JPH07117280A - カラープリンタ - Google Patents
カラープリンタInfo
- Publication number
- JPH07117280A JPH07117280A JP26921393A JP26921393A JPH07117280A JP H07117280 A JPH07117280 A JP H07117280A JP 26921393 A JP26921393 A JP 26921393A JP 26921393 A JP26921393 A JP 26921393A JP H07117280 A JPH07117280 A JP H07117280A
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- JP
- Japan
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- color
- black
- toner image
- paper
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/54—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements
- B41J3/546—Combination of different types, e.g. using a thermal transfer head and an inkjet print head
Abstract
(57)【要約】
【目的】小型化，コスト低減化および高鮮明印字を達成
できるようにする。 【構成】用紙上に黒色トナー像を転写するトナー像形成
転写部１１と転写された黒色トナー像を用紙上に熱定着
させる定着器１９とを備えた電子写真プロセス部１０
と、この電子写真プロセス部１０より用紙搬送方向下流
に配設され黒色印字済み用紙に黒色を除いた色インクを
噴射して印字するインクジェットプリンタ部２０とをプ
リンタ本体１に設けた構成である。
できるようにする。 【構成】用紙上に黒色トナー像を転写するトナー像形成
転写部１１と転写された黒色トナー像を用紙上に熱定着
させる定着器１９とを備えた電子写真プロセス部１０
と、この電子写真プロセス部１０より用紙搬送方向下流
に配設され黒色印字済み用紙に黒色を除いた色インクを
噴射して印字するインクジェットプリンタ部２０とをプ
リンタ本体１に設けた構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カラープリンタに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】カラープリンタには、大別してカラード
ットプリンタ，カラーサーマルプリンタ，カラーレーザ
ープリンタおよびカラーインクジェットプリンタがあ
る。
ットプリンタ，カラーサーマルプリンタ，カラーレーザ
ープリンタおよびカラーインクジェットプリンタがあ
る。
【０００３】上記カラープリンタのうち、カラードット
プリンタは解像度の点で問題があり、またカラーサーマ
ルプリンタは印字時間が遅くランニングコストが高いた
め、一般的には使用されておらず、カラーレーザープリ
ンタおよびカラーインクジェットプリンタが広く利用さ
れている。
プリンタは解像度の点で問題があり、またカラーサーマ
ルプリンタは印字時間が遅くランニングコストが高いた
め、一般的には使用されておらず、カラーレーザープリ
ンタおよびカラーインクジェットプリンタが広く利用さ
れている。
【０００４】カラーレーザープリンタは、各色（例え
ば、イエロー，マジェンダ，シアン，黒）印字用のトナ
ー像形成転写部（感光体ドラム，帯電器，現像器，転写
器等）を用紙搬送方向に沿って直列に配設し、各色印字
を重ね合わせてカラー印字を行うものである。
ば、イエロー，マジェンダ，シアン，黒）印字用のトナ
ー像形成転写部（感光体ドラム，帯電器，現像器，転写
器等）を用紙搬送方向に沿って直列に配設し、各色印字
を重ね合わせてカラー印字を行うものである。
【０００５】一方、カラーインクジェットプリンタは、
各色（例えば、黒，シアン，マジェンダ，イエロー）印
字用のインクジェットヘッドを備え、各ヘッドで各色イ
ンクを用紙上に噴射して色を重ね合わせてカラー印字を
行うものである。
各色（例えば、黒，シアン，マジェンダ，イエロー）印
字用のインクジェットヘッドを備え、各ヘッドで各色イ
ンクを用紙上に噴射して色を重ね合わせてカラー印字を
行うものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したカ
ラーレーザープリンタは、印字時間を短くすることはで
きるものの、広い設置スペースを必要とするトナー像形
成転写部を各色ごとに備え、しかも各感光体ドラムを用
いて色を重ね合わせるため、高精度な用紙搬送およびド
ラム回転が要求されることになり、装置が大型化してし
まうという欠点を有している。
ラーレーザープリンタは、印字時間を短くすることはで
きるものの、広い設置スペースを必要とするトナー像形
成転写部を各色ごとに備え、しかも各感光体ドラムを用
いて色を重ね合わせるため、高精度な用紙搬送およびド
ラム回転が要求されることになり、装置が大型化してし
まうという欠点を有している。
【０００７】また、カラーインクジェットプリンタで
は、インク乾燥に時間を要するため印字時間が長くなる
傾向がある。また、印字時間の関係でインクが完全に乾
ききらないうちに他のインクが噴射され、色がにじんで
不鮮明となることが多々ある。インク乾燥時間を短縮す
るためにヒーターを装着したものもあるが、消費電力が
増大してランニングコストが高くなる割には、十分な効
果をあげるまでには至っていない。
は、インク乾燥に時間を要するため印字時間が長くなる
傾向がある。また、印字時間の関係でインクが完全に乾
ききらないうちに他のインクが噴射され、色がにじんで
不鮮明となることが多々ある。インク乾燥時間を短縮す
るためにヒーターを装着したものもあるが、消費電力が
増大してランニングコストが高くなる割には、十分な効
果をあげるまでには至っていない。
【０００８】最近、カラープリンタにおいては、より一
層の利用分野の拡大を図るために、小型化，コスト低減
化および印字の高鮮明化が要請されており、上記カラー
レーザープリンタおよびカラーインクジェットプリンタ
でも小型化等を図る試みは種々なされているが、未だ上
記要請を満たすまでにいたっていないのが現状である。
層の利用分野の拡大を図るために、小型化，コスト低減
化および印字の高鮮明化が要請されており、上記カラー
レーザープリンタおよびカラーインクジェットプリンタ
でも小型化等を図る試みは種々なされているが、未だ上
記要請を満たすまでにいたっていないのが現状である。
【０００９】本発明の目的は、上記事情に鑑み、小型化
およびコスト低減を図ることができ、かつ高鮮明印字を
達成することができるカラープリンタを提供することに
ある。
およびコスト低減を図ることができ、かつ高鮮明印字を
達成することができるカラープリンタを提供することに
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカラープリ
ンタは、用紙上に黒色トナー像を転写するトナー像形成
転写部と転写された黒色トナー像を用紙上に熱定着させ
る定着器とを備えた電子写真プロセス部と、この電子写
真プロセス部より用紙搬送方向下流に配設され黒色印字
済み用紙に黒色を除いた色インクを噴射して印字するイ
ンクジェットプリンタ部とをプリンタ本体に設けたこと
を特徴とする。
ンタは、用紙上に黒色トナー像を転写するトナー像形成
転写部と転写された黒色トナー像を用紙上に熱定着させ
る定着器とを備えた電子写真プロセス部と、この電子写
真プロセス部より用紙搬送方向下流に配設され黒色印字
済み用紙に黒色を除いた色インクを噴射して印字するイ
ンクジェットプリンタ部とをプリンタ本体に設けたこと
を特徴とする。
【００１１】
【作用】上記構成による本発明の場合、電子写真プロセ
ス部のトナー像形成転写部で用紙上に黒色のトナー像が
転写され、定着器で当該トナー像が用紙上に熱定着され
る。こうして黒色印字された用紙は、インクジェットプ
リンタ部において黒色を除いた色インクが噴射されカラ
ー印字される。この際、印字済み（定着済み）の黒色ト
ナー像と色インクとがにじむようなことはない。そのた
め、黒色トナー像が不鮮明となるようなことはない。ま
た、用紙は、定着器によって加温されているのでインク
の乾きが早く、格別ヒーター等を備えて用紙を乾燥させ
る必要もない。
ス部のトナー像形成転写部で用紙上に黒色のトナー像が
転写され、定着器で当該トナー像が用紙上に熱定着され
る。こうして黒色印字された用紙は、インクジェットプ
リンタ部において黒色を除いた色インクが噴射されカラ
ー印字される。この際、印字済み（定着済み）の黒色ト
ナー像と色インクとがにじむようなことはない。そのた
め、黒色トナー像が不鮮明となるようなことはない。ま
た、用紙は、定着器によって加温されているのでインク
の乾きが早く、格別ヒーター等を備えて用紙を乾燥させ
る必要もない。
【００１２】以上より、黒色印字用のトナー像形成転写
部および定着器を備えれば済み、各色ごとにトナー像形
成転写部等を備えた従来カラーレーザープリンタに比較
して大幅な小型化，コスト低減を達成することができ
る。また、特に人の注意を引きやすい黒色が、他の色と
にじんで境界部等が不鮮明となるようなこともなく高鮮
明印字を達成できる。
部および定着器を備えれば済み、各色ごとにトナー像形
成転写部等を備えた従来カラーレーザープリンタに比較
して大幅な小型化，コスト低減を達成することができ
る。また、特に人の注意を引きやすい黒色が、他の色と
にじんで境界部等が不鮮明となるようなこともなく高鮮
明印字を達成できる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本カラープリンタは、図１に示す如く、黒色トナ
ーで印字を行う電子写真プロセス部１０と，黒色を除い
た色インクで印字を行うインクジェットプリンタ部２０
とをプリンタ本体１に内蔵し、小型化，コスト低減化お
よび高鮮明印字化を同時に達成可能に構成されている。
する。本カラープリンタは、図１に示す如く、黒色トナ
ーで印字を行う電子写真プロセス部１０と，黒色を除い
た色インクで印字を行うインクジェットプリンタ部２０
とをプリンタ本体１に内蔵し、小型化，コスト低減化お
よび高鮮明印字化を同時に達成可能に構成されている。
【００１４】まず、電子写真プロセス部１０は、用紙上
に黒色トナー像を転写するトナー像形成転写部１１と，
転写された黒色トナー像を用紙上に熱定着させる定着器
１９とを含み構成されている。黒色印字を黒色トナーを
用いて行うのは、黒色が他の色に比べて特に人の注目を
集めやすい色であるため、他の色とにじむことなく印字
できるようにするためである。
に黒色トナー像を転写するトナー像形成転写部１１と，
転写された黒色トナー像を用紙上に熱定着させる定着器
１９とを含み構成されている。黒色印字を黒色トナーを
用いて行うのは、黒色が他の色に比べて特に人の注目を
集めやすい色であるため、他の色とにじむことなく印字
できるようにするためである。
【００１５】具体的には、電子写真プロセス部１０のト
ナー像形成転写部１１は、感光体１２，帯電器１３，露
光器１４，現像器１５，転写器１６および除電器１７を
含み構成されている。
ナー像形成転写部１１は、感光体１２，帯電器１３，露
光器１４，現像器１５，転写器１６および除電器１７を
含み構成されている。
【００１６】感光体１２は、図示しない駆動装置等によ
って所定方向（図１中時計回り方向）に回転駆動可能に
設けられており、その周面には感光層が形成されてい
る。また、帯電器１３は、感光体１２の周面を均一に帯
電可能に設けられている。また、露光器１４は、印字デ
ータに基づきレーザービームを感光体１２の周面に照射
可能に設けられている。また、現像器１５は、黒色のト
ナーを感光体１２の露光部分（静電潜像）に供給して現
像可能に設けられている。転写器１６は、用紙をトナー
像と反対極性に帯電させて当該トナー像を用紙上に転写
可能に設けられている。また、除電器１７は、転写工程
後に感光体１２の周面を除電可能に設けられている。
って所定方向（図１中時計回り方向）に回転駆動可能に
設けられており、その周面には感光層が形成されてい
る。また、帯電器１３は、感光体１２の周面を均一に帯
電可能に設けられている。また、露光器１４は、印字デ
ータに基づきレーザービームを感光体１２の周面に照射
可能に設けられている。また、現像器１５は、黒色のト
ナーを感光体１２の露光部分（静電潜像）に供給して現
像可能に設けられている。転写器１６は、用紙をトナー
像と反対極性に帯電させて当該トナー像を用紙上に転写
可能に設けられている。また、除電器１７は、転写工程
後に感光体１２の周面を除電可能に設けられている。
【００１７】したがって、給紙部２（用紙カセット３，
給紙ローラ４）から送り出され搬送ローラ６によって直
線搬送路７ａに沿って搬送される用紙には、上記電子写
真プロセス部１０において黒色トナー像が熱定着され
る。
給紙ローラ４）から送り出され搬送ローラ６によって直
線搬送路７ａに沿って搬送される用紙には、上記電子写
真プロセス部１０において黒色トナー像が熱定着され
る。
【００１８】また、インクジェットプリンタ部２０は、
電子写真プロセス部１０より用紙搬送方向下流に配設さ
れ，黒色印字済み用紙に黒色を除いた色インク（本実施
例では、イエロー，マジェンダ，シアン）を噴射して印
字するものである。このように、インクジェットプリン
タ部２０で黒色を除いた色印字を行うのは、インクジェ
ットプリンタ部２０では、各色印字用のインクジェット
ヘッド（２１Ｙ，２１Ｍ，２１Ｃ）を備えるだけで色印
字を行うことができ、同数色を色印字する従来カラーレ
ーザービームプリンタに比べて大幅な小型化を図ること
ができるためである。
電子写真プロセス部１０より用紙搬送方向下流に配設さ
れ，黒色印字済み用紙に黒色を除いた色インク（本実施
例では、イエロー，マジェンダ，シアン）を噴射して印
字するものである。このように、インクジェットプリン
タ部２０で黒色を除いた色印字を行うのは、インクジェ
ットプリンタ部２０では、各色印字用のインクジェット
ヘッド（２１Ｙ，２１Ｍ，２１Ｃ）を備えるだけで色印
字を行うことができ、同数色を色印字する従来カラーレ
ーザービームプリンタに比べて大幅な小型化を図ること
ができるためである。
【００１９】本実施例では、インクジェットプリンタ部
２０は、プリンタ本体１の設置面積をより一層減少して
小型化を達成できるように、電子写真プロセス部１０の
上方に配設されている。また、インクジェットプリンタ
部２０は、反転搬送路７ｂを通過等することにより湾曲
されて送られてきた黒色印字済み用紙を，送りローラ２
５を用いて逆反りさせて矯正可能に構成されている。な
お、インク乾燥用のヒーターは設けられていない。これ
は、用紙が熱定着時に定着器１９によって既に加温され
ているため、インクの乾きが早くヒーターは不要となる
ためである。
２０は、プリンタ本体１の設置面積をより一層減少して
小型化を達成できるように、電子写真プロセス部１０の
上方に配設されている。また、インクジェットプリンタ
部２０は、反転搬送路７ｂを通過等することにより湾曲
されて送られてきた黒色印字済み用紙を，送りローラ２
５を用いて逆反りさせて矯正可能に構成されている。な
お、インク乾燥用のヒーターは設けられていない。これ
は、用紙が熱定着時に定着器１９によって既に加温され
ているため、インクの乾きが早くヒーターは不要となる
ためである。
【００２０】具体的には、インクジェットプリンタ部２
０は、定着器１９の上方に配設されており、湾曲した黒
色印字済み用紙を逆反りさせつつ所定方向に送り付勢可
能な送りローラ２５と，この送りローラ２５の軸心に沿
って図中紙面と直交方向に往復移動されるキャリア２２
と，このキャリア２２に搭載されて各色（イエロー，マ
ジェンダ，シアン）インクを用紙Ｐに向けて噴射可能な
各インクジェットヘッド（２１Ｙ，２１Ｍ，２１Ｃ）等
から構成されている。
０は、定着器１９の上方に配設されており、湾曲した黒
色印字済み用紙を逆反りさせつつ所定方向に送り付勢可
能な送りローラ２５と，この送りローラ２５の軸心に沿
って図中紙面と直交方向に往復移動されるキャリア２２
と，このキャリア２２に搭載されて各色（イエロー，マ
ジェンダ，シアン）インクを用紙Ｐに向けて噴射可能な
各インクジェットヘッド（２１Ｙ，２１Ｍ，２１Ｃ）等
から構成されている。
【００２１】したがって、電子写真プロセス部１０で黒
色印字された用紙は、インクジェットプリンタ部２０で
各色（イエロー，マジェンダ，シアン）印字される。
色印字された用紙は、インクジェットプリンタ部２０で
各色（イエロー，マジェンダ，シアン）印字される。
【００２２】なお、上記した各構成要素（２，６，１
０，２０等）は図示しない制御装置によって駆動制御さ
れる構成とされている。また、図１中、８は下部排紙
部，９は上部排紙部である。黒色印字のみをする場合に
は、インクジェットプリンタ部２０を駆動することな
く、電子写真プロセス部１０を駆動して黒色トナー像を
用紙上に定着させ、当該用紙を下部排紙部８へ排紙す
る。
０，２０等）は図示しない制御装置によって駆動制御さ
れる構成とされている。また、図１中、８は下部排紙
部，９は上部排紙部である。黒色印字のみをする場合に
は、インクジェットプリンタ部２０を駆動することな
く、電子写真プロセス部１０を駆動して黒色トナー像を
用紙上に定着させ、当該用紙を下部排紙部８へ排紙す
る。
【００２３】次に、この実施例の作用について説明す
る。ホストコンピュータ等より印字データが送信されて
くると、制御装置は黒データ，シアンデータ，マジェン
ダデータ，イエローデータに分解し、用紙１ページ分の
データが揃うと、給紙部２の給紙ローラ４を回転制御し
て用紙カセット３から用紙を吸入する。この吸入された
用紙には、電子写真プロセス部１０のトナー像形成転写
部１１で黒色のトナー像が転写され，定着器１９で当該
トナー像が熱定着される。
る。ホストコンピュータ等より印字データが送信されて
くると、制御装置は黒データ，シアンデータ，マジェン
ダデータ，イエローデータに分解し、用紙１ページ分の
データが揃うと、給紙部２の給紙ローラ４を回転制御し
て用紙カセット３から用紙を吸入する。この吸入された
用紙には、電子写真プロセス部１０のトナー像形成転写
部１１で黒色のトナー像が転写され，定着器１９で当該
トナー像が熱定着される。
【００２４】こうして黒色印字された用紙Ｐは、反転搬
送路７ｂ等を介してインクジェットプリンタ部２０へ送
られ，当該プリンタ部２０においてキャリア２２が往復
移動されつつ黒色を除いた色インク（イエロー，マジェ
ンダ，シアン）が各色データに基づき噴射される。これ
により、用紙Ｐはカラー印字される。この際、印字済み
（定着済み）の黒色トナー像と色インクとがにじむよう
なことはなく、黒色トナー像が不鮮明となるようなこと
はない。また、用紙Ｐは、既に定着器１９によって加温
されているのでインクの乾きが早く、各色同士も色がに
じむようなことはない。
送路７ｂ等を介してインクジェットプリンタ部２０へ送
られ，当該プリンタ部２０においてキャリア２２が往復
移動されつつ黒色を除いた色インク（イエロー，マジェ
ンダ，シアン）が各色データに基づき噴射される。これ
により、用紙Ｐはカラー印字される。この際、印字済み
（定着済み）の黒色トナー像と色インクとがにじむよう
なことはなく、黒色トナー像が不鮮明となるようなこと
はない。また、用紙Ｐは、既に定着器１９によって加温
されているのでインクの乾きが早く、各色同士も色がに
じむようなことはない。
【００２５】しかして、この実施例によれば、黒色トナ
ーで黒色印字を行う電子写真プロセス部１０と，このプ
ロセス部１０より用紙搬送方向下流に配設され黒色を除
いた色印字を行うインクジェットプリンタ部２０とをプ
リンタ本体１に内蔵した構成としたので、各色ごとに広
い設置スペースを必要とするトナー像形成転写部を備え
た従来カラーレーザープリンタに比べて大幅に小型化，
コスト低減を図ることができる。また、黒色印字部分や
他の各色印字部分も色がにじまず高鮮明印字を達成でき
る。
ーで黒色印字を行う電子写真プロセス部１０と，このプ
ロセス部１０より用紙搬送方向下流に配設され黒色を除
いた色印字を行うインクジェットプリンタ部２０とをプ
リンタ本体１に内蔵した構成としたので、各色ごとに広
い設置スペースを必要とするトナー像形成転写部を備え
た従来カラーレーザープリンタに比べて大幅に小型化，
コスト低減を図ることができる。また、黒色印字部分や
他の各色印字部分も色がにじまず高鮮明印字を達成でき
る。
【００２６】また、用紙は、定着器１９によって加温さ
れるので、インクジェットプリンタ部２０で各色インク
を噴射して色印字を行う場合のインクの乾きが早く、色
のにじみ等を効果的に防止しつつ印字時間の短小化を図
ることができる。特に本実施例では、インクジェットプ
リンタ部２０は、定着器１９の上方に配設され全体的に
加温されるので、インクの乾きが一段と早く、より一層
印字時間を短縮することができる。
れるので、インクジェットプリンタ部２０で各色インク
を噴射して色印字を行う場合のインクの乾きが早く、色
のにじみ等を効果的に防止しつつ印字時間の短小化を図
ることができる。特に本実施例では、インクジェットプ
リンタ部２０は、定着器１９の上方に配設され全体的に
加温されるので、インクの乾きが一段と早く、より一層
印字時間を短縮することができる。
【００２７】また、インクジェットプリンタ部２０の送
りローラ２５で、反転搬送路７ｂを通過等することによ
り湾曲して送られてきた用紙を逆反りさせて矯正するこ
とができる。したがって、湾曲を矯正した状態で上部排
紙部９へ排紙することができ、後処理（例えば、ファイ
ル処理）を一段と容易に行うことができる。
りローラ２５で、反転搬送路７ｂを通過等することによ
り湾曲して送られてきた用紙を逆反りさせて矯正するこ
とができる。したがって、湾曲を矯正した状態で上部排
紙部９へ排紙することができ、後処理（例えば、ファイ
ル処理）を一段と容易に行うことができる。
【００２８】
【発明の効果】本発明によれば、黒色トナーで黒色印字
を行う電子写真プロセス部と，このプロセス部より用紙
搬送方向下流に配設され黒色を除いた色印字を行うイン
クジェットプリンタ部とをプリンタ本体に内蔵した構成
としたので、小型化，コスト低減化および高鮮明印字を
同時に達成できる。
を行う電子写真プロセス部と，このプロセス部より用紙
搬送方向下流に配設され黒色を除いた色印字を行うイン
クジェットプリンタ部とをプリンタ本体に内蔵した構成
としたので、小型化，コスト低減化および高鮮明印字を
同時に達成できる。
【図１】本発明の実施例を説明するための図である。
１０ 電子写真プロセス部 １１ トナー像形成転写部 １９ 定着器 ２０ インクジェットプリンタ部
Claims (1)
- 【請求項１】 用紙上に黒色トナー像を転写するトナー
像形成転写部と転写された黒色トナー像を用紙上に熱定
着させる定着器とを備えた電子写真プロセス部と、この
電子写真プロセス部より用紙搬送方向下流に配設され黒
色印字済み用紙に黒色を除いた色インクを噴射して印字
するインクジェットプリンタ部とをプリンタ本体に設け
たことを特徴とするカラープリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26921393A JPH07117280A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | カラープリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26921393A JPH07117280A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | カラープリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07117280A true JPH07117280A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17469252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26921393A Pending JPH07117280A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | カラープリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07117280A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0819544A2 (en) * | 1996-07-15 | 1998-01-21 | Lexmark International, Inc. | Color highlighting accessory for a monochromatic printer |
| EP0830951A2 (en) * | 1996-09-20 | 1998-03-25 | Lexmark International, Inc. | Registration of paper location for multiple printing |
| WO2021019931A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | ブラザー工業株式会社 | プリンタ |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP26921393A patent/JPH07117280A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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