JPH07117581A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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JPH07117581A
JPH07117581A JP29120693A JP29120693A JPH07117581A JP H07117581 A JPH07117581 A JP H07117581A JP 29120693 A JP29120693 A JP 29120693A JP 29120693 A JP29120693 A JP 29120693A JP H07117581 A JPH07117581 A JP H07117581A
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JP
Japan
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weather strip
roof side
shape
front pillar
hollow
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JP29120693A
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Masahiro Nozaki
政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のフロントピラーからルーフサイドへ
と一連に取付けられるウエザストリップであって、型成
形部分を含まず生産性のよい、かつ見栄えのよいウエザ
ストリップを得ることである。 【構成】 全長にわたる一連の取付基部と中空状のシー
ル部を備えた押出成形のウエザストリップのうち、フロ
ントピラーに沿う部分2Aのシール部22aを押出され
た中空のままとし、フロントピラーからルーフサイドへ
移る部分2Bのシール部22bを徐々につぶして中空状
からリップ状へ徐変する形状とし、ルーフサイドに沿う
部分2Cのシール部22cを完全につぶしてリップ状と
し、1本の押出成形のウエザストリップのシール部の形
状が連続的に変化する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウエザストリッ
プ、特にフロントピラーからルーフサイドにかけて一連
に取付けられるウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように自動車のフロントピラ
ー1Aおよびクォータピラーを含むルーフサイド1Bに
は一連にウエザストリップ2が取付けられている。
【0003】図4に示すように、ウエザストリップ2は
フロントピラ1Aに沿うリテーナ41およびルーフサイ
ド1Bに沿うドリップレール42に取付けられる取付基
部21と、シール部22を備えている。取付基部21は
ウエザストリップ全長にわたり共通の断面形状を有する
が、シール部22は部分的に形状が異なっている。
【0004】即ち、フロントピラー1Aに沿う部分2A
では、風切音防止対策として図4(B)に示すように、
車体とドアサッシ3との隙間開口を閉じるべく中空状シ
ール部22aとしてあり、ルーフサイド1Bに沿う部分
2Cでは図4(D)に示すように車体とドアサッシ3と
の間に水受けのドリップ5を形成すべくリップ状シール
部22cとしてある。そしてフロントピラー1Aからル
ーフサイド1Bに移るコーナ部分2Bでは図4(c)に
示すように中空状からリップ状へと徐変する徐変シール
部22bとしてある。
【0005】そしてこのウエザストリップ2は、中空状
シール部22aをもつ部分2A、リップ状シール部22
cをもつ部分2Cをそれぞれ押出成形し、これ等を、徐
変シール部22bをもつ部分2Bを型成形して接続して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のウ
エザストリップでは、2種類のウエザストリップを押出
成形し、これ等を型成形のウエザストリップで接続する
ために多くの工数を要し、また押出成形部分と型成形部
分とでは色調が異なるために見栄えが損なわれるという
問題がある。
【0007】そこで本発明は、中空状シール部、徐変シ
ール部およびリップ状シール部を有する一連の押出成形
のウエザストリップを提供し、もってウエザストリップ
の製造工数を低減し、かつ見栄えを向上させることを課
題としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に示すよう
に、取付基部21と中空状のシール部22を一連に備え
た押出成形のウエザストリップの、フロントピラーから
ルーフサイドに移るコーナ部分2Bのシール部をつぶし
て、フロントピラーに沿う部分2Aの中空状シール部2
2aの形状からリップ状に徐変する徐変シール部22b
に成形し、ルーフサイド1Bに沿う部分2Bの中空状シ
ールを一連につぶしてリップ状シール部22cに成形
し、押出成形の一本のウエザストリップのシール部の形
状が連続的に変化する構造としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のウエザストリップは、連続的に押出さ
れるウエザストリップの中空状シール部を押付タイミン
グおよび押付力を制御しつつローラにてつぶし加工する
ことにより得られる。しかして本発明のウエザストリッ
プは生産性にすぐれ、かつ全体が一連の押出成形体であ
るので見栄えがよい。
【0010】
【実施例】本発明のウエザストリップの実施例を、図
1、図2および図3により、製造方法とともに説明す
る。
【0011】自動車のフロントピラー1Aからルーフサ
イド1Bにかけて取付けられる本発明のウエザストリッ
プ2は、一連の押出成形のウエザストリップで構成され
ている。ウエザストリップ2は取付基部21と、シール
部22と、サブシール部23を備えている。
【0012】断面C字形の取付基部21と、リップ状の
サブシール部23は全長にわたって共通の断面形状を有
する。シール部22は長さ方向に断面形状が異なってい
る。即ち、図1(B)に示すようにウエザストリップ2
のうち、フロントピラー1Aに沿う部分2Aでは、シー
ル部は中空状シール部22aを形成し、図1(C)に示
すようにフロントピラー1Aからルーフサイド1Bに移
る部分2Bでは中空状シール部22aの中空形状から徐
々につぶされてリップ状に変化する徐変シール部22b
を形成し、ルーフサイド1Bに沿う部分2Cでは、シー
ル部22が完全につぶされたリップ状シール部22cを
形成している。
【0013】図2は本発明のウエザストリップの製造の
実施例を示すものである。図2(A)に示すようにウエ
ザストリップ2は、押出機5から押出され、加硫槽6、
冷却槽7を経て裁断機8に送られ、所定の長さに裁断さ
れる。押出機5と加硫槽6の間には、図2(B)に示す
ように受けローラ9aと上下動可能の押えローラ9bと
よりなるローラ9が、押出されたウエザストリップ2の
中空状シール部22を上下に挟む位置に配設してある。
このローラ9の作動タイミングおよび押付け力は、、ウ
エザストリップ2の押出速度とともに図略の制御手段に
より制御されるようになっている。
【0014】押出機5より取付基部21と中空状シール
部22を備えたゴムのウエザストリップ2が押出され
る。押出されたウエザストリップ2が図1に示すウエザ
ストリップの部分2Cでシール部22がローラ9で完全
に押しつぶされてリップ状に成形され、部分2Bに至る
と押えローラ9bが徐々に上方へ移動してシール部22
はリップ状から押出されたままの中空状へと徐変する形
状に成形され、部分2Aではシール部22は押付けられ
ず中空のまま送られる。
【0015】このように断面形状が所定部分で変形する
ウエザストリップが一連の押出成形により生産性よく製
造される。また型成形部が介在しないから見栄えがよ
く、かつリップ状の部分は未加硫の状態でつぶされるの
で形状が安定である。
【0016】しかして、得られたシール部が変化するウ
エザストリップは、これを図1(A)に示すようにアー
チ状に湾曲させて自動車に装着する。
【0017】
【発明の効果】しかして本発明のウエザストリップは押
出成形の一連のウエザストリップで構成されるから、生
産性がよい。また途中に型成形部が介在しないから見栄
えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明のウエザストリップの全体
概略図、図1(B),図1(C),図1(D)はそれぞ
れ図1(A)のB−B線,C−C線,D−D線に沿う拡
大断面図である。
【図2】図2(A)は本発明のウエザストリップの製造
工程の概略図、図2(B)は図2(A)のB−B線に沿
う断面図である。
【図3】本発明のウエザストリップが適用される自動車
の側面図である。
【図4】図4(A)は従来のウエザストリップの全体概
略図、図4(B),図4(C),図4(D)はそれぞ
れ、図4(A)のB−B線,C−C線,D−D線に沿う
位置でのウエザストリップの取付状態断面図である。
【符号の説明】
1A フロントピラー 1B ルーフサイド 2 ウエザストリップ 2A,2B,2C ウエザストリップの構成部分 21 取付基部 22 シール部 22a 中空状シール部 22b 徐変シール部 22c リップ状シール部 3 ドアサッシ 5 押出機 6 加硫槽 7 冷却槽 8 裁断機 9 ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のフロントピラーからルーフサイ
    ドへと一連に取付けられるウエザストリップであって、
    全長にわたる一連の取付基部と、中空状のシール部とよ
    りなる押出成形のウエザストリップのうち、ルーフサイ
    ドに取付けられる部分のシール部をつぶしてリップ状に
    成形し、フロントピラーからルーフサイドに移るコーナ
    部に取付けられる部分のシール部をつぶして中空状から
    リップ状に徐変する形状に成形してなる自動車用ウエザ
    ストリップ。
JP05291206A 1993-10-27 1993-10-27 自動車用ウエザストリップ Expired - Fee Related JP3099613B2 (ja)

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