JPH0711918Y2 - 薄膜シート切断装置 - Google Patents

薄膜シート切断装置

Info

Publication number
JPH0711918Y2
JPH0711918Y2 JP1987182422U JP18242287U JPH0711918Y2 JP H0711918 Y2 JPH0711918 Y2 JP H0711918Y2 JP 1987182422 U JP1987182422 U JP 1987182422U JP 18242287 U JP18242287 U JP 18242287U JP H0711918 Y2 JPH0711918 Y2 JP H0711918Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
thin film
film sheet
arm
cutting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987182422U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0187896U (ja
Inventor
一資 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP1987182422U priority Critical patent/JPH0711918Y2/ja
Priority to EP88311306A priority patent/EP0319251B1/en
Priority to DE3887659T priority patent/DE3887659T2/de
Priority to CA000584434A priority patent/CA1322946C/en
Priority to KR1019880016026A priority patent/KR920003979B1/ko
Priority to US07/278,951 priority patent/US4956034A/en
Publication of JPH0187896U publication Critical patent/JPH0187896U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0711918Y2 publication Critical patent/JPH0711918Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、合せガラス用の中間膜等を切断する薄膜シー
ト切断装置に関する。
(従来の技術) 自動車のウインドガラス等として用いる合せガラスは二
枚の板ガラスをポリビニルブチラール等の中間膜によっ
て接合したものである。この中間膜は合せガラスを構成
する板ガラスと同一寸法とする必要があり、このため特
開昭59−3052号或いは特開昭61−297009号にあっては、
二枚の板ガラス間に中間膜を挟んだ後にリボン状カッタ
ーによって板ガラス間から食み出た部分を切断するよう
にしており、特開昭60−180942号にあっては、中間膜を
挟み込む前に高圧ウォータジェットによって中間膜を所
定寸法に切断するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 先ず特開昭59−3052号、或いは特開昭61−297009号に開
示される装置は、板ガラスのエッジ部に沿ってカッター
を移動するためエッジ部に当ってガラスを破損したりカ
ッターの寿命を短くする不利があり、また後のオートク
レーブ処理による収縮を見込んだ分だけ中間膜を板ガラ
スよりも大寸法に切断できず、この為エッジ部で中間膜
が不足した合せガラスとなることがある。
更に特開昭60−180942号にあっては、中間膜のみを単独
で切断するため板ガラスを破損する等の不利はないが、
ウォータジェットによって切断しているため、ウォータ
ジェットのノズルとともにテーブル下の水受容器も移動
させなければならず、排水施設等を含めた機構が複雑と
なる。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、カッ
ター等を破損することなく効率よく薄膜シートを切断で
き、しかも装置自体の機構を複雑化することがない薄膜
シート切断装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、中間膜等の薄膜シー
トを1枚毎載置するテーブルに対して水平方向及び垂直
方向に移動可能とされた切断ヘッドに、薄膜シートの外
側から内側に向けて延びていると共に、切断刃の進行方
向の側面からテーブル上面と薄膜シート下面との間に入
り込むアームを設け、このアームの先端部にテーブル表
面とアーム表面に対して非接触状態で設けている前記切
断刃が入り込む凹部が形成した。
(作用) アームがテーブル上面とシート下面との間に入り込むこ
とで、シートの一部がアーム先端部によってテーブルか
ら浮き上り、この浮き上った部分を切断刃によって切断
する。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る切断装置の全体図、第2図は同装
置の切断ヘッドの斜視図、第3図は切断ヘッドの要部拡
大図、第4図は第3図のA方向矢視図である。
切断装置は、枠状フレーム1の上枠間にボールネジ等に
よって水平2方向(X軸及びY軸)に移動可能とされた
支持体2,2を一対設け、これら支持体2,2にシリンダユニ
ットによって上下動(Z軸方向)する昇降体3,3を係合
し、これら昇降体3,3に水平方向に回転動(Q方向)す
る切断ヘッド4,4を取付けている。
一方フレーム1の底部には上面を水平面としたボックス
状テーブル5を固定し、このテーブル5上面に吸引用の
小孔8を多数形成するとともにテーブル5内をダクト9
及び中継ボックス10を介して排気ブロアー11につなげて
いる。而してブロアー11を駆動することでテーブル5上
面に載置された薄膜シートSは小孔8…を介して吸引固
定される。
ところで、前記切断ヘッド4のアングル状支持プレート
12の下部には第2図示すように水平方向に伸びるアーム
13が取付けられている。このアーム13は下面が水平面と
なっており、且つその先端13aは第3図及び第4図に示
すようにテーブル5上面とシートS下面との間に入り込
みやすいようにテーパ状とされている。また、アーム13
の先端部13aには凹部14が形成され、この凹部14内に上
方から切断刃15の下端部が臨んでいる。
切断刃15はコンバータ16に取付けられ、このコンバータ
16は前記支持プレート12に固着されるとともに枠状フレ
ーム1の外側に設置した超音波発振器17に高周波用ケー
ブル18を介して接続され、切断刃15を上下方向に微振動
させるようにしている。
尚、切断刃15の凹部14内への侵入深さは、超音波振動し
た際でも切断刃15の下端がテーブル5上面に接触しない
深さとする。
以上の如き構成からなる切断装置の作用を以下に述べ
る。
先ずテーブル5上面に薄膜シートSを吸引固定した後、
一対の切断ヘッド4,4をテーブル5上面よりも上昇させ
た状態で、第5図に示すように、一方の切断ヘッドにつ
いては点Dから点Aまで、他方の切断ヘッドについては
点Hから点Eまで直線動させる。次いで切断ヘッドを下
降させ、アーム13,13下面をテーブル5の上面に接触さ
せ、超音波発振器17をオンにするとともにアーム13を水
平方向に旋回させ、アームをテーブル5上面とシートS
下面の間に滑り込ませ、一方の切断ヘッドによって点A
から点Fまで、他方の切断ヘッドによって点Eから点B
まで切込む。そして、この後は両切断ヘッドをプログラ
ムに従って自動的に切断予定線(a),(b)に沿って
移動させ目的とする形状に切断する。
而る後、超音波発振器17をオフとし、切断ヘッドを上昇
させたならば、一方の切断ヘッドは点Cを介して点Dま
で戻し、他方の切断ヘッドは点Gを介して点Hまで戻
す。更に、切断後の膜周縁部(クズ)を除去しスタート
に復帰する。
尚、実施例にあっては合せガラス用中間膜を切断する例
を示したが、これ以外の膜或はシートを切断する場合に
適用できるのは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、薄膜シートをカッ
ター等を破損することなく効率よく切断でき、しかも装
置自体の機構を複雑化することがない。
また、切断刃が薄膜シートを1枚づつテーブル表面とア
ーム表面に対して非接触状態で切断するので、切断刃は
小さくて済み、切断抵抗が小さく切断速度が速い。更
に、薄膜シートとの接触距離が短く、小さな曲率の切断
が出来る。
また、アームの先端部が切断刃により切断された薄膜シ
ートの切断面近傍を押上げるので、切断に際し薄膜シー
トにしわが発生することがない。特に、曲線状に切断す
る場合にもしわが発生することがない。しわを発生させ
ずに薄膜シートを所望形状に切断することは、正確な切
断及び次工程(2枚のガラス板の間に切断した薄膜シー
トを挟んでガラス板を接着する工程)の作業性向上にと
って極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る切断装置の全体図、第2図は切断
ヘッドの斜視図、第3図は切断ヘッドの要部拡大図、第
4図は第3図のA方向矢視図、第5図は切断手順を示し
た平面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜シートを1枚毎載置するテーブルに対
    して水平方向及び垂直方向に移動可能とされた切断ヘッ
    ドを備えた切断装置において、前記ヘッドは薄膜シート
    の外側から内側に向けて延びていると共に、切断刃の進
    行方向の側面からテーブル上面と薄膜シート下面との間
    に入り込むアームを有し、このアームの先端部にはテー
    ブル表面とアーム表面に対して非接触状態で設けている
    前記切断刃の下端部が入り込む凹部が形成されているこ
    とを特徴とする薄膜シート切断装置。
JP1987182422U 1987-11-30 1987-11-30 薄膜シート切断装置 Expired - Lifetime JPH0711918Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987182422U JPH0711918Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 薄膜シート切断装置
EP88311306A EP0319251B1 (en) 1987-11-30 1988-11-29 Method and apparatus for manufacturing laminated glass
DE3887659T DE3887659T2 (de) 1987-11-30 1988-11-29 Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Verbundglas.
CA000584434A CA1322946C (en) 1987-11-30 1988-11-29 Method and apparatus for manufacturing laminated glass
KR1019880016026A KR920003979B1 (ko) 1987-11-30 1988-11-30 접합유리 제조방법 및 그 장치
US07/278,951 US4956034A (en) 1987-11-30 1988-11-30 Method and apparatus for manufacturing laminated glass

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987182422U JPH0711918Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 薄膜シート切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0187896U JPH0187896U (ja) 1989-06-09
JPH0711918Y2 true JPH0711918Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31473870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987182422U Expired - Lifetime JPH0711918Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 薄膜シート切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711918Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544475A (ja) * 2006-07-21 2009-12-17 クラウスマッファイ テヒノロギース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング シート又はスキンへの切削弱化部の加工のための装置
WO2010146995A1 (ja) * 2009-06-15 2010-12-23 セントラル硝子株式会社 シート材の切断方法および装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5116091B2 (ja) * 2007-12-29 2013-01-09 株式会社島精機製作所 裁断機およびそのマーキング方法
JP5237339B2 (ja) * 2010-09-01 2013-07-17 平田機工株式会社 切断装置及び切断方法
JP2017193000A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 東洋製罐株式会社 超音波切断装置
CN117295593A (zh) * 2021-05-14 2023-12-26 株式会社迈创科 切断系统及切断装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53119397A (en) * 1977-03-23 1978-10-18 Atsushi Kawashima Electric knife cutting machine for fabric cutting
US4596171A (en) * 1983-10-19 1986-06-24 Gerber Garment Technology, Inc. Method and apparatus for ultrasonically cutting sheet material

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544475A (ja) * 2006-07-21 2009-12-17 クラウスマッファイ テヒノロギース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング シート又はスキンへの切削弱化部の加工のための装置
WO2010146995A1 (ja) * 2009-06-15 2010-12-23 セントラル硝子株式会社 シート材の切断方法および装置
JP2010284772A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Central Glass Co Ltd シート材の切断方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0187896U (ja) 1989-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5332929B2 (ja) シート材の切断方法および装置
JP3317644B2 (ja) 板ガラス間に挟持された中間膜端部の切断方法およびその装置
DE59102321D1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Brechen von Glasscheiben.
JPH0711918Y2 (ja) 薄膜シート切断装置
US3532260A (en) Method of cutting glass employing vibratory energy
KR920003979B1 (ko) 접합유리 제조방법 및 그 장치
JP2003292332A (ja) スクライブ方法及びスクライブ装置
JP4447654B2 (ja) スクライブ装置及びスクライブ方法
JPH0465026B2 (ja)
CN113681652B (zh) 一种低噪音并带有废屑收集机构的装修板材切割设备
JPH04265243A (ja) ガラスパネルの割断方法
JP3478762B2 (ja) ガラス基板切断装置
JP3886563B2 (ja) ガラススクライバー
CN216005637U (zh) 基板玻璃切割掰断辅助装置
CN214927249U (zh) 全自动智能插件焊接机
CN220597315U (zh) 一种玻璃切割用支撑架
JP2000272026A (ja) トレッドゴムの貼付け方法及び貼付け装置
CN212664312U (zh) 内孔喷淋清洗装置
JPH0650153Y2 (ja) 積層体の切断装置
JP2594311Y2 (ja) プロッタの用紙切断装置
JP2965003B2 (ja) ガラス板の折割装置
JPH0438898Y2 (ja)
JPS6037157Y2 (ja) 鋼片の溶断スラグ除去装置
KR950001532Y1 (ko) 샤시 자동 사상기
JPH07276292A (ja) 裁断装置