JPH0711750A - 表面飾付き建築用ボード及びそのボードの製造方法、表面飾付き建築用ボードを用いたpc板及びそのpc板の製造方法 - Google Patents

表面飾付き建築用ボード及びそのボードの製造方法、表面飾付き建築用ボードを用いたpc板及びそのpc板の製造方法

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JPH0711750A
JPH0711750A JP28638593A JP28638593A JPH0711750A JP H0711750 A JPH0711750 A JP H0711750A JP 28638593 A JP28638593 A JP 28638593A JP 28638593 A JP28638593 A JP 28638593A JP H0711750 A JPH0711750 A JP H0711750A
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JP
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thickness
base board
board
sectional
cross
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JP28638593A
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English (en)
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Seitaro Takahashi
清太郎 高橋
Yukio Nishimoto
幸生 西本
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YAMAMOTO YOGYO KAKO KK
Sanso KK
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YAMAMOTO YOGYO KAKO KK
Sanso KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現場での吹き付け仕上げ等の作業をなくす。建
築用ボードを複数使用する際に、小口から被塗装面とし
ての基礎ボード10が見えないようにする。 【構成】一定の厚さを有する基礎ボード10の厚さ面1
1に、一方の表面12から所定巾だけマスキングを施
し、他方の表面12からマスキングを施していない厚さ
面11にかけて仕上げ材40を付着固定させることによ
って、一定の厚さを有する基礎ボード10の表面の一方
面の全面に仕上げ材40によって表仕上げ面41を形成
すると共に、表仕上げ面41から連続するように厚さ面
11に仕上げ材により厚さ仕上げ面42を形成した。ま
たこの表面飾付き建築用ボードをあらかじめ固定したP
C板を得ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面飾付き建築用ボード
及びそのボードの製造方法、表面飾付き建築用ボードを
用いたPC板及びそのPC板の製造方法、更に詳しくは
通常は施工後に吹き付け等によって仕上げ施工が行われ
る建築用ボードに、あらかじめ仕上げ材によって仕上げ
加工を施したものであって、特に仕上げ材のみによって
全体が形成されているように見える表面飾付き建築用ボ
ード及びその製造方法と、この表面飾付き建築用ボード
を用いたPC板及びそのPC板の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、建築に用いられる壁材等に
は、表面の仕上げとして吹き付け仕上げが多く行われて
いる。ただこの吹き付け仕上げは、非常に便利な面と不
便な面とを有するものであった。
【0003】便利な面としては、吹き付け仕上げを行う
ための器具であるガン器が入るスペースさえあれば吹き
付け施工ができる点である。また逆に不便な面として
は、あらかじめ考えていた意匠性に添った仕上げを行う
ことができない点であった。すなわち吹き付け用のガン
器のノズルチップから吹き出される仕上げ材が被塗装体
に対して直角に吹き付けられなかったり、あるいはノズ
ルチップと被塗装体との間に何らかの遮蔽物があると、
色むらが生じ易いことであった。
【0004】更に付記すると、被塗装体が大きいボード
で形成されている場合にはともかく、通常は被塗装体の
表面に多くの小口が形成されている。この小口は被塗装
体の表面からへこんでいるので、特に吹き付け塗装が行
いにくく、また塗装むらが生じたり、場合によっては小
口から水が被塗装体にしみ込んだりすることともなって
いた。
【0005】特にこの小口に関しては、小口から被塗装
体が見えると具合の悪い場合があった。例えば仕上げ材
として御影石調の仕上げを行おうとする場合、必要とさ
れるのは御影石が壁面等に貼ってあるように見せること
である。ここで小口が綺麗に仕上がらないと全体が汚く
見えてしまうことに加えて、小口から被塗装体が見えて
しまうと、あたかも御影石調のシート等が貼ってあるよ
うに見え、全体のイメージを崩してしまうことともなっ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、建築
用ボードの表面の一方面にあらかじめ仕上げ材を付着固
定させておくと共に、建築用ボードの厚さ面に前記仕上
げ材と同一の仕上げ材を付着固定させておくことによっ
て、現場での吹き付け仕上げ等の作業をなくすと共に、
この建築用ボードを複数使用する際に、小口から被塗装
面としての基礎ボードが見えないようにした表面飾付き
建築用ボード及びその製造方法、並びに、このようにし
て形成した表面飾付き建築用ボードを用いたPC板及び
そのPC板の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、表面飾付
き建築用ボードに関するものであって、一定の厚さを有
する基礎ボードの表面の一方面の全面に仕上げ材によっ
て表仕上げ面を形成すると共に、表仕上げ面から連続す
るように厚さ面に仕上げ材により厚さ仕上げ面を形成し
たことを特徴とする。
【0008】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の構成に加えて、基礎ボードの厚さ面に、表面の
一方面から直接見えるような傾斜面を設け、この傾斜面
に厚さ仕上げ面を形成したことを特徴とする。請求項3
記載の発明は、一定の厚さを有する基礎ボードの厚さ面
に、一方の表面から所定巾だけマスキングを施し、他方
の表面を表仕上げ面とし、この表仕上げ面及びマスキン
グを施していない厚さ面に仕上げ材を付着固定させるこ
とを特徴とする。
【0009】また請求項4記載の発明は、基礎ボードの
厚さ面に、表面の一方面から直接見えるような傾斜面を
設け、この表面側から、表面及び傾斜面に仕上げ材を吹
き付け固定させることを特徴とする。更に請求項5記載
の発明は、一定の厚さを有する基礎ボードの表面の一方
面の全面に仕上げ材によって表仕上げ面を形成すると共
に、表仕上げ面から連続するように厚さ面に仕上げ材に
より厚さ仕上げ面を形成した表面飾付き建築用ボード
を、所定間隔を有するようにあらかじめ固定したことを
特徴とする。
【0010】また請求項6記載の発明は、一定の厚さを
有する基礎ボードの表面の一方面の全面に仕上げ材によ
って表仕上げ面を形成すると共に、表仕上げ面から連続
するように厚さ面に仕上げ材により厚さ仕上げ面を形成
した表面飾付き建築用ボードを、表仕上げ面が箱体の底
面側に位置するよう、かつ各表面飾付きボードが所定間
隔を有するようにあらかじめ箱体内部に並べ、その後こ
の箱体内部にセメントを流し込んで固化させることを特
徴とする。
【0011】
【作用】本発明では、基礎ボードの一面と厚さ面とにあ
らかじめ仕上げ材を付着固定させてあるので、基礎ボー
ドの他面を現場で壁面等に貼りつけたり、あるいは壁材
にあらかじめ工場等で固定することによって、そのまま
現場で施工できるものである。
【0012】また特に、厚さ面にあらかじめ仕上げ材を
付着固定してあるので、基礎ボードを多数使用する場合
に生じる小口には、適宜目地材を使用することによっ
て、基礎ボードが小口から見えることを隠すことができ
る。更にこのような表面飾付き建築用ボードを複数枚、
あらかじめ所定間隔を有するように固定させて形成した
PC板を用いると、工場でこのような表面飾付き建築用
ボードを表面に固定したPC板として出荷することがで
きるものである。
【0013】なおこのような基礎ボードにおいて、基礎
ボードの厚さ面に、表面の一方面から直接見えるような
傾斜面を設け、この傾斜面に厚さ仕上げ面を形成してお
くと、表面側から、表面及び傾斜面に仕上げ材を吹き付
け固定させることによって、容易に仕上げ材を付着固定
させることができるものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を、図示例に従って説明
する。まず最初に、図1ないし図5に示した要部断面図
にしたがって、本発明に係る表面飾付き建築用ボードの
製造方法を説明する。またここで説明する表面飾付き建
築用ボードの製造に用いる基礎ボード10は、その表面
12と厚さ面11とが直角となっている基礎ボード10
を例としたものである。
【0015】まず最初に、図1に示したように、基礎ボ
ード10の厚さ面11に、一方の表面12から所定巾だ
けテープ20を巻くことによってマスキングを施す。こ
のようにマスキングを施した面は、仕上げ材40を付着
させない面となる。ここで基礎ボード10とは、例えば
ALC板、石膏ボード、石綿セメント板、けい酸カルシ
ューム板、スラグ石膏板、押し出し成型セメント板、木
片セメント板、木毛セメント板、硬質繊維板及びスレー
ト板、フレキシブルボード等の抄造法による窒業系基板
等の他に、通常用いられるブロック、ベニヤ板、金属
板、木材等も使用できるものである。更にこの基礎ボー
ド10は、一般的に、厚さが5〜150mm程度のもの
で、かつ縦横の寸法が200〜900mm×400〜1
800mm程度のものが使用されるが、厚さあるいは縦
横の寸法に関しては、他のサイズのものも使用できるも
のである。
【0016】またマスキングに使用されるテープ20
は、一方の面に粘着性がある材料によって作られた、例
えば市販のガムテープ等が用いられる。またこの際、図
示は省略したものの、テープ20方向の表面12に相当
する図面下方の表面12にもマスキングを施すこともで
きるし、更には一方面、例えば図面下方の表面12のみ
にマスキングを施し、基礎ボードの一方の表面12及び
厚さ面11全体に仕上げ材40を付着固定させることも
できる。
【0017】次に図2に示したように、マスキングを施
していない厚さ面11及びこの厚さ面11に連続する表
面12の全面に下塗り材30によって下塗りを施す。こ
れは基礎ボード10の吸水率が不均一な場合があること
から、この吸水率を均一化するためと、基礎ボード10
に対する仕上げ材40の付着力を補強するために行われ
るものである。またこの下塗りは、フローコーターある
いは吹き付け等によって行われるものである。更にこの
下塗り材としては、基礎ボード10に対する接着性を有
し、かつ仕上げ材40の付着力を補強できるものであれ
ば足りるが、具体的には有機質あるいは無機質のプライ
マーが用いられるものである。またここで下塗り材30
は、0.1〜0.2Kg/m2 程度塗布され、かつ常温
乾燥または強制乾燥によって乾燥させるものである。
【0018】その後図3に示したように、下塗り材30
の上に、仕上げ材40を付着させる。ここで仕上げ材4
0を付着させるための方法としては、吹き付けあるいは
ロールコーター等によって行うものである。更に仕上げ
材40としては、一般塗料の他に、有色陶磁器質骨材と
有機質または無機質結合材の混合物が使用されるもので
ある。なおここで、仕上げ材40として、具体的には、
JIS A 6909[薄付け仕上塗材]、JIS A
6910[複層仕上塗材]、JIS A 6915
[厚付仕上塗材]等が使用できるものである。
【0019】更に次に、仕上げ材40の表面12に整形
加工を施す。ここで整形加工とは仕上げ材40表面12
の研磨加工や、特殊な模様付け加工等をさす。また研磨
加工とは、具体的には、主として石材調の仕上げを対象
にしており、御影石のバーナー仕上げの仕上がり感を出
すために行うものである。また研磨装置を用いた機械研
磨としてはベルトサンダーによる加工があり、手動によ
る研磨としてはディスクサンダーによる加工がある。更
にこの研磨加工を施すことによって、仕上げ材40表面
の角部を直角に仕上げることもある。
【0020】一方、特殊な模様付け加工とは、例えば表
面に凹凸模様を付するための加工がある。このような場
合には、一般に転写ローラーを用いることとなる。転写
ローラーとは、硬質樹脂でできたローラーの表面に凹凸
模様を彫りつけたものであり、未乾燥状態の仕上げ材4
0の上を転がすことによって、仕上げ材40の表面に凹
凸模様をつけるものである。
【0021】このような整形加工が終了した後、図4に
示すように、仕上げ材40の表面にコーティング材43
を塗る。ここでコーティングするための方法としては、
吹き付けあるいはロールコーター等によって行うもので
ある。コーティング材43としては、耐候性及び耐汚染
性を有する透明樹脂または着色樹脂を指すものである。
主剤としては、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂、
シリコーン樹脂、フッ素樹脂等が用いられ、塗布量が
0.2〜0.4Kg/m2 、乾燥方法としては常温乾燥
かあるいは強制乾燥が用いられる。
【0022】その後テープ20をはがすことによってマ
スキングを除去し、図5に示したような、完成した表面
飾付き建築用ボードを得るものである。この図5に示し
た表面飾付き建築用ボードのうち、表面飾付き建築用ボ
ードの図面上方に相当する仕上げ材40を付着固定した
表面12を表仕上げ面41とし、図面右側に相当する厚
さ面11のうち仕上げ材40を付着固定した面を厚さ仕
上げ面42とし、仕上げ材40を付着させていない面を
厚さ非仕上げ面44としたものである。
【0023】なおここで、下塗り材30による下塗り、
仕上げ材40の付着、コーティング材43によるコーテ
ィング等の際に、表面側からすべての作業を行うことも
できるが、表面12については表面12側から作業を行
い、厚さ面11については厚さ面側から作業を行うよう
にすることもできる。またこの場合、複数枚の基礎ボー
ド10を積層しておいて、厚さ面11側からの作業を一
度に行うこともできる。
【0024】次に、図6ないし図8に示した要部断面図
に従って、前述した表面飾付き建築用ボードの施工を説
明する。図6に示した例は、基礎ボード10に表仕上げ
面41及び厚さ仕上げ面42を形成した複数の表面飾付
き建築用ボードをセメント等で形成した壁面50に接着
固定させた場合を示したものである。
【0025】この場合には、表仕上げ面41とは反対側
の面を壁面50に固定し、かつ隣接した表面飾付き建築
用ボードの小口に通常用いられる目地材60を挿入固化
させたものである。ここで目地材60を隣接する表面飾
付き建築用ボードの小口の厚さ仕上げ面42にかかるよ
うに充填すると、小口部分から厚さ仕上げ面42の端部
が見えないこととなるので、小口から被塗装面としての
基礎ボード10も見えず、あたかもある程度の厚さを有
する仕上げ材40が壁面50等に貼ってあるように見え
ることとなる。またこの際、厚さ非仕上げ面44に目地
材60を位置させると、水密効果が良い。
【0026】またここで、壁面50としてセメント以外
のもの、例えば例えばALC板、石膏ボード、石綿セメ
ント板、けい酸カルシューム板、スラグ石膏板、押し出
し成型セメント板、木片セメント板、木毛セメント板、
硬質繊維板及びスレート板、フレキシブルボード等の抄
造法による窒業系基板等の他に、通常用いられるブロッ
ク、ベニヤ板、金属板、木材等を用いることもできる。
更に目地材60としても、主剤としてポリサルファイド
系、ウレタン系、変性シリコーン系のものを用いたシー
リング材の他に、一方の面に接着剤が塗布してある発砲
ウレタン樹脂製の長尺材状に形成された目地棒を使用す
ることもできる。また更に、接着剤としては、主剤にエ
ポキシ樹脂を用い、硬化剤として変性ポリアミドアミン
を用いるようなエポキシ樹脂系のもの、あるいは酢酸ビ
ニール系合成樹脂等を用いた合成樹脂エマルジョン系の
もの等を用いることができる。
【0027】またここで、接着する以前に、壁面50の
下地処理を施すこともある。たとえば壁面50の表面強
度を補強したり、あるいは壁面の不陸調整等のためであ
る。このような場合には、セメント、微骨材、無機質系
接着剤等からなる無機質系セメントフィラーや、セメン
ト、微骨材、有機質系接着剤等からなる有機質系セメン
トフィラーを、鏝あるいはヘラ等による塗り付けや吹き
付け等によって行うものである。
【0028】また図7及び図8に示した実施例は、表面
飾付き建築用ボードを用いたPC板及びそのPC板の製
造方法に関するものであり、工場で複数の表面飾付き建
築用ボードをセメント等で固定することによって連結し
て壁面パネル51を形成する場合を示したものである。
またこの場合も、用いる基礎ボード10は、その表面1
2と厚さ面11とが直角となっている基礎ボード10を
例としたものである。
【0029】まず、図7のように、壁面パネル51を形
成するための箱体52に、箱体52の底面に表仕上げ面
41が位置するようにして、基礎ボード10に表仕上げ
面41及び厚さ仕上げ面42を形成した複数の表面飾付
き建築用ボードを配置する。またこの際、隣接した表面
飾付き建築用ボードの小口に厚さ仕上げ面42の巾と同
一かもしくは短い長さのスペーサ53を挿入し、一定の
間隔を確保しておく。その後、箱体52にセメントを流
し込み、固化させた後、全体を箱体52から取り外し、
スペーサ53を除去した後に、図8のように小口に通常
用いられる目地材60を挿入固化させるものである。な
おこの際、箱体52の底面にシートを張り、そのシート
上に表仕上げ面41が位置するようにすることもでき
る。更に表仕上げ面41と反対側の面から突出するよう
なリブを基礎ボード10に固定しておいたり、あるいは
表仕上げ面41と反対側の面に凹凸を設けたりして、表
面飾付き建築用ボードの壁面50からの剥離を防ぐこと
ができる。
【0030】またここで箱体52としては、鋼板または
樹脂成型等で作られるものである。更にスペーサ53と
しては、一方の面に接着剤が塗布してある発砲ウレタン
樹脂製の長尺材状に形成された目地棒を使用することも
できる。また目地材60としては、主剤としてポリサル
ファイド系、ウレタン系、変性シリコーン系のものを用
いたシーリング材を用いることができる。
【0031】このようにすると、壁面パネル51が工場
から出荷される段階で飾り加工を施した壁板として出荷
することができる。更にこの場合、経年変化によって、
基礎ボード10とセメントとの化学的接着力が低下する
ことが考えられる。このような場合には、基礎ボード1
0とセメントとを物理的に接合させることが考えられ
る。
【0032】例えば基礎ボード10の反表仕上げ面41
にアンカー部材を固定しておいて、このアンカー部材を
セメント中に一体に固定しまうことによって、基礎ボー
ド10とセメントとを物理的に接合させることが可能で
ある。このようなアンカー部材を基礎ボード10に固定
する手段としては、例えば基礎ボード10に反表仕上げ
面41側から貫通しない穴を開け、その孔の中にアンカ
ー部材を位置させた後に、そのアンカー部材を基礎ボー
ド10にエポキシ樹脂のような接着剤で固定することが
考えられる。また他の手段としては、例えばあらかじめ
基礎ボード10にアンカーナットを固定しておき、この
アンカーナットにアンカー部材を固定するような手段が
考えられる。
【0033】更にアンカー部材の形状としては、物理的
な接合が行いやすい形状が望ましいが、基礎ボード10
とセメントとの熱膨張係数がほぼ等しいので、ボルト等
でも足りる。次に図9ないし図12にしたがって、壁基
板55に本発明に係る表面飾付き建築用ボードを複数枚
同時に固定するようにして製造する場合について説明す
る。なおここで、壁基板55とは、金属板あるいは木質
の板材でも良いものの、石綿セメント板、けい酸カルシ
ューム板、スラグ石膏板、押し出し成型セメント板、木
毛セメント板及びスレート板等の抄造法による窒業系基
板等を用いることもできる。
【0034】またこの場合も、用いる基礎ボード10
は、その表面12と厚さ面11とが直角となっている基
礎ボード10を例としたものである。まず最初に、図9
に示すように、メタルフォームで形成された壁基板55
に所定間隔を有するようにして基礎ボード10を並べな
がら、各基礎ボード10を壁基板55に接着固定する。
またこのとき、各基礎ボード10の間には、基礎ボード
10間から雨水等が壁基板55に至らないようにするた
めの目地効果を有するようにシール効果を有するスペー
サ53を位置させる。ここにおけるスペーサ53の挿入
は、本発明におけるマスキングに対応するものである。
ここでスペーサ53としては、例えば一方の面に接着剤
が塗布してある発砲ウレタン樹脂製の長尺材状に形成さ
れた目地棒を使用することができる。
【0035】次に図10に示すように、スペーサ53が
位置していない厚さ面11及びこの厚さ面11に連続す
る表面12の全面に下塗り材30によって下塗りを施
す。これは基礎ボード10の吸水率が不均一な場合があ
ることから、この吸水率を均一化するためと、基礎ボー
ド10に対する仕上げ材40の付着力を補強するために
行われるものである。またこの下塗りは、フローコータ
ーあるいは吹き付け等によって行われるものである。更
にこの下塗り材30としては、前述した下塗り材30に
ついての説明と同様である。
【0036】その後図11に示したように、下塗り材3
0の上に、仕上げ材40を付着させる。ここで仕上げ材
40を付着させるための方法としては、吹き付けあるい
はロールコーター等によって行うものである。更に仕上
げ材40としては、一般塗料の他に、有色陶磁器質骨材
と有機質または無機質結合材の混合物が使用されるもの
である。なお詳細は、前述した仕上げ材40に関する説
明と同様である。
【0037】更に次に、仕上げ材40の表面12に整形
加工を施す。ここで整形加工とは仕上げ材40表面12
の研磨加工や、特殊な模様付け加工を指す。またこれら
の各加工については前述したと同様の加工方法及び材質
等をそのまま使用することができる。このような整形加
工が終了した後、図12に示すように、仕上げ材40表
面12にコーティング材43を塗る。ここでコーティン
グするための方法としては、吹き付けあるいはロールコ
ーター等によって行うものである。またこのコーティン
グ材43あるいはコーティング方法に関しても、前述し
たと同様の材質あるいは方法とすることができる。
【0038】このように形成すると、複数枚の表面飾付
き建築用ボードが同時に製造され、かつ壁基板55の材
質を選定することによって軽量化を図ることができるも
のである。またこのようにすると目地の部分にまで仕上
げ材40が達するので、あたかも広い面積の仕上げ材4
0を用いたように見えるものである。また、目地の部分
の奥にはシール効果のあるスペーサ53が位置している
ので、雨水等が侵入することがない。
【0039】またこの際、基礎ボード10に壁基板55
を突き抜ける係止具を設け、壁基板を適宜位置に固定し
たり、あるいは背中合わせの壁基板55相互を固定した
りすることもできる。更に付記すると、スペーサ53の
部分まで基礎ボード10としてしまう、即ち、面積の大
きい基礎ボード10に適宜模様のための溝をつけた状態
で、上記加工を施すこともできる。またこのようにする
場合には、壁基板55を設けなくても、直接基礎ボード
10に前記加工を施すことも可能である。
【0040】なお以上の説明においては、表面飾付き建
築用ボードの厚さ面11が平板状のものを例としたが、
図13及び図14にしたがって、各表面飾付き建築用ボ
ードが、厚さ面11で嵌合する場合について説明する。
このような表面飾付き建築用ボードは、あらかじめ作ら
れたPC板に対する打ち込み用として使用することがで
きる。
【0041】図13に示したものは、表面飾付き建築用
ボードの基礎ボード10の厚さ面11を、高さ方向中間
で分け、一方側を下突出部13とし、他方側を上突出部
14とし、両突出部13,14が連結部で一部重なるよ
うに形成したものである。またここで、下突出部13の
先端にシール材56を、上突出部14とした突出部との
重複部分にウレタン樹脂を位置させてメルティングを施
すことによって溶融樹脂57として、防水性を担保した
ものである。
【0042】また図14に示したものは、表面飾付き建
築用ボードの基礎ボード10の厚さ面11のうち、一方
側に中突出部15を設け、他方側に中凹部16を設け、
中突出部15が中凹部16に嵌合可能に形成したもので
ある。またここでは、中突出部15と中凹部16との嵌
合部分にウレタンの溶融樹脂57を施してあると共に、
中突出部15下部にシール材56を位置させて防水性を
担保しているものである。
【0043】このように形成すると、雨水等の侵入を、
まず溶融樹脂57で防ぐと共に、更にシール材56でも
防ぐことができる。すなわち二重シール構造になるもの
である。更に本発明に係る表面飾付き建築用ボードの表
仕上げ面41とは反対側の面に基礎ボード10とコンク
リート等との付着力、透水性を強化したり、あるいはそ
りを防止したりするために、樹脂含有セメントを付着す
ることもできる。
【0044】ここで樹脂含有セメントとは、セメント
と、カルシウム塩を主剤として、鉄塩、カリウム塩及び
アンモニウム塩のうちの少なくとも一つを助剤として含
有する混合物にポリマーを含有させたものである。ここ
でセメントとしては、ポルトランドセメント、アルミナ
セメント、シリカセメント等の一般に建築用セメントと
して用いられるものが使用できる。
【0045】このようなセメントに加えられる塩混合物
は、無機カルシウム塩を主剤とし、これに鉄塩、カリウ
ム塩、アンモニウム塩のうちの少なくとも一種の塩を助
剤として含む混合物、好ましくは水溶液である。無機カ
ルシウム塩としては、塩化カルシウム、硝酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム等を挙げることができ、鉄塩として
は、第1鉄塩、第2鉄塩で、硫酸鉄、塩化鉄等、カリウ
ム塩、アンモニウム塩を構成する陰イオンとしては、硫
酸イオン、炭酸イオン、塩素イオン等を挙げることがで
きる。
【0046】このような塩の混合物はカルシウム塩主剤
に対して、助剤として1〜3種を選択して、好ましくは
これを水に溶解して水溶液として用いるが、助剤の使用
量は、例えば塩化カルシウム100重量部に対して、鉄
塩は硫酸鉄として2〜15重量部、カリウム塩は炭酸カ
リウムとして1〜10重量部、アンモニウム塩は塩化ア
ンモニウムとして0.3〜5重量部で用いることが好ま
しい。また、主剤のカルシウム塩として、例えば硝酸カ
ルシウムを用いる場合には、上記塩化カルシウムのカル
シウムイオン量に相当するカルシウムイオンを放出可能
な硝酸カルシウムの量を用いればよい。同様に助剤とし
て用いる場合にも、これに準じて各陽イオン相当量を用
いればよい。助剤成分は、鉄塩、カリウム塩及びアンモ
ニウム塩の全てを用いることが好ましい。
【0047】助剤成分が2種又は1種の塩からなる場合
の塩の選択使用の優先順位は、鉄塩、カリウム塩、アン
モニウム塩の順である。これらの助剤成分の使用量は、
塩化カルシウムを主剤とした場合、主剤重量の3〜30
%であることが好ましい。上記塩の最も好ましい配合割
合は、塩化カルシウム100重量部に対して、鉄塩とし
て例えば硫酸第一鉄3.7〜4.6重量部、カリウム塩
として例えば炭酸カリウム1.9〜2.5重量部、アン
モニウム塩として例えば塩化アンモニウム1.1〜1.
4重量部である。
【0048】更にポリマーの例としては、EVA(エチ
レン酢酸ビニル共重合体)系、SBRゴムラテックス
(スチレン・ブタジエンラバー)系、アクリル系等のポ
リマーを挙げることができ、SBRゴムラテックス系及
びアクリル系のポリマーについてはカチオン系ポリマー
も含まれる。これらのポリマーは、液状又は5〜10μ
mの粉体状のものを用いることができ、その含有量は、
樹脂固形分50%前後として、セメント重量の5〜15
重量%程度であることが好ましく、また総重量の5重量
%以下であることが好ましい。
【0049】更に強度を向上させるために、硅砂を超微
粉末状としてセメント重量の1〜300重量%程度含有
させることができる。また、FRP(ガラス繊維強化プ
ラスチック)を代表例とするプラスチック粉体を含有さ
せることにより、柔軟性を上げることができ、フライア
ッシュ、練炭灰等の如き灰粉を含有させることにより、
そのポゾラン効果によりセメントの結合性を向上させる
ことができるため、これらの添加剤を所望により含有さ
せることができる。
【0050】またこの樹脂含有セメントでは、通常上記
主剤及び助剤の総重量の好ましくは10〜40倍、より
好ましくは15〜25倍程度の水を加えて均一な水溶液
として、セメント更に必要に応じてポリマー、硅砂、プ
ラスチック粉体、灰粉等を加えて流動性の高いスラリー
状に混練する。塩の組成、その水溶液の希釈濃度、セメ
ントとの重量比及びその他の添加剤の含有量等は、希望
する硬化時間等により、適宜選択される。
【0051】このようにして得られた樹脂含有セメント
は、スプレーガンによる吹き付け、はけ塗り、こて塗り
等させて塗着する方法によって、本発明に係る表面飾付
き建築用ボードの表仕上げ面41とは反対側の面に付着
固定することができる。なおこの樹脂含有セメントは、
下塗り材30の代わりに用いることもできる。更に、あ
らかじめこの樹脂含有セメントを基礎ボード10の全面
に塗って乾燥させた後、マスキング工程に移行し、同時
に下塗り工程を省略することも可能である。このように
すると、後に行う仕上げ材40の付着強度が向上すると
共に、樹脂含有セメントが原因となる基礎ボード10の
反りも防止できるものである。
【0052】なお、下塗り材30、仕上げ材40あるい
はコーティング材43の塗布にあたって、基礎ボード1
0の形状を、裏面の面積の方が表面12の面積より広く
なるような断面台形状に形成し、狭い方の表面12から
は厚さ面11が直接見えるように形成することができ
る。具体的には、裏面と厚さ面11とのなす角を75度
未満とすることができる。
【0053】このように形成すると、下塗り材30、仕
上げ材40あるいはコーティング材43を、表面12方
向からの自動吹き付け等によって行った場合であって
も、表面12と共に厚さ面11にまで塗布することが可
能である。ここで75度以上にすると、下塗り材30、
仕上げ材40あるいはコーティング材43の粘度にもよ
るが、下塗り材30、仕上げ材40あるいはコーティン
グ材43が厚さ面11から流れ落ちたりしてしまうこと
がある。ただ余りに角度を小さくしてしまうと、表面飾
付き建築用ボードとして完成した時の見た目が悪くな
る。
【0054】次いで、このような厚さ面11の種々の形
状を、図15乃至図41、図43、図44、図57乃至
図59、図62乃至75にしたがって順次説明する。図
15に示した厚さ面12は、図1乃至図14で説明した
ように、表面12と直角に形成された厚さ面11を示し
ている。図16に示した厚さ面12は、裏面から、厚さ
面11の1/3ぐらいの高さまで裏面に直角な面を有す
ると共に、この裏面に直角な面の先端縁から、裏面の面
積の方が表面12の面積より広くなるような傾斜面17
を設けて形成したものである。
【0055】また図17は、図16の傾斜面17の傾斜
角をきつくしたものであり、図25は更にきつくしたも
のである。更に図30に示した厚さ面12は、裏面か
ら、厚さ面11の2/3ぐらいの高さまで裏面に直角な
面を有すると共に、この裏面に直角な面の先端縁から、
裏面の面積の方が表面12の面積より広くなるような傾
斜面17を設けて形成したものである。
【0056】このような図16、図17、図25、図3
0に示したような厚さ面11とすると、表面12方向か
ら吹き付け等を行うと、厚さ面11の傾斜面17まで同
時に吹き付けることができ、表仕上げ面41及び厚さ仕
上げ面42が同時に形成されるものである。またこの吹
き付けの際、裏面から、厚さ面11の1/3ぐらいの高
さまで形成された裏面に直角な面は、仕上げ材40が達
することがないので、厚さ非仕上げ面44として、パツ
キン等が行い易くなるものである。
【0057】図18に示した厚さ面12は、裏面の面積
の方が表面12の面積より広くなるような断面台形状に
形成することによって、厚さ面11のすべてを傾斜面1
7としたものである。また図19は、図18の傾斜面1
7の傾斜角をきつくしたものである。このような図1
8、図19に示したような厚さ面11とすると、表面1
2方向から吹き付け等を行うと、厚さ面11としての傾
斜面17まで同時に吹き付けることができ、表仕上げ面
41及び厚さ仕上げ面42が同時に形成されるものであ
る。
【0058】図20に示した厚さ面11は、表面12か
ら厚さ面11にかけての角部を、アール仕上げを施した
湾曲面18として形成したものである。このような湾曲
面18も、表面12と厚さ面11とが直角でなく、表面
12側から見たときに厚さ面11の一部が見えるように
なっているので、吹き付け等に際しては傾斜面17とし
て機能するものである。
【0059】このような図20に示したような厚さ面1
1とすると、表面12方向から吹き付け等を行うと、傾
斜面17として機能する湾曲面18まで同時に吹き付け
ることができ、表仕上げ面41及び厚さ仕上げ面42が
同時に形成されるものである。図21に示した厚さ面1
1は、厚さ面11全体を、厚さ面11を直径としたアー
ル仕上げを施した湾曲面18として形成したものであ
る。このような湾曲面18も、表面12と厚さ面11と
が直角でなく、表面12側から見たときに厚さ面11の
一部が見えるようになっているので、吹き付け等に際し
ては傾斜面17として機能するものである。
【0060】このような図21に示したような厚さ面1
1とすると、表面12方向から吹き付け等を行うと、傾
斜面17として機能する湾曲面18の表面12方向を同
時に吹き付けることができ、表仕上げ面41及び厚さ仕
上げ面42が同時に形成されるものである。またこのと
き、裏面側の湾曲面18に仕上げ材40が達することが
ないので、この面を厚さ非仕上げ面44とすることがで
き、パツキン等が行い易くなるものである。
【0061】図22に示した厚さ面11は、表面12か
ら厚さ面11にかけての角部を、逆アール上に欠設した
湾曲面18として形成したものである。このような湾曲
面18も、表面12と厚さ面11とが直角でなく、表面
12側から見たときに厚さ面11の一部が見えるように
なっているので、吹き付け等に際しては傾斜面17とし
て機能するものである。
【0062】また図23に示した厚さ面11は、図22
に示した厚さ面11に設けた湾曲面18を、表面12側
及び裏面側の両面に設けたものである。このような図2
2、図23に示したような厚さ面11とすると、表面1
2方向から吹き付け等を行うと、傾斜面17として機能
する湾曲面18の表面12方向を同時に吹き付けること
ができ、表仕上げ面41及び厚さ仕上げ面42が同時に
形成されるものである。またこのとき、図23の裏面側
の湾曲面18には仕上げ材40が達することがないの
で、この面を厚さ非仕上げ面44とすることができ、パ
ツキン等が行い易くなるものである。
【0063】図24に示した厚さ面11は、図20のア
ール仕上げを施した湾曲面18を、表面12側及び裏面
側の両面に設けたものである。このような図24に示し
たような厚さ面11とすると、表面12方向から吹き付
け等を行うと、傾斜面17として機能する湾曲面18の
表面12方向を同時に吹き付けることができ、表仕上げ
面41及び厚さ仕上げ面42が同時に形成されるもので
ある。またこのとき、裏面側の湾曲面18に仕上げ材4
0が達することがないので、この面を厚さ非仕上げ面4
4とすることができ、パツキン等が行い易くなるもので
ある。
【0064】図26に示した厚さ面11は、図16に示
した傾斜面17と表面12との角部をアール仕上げを施
した湾曲面18として形成したものである。このような
湾曲面18も、表面12と厚さ面11とが直角でなく、
表面12側から見たときに厚さ面11の一部が見えるよ
うになっているので、連続した傾斜面17とあいまって
吹き付け等に際しては傾斜面17として機能するもので
ある。
【0065】またこの図26に示した例は、図16の場
合と同様に、表面12方向から吹き付け等を行うと、厚
さ面11の傾斜面17まで同時に吹き付けることがで
き、表仕上げ面41及び厚さ仕上げ面42が形成される
ものである。またこの吹き付けの際、裏面から、厚さ面
11の1/3ぐらいの高さまで形成された裏面に直角な
面は、仕上げ材40が達することがないので、厚さ非仕
上げ面44として、パツキン等が行い易くなるものであ
る。
【0066】図27に示した厚さ面11は、図18に示
した傾斜面17と表面12との角部をアール仕上げを施
した湾曲面18として形成したものである。このような
湾曲面18も、表面12と厚さ面11とが直角でなく、
表面12側から見たときに厚さ面11の一部としての湾
曲面18が見えるようになっているので、連続した傾斜
面17とあいまって吹き付け等に際しては傾斜面17と
して機能するものである。
【0067】このような図27に示したような厚さ面1
1とすると、表面12方向から吹き付け等を行うと、厚
さ面11としての傾斜面17(湾曲面18を含む)まで
同時に吹き付けることができ、表仕上げ面41及び厚さ
仕上げ面42が同時に形成されるものである。図28及
び図29に示した厚さ面11は、表面12あるいは裏面
と厚さ面12との角部を面取りし、ほぼ断面三角形状と
することによって、表裏に傾斜面17を形成すると共
に、傾斜面17の先端縁をアール状に形成したものであ
る。またここで図28と図29とでは、傾斜の角度が異
なっている。
【0068】このような図28、図29に示したような
厚さ面11とすると、表面12方向から吹き付け等を行
うと、表面12と共に傾斜面17の表面12方向を同時
に吹き付けることができ、表仕上げ面41及び厚さ仕上
げ面42が同時に形成されるものである。またこのと
き、裏面側の傾斜面17に仕上げ材40が達することが
ないので、この面を厚さ非仕上げ面44とすることがで
き、パツキン等が行い易くなるものである。
【0069】図31に示した厚さ面11は、図30に示
した厚さ面11の傾斜面17を、表面12あるいは裏面
と厚さ面11との角部各々に設けたものである。このよ
うな図31に示したような厚さ面11とすると、表面1
2方向から吹き付け等を行うと、表面12と共に傾斜面
17の表面12方向を同時に吹き付けることができ、表
仕上げ面41及び厚さ仕上げ面42が同時に形成される
ものである。またこのとき、裏面側の傾斜面17に仕上
げ材40が達することがないので、この面を厚さ非仕上
げ面44とすることができ、パツキン等が行い易くなる
ものである。
【0070】図32に示した厚さ面11は、図14に示
した中突出部15の先端を湾曲させて形成すると共に、
中突出部15の根本付近から表面12及び裏面に向かっ
て傾斜面17として形成したものである。また図36に
示した厚さ面11は、図14に示した中突出部15の根
本付近から表面12及び裏面に向かって傾斜面17とし
て形成したものである。このような両例では、表面12
側の傾斜面17及び中突出部の表面12側が、吹き付け
等に際しての傾斜部17として機能するものである。こ
のような図32、図36に示したような厚さ面11とす
ると、表面12方向から吹き付け等を行うと、表面12
と共に表面12側の傾斜面17及び中突出部15の表面
12側を同時に吹き付けることができ、表仕上げ面41
及び厚さ仕上げ面42が同時に形成されるものである。
またこのとき、裏面側の傾斜面17及び中突出部の裏面
側に仕上げ材40が達することがないので、この面を厚
さ非仕上げ面44とすることができ、パツキン等が行い
易くなるものである。なおこの図32あるいは図36の
ような厚さ面11形状にした場合には、対応する基礎ボ
ード10の厚さ面11形状を、中突出部15に対応した
中凹部を有するように形成しておく必要がある。
【0071】図33に示した厚さ面11は、厚さ面11
を高さ方向に1/3づつに分け、裏面側の1/3は裏面
に直角な面とし、中間の1/3は表面12側の面積が小
さくなるような傾斜面17とし、かつこの傾斜面17の
表面12側端縁から表面12に平行に、かつ裏面よりも
表面12の方が面積が小さくなるような面を設け、更に
表面側の1/3は、前記傾斜面17に平行な傾斜面17
として形成したものである。したがって、このような2
つの傾斜面17及び両傾斜面17の間の面は、表面12
側から見たときに見えるようになっているので、吹き付
け等に際しては傾斜面17として機能するものである。
【0072】このような図33に示したような厚さ面1
1とすると、表面12方向から吹き付け等を行うと、表
面12と共に2つの傾斜面17及び両傾斜面17の間の
面を同時に吹き付けることができ、表仕上げ面41及び
厚さ仕上げ面42が同時に形成されるものである。また
このとき、裏面側の1/3程度は、仕上げ材40が達す
ることがないので、この面を厚さ非仕上げ面44とする
ことができ、パツキン等が行い易くなるものである。
【0073】図34に示した厚さ面11は、厚さ面11
を高さ方向に1/2づつに分け、裏面側の1/2は裏面
に直角な面とし、表面側の1/2は、裏面よりも表面1
2の方が面積が小さくなるような傾斜面17として形成
したものである。また図35に示した厚さ面11は、図
34に示した厚さ面11の傾斜面11と表面12との角
部をアール仕上げを施した湾曲面18として形成したも
のである。
【0074】このような図34、図35に示したような
厚さ面11とすると、表面12方向から吹き付け等を行
うと、表面12と共に傾斜面17を同時に吹き付けるこ
とができ、表仕上げ面41及び厚さ仕上げ面42が同時
に形成されるものである。またこのとき、裏面側の1/
2程度は、仕上げ材40が達することがないので、この
面を厚さ非仕上げ面44とすることができ、パツキン等
が行い易くなるものである。
【0075】図37に示した厚さ面11は、図22に示
した厚さ面11の裏面側に設けられた、裏面に直角な面
にパッキン挿入用のパッキン用溝部65を設けたもので
ある。このような基礎ボード10を連結させ、かつ相互
のパッキン用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性
の向上が図れるものである。図38に示した厚さ面11
は、図23に示した厚さ面11のほぼ中央にパッキン挿
入用のパッキン用溝部65を設けたものである。このよ
うな基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキン用
溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が図れ
るものである。
【0076】図39に示した厚さ面11は、図24に示
した厚さ面11のほぼ中央にパッキン挿入用のパッキン
用溝部65を設けたものである。このような基礎ボード
10を連結させ、かつ相互のパッキン用溝部65にパッ
キンを挿入すると、水密性の向上が図れるものである。
図40に示した厚さ面11は、図15に示した厚さ面1
1のほぼ中央にパッキン挿入用のパッキン用溝部65を
設けたものである。このような基礎ボード10を連結さ
せ、かつ相互のパッキン用溝部65にパッキンを挿入す
ると、水密性の向上が図れるものである。
【0077】図41に示した厚さ面11は、図26に示
した厚さ面11の裏面側に設けられた、裏面に直角な面
にパッキン挿入用のパッキン用溝部65を設けたもので
ある。このような基礎ボード10を連結させ、かつ相互
のパッキン用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性
の向上が図れるものである。図43に示した厚さ面11
は、図28に示した厚さ面11のほぼ中央にパッキン挿
入用のパッキン用溝部65を設けたものである。このよ
うな基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキン用
溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が図れ
るものである。
【0078】図44に示した厚さ面11は、図29に示
した厚さ面11のほぼ中央にパッキン挿入用のパッキン
用溝部65を設けたものである。このような基礎ボード
10を連結させ、かつ相互のパッキン用溝部65にパッ
キンを挿入すると、水密性の向上が図れるものである。
図57に示した厚さ面11は、表面12あるいは裏面か
ら、ほぼ断面三角形状となる傾斜面17を形成し、かつ
傾斜面17の端縁にパッキン挿入用のパッキン用溝部6
5を設けたものである。このような基礎ボード10を連
結させ、かつ相互のパッキン用溝部65にパッキンを挿
入すると、水密性の向上が図れるものである。
【0079】図58に示した厚さ面11は、図28に示
した厚さ面11の傾斜を揺るやかにした上で、そのほぼ
中央にパッキン挿入用のパッキン用溝部65を設けたも
のである。このような基礎ボード10を連結させ、かつ
相互のパッキン用溝部65にパッキンを挿入すると、水
密性の向上が図れるものである。図59に示した厚さ面
11は、図31に示した厚さ面11のほぼ中央にパッキ
ン挿入用のパッキン用溝部65を設けたものである。こ
のような基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキ
ン用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が
図れるものである。
【0080】図62に示した厚さ面11は、図15に示
した厚さ面11のほぼ中央に断面H形状のパッキンを挿
入するためのパッキン用溝部65を設けたものである。
このような基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッ
キン用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上
が図れるものである。図63に示した厚さ面11は、裏
面から、厚さ面11の1/2ぐらいの高さまで裏面に直
角な面を有すると共に、この裏面に直角な面の先端縁か
ら、裏面の面積の方が表面12の面積より広くなるよう
な傾斜面17を設けて形成すると共に、裏面に直角な面
と傾斜面17との間に、断面H形状のパッキンを挿入す
るためのパッキン用溝部65を設けたものである。この
ような基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキン
用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が図
れるものである。
【0081】図64に示した厚さ面11は、裏面から、
厚さ面11の1/2ぐらいの高さまで裏面に直角な面を
有すると共に、この裏面に直角な面の先端縁から、裏面
の面積の方が表面12の面積より広くなるような傾斜面
17を設け、更に傾斜面17と表面との端縁をアール状
に形成すると共に、裏面に直角な面と傾斜面17との間
に、断面H形状のパッキンを挿入するためのパッキン用
溝部65を設けたものである。このような基礎ボード1
0を連結させ、かつ相互のパッキン用溝部65にパッキ
ンを挿入すると、水密性の向上が図れるものである。
【0082】図65に示した厚さ面11は、裏面から、
厚さ面11の1/2ぐらいの高さまで裏面に直角な面を
有すると共に、この裏面に直角な面の先端縁から表面1
2にかけてアール状の湾曲面18を形成すると共に、裏
面に直角な面と湾曲面18との間に、断面H形状のパッ
キンを挿入するためのパッキン用溝部65を設けたもの
である。このような基礎ボード10を連結させ、かつ相
互のパッキン用溝部65にパッキンを挿入すると、水密
性の向上が図れるものである。
【0083】図66に示した厚さ面11は、図57に示
した厚さ面11のほぼ中央に断面H形状のパッキンを挿
入するためのパッキン用溝部65を設けたものである。
このような基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッ
キン用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上
が図れるものである。図67に示した厚さ面11は、図
58に示した厚さ面11のほぼ中央に断面H形状のパッ
キンを挿入するためのパッキン用溝部65を設けたもの
である。このような基礎ボード10を連結させ、かつ相
互のパッキン用溝部65にパッキンを挿入すると、水密
性の向上が図れるものである。
【0084】図68に示した厚さ面11は、図21に示
した厚さ面11のほぼ中央に断面H形状のパッキンを挿
入するためのパッキン用溝部65を設けたものである。
このような基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッ
キン用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上
が図れるものである。図69に示した厚さ面11は、図
15に示した厚さ面11のほぼ中央に連結板部の両端に
円柱部分が位置するような断面形状のパッキンを挿入す
るためのパッキン用溝部65を設けたものである。この
ような基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキン
用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が図
れるものである。
【0085】図70に示した厚さ面11は、裏面から、
厚さ面11の1/2ぐらいの高さまで裏面に直角な面を
有すると共に、この裏面に直角な面の先端縁から、裏面
の面積の方が表面12の面積より広くなるような傾斜面
17を設けて形成すると共に、裏面に直角な面と傾斜面
17との間に、連結板部の両端に円柱部分が位置するよ
うな断面形状のパッキンを挿入するためのパッキン用溝
部65を設けたものである。このような基礎ボード10
を連結させ、かつ相互のパッキン用溝部65にパッキン
を挿入すると、水密性の向上が図れるものである。
【0086】図71に示した厚さ面11は、裏面から、
厚さ面11の1/2ぐらいの高さまで裏面に直角な面を
有すると共に、この裏面に直角な面の先端縁から、裏面
の面積の方が表面12の面積より広くなるような傾斜面
17を設け、更に傾斜面17と表面との端縁をアール状
に形成すると共に、裏面に直角な面と傾斜面17との間
に、連結板部の両端に円柱部分が位置するような断面形
状のパッキンを挿入するためのパッキン用溝部65を設
けたものである。このような基礎ボード10を連結さ
せ、かつ相互のパッキン用溝部65にパッキンを挿入す
ると、水密性の向上が図れるものである。
【0087】図72に示した厚さ面11は、裏面から、
厚さ面11の1/2ぐらいの高さまで裏面に直角な面を
有すると共に、この裏面に直角な面の先端縁から表面1
2にかけてアール状の湾曲面18を形成すると共に、裏
面に直角な面と湾曲面18との間に、連結板部の両端に
円柱部分が位置するような断面形状のパッキンを挿入す
るためのパッキン用溝部65を設けたものである。この
ような基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキン
用溝部65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が図
れるものである。
【0088】図73に示した厚さ面11は、図57に示
した厚さ面11のほぼ中央に、連結板部の両端に円柱部
分が位置するような断面形状のパッキンを挿入するため
のパッキン用溝部65を設けたものである。このような
基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキン用溝部
65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が図れるも
のである。
【0089】図74に示した厚さ面11は、図58に示
した厚さ面11のほぼ中央に、連結板部の両端に円柱部
分が位置するような断面形状のパッキンを挿入するため
のパッキン用溝部65を設けたものである。このような
基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキン用溝部
65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が図れるも
のである。
【0090】図75に示した厚さ面11は、図21に示
した厚さ面11のほぼ中央に、連結板部の両端に円柱部
分が位置するような断面形状のパッキンを挿入するため
のパッキン用溝部65を設けたものである。このような
基礎ボード10を連結させ、かつ相互のパッキン用溝部
65にパッキンを挿入すると、水密性の向上が図れるも
のである。
【0091】次に、隣接する基礎ボード10相互が対応
する厚さ面11を有するような組み合わせについて、図
42、図45乃至図56、図60、図61、図76、図
77にしたがって説明する。図42に示した例は、基礎
ボード10を、図30に示したような厚さ面11形状に
すると共に、一方の基礎ボード10の傾斜面17の裏面
側に先端を角状に形成した中突出部15を設け、他方の
基礎ボード10の傾斜面17の裏面側に奥を角状に形成
した中凹部16を設けたものである。このように形成す
ると、中突出部15と中凹部16とを係合させながら隣
接する基礎ボード10の連結が行えるものである。また
この際、中突出部15と中凹部16との間にパッキン等
を介装することによって、水密性を向上させることがで
きる。
【0092】図45に示した例は、一方の基礎ボード1
0の裏面と厚さ面11との端縁部分を角状に切欠き、他
方の基礎ボード10の表面12と厚さ面11との端縁部
分を角状に切欠き、両切欠き部が重なるようにして隣接
する基礎ボード10の連結が行えるようにしたものであ
る。またこの際、互いに重なり合う部分のいずれかにパ
ッキンを介装することによって、水密性を向上させるこ
とができる。
【0093】図46に示した例は、図45に示したもの
の表面12の端縁をアール状の湾曲面18としたもので
ある。この場合も、図45に示した例と同様に、両切欠
き部が重なるようにして隣接する基礎ボード10の連結
が行えるようにしたものである。またこの際、互いに重
なり合う部分のいずれかにパッキンを介装することによ
って、水密性を向上させることができる。
【0094】図47に示した例は、基礎ボード10を、
図24に示したような厚さ面11形状にすると共に、一
方の基礎ボード10の厚さ面12の中央部分に先端をア
ール状に形成した中突出部15を設け、他方の基礎ボー
ド10の厚さ面12の中央部分に奥をアール状に形成し
た中凹部16を設けたものである。このように形成する
と、中突出部15と中凹部16とを係合させながら隣接
する基礎ボード10の連結が行えるものである。またこ
の際、中突出部15と中凹部16との間にパッキン等を
介装することによって、水密性を向上させることができ
る。
【0095】図48に示した例は、基礎ボード10を、
図21に示したような厚さ面11形状にすると共に、一
方の基礎ボード10の厚さ面12の中央部分に先端をア
ール状に形成した中突出部15を設け、他方の基礎ボー
ド10の厚さ面12の中央部分に奥をアール状に形成し
た中凹部16を設けたものである。このように形成する
と、中突出部15と中凹部16とを係合させながら隣接
する基礎ボード10の連結が行えるものである。またこ
の際、中突出部15と中凹部16との間にパッキン等を
介装することによって、水密性を向上させることができ
る。
【0096】図49に示した例は、基礎ボード10を、
図15に示したような厚さ面11形状にすると共に、一
方の基礎ボード10の厚さ面12の中央部分に先端を角
状に形成した中突出部15を設け、他方の基礎ボード1
0の厚さ面12の中央部分に奥を角状に形成した中凹部
16を設けたものである。このように形成すると、中突
出部15と中凹部16とを係合させながら隣接する基礎
ボード10の連結が行えるものである。またこの際、中
突出部15と中凹部16との間にパッキン等を介装する
ことによって、水密性を向上させることができる。
【0097】図50に示した例は、図45に示したもの
の表面12と厚さ面11との間をアール状の湾曲面18
としたものである。この場合も、図45に示した例と同
様に、両切欠き部が重なるようにして隣接する基礎ボー
ド10の連結が行えるようにしたものである。またこの
際、互いに重なり合う部分のいずれかにパッキンを介装
することによって、水密性を向上させることができる。
【0098】図51に示した例は、図17に示した基礎
ボード10のうち、一方の基礎ボード10の裏面に直角
な面から突出部を設け、他方の基礎ボード10の裏面に
直角な面に角状の切欠きを設け、両切欠き部が重なるよ
うにして隣接する基礎ボード10の連結が行えるように
したものである。またこの際、互いに重なり合う部分の
いずれかにパッキンを介装することによって、水密性を
向上させることができる。
【0099】図52に示した例は、図51に示した例の
表面12の端縁部分をアールに形成したものである。こ
の場合も、両切欠き部が重なるようにして隣接する基礎
ボード10の連結が行えるようにしたものである。また
この際、互いに重なり合う部分のいずれかにパッキンを
介装することによって、水密性を向上させることができ
る。
【0100】図53に示した例は、基礎ボード10を、
図15に示したような厚さ面11形状にすると共に、一
方の基礎ボード10の厚さ面12の中央部分に先端をア
ール状に形成した中突出部15を設け、他方の基礎ボー
ド10の厚さ面12の中央部分に奥をアール状に形成し
た中凹部16を設けたものである。このように形成する
と、中突出部15と中凹部16とを係合させながら隣接
する基礎ボード10の連結が行えるものである。またこ
の際、中突出部15と中凹部16との間にパッキン等を
介装することによって、水密性を向上させることができ
る。
【0101】図54に示した例は、基礎ボード10を、
図21に示したような厚さ面11形状にすると共に、一
方の基礎ボード10の厚さ面12の中央部分に先端を角
状に形成した中突出部15を設け、他方の基礎ボード1
0の厚さ面12の中央部分に奥を角状に形成した中凹部
16を設けたものである。このように形成すると、中突
出部15と中凹部16とを係合させながら隣接する基礎
ボード10の連結が行えるものである。またこの際、中
突出部15と中凹部16との間にパッキン等を介装する
ことによって、水密性を向上させることができる。
【0102】図55に示した例は、一方の基礎ボード1
0を図36に示したように中突出部15を設けて形成
し、他方の基礎ボード10に中凹部16を設けて形成し
たものである。このように形成すると、中突出部15と
中凹部16とを係合させながら隣接する基礎ボード10
の連結が行えるものである。またこの際、中突出部15
と中凹部16との間にパッキン等を介装することによっ
て、水密性を向上させることができる。
【0103】図56に示した例は、図55に示した基礎
ボード10の表面12と厚さ面11との角部をアールに
したものである。このように形成すると、中突出部15
と中凹部16とを係合させながら隣接する基礎ボード1
0の連結が行えるものである。またこの際、中突出部1
5と中凹部16との間にパッキン等を介装することによ
って、水密性を向上させることができる。
【0104】図60に示した例は、図15に示した基礎
ボードのうち一方の基礎ボード10の厚さ面11の中央
に三角状の中突出部15を設け、他方の基礎ボード10
の厚さ面11の中央に突出部15に対応する三角状の中
凹部16を設けたものである。このように形成すると、
中突出部15と中凹部16とを係合させながら隣接する
基礎ボード10の連結が行えるものである。またこの
際、中突出部15と中凹部16との間にパッキン等を介
装することによって、水密性を向上させることができ
る。
【0105】図61に示した例は、図55に示した基礎
ボード10のうちで、中突出部15を設けた基礎ボード
10の中突出部15先端を三角状に突出させて形成し、
中凹部を設けた基礎ボード10の中凹部16を三角状に
へこませて形成したものである。したがって、中突出部
15先端を中凹部16に連結させると、中突出部15の
部分が両基礎ボード10の間に位置することとなる。こ
のように形成すると、中突出部15の部分にパッキンあ
るいは目地材60を配することができるだけでなく、中
突出部15と中凹部16との間にパッキン等を介装する
ことによって、水密性を向上させることができる。
【0106】図76に示した例は、図42に示した基礎
ボード10の表面12と傾斜面17との角部をアールに
形成した例である。また図77に示した例は、図42に
示した基礎ボード10の表面12と中突出部15の根本
とをアールに形成した例である。このように形成する
と、中突出部15と中凹部16とを係合させながら隣接
する基礎ボード10の連結が行えるものである。またこ
の際、中突出部15と中凹部16との間にパッキン等を
介装することによって、水密性を向上させることができ
る。
【0107】更に図78乃至図99には、基礎ボード1
0の裏面にスペーサを配した場合、及びスペーサの間に
相当する裏面に断熱材を配した場合を示した断面図を示
してある。図78に示した例のうち、(イ)は、図15
に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四隅
に枠状のスペーサ70を設けた例である。このように形
成するとスペーサを壁面等に固定できるので、固定作業
が容易に行えるものである。また(ロ)は、スペーサ7
0の間に相当する裏面に断熱材71を配したものであ
る。このように形成すると、基礎ボード10の固定によ
って、同時に断熱性能を向上させることができる。
【0108】図79に示した例のうち、(イ)は、図1
8に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。このように
形成するとスペーサ70を壁面等に固定できるので、固
定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、スペ
ーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したもの
である。このように形成すると、基礎ボード10の固定
によって、同時に断熱性能を向上させることができる。
【0109】図80に示した例のうち、(イ)は、図2
7に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。このように
形成するとスペーサ70を壁面等に固定できるので、固
定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、スペ
ーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したもの
である。このように形成すると、基礎ボード10の固定
によって、同時に断熱性能を向上させることができる。
【0110】図84に示した例のうち、(イ)は、図2
0に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。このように
形成するとスペーサ70を壁面等に固定できるので、固
定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、スペ
ーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したもの
である。このように形成すると、基礎ボード10の固定
によって、同時に断熱性能を向上させることができる。
【0111】図85に示した例のうち、(イ)は、図3
0に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。このように
形成するとスペーサ70を壁面等に固定できるので、固
定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、スペ
ーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したもの
である。このように形成すると、基礎ボード10の固定
によって、同時に断熱性能を向上させることができる。
【0112】図86に示した例のうち、(イ)は、図2
2に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。このように
形成するとスペーサ70を壁面等に固定できるので、固
定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、スペ
ーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したもの
である。このように形成すると、基礎ボード10の固定
によって、同時に断熱性能を向上させることができる。
【0113】図81に示した例のうち、(イ)は、図1
5に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けると共に、スペーサ70
の基礎ボード10側に連結板75を挿入できる挿入溝7
6を設けた例である。このように形成するとスペーサ7
0を壁面等に固定できるので、固定作業が容易に行える
ものである。また隣接する基礎ボード10相互を挿入溝
76に挿入した連結板75で容易に連結できるものであ
る。また(ロ)は、スペーサ70の間に相当する裏面に
断熱材71を配したものである。このように形成する
と、基礎ボード10の固定によって、同時に断熱性能を
向上させることができる。
【0114】図82に示した例のうち、(イ)は、図1
8に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けると共に、スペーサ70
の基礎ボード10側に連結板75を挿入できる挿入溝7
6を設けた例である。このように形成するとスペーサ7
0を壁面等に固定できるので、固定作業が容易に行える
ものである。また隣接する基礎ボード10相互を挿入溝
76に挿入した連結板75で容易に連結できるものであ
る。また(ロ)は、スペーサ70の間に相当する裏面に
断熱材71を配したものである。このように形成する
と、基礎ボード10の固定によって、同時に断熱性能を
向上させることができる。
【0115】図83に示した例のうち、(イ)は、図2
7に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けると共に、スペーサ70
の基礎ボード10側に連結板75を挿入できる挿入溝7
6を設けた例である。このように形成するとスペーサ7
0を壁面等に固定できるので、固定作業が容易に行える
ものである。また隣接する基礎ボード10相互を挿入溝
76に挿入した連結板75で容易に連結できるものであ
る。また(ロ)は、スペーサ70の間に相当する裏面に
断熱材71を配したものである。このように形成する
と、基礎ボード10の固定によって、同時に断熱性能を
向上させることができる。
【0116】図87に示した例のうち、(イ)は、図2
0に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けると共に、スペーサ70
の基礎ボード10側に連結板75を挿入できる挿入溝7
6を設けた例である。このように形成するとスペーサ7
0を壁面等に固定できるので、固定作業が容易に行える
ものである。また隣接する基礎ボード10相互を挿入溝
76に挿入した連結板75で容易に連結できるものであ
る。また(ロ)は、スペーサ70の間に相当する裏面に
断熱材71を配したものである。このように形成する
と、基礎ボード10の固定によって、同時に断熱性能を
向上させることができる。
【0117】図88に示した例のうち、(イ)は、図3
0に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けると共に、スペーサ70
の基礎ボード10側に連結板75を挿入できる挿入溝7
6を設けた例である。このように形成するとスペーサ7
0を壁面等に固定できるので、固定作業が容易に行える
ものである。また隣接する基礎ボード10相互を挿入溝
76に挿入した連結板75で容易に連結できるものであ
る。また(ロ)は、スペーサ70の間に相当する裏面に
断熱材71を配したものである。このように形成する
と、基礎ボード10の固定によって、同時に断熱性能を
向上させることができる。
【0118】図89に示した例のうち、(イ)は、図2
2に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けると共に、スペーサ70
の基礎ボード10側に連結板75を挿入できる挿入溝7
6を設けた例である。このように形成するとスペーサ7
0を壁面等に固定できるので、固定作業が容易に行える
ものである。また隣接する基礎ボード10相互を挿入溝
76に挿入した連結板75で容易に連結できるものであ
る。また(ロ)は、スペーサ70の間に相当する裏面に
断熱材71を配したものである。このように形成する
と、基礎ボード10の固定によって、同時に断熱性能を
向上させることができる。
【0119】図90に示した例のうち、(イ)は、図2
0に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。またこの図
示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70の方が平
面形状で突出しているようにして示してあるが、この基
礎ボード10に対応する基礎ボード10のスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0120】図91に示した例のうち、(イ)は、図3
0に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。またこの図
示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70の方が平
面形状で突出しているようにして示してあるが、この基
礎ボード10に対応する基礎ボード10のスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0121】図92に示した例のうち、(イ)は、図2
2に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。またこの図
示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70の方が平
面形状で突出しているようにして示してあるが、この基
礎ボード10に対応する基礎ボード10のスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0122】図93に示した例のうち、(イ)は、図3
4に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。またこの図
示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70の方が平
面形状で突出しているようにして示してあるが、この基
礎ボード10に対応する基礎ボード10のスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0123】図94に示した例のうち、(イ)は、図5
0の(イ)に示した厚さ面11を有する基礎ボード10
の裏面四隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。ま
たこの図示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70
の方が平面形状で突出しているようにして示してある
が、この基礎ボード10に対応する基礎ボード10であ
る図50(ロ)の基礎ボード10に設けたスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0124】図95に示した例のうち、(イ)は、図5
2の(イ)に示した厚さ面11を有する基礎ボード10
の裏面四隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。ま
たこの図示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70
の方が平面形状で突出しているようにして示してある
が、この基礎ボード10に対応する基礎ボード10であ
る図52(ロ)の基礎ボード10に設けたスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0125】図96に示した例のうち、(イ)は、図1
5に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。またこの図
示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70の方が平
面形状で突出しているようにして示してあるが、この基
礎ボード10に対応する基礎ボード10のスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0126】図97に示した例のうち、(イ)は、図1
8に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。またこの図
示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70の方が平
面形状で突出しているようにして示してあるが、この基
礎ボード10に対応する基礎ボード10のスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0127】図98に示した例のうち、(イ)は、図2
7に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。またこの図
示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70の方が平
面形状で突出しているようにして示してあるが、この基
礎ボード10に対応する基礎ボード10のスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状でへこんでいるよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0128】図99に示した例のうち、(イ)は、図2
1に示した厚さ面11を有する基礎ボード10の裏面四
隅に枠状のスペーサ70を設けた例である。またこの図
示例では、基礎ボード10よりもスペーサ70の方が平
面形状でへこんでいるようにして示してあるが、この基
礎ボード10に対応する基礎ボード10のスペーサ70
は、基礎ボード10よりも平面形状で突出しているよう
に形成し、相互に連結した際に、突出したスペーサ70
の上に基礎ボード10の端部が乗るように形成されてい
る。このように形成するとスペーサ70を壁面等に固定
でき、かつ隣接する基礎ボード10が順次重なるので、
固定作業が容易に行えるものである。また(ロ)は、ス
ペーサ70の間に相当する裏面に断熱材71を配したも
のである。このように形成すると、基礎ボード10の固
定によって、同時に断熱性能を向上させることができ
る。
【0129】更に図100乃至図106に示した例は、
各々基礎ボード10の裏面と厚さ面11との角部を角状
に切り欠いて切欠き部67を設けたものであり、この切
欠き部67にパッキン等が挿入できるように形成してあ
る。ここで図100に示した例は図15の例に対応し、
図101に示した例は図18の例に対応し、図102に
示した例は図26の例に対応し、図103に示した例は
図22の例に対応し、図104に示した例は図30の例
に対応し、図105に示した例は図24の例に対応し、
図106に示した例は図23のアール部を角部にした例
に対応する。
【0130】また図107乃至図113は、種々の役物
80に本発明を応用した場合を示した例である。図10
7の(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)、(ヘ)(ト)
は、外隅部分を含んだ役物80の外面に本発明に係る表
面飾を施した例である。また(イ)は、連続した内隅と
外隅とに本発明に係る表面飾を施した例である。
【0131】図108の(イ)、(ハ)、(ニ)、
(ホ)、(ト)は、断面優弧状の外面に本発明に係る表
面飾を施した例である。また(ロ)、(ヘ)は、断面優
弧状の外面に内隅を連続させたものに、本発明に係る表
面飾を施した例である。図109の(イ)、(ロ)は、
直角でない内隅部分を含んだ役物80の外面に本発明に
係る表面飾を施した例である。また(ハ)、(ニ)、
(ホ)は、内隅部分を含んだ役物80の外面に本発明に
係る表面飾を施した例である。また(ヘ)は、連続した
内隅と外隅とに本発明に係る表面飾を施した例である。
【0132】図110の(イ)、(ハ)、(ホ)、
(ヘ)は、直角でない外隅部分を含んだ役物80の外面
に本発明に係る表面飾を施した例である。また(ロ)、
(ニ)は、連続した直角でない内隅と外隅とに本発明に
係る表面飾を施した例である。図111の(イ)、
(ハ)は、直角でない内隅部分を含んだ役物80の外面
に本発明に係る表面飾を施した例である。また(ロ)
は、連続した直角でない内隅と外隅とに本発明に係る表
面飾を施した例である。(ニ)、(ホ)は、役物80の
一面だけに本発明に係る表面飾を施した例である。
【0133】図112の(イ)、(ニ)は、断面優弧状
の外面及び平面部分に本発明に係る表面飾を施した例で
ある。また(ロ)、(ハ)、(ホ)、(ト)、(チ)
は、劣弧状の面に本発明に係る表面飾を施した例であ
る。(ヘ)、(ヌ)、(ル)は、劣弧状の面及び平面部
分に本発明に係る表面飾を施した例である。(リ)は、
断面優弧状の外面、劣弧状の面及び平面部分に本発明に
係る表面飾を施した例である。
【0134】図113の(イ)、(ハ)は、劣弧状の面
及び平面部分に本発明に係る表面飾を施した例である。
(ロ)は、断面優弧状の外面及び平面部分に本発明に係
る表面飾を施した例である。(ニ)は、連続した直角で
ない内隅に本発明に係る表面飾を施した例である。また
(ホ)は、連続した直角でない内隅と外隅とに本発明に
係る表面飾を施した例である。なお以上説明した基礎ボ
ード10の厚さ面11の形状、あるいは役物80の形状
等は、他の種々の形状のものに応用できるものである。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、建築用
ボードの表面の一方面にあらかじめ仕上げ材を付着固定
させておくと共に、建築用ボードの厚さ面に前記仕上げ
材と同一の仕上げ材を付着固定させておくことによっ
て、現場での吹き付け仕上げ等の作業をなくすと共に、
この建築用ボードを複数使用する際に、小口から被塗装
面としての基礎ボードが見えないようにしたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面飾付き建築用ボードの製造過程を示した断
面図である。
【図2】表面飾付き建築用ボードの製造過程を示した断
面図である。
【図3】表面飾付き建築用ボードの製造過程を示した断
面図である。
【図4】表面飾付き建築用ボードの製造過程を示した断
面図である。
【図5】表面飾付き建築用ボードの製造過程を示した断
面図である。
【図6】表面飾付き建築用ボードの施工過程を示した断
面図である。
【図7】表面飾付き建築用ボードの施工過程を示した断
面図である。
【図8】表面飾付き建築用ボードの施工過程を示した断
面図である。
【図9】メタルフォームの壁基板に本発明に係る表面飾
付き建築用ボードを複数枚同時に固定するようにして製
造する場合の工程を示した断面図である。
【図10】メタルフォームの壁基板に本発明に係る表面
飾付き建築用ボードを複数枚同時に固定するようにして
製造する場合の工程を示した断面図である。
【図11】メタルフォームの壁基板に本発明に係る表面
飾付き建築用ボードを複数枚同時に固定するようにして
製造する場合の工程を示した断面図である。
【図12】メタルフォームの壁基板に本発明に係る表面
飾付き建築用ボードを複数枚同時に固定するようにして
製造する場合の工程を示した断面図である。
【図13】厚さ面11で嵌合する表面飾付き建築用ボー
ドを示した断面図である。
【図14】厚さ面11で嵌合する表面飾付き建築用ボー
ドを示した断面図である。
【図15】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図16】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図17】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図18】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図19】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図20】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図21】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図22】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図23】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図24】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図25】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図26】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図27】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図28】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図29】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図30】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図31】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図32】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図33】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図34】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図35】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図36】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図37】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図38】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図39】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図40】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図41】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図42】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図43】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図44】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図45】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図46】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図47】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図48】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図49】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図50】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図51】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図52】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図53】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図54】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図55】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図56】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図57】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図58】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図59】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図60】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図61】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図62】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図63】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図64】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図65】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図66】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図67】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図68】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図69】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図70】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図71】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図72】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図73】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図74】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図75】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断面
図である。
【図76】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図77】基礎ボードの厚さ面の組み合わせを示した一
実施例の断面図である。
【図78】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図79】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図80】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図81】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図82】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図83】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図84】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図85】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図86】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図87】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図88】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図89】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図90】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図91】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図92】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図93】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図94】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図95】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図96】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図97】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図98】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図99】基礎ボードに断熱材71を組み合わせた場合
を示す一実施例の断面図である。
【図100】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断
面図である。
【図101】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断
面図である。
【図102】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断
面図である。
【図103】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断
面図である。
【図104】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断
面図である。
【図105】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断
面図である。
【図106】基礎ボードの厚さ面を示した一実施例の断
面図である。
【図107】種々の役物80を示した概略図である。
【図108】種々の役物80を示した概略図である。
【図109】種々の役物80を示した概略図である。
【図110】種々の役物80を示した概略図である。
【図111】種々の役物80を示した概略図である。
【図112】種々の役物80を示した概略図である。
【図113】種々の役物80を示した概略図である。
【符号の説明】
10 基礎ボード 11 厚さ面 12 表面 13 下突出部 14 上突出部 15 中突出部 16 中凹部 17 傾斜面 18 湾曲面 20 テープ 30 下塗り材 40 仕上げ材 41 表仕上げ
面 42 厚さ仕上げ面 43 コーティ
ング材 44 厚さ非仕上げ面 50 壁面 51 壁面パネ
ル 52 箱体 53 スペーサ
70 55 壁基板 56 シール材 57 溶融樹脂 60 目地材 65 パッキン
用溝部 67 切欠き部 70 スペーサ 71 断熱材 75 連結板 76 挿入溝 80 役物

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の厚さを有する基礎ボードの表面の一
    方面の全面に仕上げ材によって表仕上げ面を形成すると
    共に、表仕上げ面から連続するように厚さ面に仕上げ材
    により厚さ仕上げ面を形成したことを特徴とする表面飾
    付き建築用ボード。
  2. 【請求項2】基礎ボードの厚さ面に、表面の一方面から
    直接見えるような傾斜面を設け、この傾斜面に厚さ仕上
    げ面を形成したことを特徴とする請求項1記載の表面飾
    付き建築用ボード。
  3. 【請求項3】一定の厚さを有する基礎ボードの厚さ面
    に、一方の表面から所定巾だけマスキングを施し、他方
    の表面を表仕上げ面とし、この表仕上げ面及びマスキン
    グを施していない厚さ面に仕上げ材を付着固定させるこ
    とを特徴とする表面飾付き建築用ボードの製造方法。
  4. 【請求項4】基礎ボードの厚さ面に、表面の一方面から
    直接見えるような傾斜面を設け、この表面側から、表面
    及び傾斜面に仕上げ材を吹き付け固定させることを特徴
    とする表面飾付き建築用ボードの製造方法。
  5. 【請求項5】一定の厚さを有する基礎ボードの表面の一
    方面の全面に仕上げ材によって表仕上げ面を形成すると
    共に、表仕上げ面から連続するように厚さ面に仕上げ材
    により厚さ仕上げ面を形成した表面飾付き建築用ボード
    を、所定間隔を有するようにあらかじめ固定したことを
    特徴とする表面飾付き建築用ボードを用いたPC板。
  6. 【請求項6】一定の厚さを有する基礎ボードの表面の一
    方面の全面に仕上げ材によって表仕上げ面を形成すると
    共に、表仕上げ面から連続するように厚さ面に仕上げ材
    により厚さ仕上げ面を形成した表面飾付き建築用ボード
    を、表仕上げ面が箱体の底面側に位置するよう、かつ各
    表面飾付きボードが所定間隔を有するようにあらかじめ
    箱体内部に並べ、その後この箱体内部にセメントを流し
    込んで固化させることを特徴とする表面飾付き建築用ボ
    ードを用いたPC板の製造方法。
JP28638593A 1993-04-28 1993-11-16 表面飾付き建築用ボード及びそのボードの製造方法、表面飾付き建築用ボードを用いたpc板及びそのpc板の製造方法 Withdrawn JPH0711750A (ja)

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JP28638593A JPH0711750A (ja) 1993-04-28 1993-11-16 表面飾付き建築用ボード及びそのボードの製造方法、表面飾付き建築用ボードを用いたpc板及びそのpc板の製造方法

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JP5-102123 1993-04-28
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007285095A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Hiroshi Baba Pc部材及びその製造方法

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