸2の表面に
はラッピング仕上げが施されている。この回動軸2の排
気管1内に位置する部分に円形形状の弁体3が固着さ
れ、弁体3の回動により排気管1を開閉し、排気ガスの
流れを制御するようになっている。
【0023】排気管1にそれぞれ先端側軸受4,基端側
軸受5が固着され、先端側軸受4は回動軸2の先端部6
を支持し、基端側軸受5は回動軸2の基端部7を支持し
ている。
【0024】基端側軸受5は、回動軸2の基端部7の外
周面2Bに隙間嵌め状態で嵌合された基端側ブッシュ5
Aと、排気管1に固着された基端側ブッシュ支持部5B
とから構成されている。基端側ブッシュ支持部5Bは基
端側ブッシュ5Aを隙間嵌め状態で支持している。基端
側軸受5にはカバー5Cが設けられ、カバー5Cは基端
側ブッシュ支持部5Bを保持するとともにシール性を確
保している。
【0025】図3に示すように、回動軸2の円形形状の
断面一側を切り落として形成された平坦部2Aに、弁体
3の中央に形成された平坦な取付部3Cが、締付ボルト
8からなる締付手段により取り付けられている。これに
より、弁体3の取付けが容易になる。
【0026】排気管1の閉状態においては、弁体3は、
排気ガスの流れに対して傾斜しており、その両端3A,
3Bは、排気管1の内周壁1Aに当接している。弁体3
の取付角度は、排気管1の軸線に直角な線L1に対し
て、約20°〜40°とされている。これは、弁体3の
酸化及び熱膨張による排気管1の内周壁1Aとの固着を
防止するためである。前述の固着防止のため、弁体3の
両端3A,3BにはR加工が施されており、図に示すよ
うに弁体3の板厚が薄い場合にはプレス加工で板を湾曲
させて造られ、厚い場合には、弁体3の両端3A,3B
における角部を切削して丸めてある。
【0027】図2,図4に示すように、回動軸2の先端
部6には、第1円板プレート9が装着され、この第1円
板プレート9と所定の距離を隔てて第2円板プレート1
0が配置され、第1円板プレート9と第2円板プレート
10の間にはワイヤ11が掛け渡され、図4の矢印
(イ)(ロ)方向に引っ張ることにより、排気管1を閉
状態(図3に図示)または、開状態を選択するようにな
っている。
【0028】そして、図1に示すように、回動軸2の先
端部6の外周面2Bに第1の先端側ブッシュ12が隙間
嵌め状態で外嵌されている。第2の先端側ブッシュ13
が回動軸2の先端部6の外周面2Bに隙間嵌め状態で外
嵌され、第1の先端側ブッシュ12から回動軸2のの中
央部分寄りに位置している。
【0029】第1,第2の先端側ブッシュ12,13
は、カーボン材または焼結金属材等からなり、その単品
時に最適なクリアランスを確保した上で、回動軸2を外
挿している。これにより、第1,第2の先端側ブッシュ
12,13と回動軸2とは、回動軸2のラッピング加工
と相まって円滑な作動が確保されている。即ち、第1,
第2の先端側ブッシュ12,13は回動軸2の先端部6
の外周面2Bに隙間嵌め状態で外嵌されている。
【0030】第1,第2の先端側ブッシュ12,13
は、隙間嵌め公差の嵌め合い方式でステンレス製のブッ
シュ支持部14に嵌合して支持され、ブッシュ支持部1
4は排気管1側に固着され、第2の先端側ブッシュ13
を受ける環状フランジ14Bを有している。
【0031】そして、ブッシュ支持部14の外周部には
ステンレス製のカバー15が螺子止めされている。ブッ
シュ支持部14の一端には環状フランジ14Bが形成さ
れている。ブッシュ支持部14内に第1,第2の先端側
ブッシュ12,13を収め、ブッシュ支持部14の環状
フランジ14Bにより第1,第2の先端側ブッシュ1
2,13を位置決めして保持している。
【0032】カバー15の内側面15Bと第1のブッシ
ュ12の外端面12Bの間に弾性部材15Aが装着され
ている。この弾性部材15Aは、ステンレス製のワッシ
ャスプリングからなる。
【0033】カバー15を螺子込むことにより、弾性部
材15Aは、前記環状フランジ14Bと協働して第1,
第2の先端側ブッシュ12,13及び後述のラビリンス
16に押圧力を及ぼす。これにより、ラビリンス16は
面圧を受け、シール性を良くしている。
【0034】また、排気管1内の環状フランジ14Bの
内側からの排気ガスは、前記押圧力で環状フランジ14
Bに密着している第2の先端側ブッシュ13により、ブ
ッシュ支持部14の内部への浸入を防止され、ブッシュ
支持部14の内周壁14Aは、高温の排気ガスに晒され
ることを防止され、熱による酸化を抑制されている。
【0035】第1の先端側ブッシュ12の内端面12A
と第2の先端側ブッシュ13の内端面13Aの間にラビ
リンス16が設けられている。ラビリンス16は、ステ
ンレス製の外リング17,17とステンレス製の内リン
グ18,18を交互に軸方向に沿って配列して構成され
ている。
【0036】外リング17では、その外周面17Aがブ
ッシュ支持部14の内周壁14Aに隙間嵌め状態で内嵌
し、外リング17の内周面17Bと回動軸2の外周面2
Bとの間に第1の隙間C1が形成されている。
【0037】内リング18では、その外周面18Aとブ
ッシュ支持部14の内周壁14Aとの間に第2の隙間C
2が形成され、内リング18の内周面18Bが回動軸2
の外周面2Bに隙間嵌め状態で外嵌されている。そし
て、内リング18と外リング17の接触する面が前述の
弾性部材15Aによる押圧力で相互に密着している。
【0038】上記の第1,第2の先端側ブッシュ12,
13と、ブッシュ支持部14と、ラビリンス16と、弾
性部材15Aと、カバー15とで回動軸位置調整手段1
9が構成されている。
【0039】しかして、本実施例においては、回動軸2
が従来の2個のブッシュに対して3個のブッシュ(第1
の先端側ブッシュ12,第2の先端側ブッシュ13,基
端側ブッシュ5A)で支持されているので、回動軸2の
支持点が3箇所となり、従って、組付け誤差が生じ難
く、回動軸2が傾いて組み付けられることが可及的に防
止されるとともに、回動軸2と第1,第2の先端側ブッ
シュ12,13、基端側ブッシュ5Aとの片当たりが回
避されている。
【0040】その際、ブッシュ支持部14内に第1,第
2の先端側ブッシュ12,13が隙間嵌めで嵌合されて
いるので、第1,第2の先端側ブッシュ12,13の取
り付けを容易にしている。
【0041】しかも、先端側軸受4と第1,第2の先端
側ブッシュ12,13との隙間嵌めの嵌合によりその隙
間から排気管1内の排気ガスが漏れようとするが、ラビ
リンス16によって、シール性を確保しているので、排
気ガスの漏れを防止することができる。
【0042】また、弾性部材15の押圧力により、ラビ
リンス15の外リング17と内リング18の接触する面
が密着しているので、この両内外リング17,18間の
シール性は充分確保される。
【0043】以上の如き構成によれば、回動軸2の支持
点が3箇所となっているので、組付け誤差が生じ難く、
回動軸2が傾いて組み付けられることが可及的に防止さ
れるとともに、特に回動軸2と第1,第2先端側ブッシ
ュ12,13との片当たりを回避できる。従って、先端
側軸受4,基端側軸受5における片当たりを防ぎ、先端
側軸受4,基端側軸受5での偏荷重,及びそれに伴う偏
摩耗を防ぐとともに、回動軸2を回動操作しての排気管
1の開閉時の異音の発生を防止できる。
【0044】特に、回動軸2の表面にはラッピング仕上
げが施されているので、作動時の異音の防止に効果があ
るとともに表面酸化を防止し、回動動作を円滑にするこ
とができる。また、本実施例においては、従来の弁体3
を閉状態にしておくためにリターンスプリング方式を採
用せず、ワイヤ11による駆動方式で弁体3の回動を制
御しているので、先端側軸受4,基端側軸受5におい
て、第1,第2の先端側ブッシュ12,13とブッシュ
支持部14の間で片当たりの防止をより効果的にするこ
とができる。
【0045】また、カバー15の内側には、弾性部材1
5Aが装着され、カバー15を螺子込むことにより、弾
性部材15Aを介して第1,第2の先端側ブッシュ1
2,13から後述のラビリンス16が面圧を受け、シー
ル性を良くし、排気ガスの漏れを防止することができ
る。
【0046】さらに、ブッシュ支持部14内に第1,第
2の先端側ブッシュ12,13が隙間嵌めで嵌合される
ので、第1,第2の先端側ブッシュ12,13の取り付
けを容易にし、先端側軸受4における各先端側ブッシュ
12,13と先端側ブッシュ支持部14の嵌合作業を簡
単にすることができる。
【0047】そして、基端側ブッシュ5Aが隙間嵌め状
態でブッシュ支持部5Bに支持されるようになっている
ので、基端側軸受5における基端側ブッシュ5Aと基端
側ブッシュ支持部5Bの嵌合作業を簡単にすることがで
きる。
【0048】なお、本実施例においては、ラビリンス1
6は、外リングと内リングを組として構成され、組の数
は2個となっているが、例えば、1組にすることもで
き、或いは3組以上にすることもできる。
【0049】また、本実施例においては、先端側軸受4
に回動軸位置調整手段が設けられているが、先端側軸受
4に回動軸位置調整手段を設けることなく、基端側軸受
5に回動軸位置調整手段を設けることもできる。また、
先端側軸受4及び基端側軸受5の両方に、回動軸位置調
整手段を設けることもでき、この場合には、回動軸の支
持点が4か所となり、回動軸の傾き防止を効果的にでき
る。
【0050】図5は本発明の第2実施例に係る排気系の
バルブ装置を示す。本実施例においては、第1実施例と
同一構成部分については説明を省略するとともに同一符
号を付し、第1実施例の同一構成部分と相違する構成部
分についてのみ説明する。
【0051】図において、回動軸2の外周面2Bに隙間
嵌め状態で剛体ブッシュ21が外嵌されている。回動軸
2の外周面2Bに隙間嵌め状態で耐熱性弾性ブッシュ2
2が外嵌され、耐熱性弾性ブッシュ22は剛体ブッシュ
21から回動軸2の中央部分寄りに位置し、SUSメッ
シュ状スプリング材からなる。
【0052】剛体ブッシュ21及び耐熱性弾性ブッシュ
22は、隙間嵌め状態でブッシュ支持部14に支持され
ている。剛体ブッシュ21及び耐熱性弾性ブッシュ22
の対向する内端面21A,22A間にラビリンス16か
設けられている。
【0053】そして、ブッシュ支持部14の外周にカバ
ー23が螺子止めで固定され、カバー23は、剛体ブッ
シュ21を覆うとともにその内側面に突起部23Aを有
し、この突起部23Aは該剛体ブッシュ21の外端面2
1Bを押圧するようになっている。
【0054】第2実施例によれば、第1実施例と同様の
作用,効果を生じるとともに、第1実施例における弾性
部材15を削減できるので、第1実施例の効果に加え
て、より構造を簡単にできる。また、耐熱性弾性ブッシ
ュ22により、ラビリンス15の外リング17と内リン
グ18対する面圧を均一にでき、面圧の調整を容易にで
きる。
【0055】そして、図6は本発明の第2実施例に係る
排気系のバルブ装置の変形例を示し、図において、剛体
ブッシュ21の外端面21Bは、ブッシュ支持部14の
内周壁14Aに嵌合された有底円筒部材からなる規制部
材24の底部24Aにより押圧されている。即ち、規制
部材24は、SUSメッシュからなる耐熱性弾性ブッシ
ュ22を圧縮し、この耐熱性弾性ブッシュ22が弾性力
を発揮する状態まで、ブッシュ支持部14に圧入され、
該支持部材14に締まり嵌めで固定されている。
【0056】なお、本実施例においては、耐熱性弾性ブ
ッシュの例として、SUSメッシュ状スプリング材を挙
げているが、これに限定されることはなく、耐熱性と弾
性的性質を有する材料がこのブッシュに対して適用され
る。
【0057】また、本実施例においては、ラビリンス1
6は、外リングと内リングを組として構成され、組の数
は2個となっているが、例えば、1組にすることもで
き、或いは3組以上にすることもできる。
【0058】さらに、本実施例においては、先端側軸受
4に回動軸位置調整手段が設けられているが、先端側軸
受4に回動軸位置調整手段を設けることなく、基端側軸
受5に回動軸位置調整手段を設けることもできる。ま
た、先端側軸受4及び基端側軸受5の両方に、回動軸位
置調整手段を設けることもでき、この場合には、回動軸
の支持点が4か所となり、回動軸の傾き防止を効果的に
できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回動軸の支持点が少なくとも3箇所となっているので、
組付け誤差が生じ難く、回動軸が傾いて組み付けられる
ことが可及的に防止されるとともに、特に回動軸と回動
軸位置調整手段における第1,第2のブッシュとの片当
たりを回避できる。従って、先端側軸受,基端側軸受に
おける前記片当たりを防ぎ、先端側軸受,基端側軸受で
の偏荷重,及びそれに伴う偏摩耗を防ぐとともに、排気
管の開閉時の異音の発生を防止できる。
【0060】また、ブッシュ支持部と第1,第2のブッ
シュとの隙間嵌めの嵌合によりその隙間から排気管内の
排気ガスが漏れようとするが、ラビリンスによって、シ
ール性を確保しているので、排気ガスの漏れを防止する
ことができる。
【0061】さらに、ブッシュ支持部内に第1,第2の
ブッシュが隙間嵌めで嵌合されるので、第1,第2のブ
ッシュの取り付けを容易にし、回動軸位置調整手段にお
けるにおける各ブッシュとブッシュ支持部の嵌合作業を
簡単にすることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る排気系のバルブ装置
の要部拡大断面図である。
【図2】同排気系のバルブ装置の一部断面図である。
【図3】同排気系のバルブ装置の弁体を示す断面図であ
る。
【図4】同排気系のバルブ装置の平面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る排気系のバルブ装置
を示す要部拡大断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る排気系のバルブ装置
の変形例を示す要部拡大一部断面図である。
【図7】従来における排気系のバルブ装置の一部断面図
である。
【図8】従来の不具合の説明図である。
【符号の説明】
1 排気管 2 回動軸 2B 外周面 3 弁体 4 先端側軸受 5 基端側軸受 6 先端部 7 基端部 12 第1の先端側ブッシュ 12A 内端面 13 第2の先端側ブッシュ 13A 内端面 14 ブッシュ支持部 14B 環状フランジ 15 弾性部材 16 ラビリンス 17 外リング 17A 外周面 17B 内周面 18 内リング 18A 外周面 18B 内周面 19 回動軸位置調整手段 C1 第1の隙間 C2 第2の隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管(1)と、 この排気管(1)に挿通され、先端側で回動操作力を受
    ける回動軸(2)と、 この回動軸(2)の排気管(1)内に位置する部分に固
    着され、排気管(1)の排気ガスの流れを制御する弁体
    (3)と、 前記回動軸(2)の先端部(6)を支持して排気管
    (1)に固着される先端側軸受(4)と、 前記回動軸(2)の基端部(7)を支持して排気管
    (1)に固着される基端側軸受(5)とを有する排気系
    のバルブ装置において、 前記先端側の軸受(4)または基端側側軸受(5)の少
    なくとも一方に、回動軸位置調整手段(19)を設け、 回動軸位置調整手段(19)は、 回動軸(2)の外周面(2B)に隙間嵌め状態で外嵌さ
    れた第1のブッシュ(12)と、 回動軸(2)の外周面(2B)に隙間嵌め状態で外嵌さ
    れ、第1のブッシュ(12)から回動軸(2)の中央部
    分寄りに位置する第2のブッシュ(13)と、 これらのブッシュ(12,13)を隙間嵌め状態で支持
    するとともに排気管(1)側に固着され、第2のブッシ
    ュ(13)を受ける環状フランジ(14B)を有するブ
    ッシュ支持部(14)と、 これらブッシュ(12,13)の対向する内端面(12
    A,13A)間に設けられたラビリンス(16)と、 ブッシュ支持部(14)に固定して取り付けられ、第1
    のブッシュ(12)を覆うカバー(15)と、 カバー(15)の内側面(15B)と第1のブッシュ
    (12)の外端面(12B)の間に装着された弾性部材
    (15A)で構成され、 ラビリンス(16)は、外周面(17A)がブッシュ支
    持部(14)の内周壁(14A)に内嵌し、内周面(1
    7B)と回動軸(2)の外周面(2B)との間に第1の
    隙間(C1)が形成されている少なくとも1枚の外リン
    グ(17)と、外周面(18A)とブッシュ支持部(1
    4)の内周壁(14A)との間に第2の隙間(C2)が
    形成され、内周面(18B)が回動軸(2)の外周面
    (2B)に外嵌されている少なくとも1枚の内リング
    (18)とを有し、内リング(18)と外リング(1
    7)の接触する面が密着していることを特徴とする排気
    系のバルブ装置。
  2. 【請求項2】 排気管(1)と、 この排気管(1)に挿通され、先端側で回動操作力を受
    ける回動軸(2)と、 この回動軸(2)の排気管(1)内に位置する部分に固
    着され、排気管(1)の排気ガスの流れを制御する弁体
    (3)と、 前記回動軸(2)の先端部(6)を支持して排気管
    (1)に固着される先端側軸受(4)と、 前記回動軸(2)の基端部(7)を支持して排気管
    (1)に固着される基端側軸受(5)とを有する排気系
    のバルブ装置において、 前記先端側の軸受(4)または基端側側軸受(5)の少
    なくとも一方に、回動軸位置調整手段(19)を設け、 回動軸位置調整手段(19)は、 回動軸(2)の外周面(2B)に隙間嵌め状態で外嵌さ
    れた剛体ブッシュ(21)と、 回動軸(2)の外周面(2B)に隙間嵌め状態で外嵌さ
    れ、剛体ブッシュ(21)から回動軸(2)の中央部分
    寄りに位置する耐熱性弾性ブッシュ(22)と、 剛体ブッシュ(21)及び耐熱性弾性ブッシュ(22)
    を隙間嵌め状態で支持するとともに排気管(1)側に固
    着され、耐熱性弾性ブッシュ(22)を受ける環状フラ
    ンジ(14B)を有するブッシュ支持部(14)と、 剛体ブッシュ(21)及び耐熱性弾性ブッシュ(22)
    の対向する内端面(21A,22A)間に設けられたラ
    ビリンス(16)と、 ブッシュ支持部(14)に固定して取り付けられ、剛体
    ブッシュ(21)を覆って該剛体ブッシュ(21)の外
    端面(21B)を押圧するカバー(23)または規制部
    材(24)とで構成され、 ラビリンス(16)は、外周面(17A)がブッシュ支
    持部(14)の内周壁(14A)に内嵌し、内周面(1
    7B)と回動軸(2)の外周面(2B)との間に第1の
    隙間(C1)が形成されている少なくとも1枚の外リン
    グ(17)と、外周面(18A)とブッシュ支持部(1
    4)の内周壁(14A)との間に第2の隙間(C2)が
    形成され、内周面(18B)が回動軸(2)の外周面
    (2B)に外嵌されている少なくとも1枚の内リング
    (18)とを有し、内リング(18)と外リング(1
    7)の接触する面が密着していることを特徴とする排気
    系のバルブ装置。
  3. 【請求項3】 回動軸(2)の断面を円形形状に構成
    し、回動軸(2)の一側を切り落として形成された平坦
    部(2A)に、弁体(3)に形成された平坦な取付部
    (3C)を、締付手段(8)を介して取り付けてなるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の排気系のバルブ
    装置。
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