JPH09256587A - 小粒石の壁面被覆シート - Google Patents
小粒石の壁面被覆シートInfo
- Publication number
- JPH09256587A JPH09256587A JP8132487A JP13248796A JPH09256587A JP H09256587 A JPH09256587 A JP H09256587A JP 8132487 A JP8132487 A JP 8132487A JP 13248796 A JP13248796 A JP 13248796A JP H09256587 A JPH09256587 A JP H09256587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- covering
- synthetic rubber
- synthetic resin
- stones
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小粒石の壁面被覆シートは、下地拵えなし
で外壁面を被覆する軽便な外壁材として、加工性・防水
性をはじめ外壁材としての適性を与え、低コストで石の
持つ重厚で豪華な質感を引き出し、建物のさまざまな規
模や様式に対応できる多様な壁面を供給する。 【構成】 合成ゴム系または合成樹脂系またはアスフ
ァルト系シートの硬化前の表面に、無色透明の合成ゴム
または合成樹脂で被膜された小粒石を張り付けるか、ま
たは、被膜されていない小粒の石を張り付けその表面を
無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂で被膜し、1ミリ〜
8ミリの厚みに形成される。
で外壁面を被覆する軽便な外壁材として、加工性・防水
性をはじめ外壁材としての適性を与え、低コストで石の
持つ重厚で豪華な質感を引き出し、建物のさまざまな規
模や様式に対応できる多様な壁面を供給する。 【構成】 合成ゴム系または合成樹脂系またはアスフ
ァルト系シートの硬化前の表面に、無色透明の合成ゴム
または合成樹脂で被膜された小粒石を張り付けるか、ま
たは、被膜されていない小粒の石を張り付けその表面を
無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂で被膜し、1ミリ〜
8ミリの厚みに形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】軽便で加工性がよく多様なデザイ
ンに恵まれた被覆シートは、工場生産のユニットの外壁
面や建築現場の建物の外壁面の被覆用に使用されるだけ
でなく、古い壁面のリフォーム用にも適しており、今後
多方面での活躍が期待される。
ンに恵まれた被覆シートは、工場生産のユニットの外壁
面や建築現場の建物の外壁面の被覆用に使用されるだけ
でなく、古い壁面のリフォーム用にも適しており、今後
多方面での活躍が期待される。
【0002】
【従来の技術】在来の外壁面の被覆には、吹付け塗料・
タイル・石板・各種の外壁パネル等が使用されていた
が、吹付けを除けばいずれも下地拵えに多大の材料と手
間を要してコスト高につながっていた。例外的に、木質
系の壁面に直に、吹付け塗装したり外壁材を取り付ける
方法をとられたこともあったが、防水面に問題があって
今では殆ど実用されていない。
タイル・石板・各種の外壁パネル等が使用されていた
が、吹付けを除けばいずれも下地拵えに多大の材料と手
間を要してコスト高につながっていた。例外的に、木質
系の壁面に直に、吹付け塗装したり外壁材を取り付ける
方法をとられたこともあったが、防水面に問題があって
今では殆ど実用されていない。
【0003】
1、外壁面を下地拵えなしで被覆し、しかも、強力な防
水性のほかに外壁材としての秀れた適性を備えること。 2、屑石や砂を利用し、低コストで石の持つ重厚で豪華
な質感を引き出し、また、建物のさまざまな大きさや様
式に対応できる多様な外壁面を創造すること。
水性のほかに外壁材としての秀れた適性を備えること。 2、屑石や砂を利用し、低コストで石の持つ重厚で豪華
な質感を引き出し、また、建物のさまざまな大きさや様
式に対応できる多様な外壁面を創造すること。
【0004】
1、基板となるシートには、合成ゴム・合成樹脂・アス
ファルトという防水性をはじめ外壁材として秀れた適性
を持つ素材を使用し、外壁面は吹付けの場合のように厳
密でなくてもよいができるだけフラットにし、スチール
系・コンクリート系の外壁面には被覆シートを接着剤で
張り付け、木質系の外壁面には被覆シートを接着剤また
は釘、または、接着剤と釘を併用して張り付ける。 2、小粒石を大きさ・種類・色で細かく分類して、それ
らを新に配合することによってさまざまな色合いや装飾
的考案を生み出し、また、目地を模様として変化させる
ことによって多様な造形を創造し、更に、シートの厚み
を可能な限り薄くして経済性を追求する。
ファルトという防水性をはじめ外壁材として秀れた適性
を持つ素材を使用し、外壁面は吹付けの場合のように厳
密でなくてもよいができるだけフラットにし、スチール
系・コンクリート系の外壁面には被覆シートを接着剤で
張り付け、木質系の外壁面には被覆シートを接着剤また
は釘、または、接着剤と釘を併用して張り付ける。 2、小粒石を大きさ・種類・色で細かく分類して、それ
らを新に配合することによってさまざまな色合いや装飾
的考案を生み出し、また、目地を模様として変化させる
ことによって多様な造形を創造し、更に、シートの厚み
を可能な限り薄くして経済性を追求する。
【0005】
【実施例】工場生産のユニットの外壁面を被覆する方法
は、外壁面に直に被覆シートを形成するか、既製の被覆
シートを接着剤で張り付ける。
は、外壁面に直に被覆シートを形成するか、既製の被覆
シートを接着剤で張り付ける。
【0006】ユニットの外壁面に直に被覆シートを形成
する場合は、シートの柔軟性はほどほどでよく、その前
提で被覆シートを形成する材質を決定する。
する場合は、シートの柔軟性はほどほどでよく、その前
提で被覆シートを形成する材質を決定する。
【0007】建築の現場で使用する被覆シートは柔軟性
を求められるので、その前提で材質を決定する。
を求められるので、その前提で材質を決定する。
【0008】被膜されていない小粒の石を張り付けた被
覆シートを建築の現場で使用する場合は、被覆後にその
表面を無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂で被膜する。
覆シートを建築の現場で使用する場合は、被覆後にその
表面を無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂で被膜する。
【0009】被覆シートの表面をできるだけ平面に近づ
けるため、一実施例を示す図3のように張り付けた小粒
石の隙間を埋めるようにさらに細かい小粒石を充填し、
その表面を無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂で被膜す
る。
けるため、一実施例を示す図3のように張り付けた小粒
石の隙間を埋めるようにさらに細かい小粒石を充填し、
その表面を無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂で被膜す
る。
【0010】被覆シートの形成で、小粒石を張り付ける
とき、一実施例を示す図4のようにタイル張りや石張り
の目地にあたる部分には小粒石を張り付けずに仕切りを
入れ、目地風の模様にする。
とき、一実施例を示す図4のようにタイル張りや石張り
の目地にあたる部分には小粒石を張り付けずに仕切りを
入れ、目地風の模様にする。
【0011】
【発明の効果】本発明は、下地拵えの要らない外壁面の
被覆材として軽便で加工性に秀れているため、工場生産
されるユニットの外壁面を被覆する場合にも建築の現場
で外壁面を被覆する場合にも共に作業効率がよく経費の
節減をはかることができる。また、企画や工夫によって
在来のものにはなかったバリエーションに富んだ画期的
な外壁材が低コストで供給される。
被覆材として軽便で加工性に秀れているため、工場生産
されるユニットの外壁面を被覆する場合にも建築の現場
で外壁面を被覆する場合にも共に作業効率がよく経費の
節減をはかることができる。また、企画や工夫によって
在来のものにはなかったバリエーションに富んだ画期的
な外壁材が低コストで供給される。
【図1】被膜された小粒石を張り付けた被覆シートの断
面図
面図
【図2】被膜されていない小粒石を張り付けた被覆シー
トの断面図
トの断面図
【図3】小粒石の隙間を充填した被覆シートの断面図
【図4】目地風の模様を示す正面図
1 小粒石 2 さらに細かい小粒石 3 合成ゴ
ムまたは合成樹脂の被膜 4 目地風の模様 5
基板となるシート
ムまたは合成樹脂の被膜 4 目地風の模様 5
基板となるシート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項2】建築物の外壁面または工場生産の建築物の
ユニットの外壁面に直に、合成ゴム系または合成樹脂系
またはアスファルト系のものをシート状に形成し、その
硬化前の表面に、無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂ま
たはガラス系物質で被膜された小粒石を押しつけて張り
付けるか、または、被膜されていない小粒石を押しつけ
て張り付け、その表面を無色透明の合成ゴムまたは合成
樹脂またはガラス系物質で被膜するもので、壁面上に形
成される請求項1に記載の小粒石の壁面被覆シート。 ─────────────────────────────────────────────────────
ユニットの外壁面に直に、合成ゴム系または合成樹脂系
またはアスファルト系のものをシート状に形成し、その
硬化前の表面に、無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂ま
たはガラス系物質で被膜された小粒石を押しつけて張り
付けるか、または、被膜されていない小粒石を押しつけ
て張り付け、その表面を無色透明の合成ゴムまたは合成
樹脂またはガラス系物質で被膜するもので、壁面上に形
成される請求項1に記載の小粒石の壁面被覆シート。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (2)
- 【請求項1】 合成ゴム系または合成樹脂系またはアス
ファルト系シートの硬化前の表面に、一実施例を示す図
1のように無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂で被膜さ
れた小粒石または砂(以下、小粒石という。)を押しつ
けて張り付けるか、または、一実施例を示す図2のよう
に被膜されていない小粒石を押しつけて張り付けその表
面を無色透明の合成ゴムまたは合成樹脂で被膜し、外壁
面等の被覆材として1ミリ〜8ミリの厚みに形成される
小粒石の壁面被覆シート(以下、被覆シートとい
う。)。 - 【請求項2】 工場生産のユニットの外壁面に直に、合
成ゴム系または合成樹脂系またはアスファルト系のもの
をシート状に形成し、その硬化前の表面に、無色透明の
合成ゴムまたは合成樹脂で被膜された小粒石を押しつけ
て張り付けるか、または、被膜されていない小粒石を押
しつけて張り付けその表面を無色透明の合成ゴムまたは
合成樹脂で被膜した、請求項1に記載の被覆シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132487A JPH09256587A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 小粒石の壁面被覆シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132487A JPH09256587A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 小粒石の壁面被覆シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09256587A true JPH09256587A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=15082530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8132487A Pending JPH09256587A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 小粒石の壁面被覆シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09256587A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108590060A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-09-28 | 陈静 | 室内设计用墙布固定器 |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP8132487A patent/JPH09256587A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108590060A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-09-28 | 陈静 | 室内设计用墙布固定器 |
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