JPS5840584Y2 - 電磁プランジャのダンパ装置 - Google Patents

電磁プランジャのダンパ装置

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JPS5840584Y2
JPS5840584Y2 JP1976086565U JP8656576U JPS5840584Y2 JP S5840584 Y2 JPS5840584 Y2 JP S5840584Y2 JP 1976086565 U JP1976086565 U JP 1976086565U JP 8656576 U JP8656576 U JP 8656576U JP S5840584 Y2 JPS5840584 Y2 JP S5840584Y2
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JP
Japan
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hole
iron core
movable
core
magnetic yoke
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Expired
Application number
JP1976086565U
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English (en)
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JPS534250U (ja
Inventor
昇 熊木
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電磁プランジャの吸引時に衝撃を吸収する
ためのダンパ装置に関し、その目的と′するところは非
吸引時に可動鉄心が振動しないよプに所定の弾性圧力を
与えて保持し、かつ、吸引時の衝撃を効果的に吸収する
ように改善することにある。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図において、本考案に係るダンパ装置11は、後述
の可動鉄心25が挿入される貫通孔14と、この貫通孔
14を中心に略円環状に形成された中空部12と、貫通
孔14の周囲に同心的にかつ同一の高さで形成された合
計8個の突起部13とを有するよう成形されたゴムなど
の弾性体より戊る。
このダンパ装置11は第2図に示すように電磁プランジ
ャ21に取り付けられる。
電磁プランジャ21はコイルボビン23に巻回されたコ
イル22を有している。
このコイルボビン23にはボビン孔24が設けられてお
り、このボビン孔24内に、その長手方向に移動自在に
可動鉄心25が配設されている。
このボビン孔24の右端側には固定鉄心27が配されて
おり、この固定鉄心27は磁気ヨーク28に連結してい
る。
この磁気ヨーク28はコイル22及びコイルボビン23
等を囲むように配されており、可動鉄心25及び固定鉄
心27とともに磁気回路を形成する。
そして可動鉄心25の左端側には、磁気ヨーク28の端
部と平行に対向するつば部26が図示しないEリング等
により取付けられており、また図示しないスプリング等
で矢印方向に付勢されている被制御部31が嵌合してい
る。
上記ダンパ装置11は、その貫通孔14に可動鉄片25
が貫通するようにして、つば部26と磁気ヨーク28と
の間に配設され、突起部13が可動鉄心15の移動範囲
内で常時つば部26に当接するとともに、中空部12を
介してこの突起部13とは反対側の面が磁気ヨーク28
の端部と当接している。
コイル22の非励磁時においても第2図Aに示すように
弾性体でなるダンパ装置11の復元力により突起部13
がつば部26に当接しており、このようにしてつば部2
6が付勢されることによってつば部26と磁気ヨーク2
8の端部との平行度が保たれて可動鉄心25は一定の状
態に保持され、可動鉄心25がボビン孔24内で振動し
たり、がたついたりすることが防止される。
すなわちボビン孔24と可動鉄心25との間に微少間隙
aを設けることが可動鉄心25をなめらかに摺動させる
うえで不可欠であるが、このような微少間隙aにより可
動鉄心25がボビン孔24内でがたつくことがあり、プ
ランジャの作動に支障のある場合もあるので、上記のよ
うにしてがたつきを防止しているのである。
コイル22を励磁すると、磁気回路内の空隙すなわち可
動鉄心25の右端面と固定鉄心27の受面(左端面)と
の間の空隙が狭くなるように、可動鉄心25が固定鉄心
27の受面側に吸引され、可動鉄心25に嵌合している
被制御部31が図示しないスプリング等による付勢力に
打勝って右方向に引張られる。
このときダンパ装置11は磁気ヨーク28の端部とつば
部26との間で第2図Bに示すように押しつぶされるよ
うに押圧される。
この押圧の最初の段階、すなわち、中空部12が押しつ
ぶされて内壁面が接触するまでの段階では、ダンパ装置
11のバネ定数は主にゴムの撓みの力に依存することに
なり、比較的小さな抵抗をつば部26に与えることにな
る。
つぎの段階で沖空部11が押しつぶされ、内壁面が接触
するようになると、つば部26の押圧に対するダンパ装
置11のバネ定数は突起部13を含めた弾性体自体の厚
み方向の圧縮圧力に依存することになり、つば部26に
対する抵抗力は極めて大きなものとなる。
すなわち、可動鉄心25の吸引ストロークの最初がら弱
い力で制動が加えられ、最終点で極めて大きな力で制動
が行われることになり、より効果的な衝撃吸収を行うこ
とができる。
したがって、大きな衝撃音を生じることを防止できる。
なお、突起部13の形状は第1図に示すものに限られず
第3図に示すように円環状の突起部15.16としても
よい。
また、各突起部の高さを第3図Bに示すように変えれば
、ダンパ装置11はその押圧方向の変位に応じて何段階
もの異なるバネ定数を持つようにすることが可能である
この場合も突起部15.16の各々については同一の高
さに形成されているので、つば部26と磁気ヨーク28
の端部との平行度は保たれ、がたつきの防止ができる。
このように、ダンパ装置11のバネ定数を押圧方向の変
位に応して多数段階に設定し、徐々に可動鉄心の吸引に
対する抵抗を強くするように構成すれば、より効果的な
衝撃吸収が可能である。
以上、実施例について説明したように、本考案によれば
極めて効果的な衝撃吸収を行い得、大きな衝撃音の発生
を防止するダンパ装置を実現できる。
また、非吸引時に可動鉄心のがたつきをなくすことが可
能である。
さらに、この考案によるダンパ装置は一体成形により製
造することが可能であるからコストの問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のl実施例を示すもので、Aは正面図、
Bは縦断面図、第2図は第1図に示すダンパ装置を取り
付けた電磁プランジャを示す縦断面図で、Aは非吸引時
、Bは吸引時をそれぞれ示し、第3図は変形例を示すも
ので、Aは正面図、Bは縦断面図である。 11・・・・・・ダンパ装置、12・・・・・・中空部
、13,15.16・・間突起部、14・・・・・・貫
通孔、21・・・・・・電磁プランジャ、22・・・・
・・コイル、23・・・・・・コイルボビン、24・・
・・・・ボビン孔、25・・・・・・可動鉄心、26・
・・・・・つば部、27・・曲固定鉄心、28・・・・
・・磁気ヨーク、31・・・・・・被制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気回路を形成する磁気ヨークに取付けられたコイルボ
    ビンのボビン孔内にその長手方向に移動自在に可動鉄心
    を配設するとともに、前記可動鉄心と磁気的に結合する
    固定鉄心を前記ボビン孔内に設け、前記固定鉄心の受面
    に前記可動鉄心の一端側を吸引するようにしたプランジ
    ャ型ソレノイドにおいて、前記可動鉄心の他端側に一体
    的に固定され前記磁気ヨークの端部と平行に対向するつ
    ば部と、このつば部と前記磁気ヨークの端部との間に配
    設される弾性体とを設け、前記弾性体に、前記可動鉄心
    が挿入される貫通孔と、この貫通孔を中心に略円環状に
    形成された中空部と、前記貫通孔の周囲に同心的にかつ
    同一の高さで形成された突起部とを設け、さらに前記弾
    性体は、前記可動鉄心の移動範囲内で常時、前記突起部
    が前記つば部に当接するとともに、前記中空部を介して
    前記突起部と反対側の面が前記磁気ヨークの端部と当接
    するように配設されたことを特徴とするプランジャ型ソ
    レノイドのダンパ装置。
JP1976086565U 1976-06-30 1976-06-30 電磁プランジャのダンパ装置 Expired JPS5840584Y2 (ja)

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JPS534250U JPS534250U (ja) 1978-01-14
JPS5840584Y2 true JPS5840584Y2 (ja) 1983-09-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926574Y2 (ja) * 1979-08-07 1984-08-02 リコ−計器株式会社 ソレノイドにおけるプランジヤ用クツシヨン装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026903U (ja) * 1973-07-02 1975-03-28

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JPS5353869Y2 (ja) * 1974-04-30 1978-12-23

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JPS5026903U (ja) * 1973-07-02 1975-03-28

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