JPH07118524B2 - 光受信集積回路およびその製造方法 - Google Patents

光受信集積回路およびその製造方法

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JPH07118524B2
JPH07118524B2 JP2409332A JP40933290A JPH07118524B2 JP H07118524 B2 JPH07118524 B2 JP H07118524B2 JP 2409332 A JP2409332 A JP 2409332A JP 40933290 A JP40933290 A JP 40933290A JP H07118524 B2 JPH07118524 B2 JP H07118524B2
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リョン オー カン
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エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスティテュート
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信システムの受信
感度をより向上させるために光受信機の構成要素のうち
光検出器と増幅素子をワンチップ集積させた回路に関
し、特にpin型光検出器と接合型電界効果とトランジ
スタをワンチップに集積させた光受信集積回路およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光受信集積回路の構造を決定する主要要
因は、互いに異なる構造と製造工程を有する2つの構成
要素、即ち、光検出器とトランジスタを構造と工程面に
おいて独立に最適化させることと、この2つの構成要素
間を電気的に接続することにある。今まで発明された光
受信集積回路の構造は工程順に要約すれば次のようにな
る。図7はそれらの工程を説明するための説明図であ
る。
【0003】 (イ)光検出器とトランジスタが同じエピタキシャル層
を用いるエピタキシャル層共有型構造である(図7
(a)参照)。
【0004】 (ロ)光検出器とトランジスタの高さの差を無視して集
積した非平面型構造である(図7(b)参照)。
【0005】 (ハ)トランジスタより光検出器が厚いため、光検出器
が入る位置を深く掘って最終的な光検出器とトランジス
タの高さを同一にした溝状の構造である(図7(c)参
照)。
【0006】 (ニ)エッチングされた段差の問題を解決するために素
子のエッジを傾けた傾斜型構造である(図7(d)参
照)。
【0007】 (ホ)完全な平面型を作るために光検出器を埋め込んだ
平面埋込型構造である(図7(e)参照)。
【0008】 (ヘ)平面構造の光検出器を使用することにより平面型
の電子素子の構造および工程がスタンドアロン(sta
nd alone)である平面両立構造である(図7
(f)参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光受信
集積回路を図1を参照して簡単に説明する。
【0010】エピタキシャル層共用型構造(イ)は半絶
縁性InP基体上にInGaAs一層のみを成長させ、
その上にpin光検出器と接合型電界効果トランジスタ
を集積したもので、最初の光受信集積回路を含む初期段
階の構造である。この構造はエピタキシャル成長を1回
だけさせれば良く、製造が容易であるが、pin光検出
器とトランジスタのチャンネル不純物濃度および厚さが
異なるため、素子構造を独立的最適化が不可能であるた
め、素子性能が極めて劣る。
【0011】非平面型構造(ロ)はpin光検出器のn
層を電界効果トランジスタの電極接触層やチャンネル層
として使用することにより、1回のエピタキシャル成長
のみで製造が可能であり、トランジスタのチャンネルと
光検出器の吸収層が異なるため、独立に最適化が可能で
ある。しかし、pin光検出器の厚さが厚い場合は、フ
ォトリソグラフィや配線が困難である。かつ、pin光
検出器の吸収層とn層が選択的にエッチングされるよう
に成分を異にするのが重要である。なお、(イ)の場合
と同様に、配線寄生容量に大きな問題点がある。
【0012】溝状構造(ハ)は光検出器がトランジスタ
に比べて2〜3μm程度厚いため、最終高さを合わせる
ために半絶縁性基体を2〜3μm掘り、その溝部分に光
検出器が位置するようにした構造である。この構造は
(ロ)の構造に比べてフォトリソグラフィに対して有利
であるが、光検出器とトランジスタ間を電気に配線する
のは依然として困難であり、配線間の容量も比較的大き
い。
【0013】傾斜型構造(ニ)は表面段差の問題を軽減
するための構造であって、フォトリソグラフィと配線の
問題だけでなく、配線寄生容量も減らすことができる。
しかし、この構造は素子の性能は優れている反面、イオ
ンビームエッチングを利用した傾斜型構造の製造が極め
て困難である。
【0014】平面埋込型構造(ホ)は表面段差の問題を
完全に解決することができるため、フォトリソグラフィ
工程,配線工程が行なえ、配線寄生容量を軽減させる。
この構造の光電集積回路製造では、液相エピタキシャル
成長法(LEP)の特性を利用してエッチングされた溝
を埋める方法、2度のイオンビームエッチングを利用し
た方法、および選択的有機金属気相エピタキシャル成長
法(OMVPE)を利用した方法等が発明されたが、液
相エピタキシャル成長法では光検出器の面積が制限さ
れ、イオンビームエッチングによる方法は極めてややこ
しい工程の制御が必要であり、選択的エピタキシャル成
長法はマスクとして使用した材料上に多結晶を成長させ
ることができる点と、成長領域のエッジ部分が過多成長
される現象が生じる等の問題点がそれぞれある。
【0015】平面両立型構造(ヘ)は基体自体を吸収層
として使用する平面型光検出器をMESFETのような
トランジスタと集積させた形態で、簡単な製造工程と平
面構造の二つの目的を同時に満足させることができる。
しかし、平面型光検出器の開発は未だ完全でなく、In
GaAsエピタキシャル層を吸収層として使用するIn
P系ではこの構造の製造が極めて難しい。
【0016】上記の構造以外にもn型基体pin光検出
器を作り、その上に更に半絶縁性層をエピタキシャル成
長した後、イオン打ち込みにより電界効果トランジスタ
を製造した縦型構造も発明され、格子不整合エピタキシ
ャル成長を利用してGaAs基体上にInGaAs光検
出器とGaAsMESFETを集積した例と、逆に、I
nP基体上にGaAsMESFETを作った例等が報告
されている。
【0017】
【発明の目的】本発明の目的は、上記のような従来の問
題点を解決し、受信機感度の向上と高速動作および信頼
性向上とパッケージング工程簡素化のために、光通信シ
ステムの主要部品である光受信機の構成要素のうち、光
検出器と増幅回路をワンチップに集積する際に、2度の
エピタキシャル成長工程によりpin光検出器と接合型
電界効果トランジスタ(JFET)の共有層が最大限に
共有されるとともに最適化される光受信集積回路および
その製造方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、光通信システムの主要部品である光受
信機の構成要素のうち光検出器と増幅回路をワンチップ
集積して製造する方法において、半絶縁性InP基体上
にチャンネル層とアンドープト光吸収層をエピタキシャ
ル成長法により順次成長させる第1次エピタキシャル成
長工程と、エッチングマスクを作った後、光吸収層のみ
を(111)In面が現われるように異方性選択エッチ
ングする第1次エッチング工程と、エッチングマスク用
感光材料を全て除去した後、クラッド層をエピタキシャ
ル成長により一定の厚さに成長させる第2次エピタキシ
ャル工程と、pin光検出器と電界効果トランジスタを
オーミックコンタクトさせるためにp側接触金属をリフ
トオフ法により蒸着した後、金属熱処理装置によりアニ
ーリングするp側接触金属蒸着工程と、pin光検出器
の光吸収領域にはフォトレジストを形成し、電界効果ト
ランジスタのゲート部分は前工程で形成されたp側接触
金属をエッチングマスクにして選択エッチングする第2
次エッチング工程と、上記選択エッチングが終った後、
表面に露出された光吸収層のみを選択エッチングする第
3次エッチング工程と、pin光検出器と電界効果トラ
ンジスタのソースおよびドレーンをオーミックコンタク
トさせるためにリフトオフ法によりn側接触金属を蒸着
するn側接触金属蒸着工程と、pin光検出器および電
界効果トランジスタにポリイミドをコーティングして光
吸収層部分と素子の間を電気的に接続するための配線接
触部分をエッチングするポリイミドパッシベーション工
程と、リフトオフ法により2次配線金属を蒸着する2次
配線金属蒸着工程とを備えたことを特徴とする。
【0019】また、本発明は、半絶縁性InP基体、該
半絶縁性基体上に形成されたn型InPチャンネル層
と、該n型チャンネル層上の中央部に形成されたInG
aAs吸収層と、上記n型チャンネル上のInGaAs
吸収層の両側に蒸着されたn側接触金属と、上記InG
aAs吸収層上に形成されたp型InPクラッド層と、
該p型InPクラッド層上の両側のエッジに蒸着された
p側接触金属で構成されるpin光検出器と、前記同一
半絶縁性基体上に形成されたn型InPチャンネル層
と、該n型InPチャンネル層上の中央部に、両側面が
アンダーカットされた構造で形成されたp型InPクラ
ッド層と、上記p型InPクラッド層上に蒸着された
側接触金属と、上記n型InPチャンネル層上のp型I
nPクラッド層の両側およびp側接触金属に蒸着された
n側接触金属とにより構成される接合型電界効果トラン
ジスタと、上記光検出器の光吸収層部分と各素子の間を
電気的に接続するための金属接触部分を除いた全面にコ
ーティングされたポリイミドと、素子間を電気的に接続
するための金属層とを備えたことを特徴とする。ここ
に、p側接触金属(またはp側抵抗性接触金属ともい
う)としてはp型半導体と抵抗性接触をなす目的で使用
される公知の金属、例えば、Au−Zn合金、Au−B
e合金、Ti/Pt/Au等がある。一方、n側接触金
属(またはn側抵抗性接触金属ともいう)としてはn型
半導体と抵抗性接触をなす目的で使用される公知の金
属、例えば、Au−Ge合金、Cr/Au等がある。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0021】図1は本発明一実施例のInP系光電集積
回路の断面構造を示す。
【0022】半絶縁性InP基体21と、半絶縁性基体
21上に形成されたn型InPチャンネル層22と、n
型InPチャンネル層22上に形成されるドーピングさ
れていないInGaAs吸収層23と、InGaAs吸
収層23のみを(111)In面が現われるように異方
性選択エッチングした後、pn接合のために形成された
p型InPクラッド層24と上記p型InPクラッド2
4上に蒸着されて形成されるp側接触金属26と、In
P層選択エッチング後、InGaAs吸収層を除いたn
型InP層22上に蒸着により形成されたn側接触金属
25とにより構成されるpin光検出器と、半絶縁性基
体21上にエピタキシャル成長工程により形成されるn
型InPチャンネル層22′と、n型InPチャンネル
層22′上にInGaAs層を成長させた後、エッチン
グマスクを作り、選択エッチングをした後、エピタキシ
ャル法によりp型InP層24′と上記p型InPクラ
ッド層24′上に蒸着により形成されたp側接触金属
6′と、p側接触金属をマスクにしてInP層23′を
選択エッチングした後、InGaAsを全てエッチング
して、蒸着により自己整列構造で形成されたn側接触金
25′とにより構成される接合型電界効果トランジス
タと、漏れ電流低減のために全面にコーティングされた
ポリイミド27と、素子間電気的配線のために蒸着によ
り配線金属28とを形成してワンチップに集積されてい
る。
【0023】InPと格子整合をなすIn0.53Ga0.47
Asを吸収層にしたpin光検出器と、n型InPをチ
ャンネル層にした自己整列整合型電界効果トランジスタ
を集積させた本構造は、次のような特徴を有する。
【0024】本発明による構造は公知の構造のうち非平
面型構造と溝状構造の特徴のみを採った中間型構造であ
って、光検出器と接合型電界効果トランジスタ層間の独
立的最適化を達成することができる。2度のエピタキシ
ャル成長により形成される3層は、光検出器とトランジ
スタに共有されながら、その成長特性はn型InPクラ
ッド層はトランジスタにより決定され、アンドープトI
nGaAs吸収層は光検出器により決定され、そしてp
型InPクラッド層は両側により決定され、基体をリセ
スグルーブ(recess groove)エッチング
をすることなく、微細リソグラフィが可能である。
【0025】即ち、トランジスタのゲート形成のための
リソグラフィ工程が1次エピタキシャル成長後、表面段
差が全くない状態でなされるため、微細リソグラフィが
可能である。
【0026】本発明の構造では、従来の接合型電界効果
トランジスタの製造技術において最も大きな問題になる
拡散によるゲート長さの制限を克服し、InGaAs層
の異方性エッチングを利用して、リソグラフィにより決
定されるマスク上の長さより短いゲート長さを得ること
ができる。と同時に、自己整列法によりソース,ドレー
ンおよびゲート金属を蒸着して、高価の電子ビームやX
線リソグラフィ装備がなくても、容易に1μmまたはそ
れ以下のゲート長さを有する整合型電界効果トランジス
タを製造することができる。即ち、半絶縁性InP基体
上に成長させたn型InPチャンネル層とアンドープト
InGaAs吸収層を選択的エッチング液を用いて、
(111)In面が現われるようにInGaAs層のみ
を異方性選択エッチングした後、pn接合を形成するた
めp型InP層を成長させれば、エッチングされた部分
の下の層とチャンネル層の間でpn接合が形成されてゲ
ートが形成されることになる。このとき、pn接合が形
成されるゲート長さは、InGaAs層の厚さと異方性
エッチング角度およびエッチング用マスク上の長さによ
り決定される。
【0027】なお、この構造は光検出器とトランジスタ
の集積度を基本的な構造を変化させることなく拡張する
ことができ、エッチング工程は多くなるが、全てInP
層とInGaAs層との選択エッチングであるため、エ
ッチング工程を調節するのは容易である。各素子間を電
気的に分離するためのメサエッチングは、比較的大きな
表面段差を与えるが、この部分のパターンは大変大きい
ため、リソグラフィに影響を与えない。そして、ポリイ
ミドをコーティングしてエッチングされた傾斜面の角度
を緩和させて光検出器のp型配線を容易にすると同時に
パッシベーションにより漏れ電流を減らすことができ
る。
【0028】図2ないし図4は本発明による光受信集積
回路の製造順序を示した断面図である。第1次エピタキ
シャル工程では半絶縁性InP基体上にn型InPチャ
ンネル層とアンドープトInGaAs吸収層を液相エピ
タキシャル成長法や有機金属気相エピタキシャル成長法
により成長させる(図2(A)参照)。
【0029】InGaAs層のエッチング工程では、リ
ソグラフィにより感光材料でエッチングマスクを作った
後、InGaAs層のみを(111)In面が現われる
ように異方性選択エッチングする。このとき、エッチン
グされる部分は素子が位置しない素子間分離領域と、ト
ランジスタのpn接合を成すゲート部分とになる(図2
(B)参照)。
【0030】第2次エピタキシャル工程では、エッチン
グマスク用感光材料を全て除去した後、光検出器と接合
型電界効果トランジスタをpn接合させるために、p型
InP層を有機金属気相エピタキシャル成長法により一
定厚さに成長させる(図2(C)参照)。p側接触金属
蒸着工程では、光検出器とトランジスタのゲートをオー
ミックコンタクトさせるためにp側接触金属をリフトオ
フ法により蒸着して、急速熱処理装置でアニーリングす
る(図3(D)参照)。
【0031】InP層のエッチング工程では、リソグラ
フィ技術を用いて感光材料によりpin光検出器の光吸
収領域を覆い、トランジスタのゲート領域に前工程で蒸
着したp側接触金属をエッチング用マスクにして、In
P層のみを選んでエッチングする。中間にInGaAs
層がない領域は、p−InPとn−InPが全てエッチ
ングされるため、半絶縁性基体が現われて素子間が電気
的に隔離され、InGaAs層がある領域はp−InP
だけエッチングされて、InGaAs層が表面に現われ
る(図3(E)参照)。
【0032】InGaAs層のエッチング工程では、I
nP層のエッチングが終った後、直ちにInGaAs層
のみを選択エッチングすれば光検出器は光吸収領域だけ
を除き、n−InP層が現われ、トランジスタの場合は
InGaAs層が全てエッチングされてpn接合面両側
に大きなアンダーカットが生じる(図3(F)参照)。
【0033】n側接触金属蒸着工程では、光検出器とト
ランジスタのソースおよびドレーンのオーミックコンタ
クトのために、リフトオフ法によりn側接触金属を蒸着
する。このとき、トランジスタの領域では、ソース,ド
レーンおよびゲートの区別なく金属を蒸着すれば前工程
で形成されたアンダーカットのため、それぞれ自己整列
される(図4(G)参照)。
【0034】ポリイミドパッシベーション工程では、光
検出器からの漏れ電流を低減するためと、光検出器の傾
斜面を緩和するために、ポリイミドをコーティングし
て、リソグラフィにより光検出器の光吸収層部分と各素
子間電気配線のための2次配線金属の接触部分のポリイ
ミドをエッチングする(図4(H)参照)。
【0035】2次配線金属蒸着工程では、リフトオフ法
により2次配線金属を蒸着して各素子間を電気的に配線
する(図4(I)参照)。
【0036】本発明は次のようないくつかの変形および
応用が可能である。
【0037】まず、光検出器で吸収する光が1.3μm
またはより短い波長を有する場合は、InGaAs吸収
層に替えてInGaAsp層を形成して使用することが
できる。
【0038】なお、本発明による光電集積回路はn型I
nP層の下にn型InGaAsを一層だけ成長させれ
ば、InPの代りにInGaAs接合型電界効果トラン
ジスタの変形構造が可能である。
【0039】図5は本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。
【0040】図に示す通り、半絶縁性基体41と、半絶
縁性基体41上に形成されたn型InGaAsチャンネ
ル層42と、n型チャンネル層上に形成されるアンドー
プトInGaAs吸収層44と、InGaAs吸収層を
異方性選択エッチングした後、形成されたp型InPク
ラッド層45と、クラッド層上に蒸着により形成される
p側接触金属46と、InP層選択エッチング後、In
GaAs吸収層を除いたn型InPオーミックコンタク
ト層上に蒸着されたn側接触金属47とにより構成され
るpin光検出器と、同一半絶縁性基体21上に形成さ
れたn型InGaAsチャンネル層42′と、上記チャ
ンネル層上に形成されたn−InPオーミックコンタク
ト層43′と、オーミックコンタクト層上に形成された
p型InPクラッド層45′と、クラッド層上に蒸着さ
れたp側接触金属46′と、p側接触金属およびn型I
nPオーミックコンタクト層上に蒸着されたn側接触金
47で構成される接合型電界効果トランジスタと、漏
れ電流を低減するため全面にコーティングされたポリイ
ミド48と、素子間電気的配線のために蒸着により配線
金属49を形成してワンチップに集積した構造を有す
る。
【0041】次に、上記のような構造を有する光受信集
積素子を製造工程順に説明する。
【0042】第1次エピタキシャル工程では、半絶縁性
InP基体上に、n型InGaAsチャンネル層と、n
型InPオーミックコンタクト層と、アンドープトIn
GaAs吸収層とを、液相エピタキシャル成長法や有機
金属エピタキシャル成長法により成長させる。
【0043】InGaAs層がエッチング工程では、リ
ソグラフィにより感光材料を用いてエッチングマスクを
作った後、InGaAs吸収層およびInPオーミック
コンタクト層を(111)In面が現われるように異方
性選択エッチングする。このとき、エッチングされる部
分は素子が位置しない素子間分離領域とトランジスタの
pn接合をなすゲート部分になる。
【0044】第2次エピタキシャル工程では、エッチン
グマスク用感光材料を全て除去した後、光検出器と接合
型電界効果トランジスタのpn接合のために、p型In
Pクラッド層を有機金属気相エピタキシャル法により成
長させる。
【0045】p側接触金属蒸着工程では、光検出器とト
ランジスタのゲートのオーミックコンタクトのためにp
型リフトオフ法により蒸着し、急速熱処理装置でアニー
リングする。
【0046】InP層のエッチング工程では、リソグラ
フィにより感光材料を用いてpin光検出器の光吸収領
域を覆い、トランジスタのゲート部分は前工程で蒸着し
p側接触金属でエッチングマスクにした後、InP層
だけを選択エッチングする。中間にInGaAs層がな
い領域は、p−InPが全てエッチングされるため、半
絶縁性基体が各素子を電気的に隔離し、InGaAs層
がある領域はp−InPのみエッチングされてInGa
As層が表面に現われる。
【0047】InGaAs層のエッチング工程では、I
nP層のエッチングが終った後、直ちにInGaAs層
だけを選択エッチングすれば、光検出器は光吸収領域だ
けを除き、n−InP層が現われ、トランジスタの場合
はInGaAs層が全てエッチングされて、pn接合面
両側に大きなアンダーカットが生じる。
【0048】n側接触金属蒸着工程では、光検出器とト
ランジスタのソースおよびドレーンをオーミックコンタ
クトさせるためリフトオフ法によりn側接触金属を蒸着
する。このとき、トランジスタの領域ではソース,ドレ
ーンおよびゲートの区別なく金属を蒸着すれば、前工程
で形成されたアンダーカットのため、それぞれの電極が
自己整列される。
【0049】ポリイミドパッシベーション工程では、光
検出器とトランジスタの漏れ電流を低減するためと、光
検出器の傾斜面を緩和するためにポリイミドをコーティ
ングし、リソグラフィにより光検出器の光吸収層部分と
各素子間電気配線のための2次配線金属の接触部分のポ
リイミドをエッチングする。
【0050】2次配線金属蒸着工程では、リフトオフ法
により2次配線金属を蒸着して各素子を電気的に配線す
る。
【0051】なお、本発明による光電集積回路は図6に
示した通り、構造を変化させることなくGaAs系に応
用可能である。すなわち、図2ないし図4に示す工程で
は、半絶縁性InP基体の代りに半絶縁性GaAs基体
を、n型InPチャンネル層の代りにn型GaAIAs
チャンネル層を、そしてp型InPクラッド層の代りに
GaAIAsクラッド層を成長させれば良い。
【0052】また、他の方法として、各電極の接触抵抗
を減らすため、電極の下部にさらに拡散やイオン注入等
を行うことが可能である。
【0053】本発明を応用すれば、縦型pin光検出器
の代りに、ラテラルpin,PCD(Photo−Co
nductive Detector)またはMSM
(Metal Semiconductor Meta
l)のような平面型光検出器の集積も可能である。
【0054】なお、傾斜面緩和および表面パッシベーシ
ョンのために、コーティングされたポリイミドは、誘電
率が3.0〜3.5であるため、光検出器の無反射コー
ティングのために使用しても良い。
【0055】
【発明の効果】本発明で提案された受信用ワンチップ光
電集積回路は、今まで提案された公知の他の光電集積回
路に比べて構造上次のような効果を有する。
【0056】 (1)大部分の光電集積回路が数μmの高さを有する光
検出器と1μm以下の高さを有する電界効果とトランジ
スタとの集積であるため、表面段差による微細リソグラ
フィ工程が多くの制約を受けることになり、短いゲート
長さを有するトランジスタの製造が容易でない。よっ
て、公知の構造では、光検出器を平面的に埋込んだり、
比較的に表面段差の少い平面型光検出器を用いた。しか
し、イオンビームエッチングや選択的エピタキシャル成
長を用いる平面埋込化工程は極めてややこしいため、工
程収率および信頼度が極めて低く、PCDやMSMのよ
うな平面型光検出器は、縦型pin光検出器に比べて性
能および信頼性面において劣り、用いる物質に多くの制
約を受ける。
【0057】しかし、本発明では集積型光検出器として
その性能が優れていると知られているpin光検出器を
用いながらも、第1次エピタキシャル後、表面段差が全
くない状態でトランジスタのゲート長さを決定する微細
リソグラフィ工程により、短いゲート長さを有するトラ
ンジスタの製造が可能である。
【0058】 (2)なお、電界効果トランジスタは自己整列構造であ
るため、製造が簡単である。
【0059】 (3)表面パッシベーションのためにコーティングされ
たポリイミドは、光検出機の傾斜面を緩和させて、素子
間電気的配線を容易にするのみならず、pn接合面の漏
れ電流を減らすのに最も優れた物質と知られているた
め、ただ一度の工程によりいろいろの効果を同時に奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の断面構造図である。
【図2】一実施例における製造方法を説明するための説
明図である。
【図3】一実施例における製造方法を説明するための説
明図である。
【図4】一実施例における製造方法を説明するための説
明図である。
【図5】一実施例における製造方法を説明するための説
明図である。
【図6】本発明他の実施例を示す断面構造図である。
【図7】従来の光受信集積回路の構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
21,41,51 基体 22,52 チャンネル層 23,44,53 光吸収層 24,45,54 クラッド層 25,46,55 p側接触金属 26,47,56 n側接触金属 27,48,57 ポリイミド 28,49,58 金属層 42 チャンネル層 43 オーミックコンタクト層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨン タク リー 大韓民国 デージョン ジュンク タエピ ョン 2ドンサムブ アパート 25−27

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光通信システムの主要部品である光受信
    機の構成要素のうち光検出器と増幅回路をワンチップ集
    積して製造する方法において、 半絶縁性InP基体上にチャンネル層とアンドープト光
    吸収層をエピタキシャル成長法により順次成長させる第
    1次エピタキシャル工程と、 エッチングマスクを作った後、光吸収層のみを(11
    1)In面が現われるように異方性選択エッチングする
    第1次エッチング工程と、 エッチングマスク用感光材料を全て除去した後、クラッ
    ド層をエピタキシャル成長法により一定の厚さに成長さ
    せる第2次エピタキシャル工程と、 pin光検出器と電界効果トランジスタをオーミックコ
    ンタクトさせるため、p側接触金属をリフトオフ法によ
    り蒸着した後、急速熱処理装置でアニーリングするp側
    接触金属蒸着工程と、 pin光検出器の光吸収領域にはフォトレジストを形成
    し、電界効果トランジスタのゲート領域は前工程で形成
    されたp側接触金属をエッチングマスクとして選択エッ
    チングする第2次エッチング工程と、 前記選択エッチングが終った後、表面に露出された光吸
    収層のみを選択エッチングする第3次エッチング工程
    と、 pin光検出器と電界効果トランジスタのソースおよび
    ドレーンをオーミックコンタクトさせるためにリフトオ
    フ法によりn側接触金属を蒸着するn側接触金属蒸着工
    程と、 pin光検出器および電界効果トランジスタにポリイミ
    ドをコーティングし、光吸収部分と素子間の電気配線の
    ための配線接触部分をエッチングするポリイミドパッシ
    ベーション工程と、 リフトオフ法により2次配線金属を蒸着する2次配線金
    属蒸着工程とにより構成され、pin光検出器と接合型
    電界効果トランジスタをワンチップ集積させることを特
    徴とする光受信集積回路の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1次エッチング工程は素子が位置しな
    い素子間分離領域と電界効果トランジスタのpn接合が
    形成される部分をエッチングすることを特徴とする請求
    項1に記載の光受信集積回路製造方法。
  3. 【請求項3】 2次エピタキシャル工程は有機金属気相
    エピタキシャル法によりエピタキシャル成長させること
    を特徴とする請求項1に記載の光受信集積回路製造方
    法。
  4. 【請求項4】 第2次エッチング工程はマスクで覆われ
    ていないクラッド層およびチャンネル層を半絶縁性基体
    が現われるまで全てエッチングして、素子間を電気的に
    隔離させることを特徴とする請求項1に記載の光受信集
    積回路製造方法。
  5. 【請求項5】 第3次エッチング工程は電界効果トラン
    ジスタのpn接合の両側に大きなアンダーカットを形成
    させることを特徴とする請求項1に記載の光受信集積回
    路製造方法。
  6. 【請求項6】 ポリイミドパッシベーション工程は、光
    検出器のp型配線を容易にするとともに、漏れ電流を減
    らすために、ポリイミドを全面にコーティングして傾斜
    角度を緩くすることを特徴とする請求項1に記載の光受
    信集積回路製造方法。
  7. 【請求項7】 第1および第2エピタキシャル工程は、
    成長されるチャンネル層,光吸収層およびクラッド層が
    光検出器およびトランジスタにより共有される場合、そ
    の成長特性が前記チャンネル層はトランジスタにより決
    定され、光吸収層は光検出器により決定され、クラッド
    層は光検出器およびトランジスタ両側により決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光受信集積回路製造
    方法。
  8. 【請求項8】 トランジスタのゲート形成のためのリソ
    グラフィー工程は1次エピタキシャル工程後、表面段差
    が全くない状態で行うことを特徴とする請求項1に記載
    の光受信集積回路製造方法。
  9. 【請求項9】 光通信システムの主要部品である光受信
    機の構成要素のうち光検出器と増幅回路をワンチップ集
    積した回路において、 半絶縁性InP基体21と、該半絶縁性基体21上に形
    成されたn型InPチャンネル層22と、該n型チャン
    ネル層22上の中央部に形成されたInGaAs吸収層
    23と、前記n型チャンネル層22上のInGaAs吸
    収層23の両側に蒸着されたn側接触金属26と、上記
    InGaAs吸収層23上に形成されたp型InPクラ
    ッド層24と、上記p型InPクラッド層24上の両側
    に蒸着されたp側接触金属25とにより構成されるpi
    n光検出器と、 前記同一半絶縁性基体21上に形成されたn型InPチ
    ャンネル層22′と、該n型InPチャンネル層22′
    上の中央部に両側がアンダーカットされた構造で形成さ
    れたp型InPクラッド層24′と、該p型InPクラ
    ッド層24′上に蒸着されたp側接触金属25′と、前
    記n型InPチャンネル層22′上のp型InPクラッ
    ド層24′両側およびp側接触金属25′に蒸着された
    n側接触金属26′とにより構成される接合型電界効果
    トランジスタと、 前記光検出器の光吸収層部分と各素子間の電気配線のた
    めの金属接触部分を除いた全面にコーティングされたポ
    リイミド27と、素子間電気配線のための金属層28と
    を備え、同一基体上にpin光検出器および接合型電解
    効果トランジスタが集積されることを特徴とする光受信
    集積回路。
  10. 【請求項10】 ポリイミド27は誘電率が3.0〜
    3.5であることを特徴とする請求項9に記載の光受信
    集積回路。
  11. 【請求項11】 ポリイミド27は光検出器の無反射コ
    ーティングに用いられることを特徴とする請求項10に
    記載の光受信集積回路。
  12. 【請求項12】 InPに格子整合をなすIn0.53Ga
    0.47Asを吸収層としたpin光検出器とn型InPを
    チャンネル層とした自己整列された接合型電界効果トラ
    ンジスタを平坦に集積させることを特徴とする請求項9
    に記載の光受信集積回路。
  13. 【請求項13】 光通信システムの主要部品である光受
    信機の構成要素のうち光検出器と増幅回路をワンチップ
    集積するにおいて、 半絶縁性InP基体上にチャンネル層とオーミックコン
    タクト層およびドーピングがなっていない光吸収層をエ
    ピタキシャル成長法により順次的に成長させる第1次エ
    ピタキシャル工程と、 エッチングマスクを作った後、光吸収層およびオーミッ
    クコンタクト層を(111)In面が現われるように異
    方性選択エッチングする第1次エッチング工程と、 エッチングマスクを全て除去した後、クラッド層をエピ
    タキシャル成長法により一定の厚さに成長させる第2次
    エピタキシャル工程と、 pin光検出器と電界効果トランジスタをオーミックコ
    ンタクトさせるためにp側接触金属をリフトオフ法によ
    り蒸着した後、急速熱処理装置でアニーリングするp側
    接触金属蒸着工程と、 pin光検出器の光吸収領域にはフォトレジストを形成
    し、電界効果トランジスタのゲート部分には前工程で形
    成されたp側接触金属をエッチングマスクにして、クラ
    ッド層のみを選択エッチングする第2次エッチング工程
    と、 クラッド層およびオーミックコンタクト層の選択エッチ
    ングが終った後、表面に露出されたトランジスタの光吸
    収層のみを選択エッチングする第3次エッチング工程
    と、 pin光検出器と電界効果トランジスタのソースおよび
    ドレーンをオーミックコンタクトさせるためにリフトオ
    フ法によりn側接触金属を蒸着するn側接触金属蒸着工
    程と、 pin光検出器および電界効果トランジスタにポリイミ
    ドをコーティングし、光吸収層部分と素子間電気配線の
    ための配線接触部分をエッチングするポリイミドパッシ
    ベーション工程と、 リフトオフ法により2次配線金属を蒸着する2次配線金
    属蒸着工程とにより構成され、pin光検出器と接合型
    電界効果トランジスタをワンチップに集積させることを
    特徴とする光受信集積回路製造方法。
  14. 【請求項14】 光通信システムの主要部分である光受
    信機の構成要素のうち光検出器と増幅回路をワンチップ
    集積した回路において、 半絶縁性InP基体41と、 該半絶縁性基体上に形成されたチャンネル層42,オー
    ミックコンタクト層43,オーミックコンタクト層43
    上の中央に形成された光吸収層44,上記オーミックコ
    ンタクト層43上の光吸収層44両側に蒸着されたn側
    接触金属47,前記吸収層44上に形成されたクラッド
    層45,および前記クラッド層45上の両側に蒸着され
    p側接触金属46により構成されるpin光検出器
    と、 前記同一半絶縁性基体41上に形成されたチャンネル層
    42′、オーミックコンタクト層43′,該オーミック
    コンタクト層43′の中央部を選択的にエッチングした
    後、成長したものであって、両側面がアンダーカットさ
    れた構造で形成されたクラッド層45′,該クラッド層
    45′上に蒸着されたp側接触金属46′,前記n型I
    nP43′上のクラッド層45′両側および金属46′
    に蒸着されたn側接触金属47′で構成される接合型電
    界効果トランジスタと、 前記光検出器の光吸収層部分と各素子間の電気配線のた
    めの金属接触部分を除いた全面にコーティングされたポ
    リイミド48,および素子間の電気配線のための金属層
    49により構成されて、同一基体上にpin光検出器お
    よび接合型電界効果トランジスタが集積されることを特
    徴とする光受信集積回路。
  15. 【請求項15】 チャンネル層42,42′はn型In
    GaAs層であることを特徴とする請求項14に記載の
    光受信集積回路。
  16. 【請求項16】 オーミックコンタクト層43,43′
    はn型InP層であることを特徴とする請求項14に記
    載の光受信集積回路。
  17. 【請求項17】 クラッド層45,45′はp型InP
    層であることを特徴とする請求項14に記載の光受信集
    積回路。
  18. 【請求項18】 光吸収層44はドーピングがされてい
    ないInGaAsで形成されることを特徴とする請求項
    14に記載の光受信集積回路。
  19. 【請求項19】 光吸収層44はドーピングがされてい
    ないInGaAsで形成されることを特徴とする請求項
    14に記載の光受信集積回路。
  20. 【請求項20】 光受信機の構成要素のうち光検出器と
    増幅回路をワンチップ集積した回路において、 半絶縁性GaAs基体51と、 該半絶縁性基体51上に形成されたGaAIAsチャン
    ネル層52と、該GaAIAsチャンネル52上の中央
    部に形成されたGaAs吸収層53と、該GaAIAs
    チャンネル層52上のGaAs吸収層53の両側に蒸着
    されたn側接触金属56と、 前記GaAs吸収層53上に形成されたGaAIAsク
    ラッド層54と、 該GaAIAsクラッド層54上の両側に蒸着された
    側接触金属55とにより構成されたpin光検出器と、 前記同一半絶縁性基体51上に形成されたGaAIAs
    チャンネル層52′と、該GaAsAIチャンネル5
    1′上の中央部に両側面がアンダーカットされた構造で
    形成されたAIAsクラッド層54′と、上記GaAI
    Asクラッド層54′上に蒸着されたp側接触金属
    5′と、前記GaAIAsチャンネル層52′上のクラ
    ッド層54′両側およびp側接触金属55に蒸着された
    n側接触金属56′とにより構成された接合型電界効果
    トランジスタと、 前記光検出器の光吸収された部分と各素子間電気配線の
    ための金属接触部分を除いた全面にコーティングされた
    ポリイミド57,および素子間電気配線のための金属層
    58とにより構成されて、同一基体上にpin光検出器
    および接合型電界効果トランジスタが集積されることを
    特徴とする短波長光受信集積回路。
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