JPH07118415B2 - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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JPH07118415B2
JPH07118415B2 JP21817187A JP21817187A JPH07118415B2 JP H07118415 B2 JPH07118415 B2 JP H07118415B2 JP 21817187 A JP21817187 A JP 21817187A JP 21817187 A JP21817187 A JP 21817187A JP H07118415 B2 JPH07118415 B2 JP H07118415B2
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JP
Japan
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core
plunger
synthetic resin
magnetic metal
metal cylinder
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JP21817187A
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JPS6461003A (en
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哲 山本
幸一 山田
由起夫 田村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プランジャを大幅に改善したソレノイドに関
する。
従来の技術 従来の典型的なソレノイドは、コアと、このコアに巻装
したコイルと、前記コアに磁気吸引されるプランジャ
と、前記コアと磁気結合され前記プランジャの外側面に
至るヨークとを備え、前記プランジャは、磁性金属円柱
の先端部にフッソゴムを焼き付け成形し前記コアとの衝
接部に非磁性金属を圧入していたものであった。
発明が解決しようとする問題点 上記従来技術によれば、プランジャにおいて、磁性金属
円柱にフッソゴムを焼き付け成形するのは生産性が悪く
コスト高になるとともに、コアとの衝接部が金属製のた
め作動音が耳障りであり、さらに、金属部が多く重量が
重い上、構成部品点数が多いため仕上り寸法精度がばら
つく等の諸々の問題点を存していた。従って、本発明は
これらの問題点を一掃する目的を備えたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、プランジャが磁性金属筒の貫通孔を通じて先
端部およびコアとの衝接部が合成樹脂で一体成形された
ことを特徴とする。
作用 本発明によれば、プランジャは、磁性金属による筒状体
を用い、この筒状体の貫通孔を通じて合成樹脂をこの筒
状体に一体化したものであるので、構成部品点数が少な
く生産性が高く低コストになる。そして、合成樹脂一体
化成形であるために仕上り寸法精度が良い上、軽量とな
る。さらに、コアとの衝接部が合成樹脂であるため、作
動音が極めて小さく耳障りとならない。
実施例 本発明の実施例を図面を参照して説明する。
コア1には絶縁性のボビン2を介してコイル3を巻装し
ている。プランジャ4はコア1に磁気吸引されるもので
あり、プランジャ4とコア1の間には適宜スプリング5
を介在している。ヨーク6はコア1と磁気結合され、プ
ランジャ4の外側面に至り、プランジャ4の吸引能力を
高めるとともに、コア1,コイル3等のケースを兼ねてい
る。プランジャ4は、磁性金属筒4aと合成樹脂による一
体成形部4bから成り、磁性金属筒4aの貫通孔4cを通じて
先端部4dおよびコア1との衝接部4eが合成樹脂で一体成
形されている。また、先端部4dから磁性金属筒4aの外側
面に沿って合成樹脂による摺接面4fが一体成形される。
この摺接面4fは磁性金属筒4aの最大径よりわずかに大き
な径を成す。そして、合成樹脂による一体成形部4bは耐
摩耗性が大きくかつ摩擦の小さい合成樹脂が適当であ
る。Oリング7,8はコイル3の気密性を高めるのに用い
られている。コイル3の図示しない引出線は端子板9の
端子10に接続され、端子10には外部リード線11が接続さ
れる。12はグロメットで外部リード線11を密着挿通する
とともにヨーク6の一端に固着される。
以上の構成において、コイル3に通電されるとコア1に
よってプランジャ4が磁気吸引されて衝接部4eがコア1
の先端に衝接し、コイル3の通電が止まればスプリング
5の復帰力でプランジャ4がもとの位置になるという往
復運動を行う。この運動によってプランジャ4の先端部
4dが図示しない負荷を制御する。
本実施例によれば、プランジャ4は磁性金属筒4aを用
い、この磁性金属筒4aの貫通孔4cを通じて先端部4dおよ
びコア1との衝接部4eが合成樹脂で一体成形されている
ことにより、構成部品点数が極少で生産性が高く低コス
トとなる。そして、プランジャ4の仕上り寸法精度が良
好であり、軽量化される。さらに、コア1の衝接部4eが
合成樹脂のために作動音が極小で耳障りな音を発生しな
い。
また、プランジャ4のヨーク6先端内側面と摺接する摺
接面4fも合成樹脂による一体成形であるため、ヨーク6
との摺接による騒音を小さくでき、かつ、ヨーク6の摺
接面の摩耗を小さくできる。
発明の効果 以上述べた通り、本発明によれば、プランジャの構成部
品点数が少なく生産性が高く低コストであるとともに、
軽量で仕上り寸法精度の良い効果が得られ、さらに、作
動音も極小である効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るソレノイドの実施例を示す縦断面
図、第2図はそのプランジャの斜視図である。 1……コア、3……コイル、4……プランジャ、4a……
磁性金属筒、4b……合成樹脂による一体成形部、4c……
貫通孔、4d……先端部、4e……衝接部、4f……摺接面、
6……ヨーク。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コアと、このコアに巻装したコイルと、前
    記コアに磁気吸引されるプランジャと、前記コアと磁気
    結合され前記プランジャの外側面に至るヨークとを備
    え、前記プランジャは、磁性金属筒の貫通孔を通じて先
    端部および前記コアとの衝接部が合成樹脂で一体成形さ
    れたことを特徴とするソレノイド。
  2. 【請求項2】プランジャの先端部から磁性金属筒の外側
    面に沿って合成樹脂による摺接面が一体成形されたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のソレノイド。
JP21817187A 1987-09-01 1987-09-01 ソレノイド Expired - Lifetime JPH07118415B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6461003A JPS6461003A (en) 1989-03-08
JPH07118415B2 true JPH07118415B2 (ja) 1995-12-18

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