JPH07119318B2 - 安定剤組成物 - Google Patents
安定剤組成物Info
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- JPH07119318B2 JPH07119318B2 JP1041968A JP4196889A JPH07119318B2 JP H07119318 B2 JPH07119318 B2 JP H07119318B2 JP 1041968 A JP1041968 A JP 1041968A JP 4196889 A JP4196889 A JP 4196889A JP H07119318 B2 JPH07119318 B2 JP H07119318B2
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- C08K5/1345—Carboxylic esters of phenolcarboxylic acids
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- C08K5/52—Phosphorus bound to oxygen only
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、熱可塑性重合体用の安定剤組成物に係る。
本発明は、熱可塑性有機重合体及び充分な安定化の機能
を発揮しうる量の上記安定剤組成物を含有してなる安定
化重合体組成物にも係る。
を発揮しうる量の上記安定剤組成物を含有してなる安定
化重合体組成物にも係る。
有機重合体が光、熱及び酸化作用による劣化を受け、こ
れにより、変色したり、表面に亀裂が生じたり、機械特
性を失うことが知られている。このような劣化に対抗す
るため、有機重合体に、立体障害フェノール化合物、有
機リン化合物、置換芳香族アミン及び含イオウ有機化合
物の如き安定剤物質を添加することも公知である。さら
に、当分野において、格別の結果が得られるように数種
の安定剤物質を組合せて使用することも提案されてい
る。たとえば、米国特許第3,558,554号には、有機ホス
ファイト、1,1,1−トリ(2−メチル−4−ヒドロキシ
−5−第3級ブチルフェノール)ブタン及びジラウリル
チオジプロピネートを含有する安定剤系で安定化せしめ
ポリオレフィン化合物が開示されている。この安定剤系
の特徴は、ジラウリルチオジプロピオネートの含量が比
較的大きいことである(該化合物:フェノールの重量比
は約4:1である)。このような重合体組成物は、本質的
に色特性に乏しい欠点を示す。また、「デベロップメン
ツ・イン・ポリマー・スタビライゼーション−6(Deve
lopments in Polymer Stabilisation−6)」G.Scott
編,Applied Science Publishers,1989,第34−35頁によ
れば、ジアルキルチオジプロピオネートは、少量のフェ
ノール系酸化防止剤を組合せて使用される際に、ポリオ
レフィンの安定化において効力を発揮する。
れにより、変色したり、表面に亀裂が生じたり、機械特
性を失うことが知られている。このような劣化に対抗す
るため、有機重合体に、立体障害フェノール化合物、有
機リン化合物、置換芳香族アミン及び含イオウ有機化合
物の如き安定剤物質を添加することも公知である。さら
に、当分野において、格別の結果が得られるように数種
の安定剤物質を組合せて使用することも提案されてい
る。たとえば、米国特許第3,558,554号には、有機ホス
ファイト、1,1,1−トリ(2−メチル−4−ヒドロキシ
−5−第3級ブチルフェノール)ブタン及びジラウリル
チオジプロピネートを含有する安定剤系で安定化せしめ
ポリオレフィン化合物が開示されている。この安定剤系
の特徴は、ジラウリルチオジプロピオネートの含量が比
較的大きいことである(該化合物:フェノールの重量比
は約4:1である)。このような重合体組成物は、本質的
に色特性に乏しい欠点を示す。また、「デベロップメン
ツ・イン・ポリマー・スタビライゼーション−6(Deve
lopments in Polymer Stabilisation−6)」G.Scott
編,Applied Science Publishers,1989,第34−35頁によ
れば、ジアルキルチオジプロピオネートは、少量のフェ
ノール系酸化防止剤を組合せて使用される際に、ポリオ
レフィンの安定化において効力を発揮する。
米国特許第4,187,212号には、トリアリールホスファイ
ト及び立体障害酸化防止フェノールを含有する安定剤系
で安定化せしめた重合体組成物が記載されている。該特
許によれば、安定剤系にジラウリルチオジプロピオネー
トの如き化合物が存在することは、得らえる安定化重合
体組成物に対して乏しい色特性しか与えることができな
いため好ましくない。
ト及び立体障害酸化防止フェノールを含有する安定剤系
で安定化せしめた重合体組成物が記載されている。該特
許によれば、安定剤系にジラウリルチオジプロピオネー
トの如き化合物が存在することは、得らえる安定化重合
体組成物に対して乏しい色特性しか与えることができな
いため好ましくない。
本発明は、少量のジアルキルチオジプロピオネートを特
別な酸化防止フェノール類及び特別な有機ホスファイト
と組合せた場合、熱可塑性重合体の色特性を改善できる
と共に、メルト・フロー・インデックス及びロング−タ
ーム熱安定性インデックスを最適レベルに維持しうる安
定剤系が得られるとの予想されなかった知見に基くもの
である。
別な酸化防止フェノール類及び特別な有機ホスファイト
と組合せた場合、熱可塑性重合体の色特性を改善できる
と共に、メルト・フロー・インデックス及びロング−タ
ーム熱安定性インデックスを最適レベルに維持しうる安
定剤系が得られるとの予想されなかった知見に基くもの
である。
従って、本発明の第1の態様によれば、本発明の目的
は、熱可塑性有機重合体用の安定剤組成物において、
(a)ペンタエリスリトール−テトラ[3−(3,5−ジ
−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート]、β−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオン酸n−オクタデシルエステル、
1,3,5−トリス(3′,5′−ジ−第3級ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス
(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
−2,4,6−トリメチルベンゼン、エチレングリコール−
ビス(3,3−ビス−3′−第3級ブチル−4′−ヒドロ
キシフェニル)ブチレート、及びヘキサメチレン、−1,
6−ジ[3−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]の中から選ばれる立体障害
酸化防止フェノール、(b)一般式 (式中、R1は第3級ブチル基又は1,1−ジメチルプロピ
ル基であり、R2はメチル基、第3級ブチル基又は1,1−
ジメチルプロピル基である)で表されるトリアリールホ
スファイト、及び(c)各アルキル部に炭素原子10ない
し20個を含有するジアルキルチオジプロピオネートを含
有してなり、重量比[(b)+(c)]/(a)が50/5
0ないし80/20であり、重量比(b)/(c)が99/1ない
し90/10であることを特徴とする安定剤組成物を提供す
ることにある。
は、熱可塑性有機重合体用の安定剤組成物において、
(a)ペンタエリスリトール−テトラ[3−(3,5−ジ
−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート]、β−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオン酸n−オクタデシルエステル、
1,3,5−トリス(3′,5′−ジ−第3級ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス
(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
−2,4,6−トリメチルベンゼン、エチレングリコール−
ビス(3,3−ビス−3′−第3級ブチル−4′−ヒドロ
キシフェニル)ブチレート、及びヘキサメチレン、−1,
6−ジ[3−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]の中から選ばれる立体障害
酸化防止フェノール、(b)一般式 (式中、R1は第3級ブチル基又は1,1−ジメチルプロピ
ル基であり、R2はメチル基、第3級ブチル基又は1,1−
ジメチルプロピル基である)で表されるトリアリールホ
スファイト、及び(c)各アルキル部に炭素原子10ない
し20個を含有するジアルキルチオジプロピオネートを含
有してなり、重量比[(b)+(c)]/(a)が50/5
0ないし80/20であり、重量比(b)/(c)が99/1ない
し90/10であることを特徴とする安定剤組成物を提供す
ることにある。
本発明の好適な具体例では、 −前記成分(a)はペンタエリスリトール−テトラ[3
−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]及びβ−(3,5−ジ−第3級ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸n−オクタ
デシルエステルの中から選ばれるものであり、 −前記成分(b)はトリス(2,4−ジ−第3級ブチルフ
ェニル)ホスファイトであり、及び −前記成分(c)はジラウリルチオジプロピオネート、
ジステアリルチオジプロピオネート及びジミリスチルチ
オジプロピオネートの中から選ばれるものである。
−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]及びβ−(3,5−ジ−第3級ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸n−オクタ
デシルエステルの中から選ばれるものであり、 −前記成分(b)はトリス(2,4−ジ−第3級ブチルフ
ェニル)ホスファイトであり、及び −前記成分(c)はジラウリルチオジプロピオネート、
ジステアリルチオジプロピオネート及びジミリスチルチ
オジプロピオネートの中から選ばれるものである。
本発明の安定剤組成物において、成分(b)/成分
(c)の重量比は特に重要である。かかる比が99/1を越
える場合には、安定化重合体組成物において、ジアルキ
ルチオジプロピオネートの存在による好適な効果が発揮
されず、一方、90/10より小である場合には、好ましく
ない着色現象が見られる。成分(b)/成分(c)の重
量比が98/2ないし95/5の範囲内に維持される際に最良の
結果が得られる。
(c)の重量比は特に重要である。かかる比が99/1を越
える場合には、安定化重合体組成物において、ジアルキ
ルチオジプロピオネートの存在による好適な効果が発揮
されず、一方、90/10より小である場合には、好ましく
ない着色現象が見られる。成分(b)/成分(c)の重
量比が98/2ないし95/5の範囲内に維持される際に最良の
結果が得られる。
成分(a)、(b)及び(c)を上述の範囲内で使用し
て操作することにより、最適なメルト・フロー・インデ
ックス・色特性(繰返し押出し処理した組成物について
評価)及びロング−ターム安定化インデックスを有する
安定化熱可塑性有機重合体組成物が得られる。
て操作することにより、最適なメルト・フロー・インデ
ックス・色特性(繰返し押出し処理した組成物について
評価)及びロング−ターム安定化インデックスを有する
安定化熱可塑性有機重合体組成物が得られる。
このように、他の態様によれば、本発明の目的は、熱可
塑性有機重合体及び充分な安定化の機能を発揮しうる量
の上記安定剤組成物を含有してなる安定化重合体組成物
を提供することにある。「充分な安定化の機能を発揮し
うる量」とは、安定剤組成物が、安定化重合体組成物内
に、0.01ないし5.0重量%、好ましくは0.02ないし0.5重
量%の量で存在することを意味する。
塑性有機重合体及び充分な安定化の機能を発揮しうる量
の上記安定剤組成物を含有してなる安定化重合体組成物
を提供することにある。「充分な安定化の機能を発揮し
うる量」とは、安定剤組成物が、安定化重合体組成物内
に、0.01ないし5.0重量%、好ましくは0.02ないし0.5重
量%の量で存在することを意味する。
安定化に供される有機重合体は、一般に熱可塑性のもの
であり、好ましくはオレフィン重合体であり、たとえば
高密度及び低密度ポリエチレン、低密度線状ポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びエチレンと炭素原子3個以上を
含有するα−オレフィンとの共重合体又は三元重合体が
ある。
であり、好ましくはオレフィン重合体であり、たとえば
高密度及び低密度ポリエチレン、低密度線状ポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びエチレンと炭素原子3個以上を
含有するα−オレフィンとの共重合体又は三元重合体が
ある。
本発明による重合体組成物は、置換芳香族アミン、可視
光線又は紫外線安定剤、金属脱活性化剤、塩基性安定化
助剤及び核発生剤から選ばれる1以上の添加剤を含有で
きる。
光線又は紫外線安定剤、金属脱活性化剤、塩基性安定化
助剤及び核発生剤から選ばれる1以上の添加剤を含有で
きる。
本発明の重合体組成物は、熱可塑性有機重合体を安定剤
組成物と混合、均質化させる常法に従って調製される。
組成物と混合、均質化させる常法に従って調製される。
下記の実施例は、本発明をさらに説明するためのもので
ある。
ある。
これら実施例において、有機重合体及び安定剤組成物を
含有する安定化重合体組成物のメルト・フロー・インデ
ックスを、該安定化重合体組成物を繰返し押出し処理し
た後に測定している。さらに、成形プレートを押出し処
理した重合体組成物の顆粒から調製し、イエロー・イン
デックス(YI)の測定に使用した。
含有する安定化重合体組成物のメルト・フロー・インデ
ックスを、該安定化重合体組成物を繰返し押出し処理し
た後に測定している。さらに、成形プレートを押出し処
理した重合体組成物の顆粒から調製し、イエロー・イン
デックス(YI)の測定に使用した。
実施例1 この実施例では、市販のポリプロピレンFLF20(Hymont
社)を使用する。この重合体(顆粒状)を安定剤組成物
と混合し、得られた均質化混合物をスクリュー及び2mm
ノズルを具備するBrabender押出し機(直径:19mm、長
さ:直径の約25倍)において、圧縮比1:4、温度プロフ
ィル190℃;235℃;270℃;270℃で繰返し押出し処理し
た。押出し機を50rpmで駆動させ、押出し機から出たフ
ィラメントを顆粒に切断した。第1、第3、第5及び第
7回目の押出し処理後に得られた顆粒の一部を、ASTM D
1238に従い、230℃及び負荷2.16kgでのメルト・フロー
・インデックス(MFI)の測定に供した。顆粒の他の一
部を使用し、4kg/cm2で3分間及び130kg/cm2で3分間処
理して190℃で圧縮成形し、ついで周囲温度において水
中で冷却して厚さ1.5mmのプレートを得た。これらプレ
ートについて、ASTM D 1925に従ってイエロー・インデ
ックス(YI)の測定を行った。
社)を使用する。この重合体(顆粒状)を安定剤組成物
と混合し、得られた均質化混合物をスクリュー及び2mm
ノズルを具備するBrabender押出し機(直径:19mm、長
さ:直径の約25倍)において、圧縮比1:4、温度プロフ
ィル190℃;235℃;270℃;270℃で繰返し押出し処理し
た。押出し機を50rpmで駆動させ、押出し機から出たフ
ィラメントを顆粒に切断した。第1、第3、第5及び第
7回目の押出し処理後に得られた顆粒の一部を、ASTM D
1238に従い、230℃及び負荷2.16kgでのメルト・フロー
・インデックス(MFI)の測定に供した。顆粒の他の一
部を使用し、4kg/cm2で3分間及び130kg/cm2で3分間処
理して190℃で圧縮成形し、ついで周囲温度において水
中で冷却して厚さ1.5mmのプレートを得た。これらプレ
ートについて、ASTM D 1925に従ってイエロー・インデ
ックス(YI)の測定を行った。
該実施例における安定剤組成物の各成分は次のとおりで
ある。
ある。
(a)ペンタエリスリトール−テトラ[3−(3,5−ジ
−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオ
ネート]、 (b)トリス(2,4−ジ−第3級ブチルフェニル)ホス
ファイト、及び (c)ジステアリルチオジプロピオネート。
−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオ
ネート]、 (b)トリス(2,4−ジ−第3級ブチルフェニル)ホス
ファイト、及び (c)ジステアリルチオジプロピオネート。
成分(a)/成分(b)の重量比を1/1とし、成分
(c)の量を各種変化させた安定剤組成物を使用した。
(c)の量を各種変化させた安定剤組成物を使用した。
第1表は、重合体組成物中で使用した安定剤組成物の各
成分の量、及び上述の押出し処理回数後の重合体組成物
のMFI及びYIを示す。表中のテスト1及び2は比較テス
トである。
成分の量、及び上述の押出し処理回数後の重合体組成物
のMFI及びYIを示す。表中のテスト1及び2は比較テス
トである。
実施例2 安定剤組成物における成分(a)/成分(b)の重量比
を1/2として、成分(c)の重量を各種変化させて、実
施例1と同じ処理、測定を行った。得られた結果を第2
表に示す。ただし、テスト1及び2は比較テストであ
る。
を1/2として、成分(c)の重量を各種変化させて、実
施例1と同じ処理、測定を行った。得られた結果を第2
表に示す。ただし、テスト1及び2は比較テストであ
る。
実施例3 実施例1と同様にして、ただし市販の高密度ポリエチレ
ン3.002(Solvay社)を使用して処理を行った。この実
施例では、押出し機における温度プロフィルは200℃;22
0℃;240℃;260℃である。押出し機を10rpmで駆動させ、
MFIを190℃で測定し、プレートを175℃で圧縮成形し
た。安定剤組成物における成分(a)/成分(b)の重
量比を1/1に維持し、一方、成分(c)の量を変化させ
た。結果を第3表に示す。表中、テスト1及び2は比較
テストである。
ン3.002(Solvay社)を使用して処理を行った。この実
施例では、押出し機における温度プロフィルは200℃;22
0℃;240℃;260℃である。押出し機を10rpmで駆動させ、
MFIを190℃で測定し、プレートを175℃で圧縮成形し
た。安定剤組成物における成分(a)/成分(b)の重
量比を1/1に維持し、一方、成分(c)の量を変化させ
た。結果を第3表に示す。表中、テスト1及び2は比較
テストである。
実施例4 安定剤組成物における成分(a)/成分(b)の重量比
を1/2として、成分(c)の重量を各種変化させて、実
施例3と同じ処理、測定を行った。得られた結果を第4
表に示す。ただし、テスト1及び2は比較テストであ
る。
を1/2として、成分(c)の重量を各種変化させて、実
施例3と同じ処理、測定を行った。得られた結果を第4
表に示す。ただし、テスト1及び2は比較テストであ
る。
実施例5 下記の成分でなる組成物を使用して、実施例1と同様に
処理、測定を行った。
処理、測定を行った。
(a)ペンタエリスリトール−テトラ[3−(3,5−ジ
−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオ
ネート]、 (a′)β−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオン酸n−オクタデシルエステ
ル)、 (b)トリス(2,4−ジ−第3級ブチルフェニル)ホス
ファイト、及び (c)ジステアリルチオジプロピオネート。
−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオ
ネート]、 (a′)β−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオン酸n−オクタデシルエステ
ル)、 (b)トリス(2,4−ジ−第3級ブチルフェニル)ホス
ファイト、及び (c)ジステアリルチオジプロピオネート。
併用した高密度有機重合体は高密度ポリエチレンSG 501
3P(Enichem Anic社)である。この実施例では、押出し
機における温度プロフィルを200℃;220℃;240℃;260℃
とし、押出し機を100rpmで駆動させた。MFIを230℃で測
定し、プレートを175℃で圧縮成形した。
3P(Enichem Anic社)である。この実施例では、押出し
機における温度プロフィルを200℃;220℃;240℃;260℃
とし、押出し機を100rpmで駆動させた。MFIを230℃で測
定し、プレートを175℃で圧縮成形した。
結果を第5表に示す。表中、テスト1,2,4及び6は比較
テストである。
テストである。
実施例6 低密度線状ポリエチレン(Dow Chemical社)を使用して
実施例5と同様に処理し、測定した。
実施例5と同様に処理し、測定した。
結果を第6表に示す。表中、テスト1,2,4及び6は比較
テストである。
テストである。
実施例7 実施例1に記載の安定剤組成物及び重合体を使用して、
実施例1と同様に処理し、測定を行った。しかし、安定
剤組成物において使用した成分(c)の量は多く、本発
明に関して示した範囲外のものである。これらのテスト
の結果を第7表に示す。
実施例1と同様に処理し、測定を行った。しかし、安定
剤組成物において使用した成分(c)の量は多く、本発
明に関して示した範囲外のものである。これらのテスト
の結果を第7表に示す。
テスト 後述の第8及び第9表に示す16種類の組成物(例1〜1
6)のイエロー・インデックス(YI)及びメルト・フロ
ー・インデックス(MFI)を測定するためテストを行っ
た。
6)のイエロー・インデックス(YI)及びメルト・フロ
ー・インデックス(MFI)を測定するためテストを行っ
た。
各例の組成物は、ポリプロピレン(Moplen FL20)を、
(a)フェノール化合物:Anox 20(ペンタエリスリトー
ル−テトラ[3−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒド
ロキシフェノール)プロピオネート])、(b)ホスフ
ァイト:Alkanox240(トリス(2,4−ジ−第3級ブチルフ
ェノール)ホスファイト)及び(c)チオエステル:ジ
ステアリルチオジプロピオネート(DSTDP)を第8表に
示すレベルで配合し、押出し処理することによって調製
したものである。重量部はAlkanox 240 100重量部に対
するものである。
(a)フェノール化合物:Anox 20(ペンタエリスリトー
ル−テトラ[3−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒド
ロキシフェノール)プロピオネート])、(b)ホスフ
ァイト:Alkanox240(トリス(2,4−ジ−第3級ブチルフ
ェノール)ホスファイト)及び(c)チオエステル:ジ
ステアリルチオジプロピオネート(DSTDP)を第8表に
示すレベルで配合し、押出し処理することによって調製
したものである。重量部はAlkanox 240 100重量部に対
するものである。
これらテストの結果では、他のテストした組成物と比べ
て驚くほどかつ意外なほど良好なYIに関する結果を示す
例6、7、14及び15(本発明による組成物)を含む。第
8及び第9表は、例1〜5及び9が例6、7、14及び15
と比べて悪いYIを有することを示している。立体障害フ
ェノール:ホスファイトの重量比が1:1〜1:2の範囲内で
ある場合にのみ、意外に良好なYIが観察された。
て驚くほどかつ意外なほど良好なYIに関する結果を示す
例6、7、14及び15(本発明による組成物)を含む。第
8及び第9表は、例1〜5及び9が例6、7、14及び15
と比べて悪いYIを有することを示している。立体障害フ
ェノール:ホスファイトの重量比が1:1〜1:2の範囲内で
ある場合にのみ、意外に良好なYIが観察された。
第8及び第9表の結果は、一定レベルのAnox 20及びAlk
anox及び低減された量のDSTDPで安定化されたポリプロ
ピレンが、繰返し行った押出し処理後、MFIに関して重
大な変化を示さないことを表している。YIは、DSTDPレ
ベルの低下につれて、DSTDPレベルがホスファイトの6
〜3%に達するまで低下し、この時点でYIは例6、7、
14及び15によって示されるように顕著に低下する。しか
しながら、DSTDPレベルがホスファイトに対して3〜0
%以下に低下する場合には、YIは例8及び16によって示
されるように顕著に上昇する。
anox及び低減された量のDSTDPで安定化されたポリプロ
ピレンが、繰返し行った押出し処理後、MFIに関して重
大な変化を示さないことを表している。YIは、DSTDPレ
ベルの低下につれて、DSTDPレベルがホスファイトの6
〜3%に達するまで低下し、この時点でYIは例6、7、
14及び15によって示されるように顕著に低下する。しか
しながら、DSTDPレベルがホスファイトに対して3〜0
%以下に低下する場合には、YIは例8及び16によって示
されるように顕著に上昇する。
要約すると、ホスファイト(b):チオエステル(c)
の重量比が安定化組成物において99:1〜95:5の範囲にあ
る場合には、MFIに影響を及ぼすことなくYIにおける顕
著な改善がもたらされる。
の重量比が安定化組成物において99:1〜95:5の範囲にあ
る場合には、MFIに影響を及ぼすことなくYIにおける顕
著な改善がもたらされる。
第8及び第9表は、立体障害フェノール:ホスファイト
の重量比が1:1〜1:2の範囲内である場合にのみ、意外に
良好なYIが観察されることも示している。
の重量比が1:1〜1:2の範囲内である場合にのみ、意外に
良好なYIが観察されることも示している。
ブラベンダー押出し機において温度プロフィール190−2
20−240−240℃、50rpmで押出し処理を5回行うことに
より組成物A〜Dについてのテストを実施した。ASTM D
−1925によって押出し粒状物についてYIの測定を行い、
次の結果を得た。
20−240−240℃、50rpmで押出し処理を5回行うことに
より組成物A〜Dについてのテストを実施した。ASTM D
−1925によって押出し粒状物についてYIの測定を行い、
次の結果を得た。
YI値は、ホスファイト含量に対してDSTDP3%を含有する
粒状物が、対照の基準ポーセラインディッシュに対して
比色計で測定する際、低いYIを有することを示してい
る。
粒状物が、対照の基準ポーセラインディッシュに対して
比色計で測定する際、低いYIを有することを示してい
る。
組成物E及びFについては、ブラベンダーにおいて温度
プロフィール190−235−260−260℃、50rpmで押出し処
理を5回行うことによって実施した。ASTM D−1925に従
って粒状物につきYIを測定し、次の結果を得た。
プロフィール190−235−260−260℃、50rpmで押出し処
理を5回行うことによって実施した。ASTM D−1925に従
って粒状物につきYIを測定し、次の結果を得た。
上述のテストは、ホスファイトに対してDSTDP3%を使用
する際に、色相の実質的な改善があったことを示してい
る。
する際に、色相の実質的な改善があったことを示してい
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−174244(JP,A) 特開 昭57−209942(JP,A) 特開 昭58−147445(JP,A) 特公 昭56−5417(JP,B2)
Claims (9)
- 【請求項1】熱可塑性有機重合体用の安定剤組成物にお
いて、(a)ペンタエリスリトール−テトラ[3−(3,
5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート]、β−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオン酸n−オクタデシルエス
テル、1,3,5−トリス(3′,5′−ジ−第3級ブチル−
4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−
トリス(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、エチレングリコ
ール−ビス(3,3−ビス−3′−第3級ブチル−4′−
ヒドロキシフェニル)ブチレート、及びヘキサメチレン
−1,6−ジ[3−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート]の中から選ばれる立体
障害酸化防止フェノール、 (b)一般式 (式中、R1は第3級ブチル基又は1,1−ジメチルプロピ
ル基であり、R2はメチル基、第3級ブチル基又は1,1−
ジメチルプロピル基である)で表されるトリアリールホ
スファイト、及び(c)各アルキル部に炭素原子10ない
し20個を含有するジアルキルチオジプロピオネートを含
有してなり、重量比[(b)+(a)]/(a)が50/5
0ないし80/20であり、重量比(b)/(c)が99/1ない
し95/5であり、重量比(a)/(b)が1/1ないし1/2で
あることを特徴とする、安定剤組成物。 - 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、前記重量比
(b)/(c)が98/2ないし95/5であることを特徴とす
る、安定剤組成物。 - 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、前記成分
(a)が、ペンタエリスリトール−テトラ[3−(3,5
−ジ−第3級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]及びβ−(3,5−ジ−第3級ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオン酸n−オクタデシルエス
テルの中から選ばれるものであることを特徴とする、安
定剤組成物。 - 【請求項4】請求項1記載のものにおいて、前記成分
(b)がトリス(2,4−ジ−第3級ブチルフェニル)ホ
スファイトであることを特徴とする、安定剤組成物。 - 【請求項5】請求項1記載のものにおいて、前記成分
(c)が、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステア
リルチオジプロピオネート及びジミリスチルチオジプロ
ピオネートの中から選ばれるものであることを特徴とす
る、安定剤組成物。 - 【請求項6】熱可塑性有機重合体及び請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の安定剤組成物0.01ないし5.0重量%
を含有することを特徴とする、安定化重合体組成物。 - 【請求項7】請求項6記載のものにおいては、前記安定
剤組成物の量が0.02ないし0.5重量%であることを特徴
とする、安定化重合体組成物。 - 【請求項8】請求項6記載のものにおいて、前記熱可塑
性重合体が、高密度及び低密度ポリエチレン、低密度線
状ポリエチレン、ポリプロピレン及びエチレンと炭素原
子3個以上を含有するα−オレフィンとの共重合体又は
三元重合体の中から選ばれるものであることを特徴とす
る、安定化重合体組成物。 - 【請求項9】請求項6記載のものにおいて、置換芳香族
アミン、可視光線又は紫外線安定剤、金属脱活性化剤、
塩基性安定化助剤及び核発生剤から選ばれる1以上の添
加剤を含有することを特徴とする、安定化重合体組成
物。
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US5200503A (en) * | 1990-01-16 | 1993-04-06 | Ausimont, U.S.A., Inc. | Stabilizers for halopolymer compositions |
CA2033610A1 (en) * | 1990-01-16 | 1991-07-17 | Chii-Shu Chen | Stabilizers for halopolymer compositions |
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