JPH07119494A - ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電子式タイマ - Google Patents
ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電子式タイマInfo
- Publication number
- JPH07119494A JPH07119494A JP26470893A JP26470893A JPH07119494A JP H07119494 A JPH07119494 A JP H07119494A JP 26470893 A JP26470893 A JP 26470893A JP 26470893 A JP26470893 A JP 26470893A JP H07119494 A JPH07119494 A JP H07119494A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timer
- transistor
- clocking
- capacitor
- timing
- Prior art date
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイ
ド用電子式タイマが周囲温度の変化により計時時間のバ
ラツキを生じて、高温時にエンジン停止ソレノイドが焼
き付くのを防止する。 【構成】 直流電源1の正負両端1a・1b間にリセッ
ト回路2を介して逆流防止ダイオード3・充電抵抗器4
及び計時コンデンサ5を順に直列接続する。充電抵抗器
4と計時コンデンサ5との接続点5aに計時抵抗器6を
介して計時トランジスタ7の入力端7aを接続する。計
時コンデンサ5の充電電荷を計時抵抗器6を介して計時
トランジスタ7に放電させてタイマ出力端子8に出力を
得るとともに、計時コンデンサ5の放電終了によりタイ
マ出力端子8の出力が停止するように構成する。計時ト
ランジスタ7の入力側回路9に温度補償素子10を接続
し、周囲温度の変化による計時時間のバラツキを補正す
る温度補償回路を構成する。
ド用電子式タイマが周囲温度の変化により計時時間のバ
ラツキを生じて、高温時にエンジン停止ソレノイドが焼
き付くのを防止する。 【構成】 直流電源1の正負両端1a・1b間にリセッ
ト回路2を介して逆流防止ダイオード3・充電抵抗器4
及び計時コンデンサ5を順に直列接続する。充電抵抗器
4と計時コンデンサ5との接続点5aに計時抵抗器6を
介して計時トランジスタ7の入力端7aを接続する。計
時コンデンサ5の充電電荷を計時抵抗器6を介して計時
トランジスタ7に放電させてタイマ出力端子8に出力を
得るとともに、計時コンデンサ5の放電終了によりタイ
マ出力端子8の出力が停止するように構成する。計時ト
ランジスタ7の入力側回路9に温度補償素子10を接続
し、周囲温度の変化による計時時間のバラツキを補正す
る温度補償回路を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジンの
エンジン停止ソレノイド用電子式タイマに関し、特に計
時時間のバラツキを補正する温度補償回路を有するエン
ジン停止ソレノイド用電子式タイマに関する。
エンジン停止ソレノイド用電子式タイマに関し、特に計
時時間のバラツキを補正する温度補償回路を有するエン
ジン停止ソレノイド用電子式タイマに関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレ
ノイドには、エンジン停止時にソレノイドが作動して停
止レバーなどを停止側に操作する事によりエンジンを停
止させるものと、エンジン運転中にソレノイドが作動し
て停止レバーなどを運転側に操作し、エンジン停止時に
はソレノイドが非作動となってその停止レバーなどを停
止側に操作するものとがある。ディーゼルエンジンのエ
ンジン停止ソレノイド用電子式タイマは、前者の方式に
おいて、エンジン停止時に設定時間だけ出力してソレノ
イドを作動させ、計時後はタイマ出力を停止してソレノ
イドを自動復帰させるものであり、従来技術では、例え
ば図3に示すように、次のように構成されたものがあ
る。すなわち、直流電源1の正負両端1a・1b間にリ
セット回路2を介して逆流防止ダイオード3・充電抵抗
器4及び計時コンデンサ5を順に直列接続する。そし
て、上記充電抵抗器4と計時コンデンサ5との接続点5
aに、計時抵抗器6を介して計時トランジスタ7の入力
端7aを接続する。さらに、エンジン運転中は前記リセ
ット回路2の作動により上記計時コンデンサ5を前記直
流電源1で充電するとともに、エンジンを停止させる場
合にはそのリセット回路2の非作動により上記計時コン
デンサ5の充電電荷を前記計時抵抗器6を介して前記計
時トランジスタ7に放電させる。そして、上記放電によ
る上記計時トランジスタ7の作動によりタイマ出力端子
8に出力を得るとともに、その計時コンデンサ5の放電
終了により上記タイマ出力端子8の出力が停止するよう
に構成したものである。
ノイドには、エンジン停止時にソレノイドが作動して停
止レバーなどを停止側に操作する事によりエンジンを停
止させるものと、エンジン運転中にソレノイドが作動し
て停止レバーなどを運転側に操作し、エンジン停止時に
はソレノイドが非作動となってその停止レバーなどを停
止側に操作するものとがある。ディーゼルエンジンのエ
ンジン停止ソレノイド用電子式タイマは、前者の方式に
おいて、エンジン停止時に設定時間だけ出力してソレノ
イドを作動させ、計時後はタイマ出力を停止してソレノ
イドを自動復帰させるものであり、従来技術では、例え
ば図3に示すように、次のように構成されたものがあ
る。すなわち、直流電源1の正負両端1a・1b間にリ
セット回路2を介して逆流防止ダイオード3・充電抵抗
器4及び計時コンデンサ5を順に直列接続する。そし
て、上記充電抵抗器4と計時コンデンサ5との接続点5
aに、計時抵抗器6を介して計時トランジスタ7の入力
端7aを接続する。さらに、エンジン運転中は前記リセ
ット回路2の作動により上記計時コンデンサ5を前記直
流電源1で充電するとともに、エンジンを停止させる場
合にはそのリセット回路2の非作動により上記計時コン
デンサ5の充電電荷を前記計時抵抗器6を介して前記計
時トランジスタ7に放電させる。そして、上記放電によ
る上記計時トランジスタ7の作動によりタイマ出力端子
8に出力を得るとともに、その計時コンデンサ5の放電
終了により上記タイマ出力端子8の出力が停止するよう
に構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では次
の問題がある。前記エンジン停止ソレノイド用電子式タ
イマは、所謂CRタイマであり、その計時時間が周囲温
度の影響によりバラツキを生じる事が多い。すなわち、
各部品の温度特性が正である事により、周囲温度が高い
場合は、直流電源1(多くは電池を使用する)の電圧が
高くなり、計時コンデンサ5の容量が大きくなり、計時
抵抗器6の抵抗値が大きくなる、などして上記CRタイ
マの計時時間が長くなる。上記各部品の温度特性が正で
ある事により、特に高温時には上記電子式タイマの計時
時間、即ちエンジン停止ソレノイドの通電時間が長くな
って、そのエンジン停止ソレノイドが焼き付く事があ
る。本発明は、ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレ
ノイド用電子式タイマが周囲温度の変化により計時時間
のバラツキを生じて、高温時にエンジン停止ソレノイド
が焼き付くのを防止することを課題とする。
の問題がある。前記エンジン停止ソレノイド用電子式タ
イマは、所謂CRタイマであり、その計時時間が周囲温
度の影響によりバラツキを生じる事が多い。すなわち、
各部品の温度特性が正である事により、周囲温度が高い
場合は、直流電源1(多くは電池を使用する)の電圧が
高くなり、計時コンデンサ5の容量が大きくなり、計時
抵抗器6の抵抗値が大きくなる、などして上記CRタイ
マの計時時間が長くなる。上記各部品の温度特性が正で
ある事により、特に高温時には上記電子式タイマの計時
時間、即ちエンジン停止ソレノイドの通電時間が長くな
って、そのエンジン停止ソレノイドが焼き付く事があ
る。本発明は、ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレ
ノイド用電子式タイマが周囲温度の変化により計時時間
のバラツキを生じて、高温時にエンジン停止ソレノイド
が焼き付くのを防止することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
において、上記課題を達成するために、例えば図1及び
図2に示すように、次の改良構造を追加したものであ
る。 ○第1発明(図1参照) 前記計時トランジスタ7の入力側回路9に温度補償素子
10を接続し、周囲温度の変化による計時時間のバラツ
キを補正する温度補償回路を構成する。 ○第2発明(図1参照) 前記第1発明のディーゼルエンジンのエンジン停止ソレ
ノイド用電子式タイマにおいて、前記計時トランジスタ
7の入力側回路9に接続した温度補償素子10を、前記
計時抵抗器6と上記計時トランジスタ7の入力端7aと
の間に挿入したサーミスタ11で構成する。 ○第3発明(図2参照) 前記第1発明のディーゼルエンジンのエンジン停止ソレ
ノイド用電子式タイマにおいて、前記温度補償素子10
を、前記電子式タイマのケース12内でそのケース12
の表面に極めて近い場所に配設して構成する。
において、上記課題を達成するために、例えば図1及び
図2に示すように、次の改良構造を追加したものであ
る。 ○第1発明(図1参照) 前記計時トランジスタ7の入力側回路9に温度補償素子
10を接続し、周囲温度の変化による計時時間のバラツ
キを補正する温度補償回路を構成する。 ○第2発明(図1参照) 前記第1発明のディーゼルエンジンのエンジン停止ソレ
ノイド用電子式タイマにおいて、前記計時トランジスタ
7の入力側回路9に接続した温度補償素子10を、前記
計時抵抗器6と上記計時トランジスタ7の入力端7aと
の間に挿入したサーミスタ11で構成する。 ○第3発明(図2参照) 前記第1発明のディーゼルエンジンのエンジン停止ソレ
ノイド用電子式タイマにおいて、前記温度補償素子10
を、前記電子式タイマのケース12内でそのケース12
の表面に極めて近い場所に配設して構成する。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明は、上記のように構成さ
れて次のように作用し、効果を奏する。 ○第1発明及び第2発明(図1参照) 温度補償素子10(例えばサーミスタ11)を、計時ト
ランジスタ7の入力側回路9で計時抵抗器6と上記計時
トランジスタ7の入力端7aであるベースとの間に直列
に挿入してある。上記温度補償素子10はその温度特性
が負であるから、温度特性が正である前記計時抵抗器6
の抵抗値(又は直流電源1の電圧、計時コンデンサ5の
容量)の変化を相殺して、周囲温度の変化による計時時
間のバラツキを補正する温度補償回路として作用する。 ○第3発明(図2参照) 前記電子式タイマ20の他の部品と共に前記温度補償素
子10を例えば金属製ケース12内に収容して絶縁樹脂
29などで封止し、そのケース12の表面に極めて近い
場所に配設してある。このため、上記温度補償素子10
は周囲温度の変化を敏感に捕らえて計時時間のバラツキ
を補正することができる 上記により、ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノ
イド用電子式タイマが周囲温度の変化により計時時間の
バラツキを生じて、高温時にエンジン停止ソレノイドが
焼き付くのを防止することができる。
れて次のように作用し、効果を奏する。 ○第1発明及び第2発明(図1参照) 温度補償素子10(例えばサーミスタ11)を、計時ト
ランジスタ7の入力側回路9で計時抵抗器6と上記計時
トランジスタ7の入力端7aであるベースとの間に直列
に挿入してある。上記温度補償素子10はその温度特性
が負であるから、温度特性が正である前記計時抵抗器6
の抵抗値(又は直流電源1の電圧、計時コンデンサ5の
容量)の変化を相殺して、周囲温度の変化による計時時
間のバラツキを補正する温度補償回路として作用する。 ○第3発明(図2参照) 前記電子式タイマ20の他の部品と共に前記温度補償素
子10を例えば金属製ケース12内に収容して絶縁樹脂
29などで封止し、そのケース12の表面に極めて近い
場所に配設してある。このため、上記温度補償素子10
は周囲温度の変化を敏感に捕らえて計時時間のバラツキ
を補正することができる 上記により、ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノ
イド用電子式タイマが周囲温度の変化により計時時間の
バラツキを生じて、高温時にエンジン停止ソレノイドが
焼き付くのを防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面で説明する。 ○第1発明及び第2発明実施例(図1参照) 図1はディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用
電子式タイマの概略接続図である。図において、ディー
ゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電子式タイマ
20は、直流電源1の正負両端1a・1b間にリセット
回路2を介して逆流防止ダイオード3・充電抵抗器4及
び計時コンデンサ5を順に直列接続してある。そして、
上記充電抵抗器4と計時コンデンサ5との接続点5a
に、計時抵抗器6を介して計時トランジスタ7の入力端
7aであるベースを接続してある。さらに、上記計時ト
ランジスタ7のコレクタに抵抗器21を介して出力トラ
ンジスタ22の入力端22aであるベースを接続すると
ともに、その出力トランジスタ22のコレクタを電子式
タイマ20のタイマ出力端子8に、そのエミッタを電源
用端子23にそれぞれ接続してある。上記電子式タイマ
20は、エンジン運転中は図示しないキースイッチによ
り前記計時コンデンサ5を前記直流電源1で充電すると
ともに、タイマ起動スイッチ24により前記リセット回
路2が作動してタイマをリセットする。また、エンジン
を停止させる場合には上記タイマ起動スイッチ24をオ
フして前記リセット回路2を非作動とする事により、前
記計時コンデンサ5の充電電荷を上記計時抵抗器6を介
して上記計時トランジスタ7に放電させる。そして、上
記放電による上記計時トランジスタ7の作動により前記
出力トランジスタ22を作動させてタイマ出力端子8に
出力を得るとともに、その計時コンデンサ5の放電終了
により上記計時トランジスタ7及び上記出力トランジス
タ22が非作動となって、上記タイマ出力端子8の出力
が停止するように構成してある。さらに、前記計時トラ
ンジスタ7の入力側回路9に温度特性が負(例えばサー
ミスタなど)の温度補償素子10を接続して、周囲温度
の変化による計時時間のバラツキを補正する温度補償回
路を構成してある。すなわち、上記温度補償回路の具体
的回路として第2発明実施例では、前記計時トランジス
タ7の入力側回路9に接続した温度補償素子10を、前
記計時抵抗器6と上記計時トランジスタ7の入力端7a
であるベースとの間に直列に挿入したサーミスタ11で
構成してある。尚、符号7b及び符号22bはそれぞれ
計時トランジスタ7及び出力トランジスタ22のベース
抵抗、符号25は電子式タイマ20の起動用端子、符号
26は同接地用端子である。
電子式タイマの概略接続図である。図において、ディー
ゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電子式タイマ
20は、直流電源1の正負両端1a・1b間にリセット
回路2を介して逆流防止ダイオード3・充電抵抗器4及
び計時コンデンサ5を順に直列接続してある。そして、
上記充電抵抗器4と計時コンデンサ5との接続点5a
に、計時抵抗器6を介して計時トランジスタ7の入力端
7aであるベースを接続してある。さらに、上記計時ト
ランジスタ7のコレクタに抵抗器21を介して出力トラ
ンジスタ22の入力端22aであるベースを接続すると
ともに、その出力トランジスタ22のコレクタを電子式
タイマ20のタイマ出力端子8に、そのエミッタを電源
用端子23にそれぞれ接続してある。上記電子式タイマ
20は、エンジン運転中は図示しないキースイッチによ
り前記計時コンデンサ5を前記直流電源1で充電すると
ともに、タイマ起動スイッチ24により前記リセット回
路2が作動してタイマをリセットする。また、エンジン
を停止させる場合には上記タイマ起動スイッチ24をオ
フして前記リセット回路2を非作動とする事により、前
記計時コンデンサ5の充電電荷を上記計時抵抗器6を介
して上記計時トランジスタ7に放電させる。そして、上
記放電による上記計時トランジスタ7の作動により前記
出力トランジスタ22を作動させてタイマ出力端子8に
出力を得るとともに、その計時コンデンサ5の放電終了
により上記計時トランジスタ7及び上記出力トランジス
タ22が非作動となって、上記タイマ出力端子8の出力
が停止するように構成してある。さらに、前記計時トラ
ンジスタ7の入力側回路9に温度特性が負(例えばサー
ミスタなど)の温度補償素子10を接続して、周囲温度
の変化による計時時間のバラツキを補正する温度補償回
路を構成してある。すなわち、上記温度補償回路の具体
的回路として第2発明実施例では、前記計時トランジス
タ7の入力側回路9に接続した温度補償素子10を、前
記計時抵抗器6と上記計時トランジスタ7の入力端7a
であるベースとの間に直列に挿入したサーミスタ11で
構成してある。尚、符号7b及び符号22bはそれぞれ
計時トランジスタ7及び出力トランジスタ22のベース
抵抗、符号25は電子式タイマ20の起動用端子、符号
26は同接地用端子である。
【0007】○第3発明実施例(図2参照) 図2はディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用
電子式タイマの断面図である。図において、前記第1発
明のディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電
子式タイマ20は、例えば、前記逆流防止ダイオード3
・充電抵抗器4・計時コンデンサ5・計時抵抗器6・計
時トランジスタ7・温度補償素子10(サーミスタ1
1)・出力トランジスタ22及び各入出力端子8・23
・25・26を一括して外部と接続するコネクタ27な
どを絶縁基板28上に配設し、その絶縁基板28を金属
製ケース12内に収容して絶縁樹脂29を注型するなど
して封止してある。そして、前記温度補償素子10を、
前記電子式タイマのケース12内でそのケース12の表
面に極めて近い場所に配設して構成してある。
電子式タイマの断面図である。図において、前記第1発
明のディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電
子式タイマ20は、例えば、前記逆流防止ダイオード3
・充電抵抗器4・計時コンデンサ5・計時抵抗器6・計
時トランジスタ7・温度補償素子10(サーミスタ1
1)・出力トランジスタ22及び各入出力端子8・23
・25・26を一括して外部と接続するコネクタ27な
どを絶縁基板28上に配設し、その絶縁基板28を金属
製ケース12内に収容して絶縁樹脂29を注型するなど
して封止してある。そして、前記温度補償素子10を、
前記電子式タイマのケース12内でそのケース12の表
面に極めて近い場所に配設して構成してある。
【0008】前記第1発明のディーゼルエンジンのエン
ジン停止ソレノイド用電子式タイマにおいて、前記温度
補償回路として前記計時トランジスタ7の入力側回路9
に接続する温度補償素子10は、その計時トランジスタ
7のベースに並列に接続したり、エミッタに直列に接続
したりする事もできる。また、前記実施例における各回
路の各トランジスタは図示したPNP型又はNPN型に
限定されず、それぞれ反対極性の型に変えて作動するよ
うに電圧極性や回路接続方法を変更できることは言うま
でもない。尚、前記第3発明実施例における金属製ケー
ス12は、金属製にかぎらず樹脂製その他で形成した
り、その封止の方法も絶縁樹脂29の注型にこだわらず
他の方法で実施するのに差し支えはない。
ジン停止ソレノイド用電子式タイマにおいて、前記温度
補償回路として前記計時トランジスタ7の入力側回路9
に接続する温度補償素子10は、その計時トランジスタ
7のベースに並列に接続したり、エミッタに直列に接続
したりする事もできる。また、前記実施例における各回
路の各トランジスタは図示したPNP型又はNPN型に
限定されず、それぞれ反対極性の型に変えて作動するよ
うに電圧極性や回路接続方法を変更できることは言うま
でもない。尚、前記第3発明実施例における金属製ケー
ス12は、金属製にかぎらず樹脂製その他で形成した
り、その封止の方法も絶縁樹脂29の注型にこだわらず
他の方法で実施するのに差し支えはない。
【図1】本発明実施例を示し、ディーゼルエンジンのエ
ンジン停止ソレノイド用電子式タイマの概略接続図であ
る。
ンジン停止ソレノイド用電子式タイマの概略接続図であ
る。
【図2】本発明実施例を示し、ディーゼルエンジンのエ
ンジン停止ソレノイド用電子式タイマの断面図である。
ンジン停止ソレノイド用電子式タイマの断面図である。
【図3】従来例を示し、図1に相当する図である。
【符号の説明】 1…直流電源、1a…正端、1a…負端、2…リセット
回路、3…逆流防止ダイオード、4…充電抵抗器、5…
計時コンデンサ、5a…接続点、6…計時抵抗器、7…
計時トランジスタ、7a…入力端、8…タイマ出力端
子、9…入力側回路、10…温度補償素子、11…サー
ミスタ、12…ケース。
回路、3…逆流防止ダイオード、4…充電抵抗器、5…
計時コンデンサ、5a…接続点、6…計時抵抗器、7…
計時トランジスタ、7a…入力端、8…タイマ出力端
子、9…入力側回路、10…温度補償素子、11…サー
ミスタ、12…ケース。
Claims (3)
- 【請求項1】 直流電源(1)の正負両端(1a・1b)間
にリセット回路(2)を介して逆流防止ダイオード(3)・
充電抵抗器(4)及び計時コンデンサ(5)を順に直列接続
し、 上記充電抵抗器(4)と計時コンデンサ(5)との接続点
(5a)に、計時抵抗器(6)を介して計時トランジスタ
(7)の入力端(7a)を接続し、 前記リセット回路(2)の作動により上記計時コンデンサ
(5)を前記直流電源(1)で充電するとともに、そのリセ
ット回路(2)の非作動により上記計時コンデンサ(5)の
充電電荷を前記計時抵抗器(6)を介して前記計時トラン
ジスタ(7)に放電させ、 上記放電による上記計時トランジスタ(7)の作動により
タイマ出力端子(8)に出力を得るとともに、その計時コ
ンデンサ(5)の放電終了により上記タイマ出力端子(8)
の出力が停止するように構成したディーゼルエンジンの
エンジン停止ソレノイド用電子式タイマにおいて、 前記計時トランジスタ(7)の入力側回路(9)に温度補償
素子(10)を接続し、周囲温度の変化による計時時間の
バラツキを補正する温度補償回路を構成したことを特徴
とするディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用
電子式タイマ。 - 【請求項2】 前記計時トランジスタ(7)の入力側回路
(9)に接続した温度補償素子(10)を、前記計時抵抗器
(6)と上記計時トランジスタ(7)の入力端(7a)との間
に挿入したサーミスタ(11)で構成したことを特徴とす
る請求項1に記載のディーゼルエンジンのエンジン停止
ソレノイド用電子式タイマ。 - 【請求項3】 前記温度補償素子(10)を、前記電子式
タイマのケース(12)内でそのケース(12)の表面に極
めて近い場所に配設して構成したことを特徴とする請求
項1に記載のディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノ
イド用電子式タイマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5264708A JP2896834B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電子式タイマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5264708A JP2896834B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電子式タイマ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07119494A true JPH07119494A (ja) | 1995-05-09 |
JP2896834B2 JP2896834B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=17407085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5264708A Expired - Fee Related JP2896834B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ディーゼルエンジンのエンジン停止ソレノイド用電子式タイマ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2896834B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525413A (ja) * | 2000-02-29 | 2003-08-26 | ギュ チェ,ヨン | 開放/閉鎖機能を制御する電子式タイマー付きバルブ組立体 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP5264708A patent/JP2896834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525413A (ja) * | 2000-02-29 | 2003-08-26 | ギュ チェ,ヨン | 開放/閉鎖機能を制御する電子式タイマー付きバルブ組立体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2896834B2 (ja) | 1999-05-31 |
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