JPH07117067A - 厚肉部を有する樹脂成形品の成形方法 - Google Patents

厚肉部を有する樹脂成形品の成形方法

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JPH07117067A
JPH07117067A JP5265002A JP26500293A JPH07117067A JP H07117067 A JPH07117067 A JP H07117067A JP 5265002 A JP5265002 A JP 5265002A JP 26500293 A JP26500293 A JP 26500293A JP H07117067 A JPH07117067 A JP H07117067A
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JP
Japan
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molding
thick
walled
mold
molded
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JP5265002A
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English (en)
Inventor
Jun Hatakeyama
畠山  潤
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚肉部の硬化収縮を他の部分である薄肉部と
同程度まで抑制する。 【構成】 成形型Aの厚肉成形部21に同厚肉成形スペー
ス21bを低減させる占有部材4を収容し、硬化する成形
材料Bで厚肉成形部21を含む成形空間3を充填して上記
占有部材4を成形品と一体成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボスやリブ等の厚肉部
を有する樹脂成形品の成形方法に関するものである。
【0002】
【技術背景】樹脂成形品の内、ボスやリブ等の厚肉部を
有する成形品においては、成形時における厚肉部の成形
材料の硬化収縮が他の部分、即ち薄肉部分の成形材料よ
りも大きい。そのため、薄肉部の成形空間内における硬
化収縮量以上に厚肉部が大きく収縮することを原因とし
て成形型の成形面から厚肉部の成形材料が型離れを起こ
した状態で収縮が終了して、図12に示すように厚肉部50
0 ’上の表面に歪み(ヒケ)501 が生じて光沢が出な
い、所謂光沢ボケが生じる。これは、プレス成形方法、
注型成形方法等硬化する成形材料を使用して成形する場
合全てに共通して言えることである。
【0003】ことに透明性を得ようとする成形品の場合
には、成形材料内を占めるガラス繊維や低収縮剤の配合
割合が大きいと透明性を失ってしまうので、ガラス繊維
や低収縮剤の投入量は通常の成形品に比べて抑えなけれ
ばならない。その結果、厚肉部の硬化収縮が薄肉部に比
べてより大きくなり、厚肉部の型離れ量が大きくなって
光沢ボケが顕在化し、見栄えが非常に悪くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたもので、その技術的課題は厚肉部の硬
化収縮を他の部分である薄肉部と同程度まで抑制するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、厚肉部の
硬化収縮を薄肉部と同程度まで抑制することについて鋭
意研究した処、厚肉部で硬化収縮する材料の全体量を低
減させることによって厚肉部の硬化収縮を薄肉部と同程
度まで抑制(小さく)できることを知見し、また、その
硬化収縮の材料を低減させるに際して、成形品との結合
性及び成形品の強度向上に適した部材を知見し、本発明
に至った。即ち、本発明は、成形型の厚肉成形部内に厚
肉成形スペースを低減させる占有部材を収容し、成形材
料で成形空間を充填して上記占有部材を成形品と一体成
形することを要旨とする。上記占有部材が、ガラスクロ
ス、ガラスマット、ロービングクロス等のガラス質の長
繊維補強層、硬化剤.促進剤等を含む樹脂を含浸した同
長繊維補強層またはプリプレグであると更に有効であ
る。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば、下記の作用がある。 (請求項1)占有部材によって厚肉成形部の厚肉成形ス
ペースが占有されて、同スペースが低減される。そのた
め、厚肉成形部で硬化収縮する成形材料が減少してその
分硬化収縮が小さくなり厚肉成形部の成形材料の硬化収
縮が薄肉成形部の成形材料の硬化収縮と一様化する。 (請求項2)ガラスクロス、ガラスマット、ロービング
クロス等のガラス質の長繊維補強層からなる占有部材
は、成形品と一体となり且つ厚肉部を効果的に補強す
る。 (請求項3)硬化剤.促進剤等を含む樹脂を含浸したガ
ラス質の長繊維補強層またはプリプレグからなる占有部
材は、複雑な形状の厚肉部の補強をする際、その形状に
合わせて加工できる。また、上記する樹脂を含浸したガ
ラス質の長繊維補強層や、ブリプレグからなる占有部材
は、その樹脂分が加熱硬化時の熱を低温にして長繊維補
強層に伝達する熱伝達防護層として機能する。
【0007】
【効果】本発明は以上のように成形型の厚肉成形部に同
厚肉成形スペースを低減させる占有部材を収容し、成形
材料で厚肉成形部を含む成形空間を充填して上記占有部
材を成形品と一体成形するようにしたから、厚肉部の硬
化収縮が小さくなり、他の部分、即ち薄肉部と一様に成
形型内での硬化収縮を終了する。従って、薄肉部よりも
大きく硬化収縮することによる厚肉部の成形面からの型
離れを阻止し、表面を鏡面とする光沢ボケのない外観の
美麗な成形品を成形できる。また、厚肉成形部において
硬化収縮を小さく抑えるために同成形スペースに収容さ
れる占有部材が、ガラスクロス、ガラスマット、ロービ
ングクロス等のガラス質の長繊維補強層、硬化剤.促進
剤等を含む樹脂を含浸した同長繊維補強層またはプリプ
レグである場合には、成形品との一体成形によって強固
に結合し尚且つ厚肉部の強度を増強する。従って、その
厚肉部にナットやアンカー部材等を一体成形によって埋
設したり、後加工によって装着して他の部品(例えばエ
プロン板、支持脚等)、器具等を取付てもクラックや割
れのない十分な強度に優れた耐久性と光沢ボケのない外
観的美観とを有効に共栄させることができる。特に、占
有部材が硬化剤.促進剤等を含む樹脂を含浸したガラス
質の長繊維補強層またはプリプレグである場合には、そ
の形状に合わせた形状に加工しやすく、扱いやすいた
め、複雑形状の厚肉部を有する成形品を美麗に成形する
ことができる。更に、硬化剤.促進剤等を含む樹脂を含
浸したガラス質の長繊維補強層またはプリプレグからな
る占有部材は、その樹脂分が加熱硬化時の熱を低くして
同長繊維補強層に伝達する熱伝達防護層になるため、加
熱硬化温度の高さで長繊維補強層が変色するような虞れ
を回避し、強度と外観的美観とを有効に共栄する透明性
を有する成形品を成形することが可能である。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図2は厚肉部を有する樹脂成形品の成形
方法の第1実施例の要部を、図3乃至図6は同第2実施
例の要部を、図7乃至図10は同第3実施例の要部を、図
11は同第4実施例の要部を各々示している。
【0009】まず、第1実施例について説明すると、こ
の実施例は、上縁部裏面にエプロン板取付用のボスを厚
肉部として有する浴槽の成形方法を示し、符号Aは一対
の成形型である。
【0010】この成形型Aは、雌型面11に厚肉成形部21
を有する雌型1と、その雌型1に成形空間3を介して型
合わせされる雄型2とからなっており、厚肉成形部21
は、成形されるボス100 ’と同じ外形を有する形状をも
って凹設され、詳細には底部中心から一体に中子部21a
を立設形成している。
【0011】この浴槽100 は、上記厚肉成形部21に図1
に示すように占有部材4を収容した状態で成形される。
【0012】占有部材4は、ガラスクロス、ガラスマッ
ト、ロービングクロス等のガラス質の長繊維補強層、硬
化剤.促進剤等を含む樹脂を含浸した同長繊維補強層ま
たはプリプレグであり、中子部21aと同程度の高さを有
する円筒状に丸めた状態で、中子部21aを囲むようにし
て前記厚肉成形部21に投入し厚肉成形スペース21bを低
減している。尚、占有部材4の収容形態として中子部21
aに巻着する構造を採っても構わない。
【0013】浴槽100 の成形は周知の通り雄型面12と雌
型面11の成形材料Bの硬化温度に温度差を設け、SMC
素材を用いたプレス成形とした。
【0014】この加圧加熱工程では周知の通りSMC素
材(成形材料)は粘性流となって流動して前記厚肉成形
部21を含む成形空間3を充填し、成形型Aの加圧加熱の
作用を受けて硬化収縮する。その際、前記のように厚肉
成形部21にその厚肉成形スペース21bを低減する占有部
材4を投入することで、厚肉成形部21で硬化収縮する成
形材料Bを減少させてその分硬化収縮が小さくなるよう
にしているため、厚肉成形部21の成形材料Bの硬化収縮
が薄肉成形部(成形空間内の薄肉部の成形部)5の成形
材料Bの硬化収縮と一様化する。そのため、ボス100 ’
の成形材料Bが成形途中で雄型面12から型離れすること
がなくなり、ボス100 ’上の上縁面100 ”に光沢ボケが
生じない浴槽100 が成形できる。また、ガラスクロス、
ガラスマット、ロービングクロス等のガラス質の長繊維
補強層、硬化剤.促進剤等を含む樹脂を含浸した同長繊
維補強層またはプリプレグからなる占有部材4は共に成
形された浴槽100 に対する密着性が良好で且つ強化機能
を有していることから、強度的に優れクラックや割れが
ない耐久的に信頼性のある浴槽100 を形成できる。
【0015】次に、第2実施例について説明すると、こ
の実施例は底面に脚部リブを厚肉部として有する浴槽や
床パンの成形方法を示している。この実施例では浴槽20
0 について説明する。
【0016】この成形方法では図3に示すように雌型1
の所定箇所に脚部リブ200 ’用の厚肉成形部21を凹設し
ている。
【0017】この厚肉成形部21は、雌型面11に凹設され
両端を円弧状とする平面視長孔形状の直溝21cの中央部
に外側に向く湾曲面21d、21dを対向状に連設して形成
されている凹窪部21eの中央部に、その凹窪部21eと相
似形を呈する中子部21fを立設して、その中子部21f回
りに凹設状に形成され、その中子部21f回りが厚肉成形
スペース21gになっている。
【0018】浴槽200 は、図3に示すように湾曲状の掴
持部14a、14aを先端に対向状に有する平面視クリップ
形状に形成した一対の占有部材4、4を、上記厚肉成形
部21内に投入した状態で成形される。
【0019】この占有部材4としては硬化剤.促進剤等
を含む樹脂を含浸したガラスクロスを使用し、掴持部14
a、14a、14a、14a同士が中子部21fの中央部を包囲
して互いに掴持するような形態をもって厚肉成形部21に
投入されている。
【0020】浴槽の成形は周知の通り雄型面12と雌型面
(図示せず)の成形材料の硬化温度に温度差を設け、B
MC素材を用いたプレス成形とした。
【0021】結果は、脚部リブ200 ’上の底面には光沢
ボケは生じなかった。これは前記実施例と同様にBMC
素材(成形材料)は流動して前記厚肉成形部21を含む成
形空間(図示せず)を充填し、成形型Aの加圧加熱の作
用を受けて硬化収縮する時、厚肉成形スペース21gの低
減による厚肉成形部21での成形材料の減少によって、前
記実施例と同様に厚肉成形部21の成形材料の硬化収縮が
薄肉成形部(図示せず)の成形材料の硬化収縮と一様化
したものと予想される。
【0022】ちなみに、脱型によって脚部リブ200 ’の
中央部に形成される凹部が脚体(図示せず)等の取付孔
として使用される。
【0023】次に第3実施例について説明すると、この
実施例は側面コーナーに正面視三角形状の補強リブを厚
肉部として有する浴槽の成形方法を示している。
【0024】この成形方法では図7に示すように雌型1
の所定箇所に補強リブ300 ’用の厚肉成形部21を凹設し
ている。
【0025】この厚肉成形部21は、雌型面11における上
縁部成形面11aと側部成形面11bに跨って凹設された正
面視三角形状の縦溝21h底部中央からその縦溝21hより
も小幅で一回り小形な正面視三角形状の中子部21iを立
設して、その中子部21i回りに凹設状に形成され、中子
部21i回りが厚肉成形スペース21jになっている。
【0026】浴槽300 は、図8、図9に示すように上記
正面視三角形状の中子部21iを正面視でカバーできるよ
うに偏平筒体を対角線に沿ってカットした様な平面視偏
平U字状で且つ正面視三角形状を呈する占有部材4を、
上記中子部21iを包囲するような形態をもって上記厚肉
成形スペース21jに投入して成形される。
【0027】この占有部材4は不織布で形成したもので
あった。
【0028】浴槽300 の成形は周知の通り、上記実施例
と同様なBMC素材を使用したプレス成形であった。符
号2は雄型、3は成形空間である。
【0029】実験結果は、上縁面及び内面にはヒケによ
る光沢ボケはなく、美観的に良好な浴槽300 が成形でき
た。当初、占有部材4はBMC素材(成形材料)の流動
圧によってバラけるものと予想されたが、実験条件との
適合かどうかは定かではないが現実的には不織布はバラ
けず、定形を維持していた。
【0030】尚、前記する第1、第2、第3実施例では
プレス成形方法を採用しているため、成形材料は、加圧
加熱する関係で注型成形方法に比較して大きく硬化収縮
する。そのため、注型成形方法よりも多く占有部材4を
投入する。
【0031】また、占有部材4がガラスクロス、ガラス
マット、ロービングクロス等のガラス質の長繊維補強層
だけの場合には加熱硬化温度によって黒く焼け、SMC
素材やBMC素材が透明性の高い成形品を得るために調
製されている場合には、ガラスクロス、ガラスマット、
ロービングクロス等のガラス質の長繊維補強層が、成形
された浴槽の上縁面から黒ずんで見えることがある。こ
のようなケースでは、硬化剤.促進剤等を含む樹脂を含
浸したガラスクロス、ガラスマット、ロービングクロス
等のガラス質の長繊維補強層を使用するか、さもなくば
プリプレグを使用する。上記する硬化剤.促進剤等を含
む樹脂を含浸したガラスクロス、ガラスマット、ロービ
ングクロス等のガラス質の長繊維補強層またはプリプレ
グは、その樹脂分が加熱硬化時に長繊維補強層に伝達さ
れる熱を効果的に低くする熱伝達防護層として働く結
果、加熱硬化温度が高い時に生じやすい長繊維補強層の
変色を回避することができる。
【0032】次に第4実施例について説明すると、この
実施例は上縁面裏面にエプロンの位置決めリブ400 ’を
厚肉部として有する浴槽400 を示している。この実施例
については図示しないが、前述する実施例と同様に雌型
面(図示せず)に位置決めリブ用の厚肉成形部(図示せ
ず)を凹部(図示せず)とその凹部の中央部から立設す
る中子部(図示せず)とで形成し、占有部材(図示せ
ず)として硬化剤.促進剤等を含む樹脂を含浸した紙を
使用し、注型成形した。この実施例においては紙として
上質紙を使用している。紙についてはこれに限定される
ものではなく、例えばチタン紙のようなものでも構わな
い。
【0033】結果は、同様に光沢ボケが上縁面に生ぜ
ず、美麗なものであった。ただ、この実施例の成形品で
は、強度の向上が約束できない。しかし占有部材が低廉
であるため、強度アップを必要としない厚肉部を成形す
る場合に都合が良い。
【0034】ちなみに、本発明で使用される成形型Aの
種類については詳述しないが、金型をはじめ、電鋳型、
樹脂型、ZAS型等、プレス成形、注型成形で通常使用
されている型を使用する。
【0035】また、占有部材4として使用されるガラス
クロス、ガラスマット、ロービングクロス等のガラス質
の長繊維補強層、硬化剤.促進剤等を含む樹脂を含浸し
た同長繊維補強層、プリプレグは、プレス成形、注型成
形等どの成形方法においても成形品との密着性が高く且
つ厚肉部の強度アップを図ることができる。そして、成
形の諸条件(加圧加熱温度等)に応じて上記占有部材4
の中から適宜選択使用すれば厚肉部をより効果的に強度
アップさせることが可能になる。
【0036】尚、ナット部材(図示せず)を有するボス
100 ’を一体成形する場合には、中子部としてナット部
材を使用し、該ナット部材を雌型を貫通するボルト部材
(図示せず)に着脱可能に螺着させておく。このような
構造にしておくことで、脱型時にボルト部材をナット部
材から取り外せば、ナット部材がインサートされたボス
100 ’を有する浴槽、床パン等の成形品が簡単に成形で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における型合わせ前の成形型の縦断
正面図。
【図2】成形品の要部の部分拡大断面図。
【図3】第2実施例における雌型の要部の斜視図で占有
部材を厚肉成形部に投入する状態を示す。
【図4】図3の(4)−(4)線に沿える断面図で占有
部材を投入した状態を示す。
【図5】図4の(5)−(5)線に沿える断面図。
【図6】成形された浴槽の底面からの要部の斜視図。
【図7】第3実施例における雌型の要部の斜視図。
【図8】占有部材をセットした状態を示す成形型の部分
拡大断面図。
【図9】図8の(9)−(9)線に沿える断面図。
【図10】成形された浴槽の底面からの斜視図。
【図11】第4実施例の成形方法で成形された浴槽の底
面からの斜視図。
【図12】従来の成形品においてヒケが生じている部分
の拡大断面図。
【符号の説明】
A:成形型 2:雄型 1:雌型 21:厚肉成
形部 21b、21g、21j:厚肉成形スペース 4:占有部
材 100’、 200’、 300’、 400’:厚肉部(ボス)(脚
部リブ)(補強リブ)(エプロン位置決めリブ) 3:成形空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型の厚肉成形部内に厚肉成形スペー
    スを低減させる占有部材を収容し、成形材料で成形空間
    を充填して上記占有部材を成形品と一体成形することを
    特徴とする厚肉部を有する樹脂成形品の成形方法。
  2. 【請求項2】 上記占有部材が、ガラスクロス、ガラス
    マット、ロービングクロス等のガラス質の長繊維補強層
    であることを特徴とする請求項1記載の厚肉部を有する
    樹脂成形品の成形方法。
  3. 【請求項3】 上記占有部材が、硬化剤.促進剤等を含
    む樹脂を含浸した同長繊維補強層またはプリプレグであ
    ることを特徴とする請求項1記載の厚肉部を有する樹脂
    成形品の成形方法。
JP5265002A 1993-10-22 1993-10-22 厚肉部を有する樹脂成形品の成形方法 Pending JPH07117067A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011143594A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 樹脂成形品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011143594A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 樹脂成形品

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