JPH07118156B2 - デ−タ再生装置 - Google Patents

デ−タ再生装置

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JPH07118156B2
JPH07118156B2 JP62119076A JP11907687A JPH07118156B2 JP H07118156 B2 JPH07118156 B2 JP H07118156B2 JP 62119076 A JP62119076 A JP 62119076A JP 11907687 A JP11907687 A JP 11907687A JP H07118156 B2 JPH07118156 B2 JP H07118156B2
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
    • G11B5/00813Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
    • G11B5/00878Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes transducing different track configurations or formats on the same tape
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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    • G11B5/035Equalising

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例 (G−1)第1の実施例(第1図) (G−2)第2の実施例(第2図,第3図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、磁性層にデジタル記録されたデータを再生す
るデータ再生装置に関し、例えば、磁化容易軸が顕著に
現れる磁性層を有する蒸着型磁気テープ等を使用するデ
ジタルビデオテープレコーダ等に適用される。
B.発明の概要 第1の発明は、磁化容易軸が顕著に現れる磁性層にデジ
タル記録されたデータを再生するデータ再生装置におい
て、データが記録されている上記磁性層のトラックパタ
ーンの方向に応じて、イコライザ回路のイコライザ特性
を変化させることにより、磁化容易軸が顕著に現れる磁
性層を有する蒸着型磁化テープ等を用いてビット誤り率
の低いデータ再生を行い得るようにしたものである。
第2の発明は、複数の種類の磁性層にデジタル記録され
たデータを再生するデータ再生装置において、データが
記録されている上記磁性層のトラックパターンの方向と
磁気磁性層の種類に応じて、イコライザ回路のイコライ
ザ特性を変化させることにより、磁化特性の異なる磁性
層を有する塗布型テープや蒸着型テープ等を用いてビッ
ト誤り率の低いデータ再生を行い得るようにしたもので
ある。
C.従来の技術 従来より、ビデオ信号やオーディオ信号をデジタル化し
て回転磁気ヘッドにより磁気テープに記録するようにし
たヘリカルスキャン型のデジタルビデオテープレコーダ
やデジタルオーディオテープレコーダが提供されてい
る。
例えば、8ミリビデオ方式のビデオテープレコーダ(VT
R)では、オーディオ信号をPCM符号化するとともに時間
軸圧縮した後にバイフェーグマーク変調して、磁気テー
プ上のビデオトラックに連続して形成されたオーディオ
トラックに回転磁気ヘッドにより記録するようになって
いる。
ここで、バイフェースマーク変調方式を採用した記録系
は、周波数f1およびf2の比が1:2の正弦波でなる周波数
信号S1およびS2をゼロクロス点が一致するような位相関
係を保たせながらデジタルデータとして磁気テープに記
録する。例えば第4図の(A)に示すように、オーディ
オデータが論理「0」のときには、低い周波数f1=2.9M
Hzの周波数信号S1を記録し、また、オーディオデータが
論理「1」のときには、高い周波数f1=5.8MHzの周波数
信号S2を記録する。
このようにしてオーディオトラックに記録されたオーデ
ィオデータを再生する際には、上記オーディオトラック
から再生される周波数信号S1,S2のゼロクロス点を検出
して、例えばPLL(phase locked loop)構成のサンプリ
ングパルス発振器により上記周波数信号S2と4倍の周波
数(23.2MHz)で上記ゼロクロス点に位相固定した第4
図の(B)に示すような発振パルスPLL0を得て、この発
振パルスPLL0のうち、低い周波数f1の周波数信号S1に対
して45゜の位相間隔を保ち、また、高い周波数f2の周波
数信号S2に対して90゜の位相間隔を保つ、第4図の
(C)に示すようなパルスをサンプリングパルスPSとし
て用いる。そして、上記オーディオトラックから再生さ
れる周波数信号S1,S2を上記サンプリングパルスPSにて
サンプリングして、上記周波信号S1のサンプリング出力
レベル(LV1)の再生データの論理「0」レベルとし、
また、上記周波数信号S2のサンプリング出力レベル(LV
2)を再生データの論理「1」レベルとする復調処理を
行う。
実際の再生系では、第5図に示すように、磁気テープ51
上のトラックをトレースする回転磁気ヘッド52による再
生信号(周波数信号S1,S2)をロータリートランス53を
介して取り出して、再生増幅回路54からイコライ回路55
を介して復調回路56に供給し、上記磁気ヘッド52やロー
タリートランス53等の周波数特性が上記再生信号の信号
レベルに及ぼす影響をイコライザ回路55により補正し
て、上記復調回路56において上記周波数信号S1のサンプ
リング出力レベル(LV1)と上記周波数信号S2のサンプ
リング出力レベル(LV2)とを明確に識別できるように
している。
また、従来より、通常の記録動作(所謂SP)モードと長
時間記録動作(所謂LP)モードをテープ走行速度の切り
換えにより実現したビデオテープレコーダが提供されて
いる。
さらに、ビデオテープレコーダに使用する磁気テープと
しては、磁気材料を塗布することによりベースに磁性層
を形成した塗布型磁気テープや磁性材料のスパッタリン
グ等によりベースに磁性層を形成した蒸着型磁気テープ
が用いられている。
D.発明が解決しようとする問題点 ところで、テープ走行速度を切り換えて所謂SPモードや
LPモードの記録動作を行うことができるようになりヘル
カルスキャン型のテープレコーダでは、例えば第6図に
SPモードにおける磁気テープ51a上のトラックパターン
を示し、第7図にLPモードにおける磁気テープ51b上の
トラックパターンを示してあるように、テープ走行素度
を切り換えることになり、磁気テープ51a,51bに対する
回転磁気ヘッド52a,52bの走査方向が変わり、トラック
パターンの傾斜角が変化する。また、特定の方向に磁化
され易い磁化特性を呈する磁化容易軸の有る磁性層を形
成した磁気テープでは、トラッパターンの方向に応じて
再生信号の周波数特性や位相特性が変化する。特に、蒸
着型磁気テープ7は、一般に斜方蒸着によりある方向に
配向した磁性粒子にて磁性層が形成されているので、塗
布型磁気テープ等と比較して磁化容易軸が顕著に現れ
る。また、一般に、塗布型磁気テープは、低域において
は一様で高域になるに従って急激に低下するような周波
数特性を呈する。これに対して、蒸着型磁気テープは、
塗布型磁気テープよりも低減では再生レベルが低いが高
域まで再生出力が得られるような周波数特性を呈する。
従って、特定のイコライザ特性を呈するイコライザ回路
55を設けた従来のデータ再生系では、動作モードや磁気
テープの種類等により再生信号の周波数特性が変化する
と上記イコライザ回路で適正な補正を行うことができ
ず、再生データのビット誤り率が高くなってしまうとい
う問題点があった。
そこで、第1の発明は、上述の如き従来の問題点に鑑
み、磁化容易軸が顕著に現れる磁性層を有する蒸着型磁
気テープ等を用いて、ビット誤り率の低いデータ再生を
行うことができるようにした新規な構成のデータ再生装
置を提供することを目的とする。
また、第2の発明は、塗布型磁気テープと磁化容易軸が
顕著に現れる磁性層を有する蒸着型磁気テープ等、磁化
特性の異なる磁性層を有する複数種類の磁気テープを用
いて、ビット誤り率の低いデータ再生を行うことができ
るようにした新規な構成のデータ再生装置を提供するこ
とを目的とする。
E.問題点を解決するための手段 第1の発明は、上述の如き問題点を解決するために、磁
化容易軸が顕著に現れる磁性層にデジタル記録されたデ
ータを再生するデータ再生装置において、イコライザ特
性が可変自在なイコライザ回路と、再生動作モードを検
出して上記イコライザ回路のイコライザ特性を変化させ
る制御手段と設け、データが記録されている上記磁性層
のトラックパターンの方向に応じて、上記イコライザ回
路のイコライザ特性を上記制御手段により変化させるよ
うにしたことを特徴としている。
また、第2の発明は、上述の如き問題点を解決するため
に、複数の種類の磁性層にデジタル記録されたデータを
再生するデータ再生装置において、再生動作モードを検
出する検出手段と、上記磁性層の種類を検出する検出手
段と、イコライザ特性が可変自在なイコライザ回路と、
上記各検出手段による各検出出力に基づいて上記イコラ
イザ回路のイコライザ特性を変化させる制御手段とを設
け、データが記録されている上記磁性層のトラックパタ
ーンの方向と上記磁性層の種類に応じて、上記イコライ
ザ回路のイコライザ特性を上記制御手段により変化させ
ることようにしたことを特徴としている。
F.作用 第1の発明に係るデータ再生装置では、再生動作モード
を検出し、データが記録されている磁性層のトラックパ
ターンの方向に応じて、イコライザ回路のイコライザ特
性を制御することにより、磁化容易軸が顕著に現れる磁
性層から再生される再生信号に上記イコライザ回路で最
適補正処理を施す。
また、第2の発明に係るデータ再生装置では、磁性層の
種類と再生動作モードを検出してイコライザ回路のイコ
ライザ特性を制御することにより、複数の種類の磁性層
から再生される再生信号に上記イコライザ回路により再
生信号に最適補正処理を施す。
G.実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に従い詳細に説
明する。
(G−1)第1の実施例 第1図のブロック図に示す実施例は、蒸着型磁気テープ
1を用いて回転磁気ヘッド2によりデータの記録再生を
行うヘリカルスキャン型の磁気記録再生装置に本発明を
適用したもので、上記回転磁気ヘッド2からロータリー
トランス3を介して取り出される再生信号が再生増幅回
路4を介して供給されるイコライザ特性の切り換え自在
なイコライザ回路5と、制御入力部10から供給される制
御入力にて指定される動作モードの制御動作を行うシス
テムコントローラ11とを備え、上記システムコントロー
ラ11により、上記制御入力にて指定される動作モードに
応じてテープ走行速度を切り換えて、上記蒸着型磁気テ
ープ1をSPモードあるいはLPモードの各モードの速度で
走行させるように図示しない走行駆動系の動作制御を行
うとともに、上記SPモードあるいはLPモードの各モード
に応じて上記イコライザ回路5のイコライザ特性の切り
換え制御を行い、上記イコライザ回路5にて補正処理を
施した再生信号から復調回路6で再生データを復調して
信号出力端子7より出力するように構成されている。
この実施例において、上記回転磁気ヘッド2は、図示し
ない回転駆動系により定速回転駆動されるようになって
いる。また、上記磁気テープ1には、予めSPモードある
いはLPモードでデータがバイフェーズマーク変調にてデ
ジタル記録されているものとする。
そして、上記回転磁気ヘッド2にて上記磁気テープ1上
の記録層を走査することにより得られる再生信号は、ロ
ータリトランス3を介して再生増幅器4に供給され、上
記再生増幅回路4からイコライザ回路5を介して復調回
路6に供給されている。
上記イコライザ回路5は、そのイコライザ特性を決める
2個のコンデンサ9A,9Bが切り換えスイッチ8にて選択
的に接続されるようになっている。上記切り換えスイッ
チ8は、SPモードのときに一方のコンデンサ9Aを選択
し、LPモードのときに他方のコンデンサ9Bを選択するよ
うに、上記システムコントローラ11により制御される。
ここで、上記コンデンサ9A,9Bは、上記蒸着型磁気テー
プ1にデータをデジタル記録した際の動作モード(SPモ
ードあるいはLPモード)によるトラックパターンの方向
の変化による特性変化に対応したイコライザ特性を与え
るように設定されている。すなわち、一方のコンデンサ
9Aの容量値は、SPモードにおける磁気テープ1上のトラ
ックパターンを回転磁気ヘッド2がトレースすることに
より得られる再生信号について、上記復調回路6におい
て適正に復調動作を行い最もビット誤り率の低い再生デ
ータが得られるイコライザ特性を与えるように設定され
ている。また、他方コンデンサ9Bの容量値は、LPモード
における磁気テープ1上のトラックパターンを回転磁気
ヘッド2がトレースすることにより得られる再生信号に
ついて、上記復調回路6において適正に復調動作を行い
最もビット誤り率の低い再生データが得られるイコライ
ザ特性を与えるように設定される。
従って、この実施例では、磁化容易軸が顕著に現れる磁
性層を有する蒸着型磁気テープ1にデジタル記録されて
いるデータを再生する際に、その再生動作モードすなわ
ち上記蒸着型磁気テープ1上のトラックパターンの方向
の応じたイコライザ特性を与える上記イコライザ回路5
によって再生信号に最適補正処理を施して、再生信号か
らビット誤り率の低い再生データを復調回路6にて復調
することができる。
(G−2)第2の実施例 また、第2図のブロック図に示す実施例は、磁化特性の
異なる3種類の磁気テープ21を選択的に使用して回転磁
気ヘッド22によりデータの記録再生を行うヘリカルスキ
ャン型の磁気記録再生装置に本発明を適用したもので、
上記回転磁気ヘッド22からロータリートランス23を介し
て取り出される再生信号が再生増幅回路24を介して供給
されるイコライザ特性の切り換え自在なイコライザ回路
25と、各種動作モードの制御動作を行うシステムコント
ローラ31と、上記磁気テープ21の種類を判別するテープ
種類判別回路32と、上記磁気テープ21の走行速度を検出
する速度検出回路33を備え、上記システムコントローラ
31により、上記磁気テープ21をSPモードあるいはLPモー
ドの各モードの速度で走行させるように走行駆動系40の
動作制御を行うとともに、上記各モードと上記磁気テー
プ21の種類に応じて上記イコライザ回路25のイコライザ
特性の切り換え制御を行い、上記イコライザ回路25にて
補正処理を施した再生信号から復調回路26で再生データ
を復調して信号出力端子27より出力するように構成され
ている。
ここで、上記磁気テープ21は、蒸着型磁気テープ,塗布
型金属系磁気テープあるいは塗布型酸化鉄系磁気テープ
が使用され、予めSPモードあるいはLPモードでデータが
バイフェーズマーク変調にてデジタル記録されているも
のとする。
この実施例において、上記磁気テープ21の駆動走行系40
は、ピンチローラ41との間に上記磁気テープ21を挟持し
たキャプスタン軸42をキャプスタンモータ43にて回転駆
動することによって、上記磁気テープ21を走行させるよ
うになっている。上記キャプスタンモータ43には、その
回転数すなわちテープ走行速度に応じた周波数信号を発
生する周波数発電機(所謂FG)が設けられており、第1
のFGヘッド44の出力が上記速度検出回路33に供給され、
第2のFGヘッド45の出力が速度サーボ回路46に供給され
ている。
上記速度サーボ回路46は、上記第2のFGヘッド45の出力
から速度誤差信号を形成して信号加算器47に供給してい
る。上記信号加算器47は、図示しないトラッキングサー
ボ回路、例えば8ミリビデオテープレコーダ等における
トラッキング制御に採用されている所謂ATF(Automatic
Track Finding)制御回路によるトラッキング誤差信号
が供給されており、上記速度誤差信号とトラッキング誤
差信号とを加算したサーボ信号をモータ駆動回路48に供
給している。
上記モータ駆動回路48は、上記信号加算器47から上記速
度誤差信号とトラッキング誤差信号とを加算したサーボ
信号が帰還されることにより、速度サーボとトラッキン
グサーボがかけられ、上記システムコントローラ31にて
指定されるSPモードあるいはLPモードにおける所定の速
度で上記キャプスタンモータ43を回転駆動させる。
そして、上記速度検出回路33は、上記キャプスタンモー
タ43の回転速度を上記第1のFGヘッド44の出力から検出
して、上記磁気テープ21がSPモードあるいはLPモードの
どちらのモードに対応する速度で走行しているかを示す
速度検出出力を上記システムコントローラ31に供給する
ようになっている。また、上記テープ種類判別回路32
は、上記磁気テープ21が蒸着型磁気テープであるか塗布
型金属系磁気テープであるかあるいは塗布型酸化鉄系磁
気テープであるかを示す判別出力と上記出力31に供給す
るようになっている。
また、上記回転磁気ヘッド22は、図示しない回転駆動系
により定則回転駆動されるようになっている。
そして、上記回転磁気ヘッド22にて上記磁気テープ21上
に記録層を走査することにより得られる再生信号は、ロ
ータリトランス23を介して再生増幅器24に供給され、上
記再生増幅器24からイコライザ回路25を介して復調回路
26に供給されている。
上記イコライザ回路25は、そのイコライザ特性を決める
4個のコンデンサ29A,29B,29C,29Dが上記システムコン
トローラ31により制御される切り換えスイッチ28にて選
択的に接続されるようになっている。
ここで、第1のコンデンサ29Aは、蒸着型磁気テープにL
Pモードでデジタル記録したデータの再生信号につい
て、第3図に特性線(A)で示す上記復調回路26から得
られる再生データのビット誤り率が最も低くなるよう
に、上記イコライザ回路25にて上記再生データに最適補
正補正を施すイコライザ特性を与える容量値C1に設定さ
れる。また、第2のコンデンサ29Bは、蒸着型磁気テー
プにSPモードでデジタル記録したデータの再生信号につ
いて、第3図に特性線(B)で示す上記復調回路26から
得られる再生データのビット誤り率が最も低くなるよう
に、上記イコライザ回路25にて上記再生データに最適補
正補正を施すイコライザ特性を与える容量値C2に設定さ
れる。さらに、第3のコンデンサ29Cは、塗布型金属系
磁気テープにデジタル記録したデータの再生信号につい
て、第3図に特性線(C)で示す上記復調回路26から得
られる再生データのビット誤り率が最も低くなるよう
に、上記イコライザ回路25にて上記再生データに最適補
正補正を施すイコライザ特性を与える容量値C3に設定さ
れる。さらにまた、第4のコンデンサ29Dは、塗布型酸
化鉄系磁気テープにデジタル記録したデータの再生信号
について、第3図に特性線(D)で示す上記復調回路26
から得られる再生データのビット誤り率が最も低くなる
ように、上記イコライザ回路25にて上記再生データに最
適補正補正を施すイコライザ特性を与える容量値C4に設
定される。
そして、上記システムコントローラ31は、上記テープ種
類判別回路32による判別出力と上記速度出力回路33によ
る検出出力に基づいて、上記切り換えスイッチ28の切り
換え制御を行い、上記磁気テープ21の種類および再生動
作モードに応じて上記イコライザ回路25のイコライザ特
性を切り換える。
従って、この実施例では、蒸着型磁気テープや塗布型金
属系磁気テープあるいは塗布型酸化鉄系磁気テープ等の
各種磁気テープ21にデジタル記録されているデータの再
生信号に上記イコライザ回路25により上記磁気テープ21
の種類および再生動作モードに応じた最適補正処理を施
し、復調回路26にて再生信号からビット誤り率の低い再
生データを復調して信号出力端子27に得ることができ
る。
H.発明の効果 第1の発明に係るデータ再生装置では、再生動作モード
を検出し、データが記録されている磁性層のトラックパ
ターンの方向に応じて、イコライザ回路のイコライザ特
性を制御することにより、磁化容易軸が顕著に現れる磁
性層から再生される再生信号に上記イコライザ回路で上
記トラックパターンに応じた最適補正処理を施して、ビ
ット誤り率の低いデータ再生を行うことができる。
また、第2の発明に係るデータ再生装置では、磁性層の
種類と再生動作モードを検出してイコライザ回路のイコ
ライザ特性を制御することにより、複数の種類の磁性層
から再生される再生信号に上記イコライザ回路で上記磁
性層の種類と再生動作モードに応じた最適補正処理を施
して、ビット誤り率の低いデータ再生を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の実施例を示すブロック図であり、
第2図は第2の発明の実施例を示すブロック図であり、
第3図は上記第2の発明の実施例の動作を説明するため
の特性線図である。 第4図はデジタル記録に採用されるバイフェーズマーク
変調方式のデータ再生手法を説明するための信号波形図
である。 第5図は従来のデータ再生系の構成を示すブロック図で
ある。 第6図はSPモードのトラックパターンを示す模式図であ
り、第7図はLPモードのトラックパターンを示す模式図
である。 1,21……磁気テープ 2,22……回転磁気ヘッド 3,23……ロータリートランス 5,25……イコライザ回路 6,26……復調回路 7,27……信号出力端子 8,28……切り換えスイッチ 10……制御入力部 11,31……システムコントローラ 32……テープ種類判別回路 33……速度検出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁化容易軸が顕著に現れる磁性層にデジタ
    ル記録されたデータを再生するデータ再生装置におい
    て、 イコライザ特性が可変自在なイコライザ回路と、再生動
    作モードを検出して上記イコライザ回路のイコライザ特
    性を変化させる制御手段とを設け、 データが記録されている上記磁性層のトラックパターン
    の方向に応じて、上記イコライザ回路のイコライザ特性
    を上記制御手段により変化させるようにしたことを特徴
    とするデータ再生装置。
  2. 【請求項2】上記磁性層は、蒸着型磁気テープの磁性層
    であって、データが斜め記録されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のデータ再生装置。
  3. 【請求項3】複数の種類の磁性層にデジタル記録された
    データを再生するデータ再生装置において、 再生動作モードを検出する検出手段と、上記磁性層の種
    類を検出する検出手段と、イコライザ特性が可変自在な
    イコライザ回路と、上記各検出手段による各検出出力に
    基づいて上記イコライザ回路のイコライザ特性を変化さ
    せる制御手段とを設け、 データが記録されている上記磁性層のトラックパターン
    の方向と上記磁性層の種類に応じて、上記イコライザ回
    路のイコライザ特性を上記制御手段により変化させるよ
    うにしたことを特徴とするデータ再生装置。
  4. 【請求項4】上記複数の磁性層は、蒸着型磁気テープと
    塗布型磁気テープの各磁性層であって、それぞれデータ
    が斜め記録されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載のデータ再生装置。
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