JPH0711899A - シールド掘進機のセグメントエレクタ - Google Patents
シールド掘進機のセグメントエレクタInfo
- Publication number
- JPH0711899A JPH0711899A JP5178515A JP17851593A JPH0711899A JP H0711899 A JPH0711899 A JP H0711899A JP 5178515 A JP5178515 A JP 5178515A JP 17851593 A JP17851593 A JP 17851593A JP H0711899 A JPH0711899 A JP H0711899A
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- JP
- Japan
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- segment
- erector
- link mechanism
- head
- shield
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレクタヘッド付近の構造を簡素化して、小
型化を図る。 【構成】 シールド本体１が掘削したトンネルの内壁
を、上記シールド本体１の後部に設けられたセグメント
エレクタ３により組立てられたセグメント２３により覆
工するようにしたシールド掘進機において、上記シール
ド本体１の後部に旋回自在に設けられた旋回リング５
に、リンク機構により昇降及び微旋回自在なエレクタヘ
ッド１３の支持ブラケット１３ａを、上記リンク機構に
対してローリング自在に設けると共に、上記支持ブラケ
ット１３ａにヨーイング軸１６を介してセグメント保持
部材２４をヨーイング自在に支承したもので、エレクタ
ヘッド１３付近の大型部品が不要となるため、作業スペ
ースが確保できると共に、小口径のシールド掘進機にも
採用することができる。
型化を図る。 【構成】 シールド本体１が掘削したトンネルの内壁
を、上記シールド本体１の後部に設けられたセグメント
エレクタ３により組立てられたセグメント２３により覆
工するようにしたシールド掘進機において、上記シール
ド本体１の後部に旋回自在に設けられた旋回リング５
に、リンク機構により昇降及び微旋回自在なエレクタヘ
ッド１３の支持ブラケット１３ａを、上記リンク機構に
対してローリング自在に設けると共に、上記支持ブラケ
ット１３ａにヨーイング軸１６を介してセグメント保持
部材２４をヨーイング自在に支承したもので、エレクタ
ヘッド１３付近の大型部品が不要となるため、作業スペ
ースが確保できると共に、小口径のシールド掘進機にも
採用することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はシールド掘進機が掘削
したトンネルの内壁に沿ってセグメントを組立てるため
のセグメントエレクタに関する。
したトンネルの内壁に沿ってセグメントを組立てるため
のセグメントエレクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来トンネルを掘削するシールド掘進機
の後部には、シールド本体が掘削したトンネルの内壁に
沿ってセグメントを自動的に組立てるセグメントエレク
タがある（例えば特開平２−４７５３６号公報など）。
の後部には、シールド本体が掘削したトンネルの内壁に
沿ってセグメントを自動的に組立てるセグメントエレク
タがある（例えば特開平２−４７５３６号公報など）。
【０００３】上記従来のセグメントエレクタは、図１に
示すように昇降ジャッキａにより昇降自在なＵ形フレー
ムｂに、微旋回ジャッキｃ及びローリングジャッキｄに
より微旋回及びローリング自在なエレクタヘッドｅが取
付けられていて、このエレクタヘッドｅにセグメントｆ
を保持して旋回リングｇを旋回させることにより、トン
ネル内壁に沿ってセグメントｆを順次組立てるように構
成されている。
示すように昇降ジャッキａにより昇降自在なＵ形フレー
ムｂに、微旋回ジャッキｃ及びローリングジャッキｄに
より微旋回及びローリング自在なエレクタヘッドｅが取
付けられていて、このエレクタヘッドｅにセグメントｆ
を保持して旋回リングｇを旋回させることにより、トン
ネル内壁に沿ってセグメントｆを順次組立てるように構
成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のセグメン
トエレクタは、セグメントの姿勢を決定する６軸の駆動
系がエレクタヘッドｅ付近に集中しているため、エレク
タヘッドｅ付近の構造が複雑になると共に、Ｕ形フレー
ムｂや、これを昇降自在に支承する昇降杆ｈなどが大型
のため、特に小口径のシールド掘進機には採用できない
などの不具合があった。この発明はかかる不具合を改善
するためになされたもので、構成が簡単で、口径の小さ
なシールド掘進機にも容易に採用できるセグメントエレ
クタを提供することを目的とするものである。
トエレクタは、セグメントの姿勢を決定する６軸の駆動
系がエレクタヘッドｅ付近に集中しているため、エレク
タヘッドｅ付近の構造が複雑になると共に、Ｕ形フレー
ムｂや、これを昇降自在に支承する昇降杆ｈなどが大型
のため、特に小口径のシールド掘進機には採用できない
などの不具合があった。この発明はかかる不具合を改善
するためになされたもので、構成が簡単で、口径の小さ
なシールド掘進機にも容易に採用できるセグメントエレ
クタを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、シールド本体が掘削したトンネルの内壁
を、上記シールド本体の後部に設けられたセグメントエ
レクタにより組立てられたセグメントにより覆工するよ
うにしたシールド掘進機において、上記シールド本体の
後部に旋回自在に設けられた旋回リングに、リンク機構
により昇降及び微旋回自在なエレクタヘッドの支持ブラ
ケットを、上記リンク機構に対してローリング自在に設
けると共に、上記支持ブラケットにヨーイング軸を介し
てセグメント保持部材をヨーイング自在に支承したもの
である。
成するために、シールド本体が掘削したトンネルの内壁
を、上記シールド本体の後部に設けられたセグメントエ
レクタにより組立てられたセグメントにより覆工するよ
うにしたシールド掘進機において、上記シールド本体の
後部に旋回自在に設けられた旋回リングに、リンク機構
により昇降及び微旋回自在なエレクタヘッドの支持ブラ
ケットを、上記リンク機構に対してローリング自在に設
けると共に、上記支持ブラケットにヨーイング軸を介し
てセグメント保持部材をヨーイング自在に支承したもの
である。
【０００６】
【作用】上記構成によりエレクタヘッド付近の構造が簡
素化されるため、十分な作業スペースが確保できると共
に、Ｕ形フレームなどの大型部品が不要となるため、小
口径のシールド掘進機にも採用することができる。
素化されるため、十分な作業スペースが確保できると共
に、Ｕ形フレームなどの大型部品が不要となるため、小
口径のシールド掘進機にも採用することができる。
【０００７】
【実施例】この発明の一実施例を図２ないし図５に示す
図面を参照して詳述する。図２において１はシールド本
体で、前部にカッタヘッド２が回転自在に設けられてい
る。３は上記シールド本体１の後部に設けられたセグメ
ントエレクタで、シールド本体１の内周に沿って設置さ
れた複数のガイドローラ４により支承された旋回リング
５を有しており、この旋回リング５は、旋回モータ１１
により旋回されるようになっている。
図面を参照して詳述する。図２において１はシールド本
体で、前部にカッタヘッド２が回転自在に設けられてい
る。３は上記シールド本体１の後部に設けられたセグメ
ントエレクタで、シールド本体１の内周に沿って設置さ
れた複数のガイドローラ４により支承された旋回リング
５を有しており、この旋回リング５は、旋回モータ１１
により旋回されるようになっている。
【０００８】上記旋回リング５の後面には、ほぼＬ字形
をなすブラケット６が取付けられていて、このブラケッ
ト６に昇降リンク７の一端が枢着されている。上記昇降
リンク７とブラケット６の間には、昇降ジャッキ８が設
けられていて、この昇降ジャッキ８により昇降リンク７
の他端側がＺ軸方向へ昇降自在となっていると共に、昇
降リンク７の他端側にほぼヘ字形をなす微旋回リンク９
の上部が枢着されて、この微旋回リンク９と上記昇降リ
ンクによりシリアルリンクが構成されている。上記微旋
回リンク９と昇降リンク７の間には微旋回ジャッキ１０
が設けられていて、この微旋回ジャッキ１０により微旋
回リンク９がｙ′方向へ揺動できるようになっている。
をなすブラケット６が取付けられていて、このブラケッ
ト６に昇降リンク７の一端が枢着されている。上記昇降
リンク７とブラケット６の間には、昇降ジャッキ８が設
けられていて、この昇降ジャッキ８により昇降リンク７
の他端側がＺ軸方向へ昇降自在となっていると共に、昇
降リンク７の他端側にほぼヘ字形をなす微旋回リンク９
の上部が枢着されて、この微旋回リンク９と上記昇降リ
ンクによりシリアルリンクが構成されている。上記微旋
回リンク９と昇降リンク７の間には微旋回ジャッキ１０
が設けられていて、この微旋回ジャッキ１０により微旋
回リンク９がｙ′方向へ揺動できるようになっている。
【０００９】そして上記微旋回リンク９の下端部に、ロ
ーリング軸１２によりエレクタヘッド１３の支持ブラケ
ット１３ａが回動自在に支承されている。上記ローリン
グ軸１２は掘進方向と平行するように設けられていて、
微旋回リンク９の上端と上記支持ブラケット１３ａの間
に設けられたローリングジャッキ１５によりローリング
軸１２を中心に揺動自在となっている。また上記支持ブ
ラケット１３ａには、ローリング軸１２と直交するよう
に設けられたヨーイング軸１６によりスライド支持ブラ
ケット１７が回動自在に支承されている。
ーリング軸１２によりエレクタヘッド１３の支持ブラケ
ット１３ａが回動自在に支承されている。上記ローリン
グ軸１２は掘進方向と平行するように設けられていて、
微旋回リンク９の上端と上記支持ブラケット１３ａの間
に設けられたローリングジャッキ１５によりローリング
軸１２を中心に揺動自在となっている。また上記支持ブ
ラケット１３ａには、ローリング軸１２と直交するよう
に設けられたヨーイング軸１６によりスライド支持ブラ
ケット１７が回動自在に支承されている。
【００１０】上記スライド支持ブラケット１７と支持ブ
ラケット１３ａの間にはヨーイングジャッキ１８が設け
られていて、このヨーイングジャッキ１８によりヨーイ
ング軸１６を中心にスライド支持ブラケット１７が回動
自在に支承されていると共に、スライド支持ブラケット
１７の両端部には、後方に向けて一対のガイド杆１９が
突設されていて、これらガイド杆１９にスライド部材２
０が摺動自在に支承されている。上記スライド部材２０
とスライド支持ブラケット１７の間には、ガイド杆１９
と平行するよう２本の摺動ジャッキ２１が設けられてい
て、これら摺動ジャッキ２１によりスライド部材２０が
Ｘ軸方向へ摺動できるようになっている。
ラケット１３ａの間にはヨーイングジャッキ１８が設け
られていて、このヨーイングジャッキ１８によりヨーイ
ング軸１６を中心にスライド支持ブラケット１７が回動
自在に支承されていると共に、スライド支持ブラケット
１７の両端部には、後方に向けて一対のガイド杆１９が
突設されていて、これらガイド杆１９にスライド部材２
０が摺動自在に支承されている。上記スライド部材２０
とスライド支持ブラケット１７の間には、ガイド杆１９
と平行するよう２本の摺動ジャッキ２１が設けられてい
て、これら摺動ジャッキ２１によりスライド部材２０が
Ｘ軸方向へ摺動できるようになっている。
【００１１】上記スライド部材２０の両端には、下方へ
突出片２０ａが突設されていて、これら突出片２０ａの
先端にセグメント保持部材２４がピン２４ａにより摺動
自在に支承されている。上記セグメント保持部材２４
は、組立てるべきセグメント２３の曲率に沿って湾曲さ
れていて、外周面側にセグメント保持部（図示せず）が
設けられている。なお図中２５はセグメント２３をセグ
メント保持部材２４が保持できる位置まで移動させるセ
グメント供給装置を示す。
突出片２０ａが突設されていて、これら突出片２０ａの
先端にセグメント保持部材２４がピン２４ａにより摺動
自在に支承されている。上記セグメント保持部材２４
は、組立てるべきセグメント２３の曲率に沿って湾曲さ
れていて、外周面側にセグメント保持部（図示せず）が
設けられている。なお図中２５はセグメント２３をセグ
メント保持部材２４が保持できる位置まで移動させるセ
グメント供給装置を示す。
【００１２】次に作用を説明すると、セグメント供給装
置２５により供給されたセグメント２３をセグメント保
持部材２４が保持すると、旋回モータ１１により旋回リ
ング５がＹ軸方向へ旋回され、セグメント２３が組立て
位置まで移動される。その後昇降ジャッキ８により昇降
リンク７が回動されて微旋回リンク９を介してエレクタ
ヘッド１３が上下動され、Ｚ軸方向の位置合せが行われ
る。またｙ′軸方向の位置合せは、微旋回ジャッキ１０
により微旋回リンク９を、そしてローリング軸１２回り
の位置合せはローリングジャッキ１５により支持ブラケ
ット１３ａを同時に動作させて、これらの複合動作によ
り行い、すでに組立てられたセグメント２３に対して正
確に位置決めを行う。
置２５により供給されたセグメント２３をセグメント保
持部材２４が保持すると、旋回モータ１１により旋回リ
ング５がＹ軸方向へ旋回され、セグメント２３が組立て
位置まで移動される。その後昇降ジャッキ８により昇降
リンク７が回動されて微旋回リンク９を介してエレクタ
ヘッド１３が上下動され、Ｚ軸方向の位置合せが行われ
る。またｙ′軸方向の位置合せは、微旋回ジャッキ１０
により微旋回リンク９を、そしてローリング軸１２回り
の位置合せはローリングジャッキ１５により支持ブラケ
ット１３ａを同時に動作させて、これらの複合動作によ
り行い、すでに組立てられたセグメント２３に対して正
確に位置決めを行う。
【００１３】そしてセグメント２３の位置決めが完了し
たら、摺動ジャッキ２１によりガイド杆１９に沿ってＸ
軸方向へスライド部材２０を移動させて所定位置へセグ
メント２３を組立てる。以下上記動作を繰返すことによ
り、すでに組立てられたセグメント２３に続けてセグメ
ント２３を組立てるものである。また図５は昇降リンク
と微旋回リンクの順序を入れ換え、ブラケット６に微旋
回リンク９を設け、その端側に昇降リンク７を設けた実
施例を示す。
たら、摺動ジャッキ２１によりガイド杆１９に沿ってＸ
軸方向へスライド部材２０を移動させて所定位置へセグ
メント２３を組立てる。以下上記動作を繰返すことによ
り、すでに組立てられたセグメント２３に続けてセグメ
ント２３を組立てるものである。また図５は昇降リンク
と微旋回リンクの順序を入れ換え、ブラケット６に微旋
回リンク９を設け、その端側に昇降リンク７を設けた実
施例を示す。
【００１４】なお図６はＸ軸方向の移動を平行リンク機
構３０により行うようにして、エレクタヘッド１３内の
スライド支持ブラケット１９やスライド部材２０を省略
した他の実施例を示すものである。すなわち旋回リング
５の後面に突設されたブラケット３０ａに一対の平行リ
ンク３０ｂの一端側が前後方向に離間して枢着されてい
る。上記平行リンク３０ｂの他端側と旋回リング５の間
には摺動ジャッキ２１が設けられていて、この摺動ジャ
ッキ２１によって平行リンク３０ｂの他端部に取付けら
れた昇降リンク７や昇降ジャッキ８などがＸ軸方向へ移
動されるようになっている。なお昇降リンク７以後の構
成は上記実施例と同様なのでその説明は省略すると共
に、セグメント保持部材２４は、ヨーク３３を介してヨ
ーイング軸１６に支承されている。
構３０により行うようにして、エレクタヘッド１３内の
スライド支持ブラケット１９やスライド部材２０を省略
した他の実施例を示すものである。すなわち旋回リング
５の後面に突設されたブラケット３０ａに一対の平行リ
ンク３０ｂの一端側が前後方向に離間して枢着されてい
る。上記平行リンク３０ｂの他端側と旋回リング５の間
には摺動ジャッキ２１が設けられていて、この摺動ジャ
ッキ２１によって平行リンク３０ｂの他端部に取付けら
れた昇降リンク７や昇降ジャッキ８などがＸ軸方向へ移
動されるようになっている。なお昇降リンク７以後の構
成は上記実施例と同様なのでその説明は省略すると共
に、セグメント保持部材２４は、ヨーク３３を介してヨ
ーイング軸１６に支承されている。
【００１５】そしてすでに組立てられたセグメント２３
内に搬入されたセグメント２３ａを図７の位置で保持し
たら、摺動ジャッキ２１を縮小して組立て位置までＸ軸
方向へ移動し、さらに旋回リング５を旋回させることに
より、組立て位置まで移動させて所定の位置へ組立てる
ことができる。
内に搬入されたセグメント２３ａを図７の位置で保持し
たら、摺動ジャッキ２１を縮小して組立て位置までＸ軸
方向へ移動し、さらに旋回リング５を旋回させることに
より、組立て位置まで移動させて所定の位置へ組立てる
ことができる。
【００１６】また図８はエレクタヘッド１３のＺ軸方向
の移動を平行リンク機構３５で、そして微旋回を平行リ
ンク機構３７で行うようにした他の実施例を示すもの
で、Ｚ軸方向の移動は平行リンク機構３５と昇降ジャッ
キ８によりＬ字形ブラケット３６を上下動することによ
り行うと共に、上記Ｌ字形ブラケット３６には平行リン
ク機構３７と微旋回ジャッキ１０が取付けられていて、
微旋回ジャッキ１０によりエレクタヘッド１３の支持ブ
ラケット１３ａを微旋回するように構成されている。な
おセグメント組立て時の作用は図６に示す実施例と同様
なので説明は省略する。
の移動を平行リンク機構３５で、そして微旋回を平行リ
ンク機構３７で行うようにした他の実施例を示すもの
で、Ｚ軸方向の移動は平行リンク機構３５と昇降ジャッ
キ８によりＬ字形ブラケット３６を上下動することによ
り行うと共に、上記Ｌ字形ブラケット３６には平行リン
ク機構３７と微旋回ジャッキ１０が取付けられていて、
微旋回ジャッキ１０によりエレクタヘッド１３の支持ブ
ラケット１３ａを微旋回するように構成されている。な
おセグメント組立て時の作用は図６に示す実施例と同様
なので説明は省略する。
【００１７】一方図９はＸ軸方向の移動を行う平行リン
ク機構３０をエレクタヘッド１３の両側に配置して、こ
れら平行リンク機構３０にシリアルリンク機構３７を介
してエレクタヘッド１３を取付けた別の実施例を示すも
ので、シリアルリンク機構３７は屈曲自在な一対のリン
ク３７ａ、３７ｂと、昇降ジャッキ１０及び微旋回ジャ
ッキ８より構成されている。そして上記リンク３７ｂの
先端間にエレクタヘッド１３の支持ブラケット１３ａが
支持されていて、エレクタヘッド１３のＺ軸方向の移動
及び微旋回は、図１０に示すように昇降ジャッキ１０と
微旋回ジャッキ８を同時に動作させることにより行うよ
うになっている。
ク機構３０をエレクタヘッド１３の両側に配置して、こ
れら平行リンク機構３０にシリアルリンク機構３７を介
してエレクタヘッド１３を取付けた別の実施例を示すも
ので、シリアルリンク機構３７は屈曲自在な一対のリン
ク３７ａ、３７ｂと、昇降ジャッキ１０及び微旋回ジャ
ッキ８より構成されている。そして上記リンク３７ｂの
先端間にエレクタヘッド１３の支持ブラケット１３ａが
支持されていて、エレクタヘッド１３のＺ軸方向の移動
及び微旋回は、図１０に示すように昇降ジャッキ１０と
微旋回ジャッキ８を同時に動作させることにより行うよ
うになっている。
【００１８】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、エレク
タヘッドの昇降動をリンク機構により行うようにしたこ
とから、従来のＵ形フレームや昇降杆などの大型の部材
が不要となるため、エレクタヘッド付近の構造が簡素化
できると共に、小口径のシールド掘進機にも容易に採用
することができる。また昇降機構の小型化によりエレク
タヘッド周辺に広い作業スペースが確保できるため、セ
グメントの組立て作業が安全かつ能率よく行えるように
なる。
タヘッドの昇降動をリンク機構により行うようにしたこ
とから、従来のＵ形フレームや昇降杆などの大型の部材
が不要となるため、エレクタヘッド付近の構造が簡素化
できると共に、小口径のシールド掘進機にも容易に採用
することができる。また昇降機構の小型化によりエレク
タヘッド周辺に広い作業スペースが確保できるため、セ
グメントの組立て作業が安全かつ能率よく行えるように
なる。
【図１】従来のセグメントエレクタを示す説明図であ
る。
る。
【図２】この発明の一実施例になるセグメントエレクタ
が装備されたシールド掘進機の一部切欠側面図である。
が装備されたシールド掘進機の一部切欠側面図である。
【図３】この発明の一実施例になるセグメントエレクタ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図４】この発明の一実施例によるセグメントエレクタ
のシリアルリンクの機構を示す機構構成図である。
のシリアルリンクの機構を示す機構構成図である。
【図５】この発明の他の一実施例になるセグメントエレ
クタのシリアルリンク機構を示す構成図である。
クタのシリアルリンク機構を示す構成図である。
【図６】この発明の他の実施例になるセグメントエレク
タの斜視図である。
タの斜視図である。
【図７】この発明の他の実施例になるセグメントエレク
タの作用説明図である。
タの作用説明図である。
【図８】この発明の他の実施例になるセグメントエレク
タの斜視図である。
タの斜視図である。
【図９】この発明の他の実施例になるセグメントエレク
タの斜視図である。
タの斜視図である。
【図１０】この発明の他の実施例になるセグメントエレ
クタの作用説明図である。
クタの作用説明図である。
１ シールド本体 ３ セグメントエレクタ ５ 旋回リング １３ エレクタヘッド １３ａ 支持ブラケット １６ ヨーイング軸 ２３ セグメント ２４ セグメント保持部材
Claims (3)
- 【請求項１】 シールド本体１が掘削したトンネルの内
壁を、上記シールド本体１の後部に設けられたセグメン
トエレクタ３により組立てられたセグメント２３により
覆工するようにしたシールド掘進機において、上記シー
ルド本体１の後部に旋回自在に設けられた旋回リング５
に、リンク機構により昇降及び微旋回自在なエレクタヘ
ッド１３の支持ブラケット１３ａを、上記リンク機構に
対してローリング自在に設けると共に、上記支持ブラケ
ット１３ａにヨーイング軸１６を介してセグメント保持
部材２４をヨーイング自在に支承してなるシールド掘進
機のセグメントエレクタ。 - 【請求項２】 エレクタヘッド１３の前後動を平行リン
ク機構３０により行うようにしてなる請求項１記載のセ
グメントエレクタ。 - 【請求項３】 エレクタヘッド１３の昇降と微旋回をシ
リアルリンク機構により行うようにしてなる請求項１記
載のセグメントエレクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17851593A JP3183753B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | シールド掘進機のセグメントエレクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17851593A JP3183753B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | シールド掘進機のセグメントエレクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711899A true JPH0711899A (ja) | 1995-01-13 |
| JP3183753B2 JP3183753B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=16049826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17851593A Expired - Fee Related JP3183753B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | シールド掘進機のセグメントエレクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3183753B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010189991A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | シールド掘進機のエレクター装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109372529B (zh) * | 2018-09-28 | 2020-04-24 | 中国葛洲坝集团第一工程有限公司 | 硬岩掘进机洞内拆除装置及方法 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP17851593A patent/JP3183753B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010189991A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | シールド掘進機のエレクター装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3183753B2 (ja) | 2001-07-09 |
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