JPH07118536A - 難燃性シリコーンゴム組成物 - Google Patents

難燃性シリコーンゴム組成物

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JPH07118536A
JPH07118536A JP28578893A JP28578893A JPH07118536A JP H07118536 A JPH07118536 A JP H07118536A JP 28578893 A JP28578893 A JP 28578893A JP 28578893 A JP28578893 A JP 28578893A JP H07118536 A JPH07118536 A JP H07118536A
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silicone rubber
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platinum
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JP28578893A
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Masachika Yoshino
正親 吉野
Terukazu Sato
輝和 佐藤
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)下記一般式(1)で示され、分子鎖両
末端が2個以上のビニル基を有するシリル基で封鎖され
た重合度3,000以上のオルガノポリシロキサン10
0重量部、 RaSiO(4-a)/2 …(1) (式中、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基であり、
aは1.95〜2.05の正数である。)(B)比表面
積50m2/g以上の微粉末シリカ10〜100重量
部、(C)白金又は白金化合物を白金量として(A)成
分に対し1〜200ppm、(D)水酸化アルミニウム
1〜40重量部、(E)酸化セリウム0〜10重量部、
(F)有機過酸化物0.1〜10重量部を含有すること
を特徴とする難燃性シリコーンゴム組成物。 【効果】 本発明によれば、優れた熱風加硫性を有する
シリコーンゴム組成物を得ることができ、このシリコー
ンゴム組成物を加硫して得られたシリコーンゴムは良好
な難燃性と耐熱性を有するため、押し出し成形の材料な
どとして有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性に優れたシリコ
ーンゴムを与える熱風加硫(HAV)可能なシリコーン
ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリコ
ーンゴムは、耐熱性、耐候性、耐久性、離型性、電気的
特性などに優れた利点を有するため、従来から様々な形
に加工され、電気・電子関連部品、自動車部品、OA機
器部品、建築材料など様々な分野で使用されている。ま
た、シリコーンゴムは他の有機ゴムとは異なり、無ハロ
ゲン難燃化が可能であるため、難燃性のシリコーンゴム
は環境対策上からも注目されている。
【0003】このシリコーンゴムの難燃化については、
従来から種々の検討がなされており、シリコーンゴム組
成物に白金化合物を配合して難燃性を付与することが提
案されている(特公昭44−2591号公報)が、この
場合、十分な難燃性を有するシリコーンゴムを得ること
ができない。そこで、下記のように白金と他の化合物と
を組み合わせてシリコーンゴム組成物に配合することに
より、シリコーンゴムの難燃性を向上させる研究が数多
くなされているが、種々の問題がある。
【0004】例えば、シリコーンゴムに白金化合物とカ
ーボンブラックを配合したもの(特公昭47−1654
6号公報)及び白金化合物と微粉状の炭酸マンガンを配
合したもの(特公昭51−23979号公報)は、加硫
剤としてアシル系有機過酸化物を使用した場合に加硫阻
害を引き起こして十分な加硫が行われない。白金化合物
とフュームド二酸化チタンを配合したもの(特公昭47
−21826号公報)は、湿気によってシリコーンゴム
の電気的特性が低下する。白金化合物とアゾ化合物を配
合したもの(特公昭51−24302号公報)は、アゾ
化合物の分解物による発泡やその有毒性に問題がある。
白金化合物と(FeO)x(Fe23yを配合したもの
(特公昭51−35501号公報)は、(FeO)
x(Fe23yの添加量が少ない場合は難燃性の効果が
小さく、添加量が多い場合はシリコーンゴムの機械的強
度が著しく低下してしまう。白金化合物と脂肪酸及び/
又は脂肪酸の金属塩を配合したもの(特公昭62−61
613号、同62−61614号公報)及び白金化合物
と水和アルミナと酸化マグネシウムを配合したもの(特
公昭63−10742号公報)は、シリコーンゴムの耐
熱性が低下するという問題点がある。
【0005】一方、近年、シリコーンゴム成形におい
て、大量生産による低コスト化、無人化のために押し出
し成形による加工の増加がめざましく、シリコーンゴム
被覆電線をはじめとして、押し出し成形用シリコーンゴ
ムが大量に使用されている。シリコーンゴムを押し出し
成形する場合、押し出し機から押し出されたゴムを熱風
炉で連続的に短時間で加熱硬化させるが、このとき、加
硫したゴムに気泡ができると電気的特性が著しく劣った
り、加硫不十分ではゴムの機械的強度、耐熱性著しく劣
ることがあり、製品の品質特性を悪化させる原因となっ
ていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
優れた熱風加硫(HAV)性を有し、かつ難燃性に優れ
たシリコーンゴムを与える難燃性シリコーンゴム組成物
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、下記一般式
(1) RaSiO(4-a)/2 …(1) (式中、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基であり、
aは1.95〜2.05の正数である。)で示され、分
子鎖両末端が2個以上のビニル基を含有するシリル基で
封鎖された重合度3,000以上のオルガノポリシロキ
サン100部(重量部、以下同じ)に、微粉末シリカ1
0〜100部、白金又は白金化合物を白金量として上記
オルガノポリシロキサンに対し1〜200ppm、水酸
化アルミニウム1〜40部、酸化セリウム0〜10部、
有機過酸化物、好ましくは1分の半減期が170℃以下
である有機過酸化物0.1〜10部を配合することによ
り、速い加硫速度で安定して熱風加硫することができ、
しかもこの加硫により得られたシリコーンゴム組成物
は、優れた難燃性と耐熱性とを有するものとなることを
見い出した。
【0008】即ち、オルガノポリシロキサンとして分子
鎖両末端が2個以上のビニル基を含有するシリル基で封
鎖されたものを主成分として配合したことにより、シリ
コーンゴム組成物を速い加硫速度で安定して熱風加硫す
ることができ、また、水酸化アルミニウムは従来から各
種有機ポリマーの難燃性向上剤として使用されているも
のであるが、水酸化アルミニウムのみでは十分な難燃性
を付与しようとする場合、配合量を著しく多くしなけれ
ばならず、このため物性的に実用に供し得ないものであ
ったが、白金又は白金化合物、酸化セリウムとの相乗効
果によって、シリコーンゴムに十分な難燃性を付与する
ことができ、また、酸化セリウムはシリコーンゴムの耐
熱性を向上させる作用を有すると共に、シリコーンゴム
組成物を速い加硫速度で安定して熱風加硫し得る性能を
付与し得ることを知見し、本発明をなすに至ったもので
ある。
【0009】従って、本発明は、(A)下記一般式
(1)で示され、分子鎖両末端が2個以上のビニル基を
有するシリル基で封鎖された重合度3,000以上のオ
ルガノポリシロキサン100重量部、 RaSiO(4-a)/2 …(1) (式中、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基であり、
aは1.95〜2.05の正数である。)(B)比表面
積50m2/g以上の微粉末シリカ10〜100部、
(C)白金又は白金化合物を白金量として(A)成分に
対し1〜200ppm、(D)水酸化アルミニウム1〜
40部、(E)酸化セリウム0〜10部、(F)有機過
酸化物0.1〜10部を含有することを特徴とする難燃
性シリコーンゴム組成物を提供する。
【0010】以下、本発明を更に詳しく説明すると、
(A)成分のオルガノポリシロキサンは下記式(1)で
示されるものであり、主として直鎖状のジオルガノポリ
シロキサンである。 RaSiO(4-a)/2 …(1)
【0011】ここで、Rは置換又は非置換の一価炭化水
素基、好ましくは炭素数1〜10の一価炭化水素基であ
り、特にメチル基、ビニル基及びフェニル基から選択さ
れる一価の基が好ましい。この場合、置換炭化水素基と
しては、アルキル基、アルケニル基、アリール基などの
非置換炭化水素基の水素原子の一部又は全部をハロゲン
原子、シアノ基などで置換した3,3,3−トリフロロ
プロピル基、2−シアノエチル基などが挙げられる。
【0012】また、このオルガノポリシロキサンは、本
発明のシリコーンゴム組成物を速い加硫速度で安定して
熱風加硫することができるためには、分子鎖両末端が2
個以上のビニル基を含有するシリル基で封鎖されている
ことが必要である。このシリル基としては、下記のもの
が挙げられる。
【0013】
【化1】 なお、上記式(1)において、aは1.95〜2.05
の正数である。
【0014】(A)成分のオルガノポリシロキサンは、
十分な機械的強度を出すために、重合度が3,000以
上、好ましくは3,000〜10,000であるが、特
に5,000〜10,000であることが好ましい。
【0015】(B)成分の微粉末シリカは、シリコーン
ゴムに適度の硬さと引っ張り強さ等の機械的強度を向上
させるために、比表面積が50m2/g以上のものを使
用するが、特に100〜400m2/gのものを使用す
ることが好ましい。このような微粉末シリカとして具体
的には、ヒュームドシリカ、焼成シリカ、沈降シリカ等
が単独で又は2種以上の組み合わせで用いられる。ま
た、これらのシリカは、鎖状オルガノポリシロキサン、
環状オルガノポリシロキサン、ヘキサメチルジシラザ
ン、ジクロルジメチルシラン等で表面処理したものを用
いることができる。
【0016】この(B)成分の配合量は、(A)成分の
オルガノポリシロキサン100部に対して10〜100
部である。配合量がこれより多くとも少なくとも、これ
を配合したシリコーンゴム組成物の加工性が悪くなって
しまったり、十分な機械的強度が得られなくなってしま
う場合がある。
【0017】(C)成分の白金又は白金化合物はシリコ
ーンゴムに難燃性を付与するための必須成分である。白
金としては白金微粉末或いはアルミナ、シリカゲルなど
の担体に白金粉末を担持させたものが例示され、白金化
合物としては塩化白金酸或いは塩化白金酸とアルコー
ル,エーテル,ビニルシロキサンなどとの錯体が例示さ
れる。
【0018】この(C)成分の配合量は、(A)成分に
対して白金量として1〜200ppm、特に2〜100
ppmである。配合量が1ppm未満では難燃効果が十
分発揮されず、配合量が200ppmを越えてもそれ以
上の難燃効果は発揮されずコスト的に不利である。
【0019】(D)成分の水酸化アルミニウム〔Al
(OH)3〕は上述した(C)成分との相乗的効果によ
って、シリコーンゴムに難燃性を付与する成分である。
【0020】この(D)成分の配合量は、上記(A)成
分100部に対して1〜40部、特に5〜30部であ
る。配合量が1部未満では難燃性付与効果が期待でき
ず、40部を越えると電気的特性が低下するのみなら
ず、機械的な強度が低下する場合がある。
【0021】(E)成分の酸化セリウムは上述した
(C)成分の白金又は白金化合物及び(D)成分の水酸
化アルミニウムとの相乗効果によって、シリコーンゴム
に難燃性を付与する成分であると共に、シリコーンゴム
組成物の加硫速度を更に速め、安定にHAVすることが
できる性能を付与させたり、加硫したシリコーンゴムの
耐熱性を向上させる成分である。
【0022】この(E)成分は余りに大量に配合して
も、少量添加時の特性の更なる改良にはならないため、
経済的な理由から、(E)成分の配合量は上記(A)成
分100部に対して0〜10部、好ましくは0.1〜1
0部、特に0.1〜5部とすることが好ましい。
【0023】(F)成分の有機過酸化物は硬化剤であ
り、本発明の組成物を熱風加硫する場合には、1分の半
減期が170℃以下の極めて分解温度が低い有機過酸化
物を用いることが好ましい。
【0024】(F)成分の有機過酸化物としては、有機
過酸化架橋に使用される種々のものを使用することがで
き、例えばベンゾイルパーオキサイド、ビス(2,4−
ジクロロベンゾイル)パーオキサイド、ビス(4−メチ
ルベンゾイル)パーオキサイド、1,6−ビス(t−ブ
チルパーオキシカルボキシ)ヘキサンなどが挙げられ、
これらの1種又は2種以上を組み合わせて使用すること
ができる。
【0025】これらの有機過酸化物の配合量は、通常
(A)成分100部に対して0.1〜10部の範囲であ
る。
【0026】本発明の難燃性を有するシリコーンゴム組
成物は、上述した(A)〜(F)成分以外に、本発明の
目的を損なわない量で、シリコーンゴムに適宜配合され
る種々の公知のゴム配合剤、例えばジフェニルシランジ
オール、低重合度の分子鎖末端水酸基のシリコーンオイ
ル、ヘキサメチルシラザン、アルコキシシラン等の分散
剤、粉砕シリカ、けいそう土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化
チタン、カーボンブラック、酸化バリウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、アスベスト、ガラ
スウール、微粉マイカ、溶融シリカ粉末等を添加配合し
ても差支えない。更に、必要に応じて顔料、染料、老化
防止剤、酸化防止剤、帯電防止剤、窒化ホウ素,酸化ア
ルミニウム等の熱伝導性向上剤などを配合してもよい。
【0027】本発明のシリコーンゴム組成物を製造する
方法としては、特に限定されないが、(A)〜(F)成
分をニーダー等の混練装置に仕込み、室温で配合した
後、80〜200℃温度で、30分〜5時間熱処理する
方法などを採用することができる。
【0028】上記シリコーンゴム組成物を硬化させるに
は、100〜500℃の温度で5秒〜5時間程度加熱す
る方法を採用することができる。 このようにして得ら
れるシリコーンゴム硬化物は、良好な難燃性と耐熱性を
有するためにUL(規格)対応用の難燃シリコーンゴム
被覆電線、建築用ガスケット、ファクシミリ用ロール等
の押し出し成形の材料として好適である以外に、PPC
ロール、ラバーコンタクト、等速ジョイントブーツ、プ
ラグブーツ、アノードキャップ線等の材料としても好適
である。
【0029】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0030】[実施例1〜4、比較例1]ジメチルシロ
キシ単位99.825モル%とメチルビニルシロキシ単
位0.15モル%とトリビニルシロキシ単位0.025
モル%とからなり、平均重合度が8,000のオルガノ
ポリシロキサン(生ゴム)100部に、両末端水酸基の
ジメチルシリコーンオイル(重合度10)8部、比表面
積が200m2/gであるヒュームドシリカ[アエロジ
ル200、日本アエロジル(株)製]45部を配合し、
ニーダーで混練りし、180℃で3時間処理してベース
コンパウンドIを作製した。
【0031】また、上記ベースコンパウンドIにおい
て、オルガノポリシロキサンとしてジメチルシロキシ単
位99.825モル%とメチルビニルシロキシ単位0.
15モル%とメチルジビニルシロキシ単位0.025モ
ル%とからなり、平均重合度が8,000のものを用い
た以外は上記と同様にしてベースコンパウンドIIを作
製した。
【0032】上記ベースコンパウンドI及びIIそれぞ
れ100部に塩化白金酸の2%イソプロピルアルコール
溶液、水酸化アルミニウム、酸化セリウム、加硫剤とし
てビス(2,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイド
を表1に示す量で配合し、均一に混合した後、厚さ1m
mのシート状に成形し、120℃で10分間プレスキュ
アーし、次いで150℃で1時間のポストキュアーを行
うことによって硬化させた上記で得られたシリコーンゴ
ム硬化物について、UL−94法に基いて難燃性を測定
した。結果を表1に併記する。
【0033】
【表1】
【0034】[実施例5、比較例2]上記ベースコンパ
ウンドIにおいて、オルガノポリシロキサンとしてジメ
チルシロキシ単位99.825モル%とメチルビニルシ
ロキシ単位0.15モル%とジメチルビニルシロキシ単
位0.025モル%とからなり、平均重合度が800の
ものを用いた以外は上記と同様にしてベースコンパウン
ドIIIを作製した。
【0035】上記ベースコンパウンドI及びIIIそれ
ぞれ100部に塩化白金酸の2%イソプロピルアルコー
ル溶液、水酸化アルミニウム、酸化セリウム、加硫剤と
してビス(2,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイ
ドを表2に示す量で配合し、均一に混合した後、厚さ1
mmのシート状に成形し、250℃の乾燥機中で15分
間キュアを行うことによって硬化させた。
【0036】これらのシリコーンゴム硬化物について、
JISC−2123に準じて耐電圧を測定し、UL−9
4法に基いて難燃性を測定した。また目視にて発泡の有
無を確認した。結果を表2に併記する。
【0037】
【表2】
【0038】表1及び表2の結果より、両末端が2個以
上のビニル基を有するシリル基で封鎖されたオルガノポ
リシロキサンを用いることで、優れた熱風加硫性を有
し、かつ難燃性が向上することが認められた。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、優れた熱風加硫性を有
するシリコーンゴム組成物を得ることができ、このシリ
コーンゴム組成物を加硫して得られたシリコーンゴムは
良好な難燃性と耐熱性を有するため、押し出し成形の材
料などとして有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1)で示され、分子
    鎖両末端が2個以上のビニル基を有するシリル基で封鎖
    された重合度3,000以上のオルガノポリシロキサン
    100重量部、 RaSiO(4-a)/2 …(1) (式中、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基であり、
    aは1.95〜2.05の正数である。)(B)比表面
    積50m2/g以上の微粉末シリカ10〜100重量
    部、(C)白金又は白金化合物を白金量として(A)成
    分に対し1〜200ppm、(D)水酸化アルミニウム
    1〜40重量部、(E)酸化セリウム0〜10重量部、
    (F)有機過酸化物0.1〜10重量部を含有すること
    を特徴とする難燃性シリコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】 上記(F)成分の有機過酸化物が1分の
    半減期が170℃以下のものである請求項1記載の組成
    物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006182902A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Mitsubishi Cable Ind Ltd 高耐熱性シリコーンゴム組成物
CN114316605A (zh) * 2021-12-31 2022-04-12 东莞市正安有机硅科技有限公司 一种透明阻燃硅橡胶及其制备方法

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