JP2881028B2 - ウェザーストリップの製造方法および装置 - Google Patents

ウェザーストリップの製造方法および装置

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JP2881028B2 JP2302073A JP30207390A JP2881028B2 JP 2881028 B2 JP2881028 B2 JP 2881028B2 JP 2302073 A JP2302073 A JP 2302073A JP 30207390 A JP30207390 A JP 30207390A JP 2881028 B2 JP2881028 B2 JP 2881028B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アンカー部と中空シール部とからなるウェ
ザーストリップを、押出成形用ダイから一体的かつ連続
的に押出し成形するようにしたウェザーストリップの製
造方法および装置に関する。
(従来の技術) シールを要する車両の各種部分には、シール部材とし
てのウェザーストリップが多用されている。例えば第10
図に示されている自動車において、フロントドア1を取
り付ける自動車ドア開口2には、当該ドア開口2の縁部
に沿ってドア用ウェザーストリップが装着されている。
このウェザーストリップの装着状態が第11図および第12
図に示されている。
まず第11図に示されているように、ウェザーストリッ
プ3は、車体ボデー側のドア開口フランジ20に装着され
る横断面略Uの字状のアンカー部31と、その側面部に突
設されている中空シール部32とを備えている。アンカー
部31は、一般にEPDM等のソリッドゴムよりなり、その内
部にはU字状に沿って芯材30が埋設されている。またU
字の内側対向両壁面には保持リップ33が突出形成されて
おり、この保持リップ33によって上記ドア開口フランジ
20に対する保持力が得られるようになっている。また前
記中空シール部32は、一般に耐候性にすぐれたエチレン
プロピレン等のスポンジゴムよりなり、上記アンカー部
31に突設されている。
ここで、上記中空シール部32をウェザーストリップの
全長にわたって設けると、ドアを閉鎖する場合に過大な
力が必要となり、また第10図の例えばフロントピラー21
およびルーフサイド22において特に風切音が発生し易く
なること等の理由から、中空シール部32は、フロントピ
ラー21およびルーフサイド22への装着部分のみに形成さ
れる場合が多い。
この中空シール部32の不形成部分においては、第12図
に示されているように、ウェザーストリップ3はアンカ
ー部31のみからなり、第11図に示されている中空シール
部32は設けられていない。
このような構成のウェザーストリップ3におけるアン
カー部31と中空シール部32とを、一体的かつ連続的に押
出し成形することが従来から行なわれている。この一体
的かつ連続的な押出し成形に用いられる押出成形用ダイ
には、上述したウェザーストリップのアンカー部31を押
し出すためのアンカー部成形口と中空シール部32を押し
出すための中空シール部成形口とからなる押出成形口が
設けられており、ウェザーストリップ3の横断面に関す
る全形状が前記押出成形口の全体から押し出され、上記
アンカー部31と中空シール部32からなる全形状が一体的
にしかも連続的に押し出されていくようになっている。
このとき上述したように中空シール部32が不要である
部分に対しては、例えば特開昭61−215145号公報に記載
されているように、中空シール部32を加硫前に押しつぶ
す工程がローラー手段等を用いて施される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このように一旦ウェザーストリップを
全長にわたって成形した後に、不要な中空シール部をつ
ぶすようにした従来のウェザーストリップの製造方法で
は、中空シール部を長手方向に所定の間隔をおいて押し
つぶすという工程を別途付加しなければならず、生産性
が低いという問題があるとともに、押しつぶした部分の
寸法精度が悪く装着性にも問題がある。
そこで本発明は、ウェザーストリップにおけるアンカ
ー部と中空シール部とを一体的に押出し成形する際に、
上記中空シール部の形状、特に中空状あるいは中実状の
設定、および中空シール部の成形・不成形を自在に設定
することができるようにしたウェザーストリップの製造
方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため請求項の1および2にかかる
発明は、車体側フランジ部に装着されるアンカー部と、
該アンカー部に突設される中空シール部とを、押出成形
用ダイの押出成形口から連続的に一体押出成形してウェ
ザーストリップを成形するウェザーストリップの製造方
法において、上記ウェザーストリップの横断面全形状
を、前記押出成形用ダイにおける押出成形口の全体から
押し出すことによって、上記アンカー部と中空シール部
との全形状を一体的に成形する工程と、前記押出成形用
ダイに付設されたシャッターにより、前記押出成形口の
中空シール部を成形する部分の一部を閉塞することによ
って、上記アンカー部の横断面全形状と、中空シール部
の横断面形状の一部をアンカー部側に中空状に維持しつ
つ押しつぶした形状とを一体的に押出し成形する工程
と、前記シャッターにより、前記押出成形口における中
空シール部を成形する部分のうちでアンカー部との接続
部分を除いて閉塞し、上記アンカー部の横断面全形状
と、中空シール部の横断面形状をアンカー部側に中実状
に押しつぶした形状とを一体的に押出し成形する工程
と、前記シャッターにより、前記押出成形口の中空シー
ル部を成形する部分の全部を閉塞し、上記中空シール部
の横断面の全形状をアンカー部側に押しつぶして不形成
状態とし、アンカー部の横断面全形状のみを押出し成形
する工程と、を備える構成になされている。
また請求項3にかかる発明は、車体側フランジ部に装
着されるアンカー部と、該アンカー部に突設される中空
シール部とを、押出成形用ダイの押出成形口から一体的
かつ連続的に押出してウェザーストリップを成形するよ
うにしたウェザーストリップの製造装置において、上記
押出成形用ダイの押出成形口には、該押出成形口におけ
る中空シール部を成形する部分の開口面積を変化させる
シャッターが往復移動自在に付設されてなり、上記シャ
ッターには、押出成形口から押し出されてくる中空シー
ル部をアンカー側に押しつぶす方向に材料を案内する傾
斜誘導面と、中空シール部をアンカー側に押しつぶすこ
とによって余剰となった材料を外部に排出する余剰材料
排出路とが備えられる構成になされている。
(作用) このような構成を有する手段においては、押出成形用
ダイの押出成形口に対してシャッターを適宜移動させる
のみで、ウェザーストリップのアンカー部と中空シール
部との全体形状を一体的に成形したり、中空シール部を
押しつぶして中実状としたり、あるいは中空シール部を
不成形状態としつつアンカー部のみの押出し成形を行な
ったりする等、成形状態が任意に選択されるようになっ
ている。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず本発明により製造される自動車ドア用のウェザー
ストリップの例を、第10図ないし第12図により説明す
る。
第10図に示されている自動車において、フロントドア
1を取り付ける自動車ドア開口2には、このドア開口2
の縁部に沿ってドア用ウェザーストリップが装着されて
いる。このウェザーストリップの装着状態が第11図およ
び第12図に示されている。
第11図に示されているように、ウェザーストリップ3
は、車体ボデー側のドア開口フランジ20に装着される横
断面略Uの字状のアンカー部31と、その側面部に突設さ
れている中空シール部32とを備えている。アンカー部31
は、一般にEPDM等のソリッドゴムよりなり、その内部に
はU字状に沿って芯材30が埋設されている。またU字の
内側対向両壁面には保持リップ33が突出形成されてお
り、この保持リップ33によって上記ドア開口フランジ20
に対する保持力が得られるようになっている。また前記
中空シール部32は、一般に耐候性にすぐれたエチレンプ
ロピレン等のスポンジゴムよりなり、上記アンカー部31
と一体に突設されている。
ここで上記中空シール部32をウェザーストリップの全
長にわたって成形するとドアを閉鎖するめに大きな力が
必要となり、また第10図の例えばフロントピラー21およ
びルーフサイド22において特に風切音が発生し易くなる
こと等の理由から、中空シール部32は、通常、フロント
ピラー21およびルーフサイド22への装着部分のみに形成
される。
この中空シール部32の不形成部分においては、第12図
に示されているように、ウェザーストリップ3はアンカ
ー部31のみからなり、第11図に示されている中空シール
部32は設けられていない。
このような構成のウェザーストリップ3を、本発明を
用いて一体的かつ連続的に押し出し成形するための実施
例装置を次に説明する。
第1図(a)および(b)に示されているように、押
出成形用ダイ100には、上述したウェザーストリップ3
のアンカー部31を押し出すためのアンカー部成形口101
および中空シール部32を押し出すための中空シール部成
形口102が備えられている。また上記中空シール部成形
口102の内部側には、中空部を形成するめための中芯103
が配置されている。上記アンカー部成形口101は、細長
状の主開口101aの一部にリップ形成用の突出状開口部10
1bを複数形成してなるものであり、中空シール部成形口
102は、円形状の一部をなす正面開口形状になされてい
る。上記中空シール部成形口102の円形状開口縁部分に
は、ダイ側傾斜誘導面104が設けられている。このダイ
側傾斜誘導面104は、押出し方向(第1図(b)左方
向)に向かって半径方向に広がるすり鉢状の傾斜面を備
えている。
また上記押出成形用ダイ100の前面部すなわち第1図
(b)における左端面部には、上記中空シール部成形口
102の開口面積を調整するためのシャッター200が密着状
態にて付設されている。このシャッター200は、押出し
方向に直交する方向(図示上下方向)に往復移動自在に
設置されており、当該シャッター200の下側先端部分に
は、押出し方向前端部分を平坦面状に形成したシャッタ
ー側平坦誘導面201が設けられている。このシャッター
側平坦誘導面201は、シャッター200が最下端位置まで下
降したとき(第4図の状態)に、前記押出成形用ダイ10
0におけるアンカー部成形口101の細長状主開口101aの上
縁側端に一致するように形成されている。
さらにこのシャッター側平坦誘導面201から奥側の押
出成形用ダイ100側へ向かう部分には、シャッター側傾
斜誘導面202が形成されている。このシャッター側傾斜
誘導面202は、中空シール部成形口102から押し出されて
くる中空シール部をアンカー側に押しつぶす方向に材料
を案内するように、押出方向(第1図の左方向)に向か
って下降する傾斜面に形成されている。すなわち、上記
シャッター側傾斜誘導面202は、前記シャッター側平坦
誘導面201から押出成形用ダイ100側へ向かって上昇する
所定の傾斜面からなり、押出成形用ダイ100側に望む奥
側端縁が略半円状に形成されていて、シャッター200が
最下端位置まで下降したとき(第4図の状態)には、当
該シャッター側傾斜誘導面202の上縁が前記押出成形用
ダイ100の中空シール部成形口102から内側に外れて中芯
103の上端縁と略一致するように形成されている。
さらにまた上記シャッター200には、押出し方向に対
して斜めに貫通する余剰ゴム排出流路203が形成されて
いる。この余剰ゴム排出流路203は、中空シール部をア
ンカー側に押しつぶすことによって余剰となった材料を
外部に排出するものであって、押出成形用ダイ100へ望
むように設けられた一端の開口203a(第1図(b)参
照)は、シャッター200の上下動にともなって前記ダイ
側傾斜誘導面104の内側に開口して連通され(第3図,
第4図)、またはダイ側傾斜誘導面104の外側に外れて
閉塞・遮断される(第1図,第2図)位置に設けられて
いる。当該余剰ゴム排出流路203は、上記開口203aから
押出し方向に斜め上方に延出されており、その延出先端
部に、外部空間への開口203b(第1図(b)参照)を有
している。
このようなウェザーストリップ3の押出し成形装置を
用いた本発明の実施例を次に説明する。
まず第1図(a),(b)に示されているように、シ
ャッター200が上方側に引き上げられていて、押出成形
用ダイ100のアンカー部成形口101および中空シール部成
形口102の全体が開放状態になされている場合には、ウ
ェザーストリップ3の横断面全形状が前記押出成形用ダ
イの成形口全体から押し出され、アンカー部31および中
空シール部32の全形状が一体的に押出し成形される。
この状態で成形されたウェザーストリップの最終加工
形状が第5図および第6図に表わされている。この場合
のウェザーストリップ3は、アンカー部31および中空シ
ール部32のいずれも完全な形状にて成形されている。
ついで第2図(a),(b)に示されているように、
シャッター200が第1図の状態からやや下降されてき
て、当該シャッター200のシャッター側傾斜誘導面202
が、押出成形用ダイ100の中空シール部成形口102を全面
側から覆うようになると、中空シール部成形口102から
押し出されてくる中空シール部32の図示上方部分が、上
記シャッター側傾斜誘導面202の途中部分に接触する。
これにより上記中空シール部32の上半部分は、シャッタ
ー側傾斜誘導面202の案内作用によって図示下方側に押
し込まれていき、アンカー部31側に中空の状態を維持し
ながら押しつぶされていく。そしてシャッター200の最
下端部分に設けられたシャッター側平坦誘導面201に沿
って外側に送り出されていく。
この状態で成形されたウェザーストリップの最終加工
形状が第5図および第7図に表わされている。すなわち
押出成形用ダイ100の中空シール部成形口102から円形状
に押し出された中空シール部32の図示上側の部分は、シ
ャッター200の下降の程度に対応した高さに平坦状につ
ぶされた中空形状に成形されており、一方アンカー部31
は完全な形状に成形されている。
シャッター200がさらに下降されてくると、第3図
(a),(b)に示されているように、中空シール部成
形口102のうちアンカー部31との接続部分を除く大半の
部分がシャッター200により閉塞されるとともに、中空
シール部成形口102が、押出成形用ダイ100に設けられた
ダイ側傾斜誘導面104を通してシャッター200側の余剰ゴ
ム排出流路203の一部分に重なり合うようにして連通さ
れる。これにより中空シール部成形口102から押し出さ
れてくる中空シール部32は、その一部がシャター側傾斜
誘導面202の上端縁部分に接触し、当該シャッター側傾
斜誘導面202の案内作用によって、図示下方側に押し込
まれてアンカー部31側に押しつぶされていき、アンカー
部31の上には中実状の小突起が形成される。またこのと
き上記中実状の小突起を形成するのに余剰となった材料
は、シャッター200の分割作用によって余剰ゴム排出流
路203を通って外部に排出されていく。
この状態で成形されたウェザーストリップの最終加工
形状が第5図および第8図に表わされている。すなわち
押出成形用ダイ100の中空シール部成形口102から円形状
に押し出された中空シール部32は、アンカー部31上に形
成される中実状の小突起となって外側に送り出されてい
る。またこの中実状の小突起を形成するのに不要となっ
た材料は、余剰ゴム排出流路203から排出されるが、上
記中実状小突起の成形に用いられる材料の量と排出量と
は、シャッター200の上下動によって適切なバランスに
なされるように調整されている。
さらに第4図に示されているように、シャッター200
が最下端位置まで下降すると、シャッター側平坦誘導面
201は、押出成形用ダイ100のアンカー部成形口101を構
成する細長状主開口101aの上側端縁に一致する。このと
きシャッター200のシャッター側傾斜誘導面202の上端縁
部が、押出成形用ダイ100の中空シール部成形口102から
内側に離れて中芯103の端面部に当接されるとともに、
中空シール部成形口102の全体が、ダイ側傾斜誘導面104
を通してシャッター200側の余剰ゴム排出流路203に連通
される。これにより中空シール部成形口102から押し出
されてくる中空シール部32の全量が、シャッター200側
の余剰ゴム排出流路203を通って外部に排出されてい
く。
この状態で成形されたウェザーストリップの最終加工
形状が第5図および第9図に表わされている。すなわ
ち、この場合には、中空シール部32の形成は完全に行な
われなくなっており、一方アンカー部31は完全な形状に
成形されている。
このように本実施例においては、押出成形用ダイ100
の押出成形口に対してシャッター200を適宜移動させる
のみで、中空シール部32の成形形状が変化されるため、
ウェザーストリップ3のアンカー部31と中空シール部32
との全体形状を一体的に押し出し成形したり、中空シー
ル部32を押しつぶして中実状としたり、あるいは中空シ
ール部32を不成形状態としつつアンカー31のみの押出し
成形を行なったり、任意の成形が選択可能となってい
る。そして第5図に示されているように長手方向に中空
シール部32の横断面形状が異ならされているウェザース
トリップ3が、一体的かつ連続的に押出し成形される。
なお本発明は、ドアサッシ部、ドア枠部あるいはトラ
ンク部等に装着されるすべてのウェザーストリップに対
しても同様に適用することができる。(発明の効果) 以上述べたように本発明は、押出成形用ダイの成形口
に対してシャッターを適宜移動させることによって、ウ
ェザーストリップの中空シール部の成形形状を変化させ
ることとしたから、ウェザーストリップのアンカー部と
中空シール部とを一体的に押出し成形しつ、上記中空シ
ール部における形状、特に中空状あるいは中実状の設定
および中空シール部の成形・不成形を自在に設定するこ
とができ、ウェザーストリップの生産性を向上させるこ
とができるとともに、中空シール部を押しつぶす等の外
力を付加する工程が省略されるため、ウエザーストリッ
プの寸法精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例におけるウェザ
ーストリップの製造装置および押出工程を順に表わした
説明図であって、第1図ないし第4図中の各(a)は正
面図、第1図ないし第4図中の各(b)は縦断面図、第
5図は本発明の実施によって製造されたウェザーストリ
ップの一例を表わした側面説明図、第6図は第5図中の
VI−VI線に沿う横断面図、第7図は第5図中のVII−VII
線に沿う横断面図、第8図は第5図中のVIII−VIII線に
沿う横断面図、第9図は第5図中のIX−IX線に沿う横断
面図、第10図はウェザーストリップを装着してなる自動
車の一例を表わした外観斜視図、第11図および第12図は
ウェザーストリップの装着状態を表わした横断面図であ
る。 3……ウェザーストリップ、31……アンカー部、32……
中空シール部、100……押出成形用ダイ、101……アンカ
ー部成形口、102……中空シール部成形口、104……ダイ
側傾斜誘導面、200……シャッター、201……シャッター
側平坦誘導面、202……シャター側傾斜誘導面、203……
余剰ゴム排出流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 47/00 - 47/96 B60J 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側フランジ部に装着されるアンカー部
    と、該アンカー部に突設される中空シール部とを、押出
    成形用ダイの押出成形口から連続的に一体押出成形して
    ウェザーストリップを成形するウェザーストリップの製
    造方法において、 上記ウェザーストリップの横断面の全形状を、前記押出
    成形用ダイの押出成形口の全体から押し出すことによっ
    て、上記アンカー部と中空シール部との全形状を一体的
    に成形する工程と、 前記押出成形用ダイに付設されたシャッターにより、前
    記押出成形口の中空シール部を成形する部分の一部を閉
    塞することによって、上記アンカー部の横断面の全形状
    と、中空シール部の横断面形状の一部をアンカー部側に
    中空状に維持しつつ押しつぶした形状とを一体的に押出
    し成形する工程と、 前記シャッターにより、前記押出成形口の中空シール部
    を成形する部分のうちアンカー部との接続部分を除いて
    閉塞することによって、上記アンカー部の横断面の全形
    状と、中空シール部の横断面形状をアンカー部側に中実
    状に押しつぶした形状とを一体的に押出し成形する工程
    と、 前記シャッターにより、前記押出成形口の中空シール部
    を成形する部分の全部を閉塞し、上記中空シール部の横
    断面の全形状をアンカー部側に押しつぶして不形成状態
    とし、アンカー部の横断面全形状のみを押出し成形する
    工程と、 を備えてなることを特徴とするウェザーストリップの製
    造方法。
  2. 【請求項2】請求項の1に記載されたウェザーストリッ
    プの製造方法において、 押出成形用ダイにおける押出成形口の中空シール部を成
    形する部分をシャッターにより覆う工程は、中空シール
    部の押しつぶしによって余剰となった材料を外部に排出
    する工程を含むことを特徴とするウェザーストリップの
    製造方法。
  3. 【請求項3】車体側フランジ部に装着されるアンカー部
    と、該アンカー部に突設される中空シール部とを、押出
    成形用ダイの押出成形口から一体的かつ連続的に押出し
    てウェザーストリップを成形するようにしたウェザース
    トリップの製造装置において、 上記押出成形用ダイの押出成形口には、該押出成形口の
    中空シール部を成形する部分の開口面積を変化させるシ
    ャッターが往復移動自在に付設されてなり、 上記シャッターには、押出成形口から押し出されてくる
    中空シール部をアンカー側に押しつぶす方向に材料を案
    内する傾斜誘導面と、中空シール部をアンカー側に押し
    つぶすことによって余剰となった材料を外部に排出する
    余剰材料排出路と、 が備えられていることを特徴とするウェザーストリップ
    の製造装置。
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