JPH0711898A - シールド用セグメント - Google Patents

シールド用セグメント

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JPH0711898A
JPH0711898A JP5151807A JP15180793A JPH0711898A JP H0711898 A JPH0711898 A JP H0711898A JP 5151807 A JP5151807 A JP 5151807A JP 15180793 A JP15180793 A JP 15180793A JP H0711898 A JPH0711898 A JP H0711898A
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JP
Japan
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JP5151807A
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Shunsuke Shirai
俊輔 白井
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シールド工法において、切羽での
繁雑なセグメントの組立て作業がないシールド用セグメ
ントを提供する事を目的としている。 【構成】 シールド工法により管渠を構築するリング状
のセグメント1において、前記セグメント1を全体とし
て可撓性のある部材で構成し、その端部から端部と平行
に螺旋状に連続して薄く切断したコイルばね状に構成し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド工法により管
渠を構築するリング状のセグメントに関する。
【0002】
【従来の技術】シールド工法で使用されるセグメント
は、例えば図18および図19に示すように、鋼製また
はRC製のリングを分割した形状の複数(図示の例では
7個)のセグメントピース21を分割したまま同形のセ
グメントで構成されたトンネル内を搬送し、切羽でAの
ように円筒形22に組立てる技術は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では切羽で位置決めをし、それからセグメントピー
ス21間と、さらにセグメント間とをボルトで連結する
ボルト締め作業は繁雑で厄介な作業である。
【0004】したがって、本発明は、シールド工法にお
いて、切羽での繁雑なセグメントの組立て作業がないシ
ールド用セグメントを提供する事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シール
ド工法により管渠を構築するリング状のセグメントにお
いて、前記セグメントを全体として可撓性のある部材で
構成し、その端部から端部と平行に螺旋状に連続して薄
く切断した形状を有するコイルばね状に構成している。
【0006】
【作用】上記のように構成されたシールド用セグメント
において、全体として可撓性がある部材でコイルばね状
に形成されたセグメントは容易に引伸ばす事ができる。
【0007】そして、引伸ばされたコイルばねの外径
は、一般的に縮めた時の外径より小である。
【0008】そこで、既設のセグメントで組立済みのト
ンネルの中を通過できる外径までコイル状のセグメント
を引伸ばし、その延ばした状態で組立場所まで搬入し、
シールド機の縮めたジャッキにセグメントの先端を押付
けるようにしてコイル状のセグメントを縮めながら既設
の先頭のセグメントとの間に嵌込む。
【0009】最後に位置決めして、既設セグメント側に
押付けて結合すれば、引伸ばす前の外径となり、セグメ
ントの組立ては終わる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0011】図1において、セグメント1は全体として
可撓性がある部材である鋼材で形成された角断面を有す
るリングがその端面から端面と平行に連続して螺旋状に
薄く切断された形状を有するコイルばね状に形成されて
いる。
【0012】また、図2は、そのコイルばね状に形成さ
れたセグメント1を延ばした状態のセグメント1Aを示
し、その外形D2は縮んだ時の外形D1に対応する内径
D3より十分に小となるよう形成されている。
【0013】そして、セグメント1は縮んだ状態で、図
3および図4を参照して、セグメントの全長にわたる複
数の貫通穴2が設けられている(図示の例では8個)。
【0014】したがって、図5を参照して、延ばした状
態のセグメント1Aは既設のセグメント5、5で構成さ
れたトンネルのなかを組立場所まで搬送し、図6および
図7を参照して、シールド機3の縮めたシールドジャッ
キ4に押付けるように延ばしたセグメン1Aを縮めてゆ
き、最終的に先頭の既設のセグメントとシールドジャッ
キとの間に納められる。
【0015】また、そのセグメント1の補強と既設セグ
メントとの位置決めと連結とのため、図8を参照して、
前記の穴2にセグメントの全長より長いピン6を圧入す
る。この場合図3をも参照して、1つおきにピン6をい
れておけば(例えば符号Aの穴)、次ぎのセグメントと
連結する場合に、残りの穴2(例えば符号B)を使用す
ればよい。
【0016】さらに、図9を参照して、セグメントの全
長より短いピンを使用してすべての穴を結合の都度使用
してもよい。
【0017】図10はピン6と穴2に替えてねじ7とね
じ穴8とを使用した例である。
【0018】図11は、図12に示すようにうにコイル
を形成する帯状の板に交互に径の異なる穴を設けて、タ
ッピングスクリュウ9を使用して連結するように構成し
たもので、いずれも、作用に付いてはピンを使用したも
のと同様である。
【0019】図13は、本発明の別の実施例を示し、シ
ールド機3に対して、既設のセグメント5、5の穴2に
は十分に長いロッドを通すよう構成されている。
【0020】また、図14を参照して、そのロッド11
はチャック15を介して図示しないシールド機に固定さ
れたシリンダ14に連結されている。
【0021】そして、シールド機3に近いセグメントの
外周には、例えばコンクリート12が打設され、離れた
場所にはコンクリート13が打設されている。
【0022】また、コンクリート13は強度が発現して
いる部分であり、コンクリート12は施工後間がなく、
強度が発現していない部分でロッドにより補強されてい
る部分である。
【0023】したがって、図15を参照して、新規に組
立てたセグメント16の穴にシリンダに取付けたチャッ
ク15をシリンダ14を延ばして挿入し、チャック15
でロッド11をチャッキングして引出せばセグメント1
6がロッドで連結される。
【0024】強度が発現したコンクリート13が無くな
るところまで同様にしてセグメントを組みながらロッド
を引込んでゆけばよい。
【0025】また、この場合、セグメントの外周を、例
えば図16や図17のように、外形をD01、D02と
変えたり、円周上に凹凸17、18を付ければ、コンク
リートとの結合がよくなる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、シールド工法において、セグメントを容易
に組立てることができ、その位置決めや既設セグメント
との結合が容易で工期の短縮に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すセグメントの斜視図。
【図2】図1のセグメントを引伸ばした状態の斜視図。
【図3】図1のセグメントの正面図。
【図4】図3のX矢視図。
【図5】図2のセグメントを搬入する状況を示す図。
【図6】図5のセグメントを縮めている状況を示す図。
【図7】図5のセグメントを既設セグメントの前に収め
た状況を示す図。
【図8】セグメントの結合例を示す図。
【図9】セグメントの別の結合例を示す図。
【図10】セグメントをねじで結合する例を示す図。
【図11】セグメントをねじで結合する別の例を示す
図。
【図12】図11の雌ねじの構成を示す図。
【図13】本発明の別の実施例を示す図。
【図14】図13の要部を示す拡大図。
【図15】図13の作用を説明する図。
【図16】セグメントの形状の他の例を示す図。
【図17】セグメントの形状のその他の例を示す図。
【図18】従来の技術の例を示すセグメントの断面図。
【図19】図18の側面図。
【符号の説明】
1、22…セグメント 2…穴 3…シールド機 4…シールドジャッキ 5…既設セグメント 6…ピン 7、9…ねじ 12、13…コンクリート 14…シリンダ 15…チャック 21…セグメントピース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド工法により管渠を構築するリン
    グ状のセグメントにおいて、前記セグメントを全体とし
    て可撓性のある部材で構成し、その端部から端部と平行
    に螺旋状に連続して薄く切断した形状を有するコイルば
    ね状に構成したことを特徴とするシールド用セグメン
    ト。
JP5151807A 1993-06-23 1993-06-23 シールド用セグメント Expired - Lifetime JP2614972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5151807A JP2614972B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 シールド用セグメント

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JP5151807A JP2614972B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 シールド用セグメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0711898A true JPH0711898A (ja) 1995-01-13
JP2614972B2 JP2614972B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=15526742

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5151807A Expired - Lifetime JP2614972B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 シールド用セグメント

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JP (1) JP2614972B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110344845A (zh) * 2019-07-19 2019-10-18 西安建筑科技大学 一种土质隧道模块化支护结构及其施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110344845A (zh) * 2019-07-19 2019-10-18 西安建筑科技大学 一种土质隧道模块化支护结构及其施工方法

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Publication number Publication date
JP2614972B2 (ja) 1997-05-28

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